JPH07144638A - ロープウェーのグリップ案内装置 - Google Patents
ロープウェーのグリップ案内装置Info
- Publication number
- JPH07144638A JPH07144638A JP6184564A JP18456494A JPH07144638A JP H07144638 A JPH07144638 A JP H07144638A JP 6184564 A JP6184564 A JP 6184564A JP 18456494 A JP18456494 A JP 18456494A JP H07144638 A JPH07144638 A JP H07144638A
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- JP
- Japan
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- grip
- guide
- rope
- carriage
- rails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61B—RAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B61B12/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups B61B7/00 - B61B11/00
- B61B12/04—Devices for damping vibrations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Testing Of Coins (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チェアの高速走行を可能とする構造簡易なロ
ープウェーのグリップ案内装置を提供する。 【構成】 単線ロープウェー、例えばチェアリフトは固
定ロープ支持構造に固着された導入ガイドを成す案内レ
ールを含む。この導入ガイドはグリップに固着されたホ
イールと協働して、グリップと荷重が前記固定支持構造
上に達する前に、このグリップと荷重を安定させ位置付
ける。ホイールが常に導入ガイドの中に正確に入るよう
に、ロープの高さ位置が変動する際に導入ガイドの位置
が自動的に調節される。
ープウェーのグリップ案内装置を提供する。 【構成】 単線ロープウェー、例えばチェアリフトは固
定ロープ支持構造に固着された導入ガイドを成す案内レ
ールを含む。この導入ガイドはグリップに固着されたホ
イールと協働して、グリップと荷重が前記固定支持構造
上に達する前に、このグリップと荷重を安定させ位置付
ける。ホイールが常に導入ガイドの中に正確に入るよう
に、ロープの高さ位置が変動する際に導入ガイドの位置
が自動的に調節される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2隣接ステーションを
接続する連続移動式エンドレスロープ10と、キャリジ
および前記キャリジに固着するためのハンガーアームを
有する荷重と、前記キャリジを前記ロープに連結するた
め前記各キャリジに取付けられたグリップと、回転自在
に取付けられた支持ロープ車を有する固定ロープ支持構
造と、前記グリップとハンガーアームとを前記支持ロー
プ車上に通しまた乗客を昇降させるため、前記構造に固
着されてグリップを安定させ位置付けるように成された
グリップ案内装置とを含むロープウェーに関するもので
ある。
接続する連続移動式エンドレスロープ10と、キャリジ
および前記キャリジに固着するためのハンガーアームを
有する荷重と、前記キャリジを前記ロープに連結するた
め前記各キャリジに取付けられたグリップと、回転自在
に取付けられた支持ロープ車を有する固定ロープ支持構
造と、前記グリップとハンガーアームとを前記支持ロー
プ車上に通しまた乗客を昇降させるため、前記構造に固
着されてグリップを安定させ位置付けるように成された
グリップ案内装置とを含むロープウェーに関するもので
ある。
【0002】以下において本発明はステーション入口に
おいてグリップ案内装置を有する着脱自在のチェアリフ
トに適用された場合について説明されるが、本発明の他
の型のロープ搬送施設、例えばゴンドラリフトまたは固
定グリップ型チェアリフト、並びにロープ支持塔に備え
られたグリップ案内装置に適用される事は明かである。
おいてグリップ案内装置を有する着脱自在のチェアリフ
トに適用された場合について説明されるが、本発明の他
