JPH07148866A - 自動製函機における不良品排出装置の構造 - Google Patents
自動製函機における不良品排出装置の構造Info
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- JPH07148866A JPH07148866A JP5323319A JP32331993A JPH07148866A JP H07148866 A JPH07148866 A JP H07148866A JP 5323319 A JP5323319 A JP 5323319A JP 32331993 A JP32331993 A JP 32331993A JP H07148866 A JPH07148866 A JP H07148866A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は不良品の排出を自動的に行うことの
できる不良品排出装置構造を備えた自動製函機の提供を
目的とするものである。 【構成】 本発明は適宜形状に断裁した材料紙を移送し
つつ折曲げ，糊付け貼着等の工程部をもって折畳み形状
の紙函体を成形する製造ラインおよび該製造ラインに続
いて前記紙函体を挟み送りする搬出ラインとを有してな
る自動製函機において、前記製造ライン後端と搬出ライ
ン先端との間に間隙を設け、該間隙の近傍に当該間隙を
通過する紙函体の先端を押し、または誘導して搬出ライ
ンへの軌道から逸らしめる押出し機構を設けたことを特
徴とする自動製函機における不良品排出装置の構造にあ
る。
できる不良品排出装置構造を備えた自動製函機の提供を
目的とするものである。 【構成】 本発明は適宜形状に断裁した材料紙を移送し
つつ折曲げ，糊付け貼着等の工程部をもって折畳み形状
の紙函体を成形する製造ラインおよび該製造ラインに続
いて前記紙函体を挟み送りする搬出ラインとを有してな
る自動製函機において、前記製造ライン後端と搬出ライ
ン先端との間に間隙を設け、該間隙の近傍に当該間隙を
通過する紙函体の先端を押し、または誘導して搬出ライ
ンへの軌道から逸らしめる押出し機構を設けたことを特
徴とする自動製函機における不良品排出装置の構造にあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は適宜形状に断裁した材
料紙に折曲げ，糊付けなどの工程を施して折畳み形の紙
函を製造し搬出する自動製函機における不良品排出装置
の構造に関するものである。
料紙に折曲げ，糊付けなどの工程を施して折畳み形の紙
函を製造し搬出する自動製函機における不良品排出装置
の構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動製函機において製造された紙
函の不良品検査は、製函機から機外に搬出されたときに
作業員の判断によってなされるか、あるいは製函機の移
送の途中に検査センサーを設けてブザーや警告灯などに
て不良品の存在を知らせるようにしているが、この不良
品の排除はやはり搬出後において作業員の手作業によっ
てなされていた。
函の不良品検査は、製函機から機外に搬出されたときに
作業員の判断によってなされるか、あるいは製函機の移
送の途中に検査センサーを設けてブザーや警告灯などに
て不良品の存在を知らせるようにしているが、この不良
品の排除はやはり搬出後において作業員の手作業によっ
てなされていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬出後
の手作業において不良品を発見するには経験に基づく多
くの手間がかかり、それでも見落としをする危惧もあっ
て、特に経験の乏しい者には操業を管理させることがで
きないという課題がある。
の手作業において不良品を発見するには経験に基づく多
くの手間がかかり、それでも見落としをする危惧もあっ
て、特に経験の乏しい者には操業を管理させることがで
きないという課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は適宜形状に断裁
した材料紙を移送しつつ折曲げ，糊付け貼着等の工程部
をもって折畳み形状の紙函体を成形する製造ラインおよ
び該製造ラインに続いて前記紙函体を挟み送りする搬出
ラインとを有してなる自動製函機において、前記製造ラ
イン後端と搬出ライン先端との間に間隙を設け、該間隙
の近傍に当該間隙を通過する紙函体の先端を押し、また
