JPH07147277A - 半導体用部材 - Google Patents

半導体用部材

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JPH07147277A
JPH07147277A JP17356593A JP17356593A JPH07147277A JP H07147277 A JPH07147277 A JP H07147277A JP 17356593 A JP17356593 A JP 17356593A JP 17356593 A JP17356593 A JP 17356593A JP H07147277 A JPH07147277 A JP H07147277A
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幸夫 伊藤
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毅 稲葉
Kazuharu Sasa
一治 佐々
Shigeo Kato
茂男 加藤
Yasumi Sasaki
泰実 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,機械的強度および熱衝撃に対する
強度が大きく,ひずみや反りがほとんどない半導体用部
材を提供することを目的とする。 【構成】 表面2a、2bがガス不透過性の緻密な炭化
珪素質4、6からなり、内部に層状に炭化珪素粒子5を
含有することを特徴とする半導体用部材2。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体熱処理作業で使
用される半導体用部材に関し、特に半導体ウエハを熱処
理する作業で使用される半導体用部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体用部材に対して、高温にお
けるガス不透過性が要求されている。
【0003】特開昭64−42365号公報には、その
ような要求を満足するガス不透過性炭化珪素焼結体の製
造方法が示されている。すなわち、多孔質炭化珪素焼成
体をCVD法により気密化する方法において、多孔質体
が再結晶炭化珪素焼成体であり、かつ焼成体の気孔率が
25%以下、最大気孔径が50μm以下である事を特徴
とするガス不透過性炭化珪素焼結体の製造方法が記載さ
れている。
【0004】さらに、再結晶炭化珪素焼成体の製造方法
について、炭化珪素(SiC)粉、炭素(C)粉末およ
び炭素化された有機バインダーを原料として製造された
炭化珪素焼結体を、シリコンガスを含む雰囲気中で20
00℃〜2300℃の温度で焼成することにより、炭化
珪素焼結体に含まれる炭素粉末および有機バインダーを
炭化珪素結晶として析出し、結合させる方法が示されて
いる。このような焼結体の気孔部分に、CVD法によっ
て炭化珪素を沈積させて、ガス不透過性炭化珪素焼結体
を得る。
【0005】この他にも、半導体用部材の材質として、
種々のものが用いられている。次に、半導体用部材の具
体的な例をあげて、それらの材質について説明する。
【0006】半導体用部材は、半導体熱処理作業に用い
られるものであり、例えば、縦型半導体熱処理用治具
(ボート)、半導体用プロセスチューブ、半導体気相成
長用サセプタおよび半導体熱処理用ダミーウエハなどで
ある。
【0007】まず、縦型半導体熱処理用治具について説
明すると、複数の半導体ウエハを垂直方向に並置し、そ
れらの半導体ウエハを加熱しその表面に酸化シリコン被
膜を形成したり、その内部に不純物原子を拡散したりす
る半導体熱処理作業に使用される。
【0008】このような縦型半導体熱処理用治具は、従
来より種々のものが提案されている。例えば実開昭62
−128633号公報には、複数の略円弧状のウエハ保
持体を備えた治具が示されている。
【0009】また、略円弧状のウエハ保持体を改良した
ものが、特願平4−337160号公報に示されてい
る。
【0010】また、特願平4−54653号公報には、
略円弧状のウエハ保持体の材質として、ガス不透過性の
炭化珪素質コーティング膜を採用することが示されてい
る。このような材質のウエハ保持体について、カーボン
基材の表面にガス不透過性の炭化珪素質コーティング膜
を形成後、基材を除去して得たガス不透過性の炭化珪素