の型のロープ搬送施設、例えばゴンドラリフトまたは固
定グリップ型チェアリフト、並びにロープ支持塔に備え
られたグリップ案内装置に適用される事は明かである。
【0003】
【従来の技術】一般にチェアがハンガーアームによって
グリップキャリジに連結され、この際に、例えば風の作
用またはチェアの不規則な載荷によって生じるチェアの
あらゆる揺動角度において、前記ハンガーアームとキャ
リジがロープ支持構造の上を自由に走行できなければな
らない。固定支持構造上のチェアの通過を容易にしまた
乗客の昇降を容易にするため、チェアが支持構造に近接
する際に、この支持構造に固着された導入ガイドによっ
てチェアの揺動を制限してグリップキャリジを平衡位置
に案内し配置する事がすでに提案されている。この導入
ガイドの拡大導入部分はグリップキャリジ上に備えられ
たホイールを受け、従ってこの拡大導入部分はチェアの
あらゆる揺動角度とロープ位置とにおいて前記ホイール
を受ける事ができるように十分大でなければならない。
グリップキャリジに連結され、この際に、例えば風の作
用またはチェアの不規則な載荷によって生じるチェアの
あらゆる揺動角度において、前記ハンガーアームとキャ
リジがロープ支持構造の上を自由に走行できなければな
らない。固定支持構造上のチェアの通過を容易にしまた
乗客の昇降を容易にするため、チェアが支持構造に近接
する際に、この支持構造に固着された導入ガイドによっ
てチェアの揺動を制限してグリップキャリジを平衡位置
に案内し配置する事がすでに提案されている。この導入
ガイドの拡大導入部分はグリップキャリジ上に備えられ
たホイールを受け、従ってこの拡大導入部分はチェアの
あらゆる揺動角度とロープ位置とにおいて前記ホイール
を受ける事ができるように十分大でなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】チェアの走行速度およ
び/またはチェアの揺動角度が大である場合、通常の導
入ガイドによって発生される案内力が過度に増大して危
険な振動と衝撃とを生じる。このような振動と衝撃は、
導入ガイドの長さを延長して案内レールの傾斜を減少さ
せる事によって低下させる事ができるが、このような構
造はステーションまたは支持塔全体のレイアウトを複雑
にする。本発明の目的は、チェアの高速走行を可能とす
る構造簡単なグリップ案内装置を達成するにある。
び/またはチェアの揺動角度が大である場合、通常の導
入ガイドによって発生される案内力が過度に増大して危
険な振動と衝撃とを生じる。このような振動と衝撃は、
導入ガイドの長さを延長して案内レールの傾斜を減少さ
せる事によって低下させる事ができるが、このような構
造はステーションまたは支持塔全体のレイアウトを複雑
にする。本発明の目的は、チェアの高速走行を可能とす
る構造簡単なグリップ案内装置を達成するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記グリップ
案内装置が前記ロープに対して平行な垂直面の中に延在
する案内レールを含み、前記案内レールの一端は前記垂
直面の中を枢転できるように前記固定構造上に枢転自在
に取付けられ、また前記案内レールの他端はこの案内レ
ールが枢転する際にロープの高さ位置に対して上下運動
し、前記案内レールを前記グリップと協働するように位
置付けまた前記グリップを前記支持ロープ車上を通る位
置に向かって徐々に案内するように、案内レール枢転装
置がロープ位置検出器によって制御されるように成され
る。
案内装置が前記ロープに対して平行な垂直面の中に延在
する案内レールを含み、前記案内レールの一端は前記垂
直面の中を枢転できるように前記固定構造上に枢転自在
に取付けられ、また前記案内レールの他端はこの案内レ
ールが枢転する際にロープの高さ位置に対して上下運動
し、前記案内レールを前記グリップと協働するように位
置付けまた前記グリップを前記支持ロープ車上を通る位
置に向かって徐々に案内するように、案内レール枢転装
置がロープ位置検出器によって制御されるように成され
る。
【0006】前記グリップ案内装置は望ましくは2つの
案内レールを含み、これらの案内レールは支持ロープ車
の上を通る位置に向かって前記グリップを徐々に案内す
るための集中型導入ガイドを成す。
案内レールを含み、これらの案内レールは支持ロープ車
の上を通る位置に向かって前記グリップを徐々に案内す
るための集中型導入ガイドを成す。
【0007】本発明によれば、ロープ上に荷重が掛けら
れてロープの高さ位置が変動する際に、導入ガイドの高
さ位置が自動的に調節される。導入ガイドの入口と案内
