JPH07143559A - 無線電話装置 - Google Patents

無線電話装置

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JPH07143559A
JPH07143559A JP5285438A JP28543893A JPH07143559A JP H07143559 A JPH07143559 A JP H07143559A JP 5285438 A JP5285438 A JP 5285438A JP 28543893 A JP28543893 A JP 28543893A JP H07143559 A JPH07143559 A JP H07143559A
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Yoichi Hattori
洋一 服部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線電話装置の無線チャネルを有効に活用で
きるようにする。 【構成】 無線電話装置の親機1において、複数の子機
11a、11b、11c、・・・と通話するための無線
チャネルの現時点における使用状況を無線チャネル情報
テーブル15に蓄積して記憶し、使用している無線チャ
ネル数が所定数より多くなった場合、ガイダンス再生部
14により作成した終話を催促する情報を前記子機に送
信する。無線チャネル情報テーブル15には、子機の識
別番号、使用している無線チャネル、使用を開始した時
刻、外線通話か内線通話かなどの情報を発呼および着呼
ごとに蓄積する。タイマ13は無線チャネルを使用開始
した時刻を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の子機と、子機と
無線通信が可能な親機または構内PBXとを備えた無線
電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機本体とハンドセットとを接
続するコードの代わりに無線接続を用いた無線電話装
置、いわゆるコードレス電話が広く使用されるようにな
ってきた。
【0003】以下、従来の無線電話装置について図面を
参照しながら説明する。図4は従来の無線電話装置の親
機の構成を示すブロック図、図7は従来の無線電話装置
の子機の構成を示すブロック図である。
【0004】図4において、1は無線電話機の親機、2
aと2bはアナログの公衆回線に接続され、回線を閉結
する回線I/F部、3は子機11a、11b、11cに
制御信号および音声信号を変調した無線信号を送信する
送信部、4は子機11a、11b、11cから送られて
くる無線信号から制御信号および音声信号を再生する受
信部、5は複数の回線の信号をディジタル化し、1つの
信号に時分割多重化する多重化部、6は時分割多重化さ
れた信号を複数の個別の信号に分離する多重分離部、7
は上記送信部3、受信部4、多重化部5および多重分離
部6の動作を制御する無線制御部である。8は多重分離
部6の出力と多重化部5への入力とを1組または2組選
択し、回線I/F部2a、2bに接続する回線切り替え
部、9は装置全体の動作を制御する中央制御部、10は
アンテナ、12は無線チャネルを使用している子機の識
別番号と使用されているチャネルとを蓄積するメモリa
であり、11a、11bおよび11cは無線電話装置の
子機である。
【0005】また、図7において、無線電話装置の子機
11において、20はスピーカ、21はマイクロフォン
(以下、マイクと称す)、22はキー入力部、23はキ
ー入力部22が出力するデータと親機1から送られてく
る制御信号および音声信号を変調して無線信号を発生す
る送信部、25は親機1から送られてくる無線信号を受
信して制御信号および音声信号を再生する受信部、26
はアンテナである。
【0006】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。図5は従来の無線電話装置の動作を示す
フローチャートである。無線電話装置を用いて子機から
発呼する場合、まず、ステップAにおいて子機11aの
電源を投入し、通話ボタンを押して子機から発呼する
と、ステップBに移行して、制御部23が送信部24を