質コーティング膜の単体からなるもの、あるいはコーテ
ィング膜の単体からなるウエハ保持体表面を、さらに炭
化珪素質コーティング膜で被覆したものが示されてい
る。
【0011】次に、半導体用プロセスチューブについて
説明する。
【0012】周知のように、半導体用プロセスチューブ
は、高純度、高耐熱性を有することが要求されている。
半導体用プロセスチューブの材質としては、例えば石英
ガラスやシリコン含浸炭化珪素(Si含浸SiC)など
が使用されている。これらのなかでも、特に石英ガラス
は、他の材質よりも安価で,かつ高純度であるので、一
般に広く使用されている。しかし、石英ガラスは耐熱性
が劣るので高温で軟化するという問題がある。そのた
め,特に高温で半導体ウエハを処理するウエハープロセ
スなどにおいては、シリコン含浸炭化珪素質プロセスチ
ューブが広く使用されている。
【0013】しかし、シリコン含浸炭化珪素質プロセス
チューブにおいては、それに含有されている不純物の除
去が困難であるため、純度が劣るという欠点がある。
【0014】この欠点を解消するために、プロセスチュ
ーブの表面にガス不透過性の炭化珪素質コーティング膜
を形成することが提案されている。
【0015】また、カーボン基材の表面にガス不透過性
の炭化珪素質コーティング膜を形成した後、カーボン基
材を除去してガス不透過性の炭化珪素質プロセスチュー
ブを得ることも提案されている。
【0016】前述のシリコン含浸炭化珪素質プロセスチ
ューブの表面にコーティング膜を形成したものと比較し
て,このガス不透過性の炭化珪素質プロセスチューブ
は、軽量で熱容量も小さく、しかも高純度であるので、
半導体用プロセスチューブとして好ましい。
【0017】次に、半導体気相成長用サセプタについて
説明する。
【0018】このサセプタは、エピタキシャル成長工程
で使用される。
【0019】エピタキシャル成長工程は、半導体デバイ
スの種々の製造工程のうちの一つであり、シリコンウエ
ハをサセプタ上に載置してランプ加熱もしくは誘導加熱
によりシリコン単結晶の気相成長を行う工程である。
【0020】従来、このような工程で使用されるサセプ
タとしては、等方性炭素質基材の表面にCVD(化学気
相)法等により炭化珪素膜を形成したものが用いられて
いる。この炭化珪素膜によって、炭素質基材の内部に含
まれる不純物の拡散によるウエハの汚染を防止するとと
もに、ウエハの耐摩耗性を向上させている。しかも、炭
素質基材の熱膨張係数と炭化珪素膜の熱膨張係数を互い
に一致させて、熱サイクルによる炭化珪素膜の剥離等を
防止している。
【0021】しかし、このサセプタにおいては、熱容量
が大きいという欠点や、炭化珪素膜が浸食されてピンホ
ールが発生した場合に炭素質基材の内部に含まれる不純
物が被処理ウエハを汚染するという欠点がある。
【0022】このような欠点を解消するために、特願昭
61−32223号公報には、5μm以上の粒子径を有
する結晶体が表面積の70%以上を占め、且つカサ密度
が3.00g/cm3 以上の緻密質炭化珪素で構成され
た半導体気相成長用サセプタが示されている。
【0023】このような半導体気相成長用サセプタの製
造方法について説明すると、カーボン基材に高純度のガ
ス不透過性の緻密な炭化珪素膜をコーティングした後、
カーボン基材を除去して、炭化珪素膜の裏面に再び緻密
な炭化珪素膜をコーティングしてつくられる。このよう
なサセプタは、高純度である。
【0024】次に、半導体熱処理用ダミーウエハについ
て説明すると、複数の半導体ウエハをウエハ支持ボート
に並置し、それらの半導体ウエハを加熱してその表面に
酸化シリコン被膜を形成したり、その内部に不純物原子
を拡散したりする半導体熱処理作業に用いられる。
【0025】このような半導体熱処理作業について詳し
く説明すると、100〜200枚の半導体ウエハを、石
英ガラスまたはシリコン含浸炭化珪素のウエハ支持ボー
トに積載して、炉芯管内の均熱部に搬入して熱処理す
る。半導体ウエハの処理枚数が少ない場合に、炉芯管内
の温度分布を変化させないで、しかも均熱を保つため
に、適当な枚数のダミーウエハをウエハ支持ボートのス
ペースに積載する。
【0026】ダミーウエハの材質としては、ウエハの洗
浄時に使用される塩酸(HCl)ガスにエッチングされ
にくい炭化珪素質が、一般に用いられている。
【0027】炭化珪素質のダミーウエハは、高純度であ