レールの傾斜が荷重に対応して低下される。
れてロープの高さ位置が変動する際に、導入ガイドの高
さ位置が自動的に調節される。導入ガイドの入口と案内
レールの傾斜が荷重に対応して低下される。
【0008】キャリジはチェアの安定のために案内レー
ルと協働するホイールを含む。本発明のロープウェー
は、着脱自在グリップと、レールから離脱されたキャリ
ジが走行するステーションの転轍レールとを有する型の
単一ロープ型とする事ができる。前記転轍レールは入口
末端を有し、また案内レールは前記入口末端に枢転自在
に取付けられて、転轍レールからキャリジの運動方向に
おいて上流に延在する。ステーションの入口において、
グリップがロープに連結した状態のままキャリジのホイ
ールが導入ガイドの中に入る。導入ガイドがホイールを
転轍レールに向かって案内し、グリップを安定させ、ホ
イールが転轍レール上に乗った時にグリップがロープか
ら離脱される。
ルと協働するホイールを含む。本発明のロープウェー
は、着脱自在グリップと、レールから離脱されたキャリ
ジが走行するステーションの転轍レールとを有する型の
単一ロープ型とする事ができる。前記転轍レールは入口
末端を有し、また案内レールは前記入口末端に枢転自在
に取付けられて、転轍レールからキャリジの運動方向に
おいて上流に延在する。ステーションの入口において、
グリップがロープに連結した状態のままキャリジのホイ
ールが導入ガイドの中に入る。導入ガイドがホイールを
転轍レールに向かって案内し、グリップを安定させ、ホ
イールが転轍レール上に乗った時にグリップがロープか
ら離脱される。
【0009】ロープの位置検出器は望ましくはロープを
包囲する2つのローラを含み、この検出器がグリップ案
内装置に機械的に連結されて、ロープの高さ位置に対応
してグリップ案内装置を位置付ける。ロープ位置は、ロ
ープ案内装置の位置を適当手段によって検出する光学手
段または電気手段によって検出する事もできる。
包囲する2つのローラを含み、この検出器がグリップ案
内装置に機械的に連結されて、ロープの高さ位置に対応
してグリップ案内装置を位置付ける。ロープ位置は、ロ
ープ案内装置の位置を適当手段によって検出する光学手
段または電気手段によって検出する事もできる。
【0010】以下、本発明を図面に示す実施例について
詳細に説明するが本発明はこれに限定されるものではな
い。
詳細に説明するが本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0011】
【実施例】添付の図において、単式ロープチェアリフト
の懸架式連続可動ロープ10が2ステーションの間に延
在し、このロープが各ステーションにおいて、固定構造
12に固着された支持ロープ車11の中を走る。例えば
4人乃至6人をそれぞれ保持するチェア13がハンガー
アーム14によってキャリジに固着され、このキャリジ
はこれをロープ10に連結するためのグリップ15を含
む。図示の施設は着脱自在のグリップ15を有する着脱
自在チェアリフトであって、公知のようにステーション
の入口においてロープ10からチェア13を離脱させス
テーション出口においてチェアを連結して、乗客を低速
で乗車および降車させる。また本発明は、固定グリップ
式チェアリフト、およびゴンドラリフトなどのその他類
似のロープウェーに適用される。グリップ15はジョー
16とバネ17とを有し、このバネ17がグリップ15
をロープ締め付け位置に弾発し、解除は固定傾斜面(図
示されず)と協働するレバー18によって制御される。
グリップキャリジはホイール19、20を有し、これら
のホイールはステーション上において転轍レール上を走
り、この転轍レールがグリップをロープ10から離脱状
態に保持する。図示の実施態様において、ロープ10に
近いホイール19は図示されていないレール上を走行
し、ロープ10から離れた他方のホイール20は一対の
転轍レール、すなわち下レール21と上レール22とに
よって包囲され、これらのレール21、22がこのホイ
ール20を案内しその高さを設定する。このホイール2
0のサイズは実質的に転轍レール21、22の間隔に対
応し、これらの転轍レール21、22は、グリップ15
が第1支持ロープ車11の上を通過すると同時に、転轍
ホイール20がこれらの転轍レールと係合するようにス
テーションの入口に配置されている。下転轍レール21
の入口末端23に下案内レール25の末端が回転自在に
取付けられ、この下案内レール25は転轍レール21か
らロープ運動の上流に向かってロープ方向に延在する。
同様に、上案内レール26の末端が上転轍レール22の
