JPH0714346U - 圧力測定表示装置 - Google Patents

圧力測定表示装置

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JPH0714346U
JPH0714346U JP4578393U JP4578393U JPH0714346U JP H0714346 U JPH0714346 U JP H0714346U JP 4578393 U JP4578393 U JP 4578393U JP 4578393 U JP4578393 U JP 4578393U JP H0714346 U JPH0714346 U JP H0714346U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水分やほこり等が入らないようにして信頼性を
向上させるとともに、操作性を向上させ、更には不用意
に設定値等が変更されないようにすることを目的とす
る。 【構成】圧力を検出する圧力センサ12から出力される
検出信号に基づいて圧力の演算処理を行うコントローラ
26を設け、このコントローラ26が演算処理した圧力
を表示する表示器17を設けた圧力測定表示装置1にお
いて、前記圧力測定表示装置1には外部から送信される
各種情報や設定値をを受信するためのフォトトランジス
タ22を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は圧力センサから出力される検出信号に基づいて演算処理を行い、その 処理した圧力を表示する圧力測定表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の圧力測定表示装置として、図10に示すようなものが提案されている。 即ち、圧力測定表示装置81の内部に設けられた圧力センサ82に例えば圧力を 測定したい配管と接続する。すると、圧力センサ82は配管内の圧力を検出する 。圧力センサ82は圧力に基づいた検出信号を回路基板83a〜83cに搭載さ れた回路素子により構成されるコントローラ84に出力する。
【0003】 そして、コントローラ84は圧力センサ82から出力されるそのときどきの検 出信号に基づいて演算処理をして配管内の圧力を演算する。又、コントローラ8 4はそのときどきに演算処理した圧力を回路基板83aに搭載された表示器85 に表示するようになっている。従って、表示器85を視認すればそのときの配管 の圧力を確認することができる。
【0004】 又、圧力測定表示装置81には予め設定圧力を記憶させることができ、設定圧 力と一致しているか否かを比較したり、設定圧力と測定した圧力との差圧を求め たりすることができるようになっている。その結果を、コントローラ84は図示 しない出力回路を介して外部に出力する。
【0005】 この設定圧力の設定は回路基板83aに搭載された数値変更スイッチ86a, 86bとモード切換スイッチ87の操作によって行われる。つまり、モード切換 スイッチ87の操作により、設定圧力変更可能なモードにする。その状態で、数 値変更スイッチ86a,86bの操作を行って設定圧力の数値を変更する。
【0006】 ところで、圧力測定表示装置81は実際にコンパクト化が図られており、1辺 が約3cm程度の大きさとなる箱形状となっている。そのため、数値変更スイッ チ86a,86b及びモード切換スイッチ87はとても小さい形状となっている 。従って、モード切換スイッチ87や数値変更スイッチ86a,86bを指等で 直接操作することは困難で、実際にはシャープペンの先等でモード切換スイッチ 87や数値変更スイッチ86a,86bを操作し、設定圧力を変更している。
【0007】 しかしながら、圧力測定表示装置81がコンパクト化されることにより、設置 する場所の範囲も広くなる。その分、使用環境の悪い場所で使用されることもあ る。すると、圧力測定表示装置81にはモード切換スイッチ87や数値変更スイ ッチ86a,86bを操作するための操作孔88a〜88cが形成されている。 この結果、この操作孔88a〜88cを介して圧力測定表示装置81内に水分や ほこり等が入り、圧力測定表示装置81が壊れたり、誤動作をしたりして信頼性 が低下するという問題がある。
【0008】 この対策として、シートスイッチを使用して操作孔88a〜88cが外部に露 出しないようにすることも考えられている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、圧力測定表示装置81がコンパクト化されていることから、シート スイッチを使用した場合においても、上記と同様にシートスイッチにおけるスイ ッチ部の操作面積が小さい。
【0010】 従って、上記のようにシャープペン等の先でスイッチ部を操作することも考え られるが、シートが破れやすいことから使用できないという問題がある。そのた め、直接シートスイッチを指で操作しなければならず、操作が行いにくいという 問題がある。
