JPH07147212A - 面実装空芯コイルの調整方法 - Google Patents
面実装空芯コイルの調整方法Info
- Publication number
- JPH07147212A JPH07147212A JP29307193A JP29307193A JPH07147212A JP H07147212 A JPH07147212 A JP H07147212A JP 29307193 A JP29307193 A JP 29307193A JP 29307193 A JP29307193 A JP 29307193A JP H07147212 A JPH07147212 A JP H07147212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core coil
- tuning circuit
- mount air
- surface mount
- winding diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 同調回路のコストを低減すること。
【構成】 同調回路の調整を従来トリマ・コンデンサで
おこなっていたものから、面実装空芯コイルの巻径を変
化させる方法に変更する。
おこなっていたものから、面実装空芯コイルの巻径を変
化させる方法に変更する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FMチューナやTVチ
ューナ等に使用される面実装空芯コイルの調整方法に関
する。
ューナ等に使用される面実装空芯コイルの調整方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の面実装空芯コイルを備えた
同調回路を示している。図4において、1は面実装空芯
コイル、2はトリマ・コンデンサ、3は固定コンデン
サ、4は同調回路の同調周波数を変化させるバラクタ・
ダイオードである。
同調回路を示している。図4において、1は面実装空芯
コイル、2はトリマ・コンデンサ、3は固定コンデン
サ、4は同調回路の同調周波数を変化させるバラクタ・
ダイオードである。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図4において同調回路の調整を行うときには、面実装空
芯コイル1のコイルピッチの調整では信頼性上良くない
ためトリマ・コンデンサ2を使い、このトリマ・コンデ
ンサ2の容量値を変化させて調整していた。
図4において同調回路の調整を行うときには、面実装空
芯コイル1のコイルピッチの調整では信頼性上良くない
ためトリマ・コンデンサ2を使い、このトリマ・コンデ
ンサ2の容量値を変化させて調整していた。
【0004】このように上記従来の同調回路において
も、トリマ・コンデンサ2を調整することにより同調回
路の調整をおこなうことができる。
も、トリマ・コンデンサ2を調整することにより同調回
路の調整をおこなうことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の同調回路の調整方法では、同調回路を形成するとき
に、コイルピッチを広げるという方法では、通常のディ
スクリートタイプの空芯コイルでは可能であるが、安価
な面実装空芯コイルを使用した場合、ハンダ付けされた
端子にストレスがかかり信頼性上良くないため、トリマ
・コンデンサを使用しないと同調回路の調整ができず、
高価になるうえ調整後の安定性が悪いという問題点があ
った。
来の同調回路の調整方法では、同調回路を形成するとき
に、コイルピッチを広げるという方法では、通常のディ
スクリートタイプの空芯コイルでは可能であるが、安価
な面実装空芯コイルを使用した場合、ハンダ付けされた
端子にストレスがかかり信頼性上良くないため、トリマ
・コンデンサを使用しないと同調回路の調整ができず、
高価になるうえ調整後の安定性が悪いという問題点があ
った。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、トリマ・コンデンサを使用することなく同
調回路を形成しても、調整をすることができる優れた面
実装空芯コイルの調整方法を提供することを目的とする
ものである。
ものであり、トリマ・コンデンサを使用することなく同
調回路を形成しても、調整をすることができる優れた面
実装空芯コイルの調整方法を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、面実装空芯コイルの巻径を変える方法でイ
ンダクタンス値を変化させ同調回路の調整をおこなえる
ようにしたものである。
するために、面実装空芯コイルの巻径を変える方法でイ
ンダクタンス値を変化させ同調回路の調整をおこなえる
ようにしたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、面実装空芯コイ
ルの巻径を変える方法でインダクタンス値を変化させ同
調回路の調整をおこなえることができ、トリマ・コンデ
ンサを必要とせず、安価な同調回路を形成することがで
きるという効果を有する。
ルの巻径を変える方法でインダクタンス値を変化させ同
調回路の調整をおこなえることができ、トリマ・コンデ
ンサを必要とせず、安価な同調回路を形成することがで
きるという効果を有する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例における同調回路の構
成図であり、図2は本発明の面実装空芯コイルの調整方
法を示すものであり、図3は面実装空芯コイルを調整し
たときのインダクタンス値の特性値を示すものである。
成図であり、図2は本発明の面実装空芯コイルの調整方
法を示すものであり、図3は面実装空芯コイルを調整し
たときのインダクタンス値の特性値を示すものである。
【0010】図1において、1は面実装空芯コイル、3
は固定コンデンサ、4は同調回路の同調周波数を変化さ
せるバラクタ・ダイオードである。
は固定コンデンサ、4は同調回路の同調周波数を変化さ
せるバラクタ・ダイオードである。
【0011】次に上記実施例の動作について説明する。
上記実施例において、面実装空芯コイル1を図2に示し
てあるように上から調整治具を用いて抑え込む形で巻径
の形状を変える。巻径の形状が変化すると、図3に示し
てある通り押さえる距離d(変位量)によってインダク
タンス値が変化するので、同調回路の調整をおこなうこ
とができる。
上記実施例において、面実装空芯コイル1を図2に示し
てあるように上から調整治具を用いて抑え込む形で巻径
の形状を変える。巻径の形状が変化すると、図3に示し
てある通り押さえる距離d(変位量)によってインダク
タンス値が変化するので、同調回路の調整をおこなうこ
とができる。
【0012】このように、上記実施例によれば、面実装
空芯コイルの巻径を変える方法でインダクタンス値を変
化させて同調回路の調整を行えることができ、トリマ・
コンデンサを必要とせず、安価な同調回路を形成するこ
とができるという利点を有する。
空芯コイルの巻径を変える方法でインダクタンス値を変
化させて同調回路の調整を行えることができ、トリマ・
コンデンサを必要とせず、安価な同調回路を形成するこ
とができるという利点を有する。
【0013】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、面実装空芯コイルの巻径を変える方法でインダクタ
ンス値を変化させ、同調回路の調整をおこなえることが
でき、トリマ・コンデンサを必要とせず、安価な同調回
路を形成することができるという効果を有する。
に、面実装空芯コイルの巻径を変える方法でインダクタ
ンス値を変化させ、同調回路の調整をおこなえることが
でき、トリマ・コンデンサを必要とせず、安価な同調回
路を形成することができるという効果を有する。
【図1】本発明の実施例における同調回路の構成図
【図2】本発明の実施例における面実装空芯コイルの調
整方法を示す図
整方法を示す図
【図3】本発明の実施例における面実装空芯コイルの調
整時のインダクタンス特性値を示す図
整時のインダクタンス特性値を示す図
【図4】従来の同調回路の構成図
1 面実装空芯コイル 2 トリマ・コンデンサ 3 固定コンデンサ 4 バラクタ・ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 弘 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 面実装空芯コイルを備えた同調回路であ
って、面実装空芯コイルの巻径の形状を変化させるよう
にした面実装空芯コイルの調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29307193A JPH07147212A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 面実装空芯コイルの調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29307193A JPH07147212A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 面実装空芯コイルの調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07147212A true JPH07147212A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17790078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29307193A Pending JPH07147212A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 面実装空芯コイルの調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07147212A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012135204A (ja) * | 2007-03-02 | 2012-07-12 | Qualcomm Inc | 無線電力装置及び方法 |
US9124120B2 (en) | 2007-06-11 | 2015-09-01 | Qualcomm Incorporated | Wireless power system and proximity effects |
US9130602B2 (en) | 2006-01-18 | 2015-09-08 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for delivering energy to an electrical or electronic device via a wireless link |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP29307193A patent/JPH07147212A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9130602B2 (en) | 2006-01-18 | 2015-09-08 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for delivering energy to an electrical or electronic device via a wireless link |
JP2012135204A (ja) * | 2007-03-02 | 2012-07-12 | Qualcomm Inc | 無線電力装置及び方法 |
US9774086B2 (en) | 2007-03-02 | 2017-09-26 | Qualcomm Incorporated | Wireless power apparatus and methods |
US9124120B2 (en) | 2007-06-11 | 2015-09-01 | Qualcomm Incorporated | Wireless power system and proximity effects |
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