ることが要求される。そのため、カーボン基材に高純度
のガス不透過性の緻密な炭化珪素膜をコーティングした
後、カーボン基材を除去してダミーウエハを得る。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
特開昭64−42365号公報に記載の製造方法によっ
て製造されるガス不透過性炭化珪素焼結体は、耐熱衝撃
性が不充分であるため、半導体ウエハの熱処理において
半導体用部材として用いる場合に、熱衝撃によって破損
し易いという問題がある。
【0029】さらに、たわみ強度も不充分であるため、
半導体ウエハを支持する治具などとして用いる場合に、
半導体ウエハの重量などによって破損し易いという問題
がある。また、半導体ウエハの大口径化に伴って大型化
されたプロセスチューブの材質として用いる場合に、プ
ロセスチューブがその自重によって破損し易いという問
題がある。
【0030】しかも、再結晶炭化珪素焼成体を極薄の厚
さに製造することは容易ではないので、ダミーウエハな
どの極薄の部材に適用することが実用上困難である。
【0031】また、前述の治具、プロセスチューブ、サ
セプタおよびダミーウエハなどにおいては、それらを製
造するために、カーボン基材の表面にガス不透過性の緻
密なコーティング膜を形成するので、次のような問題が
ある。
【0032】焼抜きや酸処理によって基材を除去する場
合に、その除去作業に長時間を要するので製造コストが
高くなり易いという問題がある。焼抜きや酸処理を行わ
ずに、サンドブラストによって基材を除去する場合は、
その除去作業によるショックが大きいので、ガス不透過
性の炭化珪素質コーティング膜が破損し易いという問題
がある。
【0033】また、基材がカーボンからなるので、基材
の熱膨張係数とガス不透過性の炭化珪素質コーティング
膜の熱膨張係数とを一致させることが困難である。その
ため、コーティング膜をある程度の厚さ以上に形成する
場合に,基材を除去した後で,コ−ティング膜が変形し
たり、破損したりし易いという問題がある。
【0034】また、プロセスチューブが全体的にガス不
透過性の炭化珪素質からなるので、熱衝撃に対する強度
などが充分とはいえない。
【0035】本発明は,機械的強度および熱衝撃に対す
る強度が大きく,ひずみや反りがほとんどない半導体用
部材を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するために、表面がガス不透過性の緻密な炭化珪素
質からなり、内部に炭化珪素粒子を含有することを特徴
とする半導体用部材を要旨とする。
【0037】
【作用】本発明によれば、ガス不透過性の緻密な表面を
有する半導体用部材の内部(芯部)に、骨材として炭化
珪素粒子が含まれるので、若干の気孔が存在し得る。ま
た、この炭化珪素粒子の存在により、例え、気孔が0.
1%以下であったとしても、炭化珪素粒子がミクロ的に
振動し得る。したがって、半導体用部材の機械的強度が
大きく、かつ熱衝撃に対する強度も大きい。
【0038】また、本発明による半導体用部材は,石英
ガラスやシリコン含浸炭化珪素質の半導体部材と同じ強
度である場合に、それらと比較して、軽量かつ肉薄であ
り、しかも熱容量が小さいので、ヒ−タ−による昇温あ
るいは降温時に,ヒ−タ−温度とのタイムラグ(時間的
なズレ)が小さい。
【0039】
【実施例】第1実施例 本発明の第1実施例による半導体用部材としての評価用
板材について説明する。
【0040】この評価用板材は、長方形の板状であり、
その幅は10mmであり、その長さは300mmであ
り、その厚さは1mmである。
【0041】評価用板材は、第1コーティング膜、芯部
および第2コーティング膜から構成されている。第1コ
ーティング膜および第2コーティング膜は、それぞれガ
ス不透過性の緻密な炭化珪素質で構成されている。
【0042】第1コーティング膜は、評価用板材の一方
の面を構成し、第2コーティング膜は、評価用板材の他
方の面を構成している。
【0043】芯部は、第1コーティング膜と第2コーテ
ィング膜の間に層状に形成されている。芯部は、炭化珪
素粒子を骨材として含み、若干の気孔を有している。
【0044】また、炭化珪素粒子は、サブミクロンから
200μm程度の直径を有するものが使用される。
【0045】次に、このような評価用板材の製造方法に
