JPH07143816A - 結球野菜収穫機 - Google Patents

結球野菜収穫機

Info

Publication number
JPH07143816A
JPH07143816A JP31601293A JP31601293A JPH07143816A JP H07143816 A JPH07143816 A JP H07143816A JP 31601293 A JP31601293 A JP 31601293A JP 31601293 A JP31601293 A JP 31601293A JP H07143816 A JPH07143816 A JP H07143816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vegetables
leaf
vegetable
carrier
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31601293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3594328B2 (ja
Inventor
Katsue Gion
園 克 衛 祇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP31601293A priority Critical patent/JP3594328B2/ja
Publication of JPH07143816A publication Critical patent/JPH07143816A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3594328B2 publication Critical patent/JP3594328B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] キャベツ等の野菜収穫作業の機械化を容易
に行え、労力削減並びに作業能率向上を図ることができ
る。 [構成] 結球野菜収穫機において、圃場面の野菜
(8)の葉球部を左右両側から挾んで地上に持上げる左
右一対の側方取込手段(15)(15)(16)(1
6)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばキャベツ、レタ
ス、ハクサイ等を収穫する結球野菜収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャベツ、レタス、ハクサイ等の
結球野菜は、作業者が葉球の堅さを判断し乍ら人力収穫
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の収穫作業は、運
搬台車の使用によって葉球搬出が機械化されていたが、
茎を切断して葉球を台車に積む作業が人力依存されてい
たから、労力の軽減並びに作業能率の向上などを容易に
行い得ない等の問題があった。そこで、左右一対のスク
リューコンベアを野菜の葉球下側に入り込ませ、葉球を
持上げる技術が開発されたが、スクリューコンベアによ
って野菜の茎を挾む状態となり、葉球が不安定に支持さ
れ、また根土がスクリューコンベアを介して葉球に付着
し易く、商品価値を低下させたり、出荷時の洗浄作業な
ど後処理が面倒になる等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、結球
野菜収穫機において、圃場面の野菜の葉球部を左右両側
から挾んで地上に持上げる左右一対の側方取込手段を設
けたもので、野菜の葉球をつかみ上げるように前記取込
手段によって持上げるから、極めて安定した姿勢で野菜
の葉球を支持し得ると共に、根土が茎を介して空中に吊
下されるから、根土が葉球に付着する不具合をなくし
得、商品価値低下の防止並びに出荷処理の簡略化などを
容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は引抜き作業部前側の正面図、図2は全体の
左側面図、図3は同右側面図であり、走行クローラ
(1)をトラックフレーム(2)に装設し、トラックフ
レーム(2)上に機台(3)を架設させ運転席(4)及
び運転操作部(5)を備える運転台(6)を機台(3)
左側前部に配設させ、運転席(4)下部にエンジン
(7)を内設させると共に、キャベツ等の野菜(8)を
地上に持上げる引抜き作業部(9)と、余分な外葉の除
去などを行う整理作業部(10)と、野菜(8)を入れ
るコンテナ(11)と、補助作業台(12)を装設させ
るもので、補助作業テーブル(13)及び水平コンベア
(14)を備える整理作業部(10)を補助作業台(1
2)の右側に隣接させ、また運転台(6)の左側乃至後
方に補助作業台(12)を形成し、運転席(4)と補助
作業台(12)に作業者が搭乗し、機体を走行させ乍ら
野菜(8)を連続的に収穫するように構成している。
【0006】さらに、図1乃至図6に示す如く、前記引
抜き作業部(9)は、スターホイル形の堀取ディスク
(15)と、無端ベルト形の前後搬送体(16)(1
7)及び上面コンベア(18)とタイヤ形のガイド輪
(19)を備えるもので、野菜(8)の葉球下側の茎を
挾んで上方に引抜く左右一対の堀取ディスク(15)
(15)を前低後高に斜設させ、前記ディスク(15)
を強制回転させてディスク(15)上面側に野菜(8)
の葉球を載せると共に、野菜(8)の葉球部を両側から
挾持する左右一対の前後搬送体(16)(17)と、前
記野菜の葉球を下方側から支える左右一対の丸パイプ形
の前後ガイド体(20)(21)を設け、前記搬送体
(16)(17)及びガイド体(20)(21)を前低
後高に斜設させ、また、野菜(8)の根を切断除去する
前後カッター(22)(23)を前後搬送体(16)
(17)の送り終端側に設け、さらに前記ディスク(1
5)の傾斜角度に対し前搬送体(16)の傾斜角度を略
等しいかまたは大きく形成する一方、前搬送体(16)
よりも後搬送体(17)の傾斜角度を大きく形成してい
る。
【0007】また、野菜(8)の畦(24)両側肩部に
左右一対のガイド輪(19)(19)を接地させ、また
左右位置調節具(25)(25)操作により、左右のデ
ィスク(15)(15)及び前搬送体(16)(16)
の送り始端部の間隔を調節し、または前記ディスク(1
5)などの間隔を略一定に保った状態で左右方向に変位
させ、前搬送体(16)を左右に揺動させて前後搬送体
(16)(17)移送経路を平面視でくの字形に屈曲さ
せると共に、高さ調節具(26)操作によって上面コン
ベア(18)の送り終端側を昇降させ、上面コンベア
(18)送り終端側の送り面とカッター(22)の間隔
を調節するもので、結球野菜収穫機において、圃場面の
野菜(8)の葉球部を左右両側から挾んで地上に持上げ
る左右一対の側方取込手段である堀取ディスク(15)
(15)及び前搬送体(16)(16)を設け、野菜
(8)の葉球を左右から包むように前搬送体(16)
(16)によって挾持させ、また野菜(8)の根土(8
a)上側の茎(8b)を前記ディスク(15)(15)
によって左右から挾み、野菜(8)の葉球をつかみ上げ
るように前記ディスク(15)及び前搬送体(16)に
