JPH0714764Y2 - 温風暖房機のファン制御装置 - Google Patents

温風暖房機のファン制御装置

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JPH0714764Y2
JPH0714764Y2 JP2162489U JP2162489U JPH0714764Y2 JP H0714764 Y2 JPH0714764 Y2 JP H0714764Y2 JP 2162489 U JP2162489 U JP 2162489U JP 2162489 U JP2162489 U JP 2162489U JP H0714764 Y2 JPH0714764 Y2 JP H0714764Y2
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JP
Japan
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combustion
combustion amount
extinguishing
continuation value
operation continuation
Prior art date
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JP2162489U
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JPH02114862U (ja
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和雄 松崎
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Dainichi Co Ltd
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Dainichi Co Ltd
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、送風ファンを有する石油ファンヒータ等の温
風暖房機に係り、特に消火後の送風ファンのアフターラ
ンを制御する装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の温風暖房機における送風ファンは、燃焼
中の他、消火後においても比較的長い一定時間(例えば
1〜2分)アフターランするようになっていて、これに
より機内温度の上昇防止と冷却を図り、耐熱性に劣る構
成部品等の損傷を防止している。
(考案が解決しようとする課題) ところで、アフターランは前記したように機器の性能維
持等に有用であるが、反面使用者に対しては種々の不快
感をもたらす。例えば、燃焼中に殆ど気にならなかった
送風音が耳障りに感じられたり、さらにアフターラン時
における温風温度の変化は第5図の如くであり、温風温
度の低いA〜B間は冷気を感じることがあった。
本考案は前記した課題に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、消火直前の燃焼量に応じて送風ファン
をアフターランさせるとにより、消火以後におる不快感
を低減させることにある。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するために本考案の温風暖房機のフ
ァン制御装置は、室温と設定温度とからバーナの燃焼量
を種々決定する燃焼量決定手段と、消火より若干時間経
過してからカウントを開始するタイマーと、各燃焼量に
対して予め定められた動作継続値と決定された燃焼量を
夫々記憶する記憶手段と、送風ファンを動作させるため
の信号を出力する信号出力手段とを備え、消火時は記憶
手段に記憶されている消火直前の燃焼量に基づいて動作
継続値を特定し、前記タイマーがカウントを開始してか
ら特定された動作継続値と一致するまでの間、前記送風
ファンをアフターランさせる構成である。
(作用) 以上の構成における作用を説明すると、バーナの燃焼量
は、特に室温が設定温度に達するまでの暖房初期を除け
ば、一般に中〜小となっていることが多い。この状態の
ときに消火操作がなされると、それまでの燃焼量が小で
あるため特定される動作継続値が小さく、アフターラン
が短時間で完了する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面により説明する。
第1図は実施例としての温風暖房機の全体構成図であ
る。図において、1は、後述の温度センサが検知する室
温と設定温度とからバーナ2の燃焼量を種々決定する燃
焼量決定手段、3は各燃焼量に対して予め定められた動
作継続値と決定された燃焼量を夫々記憶する記憶手段、
4は消火より若干時間(例えば10秒)経過してからカウ
ントを開始するタイマー、5は送風ファン6を動作させ
るための信号を出力する信号出力手段で、以上はマイク
ロコンピュータ(以下マイコンと称す。)7内に構成さ