【0011】 又、操作面積が小さいことから柔軟性のあるシートを使用しなければならない が、その分、シートが破れやすいという問題がある。 更に、モード切換スイッチ87が数値変更スイッチ86a,86bやシートス イッチを備えた圧力測定表示装置81においては、誰でもスイッチを操作すれば 設定圧力を容易に変更することができる。従って、不用意に設定圧力が変更され てしまうといった問題もある。
【0012】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は水分 やほこり等が入らないようにして信頼性を向上させるとともに、操作性を向上さ せ、更には不用意に設定値等が変更されないようにすることができる圧力測定表 示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するため、請求項1記載の考案は、圧力を検出する 圧力センサから出力される検出信号に基づいて圧力の演算処理を行う演算処理回 路を設け、この演算処理回路が演算処理した圧力を表示する表示部を設けた圧力 測定表示装置において、前記圧力測定表示装置には外部から送信される各種情報 データを受信するための受信手段を設けたことをその要旨とする。
【0014】 請求項2記載の考案は、圧力を検出する圧力センサから出力される検出信号に 基づいて圧力の演算処理を行う演算処理回路を設け、この演算処理回路が演算処 理した圧力を表示する表示部を設けた圧力測定表示装置において、前記圧力測定 表示装置には各種情報を受信するための受信手段を設け、この受信手段に対して 外部から各種情報を送信する情報送信装置を備えたことをその要旨とする。
【0015】
【作用】
請求項1記載の考案の作用は、圧力センサは圧力を検出し、その検出信号を演 算処理回路に出力する。演算処理回路は圧力センサからの検出信号に基づいて圧 力の演算処理を行う。そして、演算処理回路は演算処理した圧力を表示部に表示 する。又、受信手段は外部から送信される各種情報を受信し、演算処理回路に出 力する。演算処理回路は受信手段が受信した各種情報を記憶する。
【0016】 請求項2記載の考案の作用は、圧力センサは圧力を検出し、その検出信号を演 算処理回路に出力する。演算処理回路は圧力センサからの検出信号に基づいて圧 力の演算処理を行う。そして、演算処理回路は演算処理した圧力を表示部に表示 する。又、情報送信装置は外部から各種情報を受信手段に送信する。受信手段は 情報送信装置から送信される各種情報を演算処理回路に出力する。演算処理回路 は受信手段が受信した各種情報を記憶する。
【0017】
【実施例】
[第1実施例] 以下、本考案を具体化した第1実施例を図1〜図3に基づいて説明する。
【0018】 図1,図2に示すように、圧力測定表示装置1の取付ベース2には入力ポート 3が形成されている。取付ベース2の上面における入力ポート3には収納凹部4 が形成されている。そして、収納凹部4にはOリング5が配設されている。
【0019】 取付ベース2の上面には圧力測定表示装置1の四角箱形状を成す本体ケース6 が取付固定されている。本体ケース6は下部本体7と、該下部本体7の上面から 覆われる上部本体8とから構成されている。下部本体7の左右両側には弾性を有 する係合爪9が一体形成されている。この係合爪9は上部本体8の内面に形成さ れた係合部10に係合されて上部本体8が下部本体7に取付固定されている。
【0020】 下部本体7の底面には収納部11が穿設され、この収納部11には歪みゲージ や半導体を使用して構成された公知の圧力センサ12が配設されている。圧力セ ンサ12は下部本体7に形成された挿通孔13を介して取付ベース2の入力ポー ト3に挿入され、Oリング5と摺接した状態となっている。従って、圧力センサ 12は入力ポート3と接続された状態となっている。又、圧力測定表示装置1の 圧力センサ12は例えばエアを供給する供給管13a内の圧力を検出するように なっている。
【0021】 本体ケース6内には回路素子を搭載した3枚の回路基板14a〜14cが一対 のスペーサ15によって間隙を有するように並設されている。そして、回路基板 14cが下部本体7の内側側面に形成された係止段部16に係合して支持される ことにより、これらの回路基板14a〜14cが本体ケース6内に配設されてい る。この回路基板14a〜14cに前記圧力センサ12の検出信号が出力される ようになっている。
【0022】 又、回路基板14aの上面には表示部としての表示器17が取り付けられてい る。表示器17は4桁の7セグメント18a〜18dが設けられている。そして 、表示器17の左右両側にはモード表示を行う6つのモード表示部19a〜19 fが設けられている。更に、上部本体8の上面略全体には窓部20が形成され、 この窓部20には光を透過することができるアクリル板21が嵌め込まれ、表示 器17の7セグメント18a〜18dに表示される数値や、モード表示部19a 〜19fの点灯表示が外部から視認することができるようになっている。
【0023】 又、表示器17の下側における回路基板14aには外部から送信される各種情 報や設定値を受信する受信手段としてのフォトトランジスタ22と、圧力測定表 示装置1からの各種情報や設定値を光にて出力する発光ダイオード23がそれぞ れ設けられている。
【0024】 次に、上記のように構成された圧力測定表示装置1の電気的構成について説明 する。 図3に示すように、圧力測定表示装置1は内部に配設された電源25と、回路 基板14a〜14cに搭載される回路素子により構成される演算処理回路として のコントローラ26と、該回路基板14a〜14cに搭載される回路素子により 構成される駆動回路27と、出力回路28と、圧力センサ12と、表示器17と 、フォトトランジスタ22と、発光ダイオード23とから構成されている。
【0025】 コントローラ26は電源25に基づいて駆動回路27を介して表示器17を動 作させるようになっている。又、コントローラ26は圧力センサ12から出力さ れるそのときどきの検出信号に基づいて供給管13a内の圧力を演算処理し、そ の演算処理した圧力を駆動回路27を介して表示器17に表示するようになって いる。
【0026】 又、コントローラ26はフォトトランジスタ22が受信した各種情報や設定値 等を記憶し、その情報に基づいて各種演算を行うようになっている。そして、各 種情報や設定値等に基づいた各種演算処理等をコントローラ26は発光ダイオー ド23を介して外部に出力したり、出力回路28を介して外部に出力したりする ようになっている。
【0027】 圧力測定表示装置1に対して各種情報や設定値を外部から送信する情報送信装 置としてのリモコン装置30が備えられている。このリモコン装置30には各種 情報や設定値等を指定して送信するための10キー等を備えたスイッチ群31が 設けられている。そして、スイッチ群31の10キーを操作すると、リモコン装 置30の制御回路32は該リモコン装置30に設けられたデジタル表示器33に その数値を表示するようになっている。
【0028】 そして、スイッチ群31の転送スイッチを操作すると、デジタル表示器33に 表示された数値が制御回路32の制御により発光ダイオード34を介して圧力測 定表示装置1のフォトトランジスタ22に出力されるようになっている。すると 、圧力測定表示装置1のコントローラ26はフォトトランジスタ22が受信した 各種情報や設定値等を記憶するようになっている。
【0029】 例えば、圧力センサ12から出力される検出信号に基づいてコントローラ26 が演算処理した圧力と、リモコン装置30から送信されて記憶された設定値との 差の比較を行い、その結果をコントローラ26は駆動回路27を介して表示器1 7の7セグメント18a〜18dに表示したり、出力回路28を介して外部に出 力することができるようになっている。
【0030】 又、リモコン装置30のスイッチ群31の表示切換スイッチを操作すると、制 御回路32は駆動回路27を介してフォトトランジスタ22にその指令信号を出 力するようになっている。
【0031】 そして、コントローラ26はフォトトランジスタ22が受信した指令信号に基 づいて駆動回路27を介してモード表示部19a〜19fの表示を順次切り換え 、そのモード表示部19a〜19fに対応した数値を7セグメント18a〜18 dに表示させるようになっている。例えば、モード表示部19a〜19fの表示 切換に基づいて圧力センサ12が検出した供給管13a内の圧力を表示したり、 設定値の表示をしたり、設定値を基準として供給管13a内の圧力がどれだけ高 いか又は低いかを表示させたりすることができるようになっている。
【0032】 更に、リモコン装置30におけるスイッチ群31の要求スイッチを操作すると 、制御回路32は発光ダイオード34を介して圧力測定表示装置1のフォトトラ ンジスタ22に要求信号を出力するようになっている。コントローラ26はフォ トトランジスタ22が受信した要求信号に基づいて要求信号に対応した各種情報 や設定値等を発光ダイオード23を介してリモコン装置30のフォトトランジス タ35に送信するようになっている。リモコン装置30の制御回路32はフォト トランジスタ35が受信した各種情報や設定値等を記憶したりデジタル表示器3 3に表示したりするようになっている。
【0033】 次に、上記のように構成された圧力測定表示装置1の作用について説明する。 圧力測定表示装置1が電源25により動作した状態で、圧力センサ12が供給 管13aの圧力を検出する。そして、圧力センサ12から出力される検出信号に 基づいてコントローラ26はそのときどきの供給管13a内の圧力を演算処理す る。又、コントローラ26は駆動回路27を介して表示器17に演算処理した圧 力を表示する。そのため、圧力測定表示装置1のアクリル板21を介して表示器 17の7セグメント18a〜18dに表示される数値を視認すれば供給管13a 内の圧力を容易に知ることができる。