ついて説明する。
【0046】粒径が0.1〜100μmの炭化珪素粉の
圧粉体を、図11のカーボン容器30に詰める。圧粉体
31は、カ―ボン容器30の開口部において露出してお
り、その露出している部分の表面31aの形状は、幅1
0mm、長さ300mmの長方形の平面状である。この
炭化珪素粉の圧粉体31の表面31aに、CVD法によ
って第1コーティング膜を形成する。このCVD法につ
いて説明すると、炭化珪素粉の圧粉体31の表面31a
を加熱し、その状態で炭化珪素粉の圧粉体31の表面3
1aに、水素ガスをキャリアガスとしたトリクロルメチ
ルシランを毎分2g〜20g供給して、ガス不透過性の
緻密な炭化珪素質の第1コーティング膜を形成する方法
である。
【0047】この方法における炭化珪素粉の粒径は、サ
ブミクロンから100μm程度までが好ましい。粒径が
大きすぎると粉体の離脱に伴い圧粉体表面の平坦性が得
られず、その結果コーティング膜を形成した成形体の表
面の平面性が得られないからである。
【0048】第1コーティング膜は、圧粉体31の表面
上に10〜1000μmの厚さで形成されるとともに、
圧粉体31の表面31aからその内部にある程度の深さ
で染み込むように形成されている。
【0049】第1コーティング膜を、炭化珪素粉の圧粉
体31及びカーボン容器30から取り外す。炭化珪素粉
の圧粉体31は、脆いので、第1コーティング膜の取り
外しは容易である。
【0050】第1コーティング膜には、少なくとも圧粉
体31の内部に染み込んだ分だけ炭化珪素粒子が層状に
付着している。この炭化珪素粒子層の厚さは、片側コー
ティング膜の厚さに対し、1〜500%であることが好
ましい。
【0051】この理由は炭化珪素粒子層の厚さが薄いと
耐熱衝撃の効果が充分に得られず、また厚すぎると半導
体用部材としての充分な機械的強度が得られない。
【0052】第1コーティング膜および炭化珪素粒子層
を1200℃、HCl雰囲気で純化処理し、その後、炭
化珪素粒子層の表面(基材除去面)に、第1コーティン
グ膜と同様にして、ガス不透過性の緻密な炭化珪素質の
第2コーティング膜を形成する。このようにして、厚さ
1mmの板状の評価用板材を得る。炭化珪素粒子層は、
第1コーティング膜および第2コーティング膜によって
被覆されている。
【0053】この際、板状部材のたわみをより少なくす
るためには、第1及び第2コーティング膜の厚さは、同
等にすることが好ましい。
【0054】また、この実施例での気孔率は炭化珪素の
真比重から計算すると約0.1%であった。
【0055】この評価用板材に対して、室温から100
0℃の温度まで約10分で加熱し、その後で室温まで放
冷するという熱サイクルを繰り返し行った。熱サイクル
を50回繰り返したが、評価用板材の強度には、著しい
低下が認められなかった。
【0056】また、評価用板材の表面における長手方向
に関する中心線に対して、評価用板材の厚さ方向に荷重
をかけた。この荷重によって、評価用板材にたわみが生
じ、そのたわみ量(前述の中心線において荷重方向に変
形した長さ)が8mmになった時点で、評価用板材が折
れた。
【0057】第1比較例 前述の特開昭64−42365号公報に記載された製造
方法によって、ガス不透過性炭化珪素焼結体を製造し
た。この焼結体の形状および寸法は、前述の第1実施例
の評価用板材と同じであった。
【0058】この焼結体に対して、前述の第1実施例と
同様の熱サイクルを繰り返し行った。熱サイクルを10
回繰り返して行った時点で、焼結体の強度に著しい低下
が認められた。
【0059】また、前述の第1実施例と同様にして、焼
結体に厚さ方向の荷重をかけた。焼結体は、そのたわみ
量が5mmになった時点で折れた。
【0060】第1実施例との差がどのような理由で生じ
たかは、明確でないが、炭化珪素粒子の存在により、例
え、気孔が0.1%以下であったとしても、炭化珪素粒
子がミクロ的に振動し得ることが予測される。
【0061】第2実施例 本発明の第2実施例による半導体用部材について説明す
る。この半導体用部材は、縦型半導体熱処理用治具のウ
エハ支持体である。
【0062】治具の構成は、ウエハ支持体の材質および
その製造方法を除いて、前述の実開昭62−12863
3号公報に記載されたものと同様である。図1および図
2を参照すると、この治具1は、4枚の略円弧形の板状
のウエハ支持体2を備えている。それらのウエハ支持体
