JPH08182801A - アレンジボール機の入賞装置 - Google Patents

アレンジボール機の入賞装置

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JPH08182801A
JPH08182801A JP33998894A JP33998894A JPH08182801A JP H08182801 A JPH08182801 A JP H08182801A JP 33998894 A JP33998894 A JP 33998894A JP 33998894 A JP33998894 A JP 33998894A JP H08182801 A JPH08182801 A JP H08182801A
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Kunio Matsumoto
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ゲーム構成の際に、ベース問題も考慮して容易
に機械上のバランス設計ができるアレンジボール機の入
賞装置を提供する。 【構成】遊技盤5 に、遊技盤5 に沿って落下する遊技球
が入る入口と、遊技球を遊技盤5 に沿って下方に通過さ
せる通過路と、遊技球を遊技盤5 の裏側に案内する案内
路と、入口に入った遊技球を通過路と案内路とに振り分
ける振り分け部材とを有する始動入賞手段18を設け、こ
の始動入賞手段18に始動検出スイッチ41を設け、案内路
側に、この案内路の遊技球を検出する入賞検出スイッチ
を入球口手段22の何れかの入球口28に対応させて設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アレンジボール機の入
賞装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】4 アレンジボール機は、遊技盤の下部
に、例えば16個の入球口を横一列状に配置した下部入
球口手段を設け、この下部入球口手段の上方近傍に多数
の障害釘群を設け、遊技盤上に発射された所定数の遊技
球が下部入球口手段の隣合う4個の入球口に入球して所
定の入賞役が成立した時に、その成立の難易度に応じて
得点を計上すると共に、得点に応じて規定数の遊技球を
賞球として遊技者に払い出すようにしている。
【0003】即ち、従来のアレンジボール機は、遊技盤
の下部に、16個の入球口を有する下部入球口手段を配
置すると共に、この下部入球口手段を前面側から覆う1
6連カバーを設け、この16連カバーに、下部入球口手
段の16個の入球口に対応する入賞図柄表示部を横一列
状に配置して成る入賞図柄表示手段を設けている。そし
て、入賞図柄表示手段の各入賞図柄表示部は、それに対
応する入球口に遊技球が入球した時に点灯して、1〜1
6の数字を表示するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アレンジボール機は、
パチンコ機に比較して、遊技者に遊技球を払い出すベー
スの振り分けを如何にするか、そのバランス設計が非常
に困難である。即ち、下部入球口手段の隣合う4個の入
球口に遊技球が入球すれば入賞役が成立し、その成立の
難易度に応じて所定の得点を計上して、得点に応じて規
定数の遊技球を賞球として払い出すようになっている。
【0005】しかし、例えば下部入球口手段の各入球口
の上側近傍にある障害釘群の釘配列は、各入球口に対し
て遊技球が全て同一の確率で均等に入球するようには配
列しておらず、隣り合う4個の入球口の中には、比較的
入球し易い入球口と非常に入球し難い入球口とが組み合
わさっており、全体として入賞役が成立する確率が低く
なっている。従って、アレンジボール機のベース問題対
策は、現状では入球し難い入球口に対応する箇所の障害
釘の配列を変える等の障害釘群の配列により、試行錯誤
を重ねながら行なわざるを得ないという欠点がある。
【0006】そこで、最近のアレンジボール機では、下
部入球口手段の他に、その上側に変動図柄表示手段とそ
の始動用入球口とを備え、遊技球が始動用入球口に入っ
