JP2004343341A - 移動電話システムおよび移動電話端末 - Google Patents

移動電話システムおよび移動電話端末 Download PDF

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Abstract

【課題】着信者側端末の着信鳴動開始時から鳴動形態を変更することができ、また着信者側端末の鳴動状態に何ら変化を与えずに発信者側端末と着信者側端末との間の呼を切断することができる移動体電話端末システムおよび移動体電話端末を提供する。
【解決手段】発信者側端末は発信者の操作により決定される鳴動設定情報とタイマ時間を付加情報として発呼時にアンテナ11より送信する。着信者側端末はアンテナ11より受信した付加情報が示す鳴動設定情報に従って記憶部13中の鳴動形態設定を変更してバイブレータ駆動部17または着信音生成部18により呼出し鳴動を開始する。また、着信者側端末は鳴動開始直後にタイマ19を起動し、タイマ満了後に発信者側端末との呼切断を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、着信先の移動電話端末の呼出し鳴動形態を発信側の移動電話端末から可変制御することができる移動電話システムおよび移動電話端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の移動電話端末における通信方法を図6と図7を用いて説明する。図6は発信者側端末からの発信が行われてから、着信者が着信を感知し、オフフックを行って通話が成立するまでのシーケンスを示したものである。発信者が発信者側端末に電話番号を入力して発信を行うと、発信者側端末からSET UP(呼設定メッセージ)が網(ネットワーク)へ向けて送信される。SET UPは網内の無線基地局間の中継により着信者側端末へと送信される。SET UPを受信した着信者側端末は、応答メッセージとして、CALL PROC(呼設定受付メッセージ)を網へ向けて送信する。SET UPの受信によりリンガー鳴動を開始した着信者側端末は、ALERT(呼出メッセージ)を網へ向けて送信し、そのALERTを受信した網内の無線基地局は、発信者側端末に向けて、ALERTとともにRBT(リングバックトーン)を送信する。着信者が着信を感知し、着信者側端末にてオフフックが検出されると、着信者側端末はCONNECT(応答メッセージ)を網へ向けて送信し、CONNECTは網内の無線基地局間の中継を経て、発信者側端末に到達する。発信者側端末がCONNECTを受信すると、発信者側端末と着信者側端末を接続する音声パスが開かれ、通話状態となる。
【0003】
次に、図7は通話から切断に至るまでのシーケンスを示したものである。着信者側端末において、着信者によるオンフックが検出されると、着信者側端末はDISC(切断メッセージ)を網へ向けて送信し、DISCは網内の無線基地局の中継を経て、発信者側端末に到達する。その後、DISCを受信した発信者側端末はRELEASE(解放メッセージ)を網へ向けて送信する。RELEASEは網内の無線基地局間の中継により着信者側端末に到達する。RELEASEを受信した着信者側端末はRELEASE COMPLETE(解放完了メッセージ)を網へ向けて送信し、その後、発信者側端末のRELEASE COMPLETEの受信により、呼が正常に切断される。
【0004】
上述したような従来の移動電話端末においては、着信者により着信時の鳴動形態が設定されており、発信者がそれを発信者側端末からの操作によって変更することができなかった。そのため、着信者が着信者側端末の鳴動形態をバイブレータモードに設定したまま着信者側端末を身体から離した状態で置いたために、着信者が振動を検知出来ない場合や、リンガーモードの最小音量に設定したまま着信者側端末をカバン等の中に入れ、着信音を認識できない状態でいるような場合には、着信者が着信を検知できないという問題があった。
【0005】
上述したような問題を解決する手段として、発信者側から着信者側端末の鳴動形態の可変制御を行って、着信者への着信報知をより確実に行う技術が知られている。より具体的には、発信者が発信者側端末より着信先番号を入力して発信を行った後、着信者が応答しない場合、発信者が発信者側端末から所定の機能ボタンを押下し、続けて予め定められた番号キーを押下することで、発信者が鳴動変更要求を着信者側端末に送信し、それを受信した着信者側端末では、鳴動形態がバイブレータモードに設定されている場合にはリンガーモードに鳴動が変更され、あるいは、リンガーモードに設定されている場合には着信音量を上げて鳴動が継続されるというものである。