2は、上下方向に互いに所定の間隔で配置され、それぞ
れ半導体ウエハ3を1枚ずつ支持できるようになってい
る。なお、図2は、ウエハ支持体2の半径方向について
の断面を部分的に示すものである。
【0063】ウエハ支持体2は、第1コーティング膜,
芯部および第2コーティング膜から構成されている。芯
部は、炭化珪素粒子を骨材として含み、ウエハ支持体2
の内部に層状に形成されている。第1コーティング膜お
よび第2コーティング膜は、ガス不透過性の緻密な炭化
珪素質から構成されている。第1コーティング膜は、ウ
エハ支持体2の一方の面を構成している。第2コーティ
ング膜は、ウエハ支持体2の他方の面を構成している。
芯部は、第1コーティング膜および第2コーティング膜
によって被覆されている。芯部は、若干の気孔を含んで
いる。
【0064】次に、図5および図6を参照して、このウ
エハ支持体2の製造方法について詳しく説明する。
【0065】まず、カ―ボンの基材を作製する。この基
材の表面の形状は、ウエハ支持体2の形状に対応してい
る。
【0066】次に,粒径が50〜200μmの炭化珪素
粉にバインダーとしてフェノールレジンを加え、それら
を混練し、焼成して、焼成体とした。そして、反応炉内
で基材を加熱し、表面に水素ガスをキャリアガスとした
トリクロルメチルシランを毎分2g〜20g供給して、
ガス不透過性の緻密な炭化珪素の第1コーティング膜を
形成する。その後、酸化雰囲気中で加熱し、上記フェノ
ールレジンを炭化して成る炭素分を除去し、炭化珪素粉
および第1コ−ティング膜を略円弧形の板状の単体とし
て得る。そして,これをフッ酸で洗浄する。
【0067】図5に、第1コーティング膜4の厚さ方向
の断面を、部分的に示す。なお図5には、炭化珪素粒子
5を誇張して示してある。第1コーティング膜4の内表
面に炭化珪素粒子5が層状に残存している。第1コーテ
ィング膜4に変形や破損はない。
【0068】次に,第1コ−ティング膜4および炭化珪
素粒子5の層を1200℃、HClガス雰囲気中で純化
処理した後、炭化珪素粒子5の層の表面(基材除去面)
に、前述と同様にしてガス不透過性の緻密な炭化珪素の
第2コーティング膜6を形成して、肉厚1mmの略円弧
形状のウエハ支持体2を得る。
【0069】このウエハ支持体2の厚さ方向の断面を、
図6に部分的に示す。図6には、図5と同様に炭化珪素
粒子5を誇張して示している。ウエハ支持体2の一方の
面2aは、第1コーティング膜4で構成され、他方の面
2bは、第2コーティング膜6で構成されている。炭化
珪素粒子5の層は、第1コーティング膜4および第2コ
ーティング膜6によって、被覆されており、芯部を構成
している。炭化珪素粒子5の層は、約0.5%の気孔を
有している。
【0070】炭化珪素とフェノ−ルレジンから成る焼成
体は、フェノールレジンが比較的少量であり、これを容
易に除去できる。したがって、従来のカーボン基材の焼
き抜きと比較して、ウエハ支持体を高能率で、しかも安
価に製造できる。
【0071】本発明は、このようなウエハ支持体に限定
されるものではない。例えば、ウエハ支持体の形状は、
特願平4−337160号公報に記載されたものと同じ
形状でもよい。すなわち、図3および図4を参照する
と、ウエハ支持体2´は、略円弧形状であり、その半径
方向の断面は、折れ曲がった形になっていて、その厚さ
は、ほぼ均一である。このウエハ支持体2´は、前述と
同様にして製造される。この場合も、カーボンの基材の
形状を、ウエハ支持体2´の形状に対応させるとよい。
【0072】第2比較例 前述の第2実施例で用いた焼成体と同一形状のカーボン
基材を加熱し,その表面に、水素ガスをキャリアガスと
したトリクロルメチルシランを毎分2g〜20g供給し
て、厚さ1mmのガス不透過性の緻密な炭化珪素のコー
ティング膜を形成した。その後、カーボン基材を焼き抜
きして、略円弧状のウエハ支持体を得た。このウエハ支
持体には、歪が残っており、反りがあった。
【0073】500℃の温度に加熱し、その後で水中に
入れて急冷するという操作を、前述の第2実施例と第2
比較例のそれぞれのウエハ支持体に対して、繰り返し行
った。その結果、第2比較例のウエハ支持体は、3回繰
り返した時点でクラックが発生し破損したが、第2実施
例のウエハ支持体は、5回繰り返した時点でも破損せ
ず、変化がなかった。
