JPH08133278A - 筒状複合容器 - Google Patents
筒状複合容器Info
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- JPH08133278A JPH08133278A JP27127994A JP27127994A JPH08133278A JP H08133278 A JPH08133278 A JP H08133278A JP 27127994 A JP27127994 A JP 27127994A JP 27127994 A JP27127994 A JP 27127994A JP H08133278 A JPH08133278 A JP H08133278A
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- JP
- Japan
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- ring
- tubular body
- tubular
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】使用途中で内容物の残量に合わせて容器の嵩を
減ずるでき、また、使用後の廃棄処理がし易い筒状複合
容器を提供する。 【構成】バリヤ層を構成層中に有するフレキシブルな積
層材料で形成された筒状胴部110の上端部に、リング
状接合部材120,130を接合し、このリング状接合
部材120,130の上面に蓋部材140を接合し、且
つ、前記筒状胴部110の下端部に、リング状接合部材
120,130を接合し、このリング状接合部材12
0,130の下面に底部材150を接合する。また、さ
らに、筒状の板紙を、筒状胴部110の内壁に当接させ
て、筒状複合容器100の内側に挿着する。
減ずるでき、また、使用後の廃棄処理がし易い筒状複合
容器を提供する。 【構成】バリヤ層を構成層中に有するフレキシブルな積
層材料で形成された筒状胴部110の上端部に、リング
状接合部材120,130を接合し、このリング状接合
部材120,130の上面に蓋部材140を接合し、且
つ、前記筒状胴部110の下端部に、リング状接合部材
120,130を接合し、このリング状接合部材12
0,130の下面に底部材150を接合する。また、さ
らに、筒状の板紙を、筒状胴部110の内壁に当接させ
て、筒状複合容器100の内側に挿着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海苔、お茶、スナック
などの食品や、入浴剤、洗剤などの非食品に使用する筒
状の容器で、使用後の廃棄処理が容易な筒状複合容器に
関するものである。
などの食品や、入浴剤、洗剤などの非食品に使用する筒
状の容器で、使用後の廃棄処理が容易な筒状複合容器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、筒状容器としては、金属缶、紙
缶、プラスチック缶などがあった。金属缶は、いわゆる
化粧缶と呼ばれる外装用の容器で、代表的には、海苔や
お茶の缶として使用されていた。紙缶は、基材の板紙に
金属箔やポリオレフィンを積層した複合材料を、ラング
ストン巻き加工で筒状胴部を作製し、この胴部に金属蓋
や金属底を接合したものであり、金属缶の代替として、
スナックや粉状入浴剤などに使用されていた。プラスチ
ック缶は、主に透明なポリ塩化ビニルやポリスチレン製
の筒状胴部に、金属やプラスチックの蓋や底を接合した
ものであった。
缶、プラスチック缶などがあった。金属缶は、いわゆる
化粧缶と呼ばれる外装用の容器で、代表的には、海苔や
お茶の缶として使用されていた。紙缶は、基材の板紙に
金属箔やポリオレフィンを積層した複合材料を、ラング
ストン巻き加工で筒状胴部を作製し、この胴部に金属蓋
や金属底を接合したものであり、金属缶の代替として、
スナックや粉状入浴剤などに使用されていた。プラスチ
ック缶は、主に透明なポリ塩化ビニルやポリスチレン製
の筒状胴部に、金属やプラスチックの蓋や底を接合した
ものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
筒状容器は、筒状胴部に剛性があるため、開封後、使用
途中で、内容物の残量に合わせて容器の嵩を減ずること
ができず、また、使用後の廃棄処理時に、嵩張って処理
がしにくい問題などがあった。
筒状容器は、筒状胴部に剛性があるため、開封後、使用
途中で、内容物の残量に合わせて容器の嵩を減ずること
ができず、また、使用後の廃棄処理時に、嵩張って処理
がしにくい問題などがあった。
【0004】本発明は、環境保全や省資源の立場から、
上述の従来の筒状容器の問題点を解決したものであり、
使用途中で、内容物の残量に合わせて容器の嵩を減ずる
ことでき、また、使用後の廃棄処理がし易い筒状複合容
器を提供するものである。