た時に、変動図柄表示手段の各図柄表示部の表示図柄を
一定時間変動させて、その変動後の停止図柄が予め定め
られた当たり図柄の組み合わせとなった時に利益状態を
発生させ、その後の所定の要件を満足させることによっ
て、下部入球口手段による入賞役の成立を容易にしたり
得点を増加させる等の方式を採用し、ベース問題の一対
策とすると共に、ゲーム内容を興趣あるものにしてい
る。
【0007】しかし、この変動図柄表示手段等の持つ遊
技機能を付加して、ひとつのアレンジボール機としての
ゲーム構成をする場合でも、その基本となるべきアレン
ジボール機のベース問題の解決が困難である以上、付加
機能でベース問題に対処しようとしても、非常に不確定
な要素を基礎としてベース問題に対処することになり、
ゲーム構成上でバランスを取りながらベース問題を合理
的に解決することはできない。本発明は、かかる従来の
課題に鑑み、ゲーム構成の際に、ベース問題も考慮して
容易に機械上のバランス設計をすることができるアレン
ジボール機の入賞装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、多数の入球口28を配列した入球口手段22と、変動図
柄表示手段13と、遊技球を検出して変動図柄表示手段13
を一定時間作動させる始動検出スイッチ41とを遊技盤5
に備え、遊技盤5 上に発射された所定数の遊技球が入球
口手段22の予め定められた複数個の入球口28に入球して
所定の入賞役が成立した時に、規定数の遊技球を払い出
す球払い出し手段60と、変動図柄表示手段13が作動後に
当たり図柄を表示した時に所定の利益状態を発生させる
手段14,27,64とを備えたアレンジボール機において、遊
技盤5 に、遊技盤5 に沿って落下する遊技球が入る入口
34と、遊技球を遊技盤5 に沿って下方に通過させる通過
路36と、遊技球を遊技盤5 の裏側に案内する案内路38
と、入口34に入った遊技球を通過路36と案内路38とに振
り分ける振り分け部材40とを有する始動入賞手段18を設
け、この始動入賞手段18に始動検出スイッチ41を設け、
案内路38側に、この案内路38の遊技球を検出する入賞検
出スイッチ42を入球口手段22の何れかの入球口28に対応
させて設けたものである。
【0009】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、ケース35,37,39の入口34側に始動検
出スイッチ41を、案内路38の後側に入賞検出スイッチ42
を夫々設けたものである。
【0010】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、ケース35,37,39の上部に入口
34を設け、ケース35,37,39の下部に通過路36と案内路38
とを隔壁50を介して前後に設け、隔壁50の上側に、入口
34から入った遊技球を通過路36と案内路38とに交互に振
り分けるように振り分け部材40を横軸52廻りに回動自在
に設けたものである。
【0011】
【作用】ゲームに際しては、遊技盤5 上に遊技球を発射
すると、その遊技球は、入球口手段22に多数配置された
入球口28等の何れかに入球する。そして、遊技球が下部
入球口手段22の予め定められた複数個の入球口28に入球
して所定の入賞役が成立すれば、球払い出し手段60が規
定数の遊技球を賞球として払い出す。発射された遊技球
が、始動入賞手段18の入口34に入ると、始動検出スイッ
チ41が遊技球を検出して変動図柄表示手段13が作動して
その図柄が変動すると共に、振り分け部材40が横軸52廻
りに回動して、その遊技球を通過路36と案内路38とに振
り分ける。
【0012】通過路36に振り分けられた遊技球は遊技盤
5 に沿って下方に落下し、また案内路38に振り分けられ
た遊技球は遊技盤5 の裏側へと案内されて行く。そし
て、遊技球が案内路38に振り分けられると、入球口手段
22に多数配置された入球口28の何れかに対応する入賞検
出スイッチ42が遊技球を検出して、その入球口28に入球
した時と同様になる。このため、入賞検出スイッチ42を
