JPH07143799A - 誘導電動機の二次抵抗検出装置 - Google Patents

誘導電動機の二次抵抗検出装置

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JPH07143799A
JPH07143799A JP5177272A JP17727293A JPH07143799A JP H07143799 A JPH07143799 A JP H07143799A JP 5177272 A JP5177272 A JP 5177272A JP 17727293 A JP17727293 A JP 17727293A JP H07143799 A JPH07143799 A JP H07143799A
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JP
Japan
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inverter
vector
output
motor
primary
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JP5177272A
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English (en)
Inventor
Isao Takahashi
勲 高橋
Toshiyuki Uemachi
俊幸 上町
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Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータでモータの回転速度を制御する際
にモータの回転速度をセンサを使用しないで推定する方
式において、回転速度の推定を簡単且つ正確に行う。回
転速度の推定に使用するモ−タの二次抵抗を刻々と求め
る。 【構成】 三相インバータ2と、モータ1と、速度推定
手段と、ROM5と、ROM制御回路とを有する。イン
バータ2はROM5から読み出された電圧ベクトルデー
タに対応して制御される。モータの推定角速度ωm をイ
ンバータ角周波数ω0 からすべり角速度ωs を減算する
ことによって求める。推定角速度を求める時に必要な二
次抵抗を固定値とせずに、インバ−タの出力電圧、出力
電流に基づいて刻々と求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPWMインバータによっ
て誘導電動機を駆動する装置において誘導電動機の回転
速度を速度センサを使用しないで検出する時に必要にな
る誘導電動機の二次巻線の抵抗を刻々と検出するための
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本件特許出願人は特願平5−10041
6号によって速度センサを使用しないで誘導電動機の回
転速度を推定して速度制御を行う方式を提案した。この
方式で回転速度を推定するために誘導電動機の二次巻線
の抵抗値が必要になる。二次巻線の抵抗値は予め測定可
能であるので、前述の方式では回路定数を使用した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、二次巻線の抵
抗値は、温度によって変化するので固定の値を使用する
と正確な回転速度の推定が不可能になる。
【0004】そこで、本発明の目的は誘導電動機の二次
巻線の抵抗値を比較的に簡単に刻々と検出することがで
きる方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、三相PWMインバータで駆動される三相誘
導電動機の二次巻線抵抗を検出する方法であって、前記
三相PWMインバータの三相出力電圧瞬時値(V1a、V
1b、V1c)及び三相出力電流瞬時値(I1a、I1b
1c)を検出し、前記三相出力電圧瞬時値(V1a
1b、V1c)を二相出力電圧瞬時値(V1d、V1q)に変
換し、前記三相出力電流瞬時値(I1a、I1b、I1c)を
二相出力電流瞬時値(I1d、I1q)に変換し、前記二相
出力電圧瞬時値(V1d、V1q)と前記二相出力電流瞬時
値(I1d、I1q)とに基づいて前記誘導電動機の一次磁
束(φ1d、φ1q)及び二次磁束(φ2d、φ2q)を求め、
前記二相出力電流瞬時値(I1d、I1q)と前記一次磁束
(φ1d、φ1q)と前記二次磁束(φ2d、φ2q)とに基づ
いて前記二次巻線抵抗を演算で決定することを特徴とす
る誘導電動機の二次抵抗検出方法に係わるものである。
なお、抵抗値R2 は請求項2の式に従って求めることが
望ましい。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明においては、三相PWM
インバータの出力電圧瞬時値(V1a、V1b、V1c)と出
力電流瞬時値(I1a、I1b、I1c)とによって誘導電動
機の二次巻線抵抗を演算によって求めるので、温度変化
によって変化する抵抗値を刻々と知ることができる。な
お、二次巻線抵抗値を正確に検出することができれば、
固定速度の推定を正確に行うことが可能になる。そこ
で、本発明の目的は、速度センサを使用しないで回転速
度を推定してモータの回転速度を制御する装置における
制御性を向上させることにある。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例に係わるインパルシブ
ルトルクドライブインバータ装置による三相交流モータ
(誘導電動機)の回転速度制御装置を説明する。この速
度制御装置を示す図1において、三相誘導電動機から成
るモータ1には、PWM制御可能な三相インバータ2が
接続されている。インバータ2は、直流電源3にトラン
ジスタから成るスイッチ素子Q1 、Q2 、Q3 、Q4 、
Q5 、Q6 をブリッジ接続したものである。6個のスイ
ッチ素子Q1 〜Q6 は、駆動回路4から供給される制御
信号に応答してオン・オフ動作する。なお、インバータ
2の上側の3つのスイッチ素子Q1 、Q2 、Q3 と下側
の3つのスイッチ素子Q4、Q5 、Q6 とは、互いに逆
に動作するので、一方の制御を特定すれば、インバータ
全体の制御が特定される。ここでは、ROM(リードオ
ンリーメモリ)5から読み出される第1、第2、及び第
3の信号A、B、Cによりインバータ制御状態を特定
し、信号A、B、Cが高レベル即ち論理“1”の時にス
イッチ素子Q1、Q2 、Q3 がオン、低レベル即ち論理
“0”の時にスイッチ素子Q1 、Q2 、Q3 がオフとす
る。
【0008】
【ROMアドレス説明】ROM5はインバータ2をPW
M制御するためのPWMスイッチングパターン(単位ベ
クトルデータ)を予め書き込んだものである。このRO
M5は正転PWMパターンメモリM1 、M5 と、正転用
ゼロベクトルメモリM2 と、逆転PWMパターンメモリ
M3 、M7 と、逆転用ゼロベクトルメモリM4 と、正転
用法線ベクトルM6 と、逆転用法線ベクトルM8 を有す
る。各メモリM1 〜M8 は例えば0〜1023までの1
024アドレスを各々有し、各々アップ・ダウンカウン
タ6の10ビットの2進出力ライン6aの値でアドレス
指定される。ただし、8つのメモリM1 〜M8 から1つ
が選択され、この選択されたメモリの出力のみがインバ
ータ2の制御のために有効に使用される。この選択を行
うためにROM5はゼロベクトル選択制御端子7と、正
転逆転選択制御信号入力端子8と、法線ベクトル選択制
御端子42とを有する。まず、法線ベクトル選択制御信
号端子42が論理“0”の時はゼロベクトルメモリを含
むM1 〜M4 が選択される。また、論理“1”の時は法
線ベクトルメモリを含むM5 〜M8 が選択される。ゼロ
ベクトル選択制御信号入力端子7が論理“0”の時には
メモリM1 とM3 、またはM5とM7 とのいずれか一つ
が選択され、論理“1”の時にはメモリM2 とM4 、ま
たはM6 とM8 とのいずれか一つが選択される。更に、
正転逆転選択制御信号入力端子8が“0”の場合にはメ
モリM1 とM2 、またはM5 とM6 とのいずれか一つが
選択され、“1”の時にはメモリM3 とM4 、またはM
7 とM8 とのいずれか一つが選択される。今、ライン6
aの10ビットをA0 〜A9 の10ビットで表わし、入
力端子7の入力ビットをA10で表わし、入力端子8の入
力ビットをA11で表わし、入力端子42の入力ビットを
A12で表わすとすれば、A0 〜A9の10ビットでアド
レスが指定される。また、A10、A11、A12を[A12、
A11、A10]と表わせば、[000]の時に第1のメモ
リM1 (正転PWMスイッチングパターン)が選択さ
れ、[001]の時に第2のメモリM2 (正転用ゼロベ
クトル)が選択され、同様に[111]でM8 (逆転用
法線ベクトル)が選択される。
【0009】モータ1の回転速度を制御するために回転
速度の情報が必要になる。従来は速度検出器によって回
転速度を検出したが、本実施例では装置の低コスト化を
達成するために速度検出器を設けずに速度推定手段を設
けている。モータ1の角速度ωm はインバータ2の角周
波数ω0 とモータ1のすべり角速度ωs に基づいてω m