上述の従来の筒状容器の問題点を解決したものであり、
使用途中で、内容物の残量に合わせて容器の嵩を減ずる
ことでき、また、使用後の廃棄処理がし易い筒状複合容
器を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図1
(a)及び(b)に示すように、バリヤ層を構成層中に
有するフレキシブルな積層材料で形成された筒状胴部
(110)の上端部(112)に、リング状接合部材
(120)を接合し、このリング状接合部材(120)
の上面に蓋部材(140)を接合し、且つ、前記筒状胴
部(110)の下端部(113)に、リング状接合部材
(130)を接合し、このリング状接合部材(139)
の下面に底部材(150)を接合したことを特徴とする
筒状複合容器(100)である。
(a)及び(b)に示すように、バリヤ層を構成層中に
有するフレキシブルな積層材料で形成された筒状胴部
(110)の上端部(112)に、リング状接合部材
(120)を接合し、このリング状接合部材(120)
の上面に蓋部材(140)を接合し、且つ、前記筒状胴
部(110)の下端部(113)に、リング状接合部材
(130)を接合し、このリング状接合部材(139)
の下面に底部材(150)を接合したことを特徴とする
筒状複合容器(100)である。
【0006】第2の発明は、第1の発明に記載の筒状複
合容器の内側に、図2(a)及び(b)に示すように、
筒状の板紙(260)を、筒状胴部(210)の内壁に
当接させて挿着したことを特徴とする筒状複合容器であ
る。
合容器の内側に、図2(a)及び(b)に示すように、
筒状の板紙(260)を、筒状胴部(210)の内壁に
当接させて挿着したことを特徴とする筒状複合容器であ
る。
【0007】上述の筒状胴部は、プラスチックフィル
ム、紙、金属箔、金属蒸着フィルムなどをラミネート加
工法で積層した積層材料を背貼りして筒状にした積層チ
ューブや、合成樹脂を多層押出し成形法で、筒状に押し
出した多層チューブなどを所定寸法に切断して用いるも
のである。また、バリヤ層としては、アルミニウム箔、
プラスチックフィルムに形成された酸化ケイ素蒸着薄膜
層、エチレンビニルアルコール共重合体、ナイロン、ポ
リエチレンテレフタレート、塩化ビニリデンなどが用い
られる。なお、筒状胴部の外面には、通常、文字や絵柄
の印刷が施される。
ム、紙、金属箔、金属蒸着フィルムなどをラミネート加
工法で積層した積層材料を背貼りして筒状にした積層チ
ューブや、合成樹脂を多層押出し成形法で、筒状に押し
出した多層チューブなどを所定寸法に切断して用いるも
のである。また、バリヤ層としては、アルミニウム箔、
プラスチックフィルムに形成された酸化ケイ素蒸着薄膜
層、エチレンビニルアルコール共重合体、ナイロン、ポ
リエチレンテレフタレート、塩化ビニリデンなどが用い
られる。なお、筒状胴部の外面には、通常、文字や絵柄
の印刷が施される。
【0008】また、リング状接合部材を筒状胴部の上端
部及び下端部に接合する方法は、コンプレッション成形
法やインジェクション成形法で、リング状接合部材を成
形と同時に接合したり、ヒートシール法でリング状接合
部材を筒状胴部に熱融着して接合するものである。な
お、筒状胴部を接合するリング状接合部材の面は、外側
でも内側でもどちらでもよい。
部及び下端部に接合する方法は、コンプレッション成形
法やインジェクション成形法で、リング状接合部材を成
形と同時に接合したり、ヒートシール法でリング状接合
部材を筒状胴部に熱融着して接合するものである。な
お、筒状胴部を接合するリング状接合部材の面は、外側
でも内側でもどちらでもよい。
【0009】また、蓋部材や底部材は、プラスチック成
形品でもプラスチックシートでもよく、リング状接合部
材への接合は、通常、ヒートシール法、超音波シール
法、高周波シール法などによって熱融着して行うもので
ある。
形品でもプラスチックシートでもよく、リング状接合部
材への接合は、通常、ヒートシール法、超音波シール
法、高周波シール法などによって熱融着して行うもので
ある。
【0010】
【作用】第1の発明の筒状複合容器は、筒状胴部を形成
する積層材料の構成層中にバリヤ層を有しているため、
内容物の保護性がよく、また、積層材料がフレキシブル
であるため、使用途中で、内容物の残量に合わせて容器
の嵩を減ずることでき、しかも、使用後の廃棄処理時の
嵩も少なく、廃棄処理がし易い。
する積層材料の構成層中にバリヤ層を有しているため、
内容物の保護性がよく、また、積層材料がフレキシブル
であるため、使用途中で、内容物の残量に合わせて容器
の嵩を減ずることでき、しかも、使用後の廃棄処理時の
嵩も少なく、廃棄処理がし易い。
【0011】第2の発明の筒状複合容器は、筒状胴部の
内壁に筒状の板紙が当接して挿着しているため、容器と
して剛性をもち、流通過程における外力から内容物を保
護している。そして、開封後、筒状の板紙を抜き取れ