入口末端24に回転自在に取付けられ、この転轍レール
22から前方に第1支持ロープ車11の前方区域の中に
延在する。転送レール21、22上に回転自在に取付け
られた前記の案内レール25、26の末端から反対側の
自由端部27、28は、導入ガイドの拡大入口部分を構
成するように相互に離間され、この入口部分の間隔は対
応の転轍レール21、22の間隔まで狭くなっている。
これらの案内レールの自由端部27、28は、グリップ
15を跨いだ逆U形ブラケット30の一方の脚29に固
着されている。ブラケット30の反対側脚31はロープ
10を包囲した2つのローラ32を支持し、その一方の
ローラ32はロープの上側面にそって走り、他方のロー
ラ32はロープの下側面にそって走る。これらの2つの
ローラ32は、グリップ15の通過を容易にするため、
ロープ方向に少し片寄らされている。図から明かなよう
に、ロープ10の上下運動がローラ32およびブラケッ
ト30によって案内レール25、26に伝達されるの
で、ロープ10の高さ位置に対して導入ガイドの拡大入
口部分の正確な位置が保持される。従ってこの入口部分
の開口が縮小できる。
の懸架式連続可動ロープ10が2ステーションの間に延
在し、このロープが各ステーションにおいて、固定構造
12に固着された支持ロープ車11の中を走る。例えば
4人乃至6人をそれぞれ保持するチェア13がハンガー
アーム14によってキャリジに固着され、このキャリジ
はこれをロープ10に連結するためのグリップ15を含
む。図示の施設は着脱自在のグリップ15を有する着脱
自在チェアリフトであって、公知のようにステーション
の入口においてロープ10からチェア13を離脱させス
テーション出口においてチェアを連結して、乗客を低速
で乗車および降車させる。また本発明は、固定グリップ
式チェアリフト、およびゴンドラリフトなどのその他類
似のロープウェーに適用される。グリップ15はジョー
16とバネ17とを有し、このバネ17がグリップ15
をロープ締め付け位置に弾発し、解除は固定傾斜面(図
示されず)と協働するレバー18によって制御される。
グリップキャリジはホイール19、20を有し、これら
のホイールはステーション上において転轍レール上を走
り、この転轍レールがグリップをロープ10から離脱状
態に保持する。図示の実施態様において、ロープ10に
近いホイール19は図示されていないレール上を走行
し、ロープ10から離れた他方のホイール20は一対の
転轍レール、すなわち下レール21と上レール22とに
よって包囲され、これらのレール21、22がこのホイ
ール20を案内しその高さを設定する。このホイール2
0のサイズは実質的に転轍レール21、22の間隔に対
応し、これらの転轍レール21、22は、グリップ15
が第1支持ロープ車11の上を通過すると同時に、転轍
ホイール20がこれらの転轍レールと係合するようにス
テーションの入口に配置されている。下転轍レール21
の入口末端23に下案内レール25の末端が回転自在に
取付けられ、この下案内レール25は転轍レール21か
らロープ運動の上流に向かってロープ方向に延在する。
同様に、上案内レール26の末端が上転轍レール22の
入口末端24に回転自在に取付けられ、この転轍レール
22から前方に第1支持ロープ車11の前方区域の中に
延在する。転送レール21、22上に回転自在に取付け
られた前記の案内レール25、26の末端から反対側の
自由端部27、28は、導入ガイドの拡大入口部分を構
成するように相互に離間され、この入口部分の間隔は対
応の転轍レール21、22の間隔まで狭くなっている。
これらの案内レールの自由端部27、28は、グリップ
15を跨いだ逆U形ブラケット30の一方の脚29に固
着されている。ブラケット30の反対側脚31はロープ
10を包囲した2つのローラ32を支持し、その一方の
ローラ32はロープの上側面にそって走り、他方のロー
ラ32はロープの下側面にそって走る。これらの2つの
ローラ32は、グリップ15の通過を容易にするため、
ロープ方向に少し片寄らされている。図から明かなよう
に、ロープ10の上下運動がローラ32およびブラケッ
ト30によって案内レール25、26に伝達されるの
で、ロープ10の高さ位置に対して導入ガイドの拡大入
口部分の正確な位置が保持される。従ってこの入口部分
の開口が縮小できる。
【0012】前記のグリップ案内装置は下記のように作
動する。ステーションまたはロープ支持塔の入口におい
て、図3に図示のようにグリップ15が支持ロープ車1
1の上を通過するための正確な位置にある時、ホイール
20は案内レール25、26に係合/協働しない。従っ
て、図1に図示のロープ10の上方位置においても、ロ