入球口手段22に多数の入球口28の中でも、遊技球が入球
し難い箇所に対応させておけば、入賞役の成立が容易に
なる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図 は本発明の第1実施例を例示する。
図1において、1 は前枠で、アレンジボール機本体2 の
前面側に開閉自在に枢着されている。前枠1 にはガラス
扉3 及び前面板4 が装着され、これらの後側に遊技盤5
が着脱自在に装着されている。
【0014】前面板4 には上皿6 が装着され、この上皿
6 の前縁部に球払いレバー7 が設けられている。前枠1
の下部には下皿8 と発射手段9 の操作ハンドル10とが設
けられ、操作ハンドル10を操作した時に、上皿6 から遊
技球が1個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射モ
ータの作動により遊技盤5 側に発射するようになってい
る。
【0015】遊技盤5 の前面には、図2に示すように、
発射手段9 により発射された遊技球を案内するガイドレ
ール11が設けられると共に、このガイドレール11によっ
て取り囲まれた中央部に天入球口12、変動図柄表示手段
13、中央入賞手段14、中央入球口15、左上入球口16、右
上の得点増加用の入賞手段17、始動入賞手段18、通過口
19、右下入球口21等の各遊技部品が配置され、これらの
下側に下部入球口手段22が配置され、この下部入球口手
段22と各遊技部品との間に障害釘群(図示省略)が設け
られている。
【0016】変動図柄表示手段13は3個の図柄表示部2
3,24,25を有し、始動用の始動入賞手段18に遊技球が入
賞した時に作動して、その各図柄表示部23,24,25の表示
図柄が一定時間変動するようになっている。中央入賞手
段14は開閉板26を備える他に、内部が3個の通路に区画
されており、その中央の通路が作動領域27に設定さてい
る。
【0017】下部入球口手段22は、16個の入球口28を
横一列状に備えると共に、前面側から16連カバー29に
より覆われ、この16連カバー29に入賞図柄表示手段30
が設けられている。入賞図柄表示手段30は下部入球口手
段22の16個の入球口28に対応する入賞図柄表示部31を
横一列状に配置してなり、発射された遊技球が何れかの
入球口28に入った時に、それに対応する入賞図柄表示部
31が点灯して1〜16までの数字を表示するようになっ
ている。なお、32は入賞得点を表示する得点表示部であ
る。
【0018】始動入賞手段18は、入球した遊技球を検出
して変動図柄表示手段13を作動させると共に、その遊技
球を遊技盤5 の前側に沿って下方に通過させる機能と、
遊技盤5 の裏側に案内し回収する機能とを備え、図2乃
至図4に示すように構成されている。
【0019】即ち、始動入賞手段18は、図3乃至図6に
示すように、遊技盤5 の前側に装着された取り付け板33
と、この取り付け板33の上部から前側に突出し且つ入口
34が形成された上部ケース35と、上部ケース35の下側で
取り付け板33の前側に装着され且つ入口34の直下に連通
する通過路36が内部に形成された左右一対の側部ケース
37と、取り付け板33の後側に装着され且つ内部に案内路
38が形成された後部ケース39と、入口34に入った遊技球
を通過路36と案内路38とに交互に振り分ける振り分け部
材40と、上部ケース35に装着された始動検出スイッチ41
と、後部ケース39に装着された入賞検出スイッチ42とを
備えている。
【0020】入口34ケースには、遊技盤5 に沿って上方
から落下する遊技球が入るように入口34が上下方向に貫
通して形成されると共に、スイッチ装着部43が形成さ
れ、そのスイッチ装着部43に取り付け板33を貫通するよ
うに後方から始動検出スイッチ41が装着され、取り付け
板33から後方に係止爪44によって着脱自在に係止されて
いる。
【0021】始動検出スイッチ41は変動図柄表示手段13
の始動用であって、遊技盤5 に沿って上方から落下する
遊技球が入口34に入った時に、その遊技球を検出して変
動図柄表示手段13を作動させるようになっている。左右
一対の側部ケース37は、外側に突出すべく正面視半円状
に湾曲する湾曲部45を有し、その各湾曲部45内に、取り
付け板33から前方に突出する前後方向の支軸46により回
転自在に支持された回転体47が通過路36分の間隔を置い
て配置されている。
【0022】各回転体47は、周方向に等間隔おきに一体
に形成された羽根部48と、羽根部48の前端側に一体に形
成され且つ通過路36を下方に通過する遊技球の前方への
移動を規制する鍔部49とを備え、入口34から落下する遊
技球が通過路36を下方に通過する時に、遊技球が羽根部
48に接触して支軸46廻りに回転するように構成されてい
る。
【0023】後部ケース39は取り付け板33の後側に設け
られており、この後部ケース39内の下部側に、取り付け
板33の一部を隔壁50を介して通過路36の後側に位置する
案内路38が形成されている。取り付け板33には、下部側
の隔壁50となる部分を残して後部ケース39に対応する開
口部51が形成され、この開口部51に振り分け部材40が横
軸52廻りに回動自在に配置されている。
【0024】振り分け部材40は上下方向の中央部で屈曲
した側面視く字状であって、両端が後部ケース39の側壁
に挿支された横軸52により屈曲部分で回動自在に枢支さ
れている。振り分け部材40は、横軸52から上側に球受け
部53とウエイト部54とを有し、下部側に球感知部55と当
接部56とを有する。そして、振り分け部材40は、入口34
に入った遊技球を通過路36側に振り分ける時には、上部
側の球受け部53が開口部51よりも後部ケース39内に後退
するように、その下部側の当接部56が取り付け板33の隔
壁50に後側から当接して起立状態に保持され、また入口
34に入った遊技球を案内路38側に振り分ける時には、そ
の球受け部53が入口34の下側に突出するように、当接部
56が後部ケース39の突起部57に下側から当接して伏倒状
態に保持されるべく構成されている。
【0025】球感知部55は、振り分け部材40の当接部56
の中央に三角形状に突設されており、振り分け部材40が
起立状態の時には隔壁50よりも前方の通過路36側に突出
し、入口34側から落下する遊技球を感知して振り分け部
材40を起立状態から伏倒状態に回動させるようになって
いる。
【0026】入賞検出スイッチ42は、後部ケース39の案
内路38から遊技盤5 の後方に排出される遊技球を検出す
るためのもので、後部ケース39の後壁部42a から突出す
る左右一対の係止爪57により着脱自在に装着されてい
る。この入賞検出スイッチ42は、下部入球口手段22の多
数の入球口28の内、障害釘等の配列から遊技球が入球し
難い位置にある1個又はそれ以上の特定の入球口28、例
えば4番目の入球口28に対応しており、その入球口28の
検出スイッチと並列に接続されている。
【0027】図7はアレンジボール機の制御系を示すブ
ロック図である。図7において、58は入賞判定手段で、
下部入球口手段22の各入球口28等に遊技球が入球した時
に、その入球口28等の組み合わせから入賞役が成立して
いるか否かを判定するものである。59は得点計上手段
で、入賞判定手段58での判定結果に応じて入賞得点を計
上するようになっている。60は球払い出し手段で、前枠
1 の後側に装着されており、上皿6 に遊技球を賞球とし
て払い出すようになっている。
【0028】61は球払い出し手段60を制御する球払い出
し制御手段で、得点計上手段59にて計上された入賞得点
に従って球払い出し手段60を作動させて、その入賞得点
毎に球払い出し手段60から規定数の遊技球を払い出させ
る機能と、入賞検出スイッチ42が遊技球を検出した時
に、球払い出し手段60から規定数の遊技球を払い出させ
る機能とを有する。なお、入賞検出スイッチ42が遊技球
を検出した時の払い出し個数は、例えば入賞得点1点に
対して16個の遊技球を払い出すものとした場合、その
半分の8個又は7個程度が適当である。
【0029】62は図柄変動処理手段で、始動検出スイッ
チ41が遊技球を検出した時に、乱数処理等により変動図
柄表示手段13の各図柄表示部23,24,25の表示図柄を一定