ば、筒状胴部はフレキシブルになり、第1の発明と同様
に、内容物の残量に合わせて容器の嵩を減ずることで
き、また、使用後の廃棄処理がし易い。
内壁に筒状の板紙が当接して挿着しているため、容器と
して剛性をもち、流通過程における外力から内容物を保
護している。そして、開封後、筒状の板紙を抜き取れ
ば、筒状胴部はフレキシブルになり、第1の発明と同様
に、内容物の残量に合わせて容器の嵩を減ずることで
き、また、使用後の廃棄処理がし易い。
【0012】
<実施例1>まず、ラミネート加工法で作製した〔外
側〕ポリプロピレン層/紙層/エチレンメタクリル酸コ
ポリマー層/アルミニウム箔層(バリヤ層)/エチレン
メタクリル酸コポリマー層/ポリプロピレン層〔内側〕
構成の積層材料を、背貼り加工、切断加工して筒状胴部
を作製した。次に、胴部との接合凹部をもつリング状接
合部材を成形するコンプレッション成形金型内に、筒状
胴部の上端部を挿着し、ポリプロピレンを用いてコンプ
レッション成形法でリング状接合部材を成形すると同時
に、図1(a)に示すように、筒状胴部(110)の上
端部(112)内側とリング状接合部材(120)の外
側の接合凹部(122)とを熱融着させて、筒状胴部
(110)の上端部(112)にリング状接合部材(1
20)を接合した。同様にして、筒状胴部(110)の
下端部(113)にリング状接合部材(130)を接合
した。
側〕ポリプロピレン層/紙層/エチレンメタクリル酸コ
ポリマー層/アルミニウム箔層(バリヤ層)/エチレン
メタクリル酸コポリマー層/ポリプロピレン層〔内側〕
構成の積層材料を、背貼り加工、切断加工して筒状胴部
を作製した。次に、胴部との接合凹部をもつリング状接
合部材を成形するコンプレッション成形金型内に、筒状
胴部の上端部を挿着し、ポリプロピレンを用いてコンプ
レッション成形法でリング状接合部材を成形すると同時
に、図1(a)に示すように、筒状胴部(110)の上
端部(112)内側とリング状接合部材(120)の外
側の接合凹部(122)とを熱融着させて、筒状胴部
(110)の上端部(112)にリング状接合部材(1
20)を接合した。同様にして、筒状胴部(110)の
下端部(113)にリング状接合部材(130)を接合
した。
【0013】次に、筒状胴部(110)の下端部(11
3)のリング状接合部材(130)の開口部(131)
に、別途作製したポリプロピレン製の底部材(150)
を、位置決めリング(151)を挿入して取付け、超音
波シール法でリング状接合部材(130)の下面との当
接面を熱融着して接合した。次に、スナック菓子を充填
したのち、筒状胴部(110)の上端部(112)のリ
ング状接合部材(120)の開口部(121)に、別途
で作製したポリプロピレン製の蓋部材(140)を、イ
ンナーリング(143)を挿入して取付け、超音波シー
ル法でリング状接合部材(120)の上面との当接面を
熱融着して接合密封して、図1(b)に示す本実施例の
筒状複合容器(100)を作製した。なお、蓋部材(1
40)の構造は、下面に筒状胴部(110)の上端のリ
ング状接合部材(120)の開口部(121)と緊合す
るインナーリング(143)を形成し、中央の取出口部
(142)をヒンジ(148)を介して蓋部本体(14
1)に連結する開封シール(図示せず)で固定された開
封つまみ部(147)をもつ子蓋(145)で封止され
ているものである。
3)のリング状接合部材(130)の開口部(131)
に、別途作製したポリプロピレン製の底部材(150)
を、位置決めリング(151)を挿入して取付け、超音
波シール法でリング状接合部材(130)の下面との当
接面を熱融着して接合した。次に、スナック菓子を充填
したのち、筒状胴部(110)の上端部(112)のリ
ング状接合部材(120)の開口部(121)に、別途
で作製したポリプロピレン製の蓋部材(140)を、イ
ンナーリング(143)を挿入して取付け、超音波シー
ル法でリング状接合部材(120)の上面との当接面を
熱融着して接合密封して、図1(b)に示す本実施例の
筒状複合容器(100)を作製した。なお、蓋部材(1
40)の構造は、下面に筒状胴部(110)の上端のリ
ング状接合部材(120)の開口部(121)と緊合す
るインナーリング(143)を形成し、中央の取出口部
(142)をヒンジ(148)を介して蓋部本体(14
1)に連結する開封シール(図示せず)で固定された開
封つまみ部(147)をもつ子蓋(145)で封止され
ているものである。
【0014】次に、上述のスナック菓子入りの本実施例
の筒状複合容器を、通常の保管と流通過程を経たのち、
蓋部の子蓋を固定している開封シールを剥離して、子蓋
を開けて取出口部を開口した。内部のスナック菓子は、
良好な状態で保管されており、スナック菓子を取り出す
につれ残量に合わせて容器の嵩を減ずることできた。空
の容器は、押し潰しと、従来の筒状の容器と比較し、嵩
が非常に少なく、重量も軽かった。
の筒状複合容器を、通常の保管と流通過程を経たのち、
蓋部の子蓋を固定している開封シールを剥離して、子蓋
を開けて取出口部を開口した。内部のスナック菓子は、
良好な状態で保管されており、スナック菓子を取り出す
につれ残量に合わせて容器の嵩を減ずることできた。空
の容器は、押し潰しと、従来の筒状の容器と比較し、嵩
が非常に少なく、重量も軽かった。
【0015】<実施例2>まず、多層押出成形機で、ポ
リエチレン層/酸変性ポリエチレン層/エチレンビニル
アルコール共重合体層(バリヤ層)/酸変性ポリエチレ
ン層/ポリエチレン層構成の多層チューブを押出し、切
断加工して筒状胴部を作製した。次に、胴部との接合凹
部をもつリング状接合部材を成形するインジェクション
成形金型内に、筒状胴部の上端部を挿着し、ポリエチレ
ンを用いてコンプレッション成形法でリング状接合部材
を成形すると同時に、図2(a)に示すように、筒状胴
部(210)の上端部(212)内側とリング状接合部
材(220)の外側の接合凹部(222)とを熱融着さ
せて、筒状胴部(210)の上端部(212)にリング
状接合部材(220)を接合した。同様にして、筒状胴
部(210)の下端部(213)にリング状接合部材
(230)を接合した。
リエチレン層/酸変性ポリエチレン層/エチレンビニル
アルコール共重合体層(バリヤ層)/酸変性ポリエチレ
ン層/ポリエチレン層構成の多層チューブを押出し、切
断加工して筒状胴部を作製した。次に、胴部との接合凹
部をもつリング状接合部材を成形するインジェクション
成形金型内に、筒状胴部の上端部を挿着し、ポリエチレ
ンを用いてコンプレッション成形法でリング状接合部材
を成形すると同時に、図2(a)に示すように、筒状胴
部(210)の上端部(212)内側とリング状接合部
材(220)の外側の接合凹部(222)とを熱融着さ
せて、筒状胴部(210)の上端部(212)にリング
状接合部材(220)を接合した。同様にして、筒状胴
部(210)の下端部(213)にリング状接合部材
(230)を接合した。
【0016】次に、筒状胴部(210)の下端部(21
3)のリング状接合部材(230)の開口部(231)
に、別途作製したポリエチレン層/アルミニウム箔層/
ポリエチレン層構成シートからなる底部材(250)
を、超音波シール法でリング状接合部材(230)の下
面との当接面を熱融着して接合した。次に、筒状の板紙
(260)を筒状胴部(210)の内壁に当接させて挿
着し、ポテトチップを充填したのち、筒状胴部(21
0)の上端部(212)のリング状接合部材(220)
の開口部(221)に、別途で作製した〔上側〕ポリエ
チレン層/アルミニウム箔層/ヒートシールニス層〔下
側〕構成シートからなる開封つまみ部(241)をもつ
蓋部材(240)を、超音波シール法でリング状接合部
材(220)の上面との当接面を熱融着して接合密封
し、図2(b)に示す本実施例の筒状複合容器(20
0)を作製した。
3)のリング状接合部材(230)の開口部(231)
に、別途作製したポリエチレン層/アルミニウム箔層/
ポリエチレン層構成シートからなる底部材(250)
を、超音波シール法でリング状接合部材(230)の下
面との当接面を熱融着して接合した。次に、筒状の板紙
(260)を筒状胴部(210)の内壁に当接させて挿
着し、ポテトチップを充填したのち、筒状胴部(21
0)の上端部(212)のリング状接合部材(220)
の開口部(221)に、別途で作製した〔上側〕ポリエ
チレン層/アルミニウム箔層/ヒートシールニス層〔下
側〕構成シートからなる開封つまみ部(241)をもつ
蓋部材(240)を、超音波シール法でリング状接合部
材(220)の上面との当接面を熱融着して接合密封
し、図2(b)に示す本実施例の筒状複合容器(20
0)を作製した。
【0017】次に、上述のポテトチップ入りの本実施例
の筒状複合容器を、通常の保管と流通過程を経たのち、
開封つまみ部により蓋部材を剥離して、リング状接合部
材の開口部を開口した。筒状胴部は剛性をもち、内部の
ポテトチップは、良好な状態で保管されていた。筒状の
板紙を取り去ったのち、ポテトチップを取り出すと、残
量に合わせて容器の嵩を減ずることできた。空の容器
は、押し潰しと、従来の筒状の容器と比較し、嵩が非常
に少なく、重量も軽かった。
の筒状複合容器を、通常の保管と流通過程を経たのち、
開封つまみ部により蓋部材を剥離して、リング状接合部
材の開口部を開口した。筒状胴部は剛性をもち、内部の
ポテトチップは、良好な状態で保管されていた。筒状の
板紙を取り去ったのち、ポテトチップを取り出すと、残
量に合わせて容器の嵩を減ずることできた。空の容器
は、押し潰しと、従来の筒状の容器と比較し、嵩が非常
に少なく、重量も軽かった。
【0018】
【発明の効果】本発明の筒状複合容器は、筒状胴部を形
成する積層材料の構成層中にバリヤ層を有しているた
め、内容物の保護性がよく、また、積層材料がフレキシ
ブルであるため、使用途中で、内容物の残量に合わせて