=ω0 −ωs で決定することができる。そこで、図1で
は推定角速度ωm を求めるために、すべり角速度演算及
び磁束検出回路50とインバータ角周波数演算回路51
と減算器52とローパスフィルタ53とが設けられてい
る。この角速度推定方法の詳細は後述する。
【0010】減算器52で求められた推定モータ速度ω
m はディジタルローパスフィルタ53を通り、ライン9
aから差信号形成手段(比較手段)としての減算器10
に入力し、速度指令発生手段としてのライン11のディ
ジタル速度指令(所望回転速度)即ち基準信号と比較さ
れ、両者の差信号が減算器10から得られる。
【0011】減算器10の出力はK(1+1/Tis)で
表わされる比例積分補償回路12に入力し、この出力ラ
イン13に補償出力ωPIが得られる。この補償出力ωPI
は制御における操作量を示すものであり、これに基づい
てメモリ5からのベクトルデータの読み出しが決定され
ると共に、インバータ角周波数ω0 が決定される。な
お、角周波数ω0 の決定に必要なモ−タの二次抵抗R2
は本発明に従う演算方法で求める。
【0012】補償出力ライン13の信号ωPI即ち補償差
信号VD は、この差信号VD の正負を判定するための第
1の比較器14に入力すると共に、絶対値回路15を通
って第2の比較器16に入力する。正転・逆転(F/
B)を決定するための第1の比較器14の出力端子はカ
ウンタ6のアップ・ダウン入力端子U/Dに接続されて
いると共にROM5の正転逆転選択信号入力端子8に接
続されている。
【0013】17は発振器(OSC)であって、20〜
50kHz 程度のクロックパルスを発生する。この発振器
17の出力端子はANDゲート18の一方の入力端子に
接続され、このANDゲート18の出力端子がカウンタ
6のクロック入力端子CLに接続されているので、AN
Dゲート18のもう一方の入力端子が高レベルの時のみ
発振器17の出力がクロックパルスとしてカウンタ6に
入力する。
【0014】駆動・停止を判定するための第2の比較器
16の非反転入力端子には三角波発生器19が接続され
ている。三角波発生器19は例えば、発振器17の出力
周波数よりは低い2.5kHz で三角波電圧Vc (キャリ
ア)を発生し、このVc と差信号VD の絶対値とが比較
器16で比較される。第2の比較器16の出力端子はN
OT回路20を介してANDゲート18の入力端子に接
続されていると共に、ROM5の零ベクトル選択制御信
号入力端子7に接続されている。
【0015】すべり角速度演算及び磁束検出回路50は
インバータ2の出力電圧と電流に基づいてすべり角速度
ωs を演算し且つ磁束を検出するように構成されてい
る。従って、インバータ2の出力電圧瞬時値を検出する
ための3本の出力ライン31a及びモータ1の入力電流
瞬時値を検出するための電流センサ43a、43b、4
3cの3本の出力ライン34aがすべり角速度演算及び
磁束検出回路50に接続され、このすべり角速度ωs
出力ライン54は減算器52に接続され、この磁束信号
出力ライン55はROM5の端子42に接続されてい
る。なお、図1ではメモリ5からのベクトルデータ(ス
イッチングパターン)の読み出しを制御する回路が、ア
ナログ的に示されているが、実際には、減算器10、比
例積分補償回路12、比較器14、16、絶対値回路1
5、三角波発生回路19、すべり角速度演算及び磁束検
出回路50、インバータ周波数演算回路51、減算器5
2、及びローパスフィルタ53はDSP(ディジタル信
号処理装置)で構成されている。また、インバータ2の
出力電圧検出ライン31a及び電流検出ライン34aに
はA/D変換器が接続されているが、図面を簡単にする
ために図1では省略されている。
【0016】図2は図1のすべり角速度演算及び磁束検
出回路50を詳しく示す。この回路50の各部を説明す
る前に一次鎖交磁束の検出方法の原理を説明する。
【0017】誘導電動機の特性方程式は次の(1)式で
表わすことができる。
【0018】
【数1】
【0019】ここで、v1 は一次電圧ベクトル、R1
一次巻線抵抗、i1 は一次電流ベクトル、R2 は二次巻
線抵抗、i2 は二次電流ベクトル、L11は一次巻線イン
ダクタンス、L22は二次巻線インダクタンス、ωωは回
転子回転角速度、Mは一次、二次巻線相互インダクタン
ス、d/dt は微分演算子、Pは極対数である。
【0020】一次鎖交磁束φ1 による誘導起電力Eは次
の(2)式で与えられる。 E=L11di /dt +Mdi/dt ・・・(2) 従って、一次鎖交磁束ベクトルφ1 は次の(3)式とな
る。
【0021】
【数2】
【0022】(3)式の両辺をL11で削り、この瞬時ベ
