JPH071452Y2 - 移動式セメントサイロ - Google Patents
移動式セメントサイロInfo
- Publication number
- JPH071452Y2 JPH071452Y2 JP1988125115U JP12511588U JPH071452Y2 JP H071452 Y2 JPH071452 Y2 JP H071452Y2 JP 1988125115 U JP1988125115 U JP 1988125115U JP 12511588 U JP12511588 U JP 12511588U JP H071452 Y2 JPH071452 Y2 JP H071452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silo
- pedestal
- silo body
- truck
- legs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、移動式セメントサイロに関する。
［従来の技術］ トラックに積載し、打設現場に移動して設置し、コンク
リート打設に便利な移動式セメントサイロは知られてい
る。
リート打設に便利な移動式セメントサイロは知られてい
る。
かかるサイロは、サイロ本体と、サイロ本体を載置する
架台との組立体であるので、搬送時にトラックに積載す
ると、重心位置がサイロ本体にあり高いので運転しにく
く、運転および道路状態によってはサイロがずれて荷台
から脱落し、場合によってはトラックが横転する危険が
ある。
架台との組立体であるので、搬送時にトラックに積載す
ると、重心位置がサイロ本体にあり高いので運転しにく
く、運転および道路状態によってはサイロがずれて荷台
から脱落し、場合によってはトラックが横転する危険が
ある。
一般に、移動式のセメントサイロやミキサは種種知られ
ているが、移動時にトラックに載置するものではどうし
ても架台があるために、全体の高さが高くなってしま
い、重心位置が高くなる。セメントは重力によって落下
するものであるから、架台はある程度の高さが必要とな
る。
ているが、移動時にトラックに載置するものではどうし
ても架台があるために、全体の高さが高くなってしま
い、重心位置が高くなる。セメントは重力によって落下
するものであるから、架台はある程度の高さが必要とな
る。
［解決しようとする課題］ したがって、本考案の目的は、架台が高くともトラック
で輸送する場合は重心を低くして安定してトラックに載
置できる移動式セメントサイロを提供するにある。
で輸送する場合は重心を低くして安定してトラックに載
置できる移動式セメントサイロを提供するにある。
［課題を解決する手段］ 本考案によればサイロ本体と、該サイロ本体を着脱自在
に載置する架台とからなる移動式セメントサイロにおい
て、該架台の脚部の下端部に挿入可能にパットが設けら
れ、前記サイロ本体はその平面形状が前記脚部間に収納
できる寸法に形成され、そして前記サイロ本体の長手方
向の両外壁の中間の高さ位置に前記架台の脚部を内側か
ら支持する受台が突設されている。
に載置する架台とからなる移動式セメントサイロにおい
て、該架台の脚部の下端部に挿入可能にパットが設けら
れ、前記サイロ本体はその平面形状が前記脚部間に収納
できる寸法に形成され、そして前記サイロ本体の長手方
向の両外壁の中間の高さ位置に前記架台の脚部を内側か
ら支持する受台が突設されている。
［作用効果の説明］ したがって、使用状態では、パットを架台の脚に挿入し
た状態で、地上に架台を載置し、架台の上にサイロ本体
を載せればよい。
た状態で、地上に架台を載置し、架台の上にサイロ本体
を載せればよい。
そして移動時には、まず、サイロ本体を公知の態様で例
えばクレーンで吊り上げてトラックの荷台に吊り下ろ
し、次いでパットを脚からはずした架台をサイロ本体に
かぶせる。すると寸法上架台は突設した受台でサイロ本
体に支持される。そしてパットを適所に積み込むのはよ
い。
えばクレーンで吊り上げてトラックの荷台に吊り下ろ
し、次いでパットを脚からはずした架台をサイロ本体に
かぶせる。すると寸法上架台は突設した受台でサイロ本
体に支持される。そしてパットを適所に積み込むのはよ
い。
このように本考案によれば、架台がサイロ本体にかぶせ
られるようになっているので移動時に実質的に架台の高
さ分だけ低くできる。しかも比較的にに重いサイロ本体
を直接にトラック荷台に載置するので、重心が低くな
り、安定した移動ができる。
られるようになっているので移動時に実質的に架台の高
さ分だけ低くできる。しかも比較的にに重いサイロ本体
を直接にトラック荷台に載置するので、重心が低くな
り、安定した移動ができる。
［実施例］ 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第１図ないし第３図は設置した状態を示している。平面