制御して親機1に制御信号を送出し、親機1は受信部4
によりこの信号を受信し、再生したのち多重分離部6へ
送出する。つぎにステップCにおいて、親機1の無線制
御部7がこの制御信号を解読し、子機11aから発呼要
求があることを検知し、中央制御部9にその検知信号を
送出するとともに、子機11aが送信した上りタイムス
ロットに対応した下りスロットを介して送信部3から確
認信号(ACK)を子機11aに送信し、子機11aへ
の無線リンクを接続する。
【0007】つぎに、ステップGに移行して、親機1が
接続可能な公衆回線がすべて接続不可能、すなわちビジ
ーであるか否かをチェックする。中央制御部9はすでに
回線切替部8を制御し多重分離部6の出力と前記多重化
部5の入力を2組選択し、回線I/F部2aと2bとを
介して公衆回線と閉結しているが、親機1が接続可能な
公衆回線がすべて使用中である場合、ステップXに移行
して、中央制御部9は無線制御部7に送信部3を介して
子機11aに公衆回線がすべて使用中であることを示す
信号、すなわちビジー信号を送出するように制御し、使
用者に発呼不可能であることを通知する。つぎに、ステ
ップYにおいて、使用者はそのビジー信号を受信して終
了ボタンを押し、無線リンクを切断する。
【0008】一方、親機1が接続可能な公衆回線に空き
が1つでもある場合、ステップDに移行して、前記検知
信号を受けた中央制御部9が回線切替部8を制御して、
回線切替部8が多重分離部6から入力する複数の回線の
うち前記タイムスロットに対応したスロットを選択して
空き公衆回線に対応した回線I/F部2aまたは2bと
接続する。つぎに、ステップEにおいて、通常の有線電
話装置と同様に、子機11aのキー入力部22を操作し
て電話番号を入力すると、制御部23は入力された電話
番号に対応する多周波信号(DTMF)を送信する。こ
の信号は子機11aの送信部24、アンテナ26を経由
して送信され、親機1はこの信号をアンテナ10、受信
部4により受信し、回線I/F部2aまたは2bを介し
て公衆回線に送出され、ステップFにおいて、通常の会
話が可能な通話状態になる。以上の動作により無線電話
装置の子機11aの発呼動作が行われる。
【0009】つぎに着呼を受ける場合について説明す
る。なお、この場合のフローチャートは省略する。ま
ず、親機1の中央制御部9は、公衆電話回線からの着呼
を検知すると子機11aに着呼を知らせるために送信部
3を介して制御信号を送信するように無線制御部7を制
御する。子機11aでは、親機1からの制御信号をアン
テナ26、受信部25により受信し、制御部23に入力
する。制御部23は前記制御信号を入力して、親機1に
着呼があって子機11aを呼び出していることを検知
し、子機11aの呼び出し音を鳴らし、使用者に着呼が
あることを知らせる。使用者がその呼び出し音を聞いて
子機11aの通話ボタンを押すと、送信部24を用いて
確認信号を親機1へ送信する。親機1は確認信号を受信
部4で受信し、無線制御部7でその確認信号を検知する
と、中央制御部9にその確認信号を送出する。中央制御
部9は回線切替部8を制御して多重化部5との複数のス
ロットのうち子機11aに着呼を知らせたスロットを選
択し、着呼のあった回線に対応する回線I/F2aまた
は2bと接続するとともに、親機1と子機11aへの無
線リンクを接続し通話状態に入る。
【0010】また、上記動作は、送信部3、受信部4、
多重化部5、多重分離部6の代わりに、図6に示したよ
うに複数の送信部、すなわち送信部3a、送信部3b、
送信部3c、・・・と、複数の受信部、すなわち受信部
4a、受信部4b、受信部4c、・・・とに置き換えた
構成においても可能である。なお、図6では送信部と受
信部とをそれぞれ2つとした場合を示す。上記構成にお
いて、まず、発呼する場合、子機11aの電源を投入
し、通話ボタンを押すと、制御部23が送信部24を制
御して親機1に制御信号を送出し、親機1は受信部4a
によりこの信号を受信し再生する。つぎに、親機1内の
無線制御部7はこの制御信号を解読し子機11aから発
呼要求があることを検知すると、中央制御部9にこの検
知信号を送出すると同時に送信部3aを用いて確認信号
を子機11aに送信し、子機11aへの無線リンクを接