ープに対する荷重が過大な場合にロープ10が図2のよ
うに下方位置にある時も、ロープ位置に対する案内レー
ルの導入ガイド部分の位置は不変である。これは、ロー
プ10の上下運動がローラ32によって検出されてブラ
ケット30によって案内レール25、26の自由端部2
7、28に対して伝達され、これらの案内レール25、
26が上下に枢転するからである。このようにして案内
レール25、26の位置は自動的に調節される。
動する。ステーションまたはロープ支持塔の入口におい
て、図3に図示のようにグリップ15が支持ロープ車1
1の上を通過するための正確な位置にある時、ホイール
20は案内レール25、26に係合/協働しない。従っ
て、図1に図示のロープ10の上方位置においても、ロ
ープに対する荷重が過大な場合にロープ10が図2のよ
うに下方位置にある時も、ロープ位置に対する案内レー
ルの導入ガイド部分の位置は不変である。これは、ロー
プ10の上下運動がローラ32によって検出されてブラ
ケット30によって案内レール25、26の自由端部2
7、28に対して伝達され、これらの案内レール25、
26が上下に枢転するからである。このようにして案内
レール25、26の位置は自動的に調節される。
【0013】
【発明の効果】案内レール25、26の動作を図4につ
いて説明する事ができる。チェア13が異常な荷重を受
け、ホイール20が下方案内レール25に係合してい
る。グリップ15が案内レール25にそって走行する際
にホイール20が上方に片寄らされて、グリップ15は
支持ロープ車11上に入るまでに安定して正確な位置に
配置される。チェアが逆方向に揺動する際にはホイール
20が上方案内レール26に係合するので、チェア13
が同一方向に揺動する限り一方の案内レール25または
26のみが必要とされる事は明かである。さらに案内レ
ール25、26のいずれも転轍レール22、21とは別
個に構成してキャリジまたはチェアの他の単数または複
数の要素と協働する事ができる。
いて説明する事ができる。チェア13が異常な荷重を受
け、ホイール20が下方案内レール25に係合してい
る。グリップ15が案内レール25にそって走行する際
にホイール20が上方に片寄らされて、グリップ15は
支持ロープ車11上に入るまでに安定して正確な位置に
配置される。チェアが逆方向に揺動する際にはホイール
20が上方案内レール26に係合するので、チェア13
が同一方向に揺動する限り一方の案内レール25または
26のみが必要とされる事は明かである。さらに案内レ
ール25、26のいずれも転轍レール22、21とは別
個に構成してキャリジまたはチェアの他の単数または複
数の要素と協働する事ができる。
【図1】本発明によるグリップ案内装置の立面図。
【図2】図1と異なる作動位置にあるグリップ案内装置
を示す図1と類似の立面図。
を示す図1と類似の立面図。
【図3】安定正確位置にあるグリップを示す図1のグリ
ップ案内装置の側面図。
ップ案内装置の側面図。
【図4】揺動位置にあるグリップを示す図3と類似の側
面図。
面図。
10 ロープ 11 ロープ車 12 ロープ支持固定構造 13 チェア 14 ハンガーアーム 15 グリップ 19、20 ホイール 21、22 転轍レール 23、24 転轍レールの入口末端 25、26 グリップ案内装置(案内レール) 27、28 案内レールの自由端部 30 枢転装置(U形ブラケット) 32 検出器(ローラ)
Claims (7)
- 【請求項1】2隣接ステーションを接続する連続移動式
エンドレスロープ10と、 キャリジおよび前記キャリジに固着されるためのハンガ
ーアーム14を有する荷重13と、 前記キャリジを前記ロープ10に連結するため前記各キ
ャリジに取付けられたグリップ15と、 回転自在に取付けられた支持ロープ車11を有するロー
プ支持固定構造12と、 前記グリップとハンガーアームとを前記支持ロープ車1
1上に通しまた乗客を昇降させるため、前記構造12に
固着されてグリップ15を安定させ位置付けるように成
されたグリップ案内装置25、26とを含み、 前記グリップ案内装置は前記ロープ10に対して平行な
垂直面の中に延在する案内レール25または26を含
み、前記案内レールの一端は前記垂直面の中を枢転でき
るように前記固定構造12上に枢転自在に取付けられ、
また前記案内レールの他端27または28はこの案内レ
ールが枢転する際にロープの高さ位置に対して上下運動
し、 また前記ロープ10の位置の検出器32と、 前記案内レール25、26を前記グリップと協働するよ
うに位置付け前記グリップを前記支持ロープ車11上を