は誘導して搬出ラインへの軌道から逸らしめる押出し機
構を設け、また前記製造ラインを構成するベルトコンベ
アの後端を前後方向に傾倒自在とする縦型のリンク板の
両端に取付ける回転ロールによって支持するとともに前
記リンク板に該リンク板を傾倒させる傾倒機構を連結し
て、前記押出し機構の作動時に製造ラインと搬出ライン
間の間隙を大きくさせるようにし、あるいは前記製造ラ
イン中間部の前記ベルトコンベアを挟む上方に間隔を置
いて材料紙を挟み送りする排出ライン機構を配置し、下
方に製造ライン上を通過する材料紙の先端を押し上げて
前記排出ラインに誘導する押上げ機構を設けるようにし
て、かかる課題を解決しようとするものである。
した材料紙を移送しつつ折曲げ，糊付け貼着等の工程部
をもって折畳み形状の紙函体を成形する製造ラインおよ
び該製造ラインに続いて前記紙函体を挟み送りする搬出
ラインとを有してなる自動製函機において、前記製造ラ
イン後端と搬出ライン先端との間に間隙を設け、該間隙
の近傍に当該間隙を通過する紙函体の先端を押し、また
は誘導して搬出ラインへの軌道から逸らしめる押出し機
構を設け、また前記製造ラインを構成するベルトコンベ
アの後端を前後方向に傾倒自在とする縦型のリンク板の
両端に取付ける回転ロールによって支持するとともに前
記リンク板に該リンク板を傾倒させる傾倒機構を連結し
て、前記押出し機構の作動時に製造ラインと搬出ライン
間の間隙を大きくさせるようにし、あるいは前記製造ラ
イン中間部の前記ベルトコンベアを挟む上方に間隔を置
いて材料紙を挟み送りする排出ライン機構を配置し、下
方に製造ライン上を通過する材料紙の先端を押し上げて
前記排出ラインに誘導する押上げ機構を設けるようにし
て、かかる課題を解決しようとするものである。
【０００５】
【作用】本発明は適宜形状に断裁した材料紙を製造ライ
ンの供給側より供給し、折曲げ，糊付け貼着等の各工程
部を通過させて紙函体を成形する過程において不良品が
発生したら、製造ライン中間部において押出し機構を作
動して不良品を排出ラインに誘導して製造ライン外に排
出し、または製造ライン後端から搬出ライン先端に至る
間に設けた間隙を通過する際に押出し機構を作動して不
良品をライン軌道から逸らしめて不良品を搬出ライン上
に送り混まずに排出するのである。
ンの供給側より供給し、折曲げ，糊付け貼着等の各工程
部を通過させて紙函体を成形する過程において不良品が
発生したら、製造ライン中間部において押出し機構を作
動して不良品を排出ラインに誘導して製造ライン外に排
出し、または製造ライン後端から搬出ライン先端に至る
間に設けた間隙を通過する際に押出し機構を作動して不
良品をライン軌道から逸らしめて不良品を搬出ライン上
に送り混まずに排出するのである。
【０００６】また、押出し機構が作動するときにのみ前
記間隙が大きくなるようにして成形品の長さの大小にか
かわらず正確な排出作業が行われるようにし、正常時に
は間隙を狭くすることにより成形品の搬出ラインへの送
り込みを確実なものにするのである。
記間隙が大きくなるようにして成形品の長さの大小にか
かわらず正確な排出作業が行われるようにし、正常時に
は間隙を狭くすることにより成形品の搬出ラインへの送
り込みを確実なものにするのである。
【０００７】
【実施例】以下図面に基づいて実施例を説明する。
【０００８】図１乃至図３は本発明の第１実施例を示す
もので、図１は自動製函機の１実施例を示す略図であっ
て、自動製函機は予め設計された適宜の形状に断裁され
且つ必要に応じてシール等が決められた個所に貼着され
てなる材料紙Ｐの供給を受けて、該材料紙Ｐを平行配設
するベルトコンベア１にて移送しつつ必要個所の折曲げ
や糊付け貼着等の工程を施して折畳み形の紙函体Ｂに成
形してゆく製造ライン２と、成形を終了した紙函体Ｂを
上下に配置したローラーコンベア３にて受け取って整容
しつつ挟み送りして積載場所に移動する搬出ライン４よ
り構成される。製造ライン２には各設定によって折曲げ
や糊付けおよびその貼着作業等を行う工程部5a，5b，5c
・・・が設けられ、各工程部5a，5b，5c・・・の出口側
にはその工程が正しく行われたか否かをチェックする折
曲げ検知，上または下側の糊付け検知等の検査センサー
6a，6b，6c・・・が設けられている。また、成形工程部
以前に材料紙Ｐに施されたバーコードの印刷やシール等
の貼着位置，ラップ包装箱におけるラップ材断裁刃の取