よって持上げると共に、根土(8a)が茎(8b)を介
して空中に吊下されるように構成している。
【0008】そして、畦(24)上面の野菜(8)を堀
取ディスク(15)によって引抜き、前記ディスク(1
5)上面の野菜(8)を前搬送体(16)によって両側
から弾圧挾持して後方に移送し、送り終端部で野菜
(8)の根網部をカッター(22)によって切除させ、
その後で野菜(8)を後搬送体(17)に受継いで両側
から弾圧挾持して後方に移送し、後搬送体(17)送り
終端部で上面コンベア(18)により高さを制限した野
菜(8)の茎中間をカッター(23)によって切断さ
せ、茎の一部と根全体を切除させ、左右の後搬送体(1
7)(17)送り終端の間に突入させる山形シュート
(27)を介して野菜(8)を水平コンベア(14)上
に転落させ、補助作業台(12)の作業者により野菜
(8)の余分な外葉除去などの整理作業を行った後、水
平コンベア(14)送り終端から板バネ形の衝撃吸収シ
ュート(14a)を介してコンテナ(11)内に野菜
(8)を転落させるように構成している。
【0009】さらに、図3、図5に示す如く、前後搬送
体(16)(17)を装設させる前後搬送フレーム(2
8)(29)を備え、縦軸(30)を介して各フレーム
(28)(29)を左右方向に折曲自在に連結させ、後
搬送フレーム(29)をローリング支点フレーム(3
1)に連結させ、ローリング支点フレーム(31)後側
に昇降支点軸(32)を設け、水平回動支点軸(33)
を介して昇降支点軸(32)を機台(3)に取付けると
共に、ローリング支点フレーム(31)前側に左右スラ
イド軸(34)を設け、油圧昇降シリンダ(35)を介
して左右スライド軸(34)を機台(3)前部に連結さ
せるもので、昇降シリンダ(35)操作により昇降支点
軸(32)を中心に引抜き作業部(9)前部を昇降さ
せ、左右スライド軸(34)の案内により水平回動支点
軸(33)を中心に引抜き作業部(9)前部を左右方向
に変位させると共に、左右ガイド輪(19)(19)を
前搬送フレーム(28)(28)に車軸フレーム(3
6)(36)を介して昇降自在に取付け、後搬送フレー
ム(29)に左右の車軸フレーム(36)(36)を左
右ローリングリンク(37)(37)を介して連結さ
せ、機台(3)の左右傾斜によって左右ガイド輪(1
9)(19)が互い異なる方向に昇降したとき、ローリ
ングリンク(37)を介して引抜き作業部(9)を機台
(3)の傾斜と反対の方向に傾斜させ、引抜き作業部
(9)を略水平に支持するローリング制御動作を自動的
に行うように構成している。
【0010】さらに、図2に示す如く、リフト台(3
8)を昇降自在に装設させるマスト(39)と、リフト
台(38)を昇降させる油圧リフトシリンダ(40)を
補助作業台(12)後部に取付け、フォーク形荷台(4
1)をリフト台(38)に左右スライド自在に設け、ガ
イドローラ(42)及びレール(43)を介して荷台
(41)上面にコンテナ(11)を左右スライド自在に
載せるもので、足踏ペダル(44)操作によってプラン
ジャポンプ(45)を駆動してリフトシリンダ(40)
を作動させ、コンテナ(11)を昇降させる一方、コン
テナ(11)を左右スライドさせ、野菜(8)をコンテ
ナ(11)に入れるように構成している。
【0011】さらに、図1、図7に示す如く、一対の輪
体(46)(46)間に可撓性及び伸縮性を有する複数
本の合成樹脂パイプ(47)…を張架させて掻込リール
(48)を形成し、前搬送フレーム(28)を介して前
搬送体(16)前部上側に略水平に回転自在に前記掻込
リール(48)を取付け、前搬送体(16)と同調させ
て掻込リール(48)を回転駆動し、野菜(8)の葉球
上面にパイプ(47)を弾圧させ、掻込リール(48)
によって野菜(8)上面を押え乍ら前搬送体(16)
(16)間に取込むもので、図8に示す如く、ワイヤ芯
(49)(49)を入れた非伸縮性の上下Vベルト(5
0)(50)と、各Vベルト(50)(50)間に両端
を一体連結させるゴム板形の伸縮性良好な複数の横桟
(51)…とにより、前後搬送体(16)(17)を梯
子形に形成し、野菜(8)の左右側面に横桟(51)を
圧接させ、野菜(8)の葉球を包むように横桟(51)
によって挾持させるように構成している。
【0012】さらに、図9、図10に示す如く、堀取デ
ィスク(15)(15)と同軸上に略垂直に回転自在に
左右一対の掻込リール(48)(48)を設け、野菜
(8)の葉球を各リール(48)(48)によって左右
から挾んで取込むことも容易に行えるもので、図1の前
搬送体(16)を省いても良いと共に、前記各リール
(48)(48)間に弾性変形良好なスポンジ製ローラ
(52)を取付け、野菜(8)の上面をローラ(52)
で押え乍ら取込むことも行える。
【0013】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、結球野菜収穫機において、圃場面の野菜(8)の葉
球部を左右両側から挾んで地上に持上げる左右一対の側
方取込手段(15)(15)(16)(16)を設けた
もので、野菜(8)の葉球をつかみ上げるように前記取
込手段(15)(16)によって持上げるから、極めて
安定した姿勢で野菜(8)の葉球を支持できると共に、
根土(8a)が茎(8b)を介して空中に吊下されるか
ら、根土が葉球に付着する不具合をなくすことができ、
商品価値低下の防止並びに出荷処理の簡略化などを容易
に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】引抜き作業部前側の正面図。
【図2】全体の左側面図。
【図3】同右側面図。
【図4】搬送体の平面説明図。
【図5】同正面説明図。
【図6】同側面説明図。
【図7】掻込リールの斜視図。
【図8】搬送体の部分拡大斜視図。
【図9】他の実施例を示す引抜き作業部正面図。
【図10】同側面断面図。
【符号の説明】 (8) 野菜 (15) 堀取ディスク(側方取込手段) (16) 搬送体(側方取込手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結球野菜収穫機において、圃場面の野菜
    の葉球部を左右両側から挾んで地上に持上げる左右一対
    の側方取込手段を設けたことを特徴とする結球野菜収穫
    機。
JP31601293A 1993-11-22 1993-11-22 結球野菜収穫機 Expired - Fee Related JP3594328B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31601293A JP3594328B2 (ja) 1993-11-22 1993-11-22 結球野菜収穫機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31601293A JP3594328B2 (ja) 1993-11-22 1993-11-22 結球野菜収穫機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07143816A true JPH07143816A (ja) 1995-06-06
JP3594328B2 JP3594328B2 (ja) 2004-11-24

