JPH07144676A - 自動二輪車等のリヤブレーキ用マスタシリンダのリザーブタンク取付構造 - Google Patents
自動二輪車等のリヤブレーキ用マスタシリンダのリザーブタンク取付構造Info
- Publication number
- JPH07144676A JPH07144676A JP29493693A JP29493693A JPH07144676A JP H07144676 A JPH07144676 A JP H07144676A JP 29493693 A JP29493693 A JP 29493693A JP 29493693 A JP29493693 A JP 29493693A JP H07144676 A JPH07144676 A JP H07144676A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- master cylinder
- reserve tank
- motorcycle
- mounting structure
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リザーブタンクとマスタシリンダとの接続用
ホースを短くでき、かつ複雑形状をとることなく配管す
ることを可能とする。 【構成】 車体フレーム1のボディチューブ2の後側に
取付けられるマスタシリンダ8の側部を覆うマスタシリ
ンダカバー18を設け、このマスタシリンダカバー18
の後方上部にリザーブタンク11を取付け、このリザー
ブタンク11とマスタシリンダ8とを略直状のホース2
6で接続したことを特徴とする。
ホースを短くでき、かつ複雑形状をとることなく配管す
ることを可能とする。 【構成】 車体フレーム1のボディチューブ2の後側に
取付けられるマスタシリンダ8の側部を覆うマスタシリ
ンダカバー18を設け、このマスタシリンダカバー18
の後方上部にリザーブタンク11を取付け、このリザー
ブタンク11とマスタシリンダ8とを略直状のホース2
6で接続したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車等のリヤブレ
ーキ用マスタシリンダのリザーブタンク取付構造に関す
る。
ーキ用マスタシリンダのリザーブタンク取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車や鞍乗型バギー車等において
は、図3に自動二輪車を例示するように車体フレーム1
の後部のボディチューブ2にスイングアーム3が上下方
向揺動自在に連接され、このスイングアーム3の後端に
後輪4が支持されており、車体フレーム1の前部のヘッ
ドパイプ5には前輪6がハンドル7により繰向自在に支
持されている。
は、図3に自動二輪車を例示するように車体フレーム1
の後部のボディチューブ2にスイングアーム3が上下方
向揺動自在に連接され、このスイングアーム3の後端に
後輪4が支持されており、車体フレーム1の前部のヘッ
ドパイプ5には前輪6がハンドル7により繰向自在に支
持されている。
【0003】この種の車両では、後輪4のブレーキを作
動させる油圧発生用のマスタシリンダ8が設けられ、ブ
レーキレバー9の操作によりマスタシリンダ8を作動さ
せて油圧を発生させ、ブレーキキャリパ10を作動させ
てブレーキングするようになっている。
動させる油圧発生用のマスタシリンダ8が設けられ、ブ
レーキレバー9の操作によりマスタシリンダ8を作動さ
せて油圧を発生させ、ブレーキキャリパ10を作動させ
てブレーキングするようになっている。
【0004】従来、マスタシリンダ8に付属するリザー
ブタンク11は、図4に示すように車体フレーム1を構
成するボディチューブ2の前側に溶接等により固着され
た取付用ブラケット12に装着され、このリザーブタン
ク11のボディチューブ2の後側に設けられているマス
タシリンダ8とはゴム製のホース13で接続されてい
る。14はマスタシリンダ8とキャリパ10とを接続す
るホース、15はブレーキディスクを示す。
ブタンク11は、図4に示すように車体フレーム1を構
成するボディチューブ2の前側に溶接等により固着され
た取付用ブラケット12に装着され、このリザーブタン
ク11のボディチューブ2の後側に設けられているマス
タシリンダ8とはゴム製のホース13で接続されてい
る。14はマスタシリンダ8とキャリパ10とを接続す
るホース、15はブレーキディスクを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記従来の構
造では、リザーブタンク11が取付けられる位置がマス
タシリンダ8とは大きく離隔しており、そのためリザー
ブタンク11とマスタシリンダ8とを接続するホース1
3が長くなり、そのうえクランクケースやフレーム、マ
フラ、さらにはスイングアーム3の揺動範囲を避けて配
管する必要があるため複雑に屈曲したホース形状とな
り、種々の点で好ましいものではなかった。
造では、リザーブタンク11が取付けられる位置がマス
タシリンダ8とは大きく離隔しており、そのためリザー
ブタンク11とマスタシリンダ8とを接続するホース1
3が長くなり、そのうえクランクケースやフレーム、マ
フラ、さらにはスイングアーム3の揺動範囲を避けて配
管する必要があるため複雑に屈曲したホース形状とな
り、種々の点で好ましいものではなかった。
【0006】本発明はこれに鑑み、リザーブタンクをマ
スタシリンダの直近に配置することができ、これを接続
するホースの長さを短くかつ複雑形状をとることなく配
管することを可能とする自動二輪車等のリヤブレーキ用
マスタシリンダのリザーブタンク取付構造を提供するこ
とを目的とする。
スタシリンダの直近に配置することができ、これを接続
するホースの長さを短くかつ複雑形状をとることなく配
管することを可能とする自動二輪車等のリヤブレーキ用