なお、特許文献1には、発信者者側端末が発するINFO情報により着信者側端末の鳴動形態を可変制御する技術が掲載されている。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−244610号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の着信者側端末の鳴動変更が可能な移動電話端末においては、発信者が着信者側端末の電話番号宛にダイヤルし、着信者側端末の鳴動が開始され、着信者がオフフックを行わないことを発信者が認識してから着信者側端末の鳴動形態の変更を指示する操作を行っていた。そのため、緊急時に着信者との通話を行う場合などは、鳴動が開始されてから新たに鳴動形態変更の発信を行うためにタイムロスが生じ、緊急時には手遅れになりかねないという問題があった。また、着信者側端末が鳴動状態となった後、着信者によるオフフックが行われないまま長時間の鳴動状態が継続する場合には、無線回線を無用に占有してしまうという問題があった。
【0008】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、第1の目的は、発信者が発信時に着信者側端末の鳴動形態を指定することによって、着信者側端末の鳴動開始時から鳴動形態を変更し、これにより短時間で確実に着信者への着信報知を行うことができる移動体電話端末システムおよび移動体電話端末を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、発信者が発信時に所定の呼切断時間を指定し、着信者側端末の鳴動開始から発信者が指定した呼切断時間が経過した時、着信者側端末の鳴動状態に何ら変化を与えずに発信者側端末と着信者側端末との間の呼を切断することにより、無線回線の長時間に亘る無用な占有を抑止することができる移動体電話端末システムおよび移動体電話端末を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、音声通信を行う第1、第2の移動電話端末と、前記第1、第2の移動電話端末間を無線および有線回線によって接続する通信網とからなり、前記第1の移動電話端末は、前記第2の移動電話端末の鳴動状態を指定する鳴動状態指定データを入力する入力手段と、前記鳴動状態指定データを前記第2の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する送信手段とを具備し、前記第2の移動電話端末は、前記第1の移動電話端末から受けた前記鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段を具備することを特徴とする移動電話システムである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、音声通信を行う第1、第2の移動電話端末と、前記第1、第2の移動電話端末間を無線および有線回線によって接続する通信網とからなり、前記第1の移動電話端末は、前記第2の移動電話端末の鳴動状態を指定する前記鳴動状態指定データおよび前記第2の移動電話端末の呼切断を行う呼切断時間データを入力する入力手段と、前記鳴動状態指定データおよび呼切断時間データを前記第2の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する第1の送信手段とを具備し、前記第2の移動電話端末は、前記第1の移動電話端末から受けた前記鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段と、前記鳴動手段が駆動された後、前記第1の移動電話端末から受けた前記呼切断時間データが示す時間が経過した時点で、呼切断を指示する呼切断指示データを前記第1の移動電話端末へ送信する呼切断指示データ送信手段とを具備することを特徴とする移動電話システムである。