時間だけ変動させるためのものである。63は停止図柄判
定手段で、変動後における各図柄表示部23,24,25の停止
図柄が予め定められた当たり図柄であるか否かを判定
し、例えば「7・7・7」等の当たり図柄となった当た
り時に、中央入賞手段14を一定時間だけ開放させるよう
になっている。
【0030】64は誘導増加手段64で、中央入賞手段14の
開放後、その作動領域27を1個目の遊技球が通過した時
に作動して、中央入球口15及び右下入球口21を有効にし
て、これらの入球口15,21 に遊技球が入球すると、得点
増加用の入賞手段17を開放させるようになっている。な
お、誘導増加手段64は、作動領域27に2個目の遊技球が
通過した時、及び作動開始から所定回数のゲーム結果が
得られた時に、その作動を終了するようになっている。
【0031】65は得点増加手段で、得点増加用の入賞手
段17に遊技球が入球した時に作動して、例えば得点計上
手段59に対して得点を2倍に増加させるようになってい
る。なお、この得点増加手段65は、入賞手段17に遊技球
が入球したゲームに限り有効である。各入球口12,16 及
び始動入賞手段18の入口34は、下部入球口手段22の2番
目の入球口28に、入球口15は7番目の入球口28に、入球
口21は14番目の入球口28に、入賞手段17は5、6、
8、9番目の入球口28に、中央入賞手段14は4、5、
8、9番目の入球口28に夫々対応しており、これらに遊
技球が入球した時には、入賞図柄表示手段30の各入賞図
柄表示部31の内、それに対応する入賞図柄表示部31が夫
々点灯するようになっている。
【0032】次に、上記構成のアレンジボール機におけ
る動作を説明する。ゲームの開始に際しては、上皿6 に
遊技球を入れておき、発射用の操作ハンドル10を廻す
と、発射手段9 が作動し、上皿6 から発射レール上に供
給される遊技球を打撃槌により打撃して、遊技球をガイ
ドレール11に沿って遊技盤5 上に発射する。なお、1ゲ
ームに使用する遊技球は16個である。
【0033】遊技盤5 上に発射された遊技球は、天入球
口12等に入球するか、又は下部入球口手段22に横一列に
配置された16個の入球口28の何れかに入球する。そし
て、例えば左側から2番目の入球口28に遊技球が入球す
れば、その遊技球の入球を検出して、入賞図柄表示手段
30の入賞図柄表示部31の内、遊技球が入った入球口28に
対応する左から2番目の入賞図柄表示部31が点灯して入
賞図柄を表示する。
【0034】この時、点灯状態の入賞図柄が4個連続す
る入賞役ができれば、入賞判定手段58が入賞役の成立を
判定して、その入賞役の成立の難易度に応じて得点計上
手段59が入賞得点を計上して得点表示部32に表示する。
そして、入賞得点が計上される毎に球払い出し制御手段
61により球払い出し手段60が作動して、入賞得点1点に
つき16個の遊技球を賞球として上皿6 に払い出す。な
お、入賞得点は1回のゲームにつき最高10点であり、
160個までの賞球が払い出される。
【0035】このゲーム中に遊技球が始動入賞手段18の
入口34に入ると、始動検出スイッチ41が遊技球を検出し
て、図柄変動処理手段62により変動図柄表示手段13が作
動し、その各図柄表示部23,24,25の表示図柄が一定時間
だけ変動する。始動入賞手段18に入った遊技球は、振り
分け部材40の状態に応じて通過路36を経て下方に通過
し、又は案内路38を経て遊技盤5 の裏側に案内されて行
く。即ち、図5に示すように、振り分け部材40が起立状
態にある時に、入口34に遊技球が入ると、その遊技球は
入口34から通過路36を経て下方に落下し、下部入球球手
段22の何れかの入球口28に入る。
【0036】そして、遊技球が通過路36を通過する時
に、前方に突出する球感知部55が遊技球を感知し、この
球感知部55が遊技球によって後方に押されるので、振り
分け部材40が横軸52廻りに図5のa矢示方向に回動して
伏倒し、球受け部53が入口34の下側に突出する伏倒状態
となる。なお、ウエイト部54が横軸52の鉛直線上よりも
前側に越えると、振り分け部材40はウエイト部54のモー
メントによってa矢示方向に回動して、その当接部56が