Family

ID=18072273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31601293A Expired - Fee Related JP3594328B2 (ja) 1993-11-22 1993-11-22 結球野菜収穫機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3594328B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018085A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Yanmar Co Ltd 結球野菜収穫機
CN103563540A (zh) * 2013-11-12 2014-02-12 黑龙江省农垦科学院农业工程研究所 甘蓝类作物拔取机
CN108450139A (zh) * 2018-05-04 2018-08-28 黑龙江大学 一种白菜收获机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014018085A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Yanmar Co Ltd 結球野菜収穫機
CN103563540A (zh) * 2013-11-12 2014-02-12 黑龙江省农垦科学院农业工程研究所 甘蓝类作物拔取机
CN108450139A (zh) * 2018-05-04 2018-08-28 黑龙江大学 一种白菜收获机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3594328B2 (ja) 2004-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5799474A (en) Baby greens harvester
US5697760A (en) Production method for lawn sod rolls and a device to perform the method
JPH07143816A (ja) 結球野菜収穫機
JP3514325B2 (ja) 結球野菜収穫機
JPH1146537A (ja) 根菜収穫機
JP3300113B2 (ja) 結球野菜収穫機
JP2878662B2 (ja) 根菜類の収穫機
JP2910889B2 (ja) 結球野菜収穫機
JP3789605B2 (ja) 根菜収穫機
JP3332183B2 (ja) 農産物収穫機
JP2598158Y2 (ja) 農産物収穫機
JP3594327B2 (ja) 結球野菜収穫機
JP2782301B2 (ja) 結球野菜収穫機
JP2597536Y2 (ja) 農産物収穫機
JP3334832B2 (ja) 農産物収穫機
JP3369682B2 (ja) 結球野菜収穫機
JP2852988B2 (ja) 結球野菜収穫機
JP2583087Y2 (ja) 根菜収穫機
JP3481967B2 (ja) 農産物収穫機
JPH0613423U (ja) 結球野菜収穫機
JPH06225621A (ja) 結球野菜収穫機
JPH11103638A (ja) 野菜収穫機
JPH0626486B2 (ja) 収穫機
JP2002360031A (ja) 農作業機
JPH0730618U (ja) 野菜収穫機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040301

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040510

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20040802

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040831

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees