JPH0714497A - ヒューズボックス - Google Patents

ヒューズボックス

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Publication number
JPH0714497A
JPH0714497A JP15330493A JP15330493A JPH0714497A JP H0714497 A JPH0714497 A JP H0714497A JP 15330493 A JP15330493 A JP 15330493A JP 15330493 A JP15330493 A JP 15330493A JP H0714497 A JPH0714497 A JP H0714497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
cover
terminal
nut
fuse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15330493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Sasaki
久典 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP15330493A priority Critical patent/JPH0714497A/ja
Publication of JPH0714497A publication Critical patent/JPH0714497A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルトの締め忘れ検知と、ボルトの緩み防止
を確実に行う。 【構成】 ヒューズ3の端子5と電線7の端末の端子9
とをボックス本体1の端子接続部11に対してボルト1
3で共締めするヒューズボックスにおいて、前記ボック
ス本体1に、正規の締結位置にあるボルト13と係合可
能でありかつ係合状態でボルト13の回転を阻止する回
り止め部材20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に搭載される
ヒューズボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平1−98458号公報に
記載のものと類似のヒューズボックスの一例を示す。図
において、1はボックス本体、3はヒューズ(ヒュージ
ブルリンクも含む)、5はヒューズの端子、7は電線、
9は電線端末の丸型端子、11はボックス本体の端子接
続部、13は端子締付用のボルトである。このヒューズ
ボックスでは、まず、ヒューズ3をボックス本体1に挿
入し、ヒューズの端子5と電線端末の端子9とをボルト
13で端子接続部11に共締めする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ヒューズボックスでは、ボルト13を手で仮締めした後
に工具で本締めするが、本締めを忘れた場合、それを簡
単に検知する方法がなかった。そのため、締め忘れたま
ま輸送した場合、ボルトが緩んで脱落する可能性があっ
た。また、本締めした場合でも走行中の車両の振動によ
りボルトが緩むことがあった。
【0004】本発明は、上記事情を考慮し、ボルトの締
め忘れ検知と、ボルトの緩み防止を行うことのできるヒ
ューズボックスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ヒュ
ーズの端子と電線端末の端子とをボックス本体の端子接
続部に対してボルトまたはナットで共締めするヒューズ
ボックスにおいて、前記ボックス本体に、正規の締結位
置にあるときのみ前記ボルトまたはナットと係合可能で
ありかつ係合状態で前記ボルトまたはナットの回転を阻
止する回り止め部材が設けられていることを特徴とす
る。
【0006】請求項2の発明は、さらに前記端子接続部
を覆うカバーが設けられ、前記回り止め部材が、前記ボ
ルトまたはナットと非係合状態にあるとき前記カバーの
装着を阻止する位置に突出し、係合状態にあるときカバ
ーの装着を許容する位置に退避するよう構成されている
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1の発明のヒューズボックスでは、ボル
トまたはナットが正規の締結位置にないときには、回り
止め部材を係合することができないので、そのことをも
ってボルトまたはナットの締め忘れを検知することがで
きる。また、正規の締結位置にあるときには、回り止め
部材を係合させることができるので、係合させた状態で
ボルトまたはナットを確実に回り止めすることができ
る。
【0008】請求項2の発明のヒューズボックスでは、
回り止め部材が係合状態にないときには、回り止め部材
がカバーの装着位置に突出してカバーの装着を不可能に
する。従って、カバーを装着できない場合は、回り止め
部材が係合していない、つまりボルトまたはナットを締
め忘れている可能性があると判断することができる。ま
た、カバーを装着できる場合は、回り止め部材が係合位
置にあり、正規の締結位置にあるボルトまたはナットを
回り止めしていると判断することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は実施例のヒューズボックスの斜視図
である。このヒューズボックスは、ボックス本体1にボ
ルトの回り止め部材20を設けた点、及び端子接続部1
1を覆うカバー30を新たに設けた点以外、図5の従来
例と同一構成である。従って、ここでは前記2点のみを
説明し、従来例と同一構成要素には図5と同一符号を付
して説明を省略する。
【0011】回り止め部材20は、図2〜図4に示すよ
うに一枚の板状のものであり、ヒンジ22により、図中
上端がボックス本体1の壁面に回動自在に一体化され、
下端にボルト13の六角形の頭部13Aと係合する係合
穴24を有している。この係合穴24は、ボルト13の
頭部13Aの6個の角が選択的に嵌まる12個の角部を
内周に等間隔に有している。
【0012】この回り止め部材20は、ボルト13に対
して略直交する回動位置にあるとき、ボルト13の中心
と係合穴24の中心の位置とが合致するように構成さ
れ、図3に示すように正規の締結位置にあるボルト13
の頭部13Aに対しては係合するが、図4に示すように
正規の締結位置にないボルト13の頭部13Aに対して
は係合しない。そして、係合しない状態では、図4に示
すように、斜めの姿勢となって下端が外方に突出し、カ
バー30の装着経路上に、カバー30の挿入方向に向か
って侵入するようになっている。
【0013】カバー30は、図1に示すように側面視形
状がU字状に形成され、一対の側板32、32をボック
ス本体1の側面にスライドさせることにより、ボックス
本体1に下方から装着される。カバー30の端板34に
は、装着状態においてボックス本体1側のロック突起3
6と係合するロック枠38が設けられている。
【0014】次に作用を説明する。
【0015】ヒューズ3をボックス本体1に挿入し、ヒ
ューズの端子5と電線端末の端子9とをボルト13で端
子接続部11に共締めする。そして、共締めした後で、
回り止め部材20の係合穴24をボルト13の頭部13
Aに係合させる。この場合、図4に示すようにボルト1
3の締付けが不十分のとき、つまりボルト13が正規の
締結位置にないときには、回り止め部材20がボルト1
3の頭部13Aに干渉し、係合することができない。従
って、そのことをもってボルト13の締め忘れを検知す
ることができ、ボルト13の締め忘れを防止することが
できる。
【0016】また、回り止め部材20をボルト13の頭
部13Aに係合することができない場合も含めて、回り
止め部材20がボルト13の頭部13Aに係合していな
いときには、回り止め部材20がカバー30の装着位置
に突出し、カバー30が嵌まらなくなる。従って、その
ことをもって、ボルト13の締め忘れも含めて回り止め
部材が係合していないことが分かる。
【0017】一方、ボルト13が正規の締結位置にある
ときには、回り止め部材20を係合させることができる
ので、係合させることでボルト13を確実に回り止めす
ることができる。その場合は、カバー30を定位置に装
着することができるので、結局カバー30を無理なく装
着できれば、ボルト13の緩み防止を確実に行うことが
できることになる。
【0018】なお、上記実施例においては、回り止め部
材20をボックス本体1にヒンジ22を介して一体に設
けた場合を示したが、ボックス本体1と別体に設けるこ
ともできる。
【0019】また、上記実施例では、端子接続部11側
に雌ねじがあり、これにボルト13を締結することによ
りヒューズ等の端子を締付ける場合を示したが、端子接
続部11側に雄ねじを設け、これにナットを締付けるこ
とによりヒューズ等を締付ける場合にも、本発明を適用
することができる。その場合は、回り止め部材がナット
に係合することになる。
【0020】また、上記実施例では、カバー30がボッ
クス本体1にスライドする場合を示したが、カバーをヒ
ンジで開閉するように構成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、回り止め部材によりボルトまたはナットの締め
忘れを検知することができると共に、ボルトまたはナッ
トの回り止めを確実に行うことができる。
【0022】また、請求項2の発明によれば、カバーを
装着できるか否かでボルトまたはナットの締め忘れと回
り止めの係合し忘れを検知することができ、確実にボル
トまたはナットの締め忘れを防止することができると共
に、ボルトまたはナットの回り止めを行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例における回り止め部材の要部
正面図である。
【図3】本発明の一実施例の正規の締結状態にある場合
の要部側断面図である。
【図4】本発明の一実施例の正規の締結状態にない場合
の要部側断面図である。
【図5】従来のヒューズボックスの斜視図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 3 ヒューズ 5 端子 7 電線 9 端子 11 端子接続部 13 ボルト 20 回り止め部材 30 カバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒューズの端子と電線端末の端子とをボ
    ックス本体の端子接続部に対してボルトまたはナットで
    共締めするヒューズボックスにおいて、前記ボックス本
    体に、正規の締結位置にある前記ボルトまたはナットと
    係合可能でありかつ係合状態で前記ボルトまたはナット
    の回転を阻止する回り止め部材が設けられていることを
    特徴とするヒューズボックス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヒューズボックスにおい
    て、前記端子接続部を覆うカバーが設けられ、前記回り
    止め部材は、前記ボルトまたはナットと非係合状態にあ
    るとき前記カバーの装着を阻止する位置に突出し、係合
    状態にあるときカバーの装着を許容する位置に退避する
    よう構成されていることを特徴とするヒューズボック
    ス。
JP15330493A 1993-06-24 1993-06-24 ヒューズボックス Pending JPH0714497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15330493A JPH0714497A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ヒューズボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15330493A JPH0714497A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ヒューズボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0714497A true JPH0714497A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15559560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15330493A Pending JPH0714497A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ヒューズボックス

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JP (1) JPH0714497A (ja)

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