続する。ここで、親機1が接続可能な公衆回線がすべて
使用中であれば、中央制御部9は無線制御部7に送信部
3aを介して子機11aにビジー信号を送出するように
制御し、使用者に発呼不可能であることを通知する。一
方、親機1が接続可能な公衆回線に空きが1つでもあれ
ば、前記検知信号を受けた中央制御部9が回線切替部8
を制御して空きの送信部を選択し、空き回線に対応した
回線I/F2aまたは2bと接続する。こののちは、前
記の手続きにより通常の会話が可能な通話状態に入る。
【0011】つぎに着呼を受ける場合について説明す
る。まず、親機1の中央制御部9は公衆回線からの着呼
を検知すると、子機11aに対して着呼を知らせるため
に無線制御部7を制御し、空き送信部、たとえば送信部
3aを介して制御信号を送信する。子機11aは、親機
1からの制御信号をアンテナ26、受信部25により受
信して制御部23へ入力する。制御部23は前記制御信
号により親機1に着呼があり、子機11aを呼び出して
いることを検知し、子機11aの呼び出し音を鳴らし使
用者に着呼があることを知らせる。使用者が呼び出し音
を聞いて子機11aの通話ボタンを押すと、送信部24
を用いて確認信号を親機1へ送信する。親機1は着呼信
号を送信した送信部に対応する受信部4aにより子機1
1aの確認信号を受信し、無線制御部7でその確認信号
を検知すると中央制御部9にその確認信号を送出する。
そののち、中央制御部9は回線切替部8を制御して受信
部4aを選択し、空き回線に対応した回線I/F2aま
たは2bと接続するととともに親機1と子機11aへの
無線リンクを接続し通話状態に入る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の無線
電話装置では、子機と公衆回線を介した相手電話機との
通話、子機と親機との通話、または子機間の通話におい
て、無線チャネルがすべて使用されているときは、無線
チャネルを使用する第3者の発着呼ができないという問
題点があった。また、発着呼ができなかった第3の使用
者は、時間を見計らって発呼し直すことになり、その操
作が非常に面倒であった。さらに、無線チャネルを使用
して通話を行っている人は、無線チャネルの使用状況が
わからないので意識的に通話を終了することがなく、し
たがって、とくに緊急を要する第3者の発着呼が、いつ
までもできないという問題点もあった。
【0013】本発明は上記の課題を解決するもので、無
線チャネルの使用が多い場合にも無線チャネルを使用す
る発着呼が成功する確率が高い無線電話装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、複数の公衆回線および構内回線に接続さ
れる親機と、前記親機との間を無線でリンクする複数の
子機とを備えた無線電話装置において、親機は無線チャ
ネルの使用開始時刻を計測するためのタイマと、現時点
における無線チャネルの使用状況を子機の識別番号、使
用した無線チャネル、使用を開始した時刻、外線通話か
内線通話かなどの情報により、発呼および着呼ごとに蓄
積して記憶する無線チャネル情報テーブルと、終話を催
促する情報を発生するガイダンス再生部とを備え、無線
チャネルが所定数より多く使用された場合、終話を催促
する情報を無線チャネルを介してチャネル使用中の子機
に送信し、その情報を受信した子機は、音や音声メッセ
ージ、またはLEDなどの表示によりユーザに通知する
ようにした無線電話装置である。
【0015】
【作用】本発明は上記の構成において、親機は現時点に
おける無線チャネルの使用状況を発呼および着呼ごとに
無線チャネル情報テーブルに蓄積して記憶し、使用して
いる無線チャネルが所定数より多くなった場合、その状
況を子機に通知して終話を催促する。子機はその情報を
使用者に音、音声、光などで通知する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の無線電話装置の一実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は本実施例の無
線電話装置の親機の構成を示すブロック図である。な
お、従来例と同じ構成要素には同一番号を付与して詳細
な説明を省略する。また、子機の構成は図7に示した従
来例と同じである。本実施例が従来例と異なる点は、タ
イマ13と、ガイダンス再生部14と、無線チャネル情
報テーブル15とを備えたことにある。図において、1
3はタイマ、14は無線チャネルがあらかじめ設定した
数よりも多く使用されていることを子機に通知するため
に用いる音声メッセージを蓄積していて、それを再生す
るガイダンス再生部であって、たとえば、音声メッセー
ジとして「恐れ入りますが、無線チャネルの使用者が多
くなっていますので、速やかに通話を終わられて下さ
い。」という音声メッセージをあらかじめ登録してお
く。15は図8に示した無線チャネル情報テーブルであ
り、無線チャネルのリンク接続があった場合に、無線チ
ャネル使用情報、無線チャネルを使用している子機また
は親機の識別子(発呼側、着呼側)情報である端末識別
子1、端末識別子2、外線通話か内線通話かを示す外線
使用情報および通話開始時刻情報を各無線チャネル番号
に対応して蓄積する。たとえば、無線チャネル使用情報
には、使用中のとき「1」を、未使用のとき「2」を、
また、外線使用情報には外線使用中のとき「1」を、内
線使用中のとき「2」を蓄積する。
【0017】上記構成においてその動作を説明する。図
2は本実施例の無線電話装置の親機の発信処理動作を示
すフローチャートである。操作者が電源を投入したのち
キー入力部22の通話ボタンを押したとき、ステップA
において、子機11の制御部23は送信部24からアン
テナ26を介して親機1に発呼動作を要求する制御信号
を送信する。つぎに、ステップBにおいて、親機1の受
信部4はアンテナ10を介して制御信号を受信し、多重
分離部6で再生し、ステップCに移行して、無線制御部
7がその制御信号を解読し、子機11からの発呼要求が
あることを検知する。つぎに、ステップDにおいて親機
1は子機11に発呼応答信号を送信し、ステップEに移
行して親機と子機との間に無線チャネルの接続が確立す
る。
【0018】ステップIにおいては、子機の発呼が公衆
回線、すなわち外線を使用する通信であるか、または内
線を使用する通信であるかをチェックしている。発呼が
外線を使用する通信である場合、親機1は無線チャネル
情報テーブルの情報を下記のように更新する。ステップ
Fにおいて、使用している無線チャネル番号に対応する
外線使用情報を「1」として書き込み、ステップGにお
いて、無線チャネル使用情報を「1」、無線チャネルを
発呼した子機11の識別子を端末識別子1に、無線チャ
ネルを着呼した親機1の識別子を端末識別子2に、タイ
マ13から入力した時刻を通話開始時刻情報として書き
込む。また、発呼が公衆回線を使用しない通信である場
合、すなわち内線への発呼である場合、親機1は無線チ
ャネル情報テーブルの情報を下記のように更新する。ス
テップHにおいて、使用している無線チャネル番号に対
応する外線使用情報を「2」として書き込み、ステップ
Gに移行して無線チャネル使用情報を「1」、無線チャ
ネルを発呼した子機の識別子を端末識別子1に、無線チ
ャネルを着呼した親機の識別子を端末識別子2に、タイ
マ13から入力した時刻を通話開始時刻情報として書き
込む。以上の処理により発呼に対する無線チャネルの使
用状況が無線チャネル情報テーブル15に記憶される。
【0019】つぎに、公衆回線から着呼を受ける場合に
ついて説明する。まず、親機1の中央制御部9が公衆回
線からの着呼を検知すると、子機11aに対して着呼を
知らせるために送信部3を介して制御信号を送信するよ
う無線制御部7を制御する。子機11aは親機1からの
制御信号はアンテナ26を介して受信部25により受信
し、制御部23へ入力する。つぎに、制御部23はその
制御信号により親機1に着呼があって子機11aを呼び
出していることを検知し、子機11aの呼び出し音を鳴
らして使用者に着呼があることを知らせる。使用者がそ
の呼び出し音を聞いて子機11aの通話ボタンを押す
と、送信部24から確認信号を親機1へ送信する。親機
1はその確認信号を受信部4で受信し、無線制御部7で
その確認信号を検知して中央制御部9に送出する。その
のち、中央制御部9は回線切替部8を制御し、多重化部
5との複数のスロットの中から子機11aに着呼を知ら
せたスロットを選択し、着呼のあった回線に対応する回
線I/F部2aまたは2bに接続するとともに、親機1
と子機11aへの無線リンクを接続し通話状態に入る。
【0020】この着呼動作において、親機1は無線チャ
ネル情報テーブルの情報を下記のように更新する。使用
している無線チャネル番号に対応する無線チャネル使用
情報を「1」、外線使用情報を「1」として書き込み、
また、無線チャネルを発呼した親機の識別子を端末識別
子1に、無線チャネルを着呼した子機の識別子を端末識
別子2に、タイマから入力した時刻を通話開始時刻情報
として書き込む。この処理により着呼に対する無線チャ
ネルの使用状況が無線チャネル情報テーブル15に記憶
される。
【0021】つぎに、無線チャネルが多くなった場合の
親機1の通知処理動作について説明する。図3は親機1
の通知処理動作を示すフローチャートである。親機1は
無線チャネルの使用状況を上記のように監視してその状
態を無線チャネル情報テーブル15に記憶している。ス
テップAにおいて無線チャネル情報テーブルの情報によ
り現在使用されている無線チャネル数を読み取り、ステ
ップBにおいて、無線チャネルの使用数をあらかじめ設
定した所定数と比較し、所定数以上であるか否かをチェ
ックする。使用している無線チャネル数が前記所定数以
上である場合には、ステップCに移行して、子機に終話
を促す情報を送信する。その送信情報を受信した子機は
ステップDにおいて、スピーカなどに音や音声メッセー
ジ、またはLEDなどの表示で使用者に通知する。ま
た、終話を促す情報を音声メッセージで子機に通知する
ときには、ガイダンス再生部14を用いて子機に通知す
る。
【0022】終話催促を通知する子機を選定するには以
下の方法がある。第1の方法は、親機は無線チャネル情
報テーブルにおける通話開始時刻情報とタイマ13によ
り、無線チャネルを使用している子機の通話時間を計測
しており、無線チャネルがあらかじめ設定した数より多
く使用された場合には、その情報を無線チャネルを介し
て通話時間が最大または通話時間が所定時間より長い子
機に送信する。
【0023】第2の方法は、親機は無線チャネル情報テ
ーブルにおける外線使用情報により、無線チャネルがあ
らかじめ設定した数より多く使用された場合、その情報
を無線チャネルを介して外線を使用してない通話、すな
わち内線間通話している子機に送信する。終話催促の方
法として、制御情報またはガイダンス再生部14に格納
されている音声メッセージを親機から子機に送信する。
【0024】いづれにしても、通知を受けた子機の使用
者は、スピーカなどに音や音声メッセージ、またはLE
Dなどの表示で通知されるので、速やかに通話を終了す
ることができる。また、上記の方法で親機から選択され
て通話終了を促された子機が、通知後、あらかじめ設定
した時間を経過しても通話を終了しない場合には強制的
に通話終了させることも可能である。なお、通話が終了
して無線チャネルの使用が終わった場合には、対応する
無線チャネル番号の無線チャネル情報テーブルをクリア
することは言うまでもない。
【0025】以上のように本実施例によれば、無線電話
装置の親機において、無線チャネルの使用状況を発呼お
よび着呼が発生するごとに無線チャネル情報テーブルに
記憶し、無線チャネルの使用数が所定値以上になったと
きに、子機に終話を催促する情報を送信するようにした
ことにより、長電話を抑制し、無線チャネルを有効に使
用できるので、緊急事態などが発生したときに通話に成
功する確率を高くできる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、複数の公衆回線および構内回線に接続される親機
と、前記親機との間を無線でリンクする複数の子機とを
備えた無線電話装置において、親機は無線チャネルの使
用開始時刻を計測するためのタイマと、現時点における
無線チャネルの使用状況を子機の識別番号、使用した無
線チャネル、使用を開始した時刻、外線通話か内線通話
かなどの情報により、発呼および着呼ごとに蓄積して記
憶する無線チャネル情報テーブルと、終話を催促する情
報を発生するガイダンス再生部とを備え、無線チャネル
が所定数より多く使用された場合、終話を催促する情報
を無線チャネルを介してチャネル使用中の子機に送信
し、その情報を受信した子機は、音や音声メッセージ、
またはLEDなどの表示によりユーザに通知するように
したことにより、無線チャネルの使用が多い場合にも、
無線チャネルを使用する発着呼が成功する確率を高くで
き、とくに緊急を要する発着呼がいつまでもできないと
いう状況を解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線電話装置の親機の一実施例の構成
を示すブロック図
【図2】本発明の無線電話装置の親機の発着呼処理動作
を示すフローチャート
【図3】本発明の無線電話装置の親機の通知処理動作を
示すフローチャート
【図4】従来の無線電話装置の親機の構成を示すブロッ
ク図
【図5】従来の無線電話装置の親機の発呼処理動作を示
すフローチャート
【図6】従来の無線電話装置の親機の他の構成を示すブ
ロック図
【図7】従来の無線電話装置の子機の構成を示すブロッ
ク図
【図8】本発明の無線電話装置の親機における無線チャ
ネル情報テーブルの構成を示す模式図
【符号の説明】
1 無線電話装置の親機 11a、11b、11c 無線電話装置の子機 13 タイマ 14 ガイダンス再生部 15 無線チャネル情報テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の公衆回線および構内回線に接続さ
    れる親機と、前記親機との間を無線でリンクする複数の
    子機とを備えた無線電話装置において、親機は無線チャ
    ネルの使用開始時刻を計測するためのタイマと、現時点
    における無線チャネルの使用状況を子機の識別番号、使
    用した無線チャネル、使用を開始した時刻、外線通話か
    内線通話かなどの情報により、発呼および着呼ごとに蓄
    積して記憶する無線チャネル情報テーブルと、終話を催
    促する情報を発生するガイダンス再生部とを備え、無線
    チャネルが所定数より多く使用された場合、終話を催促
    する情報を無線チャネルを介してチャネル使用中の子機
    に送信し、その情報を受信した子機は、音や音声メッセ
    ージ、またはLEDなどの表示によりユーザに通知する
    ようにした無線電話装置。
  2. 【請求項2】 親機は、無線チャネルを使用している子
    機の識別番号と、使用されている無線チャネルと、その
    無線チャネルの使用を開始した時刻を無線チャネル情報
    テーブルに蓄積して記憶し、使用されている無線チャネ
    ルが所定数より多く使用された場合、無線チャネル情報
    テーブルに記憶している無線チャネルの使用開始時刻と
    現時刻との差により通話時間を算出し、通話時間が最大
    の子機または通話時間が所定時間よりも長い複数の子機
    に終話を催促する情報を無線チャネルを介して送信する
    ようにした請求項1記載の無線電話装置。
  3. 【請求項3】 親機は、無線チャネルを使用している子
    機の識別番号と、その無線チャネルが内線通話、または
    公衆回線使用通話のいづれに使用されているかの情報と
    を無線チャネル情報テーブルメモリに蓄積して記憶し、
    無線チャネルがあらかじめ設定した数より多く使用され
    た場合、終話を催促する情報を無線チャネルを介して、
    内線間通話している子機に送信するようにした請求項1
    記載の無線電話装置。
  4. 【請求項4】 親機は、ガイダンス再生部において終話
    を催促する情報として音声メッセージをメモリにあらか
    じめ記憶しており、無線チャネルがあらかじめ設定した
    数より多く使用された場合、その音声メッセージを再生
    して無線チャネルを介しチャネル使用中の子機に送信す
    るようにした請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の無線電話装置。
  5. 【請求項5】 親機は、終話を催促した子機が所定時間
    を経過しても終話しない場合、強制的に無線チャネルを
    切断して強制的に通話を終了させるようにした請求項1
    ないし請求項4のいずれかに記載の無線電話装置。
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