突起部57に下側から当接し、伏倒状態に安定して保持さ
れる。
【0037】また図6 に示すように、振り分け部材40が
伏倒状態にある時に、入口34に遊技球が入ると、その遊
技球は球受け部53上に落下して振り分け部材40に沿って
後部ケース39側へと後方(b矢示方向)に転がって行
く。そして、遊技球が横軸52の位置よりも後方側に移動
すると、遊技球の重量によって振り分け部材40が横軸52
廻りにc矢示方向に回動して起立して行く。このため、
振り分け部材40上の遊技球は、後部ケース39の案内路38
内に落下し、この案内路38を経て遊技盤5 の裏側へと案
内されて行き、入賞検出スイッチ42により検出される。
【0038】入賞検出スイッチ42が遊技球を検出する
と、例えば入球し難い4番目の入球口28に遊技球が入球
したと同じ取り扱いとなり、入賞判定手段58が入賞役の
成否を判定する。このため4番目の入球口28を含む入賞
役の成立が容易になる。また仮に入賞役が成立していな
い場合でも、入賞検出スイッチ42が遊技球を検出する
と、球払い出し制御手段61が働いて球払い出し手段60が
作動し、この球払い出し手段60が入賞役の成否に関係な
く規定数の遊技球を賞球として払い出す。
【0039】一方、変動図柄表示手段13の各図柄表示部
23,24,25の停止図柄が当たり図柄の組み合わせとなった
時には、停止図柄判定手段63が当たりと判定して中央入
賞手段14が開放する。このため、中央入賞手段14に遊技
球が入球し易くなり、この中央入賞手段14に遊技球が入
球すれば、入賞図柄表示手段30の4、5、8、9番目の
入賞図柄表示部31が点灯する。これによって、これらに
対応する入球口28に直接遊技球が入らなくても、これら
を含む入賞役がそれだけ成立し易くなる。
【0040】また中央入賞手段14に入球した遊技球が作
動領域27を通過すると、誘導増加手段64が作動して入球
口15,21 が有効になる。そして、中央入球口15に遊技球
が入球すれば入賞図柄表示手段30の7番目の入賞図柄表
示部31が、右下入球口21に入球すれば入賞図柄表示手段
30の14番目の入賞図柄表示部31が夫々点灯すると共
に、入賞手段17が所定時間開放する。その後、入賞手段
17に遊技球が入球すると、得点増加手段65が作動して得
点計上手段59による入賞得点の計上を2倍にする。
【0041】このようにゲーム中に遊技球が始動入賞手
段18の入口34に入ると、始動検出スイッチ41が遊技球を
検出して変動図柄表示手段13が作動し各図柄表示部23,2
4,25の図柄が変動すると共に、振り分け部材40によって
遊技球が通過路36と案内路38とに交互に振り分けられ、
遊技球が案内路38を経て遊技盤5 の裏側に案内された時
には、入賞検出スイッチ42が遊技球を検出して下部入球
口手段22の特定の入球口28に入球したと同じ取り扱いに
なる。
【0042】このため、遊技者は、始動入賞手段18の入
口34に遊技球が入る毎に変動図柄表示手段13が作動し
て、当たり図柄の発生による利益を受ける可能性を期待
できると共に、従来のアレンジボール機でのゲーム時と
は異なり、下部入球口手段22への入球による入賞役の他
に、入口34に遊技球が入った時には1/2の確率で入賞
役の成立が容易になるという利益を受けることができ
る。
【0043】従って、変動図柄表示手段13、中央入賞手
段14、得点増加用の入賞手段17等の組み合わせを考慮し
たアレンジボール機全体のゲーム構成を検討する場合
に、変動図柄表示手段13の変動回数の1/2回に毎に入
賞役の成立が容易になるので、変動図柄表示手段13が作
動する確率を基礎にベース問題を検討することができ、
アレンジボール機全体のゲーム構成の中に、ベース問題
を含めて機械上でのバランス設計が可能になり、従来に
比べてベース問題の対策が非常に容易になる利点があ
る。
【0044】また始動入賞手段18の入口34に遊技球が入
る1/2の確率で入賞役の成立が容易になるので、入口
34に遊技球が入り易くして変動図柄表示手段13の作動確
率を高くしても、それによって払い出される遊技球の数
が異常に増大することもない。このため、変動図柄表示