【0074】第3実施例 本発明の第3実施例による半導体用部材について説明す
る。この半導体用部材は、半導体用炭化珪素質プロセス
チューブである。
【0075】このプロセスチューブは、円筒形状であ
り、第1コーティング膜,芯部および第2コーティング
膜から構成されている。芯部は、炭化珪素粒子を骨材と
して含み、プロセスチューブの内部に層状に形成されて
いる。第1コーティング膜および第2コーティング膜
は、ガス不透過性の緻密な炭化珪素質から構成されてい
る。第1コーティング膜は、プロセスチューブの外周面
を構成している。第2コーティング膜は、プロセスチュ
ーブの内周面を構成している。芯部は、第1コーティン
グ膜および第2コーティング膜によって被覆され、若干
の気孔を含んでいる。
【0076】次に、図5ないし図7を参照して、このプ
ロセスチューブの製造方法について詳しく説明する。な
お、図5および図6については、前述の第2実施例の説
明で使用したものを、プロセスチューブの説明に転用す
る。
【0077】まず,図7に示すように、組立式の基材1
0を作製する。この基材10は,パイプ形状のガス不透
過性の緻密な炭化珪素のコ−ティング膜を形成するため
に用いられる。
【0078】基材10は、2個のカーボンの支持リング
11,18枚のカーボンの板12および2本のカーボン
の固定用ヒモ13から構成されている。2個の支持リン
グ11は、それぞれ円形のリング形状であり、所定の間
隔で、かつ互いに同心になるように配置されている。1
8枚のカーボンの板12は、細長い形状であり、2個の
支持リング11の外周に沿って並べて配置され、2本の
固定用ヒモ13によって2個の支持リング11に対して
固定されている。基材10の外表面は、カーボンの板1
2および固定用ヒモ13から構成されていて、円柱の表
面とほぼ同じ形状である。
【0079】次に,粒径が0.1〜150μmの炭化珪
素粉にバインダーとしてフェノールレジンを加え、それ
らを混練したものを基材10の外表面に塗布して、塗布
膜を形成し、さらに塗布膜の表面に前述のCVD法によ
ってガス不透過性の緻密な炭化珪素の第1コーティング
膜を形成する。その後、カーボンの基材10を取り外し
て、塗布膜および第1コ−ティング膜をパイプ形状の単
体として得る。そして,塗布膜を酸化雰囲気中で加熱し
た後、フッ酸で洗浄する。
【0080】図5に、その軸線方向の断面を、部分的に
示す。第1コーティング膜4の内表面に炭化珪素粒子5
が層状に残存している第1コーティング膜4に変形や破
損はない。次に,第1コ−ティング膜4および炭化珪素
粒子5の層を純化処理した後、炭化珪素粒子5の層の表
面(基材除去面)に、前述と同様にしてガス不透過性の
緻密な炭化珪素の第2コーティング膜6を形成して、外
径200mm,軸線方向の長さ2000mm,肉厚1.
2mmの円筒形状の半導体用炭化珪素質プロセスチュー
ブ2を得る。
【0081】このプロセスチューブ2の軸線方向の断面
を、図6に部分的に示す。プロセスチューブ2の外表面
2aは、第1コーティング膜4で構成され、内表面7b
は、第2コーティング膜6で構成されている。炭化珪素
粒子5の層は、第1コーティング膜4と第2コーティン
グ膜6によって、被覆されており、芯部を構成してい
る。炭化珪素粒子5の層は、約0.2%の気孔を有して
いる。
【0082】第3比較例 外径198.8mm,軸線方向の長さ2000mmのカ
ーボン基材を加熱し,その外表面に、水素ガスをキャリ
アガスとしたトリクロルメチルシランを毎分2g〜20
g供給して、厚さ1.2mmのガス不透過性の緻密な炭
化珪素のコーティング膜を形成した。その後、カーボン
基材を焼き抜きして、半導体用炭化珪素質プロセスチュ
ーブを得た。この半導体用炭化珪素質プロセスチューブ
には、歪が残っており、反りがあった。
【0083】前述の第3実施例と第3比較例のそれぞれ
の半導体用炭化珪素質プロセスチューブを、1200℃
の温度の炉内に20mm/分の速度で室温の炉外から出
し入れし、その出し入れを繰り返した。その結果、第3
比較例のプロセスチューブは、1回の出し入れによって
クラックが発生し破損したが、第3実施例のプロセスチ
ューブは、10回の出し入れの繰り返しによっても破損
せず、変化がなかった。
【0084】第4実施例 本発明の第4実施例による半導体用部材について説明す
る。この半導体用部材はプロセスチューブであり、その
構成は、寸法を除いて、前述の第3実施例のプロセスチ
ューブと同様の構成である。
【0085】図8および図9を参照して、このプロセス
チューブの製造方法について、次に説明する。
【0086】まず、円筒形状のカーボン基材20を作製
する。このカーボン基材20の軸線の方向の長さは、2
000mmであり、外周の直径は280mmである。カ
ーボン基材20は、3つのカーボン筒20a、20bお
よび20cから構成されている。これらのカーボン筒
は、それらの軸線方向に互いに接続されている。
【0087】次に、カーボン基材20の外表面に、前述
の第3実施例と同様にして、1mmの厚さの塗布膜を形
成し、さらにその塗布膜の表面に前述のCVD法によっ
て2mmの厚さのガス不透過性の第1コーティング膜を
形成する。
【0088】次に、図9に示すように、カーボン基材2
0の両端部21aおよび21bを切断して除去し、その
後で、カーボン筒20a、20bおよび20cを、それ
らの軸線方向に抜き出して、塗布膜および第1コーティ
ング膜をパイプ形状の単体として得る。
【0089】次に、前述の第3実施例と同様にして、フ
ッ酸で洗浄し、その後、前述のCVD法によって2mm
の厚さの第2コーティング膜を形成して、プロセスチュ
ーブを得る。
【0090】このプロセスチューブを、ヒータによって
加熱した。図10のグラフに、加熱時間とプロセスチュ
ーブの温度の関係を実線Aで示す。
【0091】第1コーティング膜および第2コーティン
グ膜の厚さは、それぞれ0.5mm〜5mmの範囲内で
あることが好ましい。0.5mm未満の場合は、プロセ
スチューブの強度が不足し易く、5mm以上の場合は、
製造コストが高くなり易い。
【0092】第4比較例 第3比較例と同様にして、プロセスチューブを製造し
た。ただし、その形状および寸法については、前述の第
4実施例のプロセスチューブと同じにした。
【0093】このプロセスチューブを、前述の第4実施
例と同様にして、ヒータによって加熱した。
【0094】この加熱時間とプロセスチューブの温度の
関係を、図10に破線Bで示す。
【0095】図10を参照すると明らかなように、前述
の本発明の第4実施例によるプロセスチューブは、この
第4比較例のプロセスチューブと比較して、熱容量が小
さく、加熱による昇温時に、ヒータ温度の設定値(点線
C)に対するタイムラグ(時間的ずれ)が小さい。加熱
後の降温時についても同様である。
【0096】また、この第4比較例のプロセスチューブ
の重さが、75kgであったのに対して、前述の第4実
施例によるプロセスチューブの重さは、11kgであ
り、軽量であった。
【0097】第5実施例 本発明の第5実施例による半導体用部材について説明す
る。この半導体用部材は、半導体気相成長用サセプタで
ある。
【0098】このサセプタは、円板形状であり、その直
径は、200mmであり、その肉厚は、1mmである。
【0099】このサセプタの構成は、その形状を除い
て、前述の第2実施例の半導体用部材と同様の構成であ
る。
【0100】そして、その製造方法も、前述の第2実施
例の半導体用部材の製造方法と同様である。
【0101】サセプタの反り量(サセプタの厚さ方向に
ついて変形した長さ)は、0.1mm以下である。
【0102】第5比較例 カーボン基材の表面に、前述のCVD法によって、ガス
不透過性の緻密な炭化珪素のコーティング膜を形成し
た。カーボン基材の表面の形状は、前述の第5実施例の
サセプタの形状に対応しており、直径200mmの円形
であった。その後、カーボン基材を焼き抜きして、厚さ
1mmの円板形状のサセプタを得た。
【0103】このサセプタには、歪みが残っており、そ
の反り量は、約1mmであった。
【0104】第6実施例 本発明の第6実施例による半導体用部材について説明す
る。この半導体用部材は、ダミーウエハである。
【0105】このダミーウエハの構成は、その寸法を除
いて、前述の第5実施例のサセプタと同様の構成であ
る。ダミーウエハの外径は200mmであり、その厚さ
は0.7mmである。
【0106】このダミーウエハの製造方法は、炭化珪素
粒の粒径が0.1〜50μmであることを除いて、前述
の第5実施例の製造方法と同様である。カーボン容器
は、カーボンルツボであり、その内径は、ダミーウエハ
の外径と同寸法である。
【0107】尚、得られた炭化珪素粒子5の層は、0.
1%の気孔率も確認されなかった。
【0108】このダミーウエハには、反りがない。
【0109】第6比較例 カーボン基材の表面の形状を除いて、前述の第5比較例
と同様にして、ダミーウエハを得た。このダミーウエハ
の形状は、前述の第6実施例のダミーウエハの形状と同
一であり、カーボン基材の表面の形状は、直径200m
mの円形であった。
【0110】このダミーウエハには、歪みが残ってお
り、反りがあった。
【0111】500℃の温度に加熱して、その後で水中
に入れて急冷するという操作を、前述の第6実施例と第
6比較例のそれぞれのダミーウエハに対して、繰り返し
行った。
【0112】その結果、第6比較例のダミーウエハは、
3回の繰り返しによってクラックが発生して破損した
が、第6実施例のダミーウエハは、5回以上の繰り返し
によっても破損せず、変化がなかった。
【0113】本発明は、前述の第1ないし第6実施例に
限定されるものではない。例えば、半導体用部材の寸法
は,前述のものに限定されない。
【0114】また、半導体用部材の形状は、前述のもの
に限らない。例えば、多角形の板状にしてもよい。この
場合、半導体用部材の形状に応じて、基材の表面の形状
を設定するとよい。
【0115】また、基材は、前述のものに限らず、従来
の基材を採用できる。
【0116】また、バインダーは、フェノールレジンに
限らず、その他の従来のバインダーを採用できる。
【0117】また、炭化珪素粉にバインダーを加えなく
てもよい。
【0118】また、ガス不透過性の緻密な炭化珪素の膜
(第1コーティング膜や第2コーティング膜)を形成す
る方法は、前述の方法に限らず,その他の従来の方法を
採用できる。
【0119】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ガス不透過性の緻密な炭化珪素質からなる表面を有する
半導体用部材の内部(芯部)に骨材として炭化珪素粒子
が含まれるので、そこに若干の気孔が存在し得る。ま
た、炭化珪素粒子の存在により、例え、気孔が0.1%
以下であったとしても、炭化珪素粒子がミクロ的に振動
し得る。そのため,半導体用部材の機械的強度や、熱衝
撃に対する強度を大きくすることができる。
【0120】また、ガス不透過性の緻密な炭化珪素質と
炭化珪素粒子のそれぞれの熱膨張係数は、互いにほぼ一
致している。したがって、加熱処理を行う場合に、半導
体用部材にひずみや反りがほとんど生じないようにでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦型半導体熱処理用治具を示す斜視図。
【図2】図1に示した治具の部分的な断面図。
【図3】ウエハ支持体を示す平面図。
【図4】図3に示したウエハ支持体の断面図。
【図5】第1コーティング膜の部分的な断面図。
【図6】本発明の好適な実施例による半導体用部材の部
分的な断面図。
【図7】第3実施例のカーボンの基材を示す斜視図。
【図8】第4実施例のカーボン基材を示す斜視図。
【図9】図8に示したカーボン基材の両端部の切断部分
を示す斜視図。
【図10】ヒータによる加熱時間とプロセスチューブの
温度との関係を示すグラフ。
【図11】第5実施例のカーボン容器を示す断面図。
【符号の説明】
2 半導体用部材 4 第1コーティング膜 5 炭化珪素粒子 6 第2コーティング膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/02 B 21/205 21/68 V C04B 35/56 101 X (72)発明者 佐々 一治 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番地 東芝セラミックス株式会社小国製造所内 (72)発明者 加藤 茂男 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番地 東芝セラミックス株式会社小国製造所内 (72)発明者 佐々木 泰実 山形県西置賜郡小国町大字小国町378番地 東芝セラミックス株式会社小国製造所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面がガス不透過性の緻密な炭化珪素質
    からなり、内部に炭化珪素粒子を含有することを特徴と
    する半導体用部材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10116757A (ja) * 1996-10-08 1998-05-06 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd SiCダミーウエハ
JPH11121312A (ja) * 1997-10-13 1999-04-30 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 炭化ケイ素ウエハ
JPH11121315A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 多層炭化ケイ素ウエハ
JP2011502095A (ja) * 2007-10-29 2011-01-20 サンゴバン・セラミックス・アンド・プラスティックス・インコーポレイティッド 高抵抗率炭化ケイ素

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