れている。
動作継続値は、例えば第2図のような設定であり、ある
燃焼量での燃焼途中に消火させ、その後のアフターラン
において、温風温度が室温近くにまで低下する所要時間
として定められている。従って、消火直前の燃焼量が小
である程動作継続値は短くなっている。
8はバーナの火炎を収容する燃焼室で、その上部には、
燃焼室8と送風通路9を連通させる開口10が設けられて
いる。又11は吹出口、12は室温検知用の温度センサであ
る。
第3図は実施例の要部回路図で、図中、13は分圧用抵
抗、14はフォトトライアックカプラ、15はトライアッ
ク、16は交流電源である。
前記構成における動作を次に説明する。
運転操作がなされると、燃焼量決定手段1は温度センサ
12と分圧用抵抗13とで分圧された電圧から室温を検知
し、これと設定温度とからバーナ2の燃焼量を決定す
る。そうしてバーナ2が燃焼を開始し、燃焼室8中の燃
焼ガスが開口10を通って送風通路9に流出する。又着火
燃焼時に信号出力手段5が信号を出力してフォトトライ
アックカプラ14をオンさせ、トライアック15をオンさせ
る。そのため、送風ファン6は交流電源16が供給されて
始動する。
送風ファン6が始動すると、送風通路9の燃焼ガスは送
風と混合し、温風となって吹出口11から室内に排出され
るので、室温は第4図イ区間のように上昇していく。な
お、第4図において、細実線は室温、太実線は燃焼量、
一点鎖線は吹出口11より排出する温風の温度である。
暫くして室温が設定温度に達すると、以後は設定温度を
維持するだけの燃焼量で済むため、ロ区間の如く燃焼量
が徐々に低下していき、適当な燃焼量となったところ
で、安定した燃焼状態となる。このようなことから、実
使用時においては、燃焼量が中〜小であることが多い。
係る安定燃焼中に消火操作がなされると、バーナ2が消
火し、送風ファン6も停止する。消火時にあっては、バ
ーナ2、燃焼室8、吹出口11等で著しく高温な部分が存
在する。よって、機内は余熱により温風が徐々に上昇し
ていく。
一方、消火を検知すると、記憶手段3が記憶している消
火直前の燃焼量から動作継続値が特定される。そして消
火から若干時間が経過すると、タイマー4はカウントリ
セットの後、カウントを開始する。さらに、信号出力手
段5が信号を出力するため、送風ファン6がアフターラ
ンを開始する。よってこれ以後は、ハ区間のように急激
に温風温度が低下し、機内も冷却するため、構成部品等
が損傷することを防止できることとなる。
この後タイマー4のカウントが動作継続値に一致した時
点においては、機内が十分に冷却しているので、アフタ
ーランを完了する。このように消火直前の燃焼量に応じ
てアフターラン時間が変化すると、多くの場合は短時間
でアフターランが完了するので、送風音が気になるとい
った不快感が有効に解消するのである。
(考案の効果) 以上に説明したように、本考案の温風暖房機のファン制
御装置は、送風ファンのアフターランを消火直前の燃焼
量に応じて変化させるように構成しているため、燃焼量
が中〜小での燃焼となっていることの多い実使用時は、
消火以後における送風音の発生が短時間になると共に、
冷気を感じ易い室温程度の温風の排出が防止できる等に
より、温風暖房機を快適に使用できるといった効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の全体構成図、第2図は燃焼量
と動作継続値の対応を示す図、第3図は本考案の実施例
の要部回路図、第4図は室温、燃焼量、温風温度の変化
を説明する時系列変化図、第5図は従来のアフターラン
時における温風温度の変化を説明する図である。 1……燃焼量決定手段、3……記憶手段、4……タイマ
ー、5……信号出力手段、6……送風ファン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温と設定温度とからバーナの燃焼量を種
    々決定する燃焼量決定手段と、消火より若干時間経過し
    てからカウントを開始するタイマーと、各燃焼量に対し
    て予め定められた動作継続値と決定された燃焼量を夫々
    記憶する記憶手段と、送風ファンを動作させるための信
    号を出力する信号出力手段とを備え、消火時は記憶手段
    に記憶されている消火直前の燃焼量に基づいて動作継続
    値を特定し、前記タイマーがカウントを開始してから特
    定された動作継続値と一致するまでの間、前記送風ファ
    ンをアフターランさせる温風暖房機のファン制御装置。
JP2162489U 1989-02-27 1989-02-27 温風暖房機のファン制御装置 Expired - Lifetime JPH0714764Y2 (ja)

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JPH02114862U JPH02114862U (ja) 1990-09-13
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