手段13の作動による利益への期待感を十分に確保しつ
つ、アレンジボール機の特徴を損なうことなく適正な出
球率に容易に設定することができる。
【0045】また入賞検出スイッチ42が遊技球を検出し
た時に、所定数の遊技球をを払い出す球払い出し動作と
併用すれば、ベース対策が更に容易である。図4は本発
明の第2実施例を例示し、始動入賞手段18の通過路36の
下部に始動検出スイッチ41を設けたものである。
【0046】この場合には、始動入賞手段18の入口34に
入った遊技球が通過路36を通過する確率は1/2になる
ので、この通過路36の始動検出スイッチ41により変動図
柄表示手段13を作動させるのみでも良い。しかし、この
始動検出スイッチ41の他に、入賞検出スイッチ42によっ
ても変動図柄表示手段13を作動させるようにすれば、第
1実施例と同様な態様で使用することが可能である。以
上、本発明の実施例について説明したが、本発明は各実
施例に限定されるせのではない。
【0047】例えば、実施例では、始動入賞手段18の入
口34に入った遊技球を振り分け部材40で通過路36と案内
路38戸に交互に振り分けるようにしているが、その振り
分け比率は1対2、1対3、2対1、3対1等でも良
く、ゲーム構成の全体との関係で適宜選択すれば良い。
なお、振り分け比率を1対2等にする場合には、振り分
け部材40をソレノイド等で駆動して切り換えるようにす
れば良い。
【0048】また図2では中央入賞手段14の左側に始動
入賞手段18を1個設けているが、変動図柄表示手段13の
下側に配置しても良いし、その他の箇所に2個設けても
良く、その位置、個数は適宜決定することが可能であ
る。更に各図柄表示部23,24,25の停止図柄が当たり図柄
となった時に発生する利益状態は、遊技者にとって有利
なものであれば十分であり、その利益内容が問題となる
ことはない。
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤5 に、遊技盤5 に沿って落下する遊技球が入る入口34
と、遊技球を遊技盤5 に沿って下方に通過させる通過路
36と、遊技球を遊技盤5 の裏側に案内する案内路38と、
入口34に入った遊技球を通過路36と案内路38とに振り分
ける振り分け部材40とを有する始動入賞手段18を設け、
この始動入賞手段18に始動検出スイッチ41を設け、案内
路38側に、この案内路38の遊技球を検出する入賞検出ス
イッチ42を入球口手段22の何れかの入球口28に対応させ
て設けているので、遊技球が始動入賞手段18に入って変
動図柄表示手段13が作動する確率を基礎にしてベース問
題を検討することができ、ベース問題の対策が非常に容
易になる利点がある。
【0050】また入口34に入る遊技球を振り分け部材40
で通過路36と案内路38とに振り分け、その案内路38から
遊技盤5 の裏側に遊技球が通過した時に、入球口手段22
の何れかの入球口28に対応する入賞検出スイッチ42が働
くようにしているので、変動図柄表示手段13を作動させ
る手段検出スイッチ41を手段入賞手段18に設けているに
も拘らず、変動図柄表示手段13の作動回数を十分に確保
しつつ、入賞役による遊技球の払い出しを適正にするこ
とができる。
【0051】請求項2に記載の本発明によれば、ケース
35,37,39の入口34側に始動検出スイッチ41を、案内路38
の後側に入賞検出スイッチ42を夫々設けているので、入
口34に遊技球が入る都度、始動検出スイッチ41により変
動図柄表示手段13を作動させることができると共に、案
内路38側に遊技球が振り分けられた時にのみ、入賞検出
スイッチ42でその遊技球を検出することができる。しか
も、始動検出スイッチ41と入賞検出スイッチ42との組み
込みに無理がなく、始動入賞手段18を容易に製作するこ
とができる。
【0052】請求項3に記載の本発明によれば、ケース
35,37,39の上部に入口34を設け、ケース35,37,39の下部
に通過路36と案内路38とを隔壁50を介して前後に設け、
隔壁50の上側に、入口34から入った遊技球を通過路36と
