JPH07144053A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH07144053A
JPH07144053A JP5315939A JP31593993A JPH07144053A JP H07144053 A JPH07144053 A JP H07144053A JP 5315939 A JP5315939 A JP 5315939A JP 31593993 A JP31593993 A JP 31593993A JP H07144053 A JPH07144053 A JP H07144053A
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JP
Japan
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Withdrawn
Application number
JP5315939A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07144053A publication Critical patent/JPH07144053A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の組合せ有効領域のうち或る組合せ有効
領域の表示結果を他の組合せ有効領域の表示結果と区別
して表示させることのできる遊技機を提供する。 【構成】 大当りが発生した場合に大当り該当図柄の外
形を表わすライン47を変動させて大当り該当図柄の大
きさを変化させたり、あるいは、大当り該当図柄の形状
を異なった形状に変化させることにより、大当り該当図
柄を他の図柄と区別して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機やコイ
ン遊技機あるいはスロットマシン等で代表される遊技機
に関する。詳しくは、表示状態が変化可能であり複数種
類の識別情報を表示結果として導出表示する可変表示領
域を複数組合せることにより構成される複数の組合せ有
効領域を有する可変表示装置を含み、或る組合せ有効領
域の表示結果が予め定められた特定の識別情報の組合わ
せとなった場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえば、図柄等の複数種類
の識別情報が可変表示された後停止表示される可変表示
領域を複数有する可変表示装置が設けられ、複数の可変
表示領域の停止時の表示結果が或る組合せ有効領域にお
いて予め定められた特定の識別情報の組合わせ(たとえ
ば777)となった場合に所定の遊技価値が遊技者に付
与可能となるように構成されたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来の遊技機
においては、前記予め定められた特定の識別情報の組合
わせが成立した場合には、所定の遊技価値が付与可能と
なるために、遊技者にいち早くかつ確実に特定の識別情
報の組合わせを認識させる必要がある。そこで、その成
立した特定の識別情報の組合わせを他の識別情報と区別
して表示させることが考えられる。また、特定の識別情
報の組合わせが成立する以前の段階からその旨を報知す
るべく、前記特定の識別情報の組合わせを他の識別情報
と区別して表示させたいというニーズもある。さらに、
複数の可変表示部が停止時期を異ならせて停止する場合
において、一部の可変表示部がまだ可変表示している段
階で既に停止している可変表示部の表示結果が前記特定
の識別情報の組合わせの表示条件を満たしている場合
(リーチ表示の場合)においても、同様に、その満たし
ている識別情報を他の識別情報と区別して表示させた
り、あるいは、前記リーチ表示が成立することを予告表
示するために、リーチ表示の条件を満たしている識別情
報を他の識別情報と区別させたいというニーズがあっ
た。
【0004】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、複数の組合せ有効領域のうち或
る組合せ有効領域の表示結果を他の組合せ有効領域の表
示結果と区別して表示できる遊技機を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、表示状態が変化可能であり複数種類の識別情報を表