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の移動電話システムにおいて、前記第1の移動電話端末は、前記第2の移動電話端末の鳴動手段の停止を指示する鳴動停止指示データを送信する第2の送信手段を具備し、前記第2の移動電話端末は、前記鳴動停止指示データを受けて前記鳴動手段を停止させる停止手段を具備することを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の移動電話システムにおいて、前記第1の移動電話端末は前記第2の移動電話端末の鳴動状態を問い合わせる問合せデータを、前記鳴動状態指定データおよび前記呼切断時間データと共に前記第2の移動電話端末へ送信する第3の送信手段を具備し、前記第2の移動電話端末の駆動手段は、前記問合せデータを受信した時点において前記駆動手段が停止状態にあった場合に、前記鳴動状態指定データに基づいて前記鳴動手段を再駆動することを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、無線および有線回線による通信網を介して音声通話を行う移動電話端末であって、着信先の移動電話端末の鳴動状態を指定する鳴動状態指定データを入力する入力手段と、前記鳴動状態指定データを前記着信先の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する送信手段とを具備することを特徴とする移動電話端末である。
【0014】
請求項6に記載の発明は、無線および有線回線による通信網を介して音声通話を行う移動電話端末であって、送信元の移動電話端末から受けた鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段を具備することを特徴とする移動電話端末である。
【0015】
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の移動電話端末において、着信先の移動電話端末の鳴動状態を指定する鳴動状態指定データおよび前記着信先の移動電話端末の呼切断を行う呼切断時間データを入力する入力手段と、前記鳴動状態指定データおよび呼切断時間データを着信先の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する第1の送信手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の移動電話端末において、送信元の移動電話端末から受けた前記鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段と、前記鳴動手段が駆動された後、前記送信元の移動電話端末から受けた呼切断時間データが示す時間が経過した時点で、呼切断を指示する呼切断指示データを前記送信元の移動電話端末へ送信する呼切断指示データ送信手段とを具備することを特徴とする。
【0017】
請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の移動電話端末において、前記着信先の移動電話端末の鳴動手段の停止を指示する鳴動停止指示データを送信する第2の送信手段を具備することを特徴とする。
【0018】
請求項10に記載の発明は、請求項6に記載の移動電話端末において、前記送信元の移動電話端末から前記鳴動停止指示データを受けて前記鳴動手段を停止させる停止手段を具備することを特徴とする。
【0019】
請求項11に記載の発明は、請求項7に記載の移動電話端末において、前記着信先の移動電話端末の鳴動状態を問い合わせる問合せデータを、前記鳴動状態指定データおよび前記呼切断時間データと共に前記着信先の移動電話端末へ送信する第3の送信手段を具備することを特徴とする。
【0020】
請求項12に記載の発明は、請求項8に記載の移動電話端末において、前記駆動手段は、前記問合せデータを受信した時点において前記駆動手段が停止状態にあった場合に、前記鳴動状態指定データに基づいて前記鳴動手段を再駆動することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施の形態による移動電話端末1の構成を示すブロック図である。この図において、11は送受信用のアンテナ、12は送受信用の信号を変復調する無線部である。13は電話番号や鳴動形態設定などを記憶する記憶部である。14は使用者からの入力操作を受け付ける操作部であり、使用者が番号入力操作を行うためのテンキー141および使用者の押下により付加機能を生成するための機能キー142が設けられている。15は各種情報を表示するための表示部である。16は音声入出力部であり、使用者の音声を電気信号に変換するマイクロホン161および相手側の音声の出力を行う受信スピーカ162が設けられている。17は記憶部13中の鳴動形態設定情報がバイブレータモードである場合に着信を感知した時、バイブレータモータ171を駆動して振動発生により使用者への着信報知を行うためのバイブレータ駆動部であり、18は鳴動形態設定情報がリンガーモードである場合に着信を感知した時、着信スピーカ181より着信音を生成して使用者への着信報知を行うための着信音生成部である。また、19は着信者側端末の鳴動開始から鳴動が放置されて呼切断が行われるまでの時間を保持するタイマである。20は上記各部を制御する制御部である。
【0022】
次に、上記実施形態の動作を説明する。図2は発信者が着信者側端末の鳴動変更を行う場合のシーケンスである。発信者が着信者側端末の鳴動変更を行う場合、まずテンキー141に設けられた「#」、「6」、「9」ボタンを順に押下し、続いて着信者側端末の電話番号を押下し、最後に機能キー142中の通話ボタンを押下する。ここで、「#」は鳴動形態変更を示す。次の「6」は着信者側端末鳴動形態を示し、バイブレータモード(「1」)、無鳴動(「2」)、着信者側端末の着信音量レベル1〜4(それぞれテンキーの「3〜6」)に対応する。次の「9」は、着信者側端末の鳴動開始から鳴動状態を放置して呼切断を行うまでの時間(呼切断時間)を示すもので、「1」が1秒、「2」が2秒、…「9」が9秒に対応する。つまり、上記のボタン操作は着信側端末の鳴動形態をリンガーモードに変更し、最大着信音量で着信者に対する着信報知を行うことになる。
【0023】
発信者側端末からの発信が実行されると、発信者側端末は、UUI(ユーザー・ユーザー情報)を含むSET UPを送信する。このUUIには発信者が発信操作時に指定した着信者側端末の鳴動形態情報、および鳴動開始から鳴動を放置して呼切断を行うまでの呼切断時間が含まれる。
【0024】
UUIを含むSET UPを受信した着信者側端末は、CALL PROCを発信者側端末に向けて送信し、次いでUUIが示す鳴動形態情報に従って鳴動形態をリンガーモードに変更し、最大音量で鳴動を開始する。その後、着信者側端末がALERTを送信すると共に、UUIに含まれる呼切断時間がタイマ19に設定され、タイマ19が起動される。
【0025】
着信者がオフフックを行わず、通話が開始されずに呼切断時間が経過した場合には、着信者側端末はUUIを含むDISCを送信し、発信者側端末との間に結ばれた呼を切断する。UUIには着信者側端末の鳴動状態に関する情報が含まれ、それを受信した発信者側端末は着信者側端末の電話番号を記憶部13に保持すると共に、表示部15に「発呼先鳴動中」というメッセージを出力し、待受状態となる。このとき、発信者側端末は新たに他の端末への発信、あるいは他の端末からの着信を行うことが可能である。
【0026】
呼切断時間満了後に、着信者側端末にて着信者によるオフフックが検出された場合には、着信者側端末の受信スピーカに発信者側端末へ向けて発信中である旨を通知する音声メッセージを出力し、発信者側端末へ向けてUUIを含むSET UPを送信する。このUUIには着信者側端末の鳴動状態が停止されたことを示す情報が含まれている。
【0027】
UUIを含むSET UPを受信した発信者側端末は、表示部15に表示された「発呼先鳴動中」のメッセージを消去して鳴動を開始する。それ以降は図6と同様の処理を経て発信者と着信者による通話が行われる。
【0028】
次に、タイマ19の起動後、呼切断時間が経過する前に、着信者側端末においてオフフックが検出された場合の動作を、図3を用いて説明する。発信者側端末による発信から着信者側端末の鳴動開始までのシーケンスは図2に示した通りである。着信者側端末でオフフックが検出されると、タイマ19が停止すると共に、着信者側端末は発信者側端末に向けてCONNECTを送信し、通話が開始される。
【0029】
次に、着信者側端末が鳴動継続中である間において、発信者が着信者への着信報知を行う必要性がなくなった場合や、着信者が鳴動を感知できる空間的限界を完全に越えた場所に存在することを発信者が察知して着信報知不可能と判断した場合には、発信者が着信者側端末の鳴動を停止することが考えられる。
【0030】
この発信者側端末による着信者側端末の鳴動停止のシーケンスを、図4を用いて説明する。着信者側端末が鳴動状態となり、発信者側端末の表示部15に「発呼先鳴動中」というメッセージが表示されるまでのシーケンスは図2に示した通りである。発信者側端末における「発呼先鳴動中」というメッセージの表示中に発信者がテンキー141上の「#」、「0」、「0」のボタンを順に押下すると、発信者側端末は鳴動状態にある着信者側端末へ向けてUUIを含むSET UPを送信する。このUUIには、発信者による鳴動停止指示の情報が含まれる。SET UPを受信した着信者側端末はUUIに含まれる鳴動停止指示の情報に従って鳴動を停止し、待受状態へと遷移する。このとき、鳴動停止応答を含んだUUIが付加されたDISCを発信者側端末へ向けて送信する。UUIを含むDISCを受信した発信者側端末は、表示部15上の「発呼先鳴動中」のメッセージを消去し、図7で示した通常の切断処理を行う。
【0031】
次に、着信者側端末の鳴動中に着信者の誤操作あるいは何らかの偶然の事故によって着信者側端末の鳴動が停止してしまうことも考えられる。そのような場合には、発信者が着信者側端末の鳴動状態に関する問合せを行い、もし鳴動が停止中の場合には再び鳴動を開始させることができる。
【0032】
発信者側端末から鳴動状態にある着信者側端末の状態問合せを行う際のシーケンスを、図5を用いて説明する。着信者側端末が鳴動状態となり、発信者側端末の表示部15に「発呼先鳴動中」のメッセージが表示されるまでのシーケンスは図2に示した通りである。発信者側端末で「発呼先鳴動中」のメッセージ表示中に発信者がテンキー141上の「#」、「0」、「1」のボタンを順に押下すると、発信者側端末は鳴動中の着信者側端末へ向けてUUIを含むSET UPを送信する。このUUIには、発信時に指定した鳴動設定情報と、呼切断時間と、状態問合せに関する情報とが含まれる。SET UPを受信した着信者側端末は、鳴動中の場合には、UUI情報を含まないDISCを発信者側端末へ向けて送信する。一方、着信鳴動が停止している場合には、着信者側端末はUUIを含むDISCを発信者側端末へ向けて送信し、同時にSET UPに付加されたUUIが示す鳴動設定情報と呼切断時間に従って鳴動を再開する。DISCを受信した発信者側端末は、「発呼先鳴動中」を表示したまま、呼切断処理を行う。これ以降は図2で示したシーケンスにおける呼切断以降と同様である。
【0033】
なお、発信操作時、着信側端末の鳴動停止操作時、および状態問合せ時に発信者が押下する発信者側端末上のボタンの設定については、発信者による設定が可能である。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、発信者が着信者側端末の鳴動形態を指定することができるので、より確実に、かつタイムロスなしに着信者への着信通知を行うことができる効果が得られる。また、着信鳴動を放置して呼切断を行う呼切断時間経過後も着信者側端末の鳴動が放置されると、発信者側端末と着信者側端末との間の呼が切断されるので、無線通信回線の長時間に亘る無用な占有を抑止できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態における移動電話端末の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施形態における着信者側端末の鳴動設定変更シーケンスを示す図である。
【図3】同実施形態における着信者がタイマ満了前にオフフックを行う場合の鳴動設定変更シーケンスを示す図である。
【図4】同実施形態における発信者による受信側端末の鳴動停止シーケンスを示す図である。
【図5】同実施形態における発信者による受信側端末の鳴動状態問合せシーケンスを示す図である。
【図6】従来の移動体電話端末の発信シーケンスを示す図である。
【図7】従来の移動体電話端末の切断シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
11…アンテナ、12…無線部、13…記憶部、14…操作部、15…表示部、16…音声入出力部、17…バイブレータ駆動部、18…着信音生成部、19…タイマ、20…制御部、141…テンキー、142…機能キー、161…マイクロホン、162…受信スピーカ、171…バイブレータモータ、181…着信スピーカ

Claims (12)

  1. 音声通信を行う第1、第2の移動電話端末と、前記第1、第2の移動電話端末間を無線および有線回線によって接続する通信網とからなり、
    前記第1の移動電話端末は、
    前記第2の移動電話端末の鳴動状態を指定する鳴動状態指定データを入力する入力手段と、
    前記鳴動状態指定データを前記第2の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する送信手段とを具備し、
    前記第2の移動電話端末は、前記第1の移動電話端末から受けた前記鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段を具備する
    ことを特徴とする移動電話システム。
  2. 音声通信を行う第1、第2の移動電話端末と、前記第1、第2の移動電話端末間を無線および有線回線によって接続する通信網とからなり、
    前記第1の移動電話端末は、
    前記第2の移動電話端末の鳴動状態を指定する前記鳴動状態指定データおよび前記第2の移動電話端末の呼切断を行う呼切断時間データを入力する入力手段と、
    前記鳴動状態指定データおよび呼切断時間データを前記第2の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する第1の送信手段とを具備し、
    前記第2の移動電話端末は、
    前記第1の移動電話端末から受けた前記鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段と、
    前記鳴動手段が駆動された後、前記第1の移動電話端末から受けた前記呼切断時間データが示す時間が経過した時点で、呼切断を指示する呼切断指示データを前記第1の移動電話端末へ送信する呼切断指示データ送信手段と、
    を具備することを特徴とする移動電話システム。
  3. 前記第1の移動電話端末は、前記第2の移動電話端末の鳴動手段の停止を指示する鳴動停止指示データを送信する第2の送信手段を具備し、前記第2の移動電話端末は、前記鳴動停止指示データを受けて前記鳴動手段を停止させる停止手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の移動電話システム。
  4. 前記第1の移動電話端末は前記第2の移動電話端末の鳴動状態を問い合わせる問合せデータを、前記鳴動状態指定データおよび前記呼切断時間データと共に前記第2の移動電話端末へ送信する第3の送信手段を具備し、
    前記第2の移動電話端末の駆動手段は、前記問合せデータを受信した時点において前記駆動手段が停止状態にあった場合に、前記鳴動状態指定データに基づいて前記鳴動手段を再駆動することを特徴とする請求項2に記載の移動電話システム。
  5. 無線および有線回線による通信網を介して音声通話を行う移動電話端末であって、
    着信先の移動電話端末の鳴動状態を指定する鳴動状態指定データを入力する入力手段と、
    前記鳴動状態指定データを前記着信先の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする移動電話端末。
  6. 無線および有線回線による通信網を介して音声通話を行う移動電話端末であって、
    送信元の移動電話端末から受けた鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段を具備する
    ことを特徴とする移動電話端末。
  7. 着信先の移動電話端末の鳴動状態を指定する鳴動状態指定データおよび前記着信先の移動電話端末の呼切断を行う呼切断時間データを入力する入力手段と、
    前記鳴動状態指定データおよび呼切断時間データを着信先の移動電話端末の電話番号と共に前記通信網へ送信する第1の送信手段と、
    を具備することを特徴とする請求項5に記載の移動電話端末。
  8. 送信元の移動電話端末から受けた前記鳴動状態指定データに基づいて着信報知用の鳴動手段を駆動する駆動手段と、
    前記鳴動手段が駆動された後、前記送信元の移動電話端末から受けた呼切断時間データが示す時間が経過した時点で、呼切断を指示する呼切断指示データを前記送信元の移動電話端末へ送信する呼切断指示データ送信手段と、
    を具備することを特徴とする請求項6に記載の移動電話端末装置。
  9. 前記着信先の移動電話端末の鳴動手段の停止を指示する鳴動停止指示データを送信する第2の送信手段を具備することを特徴とする請求項5に記載の移動電話端末。
  10. 前記送信元の移動電話端末から前記鳴動停止指示データを受けて前記鳴動手段を停止させる停止手段を具備することを特徴とする請求項6に記載の移動電話端末。
  11. 前記着信先の移動電話端末の鳴動状態を問い合わせる問合せデータを、前記鳴動状態指定データおよび前記呼切断時間データと共に前記着信先の移動電話端末へ送信する第3の送信手段を具備することを特徴とする請求項7に記載の移動電話端末。
  12. 前記駆動手段は、前記問合せデータを受信した時点において前記駆動手段が停止状態にあった場合に、前記鳴動状態指定データに基づいて前記鳴動手段を再駆動することを特徴とする請求項8に記載の移動電話端末。
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JP2006211461A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Kyocera Corp 移動体用放送受信装置、および表示制御方法

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