付けなどを検知する検査センサー6yおよび供給された材
料紙Ｐが２枚重ねになっていないかなどを検知する検査
センサー6z等を設けることもある。なお、以上の検査セ
ンサーは光センサー，リミットセンサーなどより検査対
象に適宜なものを選択して使用している。
もので、図１は自動製函機の１実施例を示す略図であっ
て、自動製函機は予め設計された適宜の形状に断裁され
且つ必要に応じてシール等が決められた個所に貼着され
てなる材料紙Ｐの供給を受けて、該材料紙Ｐを平行配設
するベルトコンベア１にて移送しつつ必要個所の折曲げ
や糊付け貼着等の工程を施して折畳み形の紙函体Ｂに成
形してゆく製造ライン２と、成形を終了した紙函体Ｂを
上下に配置したローラーコンベア３にて受け取って整容
しつつ挟み送りして積載場所に移動する搬出ライン４よ
り構成される。製造ライン２には各設定によって折曲げ
や糊付けおよびその貼着作業等を行う工程部5a，5b，5c
・・・が設けられ、各工程部5a，5b，5c・・・の出口側
にはその工程が正しく行われたか否かをチェックする折
曲げ検知，上または下側の糊付け検知等の検査センサー
6a，6b，6c・・・が設けられている。また、成形工程部
以前に材料紙Ｐに施されたバーコードの印刷やシール等
の貼着位置，ラップ包装箱におけるラップ材断裁刃の取
付けなどを検知する検査センサー6yおよび供給された材
料紙Ｐが２枚重ねになっていないかなどを検知する検査
センサー6z等を設けることもある。なお、以上の検査セ
ンサーは光センサー，リミットセンサーなどより検査対
象に適宜なものを選択して使用している。
【０００９】本発明は図２に示すように製造ライン２の
ベルトコンベア１後端と搬出ライン４のローラーコンベ
ア３先端の間に適当な大きさの間隙７を設け、間隙７の
上方近傍に長軸8aの中間部を軸支９して、短軸8bの先端
が間隙７に向けて垂直方向に回動するようにしたＬ字形
の押杆レバー８を設け、長軸8aの他端に回動用のシリン
ダー10のロッド10aを連結してなる押出し機構を設置す
る。11a，11bはベルトコンベア１を支持する回転ロー
ル、12は検査センサー6a，6b，6c・・・6y，6zからの不
良検知信号を受けてシリンダー10を自動的に作動させる
制御部、12aは紙函体の近接を確認する紙検知センサー
である。
ベルトコンベア１後端と搬出ライン４のローラーコンベ
ア３先端の間に適当な大きさの間隙７を設け、間隙７の
上方近傍に長軸8aの中間部を軸支９して、短軸8bの先端
が間隙７に向けて垂直方向に回動するようにしたＬ字形
の押杆レバー８を設け、長軸8aの他端に回動用のシリン
ダー10のロッド10aを連結してなる押出し機構を設置す
る。11a，11bはベルトコンベア１を支持する回転ロー
ル、12は検査センサー6a，6b，6c・・・6y，6zからの不
良検知信号を受けてシリンダー10を自動的に作動させる
制御部、12aは紙函体の近接を確認する紙検知センサー
である。
【００１０】自動製函機を作動して材料紙Ｐを供給する
と、材料紙Ｐは先ずバーコード印刷やシール等の貼着位
置，ラップ包装箱におけるラップ材断裁刃の取付けなど
を検知する検査センサー6yの検知帯と２枚重ねになって
いないかを確認する検査センサー6zの検知帯とを経て、
折曲げ，糊付け，貼着等の工程部5a，5b，5c・・・を通
過し、各工程部5a，5b，5c・・・出口側に設けられた各
種検査センサー6a，6b，6c・・・により不良が発見され
ないときは折畳み状の紙函体Ｂとなって製造ライン２か
ら搬出ライン４に渡って移送されることとなるが、検査
センサー6a，6b，6c・・・6y，6zのいずれかにより不良
と検知された紙函体Ｂ1が製造ライン２と搬出ライン４
との間の間隙７に至ると、図３に示すように予め検査セ
ンサーからの検知信号を受けている制御部12の制御によ
りシリンダー10のロッド10aが収縮し押杆レバー８を回
動して、押杆レバー８の短軸8bの先端が間隙７にある紙
函体Ｂ1の先部を押し下げし、紙函体Ｂ1の先端部分を搬
出ライン４のローラーコンベア３へのライン軌道から逸
らせ、引き続くベルトコンベア１の送り出しにより紙函
体Ｂ1は間隙７の下方に落下排出されるのである。押杆
レバー８は直ちに元位置に復帰して次の作業に備えるの
で、その他完成品の紙函体Ｂは通常通りに搬出ライン４
に送り込まれることとなる。なお、間隙７の下方に排出
品の移送コンベアを備えることもあり、また、押出し機
構を間隙７の下方近傍に設置して不良の紙函体Ｂ1を間
隙７の上方に押出すようにすることもできる。
と、材料紙Ｐは先ずバーコード印刷やシール等の貼着位
置，ラップ包装箱におけるラップ材断裁刃の取付けなど
を検知する検査センサー6yの検知帯と２枚重ねになって
いないかを確認する検査センサー6zの検知帯とを経て、
折曲げ，糊付け，貼着等の工程部5a，5b，5c・・・を通
過し、各工程部5a，5b，5c・・・出口側に設けられた各
種検査センサー6a，6b，6c・・・により不良が発見され
ないときは折畳み状の紙函体Ｂとなって製造ライン２か
ら搬出ライン４に渡って移送されることとなるが、検査
センサー6a，6b，6c・・・6y，6zのいずれかにより不良
と検知された紙函体Ｂ1が製造ライン２と搬出ライン４
との間の間隙７に至ると、図３に示すように予め検査セ
ンサーからの検知信号を受けている制御部12の制御によ
りシリンダー10のロッド10aが収縮し押杆レバー８を回
動して、押杆レバー８の短軸8bの先端が間隙７にある紙
函体Ｂ1の先部を押し下げし、紙函体Ｂ1の先端部分を搬
出ライン４のローラーコンベア３へのライン軌道から逸
らせ、引き続くベルトコンベア１の送り出しにより紙函
体Ｂ1は間隙７の下方に落下排出されるのである。押杆
レバー８は直ちに元位置に復帰して次の作業に備えるの
で、その他完成品の紙函体Ｂは通常通りに搬出ライン４
に送り込まれることとなる。なお、間隙７の下方に排出
品の移送コンベアを備えることもあり、また、押出し機
構を間隙７の下方近傍に設置して不良の紙函体Ｂ1を間
隙７の上方に押出すようにすることもできる。
【００１１】図４は本発明の第２実施例を示すもので、
ベルトコンベア１の後端を支持する回転ロール11a，11b
を中間の回転軸13をもって前後方向に傾倒自在とする縦
型のリンク板14の両端に取付け、該リンク板14の下端延
長部14aにリンク板14を傾倒させるためのシリンダー機
構15を連結し、常態においてはリンク板14をローラーコ
ンベア３側に傾倒させて回転ロール11aがローラーコン
ベア３に近づき間隙７が極く狭くなるようにして紙函体
Ｂの長さの大小にかかわらず搬出ライン４への確実な受
け渡しが行われるようにしている。また、不良の紙函体
Ｂ1が通過する際、シリンダー機構15は制御部12の制御
により図５に示すように前記押出し機構の作動に併せて
リンク板14を逆方向に傾倒させてベルトコンベアとロー
ラーコンベア間の間隙７を大きくし、押出し機構による
不良の紙函体Ｂ1のライン外への排出がスムースに行わ
れるようにするのである。
ベルトコンベア１の後端を支持する回転ロール11a，11b
を中間の回転軸13をもって前後方向に傾倒自在とする縦
型のリンク板14の両端に取付け、該リンク板14の下端延
長部14aにリンク板14を傾倒させるためのシリンダー機
構15を連結し、常態においてはリンク板14をローラーコ
ンベア３側に傾倒させて回転ロール11aがローラーコン
ベア３に近づき間隙７が極く狭くなるようにして紙函体
Ｂの長さの大小にかかわらず搬出ライン４への確実な受
け渡しが行われるようにしている。また、不良の紙函体
Ｂ1が通過する際、シリンダー機構15は制御部12の制御
により図５に示すように前記押出し機構の作動に併せて
リンク板14を逆方向に傾倒させてベルトコンベアとロー
ラーコンベア間の間隙７を大きくし、押出し機構による
不良の紙函体Ｂ1のライン外への排出がスムースに行わ
れるようにするのである。
【００１２】図６は本発明の第３実施例を示すもので、
製造ライン２中間部のベルトコンベア１の上方に間隔を
置いて縦置き対面形の排出用ベルトコンベア16a，16bか
らなる排出ライン機構を配置し、ベルトコンベア２を挟
んだ下方に止軸17を基にして回動用シリンダー18の伸長
により鉤折端部19aがベルトコンベア２間より上向きに
突出回動するようにしたＬ形の押杆レバー19からなる押
上げ機構を設け、ベルトコンベア２上を通過する不良の
材料紙Ｐの先端を押し上げて排出用ベルトコンベア16
a，16b下端間に送り込み誘導して外部に排出するように
したものである。
製造ライン２中間部のベルトコンベア１の上方に間隔を
置いて縦置き対面形の排出用ベルトコンベア16a，16bか
らなる排出ライン機構を配置し、ベルトコンベア２を挟
んだ下方に止軸17を基にして回動用シリンダー18の伸長
により鉤折端部19aがベルトコンベア２間より上向きに
突出回動するようにしたＬ形の押杆レバー19からなる押