長方形状の架台13の上にはサイロ本体１が載置され、両
者は図示しないボルト・ナット着脱自在に結合されてい
る。その架台13の脚部13aは角パイプで形成され、その
下端部はパット13bの脚部13aに遊合する角孔13cに挿入
載置されている。
長方形状の架台13の上にはサイロ本体１が載置され、両
者は図示しないボルト・ナット着脱自在に結合されてい
る。その架台13の脚部13aは角パイプで形成され、その
下端部はパット13bの脚部13aに遊合する角孔13cに挿入
載置されている。
なお、第５図に示すように、架台13Aの脚部を上部の外
筒13dと、その外筒13dに挿入される下部の内筒13eとに
それぞれ角パイプで形成し、両者を選択的に位置決めす
るピン13f及びロックボルト13gにより内筒13eを外筒13d
に対し伸縮自在に構成してもよい。
筒13dと、その外筒13dに挿入される下部の内筒13eとに
それぞれ角パイプで形成し、両者を選択的に位置決めす
るピン13f及びロックボルト13gにより内筒13eを外筒13d
に対し伸縮自在に構成してもよい。
前記サイロ本体１は平面形状が脚部13a間に収まるよう
に形成され、その長手方向の両外壁の中程の高さには、
脚部13aを載置する受台21、21が水平に突設されてい
る。そのサイロ本体１には第２図に鎖線で示すように、
下半部が下方に狭くなる対向したテーパ面1a、1aが形成
され、その底部には第４図に示すように、水平なスクリ
ューコンベア10が配置されている。そのコンベア10の搬
送方向の端部には、垂直なスクリューコンベア11が接続
され、このコンベア11の上部の分岐部11aの下方には、
セメント計量器12が設けられている。その計量器12の下
部には、排出シュート14が連結され、このシュート14の
下端には、キャンバスホース15が接続されている。な
お、図中の符号２はセメント空送管、３は空送管２の口
金、４は超満を検出するビンレベラー、５は超満を表示
し、警報ベルを作動するレベラー盤、７はマンホール、
８はクロスフィルタ、９は吊フック、17はコンプレッサ
ー、18は操作盤及び動力盤である。
に形成され、その長手方向の両外壁の中程の高さには、
脚部13aを載置する受台21、21が水平に突設されてい
る。そのサイロ本体１には第２図に鎖線で示すように、
下半部が下方に狭くなる対向したテーパ面1a、1aが形成
され、その底部には第４図に示すように、水平なスクリ
ューコンベア10が配置されている。そのコンベア10の搬
送方向の端部には、垂直なスクリューコンベア11が接続
され、このコンベア11の上部の分岐部11aの下方には、
セメント計量器12が設けられている。その計量器12の下
部には、排出シュート14が連結され、このシュート14の
下端には、キャンバスホース15が接続されている。な
お、図中の符号２はセメント空送管、３は空送管２の口
金、４は超満を検出するビンレベラー、５は超満を表示
し、警報ベルを作動するレベラー盤、７はマンホール、
８はクロスフィルタ、９は吊フック、17はコンプレッサ
ー、18は操作盤及び動力盤である。
この設置状態から移動する際は、クレーンを備えたトラ
ックを用意し、サイロ本体１と架台13との結合を解き、
クレーンで吊りフック９にワイヤを掛けてサイロ本体１
を吊り上げ、第６図に示すようにトラックの荷台Ａに載
置する。次いで、クレーンで荷台13を吊り上げ、脚部13
a間にサイロ本体１が収まるように下ろし、脚部13aの下
端部を受台21に載置する。この際、脚部13aに遊合する
パット13bは地上に残るので、パット13bが脚部13aに付
いてサイロ本体１と干渉することはない。最後に、パッ
ト13bを積み込んで完了する。設置の際は、前記と逆の
手順で行う。この際、第５図に示す架台13Aによれば、
内筒13eを伸縮して不整地の現場にサイロを水平に設置
することができ、更に、ミキサーのセメント吐出口の高
さに応じてサイロ本体１のマンホール７の高さを調整す
ることができる。
ックを用意し、サイロ本体１と架台13との結合を解き、
クレーンで吊りフック９にワイヤを掛けてサイロ本体１
を吊り上げ、第６図に示すようにトラックの荷台Ａに載
置する。次いで、クレーンで荷台13を吊り上げ、脚部13
a間にサイロ本体１が収まるように下ろし、脚部13aの下
端部を受台21に載置する。この際、脚部13aに遊合する
パット13bは地上に残るので、パット13bが脚部13aに付
いてサイロ本体１と干渉することはない。最後に、パッ
ト13bを積み込んで完了する。設置の際は、前記と逆の
手順で行う。この際、第５図に示す架台13Aによれば、
内筒13eを伸縮して不整地の現場にサイロを水平に設置
することができ、更に、ミキサーのセメント吐出口の高
さに応じてサイロ本体１のマンホール７の高さを調整す
ることができる。
［考案の効果］ 以上の通り、本考案によれば、次の通りのすぐれた効果
を奏する。
を奏する。
（ｉ）据付時は架台を先にはずしてその上にサイロ本体
を取付け、移動時はその逆にするので、トラックに直接
に載置し、また据付けることができる。
を取付け、移動時はその逆にするので、トラックに直接
に載置し、また据付けることができる。
（ii）したがって、据付、移動時に分解用のスペースが
不必要である。
不必要である。
（iii）重いサイロ本体をトラックの荷台に載置するの
で、重心が低くなり移動時に安定化できる。
で、重心が低くなり移動時に安定化できる。
（iv）架台の高さを充分に高くしても、移動時に架台が
サイロ本体にかぶせられるので、移動時の高さは据付時
より低くなり、高さ制限のある道路を通過する場合に便
利である。
サイロ本体にかぶせられるので、移動時の高さは据付時
より低くなり、高さ制限のある道路を通過する場合に便
利である。
第１図は本考案の一実施例の設置状態を示す側面図、第
２図は正面図、第３図は上面図、第４図は第２図のＡ−
Ａ線矢視断面図、第５図は架台の別の実施例を示す側面
図、第６図はトラックの荷台に積み込んだ状態を示す側
面図である。 １……サイロ本体、13……架台、13a……脚部、13b……
パット、21……受台
２図は正面図、第３図は上面図、第４図は第２図のＡ−
Ａ線矢視断面図、第５図は架台の別の実施例を示す側面
図、第６図はトラックの荷台に積み込んだ状態を示す側
面図である。 １……サイロ本体、13……架台、13a……脚部、13b……
パット、21……受台
Claims (1)
- 【請求項１】サイロ本体と、該サイロ本体を着脱自在に
載置する架台とからなる移動式セメントサイロにおい
て、該架台の脚部の下端部に挿入可能にパットが設けら
れ、前記サイロ本体はその平面形状が前記脚部間に収納
できる寸法に形成され、そして前記サイロ本体の長手方
向の両外壁の中間の高さ位置に前記架台の脚部を内側か
ら支持する受台が突設されていることを特徴とする移動
式セメントサイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125115U JPH071452Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 移動式セメントサイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988125115U JPH071452Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 移動式セメントサイロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0247352U JPH0247352U (ja) | 1990-03-30 |
| JPH071452Y2 true JPH071452Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31375431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988125115U Expired - Lifetime JPH071452Y2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 移動式セメントサイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071452Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101218057B1 (ko) * | 2012-07-18 | 2013-01-03 | 신영구 | 양방향 배출 사일로 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166512U (ja) * | 1988-05-17 | 1989-11-22 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP1988125115U patent/JPH071452Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101218057B1 (ko) * | 2012-07-18 | 2013-01-03 | 신영구 | 양방향 배출 사일로 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0247352U (ja) | 1990-03-30 |
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