JPH0714441Y2 - 除礫用バケット - Google Patents

除礫用バケット

Info

Publication number
JPH0714441Y2
JPH0714441Y2 JP7090291U JP7090291U JPH0714441Y2 JP H0714441 Y2 JPH0714441 Y2 JP H0714441Y2 JP 7090291 U JP7090291 U JP 7090291U JP 7090291 U JP7090291 U JP 7090291U JP H0714441 Y2 JPH0714441 Y2 JP H0714441Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
rod
horizontal
rods
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7090291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0522648U (ja
Inventor
宣昭 横山
Original Assignee
宣昭 横山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宣昭 横山 filed Critical 宣昭 横山
Priority to JP7090291U priority Critical patent/JPH0714441Y2/ja
Publication of JPH0522648U publication Critical patent/JPH0522648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0714441Y2 publication Critical patent/JPH0714441Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shovels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、土木機械のアーム先
端に取り付けて使用する除礫用バケットの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の除礫用バケットの中には本願出願
人が考案した実願昭60−69895号のように、開口
させたバケット本体の底部に数本の縦杆を架設し、これ
らの縦杆に所定の間隔を置いて多数の横杆を片持ち状に
取付支持してバケット本体の底部を構成したものがあ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記したバケットは、
土木機械のアーム作動によりバケットを振動させてふる
いにかけると、縦杆により片持ち状に支持される多数の
横杆が振動してブラケツト内にすくわれた石礫と土とを
効率的に分離させると共に、分離させた土を縦杆及び横
杆によって形成したバケット底部の空隙から速やかにふ
るい落すことができるものである。上記したようにバケ
ットにて掘り上げた石礫と土とを効率的に分離させるに
は、片持ち状に支持される横杆を良く振動されることが
重要であるが、上記したバケットにおいてはもバケット
本体の底部に沿って湾曲させた縦杆を単に棒状に構成し
ていたので思うように撓みが得られず、上記横杆を効率
的に振動させているとは云えなかった。
【0004】本考案の課題は、上記した如き除礫用バケ
ットに対して、横杆を効率良く振動させる手段を具備さ
せることにより、石礫と土との分離をより効率的に行う
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記した課題を
解決する為に、開口させたバケット本体の底部に数本の
縦杆を架設し、これらの縦杆に所定の間隔を置いて多数
の横杆を片持ち状に取付支持してバケット本体の底部を
構成した除礫用バケットにおいて、前記縦杆における各
横杆取付部の間を連絡する各中間部に括れ部を構成した
ものである。
【0006】
【作用】以上の手段によれば、バケット本体の底部は縦
杆とこの縦杆に間隔をおいて取付支持される横杆により
構成され、上記縦杆及び横杆の間に生じる隙間によりバ
ケット底部に多くの空隙が構成される。また、工作機械
のアームの作動によりバケットを振動させると、バケッ
ト内にすくわれた土の荷重や慣性荷重が各横杆に加わ
り、該横杆を片持ち状に支持する縦杆が、他の部分より
も剛性の低い括れ部から積極的に撓み、この撓みにより
横杆が大きく振動して石礫と土とが分離される。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上説明したように、縦杆にお
ける横杆取付部の間を連絡する各中間部に良好な撓みを
生む括れ部を設けたものであるから、バケットを振動さ
せた際に横杆を支持する縦杆が各括れ部から積極的に撓
んで各横杆を合理的に振動させることができ、よって、
従来のものと比較して横杆の振動により行われる石礫と
土との分離をさらに効果的に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明
する。図1乃至図3にて示すバケットaは図4にて示す
ように土木用機械のアーム先端に取り付けて土の掘り起
こし作業を行うものである。上面が開口するバケット本
体1は図1にて示すように、左右両側板2、ボックス体
5、爪片4、底部3から構成される。左右両側板2は底
辺部を湾曲させると共に、その底辺に沿って大きく開設
した開口2aを網体2bにより覆って構成してある。上
記した左右両側板2同士はその先端部と基端部との間に
爪板4及びボックス体5を架設して連結してあり、ま
た、上記ボックス体5には土木機械アームに接続する接
続金具5aを取付け固定してある。バケット本体1の底
部3は、3〜4本の縦杆7を上記したボックス体5と爪
板4との間に平行に架け渡し、この縦杆7に多数の横杆
8を定間隔をおいて取付け支持することにより構成して
ある。縦杆7は図2及び図3にて示すように、帯状板を
開口するバケット本体1の底面に沿うように湾曲させて
形成し、その長さ方向に小間隔を置いて短棒状の横杆8
を取付支持する。横杆8はその中央部を縦杆7の取付け
位置に固定して、縦杆7から左右に突出するように支持
する。また、隣合う縦杆7同士の間で横杆8が突出する
位置を1/2ピッチずらして横杆8の凸部と凹部とがつ
き合うように配置してある。上記したようにしてバケッ
ト本体1の底部3を構成することによれば、各縦杆7と
横杆8との間に生じる隙間により同底部3に多くの空隙
を形成することができ、この空隙によりバケット内にて
石礫と分離させた土を速やかにふるい落すことが可能と
なる。また、上記した縦杆7における横杆8の取付部の
間を連絡する各中間部には図3にて示すような略C形の
切り欠き6aを切欠することにより括れ部6を形成す
る。括れ部6は各横杆8の取付部を挟む様に形成され、
縦杆7をここから捻り方向に積極的に撓ませることによ
り、縦杆7に取付支持される横杆8を効果的に振動させ
る働きを持つ。尚、上記したように切り欠き6aを略C
形に切欠することにより括れ部6を構成したのは、括れ
部6の一部に無理な応力集中が生じて同部6が金属疲労
を生じるのを回避するための配慮からである。以上のよ
うに構成したバケットaによれば、土掘り作業の際に工
作機械のアームを作動させてバケットaを上下に振動さ
せると、バケットa内にすくわれた土がふるわれると同
時に、この土による荷重や慣性荷重が各横杆8に加わえ
られる。これにより、上記横杆8を片持ち状に支持する
縦杆7が肉薄状の括れ部6から捻られるように撓み、こ
の撓みにより各横杆8が左右に大きく振動して石礫と土
とが効果的に分離され、土だけが底部3の空隙部からふ
るい落される。尚、上記した実施例による横杆8は、中
央部を縦杆7に対して固定することにより取付支持した
が、横杆は左右の長さが異なるように支持しても若しく
は縦杆から左右一側方向にだけ突出するように取付支持
してもよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施したバケットを示す縦断面
図。
【図2】 同バケットの底部を示す斜視図。
【図3】 底部の縦杆と横杆とを拡大して示す斜視
図。
【図4】 バケットを土木機械のアーム先端に取り付
けた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
a・・・バケット 1・・・バケット本体 3・・・底部 6・・・括れ部 6a・・・切り欠き 7・・・縦杆 8・・・横杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口させたバケット本体の底部に数本
    の縦杆を架設し、これらの縦杆に所定の間隔を置いて多
    数の横杆を片持ち状に取付支持してバケット本体の底部
    を構成した除礫用バケットにおいて、前記縦杆における
    各横杆取付部の間を連絡する各中間部に括れ部を構成し
    た除礫用バケット。
JP7090291U 1991-09-04 1991-09-04 除礫用バケット Expired - Lifetime JPH0714441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7090291U JPH0714441Y2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 除礫用バケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7090291U JPH0714441Y2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 除礫用バケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0522648U JPH0522648U (ja) 1993-03-23
JPH0714441Y2 true JPH0714441Y2 (ja) 1995-04-10

Family

ID=13444928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7090291U Expired - Lifetime JPH0714441Y2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 除礫用バケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714441Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2759869B2 (ja) * 1994-06-10 1998-05-28 ▲吉▼田 安孝 掘削機械のバケット
JP5576970B1 (ja) * 2013-06-25 2014-08-20 尼崎重機株式会社 スケルトンバケット
JP6423825B2 (ja) * 2016-07-07 2018-11-14 株式会社伊藤商会 ふるい構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0522648U (ja) 1993-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0714441Y2 (ja) 除礫用バケット
KR101988528B1 (ko) 앵커를 이용한 자립식 말뚝 구조
JP4130393B2 (ja) 杭と柱の接続構造
JP6935646B2 (ja) 箱抜き管保持具および受圧板の成形方法
JP4129225B2 (ja) 防護用堤体の構築方法
JP2700540B2 (ja) トロンメル
JP7457563B2 (ja) 取付治具
JP4713605B2 (ja) 杭と柱の接続構造
JP3057732U (ja) 掘削バケット
JP3234205B2 (ja) トンネル支保体
JP3232252U (ja) 鉄筋用間隔保持具
JP2005126907A (ja) 鉄筋用スペーサ
JP4104842B2 (ja) セパレータおよびカーテンウォールならびにその取付構造
JP3768488B2 (ja) 既存床の補強構造
JP2000319919A (ja) 除礫用バケット
JP3116081U (ja) 仮枠保持具
JP2681806B2 (ja) ガラスブロックパネルの製造装置
KR20040055886A (ko) 건설용 스트립형의 보강메시 및 이를 이용한 토체구조물
JP3661166B2 (ja) 場所打杭の鉄筋建込み装置
KR200211611Y1 (ko) 돌 고르기용 진동 발생 장치
JP2819081B2 (ja) 地下連続壁用鉄筋カゴ
JP3266847B2 (ja) 法枠の施工方法
JP4421391B2 (ja) 擁壁構築方法
JP2739886B2 (ja) 型枠装置
JP3310956B2 (ja) コンクリート基礎地における鉄筋等の格子枠組立用杆状体の保持用治具セット