上げ機構を設け、ベルトコンベア２上を通過する不良の
材料紙Ｐの先端を押し上げて排出用ベルトコンベア16
a，16b下端間に送り込み誘導して外部に排出するように
したものである。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、製造ライン
と搬出ラインとの間に間隙を設け、該間隙の近傍に当該
間隙を通過する紙函体の先端を押してライン軌道から逸
らしめてライン外に排出する押出し機構を設けて不良品
を排出できるようにしたので、搬出後における見落とし
等の危惧が一掃されるとともに、特に検査センサーと制
御機構とによって作動を自動化したときは作業員は専ら
搬出された完成品の整理に努めることができるために作
業能率を格段に向上することができることとなり、さら
にアルバイト等の経験に乏しい作業員にも操業管理をま
かせることができるという効果を生ずる。
と搬出ラインとの間に間隙を設け、該間隙の近傍に当該
間隙を通過する紙函体の先端を押してライン軌道から逸
らしめてライン外に排出する押出し機構を設けて不良品
を排出できるようにしたので、搬出後における見落とし
等の危惧が一掃されるとともに、特に検査センサーと制
御機構とによって作動を自動化したときは作業員は専ら
搬出された完成品の整理に努めることができるために作
業能率を格段に向上することができることとなり、さら
にアルバイト等の経験に乏しい作業員にも操業管理をま
かせることができるという効果を生ずる。
【００１４】また、ベルトコンベア端を傾倒自在とする
縦型のリンク板の両端に取付ける回転ロールにおいて支
持するとともに前記リンク板を傾倒させる傾倒機構を設
けて、押出し機構の作動時にのみ製造ラインと搬出ライ
ン間の間隙を大きくさせるようにするときはスムースで
正確な排出が行われるとともに、正常時の送り込みを成
形品の長さの大小にかかわらずより確実にすることがで
きるいう効果を生ずる。
縦型のリンク板の両端に取付ける回転ロールにおいて支
持するとともに前記リンク板を傾倒させる傾倒機構を設
けて、押出し機構の作動時にのみ製造ラインと搬出ライ
ン間の間隙を大きくさせるようにするときはスムースで
正確な排出が行われるとともに、正常時の送り込みを成
形品の長さの大小にかかわらずより確実にすることがで
きるいう効果を生ずる。
【００１５】また、製造ライン中間部のベルトコンベア
を挟む上方に間隔を置いて材料紙を挟み送りする排出ラ
イン機構を配置し、下方に製造ライン上を通過する材料
紙の先端を押し上げて前記排出ラインに誘導する押上げ
機構を設けるときは、不良の材料紙をいちはやくライン
外に排出し得て、その後の無駄な工程を省略して糊など
の材料の節約と機器の損耗を防止することができるとい
う効果を生ずる。
を挟む上方に間隔を置いて材料紙を挟み送りする排出ラ
イン機構を配置し、下方に製造ライン上を通過する材料
紙の先端を押し上げて前記排出ラインに誘導する押上げ
機構を設けるときは、不良の材料紙をいちはやくライン
外に排出し得て、その後の無駄な工程を省略して糊など
の材料の節約と機器の損耗を防止することができるとい
う効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 自動製函機の１実施例を示す略図である。
【図２】 本発明の実施例を示す要部の拡大図である。
【図３】 同、作動状態を示す図である。
【図４】 第２実施例を示す要部の拡大図である。
【図５】 同、作動状態を示す図である。
【図６】 第３実施例を示す部分図である。
１はベルトコンベア ２は製造ライン ３はローラーコンベア ４は搬出ライン 5a，5b，5c・・・は折曲げ，糊付け貼着等の工程部 6a，6b，6c・・・6y，6zは検査センサー ７は間隙 ８は押杆レバー 8aは長軸 8bは短軸 ９は軸 10はシリンダー 10aはロッド 11a，11bは回転ロール 12は制御部 12aは紙検知センサー 13は回転軸 14はリンク板 14aは下端延長部 15はシリンダー機構 16a，16bは排出用ベルトコンベア 17は支軸 18は回動用シリンダー 19は押杆レバー 19aは鉤折端部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年６月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図３】
【図６】
【図２】
【図４】
【図５】
Claims (3)