通る位置に向かって徐々に案内するように、前記検出器
32によって制御される案内レール枢転装置30とを含
む事を特徴とするロープウェーのグリップ案内装置。 - 【請求項2】前記検出器32が前記ロープ10の高さ位
置を検出し、前記案内レール25、26を枢転させてこ
れらの案内レール25、26の他端27、28の高さ位
置を調節する事を特徴とする請求項1に記載のロープウ
ェーのグリップ案内装置。 - 【請求項3】前記キャリジは、前記案内レール25、2
6と協働するホイール20を含む事を特徴とする請求項
1に記載のロープウェーのグリップ案内装置。 - 【請求項4】前記のグリップ案内装置は2つの案内レー
ル25、26を含み、これらの案内レールは、前記グリ
ッドを前記支持ロープ車11上を通る位置に向かって徐
々に案内するための集中型導入ガイドを成す事を特徴と
する請求項1に記載のロープウェーのグリップ案内装
置。 - 【請求項5】前記検出器は、前記ロープ10を包囲して
前記グリップ案内装置25、26に機械的に連結された
2つのローラ32を含む事を特徴とする請求項1に記載
のロープウェーのグリップ案内装置。 - 【請求項6】着脱自在のグリップ15と、ステーション
に配置されそれぞれ入口末端23、24を有する転轍レ
ール21、22を含み、ステーションに入る際に前記ロ
ープ10から離脱されたキャリジが前記転轍レール2
1、22上を走り、この場合、前記案内レール25、2
6の前記一方の末端がそれぞれ前記転轍レール21、2
2の前記入口末端23、24上に枢転自在に取付けられ
て、キャリジの運動方向に対して上流方向に前記転轍レ
ール21、22を延長させ、前記案内レール25、26
が枢転する際にこれらの案内レールの前記他方の末端2
7、28がロープ10の高さ位置に近接または離間する
ように成された事を特徴とする請求項1に記載のロープ
ウェーのグリップ案内装置。 - 【請求項7】ホイール20を包囲する集中型導入ガイド
を成すように配置された2つの案内レール25、26を
含み、前記ホイール20は前記導入ガイドの中に入るよ
うに前記キャリジに対して固着され、前記導入ガイドが
ホイール20を前記転轍レール21、22に向かって案
内し、ステーションの中で前記ホイール20がこれらの
転轍レール21、22上を走ってキャリジを支持する事
を特徴とする請求項6に記載のロープウェーのグリップ
案内装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9310374A FR2709278B1 (fr) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | Dispositif de stabilisation des pinces d'un téléporteur. |
FR9310374 | 1993-08-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07144638A true JPH07144638A (ja) | 1995-06-06 |
JP3437272B2 JP3437272B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=9450457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18456494A Expired - Fee Related JP3437272B2 (ja) | 1993-08-25 | 1994-08-05 | ロープウェーのグリップ案内装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5515789A (ja) |
EP (1) | EP0640518B1 (ja) |
JP (1) | JP3437272B2 (ja) |
AT (1) | ATE163602T1 (ja) |
CA (1) | CA2129697A1 (ja) |
ES (1) | ES2115906T3 (ja) |
FR (1) | FR2709278B1 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2740417B1 (fr) * | 1995-10-25 | 1998-01-02 | Pomagalski Sa | Teleporteur debrayable a module de prise de mouvement |
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