示結果として導出表示する可変表示領域を複数組合せる
ことにより構成される複数の組合せ有効領域を有する可
変表示装置を含み、或る組合せ有効領域の表示結果が予
め定められた特定の識別情報の組合わせとなった場合に
所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であって、前記
複数の組合せ有効領域のうち、前記或る組合せ有効領域
の表示結果を他の組合せ有効領域の表示結果と区別して
表示させるための予め定められた区別表示条件が成立し
たことを検出する区別表示条件検出手段を含み、前記可
変表示装置は、前記区別表示条件検出手段の検出出力に
基づいて、前記或る組合せ有効領域により表示される識
別情報と他の組合せ有効領域により表示される識別情報
とを互いに区別できる異なった表示態様で表示すること
を特徴とする。
【0006】請求項2に記載の本発明は、前記可変表示
装置は、前記区別表示条件検出手段の検出出力に基づい
て、前記或る組合せ有効領域の表示結果と他の組合せ有
効領域の表示結果とのうち少なくとも一方の識別情報の
形状が異なった形状に変化することを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、区別表示条
件検出手段により、複数の組合せ有効領域のうち、或る
組合せ有効領域の表示結果を他の組合せ有効領域の表示
結果と区別して表示させるための予め定められた区別表
示条件が成立したことが検出されれば、前記或る組合せ
有効領域により表示される識別情報と他の組合せ有効領
域により表示される識別情報とを互いに区別できる異な
った表示態様で表示することにより或る組合せ有効領域
の表示結果と他の組合せ有効領域の表示結果とが区別さ
れる。
【0008】請求項2に記載の本発明によれば、区別表
示条件検出手段の働きにより、複数の組合せ有効領域の
うち、或る組合せ有効領域の表示結果を他の組合せ有効
領域の表示結果と区別して表示させるための予め定めら
れた区別表示条件が成立したことが検出されれば、或る
組合せ有効領域の表示結果と他の組合せ有効領域の表示
結果とのうち少なくとも一方の識別情報の形状が異なっ
た形状に変化し、その変化により、前記或る組合せ有効
領域の識別情報と他の組合せ有効領域の識別情報とが区
別される。
【0009】
【発明の実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。なお、本実施例においては、遊技機
の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに
限らず、たとえば、コイン遊技機やスロットマシン等で
あってもよく、表示状態が変化可能であり複数種類の識
別情報を表示結果として導出表示する可変表示部を複数
有する可変表示装置を含み、前記複数の可変表示部の表
示結果が予め定められた特定の識別情報の組合わせとな
った場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であ
ればすべて対象となる。
【0010】図1は、遊技機の一実施例のパチンコ遊技
機における遊技盤面を示す盤面図である。図示しない打
球操作ハンドルを遊技者が操作することにより、パチン
コ玉が1つ遊技盤1前面の遊技領域3内に打込まれる。
遊技領域3内には、図柄等からなる複数種類の識別情報
を可変表示して表示状態が変化可能な可変表示部5a,
5b,5cを複数有する可変表示装置4が設けられてい
る。そして、遊技領域3内に打込まれたパチンコ玉が始
動入賞口6内に入賞すれば、その始動入賞玉が始動入賞
玉検出スイッチ7により検出され、その検出出力に基づ
いて、可変表示装置4の各可変表示部5a〜5cが一斉
に可変開始された後停止制御される。その可変表示装置
4の停止時の表示結果が予め定められた特定の識別情報
の組合わせ(たとえば777)となれば、可変入賞球装
置9の開閉板10が開成して打玉が入賞可能な遊技者に
とって有利な第1の状態となり大当り状態が発生する。
【0011】この可変入賞球装置9は、通常時は開閉板
10が閉成して打玉が入賞不可能な遊技者にとって第2
の状態となっているが、大当り状態が発生すればソレノ
イド11が励磁されて開閉板10が開成した第1の状態
となる。この可変入賞球装置9の第1の状態は、所定期
間(たとえば30秒間)の経過あるいは所定個数(たと
えば10個)の打玉の入賞のうちいずれか早いほうの条
件が成立することにより終了して第2の状態となる。そ
の可変入賞球装置9内に入賞したパチンコ玉が特定入賞
玉検出スイッチ20,入賞玉検出スイッチ19により検
出される。また、第1の状態となっている可変入賞球装
置9内に入賞したパチンコ玉が予め定められた特定入賞
領域(Vポケット)に入賞すれば、その特定入賞玉が特
定入賞玉検出スイッチ20により検出され、その回の可
変入賞球装置9の第1の状態が終了するのを待って再度
可変入賞球装置9を第1の状態に駆動制御する繰返継続
制御が行なわれる。この繰返継続制御の上限回数はたと
えば16回と定められている。
【0012】可変表示装置4は、LCD表示器5により
構成されており、このLCD表示器5の液晶表示面を縦
に3分割することにより、左,中,右の3列の可変表示
部5a,5b,5cが構成されている。3列の可変表示
部5a〜5cは、一斉に可変開始を開始した後、まず、
左側の可変表示部5aが停止し、次に右側の可変表示部
5cが停止し、最後に中央の可変表示部5bが停止す
る。可変表示部5a〜5cには、複数種類の図柄が可変
表示される。そして、前述の順序で可変表示が停止した
後には、各可変表示部5a〜5cに、3個ずつの図柄が
表示結果として表示され、全体として3行×3列の合計
9個の図柄がマトリックス状に表示される。これら表示
結果としての図柄が、予め定められた特定の組合わせと
なれば、前述した大当り状態が発生する。
【0013】可変表示装置4が可変表示中に再度パチン
コ玉が始動入賞口6に入賞すれば、その始動入賞が記憶
されて可変表示装置4が可変停止した後再度可変開始で
きる状態になるまで待ってその始動入賞記憶に基づいて
可変表示装置4が再度可変開始される。この始動入賞記
憶の上限値はたとえば「4」に定められており、現時点
における始動入賞個数が始動記憶表示LED8により表
示される。
【0014】遊技領域3内には、さらに通常入賞口1
4,15が設けられているとともに、各種の装飾ランプ
や飾りLED12,13,16,21,22,17a〜
17jが設けられている。また遊技領域3外方の遊技盤
面にも装飾ランプ18が設けられている。なお、図中2
は弾発発射されたパチンコ玉が遊技領域3内に誘導する
ための誘導レールである。
【0015】前記飾りLED17a〜17jは、可変表
示装置4の可変停止時の表示結果が予め定められた特定
の識別情報の組合わせ(たとえば777)となった場合
に可変開始した後停止制御されるものであり、その停止
時に点灯表示または点滅表示されている番号が、遊技場
が予め定められたラッキーナンバーに該当する場合に
は、遊技場のサービスとして或る特典が遊技者に付与さ
れる。この特典はたとえば、その回の大当りの発生によ
って遊技者が獲得した有価価値を景品交換することなく
引続き遊技に使用できる等のものが考えられる。
【0016】図1に示した可変表示装置4は、横方向の
上段,中段,下段の3本と斜め対角線上に2本との合計
5本の当たりラインが定められており、この5本の当た
りラインのうちの或る当たりライン上において、前述し
た特定の識別情報の組合わせ(たとえば777)が揃え
ば、大当り状態が発生する。つまり、5本の当りライン
に沿った5個の組合せ有効領域が定められており、この
5個の組合せ有効領域のうちの或る組合せ有効領域内に
ある複数の可変表示部において特定の識別情報の組合せ
が揃えば大当りとなる。なお、この当たりラインの本数
や可変表示部に表示される識別情報の数は実施例に限定
されない。また可変表示装置4は、液晶表示装置を用い
たものに限らず、たとえば、CRTや、ドットマトリッ
クス,LED,エレクトロルミネッセンス,7セグメン
トLED,蛍光表示管等を用いたものであってもよい。
また、可変入賞球装置9の第2の状態は、打玉が入賞不
可能ではあるが入賞困難なものであってもよい。
【0017】図2,図3は、パチンコ遊技機に用いられ
る制御回路を示すブロック図である。パチンコ遊技機の
制御回路は、各種機器を制御するためのプログラムに従
って遊技制御を行なうための基本回路25と、始動入賞
玉検出スイッチ7と特定入賞玉検出スイッチ20と入賞
玉検出スイッチ19とからの検出信号をメイン基本回路
25に与えるためのスイッチ回路40と、メイン基本回
路25の指令に従ってソレノイド11を駆動するソレノ
イド回路30と、メイン基本回路25から与えられるデ
ータに従って、大当りが発生した旨を示す大当り情報や
可変表示装置4の可変表示に利用された始動入賞玉の個
数を表わす有効始動情報を遊技場のホストコンピュータ
であるホール用管理コンピュータ等に対して出力する情
報出力回路33と、各種装飾ランプ12,13,16,
18,21,22を点灯または点滅駆動するためのラン
プ回路31と、各種飾りLEDを点灯または点滅駆動す
るためのLED回路29とを含む。
【0018】さらに制御回路には、メイン基本回路25
からの可変表示制御指令信号に従って可変表示装置4の
LCD表示器5に対し可変表示制御信号を与えるLCD
回路26が設けられている。
【0019】メイン基本回路25には、電源投入時にメ
イン基本回路25をリセットするための初期リセット回
路27と、メイン基本回路25に対し定期的(たとえば
2msec毎)にリセットパルスを与え、所定のゲーム
制御用プログラムを先頭から繰返し実行するための定期
リセット回路26と、メイン基本回路25から与えられ
るアドレス信号をデコードし、メイン基本回路25内に
含まれているROM,RAM,I/Oポート等のいずれ
か1つを選択するための信号を出力するためのアドレス
デコード回路28とが接続されている。さらに、パチン
コ遊技機の制御回路には、AC24Vの交流電源に接続
され、複数種類の直流の電圧を発生させる電源回路34
が含まれている。メイン基本回路25にはさらにサブC
PUコマンド出力回路32が接続されており、このサブ
CPUコマンド出力回路32を介して基本回路25から
LED表示制御用データと効果音制御用データとがサブ
基本回路35に与えられる。なお、サブ基本回路35に
は、前記定期リセット回路26からの信号と初期リセッ
ト回路27からの信号とが入力される。
【0020】サブ基本回路35には、LED回路36が
接続される、サブ基本回路35からの制御信号に基づい
てLED回路36により、始動記憶表示LED8と飾り
LED17a〜17jと、その他の飾りLEDが表示制
御される。またサブ基本回路35から音声合成回路37
を介して音声合成信号が出力され、その信号が音量増幅
回路38により増幅されてスピーカから発せられる。な
お、図3に示した始動記憶表示LED8は一重丸で示さ
れており、飾りLED17a〜17jは二重丸で示され
ている。これは、図3の下方右側隅に示されているよう
に、一重丸は単一のLEDが接続されただけのものであ
り、二重丸のほうは2個のLEDが直列接続されたもの
で構成されている。
【0021】図4は、ランダムカウンタのカウント範囲
と用途とを示した表を表わす図である。このパチンコ遊
技機に用いられるランダムカウンタは図4に示すように
6種類であり、前述したメイン基本回路25に内蔵され
ているRAM内でカウントされるものである。C RN
D1は、0からカウントアップしてその上限である19
9までカウントアップした後は再度0からカウントアッ
プしなおすものであり、大当りが発生するか否かを決定
するために用いられる。C RND Lは、0からカウ
ントアップしてその上限である19までカウントアップ
した後は再度0からカウントアップしなおすものであ
り、左可変表示部5aの停止時に表示される左図柄を決
定するために用いられる。C RND Cは、0からカ
ウントアップしてその上限である19までカウントアッ
プした後再度0からカウントアップしなおすものであ
り、中可変表示部5bの停止時に表示される中図柄を決
定するために用いられる。C RND Rは0からカウ
ントアップしてその上限である19までカウントアップ
した後再度0からカウントアップしなおすものであり、
右可変表示部5cの停止時に表示される中図柄を決定す
るために用いられる。CRND KZUは、0からカウ
ントアップしてその上限である19までカウントアップ
した後再度0からカウントアップしなおすものであり、
飾りLED17a〜17jの可変停止時に表示される番
号を決定するために用いられる。C RND FVR
は、0からカウントアップしてその上限である39まで
カウントアップした後再度0からカウントアップしなお
すものであり、大当りを発生させることが事前に決定さ
れた場合に、具体的にどのような可変表示装置の表示態
様で大当り表示するかの大当り表示パターンを事前に決
定するために用いられる。
【0022】図5は、可変表示装置の表示結果を決定す
る手順を示す概略フロー図である。まずC RND 1
のカウント値を抽出し、その抽出値が77のときには大
当りを発生することが事前決定される。その場合には、
C RND FVRのカウントの抽出値に基づいて、大
当りとなる図柄および配列が決定される。
【0023】一方、C RND 1の抽出値が77以外
のときには、はずれと事前決定され大当り以外の表示制
御が行なわれる。具体的にはC RND Lのカウント
の抽出値に基づいて左可変表示部5aの予定停止図柄で
ある左図柄が決定され、CRND Cのカウントの抽出
値に基づいて、中可変表示部5bの予定停止図柄である
中図柄が事前決定され、C RND Rのカウントの抽
出値に基づいて、右可変表示部5cの予定停止図柄であ
る右図柄が事前決定される。なお、C RND L,
C,Rの3つの抽出値に基づいてはずれの場合の予定停
止図柄が事前決定された段階で、偶然当たり図柄と一致
した場合には、C RND Cデータから1を減算して
強制的にはずれ図柄になるように制御される。
【0024】図6および図7は、可変表示装置の表示動
作を示すタイミングチャートである。
【0025】図6は、リーチ表示が行なわれない通常表
示の場合が示されている。まずパチンコ玉が始動入賞口
6に入賞して始動入賞玉検出スイッチ7により検出され
れば、始動入賞玉検出スイッチ7から一瞬ONとなるパ
ルス信号が導出される。このパルス信号の立上り時に、
前述したC RND 1のカウント値が抽出されて格納
される。そして、それから0.04秒後に、前記格納さ
れたC RND 1の値を読出し、当たり値すなわち7
7と一致するか否かの判定が行なわれるとともに、C
RND L・C・Rの各カウント値の抽出が行なわれ
る。図6の場合には、格納したC RND 1の値の読
出,判定の結果、当たりでないと判定された場合が示さ
れており、その場合には、C RND FVRの値の抽
出は行なわれない。
【0026】次に、始動入賞より0.08秒後に、各可
変表示部5a,5b,5cで表示される左図柄,中図
柄,右図柄が一斉に変動を開始する。そして、変動開始
時から5.200秒後に、まず左図柄に関し、C RN
D Lの抽出値に対応する予定停止図柄の3図柄手前の
図柄データがセットされ、その後1.000秒(3図柄
分変動する時間)図柄変動が行なわれた段階で停止制御
される。その結果、ちょうど予定停止図柄で停止するこ
とになる。中図柄の場合には、変動開始してから6.2
00秒経過した段階で、C RND Cの抽出値に基づ
いて決定された予定停止図柄の3図柄手前の図柄データ
がセットされ、その後1.000秒(3図柄分変動する
時間)経過した段階で図柄が停止する。中図柄に関して
は、変動開始してから7.200秒経過した段階で、C
RND Rの抽出値に基づいて決定された予定停止図
柄の3図柄手前の図柄データがセットされ、その後1.
000秒(3図柄分変動する時間)経過した段階で図柄
が制御される。
【0027】図7は、リーチ表示が行なわれる場合を示
している。図6の場合との相違点を主に説明する。格納
したC RND 1の読出・判定の結果、当たり値に該
当する場合には、始動入賞より0.006秒後の段階
で、C RND FVRのカウント値の抽出が行なわれ
る。そして、左図柄と右図柄との可変停止の段階で、両
図柄が同じ種類のぞろめとなっている。そして、中図柄
に関しては、可変開始されてから7.200秒経過した
段階で、既に停止してぞろめの図柄となっている左図柄
と右図柄(リーチ図柄)と同じ図柄の2図柄手前のデー
タがセットされ、0.250秒(2図柄分変動する時
間)経過した段階で、中図柄が遊技者の肉眼で十分見え
る程度の遅い変動速度となる。その遅い変動速度となっ
た状態でちょうど前記リーチ図柄が中図柄に現れる状態
となる。その後、2.814〜8.040秒(21〜6
0図柄分変動する時間)経過した段階で、C RND
Cの抽出値に対応する予定停止図柄で中図柄が停止す
る。図8の(a)は、左,中,右図柄の種類とソフト上
のシンボルナンバーとの対応関係を示す表を表した図で
ある。図8の(b)は、当たり図柄組合わせテーブルを
示した図である。
【0028】図8(a)に示すように、7,BAR,ス
ペード,クラブ,三角,四角,ハート,ダイヤの8種類
の当たり用図柄と丸印からなる12個のはずれ用図柄が
ある。前記当たり用図柄が左,中,右においてぞろめに
揃えば大当りが発生するが、丸印からなるはずれ用図柄
が左,中,右にたとえぞろめに揃ったとしても大当りは
発生しない。そして、それぞれの図柄に対応してソフト
上のシンボル00〜19が割り振られている。
【0029】図8の(b)に示すように、当たり図柄組
合わせテーブルは、C RND FVRの抽出値を添字
としてデータを割り出すことができるように構成されて
いる。そして、たとえばC RND FVRの抽出値が
「00」の場合には、横方向上段の当たりライン上にお
いてダイヤか3つぞろめで揃うように各予定停止図柄が
決定される。またたとえばC RND FVRが「2
3」の場合には、右下がりの斜め対角線上の当たりライ
ン上においてクラブが3つ揃うぞろめとなるように各予
定停止図柄が決定される。
【0030】図9,図10は、リーチ表示が行なわれる
場合の可変表示装置の表示動作を説明する作用説明図で
ある。図9に示すように、リーチ表示が行なわれる場合
には、左図柄が停止した段階で、リーチ表示が成立する
当たりラインを表示してリーチ予告ラインiとして表示
してもよい。次に、右図柄が停止した段階で、aに示す
ように、右下がりの斜めの当たりライン上において三角
の図柄のぞろめが成立してリーチが成立する。この状態
で、リーチが成立した当たりラインをリーチラインhと
して表示するとともに、そのリーチライン上に位置する
図柄の周囲を枠gで囲んで枠組み表示する。さらに、リ
ーチ該当図柄である三角の図柄の外形を表わすライン4
1を変動させて三角の図柄の大きさを大きくしたり小さ
くしたり変動させ、リーチ該当図柄を遊技者にアピール
する。このリーチ該当図柄の大きさの変動は、通常時の
大きさとそれ以上の大きさとの間で変化させてもよく、
また、通常時の大きさとそれよりも小さい大きさとの間
で変化させてもよい。
【0031】次に、bに示す他のリーチ表示動作を説明
する。このbの場合には、リーチ該当図柄である三角の
図柄以外の図柄の外形を表わすライン42が変動して大
きさが変化する。この大きさの変化は、通常より大きな
図柄と通常より小さな図柄との間で変化してもよく、ま
た、通常の大きさとそれよりも大きい大きさとの間で変
化してもよく、さらに、通常の大きさとそれよりも小さ
い大きさとの間で変化してもよい。
【0032】cは、さらに他の例におけるリーチ表示動
作を示している。このcでは、リーチ該当シンボル以外
のシンボル43の明るさもしくは色彩のうち少なくとも
一方が変化するように構成されている。
【0033】さらに図10では、さらに他の例のリーチ
表示動作d〜fが示されている。dに示すように、左図
柄と右図柄とが停止した段階で、リーチ該当図柄である
三角の図柄の外形を表わすライン44が変動して三角の
図柄が移動するようにし、この図柄の移動により遊技者
にリーチ該当図柄をアピールする。
【0034】eの場合には、リーチ該当図柄の外形を表
わすライン45が変動して三角からなるリーチ該当図柄
が回転することにより、リーチ該当図柄を遊技者にアピ
ールする。
【0035】fの場合には、三角からなるリーチ該当図
柄の外形を表わすライン46が変動して三角形の図柄が
六角形に変形してその形状が異なった形状に変化するこ
とにより、リーチ該当図柄を遊技者にアピールする。
【0036】図9,図10に示したa〜fにおいて、可
変表示中の中図柄においても、左図柄,右図柄と同様の
種類の図柄の外形を表わすラインが、変動をしながらス
クロール表示するように構成してもよい。
【0037】図11,図12は、大当り時における表示
動作を表した図である。図11では、a〜cに示すそれ
ぞれ異なった大当り表示動作例が示されており、図12
では、d〜fに示すさらにそれぞれ異なった大当り表示
動作例が示されている。
【0038】図11のaでは、右下がりの斜めの当たり
ライン上に位置する三角の大当り該当図柄の外形を表わ
すライン47が変動して大当り該当図柄の大きさが大き
くなったり小さくなったりして変化することにより、大
当り該当図柄を遊技者にアピールする。この大当り該当
図柄の大きさの変動は、通常の大きさとそれよりも大き
な大きさとの間で変化してもよく、また、通常の大きさ
とそれよりも小さな大きさとの間で変化してもよい。さ
らに、大当り該当図柄を枠gで枠組み表示するととも
に、大当りが成立した大当りラインhを表示する。なお
この大当り該当枠gの明るさもしくは色調のうち少なく
とも一方を変化するように構成してもよい。
【0039】bの場合には、大当り該当図柄以外の図柄
の外形を表わすライン48が変動することによりその図
柄が大きくなったり小さくなったり変化することによ
り、遊技者にアピールする。この図柄の大きさの変化
は、通常の大きさとそれよりも大きな大きさとの間で変
化してもよく、また、通常の大きさとそれよりも小さな
大きさとの間で変化してもよい。
【0040】cの場合には、大当り該当図柄以外の図柄
49の明るさもしくは色調のうちの少なくとも一方が変
化する。
【0041】図12のdでは、大当り該当図柄の外形を
表わすライン50が変動することにより大当り該当図柄
が移動し、それにより大当り該当図柄を遊技者にアピー
ルする。
【0042】eの場合には、大当り該当図柄の外形を表
わすライン51が変動することにより大当り該当図柄が
回転し、それにより大当り該当図柄を遊技者にアピール
する。
【0043】fの場合には、大当り該当図柄の外形を表
わすライン52が変動することにより元々三角だった大
当り該当図柄が六角形に変形してその形状が異なった形
状に変化することにより、大当り該当図柄を遊技者にア
ピールする。
【0044】図9および図11に示した枠組み表示やラ
イン表示は、図9〜図12にそれぞれ示すb,c,d,
e,fの場合においても併せて行なうようにしてもよ
い。また、以上の図示した図柄は丸や三角の簡易的なも
のを示したが、図柄を、キャラクタで構成し、リーチ予
告,リーチ,大当りに該当するときに、そのキャラクタ
を踊らせたり変身させたりあるいはジャンプ等させて動
かしたりして遊技者にアピールし、その可変表示部の表
示図柄を他の可変表示の表示図柄と区別して表示させる
ようにしてもよい。
【0045】また、リーチ時において、a〜fの6種類
のリーチ表示動作を示し、大当り時において、a〜fの
6種類の大当り表示動作を示したが、リーチ表示動作が
行なわれた後大当り表示動作が行なわれる場合の、それ
ぞれ6種類の表示動作の組合わせは、それぞれ6種類の
表示動作のうち任意にそれぞれ選ばれた1種類の表示動
作同士の組合わせとなる。ゆえに、リーチ表示動作が行
なわれた後大当り表示動作が行なわれた場合のそのそれ
ぞれの表示動作の組合わせ数は、6×6の36通りとな
る。
【0046】或る可変表示部の表示結果を他の可変表示
部の表示結果と区別する他の方法としては、次のものが
考えられる。
【0047】左図柄と右図柄とが停止した段階でともに
「7」が表示されてリーチ状態になった場合に、左図柄
と右図柄の「7」の上方またはそれらに加えて可変表示
部の中図柄の「7」の上方にたとえば王冠を表示させて
表示図柄の形状を異なった形状にして区別できるように
してもよい。そして、「777」の大当り表示となった
場合には、王冠が消えるようにしてもよい。
【0048】さらなる他の例としては、たとえば「7」
のぞろめで大当り表示となった場合に、大当り表示とな
った右,中,左の各図柄を、「V」の文字のたとえば右
上部に小さな「7」の数字が付された図柄で表示して区
別するようにしてもよい。
【0049】一方、組合せ有効領域としては、前述した
当りラインに沿った直線状の領域に限定されない。たと
えば、2行×2列の4個の可変表示部により可変表示装
置を構成し、4個の可変表示部の停止図柄のうちのいず
れか3個以上の停止図柄がたとえば「7」となれば大当
りとしてもよい。
【0050】前述したように、左図柄が停止してリーチ
予告をする場合,右図柄も停止してリーチが成立した場
合,中図柄も停止して大当りが成立した場合に、複数の
組合せ有効領域のうち或る組合せ有効領域の表示結果を
他の組合せ有効領域の表示結果と区別して表示させるた
めの予め定められた区別表示条件が成立するのであり、
その区別表示条件が成立したことが前記メイン基本回路
25により検出される。このメイン基本回路25によ
り、区別表示条件検出手段が構成されている。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、予め
定められた区別表示条件が成立すれば、或る組合せ有効
領域により表示される識別情報と他の組合せ有効領域に
より表示される識別情報とを互いに区別できる異なった
表示態様で表示するという表示動作により、或る組合せ
有効領域の表示結果を他の組合せ有効領域の表示結果と
区別して表示させることができる。
【0052】請求項2に記載の本発明によれば、予め定
められた区別表示条件が成立すれば、或る組合せ有効領
域の表示結果と他の組合せ有効領域の表示結果とのうち
少なくとも一方の識別情報の形状が異なった形状に変化
するという従来にはなかった斬新な表示動作により、前
記或る組合せ有効領域の識別情報を他の組合せ有効領域
の識別情報から区別して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の一例のパチンコ遊技機の遊技盤面を示
す正面図である。
【図2】遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図
である。
【図3】遊技機に用いられる制御回路を示すブロック図
である。
【図4】ランダムカウンタの種類とその用途を示す表を
表した図である。
【図5】可変表示装置により表示される識別情報の種類
を決定する手順を示した概略フロー図である。
【図6】可変表示装置の表示動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図7】可変表示装置の表示動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図8】(a)は各図柄の種類とそれに対応するソフト
上のシンボルナンバーを示す表を表わす図であり、
(b)は当たり図柄組合わせテーブルを示す図である。
【図9】リーチ時の表示動作を説明するための作用説明
図である。
【図10】リーチ時の表示動作を説明するための作用説
明図である。
【図11】大当り時の表示動作を説明するための説明図
である。
【図12】大当り時の表示動作を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
3は遊技領域、4は可変表示装置、5はLCD表示器、
5a,5b,5cは可変表示部、9は可変入賞球装置、
25はメイン基本回路、35はサブ基本回路、41,4
2,44,45,46,47,48,50,51,52
は図柄の外形を表わすラインである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能であり複数種類の識
    別情報を表示結果として導出表示する可変表示領域を複
    数組合せることにより構成される複数の組合せ有効領域
    を有する可変表示装置を含み、或る組合せ有効領域の表
    示結果が予め定められた特定の識別情報の組合わせとな
    った場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊技機であ
    って、 前記複数の組合せ有効領域のうち、前記或る組合せ有効
    領域の表示結果を他の組合せ有効領域の表示結果と区別
    して表示させるための予め定められた区別表示条件が成
    立したことを検出する区別表示条件検出手段を含み、 前記可変表示装置は、前記区別表示条件検出手段の検出
    出力に基づいて、前記或る組合せ有効領域により表示さ
    れる識別情報と他の組合せ有効領域により表示される識
    別情報とを互いに区別できる異なった表示態様で表示す
    ることを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記可変表示装置は、前記区別表示条件
    検出手段の検出出力に基づいて、前記或る組合せ有効領
    域の表示結果と他の組合せ有効領域の表示結果とのうち
    少なくとも一方の識別情報の形状が異なった形状に変化
    することを特徴とする、請求項1記載の遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09206437A (ja) * 1996-02-01 1997-08-12 Sankyo Kk 遊技機
JPH09206436A (ja) * 1996-02-01 1997-08-12 Sankyo Kk 遊技機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09206437A (ja) * 1996-02-01 1997-08-12 Sankyo Kk 遊技機
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