- 【請求項１】 適宜形状に断裁した材料紙を移送しつつ
折曲げ，糊付け貼着等の工程部をもって折畳み形状の紙
函体を成形する製造ラインおよび該製造ラインに続いて
前記紙函体を挟み送りする搬出ラインとを有してなる自
動製函機において、前記製造ライン後端と搬出ライン先
端との間に間隙を設け、該間隙の近傍に当該間隙を通過
する紙函体の先端を押し、または誘導して搬出ラインへ
の軌道から逸らしめる押出し機構を設けたことを特徴と
する自動製函機における不良品排出装置の構造。 - 【請求項２】 前記製造ラインを構成するベルトコンベ
アの後端を前後方向に傾倒自在とする縦型のリンク板の
両端に取付ける回転ロールによって支持するとともに前
記リンク板に該リンク板を傾倒させる傾倒機構を連結し
て、前記押出し機構の作動時に製造ラインと搬出ライン
間の間隙を大きくさせるようにした請求項１記載の自動
製函機における不良品排出装置の構造。 - 【請求項３】 適宜形状に断裁した材料紙を平行配設す
るベルトコンベア上にて移送しつつ折曲げ，糊付け貼着
等の工程部をもって折畳み形状の紙函体を成形する製造
ラインを有する自動製函機において、前記製造ライン中
間部の前記ベルトコンベアを挟む上方に間隔を置いて材
料紙を挟み送りする排出ライン機構を配置し、下方に製
造ライン上を通過する材料紙の先端を押し上げて前記排
出ラインに誘導する押上げ機構を設けたことを特徴とす
る自動製函機における不良品排出装置の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5323319A JP2709685B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 自動製函機における不良品排出装置の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5323319A JP2709685B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 自動製函機における不良品排出装置の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07148866A true JPH07148866A (ja) | 1995-06-13 |
| JP2709685B2 JP2709685B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=18153469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5323319A Expired - Fee Related JP2709685B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 自動製函機における不良品排出装置の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2709685B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006062106A (ja) * | 2004-08-25 | 2006-03-09 | San Engineering Kk | 不良品排出装置 |
| JP2006198909A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | San Engineering Kk | 不良品排出装置 |
| CN103465514A (zh) * | 2013-09-25 | 2013-12-25 | 李付军 | 小张检品糊盒一体机 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH04182257A (ja) * | 1990-11-17 | 1992-06-29 | Shizuoka Koki Kk | 紙加工機における不良シートの除去装置 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP5323319A patent/JP2709685B2/ja not_active Expired - Fee Related
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