クトルをi0 とすれば、次式が得られる。 i0 =φ1 /L11=i1 +Mi2 /L11 ・・・(4) これは一次鎖交磁束に対する励磁電流に相当するもので
ある。
【0023】式(1)からv1 を次の式(5)で示すこ
とができる。 v1 =(R1 +dL11/dt )i1 +(dM/dt )i2 ・・・(5) 式(3)(5)よりi2 を消去すると、次の式(6)が
得られる。
【0024】 v1 =(R1 +dL11/dt )i1 +d(φ1 −L111 )/dt =i1 1 +(dL11/dt )i1 +dφ1 /dt −(dL11/dt )i1 dφ1 /dt =v1 +i1 1 ・・・(6)
【0025】一次鎖交磁束ベクトルφ1 は次の式(7)
で与えられる。
【0026】
【数3】
【0027】d、q軸直交座標で表わすと次式になる。
【0028】
【数4】
【0029】よって求める一次鎖交磁束は次式で示され
る。
【0030】
【数5】
【0031】一次電圧V1a、V1b、V1c、一次電流
1a、I1b、I1cの3相/2相変換式は次の式(9)
(10)で与えられる。
【0032】
【数6】
【0033】一次電圧、一次電流から一次鎖交磁束を求
める過程を示す式(8)、(8b)、(9)、(10)
をブロック図で示すと図2及び図3になる。図2におい
てインバータ2の出力ライン31aは演算増幅器から成
る三相二相変換回路31に接続されている。この三相に
相変換回路31では、式(9)に従ってインバータ2の
出力電圧V1a、V1b、V1cをd−q座標軸で示される二
相出力電圧Vd1、Vq1に変換する。インバータ2の電流
検出ライン34aは演算増幅器から成る三相二相変換回
路34に接続されている。この変換回路34は式(1
0)に従ってインバータ出力電流I1a、I1b、I1cをd
−q座標軸で示される二相の電流I1d、I1qに変換す
る。
【0034】φ1d、φ1q演算回路60は、電圧及び電流
三相二相変換回路31、34にそれぞれ接続され、
1d、V1q、I1d、I1qに基づいて式(8)の演算を実
行して直交座標で表わされた一次磁束φ1d、φ1qを出力
する。この演算回路60は、図3に示すようにI1d、I
1qにR1 をかけるための2つのかけ算器61、62と、
1d、V1qとI1d1 、I1q1 との減算を行う2つの
減算器63、64と、これ等の出力を積分するための2
つの積分器65、66で示すことができる。
【0035】図2に示すようにφ2d、φ2q演算回路70
はφ1d、φ1q演算回路60と電流の三相二相変換回路3
4に接続されており、モータ1の二次磁束φ2d、φ2q
演算する。このφ2d、φ2q演算回路70の詳細は図3に
示すように2つのL22/M乗算器71、72と、2つの
(L1122−M2 )/M乗算器73、74と、2つの減
算器75、76とから成り、次の式(12)の演算を実
行する。 φ2d=(L22/M)φ1d−{(L1122−M2 )/M}I1d φ2q=(L22/M)φ1q−{(L1122−M2 )/M}I1q ・・(12)
【0036】図2のトルクT演算回路80はφ1d、φ1q
演算回路60と電流の三相二相変換回路34とに接続さ
れ、詳細には図4に示すように2つの乗算器81、82
と、1つの減算器83とから成り、次の式(13)の演
算を実行する。 T=φ1d1q−φ1q1d ・・・(13)
【0037】図2のすべり角速度ωs の演算回路90は
二次磁束φ2d、φ2q演算回路70とトルクT演算回路8
0に接続されており、詳細には図4に示すようにR2 乗
算器91と、φ2 演算回路92と、除算器93とから成
り、次の式(14)の演算を実行する。 ωs =R2 T/|φ2 | ・・・(14) なお、R2 はモータ1の二次抵抗である。また、φ2
算回路92はφ2 =(φ2d 2 +φ2q 2 1/2 の演算を実
行する。
【0038】式14における二次抵抗R2 は固定の値を
使用しないで、図2及び図4に示すR2 演算回路100
によって求める。このR2 演算回路100は、次式を演
算する。 R2 ={−Mφ2dpφ2d−Mφ2qpφ2q)/{(φ1d−L111d)φ2d+ (φ1q−L111q)φ2q}・・・(15)
【0039】R2 が式(15)で示すことができること
を次に説明する。誘導電動機のd−q座標に従う特性方
程式は次の式(16)で示すことができる。
【0040】
【数7】
【0041】なお、式(16)におけるR1 、R2 は一
次及び二次抵抗、L11、L22は一次及び二次自己インダ
クタンス、Mは相互インダクタンス、pはd/dtを示
す微分演算子である。式(16)で直接に検出すること
