JPH07143912A - 化粧品容器 - Google Patents

化粧品容器

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JPH07143912A
JPH07143912A JP5316083A JP31608393A JPH07143912A JP H07143912 A JPH07143912 A JP H07143912A JP 5316083 A JP5316083 A JP 5316083A JP 31608393 A JP31608393 A JP 31608393A JP H07143912 A JPH07143912 A JP H07143912A
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JP
Japan
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film
inorganic powder
container
laminated film
laminated
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JP5316083A
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English (en)
Inventor
Hideshi Itoyama
秀史 糸山
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Yamato Esulon Co Ltd
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Yamato Esulon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧品容器で、空のときに運搬貯蔵に場所を
とらず、化粧品を変質させないで、また液状化粧品を漏
らさないように永く貯蔵でき、製造容易で焼却の際に炉
を傷めないような容器を安価に提供しようとする。 【構成】 オレフィン系樹脂に無機質粉末を20重量%
以上含ませた厚みの大きい基材フィルムと、オレフィン
系樹脂に無機質粉末を含ませていない厚みの小さい裏面
フィルムとを貼り合わせて積層フィルムとし、裏面フィ
ルムを内側に向けて底と側壁とを持った容器本体を作
り、側壁の先の開口にオレフィン系樹脂で作ったフィル
ムをヒートシールして化粧品を密封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化粧品容器に関する
ものであり、とくにシャンプー、リンス、ハンドウォッ
シャー等の表面活性の比較的強い液状の化粧品を入れる
容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化粧品容器は、古くは専らガラス製のも
のが用いられた。ところが、ガラスは割れ易く、重量が
重いという欠点を持つために、最近はガラスに代わって
合成樹脂が用いられるようになった。合成樹脂にも色々
の種類があるが、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂
などは、塩素を含むためこれが化粧品に永く接触してい
ると、化粧品に移行し化粧品を変質させるおそれがある
というので、化粧品容器には不向きとされた。こうし
て、化粧品容器として使用できる樹脂は、限られたもの
となった。
【0003】他方、化粧品が液状のものである場合に
は、その容器は壜の形とされることが多かった。その理
由は、壜の形にすると、その中に入れた液状物を漏れな
いようにすることが容易だからである。コップや箱状の
容器にしたのでは、漏れないようにすることが困難だか
らである。
【0004】ところが壜は、これが空の状態でもこれを
運搬、貯蔵するのに嵩張り、従って運搬、貯蔵の際に大
きな場所を必要とするという欠点があった。また壜は、
これを合成樹脂で作るには、吹込成形法によらなければ
ならないために、製造能率が悪く従って高価につく、と
いう欠点があった。
【0005】さらに、最近になって、合成樹脂製容器は
不要となった際に、あと始末に困るということが、大き