マスタシリンダのリザーブタンク取付構造を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として、本発明は、車体フレーム
のボディチューブの後側に取付けられるマスタシリンダ
の側部を覆うマスタシリンダカバーを設け、このマスタ
シリンダカバーの後方上部にリザーブタンクを取付け、
このリザーブタンクとマスタシリンダとを略直状のホー
スで接続したことを特徴とする。
問題点を解決する手段として、本発明は、車体フレーム
のボディチューブの後側に取付けられるマスタシリンダ
の側部を覆うマスタシリンダカバーを設け、このマスタ
シリンダカバーの後方上部にリザーブタンクを取付け、
このリザーブタンクとマスタシリンダとを略直状のホー
スで接続したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成により、マスタシリンダとリザーブ
タンクとは略上下関係に位置することになり、両者を接
続するホースは殆ど直状となって最短の長さで足り、オ
イルの流通を妨げず、他の機器や構成部材を避ける必要
もなくなる。
タンクとは略上下関係に位置することになり、両者を接
続するホースは殆ど直状となって最短の長さで足り、オ
イルの流通を妨げず、他の機器や構成部材を避ける必要
もなくなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照し、
図3、図4と共通する部材には同一符号を用いて説明す
る。
図3、図4と共通する部材には同一符号を用いて説明す
る。
【0010】図1は本発明の一実施例の側面を示し、図
2は同分解して示すもので、ボディチューブ2の後側に
マスタシリンダ8を支持するブラケット16が設けら
れ、このブラケット16にマスタシリンダ8がボルト1
7,17により取付られている。
2は同分解して示すもので、ボディチューブ2の後側に
マスタシリンダ8を支持するブラケット16が設けら
れ、このブラケット16にマスタシリンダ8がボルト1
7,17により取付られている。
【0011】上記ブラケット16およびこれに取付けら
れているマスタシリンダ8の側部をカバーするマスタシ
リンダカバー18が設けられている。このマスタシリン
ダカバー18は、図2に分解して分離した状態を示すよ
うに略く字状をなす板材からなり、このマスタシリンダ
カバー18には前記ブラケット16に取付けるためその
取付穴19,19と対応する位置に取付穴20,20が
設けられており、上方の屈曲する部分にはリザーブタン
ク11のブラケット21の取付穴22と対応する取付穴
23が設けられている。
れているマスタシリンダ8の側部をカバーするマスタシ
リンダカバー18が設けられている。このマスタシリン
ダカバー18は、図2に分解して分離した状態を示すよ
うに略く字状をなす板材からなり、このマスタシリンダ
カバー18には前記ブラケット16に取付けるためその
取付穴19,19と対応する位置に取付穴20,20が
設けられており、上方の屈曲する部分にはリザーブタン
ク11のブラケット21の取付穴22と対応する取付穴
23が設けられている。
【0012】したがってマスタシリンダ8の側部にマス
タシリンダカバー18を当て、そのカバー18の取付穴
20,20とマスタシリンダ取付用ブラケット16の取
付穴19,19にボルト24,24を通して締着するこ
とによりマスタシリンダ8の側部がマスタシリンダカバ
ー18により覆われる。
タシリンダカバー18を当て、そのカバー18の取付穴
20,20とマスタシリンダ取付用ブラケット16の取
付穴19,19にボルト24,24を通して締着するこ
とによりマスタシリンダ8の側部がマスタシリンダカバ
ー18により覆われる。
【0013】一方、上記マスタシリンダカバー18の上
方の取付穴23にリザーブタンク11のブラケット21
の取付穴22を合わせてボルト25を通して締着するこ
とにより図1のようにマスタシリンダカバー18内にリ
ザーブタンク11が覆われた状態に取付られる。
方の取付穴23にリザーブタンク11のブラケット21
の取付穴22を合わせてボルト25を通して締着するこ
とにより図1のようにマスタシリンダカバー18内にリ
ザーブタンク11が覆われた状態に取付られる。
【0014】この取付によってリザーブタンク11はマ
スタシリンダ8の後部斜め上方に位置することになり、
このリザーブタンク11のマスタシリンダ8とを接続す
るホース26は略垂直な直状となる。
スタシリンダ8の後部斜め上方に位置することになり、
このリザーブタンク11のマスタシリンダ8とを接続す
るホース26は略垂直な直状となる。
【0015】これによりマスタシリンダ8とリザーブタ
ンク11とは略上下関係に位置することになって、両者
を接続するホース26は殆ど曲らず最短の長さで接続す
ることができ、オイルの流通を防げず、他の機器や構成
部材を避ける必要がなく、しかもリザーブタンク11は
マスタシリンダカバー18内に隠蔽された形となり、外
観上もよく、他の物体が当ることも防がれる。
ンク11とは略上下関係に位置することになって、両者
を接続するホース26は殆ど曲らず最短の長さで接続す
ることができ、オイルの流通を防げず、他の機器や構成
部材を避ける必要がなく、しかもリザーブタンク11は
マスタシリンダカバー18内に隠蔽された形となり、外
観上もよく、他の物体が当ることも防がれる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
スタシリンダのリザーブタンクをマスタシリンダの側部
を覆うマスタシリンダカバーの上方に取付けるようにし
たので、リザーブタンクとマスタシリンダとはきわめて
近い位置となり、両者を接続するホースも短くてすみ、
しかもリザーブタンクとマスタシリンダとは上下関係に
おかれるので、これを接続するホースは略直状となり、
配管が容易となる。そのうえリザーブタンクはマスタシ
リンダカバー内に隠蔽された形態として取付けることが
できるので、外観がよいとともに飛石等が当ることも防
止することができるなどの種々の効果がある。
スタシリンダのリザーブタンクをマスタシリンダの側部
を覆うマスタシリンダカバーの上方に取付けるようにし
たので、リザーブタンクとマスタシリンダとはきわめて
近い位置となり、両者を接続するホースも短くてすみ、
しかもリザーブタンクとマスタシリンダとは上下関係に
おかれるので、これを接続するホースは略直状となり、
配管が容易となる。そのうえリザーブタンクはマスタシ
リンダカバー内に隠蔽された形態として取付けることが
できるので、外観がよいとともに飛石等が当ることも防
止することができるなどの種々の効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す側面図。
【図2】図1の分解側面図。
【図3】本発明の適用対象例として自動二輪車を示す側
面図。
面図。
【図4】従来の技術を示す側面図。
2 ボディチューブ 3 スイングアーム 4 後輪 6 前輪 8 マスタシリンダ 11 リザーブタンク 18 マスタシリンダカバー 26 ホース
Claims (1)
- 【請求項1】車体フレームのボディチューブの後側に取
付けられるマスタシリンダの側部を覆うマスタシリンダ
カバーを設け、このマスタシリンダカバーの後方上部に
リザーブタンクを取付け、このリザーブタンクとマスタ
シリンダとを略直状のホースで接続したことを特徴とす
る自動二輪車等のリヤブレーキ用マスタシリンダのリザ
ーブタンク取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29493693A JPH07144676A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 自動二輪車等のリヤブレーキ用マスタシリンダのリザーブタンク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29493693A JPH07144676A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 自動二輪車等のリヤブレーキ用マスタシリンダのリザーブタンク取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144676A true JPH07144676A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17814200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29493693A Pending JPH07144676A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 自動二輪車等のリヤブレーキ用マスタシリンダのリザーブタンク取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07144676A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1826086A1 (en) | 2006-02-24 | 2007-08-29 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Brake support structure |
JP2008094161A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2012166756A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の制動装置 |
JPWO2020031456A1 (ja) * | 2018-08-09 | 2021-05-13 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP29493693A patent/JPH07144676A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1826086A1 (en) | 2006-02-24 | 2007-08-29 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Brake support structure |
US7708098B2 (en) | 2006-02-24 | 2010-05-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Brake support structure |
JP2008094161A (ja) * | 2006-10-06 | 2008-04-24 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車 |
JP2012166756A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両の制動装置 |
JPWO2020031456A1 (ja) * | 2018-08-09 | 2021-05-13 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
EP3835188A4 (en) * | 2018-08-09 | 2021-10-06 | Honda Motor Co., Ltd. | SEMITRAILER |
US12012172B2 (en) | 2018-08-09 | 2024-06-18 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle riding type vehicle |
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