が不可能な値は二次電流I2d、I2q及び角速度ωm であ
る。二次電流I2d、I2qは式(16)の第1行及び第2
行より求められるため、これを第3行及び第4行に代入
し、この2つの式を連立してωm を消去し、二次抵抗R
2 を式(15)に示すように求める。
【0042】式(15)を演算するためのR2 演算回路
100は、図2及び図4に示すように変換回路34とφ
1d、φ1q演算回路60とφ2d、φ2q演算回路70とに接
続され、演算結果をωm 演算回路90に送る。詳細には
2つの−M乗算器101、102と、2つの微分回路1
03、104と、2つのL11乗算器105、106と、
4つの乗算器107、108、109、110と、4つ
の減算器111、112、113、114と、1つの割
算器115とから成る。このR2 演算回路100の入力
は刻々と変化する一次磁束φ1d、φ1q、二次磁束φ2d
φ2q及び一次電流I1d、I1qの瞬時値であるので、その
時点における二次抵抗R2 を出力する。モータを正弦波
電圧で駆動することを考えると、定常状態では式(1
5)の分子、分母は共に零になり、この式を用いること
は不可能になる。しかし、ここではPWMインバータに
よりモータを駆動しているので、モータは高周波リップ
ルを重畳した波形で駆動され、重畳された高周波リップ
ルの効果により定常状態がなくなり、分子、分母が零と
はならず、式(15)で二次抵抗R2 を求めることが可
能になる。
【0043】図10(A)は二次抵抗R2 の実際の変化
を示し、図10(B)は図4のR2演算回路100によ
って二次抵抗R2 を求めた値(推定値)を示し、図10
(C)は二次抵抗R2 を固定の値として速度制御した場
合の速度変化を示し、図10(D)はR2 演算回路10
0で求めた二次抵抗R2 を使用して回転速度を推定して
速度制御した場合の速度変化を示す。この結果から明ら
かなように二次抵抗R2 を正確に検出(推定)して速度
制御を良好に行うことが可能になる。
【0044】図2のφ1 演算回路39は、φ1d、φ1q
算回路60に接続され、式(8b)の演算を実行し、一
次磁束φ1 の絶対値を出力する。Δ|φ1 |のヒステリ
シス比較幅を有するヒステリシス比較器40、41にて
一次鎖交磁束の検出値|φ1|と一次鎖交磁束指令値|
φ1a|が比較される。そして、|φ1 |が|φ1a|+Δ
|φ1 |を越えて更に増加した時比較器41は論理
“0”を出力しROM5においてゼロベクトルを含むブ
ロックM1 〜M4 を選択する。また、|φ1 |が|φ1a
|−Δ|φ1 |を越えて更に減少した場合論理“1”を
出力しROM5において法線ベクトルを含むブロックM
5 〜M8 を選択する。これにより、一次磁束φ1 の大き
さが一定に制御される。
【0045】推定角速度ωm を求めるために必要なイン
バータ角周波数ω0 は図1のω0 演算回路51で次の式
(17)に従って求める。 ω0 =K・ωPI ・・・(17) ここで、Kはインバータ2が出力することが可能な最大
出力周波数fm1を比例積分補償回路12の出力信号ωPI
のとり得る最大値fm2で割った値(fm1/fm2)であ
る。式(15)によるインバータの角周波数ω0 の演算
は微分を用いない簡単な演算であるので、微分による演
算誤差を抑えることができる。また、比例積分回路12
の出力ωPIは、インバータ周波数(モータ電源周波数)
の基本成分でリプルが存在せず、ローパスフィルタ演算
を用いることなく時間遅れなしで周波数が得られる。こ
のように微分演算やローパスフィルタ演算を使用しない
と速度制御のための演算時間を短縮することができ、サ
ンプリング周期を短くして制御性を向上させることがで
きる。
【0046】電圧ベクトルとゼロベクトルに基づくイン
バータの制御はインパルシブルトルクドライブを説明す
る。
【ROMの内容】ROM5に原理的に示す如くデータが
書き込まれている。即ちROMは0〜1023のアドレ
スを有するが、図5は説明を簡単にするために0〜51
1のアドレスの場合のベクトルの配置を示す。正転PW
MパターンメモリM1 、M5 のアドレス0〜3には例え
ば電圧ベクトルV6 、V2 、V6 、V2 のデータが順に
書き込まれ、正転用ゼロベクトルメモリM2 のアドレス
0〜3には零ベクトルV7、V0 、V7 、V0 のデータ
が順に書き込まれ、逆転PWMパターンメモリM3、M7
のアドレス0〜3には電圧ベクトルV1 、V5 、V1
、V5 のデータが順に書き込まれ、逆転用ゼロベクト
ルメモリM4 には零ベクトルV0 、V7 、V0、V7 の
データが順に書き込まれ、正転用法線ベクトルメモリM
6 のアドレス0〜3には正転用PWMパターンメモリM
1 のアドレス0〜3のベクトルに対応する法線ベクトル
V4 が書き込まれ、逆転用法線ベクトルメモリM8 のア
ドレス0〜3には逆転用PWMパターンメモリM3 のア
ドレス0〜3のベクトルに対応する法線ベクトルV4 が
書き込まれている。残りのアドレス4〜511にもアド
レス0〜3と同一の原理でベクトルデータが書き込まれ
ている。図5の各アドレスのベクトルデータは原理を示
すものであるため、実際のデータとは異なる。今、正転
PWMパターンメモリM1 のアドレス0〜84(0度〜
60度区間に対応)の実際の電圧ベクトルデータを示す
と、 V6 、V6 、V6 、V6 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V6 、V6 、V6 、V6 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V6 、V6 、V6 、V6 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V3 、V3 、V3 、V3 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V3 、V3 、V3 、V3 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V3 、V3 、V3 、V3 、 になる。
【0047】図6は6個の電圧ベクトルV1 〜V6 と、
2つの零ベクトルV0 、V7 とを示す。インバータ2の
スイッチ素子Q1 、Q2 、Q3 のとりうるスイッチング
状態は、(000)、(001)、(010)、(01
1)、(100)、(101)、(110)、(11
1)の8つであるので、これをV0 、V1 、V2 、V
3、V4 、V5 、V6 、V7 で表わすことにする。本実
施例の装置では、電圧ベクトルV0 〜V7 がROM5に
書き込まれ、これが制御データ(A、B、C)として出
力される。8つのベクトルV0 〜V7 を組み合せると、
正弦波出力電圧及び回転磁界ベクトルを得ることができ
る。
【0048】
【ベクトル選択】図7は回転磁界ベクトルφ1 を得るた
めの電圧ベクトルの選択を示すものである。回転磁界ベ
クトルφ1 の先端(終点)の軌跡を円に近づけるために
は、330度〜30度区間で第6及び第2のベクトルV
6 、V2 、30度〜90度区間で第2及び第3のベクト
ルV2 、V3 、90度〜150度区間で第3及び第1の
ベクトルV3 、V1 、150度〜210度区間で第1及
び第5のベクトルV1 、V5 、210度〜270度区間
で第5及び第4のベクトルV5 、V4 、270度〜33
0度区間で第4及び第6のベクトルV4 、V6 を選択す
る。原理的に示す図7の330度〜30度区間では有意
ベクトルとしてV6 とV2 とが選択され、ベクトル回転
を止める時に零ベクトルV7 が選択されている。また、
法線ベクトルとは磁束の円軌跡の中心から半径方向に向
かうベクトルのことであり、図7の330度〜30度区
間ではV4 、30度〜90度区間ではV6 が選択され
る。モータ1を正転させる時には図7でUPで示す方向
に回転磁界ベクトルφ1 が回転され、逆転又は制動する
時には、DOWNで示す方向に回転される。
【0049】
【動作】次に、図8及び図9を参照して図1の回路の制
動動作を説明する。ライン9aに得られる推定速度信号
とライン11の基準信号(目標信号)との比較に基づい
て差信号VD が得られると、この信号の正負が第1の比
較器14で判定され、今、正信号であるとすれば、図8
の(C)のt4 以前に示す如く比較出力が低レベル
“0”となり、これがカウンタ6に入力する。このた
め、カウンタ6はこの期間にはアップ動作する。第2の
比較器16においては、差信号VD の絶対値と三角波電
圧VC とが図8の(A)に示す如く比較され、図8の
(B)の出力が発生する。即ち、三角波電圧VC が差信
号VD の絶対値よりも高い時(t1 〜t2 )に高レベル
出力“1”を発生し、逆の時(t2 〜t3 )には低レベ
ル出力“0”を発生する。t1 〜t2 のように第2の比
較器16の出力ビットA10が高レベル“1”であり、第
1の比較器14の出力ビットA11が低レベル“0”であ
り、更に、図8の(C)に示すように図3のヒステリシ
ス比較器40、41の出力が低レベル(L)であるt10
以前の時には、ROM5においては[A12 A11 A1
0]=[001]に応答して正転用ゼロベクトルメモリ
M2 が選択され、t2 〜t3 のように[A12 A11 A
10]=[000]の時には正転PWMパターンM1が選
択される。また、第2の比較器16の出力が高レベル
(H)の期間(t1 〜t2 )では、NOT回路20の出
力が低レベルになり、ANDゲート18を発振器17の
クロックパルスが通過することが阻止され、カウンタ6
がインクリメントされないため、同一アドレスを指定し
続ける。一方、第2の比較器16の出力が低レベルの期
間(t2 〜t3 )ではNOT回路20の出力が高レベル
になるため、発振器17の出力クロックパルスはAND
ゲート18を通過してカウンタ6の入力パルスとなる。
これにより、カウンタ6の10ビットA0 〜A9 の値が
アップ動作で増大し、メモリM1 のアドレスが順次に指
定される。しかし、t3 時点で第2の比較器16の出力
が高レベルになると、カウンタ6のクロック入力が禁止
され、カウンタ6はこの時点のアドレス指定を保持す
る。例えば、図5に示す如くアドレス2でメモリM1 の
ベクトルV6 が読み出されている時に、メモリM2 が選
択されると、同一のアドレス2における正転用零ベクト
ルV7 (111)が選択される。零ベクトルV7 は第2
の比較器16の出力が高レベルの間発生し続け、比較出
力が低レベルに戻って再びカウンタ6のクロックパルス
が入力し、カウンタ6の出力が1段インクリメントされ
ると、正転PWMパターンメモリM1 のアドレス3の電
圧ベクトルV2 (010)が選択される。零ベクトルは
V0 (000)とV7 (111)との2種類から成る
が、スイッチ素子Q1 〜Q6の切換えが少なくてすむ方
のベクトルが選択される。カウンタ6が10進数の0〜
1023に対応する2進数を発生し終ると、正転PWM
パターンの0〜360度の全電圧ベクトルデータが読み
出され、インバータ2から三相の近似正弦波電圧が発生
し、且つモータ1に円軌跡に近い回転磁界ベクトルが生
じる。
【0050】このような制御において、目標回転速度と
推定速度との差が小さくなると、第2の比較器16の出
力が高レベルになる期間が相対的に長くなり、零ベクト
ルが選択される期間が長くなる。
【0051】また、t20〜t4 のようにライン11の基
準信号のレベルを下げて低速回転指令状態にすれば、差
信号VD の絶対値のレベルも低下し、インバータ2の出
力周波数fが低下すると共に出力電圧Vも低下し、モー
タ1が低速駆動状態になる。
【0052】図8のt4 において逆転指令に切り換り、
差信号VD が負になると、第1の比較器14の出力が高
レベルになり、逆転制御になる。なお、上記PWM制御
において、電圧ベクトルの切り換えが行われる時には、
一対のスイッチ素子Q1 、Q4 、又はQ2 、Q5 、又は
Q3 、Q6 間がストレージ等で短絡され、これらが破壊
するおそれがあるので、これを防止するために、ベクト
ル相互間に無制御期間を設けることが望ましい。
【0053】図8のt10〜t20は図3のヒステリシス比
較器40、41の出力が高レベルになる期間である。つ
まり、t10において図3のライン11の速度基準信号が
急激に増加した場合、差信号VD は図8の(A)のよう
に急激に増加し、従って正転ベクトルを出力する期間が
急激に増加しモータの回転速度を急激に増加しようと動
作する。その結果、所望の加速度を得るためにモータの
一次電流は急激に増加する。しかし、モータの一次巻線
抵抗による電圧降下も増加しモータの一次鎖交磁束|φ
1 |は逆に図8の(C)のt10以後のように低下する。
|φ1a|−Δ|φ1 |以下に低下するとヒステリシス比
較器が動作し、高レベルを出力する。この時は、ROM
5においては端子42が高レベルとなるため法線ベクト
ルを含むブロックM5 〜M8 が選択される。従って、t
10〜t20の期間で且つ第2の比較器が高レベルの期間t
11〜t12では正転用ゼロベクトルメモリM2 の代りに正
転用法線ベクトルメモリM6 が選択される。図9は30
度〜90度区間におけるこの様子を示したものである。
また、同様に第2の比較器が低レベルの期間t12〜t13
はM5 が選択される。このようにゼロベクトルの代りに
法線ベクトルを出力することによりモータの一次鎖交磁
束の大きさが増加されモータの一次鎖交磁束|φ1 |を
|φ1a|−Δ|φ1 |以上にすることが可能になる。こ
の結果モータは所望の加速度が得られ応答良く速度基準
信号の増加に追従し、所望の回転速度に達することが可
能になる。次に、例えばライン11の速度基準信号のレ
ベルが低下し、一次電流が減少すると一次巻線抵抗によ
る電圧降下も減少し一次鎖交磁束は結果として増加す
る。t20において一次鎖交磁束が|φ1a|+Δ|φ1
を越えるとヒステリシス比較器の出力は低レベルにな
り、従ってROM5においては端子42が低レベルにな
るためゼロベクトルを含むブロックM1 からM4 が選択
され一次鎖交磁束は減少し|φ1a|+Δ|φ1 |以下に
なる。以上により、モータの一次鎖交磁束|φ1 |は|
φ1a|±Δ|φ1 |の範囲内に制御されることになる。
回転方向が逆転するとt4 以後も同様な動作が行われ
る。
【0054】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 比例積分補償回路12を比例回路又は積分回路
としてもよい。 (2) 第1のベクトルデータとして電圧ベクトルデー
タのみを使用しないで、電圧ベクトルデータと零ベクト
ルデータとの組み合せを使用して波形を改善してもよ
い。即ちメモリM1 、M3 の電圧ベクトルの配列の中に
零ベクトルを配置してもよい。 (3) DSPを使用しないで、図1〜図4の各回路を
個別回路にすること又はアナログ回路にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のモータ速度制御回路を示すブロック図
である。
【図2】図1のすべり角速度演算及び磁束検出回路を示
すブロック図である。
【図3】図2の一次磁束演算回路及び二次磁束演算回路
を詳しく示すブロック図である。
【図4】図2のトルクT演算回路及びωs 演算回路を詳
しく示すブロック図である。
【図5】図1のROMの内容の一部を原理的に示す図で
ある。
【図6】電圧ベクトルを示す図である。
【図7】回転磁界ベクトルを示す図である。
【図8】図1の各部の状態を示す図である。
【図9】磁束変化とベクトルとの関係を示す図である。
【図10】図10は実施例の効果を説明するためのもの
であって、(A)は実際の二次抵抗を示し、(B)は本
実施例で推定した二次抵抗を示し、(C)は二次抵抗に
固定値をしようした場合の速度変化を示し、(D)は二
次抵抗の本実施例の値を使用した場合の速度変化を示
す。
【符号の説明】
1 モータ 2 インバータ 5 ROM 51 インバータ角周波数演算回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 誘導電動機の二次抵抗検出装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相PWMインバータで駆動される三相
    誘導電動機の二次巻線抵抗を検出する方法であって、 前記三相PWMインバータの三相出力電圧瞬時値
    (V1a、V1b、V1c)及び三相出力電流瞬時値(I1a
    1b、I1c)を検出し、 前記三相出力電圧瞬時値(V1a、V1b、V1c)を二相出
    力電圧瞬時値(V1d、V1q)に変換し、 前記三相出力電流瞬時値(I1a、I1b、I1c)を二相出
    力電流瞬時値(I1d、I1q)に変換し、 前記二相出力電圧瞬時値(V1d、V1q)と前記二相出力
    電流瞬時値(I1d、I1q)とに基づいて前記誘導電動機
    の一次磁束(φ1d、φ1q)及び二次磁束(φ2d、φ2q
    を求め、 前記二相出力電流瞬時値(I1d、I1q)と前記一次磁束
    (φ1d、φ1q)と前記二次磁束(φ2d、φ2q)とに基づ
    いて前記二次巻線抵抗を演算で決定することを特徴とす
    る誘導電動機の二次抵抗検出方法。
  2. 【請求項2】 前記二次巻線抵抗R2 の演算での決定を R2 ={−Mφ2dpφ2d−Mφ2qpφ2q}/{(φ1d−L111d)φ2d +(φ1q−L111q)φ2q} (ここで、Mは誘導電動機の一次巻線と二次巻線の相互
    インダクタンス、L11及びL22は一次及び二次巻線の自
    己インダクタンス、pはd/dtを示す微分演算子であ
    る。)の式に従って行うことを特徴とする請求項1記載
    の誘導電動機の二次抵抗検出方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003088198A (ja) * 2001-09-14 2003-03-20 Fuji Electric Co Ltd 誘導電動機の制御方法
WO2006022142A1 (ja) * 2004-08-27 2006-03-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 3相pwm信号発生装置
JP2010124555A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電動台車

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