な問題となった。すなわち、合成樹脂容器は腐蝕しない
ので、あと始末としては焼却するのが一番手早いが、焼
却の際に発生する熱量が多いので、焼却炉を傷めるとい
う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、このような欠
点のない化粧品容器の出現が望まれた。この発明は、こ
のような要望に応じようとするもので、空のときにも運
搬、貯蔵に広い場所が必要とされないで、液状化粧品を
漏れないようまた変質させないように永く収容でき、製
造が容易で能率よく安価に提供でき、しかも焼却の際に
発生する熱量が少ないので、炉を傷めないで焼却できる
ような、化粧品容器を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明者は、オレフィ
ン系樹脂が強靱であって容器を作るのに向いており、無
害であって化粧品容器とするに適し、またヒートシール
することができるので、液漏れのない化粧品容器とする
のに好適であることに着目した。ところが、オレフィン
系樹脂は、これを焼却するとき発生する熱量が大きく
て、焼却するに適しない。ところが、オレフィン系樹脂
に無機質粉末、とくに炭酸カルシウム又はタルク粉末を
20重量%以上加えると、重量の割りには燃焼熱が低下
し、従って焼却炉を傷めないでオレフィン系樹脂を焼却
できるようになることに気付いた。
【0008】ところが、無機質粉末を含んだオレフィン
系樹脂フィルムをシャンプー、リンス、ハンドウォッシ
ャー等の液状化粧品に接触させておくと、シャンプー等
が比較的強い表面活性を持つために、化粧品自体に悪影
響を及ぼす傾向があることが分かった。これを防ぐには
容器を積層フィルムで構成する必要があり、無機質粉末
を含んだオレフィン系樹脂フィルムを外側にして、内側
には無機質粉末を含まないオレフィン系樹脂を用いなけ
ればならないことに気付いた。
【0009】他方、化粧品容器を嵩張らずに運搬、貯蔵
できるようにするには、上述の積層フィルムを真空成
形、圧空成形又は押圧成形して、底と側壁とを持った箱
状又はコップ状の容器本体とし、空のときは重ねておく
ことができるようにする必要があると考えた。
【0010】また、シャンプーのような液状化粧品を外
へ漏らさないように容器内に閉じ込めるには容器本体の
開口部にフランジを設け、フランジの幅を積層フィルム
厚の約2〜20倍の広いものとし、このフランジを利用
してオレフィン系樹脂フィルムをヒートシールすればよ
いことを見出した。この発明は、このような知見に基づ
いて完成されたものである。
【0011】この発明は、底と側壁とを持ち側壁の先に
開口を持った容器本体と、上記開口を閉塞する蓋とから
なる容器において、容器本体を何れもオレフィン系樹脂
からなる基材フィルムと裏面フィルムとの少なくとも2
層からなる積層フィルムで構成し、裏面フィルムには無
機質粉末その他の充填材を含ませないでその厚みを薄く
し、基材フィルムには無機質粉末を含ませてその厚みを
厚くし、無機質粉末を含んだフィルムの厚みを積層フィ
ルム全体の厚みの60〜95%として、無機質粉末を積
層フィルム全体中に20重量%以上含ませ、裏面フィル
ムを内側に向けて容器状に成形するとともに容器本体の
開口全周にフランジを形成し、上記充填材を含まないオ
レフィン系樹脂で構成したフィルムを蓋とし、蓋の周縁
を容器本体のフランジにヒートシールして、化粧品を密
封するようにしたことを特徴とする、化粧品容器に関す
るものである。
【0012】この発明に係る化粧品容器を、その実施の
一例について図面に基づき説明すると次のとおりであ
る。図1は、この発明に係る化粧品容器の一部切欠平面
図であり、図2は、図1中のII−II線断面図であり、図
3ないし図6は、この発明において用いられる積層フィ
ルムの断面拡大図であり、図7及び図8は、図2におい
て点線で示したIVの部分の拡大図である。
【0013】この発明に係る化粧品容器は図1及び図2
に示したように容器本体1と、蓋2とカバー3とで構成
されている。容器本体1は底11と側壁12とを持ち、
側壁12の先に開口13を持った構造とされている。底
11は円形をなし、側壁12は円筒状をなして、開口1
3に近づくに従って僅かに内径が大きくなるような傾斜
を持っている。また、開口13に連なる側壁12の一部
には注ぎ口14が形成されている。側壁12の先端には
開口13の全周にわたってフランジ15が付設されてい
る。
【0014】容器本体1は積層フィルムで構成されてい
る。その積層フィルムは、図3に示したように基材フィ
ルムAと裏面フィルムBとの2層で構成されたものを基
本としている。そのほか、積層フィルムは、図4に示し
たように、基材フィルムAと裏面フィルムBとの間に再
生フィルムCを挟んで3層としたものであってもよい。
また、積層フィルムは、図5に示したように、基材フィ
ルムAの上に表面フィルムDを重ね合わせて一体とし、
基材フィルムAを表面フィルムDと裏面フィルムBとが
挟んでいるような3層構造のものであってもよい。さら
に、積層フィルムは、基材フィルムAと裏面フィルムB
との間に再生フィルムCを挟み、基材フィルムA上に表
面フィルムDを重ね合わせて、全体を4層としたもので
あってもよい。
【0015】上述の再生フィルムとは、原料フィルムを
真空成形法により成形したとき、成形体を切り取ったあ
とに残る切屑を溶融してフィルムとしたものである。こ
の切屑はフィルムを材料として成形する限り必ず発生す
るものである。再生フィルムは色々なものを含んでい
る。この発明に係る容器を作る場合に発生する再生フィ
ルムは基材フィルムから来る無機質粉末を含んだオレフ
ィン系樹脂で構成されている。
【0016】上述の4種のフィルムは何れもオレフィン
系樹脂で構成されている。そのうち、基材フィルムAと
再生フィルムCとは無機質粉末を含んでいるが、裏面フ
ィルムBと表面フィルムDとは無機質粉末その他の充填
材を含まないで、主としてオレフィン系樹脂だけから構
成されている。また、基材フィルムAと再生フィルムC
とは厚みを大きくされ、例えば約300〜600ミクロ
ンの厚みとされるが、裏面フィルムBと表面フィルムD
とは厚みを小さくされ、通常数拾ミクロンのオーダーと
され、中でも約20〜40μmとされることが多い。ま
た、ここでフィルムと云ったものは、一般にシートと云
われるような厚みの大きいものを含んでいる。オレフィ
ン系樹脂は、エチレン、プロピレン等の単独又は共重合
体を意味している。従って、オレフィン系樹脂は、高密
度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン・プロピレン共重合体を含んでいる。
【0017】基材フィルムBと再生フィルムCとは、前
述のように無機質粉末を含んでいるが、その無機質粉末
としては炭酸カルシウムとタルクとが好ましい。これら
はなるべく細かく粉砕して用いるのが好ましい。無機質
粉末の含有量は15〜60重量%の範囲とされる。両フ
ィルムのうち、基材フィルムBは新しい材料のオレフィ
ン系樹脂に無機質粉末を所定量加えて調整したものであ
るから、常に所定量の無機質粉末を含むことになる。と
ころが、再生フィルムCは、一旦成形体として積層シー
トを溶融してフィルムとしたものであるから、無機質粉
末の含有量は、さきに成形体へ成形したときの条件によ
って異なるために一定しない。そこで、さきに成形した
時の無機質粉末の含有量が余りにも少ないときには、こ
れに無機質粉末を加えて再生フィルムとすることもある
が、そのようにしない場合もある。
【0018】積層フィルムの中では、基材フィルムBの
厚みと再生フィルムCの厚みとを大きくする。基材フィ
ルムBと再生フィルムCとは、どちらの厚みが大きくて
もよいが、基材フィルムBの厚みを大きくすることが好
ましい。基材フィルムと再生フィルムとの合計厚みを積
層フィルム全体の厚みの60〜95%とすることが必要
である。こうして無機質粉末含有フィルムの厚みを大き
くし、且つ前述のように大量の無機質粉末を含ませるこ
とにより、積層フィルム全体中に無機質粉末が20重量
%以上含まれるようにすることが必要である。そのうち
でも無機質粉末は25重量%以上、とくに30重量%以
上含まれるようにすることが好ましい。
【0019】この発明は、上述のようにして得た積層フ
ィルムを材料として容器本体1を成形する。その容器本
体は、底11と側壁12とを持ち側壁12の先には開口
13が設けられ、開口13の全周にはフランジ15が形
成されたものである。その成形に際しては、裏面フィル
ムBの面が容器本体1の内側に来るようにする。フラン
ジ15の幅は積層フィルムの厚みの2〜20倍とするこ
とが好ましい。この成形は積層フィルムを材料とし、真
空成形、圧空成形、押圧成形の何れの方法でも容易に行
うことができる。しかも、これらの成形法では安価な木
型などを用いて、多数の容器本体を一挙に成形し、容器
本体の必要部分だけを切り取って、残った枠部分を再生
フィルムの原料として使用できるから、その成形は容易
であり、且つ効率がよい。
【0020】図3に示した2層からなる積層フィルムを
用いて、この発明に係る化粧品容器を作ったときの容器
の一部切欠断面が図7に示されている。また、図6に示
した4層からなる積層フィルムを用いて、この発明に係
る化粧品容器を作ったときの容器の一部切欠断面が図8
に示されている。
【0021】この発明では、蓋2をオレフィン系樹脂フ
ィルムで構成する。この場合、蓋2も容器本体1と同
じ、積層フィルムで構成することもできるが、また、蓋
2は、積層フィルム中の表面フィルム又は裏面フィルム
と同様な、無機質粉末を含まないオレフィン系樹脂の単
一層で、形成することもできる。蓋2は、容器本体1の
ように形状を保持しなければならないものではないか
ら、薄いフィルムであればよい。蓋2は、その周縁を容
器本体1のフランジ15にヒートシールして化粧品を密
封するようにされている。蓋2には1部にフランジから
突出する舌を設けて、舌を挟んで蓋2を剥がし易くする
ことが好ましい。
【0022】この発明の化粧品容器では、容器本体1に
蓋2をヒートシールしただけで化粧品を密封することが
できるが、ただそれだけでは化粧品容器としての外観の
良さを伴わないので、蓋2の上にさらにカバー3が付設
される。カバー3は容器本体1を構成する積層フィルム
で構成されている。カバー3は、図4に示したように表
面フィルムAを内側に向けて、丁度蓋2の上からフラン
ジ15を覆って、フランジ15と嵌合する状態とされ
る。
【0023】表面フィルムDは化粧品に接触しないか
ら、これには場合によって添加剤を加えることができ
る。添加剤としては帯電防止剤、紫外線吸収剤、顔料な
どである。とくに顔料として、真珠状の光沢を発するパ
ール顔料を用いると、外観がよくなり商品価値が高ま
る。同様に基材フィルムにも顔料を加えることもでき
る。
【0024】図8に示したこの発明に係る化粧品容器の
一例は次のとおりである。裏面フィルムBとしては20
〜40μmのポリプロピレンフィルムを用い、基材フィ
ルムAとして20〜40重量%の炭酸カルシウムを含有
させた厚み400〜480μmのポリプロピレンフィル
ムを用い、再生フィルムCとして15〜30重量%の炭
酸カルシウムを含ませた厚み400〜480μmのフィ
ルムを用い、表面フィルムDとしては少量の帯電防止
剤、紫外線吸収剤及びパール顔料を含ませた厚み20〜
40μmのポリプロピレンフィルムを用い、これらのフ
ィルムを共押し出しによって積層フィルムとした。この
積層フィルムを用いて裏面フィルムBを内側に向けて真
空成形法により、底の直径が約7cm、開口が直径約8
cm、高さが約11cmの円柱状の容器本体を形成し
た。蓋としては厚みが約600μmのポリプロピレンフ
ィルムを用いた。この容器は詰め替え用液状シャンプー
を入れて販売するのに好適なものであった。
【0025】
【発明の効果】この発明によると、容器本体が積層フィ
ルムで構成されるが、各フィルムは何れもオレフィン系
樹脂で構成されているから、各フィルムは加熱による融
着だけで容易に一体となって強固な積層フィルムを構成
するから容易に強固な容器本体を作ることができる。し
かも、その積層フィルムは裏面が無機質粉末を含まない
ものとされているので、容器本体に化粧品が永く接触し
ていても化粧品は汚染されずに永く清浄な状態で保存で
きる。また容器本体は外側に無機質粉末を15〜60重
量%含んだ基材フィルム単独又はこれと再生フィルムと
を用いており、その合計厚みが積層フィルム全体の厚み
の60〜95%という大きな厚みを占めているので、無
機質粉末が積層フィルム全体中に20重量%以上占める
という状態にすることが容易であり、また無機質粉末を
20重量%以上含ませることとしたから、容器本体を焼
却するときに発生する熱量が重量の割合に低下され、従
って焼却炉を傷めないで容易に焼却できることとなる。
なお蓋は必ずしも無機質粉末を含んでいないが、その厚
みを小さくすることができ、また重量も僅かであるから
焼却に際しては問題を起こさない。
【0026】また、この発明の容器は容器本体と蓋とに
分かれて作られているから、容器本体が空のときには重
ねて収納、運搬することができて、収納、運搬に便利で
ある。さらに、容器本体と蓋とは、ヒートシール法で密
封できるから、密封が容易且つ完全で液漏れを起こさな
い。その上に、容器本体は、真空成形などの能率のよい
成形法で成形できるので、容易に安価に提供できる。さ
らに、容器本体には再生フィルムを用いることとしたの
で、一層経済的有利に容器を提供できることとなる。こ
の発明は、このような利益を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る化粧品容器の一部切欠平面図で
ある。
【図2】図1に示した化粧品容器のII−II線断面図であ
る。
【図3】この発明で用いられる積層フィルムの断面拡大
図である。
【図4】この発明で用いることのできる他の積層フィル
ムの断面拡大図である。
【図5】この発明で用いることのできるさらに他の積層
フィルムの断面拡大図である。
【図6】この発明で用いることのできるさらに別の積層
フィルムの断面拡大図である。
【図7】図2に示した化粧品容器中点線IVの部分の一例
を示した断面拡大図である。
【図8】図2に示した化粧品容器中点線IVの部分の他の
例を示した断面拡大図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋 3 カバー 11 底 12 側壁 13 開口 14 注ぎ口 15 フランジ A 基材フィルム B 裏面フィルム C 再生フィルム D 表面フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 E 8115−4F B65D 1/09 1/28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底と側壁とを持ち側壁の先に開口を持っ
    た容器本体と、上記開口を閉塞する蓋とからなる容器に
    おいて、容器本体を何れもオレフィン系樹脂からなる基
    材フィルムと裏面フィルムとの少なくとも2層からなる
    積層フィルムで構成し、裏面フィルムには無機質粉末そ
    の他の充填材を含ませないでその厚みを薄くし、基材フ
    ィルムには無機質粉末を含ませてその厚みを厚くし、無
    機質粉末を含んだフィルムの厚みを積層フィルム全体の
    厚みの60〜95%として、無機質粉末を積層フィルム
    全体中に20重量%以上含ませ、裏面フィルムを内側に
    向けて容器状に成形するとともに容器本体の開口全周に
    フランジを形成し、上記充填材を含まないオレフィン系
    樹脂で構成したフィルムを蓋とし、蓋の周縁を容器本体
    のフランジにヒートシールして化粧品を密封するように
    したことを特徴とする、化粧品容器。
  2. 【請求項2】 積層フィルムが、裏面フィルムと基材フ
    ィルムとの間に、無機質粉末を含んだオレフィン系樹脂
    よりなる再生フィルムを挟んで一体とされたものである
    ことを特徴とする、請求項1に記載の化粧品容器。
  3. 【請求項3】 積層フィルムが基材フィルムの上にさら
    にオレフィン系樹脂よりなる表面フィルムを重ね合わせ
    て一体としたものであり、表面フィルムは無機質粉末そ
    の他の充填材を含まないで厚みの薄いものであることを
    特徴とする、請求項1に記載の化粧品容器。
  4. 【請求項4】 積層フィルムが基材フィルムと裏面フィ
    ルムとの間に無機質粉末を含んだオレフィン系樹脂より
    なる再生フィルムを挟み、さらに基材フィルムの上にオ
    レフィン系樹脂よりなる表面フィルムを重ね合わせて一
    体としたもので、表面フィルムは無機質粉末その他の充
    填材を含まないで厚みの薄いものであることを特徴とす
    る、請求項1に記載の化粧品容器。
JP5316083A 1993-11-22 1993-11-22 化粧品容器 Pending JPH07143912A (ja)

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