容器の嵩を減ずることでき、しかも、使用後の廃棄処理
時の嵩も少なく、廃棄処理がし易い。また、必要に応じ
ては、筒状胴部の内壁に、筒状の板紙を当接して挿着し
て、筒状胴部に剛性を付与させ、内容物を保護すること
もできる。
成する積層材料の構成層中にバリヤ層を有しているた
め、内容物の保護性がよく、また、積層材料がフレキシ
ブルであるため、使用途中で、内容物の残量に合わせて
容器の嵩を減ずることでき、しかも、使用後の廃棄処理
時の嵩も少なく、廃棄処理がし易い。また、必要に応じ
ては、筒状胴部の内壁に、筒状の板紙を当接して挿着し
て、筒状胴部に剛性を付与させ、内容物を保護すること
もできる。
【図1】(a)は、本発明の一例の実施例1の筒状複合
容器の組み立て途中の断面図であり、(b)は、組み立
て完成後の側面図である。
容器の組み立て途中の断面図であり、(b)は、組み立
て完成後の側面図である。
【図2】(a)は、実施例2の筒状複合容器の組み立て
途中の断面図であり、(b)は、組み立て完成後の側面
図である。
途中の断面図であり、(b)は、組み立て完成後の側面
図である。
100,200……筒状複合容器 110,210……筒状胴部 111……背貼り 112,212……上端部 113,213……下端部 120,130,220,230……リング状接合部材 121,131,221,231……開口部 122,132,222,232……接合凹部 140,240……蓋部材 141……蓋部本体 142……取出口部 143,146……インナーリング 144……ヒンジ 145……小蓋 147,241……開封つまみ部 150,250……底部剤 151……位置決めリング 260……筒状の板紙
Claims (2)
- 【請求項1】バリヤ層を構成層中に有するフレキシブル
な積層材料で形成された筒状胴部の上端部に、リング状
接合部材を接合し、このリング状接合部材の上面に蓋部
材を接合し、且つ、前記筒状胴部の下端部に、リング状
接合部材を接合し、このリング状接合部材の下面に底部
材を接合したことを特徴とする筒状複合容器。 - 【請求項2】請求項1に記載の筒状複合容器の内側に、
筒状の板紙を、筒状胴部の内壁に当接させて挿着したこ
とを特徴とする筒状複合容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27127994A JPH08133278A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 筒状複合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27127994A JPH08133278A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 筒状複合容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08133278A true JPH08133278A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17497865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27127994A Pending JPH08133278A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 筒状複合容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08133278A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532856A (ja) * | 2005-03-08 | 2008-08-21 | フッタマキ ロンスベルク、ツバイヒニーダーラッスング デァ フッタマキ ドイチュラント ゲーエムべーハー ウント ツェーオー.カーゲー | 包装用容器、特に缶状容器 |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27127994A patent/JPH08133278A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532856A (ja) * | 2005-03-08 | 2008-08-21 | フッタマキ ロンスベルク、ツバイヒニーダーラッスング デァ フッタマキ ドイチュラント ゲーエムべーハー ウント ツェーオー.カーゲー | 包装用容器、特に缶状容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Effective date: 20040202 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |