JPH05130791A - モ−タ制御方法 - Google Patents

モ−タ制御方法

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JPH05130791A
JPH05130791A JP3318386A JP31838691A JPH05130791A JP H05130791 A JPH05130791 A JP H05130791A JP 3318386 A JP3318386 A JP 3318386A JP 31838691 A JP31838691 A JP 31838691A JP H05130791 A JPH05130791 A JP H05130791A
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JP
Japan
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motor
inverter
vector
controlling
magnetic flux
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JP3318386A
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Inventor
Makoto Iwata
誠 岩田
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Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧ベクトルでモータを制御する方法におい
て過渡時のトルク制御応答を改善する。 【構成】 三相インバータ2と、モータ1と、速度検出
器9と、磁束検出回路100と、トルク検出回路52
と、ROM5と、ROM制御回路とを有する。インバー
タ2はROM5から読み出された電圧ベクトルデータに
対応して制御される。ROM5から速度検出器9の出力
に基づいて決定されたベクトルが読み出される他に、磁
束検出器100で検出された磁束及びトルク検出回路5
2で検出されたトルクに基づいて決定されたベクトルも
読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PWM(パルス幅変
調)のスイッチングパターン(単位ベクトルデータ)を
メモリに予め書き込んでおき、これを読み出すことによ
ってインバータを制御し、インバータに接続された交流
モータの速度制御を行う方式に関し、更に詳細には、比
較的簡単な構成によって超低速運転状態を得ることがで
きる制御方式において、過渡時のトルク制御応答、速度
制御応答を改善する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】交流モータの速度制御を行うために、P
WM制御インバータを使用することは公知である。ま
た、PWM制御を行うために、近似正弦波が得られるよ
うに、PWMスイッチングパターンを予めROMに書き
込んでおき、これに基づいてインバータを制御すること
も公知である。更に、三相インバータを各相独立に制御
せずに、三相を一括制御し、所望の電圧ベクトルを発生
させ、所望の回転磁界を得る方式も既に提案されてい
る。更に、インバータをパルス幅変調(PWM)制御す
るためのPWMスイッチングパターンが書き込まれてい
るメモリから、前記PWMスイッチングパターンを読み
出して前記インバータを制御することにより前記インバ
ータに接続された交流モータの速度を制御する方式にお
いて、前記モータの回転速度、または回転速度に関連し
た情報を示す検出信号を得て、この検出信号と前記モー
タの所望回転速度、または回転速度に関連した所望情報
を示す基準信号との差が小さくなるに従って前記インバ
ータのゼロベクトル出力時間が長くなるように前記メモ
リの読み出しを制御することも特開昭62−20719
6号公報に開示されている。また、インバータをパルス
幅変調(PWM)制御するためのPWMスイッチングパ
ターンが書き込まれているメモリから、前記PWMスイ
ッチングパターンを読み出して前記インバータを制御す
ることにより前記インバータに接続された交流モータの
速度を制御する方式において、前記モータの回転速度、
または回転速度に関連した情報を示す検出信号を得て、
この検出信号と前記モータの所望回転速度、または回転
速度に関連した所望情報を示す基準信号との差が小さく
なるに従って前記インバータのゼロベクトル出力時間が
長くなるように前記メモリの読み出しを制御することに
加えて、前記モータの一次鎖交磁束または一次鎖交磁束
に関連した情報を示す検出信号を得て、この検出信号と
前記モータに対する所望の一次鎖交磁束または一次鎖交
磁束に関連した所望情報を示す信号との差が小さくなる
ように、前記ベクトルの代りに法線方向のベクトルを出
力することにより、前記モータの一次鎖交磁束振幅を一
定に制御して過渡時の速度制御応答を改善する方法も提
案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記方法は
前記モータの所望トルク、またはトルクに関連した所望
情報を基準信号とするトルク制御としての用途には対応
不可能な方法である。これは前記方法が、前記モータの
回転速度、または回転速度に関連した情報を示す検出信
号を直接得て、この検出信号と前記モータの所望回転速
度、または回転速度に関連した所望情報を示す基準信号
との差が高速かつ安定な応答で小さくなるように、前記
インバータのゼロベクトルもしくは法線方向ベクトルの
出力時間を前記メモリの読み出しを制御することで、前
記モータのトルクが間接的に制御され、速度制御がなさ
れているだけであるためである。そこで、本発明の目的
は、高速トルク制御用途、または高速かつ安定な過渡応
答が可能な速度制御用途のどちらにも対応できる瞬時ト
ルク補償が可能なトルク・速度制御方法を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、インバータをパルス幅変調(PWM)制御
するためのPWMスイッチングパターンが書き込まれて
いるメモリから、前記PWMスイッチングパターンを読
み出して前記インバータを制御することにより前記イン
バータに接続された交流モータの回転を制御する方法に
おいて、前記モータの一次鎖交磁束または一次鎖交磁束
に関連した情報を示す検出信号を得て、この検出信号と
前記モータに対する所望の一次鎖交磁束または一次鎖交
磁束に関連した所望情報を示す信号との差が小さくなる
ように、法線方向ベクトル、またはゼロベクトルを出力
することにより、前記モータの一次鎖交磁束を一定に制
御することに加えて、前記モータの発生トルクを示す検
出信号を得て、この検出信号と前記モータに対する所望
の発生トルクまたは発生トルクに関連した情報を示す信
号との差が小さくなるに従って前記インバータのゼロベ
クトル、または法線方向ベクトル出力時間が長くなるよ
うに前記メモリの読み出しを制御することにより、前記
モータの発生トルクを制御することを特徴とするインバ
ータによるモータ制御方法に係わるものである。
【0005】
【作用】上記発明において、例えば、前記モータの速度
基準信号が急峻に変化した場合、この速度基準信号の変
化に対応するトルクを出力させるために、モータの一次
電流を増加させる。この時、モータの一次鎖交磁束振幅
は、モータの一次巻線抵抗による電圧降下のため減少傾
向となるが、ゼロベクトルの代りに法線方向のベクトル
をインバータから出力させることでモータの一次鎖交磁
束振幅を一定に保とうとする。これにより、速度基準信
号の変化に対応する所望のトルクを高速かつ容易に得る
ことができるため速度制御における過渡応答も良好とな
る。また、速度基準信号と速度検出信号の差のもとに生
成されるトルク基準信号にリミッタを任意の値に設定す
ることで、出力トルクの制限が容易に行える。また、速
度基準信号と速度検出信号の差のもとに生成されるトル
ク基準信号と、トルク検出信号の差を高速に小さくする
ためのトルク制御部を切り放し、直接トルク基準信号を
与えることにより高速なトルク制御用途にも適応でき
る。
【0006】
【実施例】まず、本発明の一実施例に係わるモータ制御
方法における一次鎖交磁束の検出方法の原理を説明す
る。
【0007】誘導電動機の特性方程式は次の(1)式で
表わすことができる。
【0008】
【数1】
【0009】ここで、v1 は一次電圧ベクトル、R1 は
一次巻線抵抗、i1 は一次電流ベクトル、R2 は二次巻
線抵抗、i2 は二次電流ベクトル、L11は一次巻線イン
ダクタンス、L22は二次巻線インダクタンス、ωは回転
子回転角速度、 Mは一次。二次巻線用相互インダクタ
ンス、 d/dtは微分演算子、Pは極対数で
ある。
【0010】一次鎖交磁束φ1 による誘導起電力Eは次
の(2)式で与えられる。 E=L11di1 /dt+Mdi2 /dt ……(2) 従って一次鎖交磁束ベクトルφ1 は次の(3)式とな
る。
【0011】
【数2】
【0012】(3)式の両辺をL11で割り、この瞬時ベ
クトルをi0 とすれば、次式が得られる。 i0 =φ1 /L11=i1 +Mi2 /L11……(4) これは一次鎖交磁束に対する励磁電流に相当するもので
あり、この関係式から図1のような誘導電動機のベクト
ルi0 に関する等価回路が得られる。
【0013】式(1)からv1 を次の式(5)で示すこ
とができる。 v1 =(R1 +dL11/dt)i1 +(dM/dt)i2 ……(5) 式(3)(5)よりi2 を消去すると、次の式(6)が
得られる。
【0014】 v1 =(R1 +dL11/dt)i1 +d(φ1 −L11i1 )/dt =i1 R1 +(dL11/dt)i1 +dφ1 /dt−(dL11/dt)i1 dφ1 /dt=v1 +i1 R1 ……(6)
【0015】一次鎖交磁束ベクトルφ1 は次の式(7)
で与えられる。
【0016】
【数3】
【0017】d、q軸直交座標で表わすと次式になる。
【0018】
【数4】
【0019】ここで、φd0はφ0 のd軸成分の初期値、
φq0はφ0 のq軸成分の初期値である。よって求める一
次鎖交磁束は次式で示される。
【0020】
【数5】
【0021】誘導電動機の瞬時トルクは一般に式(1
0)で与えられる。 T=PMi2 ・(−ji1 ) ……(10) ただし、Pは極対数である。又・は内積記号である。 式(3)より次式が得られる。 Mi2 =φ1 −L11i1 ……(11) 式(11)を式(10)へ代入すると式(12)が得ら
れる。 T=P(φ1 −L11i1 )・(−ji1 ) =Pφ1 ・(−ji1 ) ……(12) 式(12)の瞬時トルクはd、q軸成分の表現をするこ
とで次の式(13)のように演算することで求められ
る。 T=P(φ1di1q−φ1qi1d) ……(13) 一次電圧V1a、V1b、V1c、一次電流I1a、I1b、I1c
の3相/2相変換式は次の式(14)(15)で与えら
れる。
【0022】
【数6】
【0023】一次電圧、一次電流から一次鎖交磁束及び
トルクを求める過程を示す式(8)、(9)、(1
3)、(14)、(15)をブロック図で示すと図2及
び図5になる。
【0024】次に、本発明の一実施例に係わる三相モー
タの速度制御方式を具体的に説明する。図3において、
三相誘導電動機から成るモータ1には、PWM制御可能
な三相インバータ2が接続されている。インバータ2
は、直流電源3にトランジスタから成るスイッチ素子A
1 、A2 、B1 、B2、C1 、C2 をブリッジ接続した
ものである。6個のスイッチ素子A1 〜C2 は、駆動回
路4から供給される制御信号に応答してオン・オフ動作
する。なお、インバータ2の上側の3つのスイッチ素子
A1 、B1 、C1 と下側の3つのスイッチ素子A2 、B
2 、C2 とは、互いに逆に動作するので、一方の制御を
特定すれば、インバータ全体の制御が特定される。ここ
では、ROM(リードオンリーメモリ)5から読み出さ
れる第1、第2、及び第3の信号A、B、Cによりイン
バータ制御状態を特定し、信号A、B、Cが高レベル即
ち論理“1”の時にスイッチ素子A1 、B1 、C1 がオ
ン、低レベル即ち論理“0”の時にスイッチ素子A1 、
B1 、C1 がオフとする。
【0025】
【ROMアドレス説明】ROM5はインバータ2をPW
M制御するためのPWMスイッチングパターン(単位ベ
クトル)を予め書き込んだものである。このROM5は
正転PWMパターンメモリM1 、M5 と、正転用ゼロベ
クトルメモリM2 と、逆転PWMパターンメモリM3 、
M7 と、逆転用ゼロベクトルメモリM4 と、正転用法線
ベクトルM6 と、逆転用法線ベクトルM8 を有する。各
メモリM1 〜M8 は0〜511までの512アドレスを
各々有し、各々アップ・ダウンカウンタ6の9ビットの
2進出力ライン6aの値でアドレス指定される。ただ
し、8つのメモリM1 〜M8から1つが選択され、この
選択されたメモリの出力のみがインバータ2の制御のた
めに有効に使用される。この選択を行うためにROM5
はゼロベクトル選択制御端子7と、正転逆転選択制御信
号入力端子8と、法線ベクトル選択制御端子42を有す
る。まず、法線ベクトル選択制御信号端子42が論理
“0”の時はゼロベクトルメモリを含むM1 〜M4 が選
択される。また、論理“1”の時は法線ベクトルメモリ
を含むM5 〜M8 が選択される。次に、ゼロベクトル選
択制御信号入力端子7が論理“0”の時にはメモリM1
とM3 、またはM5 とM7 とのいずれか一つが選択さ
れ、論理“1”の時にはメモリM2 とM4 、またはM6
とM8とのいずれか一つが選択される。更に、正転逆転
選択制御信号入力端子8が“0”の場合にはメモリM1
とM2 、またはM5 とM6 とのいずれか一つが選択さ
れ、“1”の時にはメモリM3 とM4 、またはM7 とM
8 とのいずれか一つが選択される。今、ライン6aの9
ビットをB0 〜B8 の9ビットで表わし、入力端子7の
入力ビットをB9 で表わし、入力端子8の入力ビットを
B10で表わし、入力端子42の入力ビットをB11で表わ
すとすれば、B0〜B8 の9ビットでアドレスが指定さ
れる。また、B9 、B10、B11を[B11、B10、B9 ]
と表わせば、[000]の時に第1のメモリM1 (正転
PWMスイッチングパターン)が選択され、[001]
の時に第2のメモリM2 (正転用ゼロベクトル)が選択
され、同様に[111]でM8 (逆転用法線ベクトル)
が選択される。
【0026】ROM5及びカウンタ6を制御してインバ
ータ2の出力電圧を制御するために、モータ1に速度発
電機から成る速度検出器9が結合され、この出力ライン
9aが比較回路10に接続されている。このため、比較
回路10は、直流レベルから成る速度検出信号と基準信
号ライン11から与えられる所望回転速度に対応する基
準信号とを比較し、この差信号を出力する。比較回路1
0から得られる差信号は例えば、比例積分回路12を通
る。比例積分回路12の出力ライン13の差信号はリミ
ッタ50を介してトルク基準信号51として与えられ
る。このトルク基準信号51はトルク検出回路52の出
力信号53と、比較回路54により比較され差信号55
を出力する。この差信号55は、この差信号55の正負
を判別するための第1の比較器14に入力すると共に、
絶対値回路15を通って第2の比較器16に入力する。
【0027】第1の比較器14の出力端子はカウンタ6
のアップ・ダウン入力端子U/Dに接続されていると共
にROM5の正転逆転選択信号入力端子8に接続されて
いる。
【0028】17は発振器(OSC)であって、20〜
50kHz 程度のクロックパルスを発生する。この発振器
17の出力端子はANDゲート18の一方の入力端子に
接続され、このANDゲート18の出力端子がカウンタ
6のクロック入力端子CLに接続されているので、AN
Dゲート18のもう一方の入力端子が高レベルの時のみ
発振器17の出力がクロックパルスとしてカウンタ6に
入力する。
【0029】第2の比較器16は非反転入力端子には三
角波発生器19が接続されている。三角波発生器19は
例えば、発振器17の出力周波数よりは低い1.5kHz
で三角波電圧Vc (キャリア)を発生し、このVc と差
信号55の絶対値とが比較器16で比較される。第2の
比較器16の出力端子はNOT回路20を介してAND
ゲート18の入力端子に接続されていると共に、ROM
5の零ベクトル選択制御信号入力端子7に接続されてい
る。
【0030】磁束検出回路100はインバータ2の出力
電圧と電流に基づいて磁束を検出するように構成されて
いる。従って、インバータ2の3本の出力ライン31a
及びモータ1の入力電流を検出するための電流センサ4
3a、43b、43cの3本の出力ライン34aが磁束
検出回路100に接続されている。磁束検出回路100
の出力ライン101はROM5の端子42に接続されて
いる。
【0031】図4は磁束検出回路100を詳しく示す。
式(9)に従いインバータ2の出力ライン31aの電圧
値を演算増幅器により構成される三相二相変換回路31
に入力しV1d、V1qの二相に変換する。また、式(1
0)に従いインバータ2の出力電流を電流センサ43
a、43b、43cにより検出し、演算増幅器31と同
様に構成される三相二相変換回路34に入力し、I1d、
I1qの二相に変換する。式(8)により、I1dに三相誘
導電動機1の一次巻線抵抗R1 を掛け算器35で掛け算
をし加算器32でV1dに加算する。更に、その値を積分
器33により積分しd軸分の一次鎖交磁束φ1dを求め
る。同様にI1qにR1 を掛け算器36で掛け算をし加算
器37でV1qに加算する。更に、その値を積分器38に
より積分しq軸分の一次鎖交磁束φ1qを求める。更に、
39で各々φ1d、φ1qの2乗の和をとり加算し平方根を
とり一次鎖交磁束の検出値|φ1 |を求める。Δ|φ1
|のヒステリシス比較幅を有するヒステリシス比較器4
0、41にて一次鎖交磁束の検出値|φ1 |と一次鎖交
磁束指令値|φ1a|が比較される。つまり、|φ1 |が
|φ1a|+△|φ1 |を越えてさらに増加した時比較器
41は論理“0”を出力し、ROM5においてゼロベク
トルを含むブロックM1 〜M4 を選択する。また、|φ
1 |が|φ1a|−△|φ1 |を越えてさらに減少した場
合論理“1”を出力しROM5において法線ベクトルを
含むブロックM5〜M8 を選択する。
【0032】トルク検出回路52はインバータ2の出力
電流と磁束に基づいてトルクを検出するように構成され
ている。従って、磁束検出回路100の三相二相変換回
路34により二相に変換した出力電流I1d、I1q及び磁
束検出回路100により検出され二相に変換した一次鎖
交磁束φ1a、φ1qがトルク検出回路52に接続されてい
る。トルク検出回路52の出力53は比較回路54に接
続されている。
【0033】図5はトルク検出回路52を詳しく示す。
式(13)により一次磁束のd軸分φ1dと一次電流のq
軸分I1qを掛け算器60で掛け算をし、これから一次磁
束のq軸分φ1qと一次電流のd軸分I1dを掛け算器61
で掛け算をした結果を比較器62により差し引く。更
に、その値を演算増幅器63でP倍にしてトルクの検出
値Tを求める。
【0034】
【ROMの内容】ROM5には図6に原理的に示す如く
データが書き込まれている。即ちROM5の書メモリM
1 〜M8 はアドレス0〜511を有し、正転PWMパタ
ーンメモリM1 、M5 のアドレス0〜3には例えば電圧
ベクトルV6 、V2 、V6 、V2のデータが順に書き込
まれ、正転用ゼロベクトルメモリM2 のアドレス0〜3
には零ベクトルV7 、V0 、V7 、V0 のデータが順に
書き込まれ、逆転PWMパターンメモリM3 、M7 のア
ドレス0〜3には電圧ベクトルV1 、V5 、V1 、V5
のデータが順に書き込まれ、逆転用ゼロベクトルメモリ
M4 には零ベクトルV0 、V7 、V0 、V7 のデータが
順に書き込まれ、正転用法線ベクトルメモリM6 のアド
レス0〜3には正転用PWMパターンメモリM1 のアド
レス0〜3のベクトルに対応する法線ベクトルV4 が書
き込まれ、逆転用法線ベクトルメモリM8 のアドレス0
〜3には逆転用PWMパターンメモリM3 のアドレス0
〜3のベクトルに対応する法線ベクトルV4 が書き込ま
れている。残りのアドレス4〜511にもアドレス0〜
3と同一の原理でベクトルデータが書き込まれている。
図6の各アドレスのベクトルデータは原理を示すもので
あるため、実際のデータとは異なる。今、正転PWMパ
ターンメモリM1 のアドレス0〜84(0度〜60度区
間に対応)の実際の電圧ベクトルデータを示すと、 V6 、V6 、V6 、V6 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V6 、V6 、V6 、V6 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V6 、V6 、V6 、V6 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V3 、V3 、V3 、V3 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V3 、V3 、V3 、V3 、V2 、V2 、V2 、V2 、V2 、 V2 、V3 、V3 、V3 、V3 になる。
【0035】
【電圧ベクトル】図7は6個の電圧ベクトルV1 〜V6
と、2つの零ベクトルV0 、V7 とを示す。インバータ
2のスイッチ素子A1 、B1 、C1 のとりうるスイッチ
ング状態は、(000)、(001)、(010)、
(011)、(100)、(101)、(110)、
(111)の8つであるので、これをV0 、V1 、V2
、V3、V4 、V5 、V6 、V7 で表わすことにする。
本実施例の装置では、電圧ベクトルV0 〜V7 がROM
5に書き込まれ、これが制御データ(A、B、C)とし
て出力される。8つのベクトルV0 〜V7 を組み合せる
と、正弦波出力電圧及び回転磁界ベクトルを得ることが
できる。
【0036】
【ベクトル選択】図8は回転磁界ベクトルφ1 を得るた
めの電圧ベクトルの選択を示すものである。回転磁界ベ
クトルφ1 の先端(終点)の軌跡を円に近づけるために
は、330度〜30度区間で第6及び第2のベクトルV
6、V2 、30度〜90度区間で第2及び第3のベクト
ルV2 、V3 、90度〜150度区間で第3及び第1の
ベクトルV3 、V1、150度〜210度区間で第1及
び第5のベクトルV1 、V5 、210度〜270度区間
で第5及び第4のベクトルV5 、V4 、270度〜33
0度区間で第4及び第6のベクトルV4 、V6 を選択す
る。原理的に示す図8の330度〜30度区間では有意
ベクトルとしてV6 とV2 とが選択され、ベクトル回転
を止める時に零ベクトルV7が選択されている。また、
法線ベクトルとは磁束の円軌跡の中心から半径方向に向
かうベクトルのことであり、図8の330度〜30度区
間ではV4 、30度〜90度区間ではV6 が選択され
る。モータ1を正転させる時には図8でUPで示す方向
に回転磁界ベクトルφ1 が回転され、逆転又は制動する
時には、DOWNで示す方向に回転される。
【0037】
【動作】次に、図9及び図10を参照して図3の回路の
動作を説明する。ライン9aに得られる速度検出信号と
ライン11の速度基準信号(目標信号)とを比較した差
信号(速度偏差)を比例積分回路12、リミッタ回路5
0を介すことでトルク制御におけるトルク基準信号51
として出力している。そして、このトルク基準信号51
とライン53のトルク検出信号とが比較され、その差信
号(トルク偏差)55が“0”となるように後続の回路
によりインバータのスイッチングパターンが書き込まれ
ているメモリの読み出しが制御され、全体として速度制
御と同時にトルクの制御も実現している。まずこのトル
ク差信号55の正負が第1の比較器14で判定され、
今、正信号であるとすれば、図9の(C)のt4 以前に
示す如く比較出力が低レベル“0”となり、これがカウ
ンタ6に入力する。このため、カウンタ6はこの期間に
はアップ動作する。第2の比較器16においては、差信
号55の絶対値と三角波電圧Vc とが図9の(A)に示
す如く比較され、図9の(B)の出力が発生する。即ち
三角波電圧Vc が差信号55の絶対値よりも高い時(t
1 〜t2 )に高レベル出力“1”を発生し、逆の時(t
2 〜t3 )には低レベル出力“0”を発生する。t1 〜
t2 のように第2の比較器16の出力ビットB9 が高レ
ベル“1”であり、第1の比較器14の出力ビットB10
が低レベル“0”であり、更に、図9の(D)に示すよ
うに図4のヒステリシス比較器40、41の出力が低レ
ベル(L)であるt10以前の時には、ROM5において
は[B11 B10 B9 ]=[001]に応答して正転用
ゼロベクトルメモリM2 が選択され、t2 〜t3 のよう
に[B11 B10 B9 ]=[000]の時には正転PW
MパターンM1 が選択される。また、第2の比較器16
の出力が高レベル(H)の期間(t1 〜t2 )では、N
OT回路20の出力が低レベルになり、ANDゲート1
8を発振器17のクロックパルスが通過することが阻止
され、カウンタ6がインクリメントされないため、同一
アドレスを指定し続ける。一方、第2の比較器16の出
力が低レベルの期間(t2 〜t3 )ではNOT回路20
の出力が高レベルになるため、発振器17の出力クロッ
クパルスはANDゲート18を通過してカウンタ6の入
力パルスとなる。これにより、カウンタ6の9ビットB
0〜B8 の値がアップ動作で増大し、メモリM1のアドレ
スが順次に指定される。しかし、t3 時点で第2の比較
器16の出力が高レベルになると、カウンタ6のクロッ
ク入力が禁止され、カウンタ6はこの時点のアドレス指
定を保持する。例えば、図6に示す如くアドレス2でメ
モリM1 のベクトルV6 が読み出されている時に、メモ
リM2 が選択されると、同一のアドレス2における正転
用零ベクトルV7 (111)が選択される。零ベクトル
V7 は第2の比較器16の出力が高レベルの間発生し続
け、比較出力が低レベルに戻って再びカウンタ6にクロ
ックパルスが入力し、カウンタ6の出力が1段インクリ
メントされると、正転PWMパターンメモリM1 のアド
レス3の電圧ベクトルV2 (010)が選択される。零
ベクトルはV0 (000)とV7 (111)との2種類
から成るが、スイッチ素子A1 〜C2 の切換えが少なく
てすむ方のベクトルが選択される。カウンタ6が10進
数の0〜511に対応する2進数を発生し終ると、正転
PWMパターンの0〜360度の全電圧ベクトルデータ
が読み出され、インバータ2から三相の近似正弦波電圧
が発生し、且つモータ1に円軌跡に近い回転磁界ベクト
ルが生じる。
【0038】このような制御において、目標回転速度と
検出速度との差が小さくなると、第2の比較器16の出
力が高レベルになる期間が相対的に長くなり、零ベクト
ルが選択される期間が長くなる。
【0039】また、t20〜t4 のようにライン11の基
準信号のレベルを下げて低速回転指令状態にすれば、差
信号55の絶対値のレベルも低下し、インバータ2の出
力周波数fが低下すると共に出力電圧Vも低下し、モー
タ1が低速駆動状態になる。
【0040】図9のt4 において逆転指令に切り換り、
差信号55が負になると、第1の比較器14の出力が高
レベルになり、逆転制御になる。なお、上記PWM制御
において、電圧ベクトルの切り換えが行われる時には、
一対のスイッチ素子A1 、A2 、又はB1 、B2 、又は
C1 、C2 間がストレージ等で短絡され、これらが破壊
するおそれがあるので、これを防止するために、ベクト
ル相互間に無制御期間を設けることが望ましい。
【0041】図11は図3のリミッタ回路50の機能を
説明する図である。図3のライン9aに得られる速度検
出信号とライン11の基準信号(速度に関する)を比較
したものを比例積分回路12を介して出力される信号1
3をリミッタ回路50の入力とし、リミッタ回路50の
出力信号51の関係を示したものである。入力レベルと
出力レベルの関係は出力レベルがリミット値に達するま
では線形の関係になる。しかし、出力レベルがリミット
値に達した状態では、出力レベルは入力レベルが増加し
てもリミット値以上にはならない。このように、リミッ
タ回路50の入力信号13のレベルが大きくリミッタが
動作する期間ではリミッタ回路の出力は一定値を出力す
るため、リミッタ値で制限された値で一定なトルク基準
信号が出力されることになる。つまり、トルク一定動作
が実現される。従って、リミッタ回路50を設けること
で任意に設定したリミッタ値でトルク制限制御、または
トルク一定制御を実現することが可能となる。
【0042】図9のt10〜t20は図4のヒステリシス比
較器40、41の出力が高レベルになる期間である。つ
まり、t10において図3のライン11の速度基準信号が
急激に増加した場合、差信号55は図9の(A)のよう
に急激に増加し、従って正転ベクトルを出力する期間が
急激に増加しモータの回転速度を急激に増加しようと動
作する。その結果、所望の加速度を得るためにモータの
一次電流は急激に増加する。しかし、モータの一次巻線
抵抗による電圧降下も増加しモータの一次鎖交磁束|φ
1 |は逆に図9の(G)のt10以後のように低下する。
|φ1a|−Δ|φ1 |以下に低下するとヒステリシス比
較器が動作し、高レベルを出力する。この時は、ROM
5においては端子42が高レベルとなるため法線ベクト
ルを含むブロックM5 〜M8 が選択される。従って、t
10〜t20の期間でかつ第2の比較器が高レベルの期間t
11〜t12では正転用ゼロベクトルメモリM2 の代りに正
転用法線ベクトルメモリM6 が選択される。図10は3
0度〜90度区間におけるこの様子を示したものであ
る。また、同様に第2の比較器が低レベルの期間t12〜
t13はM5 が選択される。このようにゼロベクトルの代
りに法線ベクトルを出力することによりモータの一次鎖
交磁束の大きさが増加されモータの一次鎖交磁束|φ1
|を|φ1a|−Δ|φ1 |以上にすることが可能にな
る。その結果モータは所望の加速度が得られ応答良く速
度基準信号の増加に追従し、所望の回転速度に達するこ
とが可能になる。次に、例えばライン11の速度基準信
号のレベルが低下し、一次電流が減少すると一次巻線抵
抗による電圧降下も減少し一次鎖交磁束は結果として増
加する。t20において一次鎖交磁束が|φ1a|+Δ|φ
1 |を越えるとヒステリシス比較器の出力は低レベルに
なり、従ってROM5においては端子42が低レベルに
なるためゼロベクトルを含むブロックM1 からM4 が選
択され一次鎖交磁束は減少し|φ1a|+Δ|φ1 |以下
になる。以上により、モータの一次鎖交磁束|φ1 |は
|φ1a|±Δ|φ1 |の範囲内に制御されることにな
る。回転方向が逆転すると、t4 以後も同様な動作が行
われる。
【0043】次に、図3の一部を変更した別の実施例を
示す図12を説明する。但し、図12において図3と共
通する部分には同一の符号を付してその説明を省略す
る。図12の回路では、図3における速度検出器9を削
除し、その代りにトルク検出回路52の出力を53とし
て基準信号11と比較している。この場合、基準信号1
1はトルク基準信号となり、トルク制御のみを実行す
る。比例積分回路の出力信号13が図3の実施例の差信
号55と同様の意味合いとなり、この差信号13を
“0”となるように制御される動作は図3の実施例と同
様である。
【0044】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 比例積分回路12を比例回路又は積分回路とし
てもよい。また、この種の定数回路をライン9a側に設
けてもよい。 (2) 速度検出器9の代りに、モータ1の回転数に対
応して得られる温度検出信号、位置検出信号、圧力検出
信号、濃度検出信号等を検出信号とし、これと基準信号
とを比較してもよい。 (3) 磁束検出信号100を磁束センサによって構成
し、これでモータ1における磁束を直接に検出してもよ
い。 (4) 第1のベクトルデータとして電圧ベクトルデー
タのみを使用しないで、電圧ベクトルデータと零ベクト
ルデータとの組み合せを使用して波形を改善してもよ
い。即ちメモリM1 、M3 の電圧ベクトルの配列の中に
零ベクトルを配置してもよい。 (5) メモリM1 〜M8 のアドレス数を例えば819
3のように多くして波形を良くしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば過渡時のトルク制御応答
を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一次磁束と一次及び二次電流との関係を説明す
るための図である。
【図2】磁束検出の原理を示す回路図である。
【図3】実施例のモータ制御回路を示すブロック図であ
る。
【図4】磁束検出回路を示す回路図である。
【図5】トルク検出回路を示す回路図である。
【図6】図3のROMの内容の一部を原理的に示す図で
ある。
【図7】電圧ベクトルを示す図である。
【図8】回転磁界ベクトルを示す図である。
【図9】図3の各部の状態を示す図である。
【図10】磁束変化とベクトルの関係を示す図である。
【図11】トルクリミッタ回路を示す図である。
【図12】別の実施例のモータ制御回路を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ 2 インバータ 5 ROM 52 トルク検出回路 100 磁束検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータをパルス幅変調(PWM)制
    御するためのPWMスイッチングパターンが書き込まれ
    ているメモリから、前記PWMスイッチングパターンを
    読み出して前記インバータを制御することにより前記イ
    ンバータに接続された交流モータの回転を制御する方法
    において、前記モータの一次鎖交磁束または一次鎖交磁
    束に関連した情報を示す検出信号を得て、この検出信号
    と前記モータに対する所望の一次鎖交磁束または一次鎖
    交磁束に関連した所望情報を示す信号との差が小さくな
    るように、法線方向ベクトル、またはゼロベクトルを出
    力することにより、前記モータの一次鎖交磁束を一定に
    制御することに加えて、前記モータの発生トルクを示す
    検出信号を得て、この検出信号と前記モータに対する所
    望の発生トルクまたは発生トルクに関連した情報を示す
    信号との差が小さくなるに従って前記インバータのゼロ
    ベクトル、または法線方向ベクトル出力時間が長くなる
    ように前記メモリの読み出しを制御することにより、前
    記モータの発生トルクを制御することを特徴とするイン
    バータによるモータ制御方法。
  2. 【請求項2】 インバータをパルス幅変調(PWM)制
    御するためのPWMスイッチングパターンが書き込まれ
    ているメモリから、前記PWMスイッチングパターンを
    読み出して前記インバータを制御することにより前記イ
    ンバータに接続された交流モータの回転を制御する方法
    において、前記モータの一次鎖交磁束または一次鎖交磁
    束に関連した情報を示す検出信号を得て、この検出信号
    と前記モータに対する所望の一次鎖交磁束または一次鎖
    交磁束に関連した所望情報を示す信号との差が小さくな
    るように、法線方向ベクトル、またはゼロベクトルを出
    力することにより、前記モータの一次鎖交磁束を一定に
    制御することに加えて、前記モータの回転速度、または
    回転速度に関連した情報を示す検出信号を得て、この検
    出信号と前記モータの所望回転速度、または回転速度に
    関連した所望情報を示す信号との差を前記モータの発生
    トルクを示す基準信号とし、前記モータの発生トルクを
    示す検出信号を得て、この検出信号と前記モータの発生
    トルクを示す基準信号との差が小さくなるに従って前記
    インバータのゼロベクトル、または法線方向ベクトル出
    力時間が長くなるように前記メモリの読み出しを制御す
    ることにより、前記モータの発生トルクを制御すること
    により前記モータの速度を制御することを特徴とするイ
    ンバータによるモータ制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980071133A (ko) * 1997-02-06 1998-10-26 미셸푸르니에 회전 머신을 제어하는 방법, 그 방법을 구현하기 위한 서보제어 시스템, 및 그와 같은 시스템이 구비된 회전 머신

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19980071133A (ko) * 1997-02-06 1998-10-26 미셸푸르니에 회전 머신을 제어하는 방법, 그 방법을 구현하기 위한 서보제어 시스템, 및 그와 같은 시스템이 구비된 회전 머신

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