案内路38とに交互に振り分けるように振り分け部材40を
横軸52廻りに回動自在に設けているので、始動入賞手段
18自体を簡単且つ小型化することができ、しかも振り分
け部材40を円滑に回動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すアレンジボール機の
斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す遊技盤の正面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例を示す始動入賞手段の正面
図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す始動入賞手段の横断
面図である。
【図5】本発明の第1実施例を示す始動入賞手段の縦断
面図である。
【図6】本発明の第1実施例を示す始動入賞手段の作動
状態の縦断面図である。
【図7】本発明の第1実施例を示す制御系のブロック図
である。
【図8】本発明の第2実施例を示す始動入賞手段の縦断
面図である。
【符合の説明】
5 遊技盤 13 変動図柄表示手段 18 始動入賞手段 22 下部入球口手段 23,24,25 図柄表示部 28 入球口 34 入口 35 上部ケース 36 通過路 37 側部ケース 38 案内路 39 後部ケース 40 振り分け部材 41 始動検出スイッチ 42 入賞検出スイッチ 50 隔壁 60 球払い出し手段 61 球払い出し制御手段 64 誘導増加手段 65 得点増加手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の入球口(28)を配列した入球口手段
    (22)と、変動図柄表示手段(13)と、遊技球を検出して変
    動図柄表示手段(13)を一定時間作動させる始動検出スイ
    ッチ(41)とを遊技盤(5) に備え、遊技盤(5) 上に発射さ
    れた所定数の遊技球が入球口手段(22)の予め定められた
    複数個の入球口(28)に入球して所定の入賞役が成立した
    時に、規定数の遊技球を払い出す球払い出し手段(60)
    と、変動図柄表示手段(13)が作動後に当たり図柄を表示
    した時に所定の利益状態を発生させる手段(14)(27)(64)
    とを備えたアレンジボール機において、遊技盤(5) に、
    遊技盤(5) に沿って落下する遊技球が入る入口(34)と、
    遊技球を遊技盤(5) に沿って下方に通過させる通過路(3
    6)と、遊技球を遊技盤(5) の裏側に案内する案内路(38)
    と、入口(34)に入った遊技球を通過路(36)と案内路(38)
    とに振り分ける振り分け部材(40)とを有する始動入賞手
    段(18)を設け、この始動入賞手段(18)に始動検出スイッ
    チ(41)を設け、案内路(38)側に、この案内路(38)の遊技
    球を検出する入賞検出スイッチ(42)を入球口手段(22)の
    何れかの入球口(28)に対応させて設けたことを特徴とす
    るアレンジボール機の入賞装置。
  2. 【請求項2】 ケース(35)(37)(39)の入口(34)側に始動
    検出スイッチ(41)を、案内路(38)の後側に入賞検出スイ
    ッチ(42)を夫々設けたことを特徴とする請求項1に記載
    のアレンジボール機の入賞装置。
  3. 【請求項3】 ケース(35)(37)(39)の上部に入口(34)を
    設け、ケース(35)(37)(39)の下部に通過路(36)と案内路
    (38)とを隔壁(50)を介して前後に設け、隔壁(50)の上側
    に、入口(34)から入った遊技球を通過路(36)と案内路(3
    8)とに交互に振り分けるように振り分け部材(40)を横軸
    (52)廻りに回動自在に設けたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のアレンジボール機の入賞装置。
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