JPH07148315A - 弾球遊技機の振分装置 - Google Patents

弾球遊技機の振分装置

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JPH07148315A
JPH07148315A JP32999993A JP32999993A JPH07148315A JP H07148315 A JPH07148315 A JP H07148315A JP 32999993 A JP32999993 A JP 32999993A JP 32999993 A JP32999993 A JP 32999993A JP H07148315 A JPH07148315 A JP H07148315A
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Michiko Matsumoto
道子 松元
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体を小型化でき、遊技盤の盤面上に多
数の遊技部品を配置する際にも、その設計の自由度を大
にできる弾球遊技機の振分装置を提供する。 【構成】 この弾球遊技機の振分装置は、遊技盤5 に装
着され且つ上部側に入球口29を有する振分ケース22内
に、前後方向の回転軸23廻りに回転する回転体24を設
け、この回転体24に、入球口28から入球した遊技球B が
入る入球部43,44 を周方向に間隔をあけて複数個設け、
振分ケース22の裏板部27に、各入球部43,44 に個別に対
応する複数個の案内通路31,32 を設け、回転体24の回転
により入球部43,44 の遊技球B を、該入球部43,44 に対
応する案内通路31,32 に振り分ける。各案内通路31,32
を回転体24の半径方向及び周方向に位置を変えて配置
し、回転体24の回転中に、その後端が各対応する案内通
路31,32 に夫々連通するように傾斜する案内溝47,48 を
各入球部43,44 に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機等の弾球遊技機の振分装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機において、遊
技盤に装着される振分装置として、上部側に入球口を有
する振分ケース内に、前後方向の回転軸廻りに回転する
回転体を設け、この回転体に、入球口から入球した遊技
球が入る入球部を周方向に間隔をあけて複数個設け、振
分ケースの裏板部に、各入球部に個別に対応する複数個
の案内通路を設け、回転体の回転により入球部の遊技球
を、この入球部に対応する案内通路に振り分けるように
したものがある。
【0003】従来の振分装置は、裏板部の各案内通路を
回転軸の側方に略水平方向に並べて配置し、回転体の回
転中に、各入球部が夫々対応する各案内通路に連通する
ように、回転体の外周からの深さを変えて各入球部を設
けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の振分装置では、
各案内通路を回転軸の側方に略水平方向に並べて配置し
ているため、例えば案内通路を2箇所設ける場合には、
その外側の案内通路から回転軸までの寸法が非常に大に
なり、これに伴って回転体も大きくする必要がある。従
って、従来の振分装置では、装置全体が極めて大きくな
るという問題がある。この結果、遊技盤の盤面上に各種
の遊技部品と共に振分装置を配置する際に、その振分装
置が他の遊技部品の障害となり、ゲーム構成上の設計の
自由度が著しく制限される欠点がある。
【0005】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、装置
全体を小型化でき、遊技盤の盤面上に多数の遊技部品を
配置する際にも、その設計の自由度を大にできる弾球遊
技機の振分装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤5 に装着され且つ上部側に入球口29を有する
振分ケース22内に、前後方向の回転軸23廻りに回転する
回転体24を設け、この回転体24に、入球口28から入球し
た遊技球B が入る入球部43,44 を周方向に間隔をあけて
複数個設け、振分ケース22の裏板部27に、各入球部43,4
4 に個別に対応する複数個の案内通路31,32 を設け、回
転体24の回転により入球部43,44 の遊技球B を、該入球
部43,44 に対応する案内通路31,32 に振り分けるように
した弾球遊技機の振分装置において、各案内通路31,32
を回転体24の半径方向及び周方向に位置を変えて配置
し、回転体24の回転中に、その後端が各対応する案内通
路31,32 に夫々連通するように傾斜する案内溝47,48 を
各入球部43,44 に設けたものである。
【0007】また請求項2に記載の本発明は、請求項1
に記載の発明において、入球口29から遊技球B を入球す
る入球時における各入球部43,44 の底部43a,44a から下
方で、且つ回転体24の回転方向側の該入球部43,44 の下
死点位置までの範囲内に各案内通路31,32 を配置し、各
入球部43,44 の案内溝47,48 を該入球部43,44 に対して
回転体24の回転方向側に設けたものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明では、遊技盤5 に沿っ
て落下する遊技球B は、振分ケース22の入球口29に入球
すると、回転軸23廻りに回転する回転体24に周方向に間
隔をあけて設けた複数個の入球部43,44 の何れかに入
る。そして、この遊技球Bは、回転体24の回転により、
振分ケース22の裏板部27に、各入球部43,44 に個別に対
応して設けられた複数個の案内通路31,32 に振り分けら
れて行く。
【0009】各案内通路31,32 は回転体24の半径方向及
び周方向に位置を変えて配置されているため、回転軸23
から各案内通路31,32 までの寸法を小さくすることでき
る。従って、裏板部27及び振分ケース22の大きさを小さ
くすることができ、装置全体の小型化が可能であり、遊
技盤5 の盤面上に各種の遊技部品と共に振分装置12を配
置する際に、遊技盤5 の盤面に余裕が生じ、ゲーム構成
上の設計の自由度が著しく向上する。
【0010】また回転体24の回転中に、各入球部43,44
の案内溝47,48 の後端が各対応する案内通路31,32 に夫
々連通するように、各案内溝47,48 を傾斜させて設けて
いるので、各入球部43,44 の底部43a,44a 側の深さを大
きく変えることなく、各案内通路31,32 に個別に遊技球
B を振り分けることができる。
【0011】しかも、各案内通路31,32 は入球時におけ
る各入球部43,44 の底部43a,44a から下方で、且つ回転
体24の回転方向側の下死点位置までの範囲内に配置して
いるので、振分ケース22の右側に各案内通路31,32 を纏
めて配置でき、このため、モーター25を回転軸23に対し
て各案内通路31,32 と反対側で裏板部27に配置でき、振
分装置12の前後方向の長さを短くできる。
【0012】更に、各入球部43,44 の案内溝47,48 は、
各入球部43,44 に対して回転体24の回転方向側に設けて
いるので、回転体24の回転に伴って各入球部43,44 内の
遊技球B を確実に各案内通路31,32 に案内することがで
きる。
【0013】請求項2に記載の本発明では、入球口29か
ら遊技球B を入球する入球時における各入球部43,44 の
底部43a,44a から下方で、且つ回転体24の回転方向側の
該入球部43,44 の下死点位置までの範囲内に各案内通路
31,32 を配置しているので、各入球部43,44 の底部43a,
44a 側の深さを大きく変えることなく、各案内通路31,3
2 に個別に遊技球B を振り分けることができる。
【0014】また各入球部43,44 の案内溝47,48 を該入
球部43,44 に対して回転体24の回転方向側に設けている
ので、回転体24の回転に伴って各入球部43,44 内の遊技
球Bを確実に各案内通路31,32 に案内することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図11は本発明の第1実施例を例示す
る。図11はパチンコ機の正面図である。図11におい
て、1 は機枠、2 は機枠1 の前面に開閉自在に枢着され
た前面枠である。前面枠2 にはガラス扉枠3 及び前面板
4 が装着され、その後側に遊技盤5 が着脱自在に装着さ
れている。
【0016】遊技盤5 の前面には、発射された遊技球B
を案内するガイドレール6 が設けられると共に、このガ
イドレール6 により囲まれた範囲内に障害釘の他、入球
チャッカー7 〜10、変動図柄表示装置11、振分装置12、
左入賞装置13、右入賞装置14及びアウト口15等が夫々配
置されている。
【0017】変動図柄表示装置11は例えば3個の図柄表
示部を有し、その各図柄表示部は10種類の異なる図
柄、例えば0〜9までの数字図柄をセグメント表示する
ようになっている。
【0018】右入賞装置14は変動図柄表示装置11の各図
柄表示部の変動後における停止図柄が、予め設定された
当り図柄を表示する時に、所要時間だけ開閉ゲート16が
開くようになっている。
【0019】振分装置12は遊技球B を遊技盤5 の裏側に
案内する第1案内通路31及び第2案内通路32と、遊技盤
5 の前側に落下させる落下口30との三つに振り分けるよ
うに構成されている。そして、第1案内通路31に遊技球
B が入球すると、それを検出して変動図柄表示装置11が
始動し、第2案内通路32に遊技球B が入球すると、それ
を検出して左入賞装置13が作動するようなっている。
【0020】前面板4 には上皿17が装着され、この上皿
17の前縁部に球払いレバー18が設けられている。前面枠
2 の下部には下皿19と発射装置20の操作ハンドル21とが
設けられ、操作ハンドル21を操作した時に、上皿17から
遊技球B が1個ずつ発射部に供給され、その遊技球B を
発射モータの作動によりガイドレール6 に沿って発射す
るようになっている。
【0021】振分装置12は、図1〜図10に示すよう
に、遊技盤5 の前面に装着される振分ケース22と、この
振分ケース22内で前後方向の回転軸23廻りに回転する回
転体24と、この回転体24を回転させるための駆動手段で
あるモーター25とを備えている。
【0022】振分ケース22は有底円筒状の前カバー26
と、この前カバー26の裏側を塞ぐ裏板部27とを備えてお
り、前カバー26が裏板部27にネジ27で固定されている。
前カバー26には円筒部の上部側に入球口29が、下部側に
落下口29が夫々形成されている。
【0023】裏板部27には回転体24の裏側で開口する第
1案内通路31と第2案内通路32との二つのが、回転体24
の周方向及び半径方向に位置を変えて配置されている。
即ち、各案内通路31,32 は、所定の間隔をおいて上下に
配置されると共に、上側の第1案内通路31の開口部33の
外側が下側の第2案内通路32の開口部34よりも内側に位
置するように左右方向に若干ずれて配置されている。
【0024】そして、各案内通路31,32 の後側が後方に
突出するシュート35,36 となっており、この各シュート
35,36 の後方には、遊技球B を検出する検出器( 図示省
略)が夫々設けられている。裏板部27の裏側には、モー
ター25用の取付ボス37が2本突設され、これらの取付ボ
ス37の後端に、回転体24を回転させるためのモーター25
がネジ38で固定されている。
【0025】回転体24は図1及び図5に示すように短円
柱状で、その後部中央の軸部39にモーター25の回転軸23
に固定され、前カバー26内で回転軸23廻りに時計方向に
回転するようになっている。回転体24の前面中央部には
円錐状の突起41が形成され、この突起41が前カバー26に
設けられた係合凹部42に係合し、回転時に安定して回転
できるようになっている。
【0026】回転体24には周方向に略等間隔をあけて2
個の第1入球部43及び第2入球部44と1個の入球凹部45
が外周に開口して設けられ、回転体24の回転により各入
球部43,44 及び入球凹部45が入球口29と一致した時に、
入球口29側から各入球部43,44 又は入球凹部45に遊技球
B が入るようになっている。
【0027】各入球部43,44 は前後の両端が開口し、第
1入球部43の底部43a が第2入球部44の底部44a に比べ
て若干浅く形成されている。入球凹部45は前側のみ開口
し、後側は後壁46により閉塞されている。
【0028】第2入球部44と入球凹部45は夫々U字状に
形成され、第1入球部43は開口位置に対して内部側が回
転方向側に少し切り欠かれた略L字状に形成されてい
る。これは、遊技者が両入球部43,44 を視覚的に判断で
きるようにするためである。なお、入球凹部45は後壁46
の有無により第2入球部43と容易に区別することができ
る。
【0029】各入球部43,44 には、回転体24の回転中
に、その後端が各対応する案内通路31,32 に夫々連通す
るように傾斜する案内溝47,48 が設けられ、この案内溝
47,48により各入球部43,44 内の遊技球B を各案内通路3
1,32 側へ案内するようになっている。
【0030】即ち、第1入球部43には、図6及び図8に
示すように、第1案内通路31に遊技球B を案内する案内
時に後側が低くなり、且つ平面視において回転軸23と平
行になる案内溝47が、第1入球部43に対して回転体24の
回転方向側に設けられている。また第2入球部には、図
1の(B)及び図6に示すように、第2案内通路32に遊
技球B を案内する案内時に後側が低くなり、且つ平面視
において回転軸23に対して後側が半径方向外方に偏位す
る案内溝48が、第2入球部44に対して回転体24の回転方
向側に設けられている。つまり、回転体24の各入球部4
3,44 には遊技球B の各案内時における回転軸23とのな
す案内角度αが夫々異なるように案内溝47,48 が夫々設
けられている。
【0031】各案内通路31,32 は、入球口29から遊技球
B が入球する入球時における各入球部43,44 の底部43a,
44a から下方で、且つ回転体24の回転方向側の入球部4
3,44の下死点位置までの範囲内に設けられている。
【0032】上記構成のパチンコ機において、ゲーム時
には、発射装置20により遊技球B を1個ずつ発射し、ガ
イドレール6 を経て遊技盤5 の上部まで案内し、遊技盤
5 に沿って下方に落下させる。そして、この落下中に遊
技球B が入球チャッカー7 〜10等に入球すれば、それに
応じて遊技球B を賞球として払い出す。
【0033】落下中に、遊技球B が振分装置12の入球口
29に入ると、この遊技球B は、図3に示すように、その
下側の回転体24の外周面に当接して、この回転体24によ
り下側から支持されるため、その状態で一時的に停留す
る。
【0034】回転体24の回転中に入球口29と第1入球部
43とが一致すると、第1入球部43に遊技球B が入り、こ
の遊技球B は回転体24と共に回転軸23廻りに時計方向に
移動する。この時、第1入球部43内の遊技球B は案内溝
47により後側に案内され、裏板部27に当接した状態で移
動する。
【0035】そして、回転体24が更に回転して、図7乃
至図9に示すように、第1入球部43と第1案内通路31が
一致すると、遊技球B が第1案内通路31の開口部33から
シュート35を通って遊技盤5 の裏側に案内され、検出器
が遊技球B を検出する。そして、その検出信号が変動図
柄表示装置11に送られ、変動図柄表示装置11が作動して
図柄を変動させる。
【0036】また遊技球B が入球口29で停留している停
留時に、入球口29と第2入球部44とが一致すると、第2
入球部44に遊技球B が入り、この遊技球B は回転体24と
共に移動する。この時、第2入球部44内の遊技球B は案
内溝48により後側で且つ回転体24の半径方向外方に案内
されるので、裏板部27及び前カバー26の内面に当接した
状態で移動する。
【0037】従って、図10に示すように、回転体24の
回転により第2入球部44が第1案内通路31の前方を通過
する場合であっても、遊技球B は第1案内通路31に入る
ことなく、回転体24と共に時計方向に回転を続ける。そ
して、回転体24が更に回転して第2入球部44と第2案内
通路32とが一致すると、図1及び図2に示すように、遊
技球B は第2案内通路32の開口部34からシュート36を通
って遊技盤5 の裏側に案内され、検出器の検出信号によ
り、左入賞装置13が作動する。
【0038】また遊技球B が入球口29で停留している停
留時に、入球口29と入球凹部45とが一致すると、入球凹
部45に遊技球B が入り、この遊技球B は回転体24と共に
移動する。この時、入球凹部45の後側には後壁46がある
ため、入球凹部45内の遊技球B は、途中の第1案内通路
31及び第2案内通路31へと案内されることなく下死点ま
で移動し、入球凹部45が下死点に達した時に落下口30か
ら下側に落下して排出される。
【0039】上記構成の振分装置12では、各案内通路3
1,32 を回転体24の半径方向及び周方向に位置を変えて
配置しているので、回転軸23から各案内通路31,32 まで
の寸法を小さくすることできる。従って、裏板部27及び
振分ケース22の大きさを小さくすることができ、装置全
体の小型化が可能であり、遊技盤5 の盤面上に各種の遊
技部品と共に振分装置12を配置する際に、遊技盤5 の盤
面に余裕が生じ、ゲーム構成上の設計の自由度が著しく
向上する。
【0040】また回転体24の回転中に、各入球部43,44
の案内溝47,48 の後端が各対応する案内通路31,32 に夫
々連通するように、各案内溝47,48 を傾斜させて設けて
いるので、各入球部43,44 の底部43a,44a 側の深さを大
きく変えることなく、各案内通路31,32 に個別に遊技球
B を振り分けることができる。
【0041】しかも、各案内通路31,32 は入球時におけ
る各入球部43,44 の底部43a,44a から下方で、且つ回転
体24の回転方向側の下死点位置までの範囲内に配置して
いるので、振分ケース22の右側に各案内通路31,32 を纏
めて配置でき、このため、モーター25を回転軸23に対し
て各案内通路31,32 と反対側で裏板部27に配置でき、振
分装置12の前後方向の長さを短くできる。
【0042】更に、各入球部43,44 の案内溝47,48 は、
各入球部43,44 に対して回転体24の回転方向側に設けて
いるので、回転体24の回転に伴って各入球部43,44 内の
遊技球B を確実に各案内通路31,32 に案内することがで
きる。
【0043】また各入球部43,44 及び入球凹部45は、前
端側が開口しているので、各入球部43,44 等に入った遊
技球B の動きを追いながら、視覚的にもゲームを楽しむ
ことが可能である。
【0044】図12は本発明の第2実施例を示し、振分
ケース22の上側に遊技球B の検出スイッチ50を近接して
配置できるように、振分ケース22の上端部を少しカット
したものである。この場合には、入球口29に遊技球B が
停留している停留時に、検出スイッチ50で遊技球B を検
出し、この検出信号により変動図柄表示装置11を変動さ
せるようにする。そして、遊技球B が入った案内通路3
1,32 の違いにより、開閉ゲート15の開放時間が異なる
ような態様で構成することができる。
【0045】このように振分装置12と検出スイッチ50と
を上下に近接して配置することによって、本来、別々の
機能と構造を持つ二つの遊技部品を利用して、遊技球B
を一時的に停留させるという新たな機能を得ることがで
き、別途、停留装置を設ける必要がなくなるので、構造
を簡単にすることができる。
【0046】以上、各実施例について例示したが、本発
明はこれらの各実施例に限定されるものではない。例え
ば、回転体24の回転方向を半時計方向とし、各入球部4
3,44の案内溝47,48 を上記実施例の反対側に設けても良
い。勿論、本発明は、パチンコ機以外の各種の弾球遊技
機においても同様に実施可能である。
【0047】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、各案
内通路31,32 を回転体24の半径方向及び周方向に位置を
変えて配置しているので、回転軸23から各案内通路31,3
2 までの寸法を小さくすることできる。従って、裏板部
27及び振分ケース22の大きさを小さくすることができ、
装置全体の小型化が可能であり、遊技盤5 の盤面上に各
種の遊技部品と共に振分装置12を配置する際に、遊技盤
5 の盤面に余裕が生じ、ゲーム構成上の設計の自由度が
著しく向上する。
【0048】また回転体24の回転中に、各入球部43,44
の案内溝47,48 の後端が各対応する案内通路31,32 に夫
々連通するように、各案内溝47,48 を傾斜させて設けて
いるので、各入球部43,44 の底部43a,44a 側の深さを大
きく変えることなく、各案内通路31,32 に個別に遊技球
B を振り分けることができる。
【0049】しかも、各案内通路31,32 は入球時におけ
る各入球部43,44 の底部43a,44a から下方で、且つ回転
体24の回転方向側の下死点位置までの範囲内に配置して
いるので、振分ケース22の右側に各案内通路31,32 を纏
めて配置でき、このため、モーター25を回転軸23に対し
て各案内通路31,32 と反対側で裏板部27に配置でき、振
分装置12の前後方向の長さを短くできる。
【0050】更に、各入球部43,44 の案内溝47,48 は、
各入球部43,44 に対して回転体24の回転方向側に設けて
いるので、回転体24の回転に伴って各入球部43,44 内の
遊技球B を確実に各案内通路31,32 に案内することがで
きる。
【0051】請求項2に記載の本発明によれば、入球口
29から遊技球B を入球する入球時における各入球部43,4
4 の底部43a,44a から下方で、且つ回転体24の回転方向
側の該入球部43,44 の下死点位置までの範囲内に各案内
通路31,32 を配置しているので、各入球部43,44 の底部
43a,44a 側の深さを大きく変えることなく、各案内通路
31,32 に個別に遊技球B を振り分けることができる。
【0052】また各入球部43,44 の案内溝47,48 を該入
球部43,44 に対して回転体24の回転方向側に設けている
ので、回転体24の回転に伴って各入球部43,44 内の遊技
球Bを確実に各案内通路31,32 に案内することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1実施例を示す振分装置の
正面断面図、(B)は振分装置の平面断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す振分装置の側面断面
図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す振分装置の正面図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例を示す振分装置の平面図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例を示す振分装置の背面図で
ある。
【図6】本発明の第1実施例を示す回転体の背面図であ
る。
【図7】本発明の第1実施例を示す振分装置の動作状態
の正面断面図である。
【図8】本発明の第1実施例を示す振分装置の動作状態
の平面断面図である。
【図9】本発明の第1実施例を示す振分装置の動作状態
の側面断面図である。
【図10】本発明の第1実施例を示す振分装置の動作状
態の正面断面図である。
【図11】本発明の第1実施例を示すパチンコ機の正面
図である。
【図12】本発明の第2実施例を示す振分装置の正面断
面図である。
【符号の説明】
5 遊技盤5 12 振分装置 22 振分ケース 23 回転軸 24 回転体 28,29 入球口 30 落下口 31 第1案内通路 32 第2案内通路 43 第1入球部 43a,44a 底部 44 第2入球部 47,48 案内溝 B 遊技球

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) に装着され且つ上部側に入球
    口(29)を有する振分ケース(22)内に、前後方向の回転軸
    (23)廻りに回転する回転体(24)を設け、この回転体(24)
    に、入球口(28)から入球した遊技球(B) が入る入球部(4
    3)(44)を周方向に間隔をあけて複数個設け、振分ケース
    (22)の裏板部(27)に、各入球部(43)(44)に個別に対応す
    る複数個の案内通路(31)(32)を設け、回転体(24)の回転
    により入球部(43)(44)の遊技球(B) を、該入球部(43)(4
    4)に対応する案内通路(31)(32)に振り分けるようにした
    弾球遊技機の振分装置において、 各案内通路(31)(32)を回転体(24)の半径方向及び周方向
    に位置を変えて配置し、回転体(24)の回転中に、その後
    端が各対応する案内通路(31)(32)に夫々連通するように
    傾斜する案内溝(47)(48)を各入球部(43)(44)に設けたこ
    とを特徴とする弾球遊技機の振分装置。
  2. 【請求項2】 入球口(29)から遊技球(B) を入球する入
    球時における各入球部(43)(44)の底部(43a)(44a)から下
    方で、且つ回転体(24)の回転方向側の該入球部(43)(44)
    の下死点位置までの範囲内に各案内通路(31)(32)を配置
    し、各入球部(43)(44)の案内溝(47)(48)を該入球部(43)
    (44)に対して回転体(24)の回転方向側に設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の弾球遊技機の振分装置。
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