【0034】 ここで、例えば供給管13a内の圧力に対する設定値を圧力測定表示装置1に 設定する場合、リモコン装置30におけるスイッチ群31の10キーを操作して 所望の設定値を入力する。すると、制御回路32はスイッチ群31の10キー操 作に基づいた設定値をデジタル表示器33に表示する。
【0035】 そして、デジタル表示器33に表示された設定値が正しければ、スイッチ群3 1の転送スイッチを操作すると、デジタル表示器33に表示された数値が制御回 路32の制御により発光ダイオード34を介して圧力測定表示装置1のフォトト ランジスタ22に送信される。すると、圧力測定表示装置1のコントローラ26 はフォトトランジスタ22が受信した設定値等を記憶する。
【0036】 コントローラ26は圧力センサ12から出力される検出信号に基づいてそのと きどきに演算処理された圧力が設定値よりどれだけ高いか又はどれだけ低いかを 演算し、その比較結果を出力回路28を介して外部に出力する。
【0037】 又、リモコン装置30におけるモード切換スイッチの操作により、制御回路3 2は発光ダイオード34を介して圧力測定表示装置1のフォトトランジスタ22 にモード切換信号を送信する。すると、コントローラ26はフォトトランジスタ 22が受信したモード切換信号に基づいてモード表示部19a〜19fの点灯表 示を切り換えるとともに、そのモード表示部19a〜19fの点灯に対応した数 値を表示器17に表示する。
【0038】 更に、リモコン装置30におけるスイッチ群31の要求スイッチを操作すれば 、制御回路32は発光ダイオード34を介して圧力測定表示装置1のフォトトラ ンジスタ22に要求信号を送信する。そして、圧力測定表示装置1のコントロー ラ26はフォトトランジスタ22が受信した要求信号に基づく情報を発光ダイオ ード23を介してリモコン装置30のフォトトランジスタ35に送信する。
【0039】 リモコン装置30の制御回路32はフォトトランジスタ35が受信した各種情 報や設定値を記憶したりデジタル表示器33に表示したりする。 従って、設定値等の変更を行う際、変更したい圧力測定表示装置1のフォトト ランジスタ22及び発光ダイオード23に対しリモコン装置30の発光ダイオー ド34及びフォトトランジスタ35を対向させた状態でスイッチ群31を操作す れば容易に行うことができる。
【0040】 このため、圧力測定表示装置1に数値変更スイッチを設ける必要が無くなる。 その結果、従来とは異なりスイッチを操作する操作孔を形成する必要が無くなる ため、圧力測定表示装置1内に水やほこり等が入り込まないようにすることがで きるので圧力測定表示装置1の信頼性を向上させることができる。
【0041】 又、リモコン装置30は別体とすることができるので、該リモコン装置30を 大きく設計することができる。この結果、スイッチ群31等を指で直接操作する ことができる大きさに設計することができ、操作性を向上させることができる。
【0042】 更に、リモコン装置30を持った人しか圧力測定表示装置1の設定値を変更す ることができない。この結果、圧力測定表示装置1の設定値が不用意に変更され ることを確実に防止することができる。
【0043】 本実施例においては、圧力測定表示装置1から発光ダイオード23を介してリ モコン装置30に送信するように構成したが、必ずしも設ける必要がなく、要は リモコン装置30によって圧力測定表示装置1に各種のデータや設定値を送信し たとき、それらを受信してくれるフォトトランジスタ22があればよい。
【0044】 本実施例においては、供給管13a内の圧力を検出する圧力測定表示装置1と したが、この他にシリンダ等のピストン室の圧力を検出する圧力測定表示装置1 としてもよい。 [第2実施例] 以下、本考案を具体化した第2実施例を図4〜図7に基づいて説明する。尚、 上記第1実施例と同様の部分に付いては同一番号を付してその詳細な説明を省略 する。
【0045】 図4〜図6に示すように、この第2実施例の圧力測定表示装置1は、回路基板 14aの上面に磁気を検出するホール素子等で構成された磁気センサ41が設け られ、この磁気センサ41がコントローラ26に接続されている。
【0046】 又、リモコン装置30には磁石42が配設されている。そして、リモコン装置 30の発光ダイオード34を圧力測定表示装置1のフォトトランジスタ22に対 向させ、リモコン装置30のフォトトランジスタ35を圧力測定表示装置1の発 光ダイオード23に対向させたとき、磁石42が磁気センサ41に対向するよう になっている。
【0047】 そして、磁気センサ41は磁石42の磁気を検出した検出信号をコントローラ 26に出力するようになっている。従って、圧力測定表示装置1のコントローラ 26は磁石42の磁気検出に基づく磁気センサ41から検出信号が出力されたと きのみ、リモコン装置30の発光ダイオード34から送信される設定値や各種情 報をを記憶又は処理したり、発光ダイオード23によってリモコン装置30に各 種情報や設定値を送信するようになっている。
【0048】 従って、実際には、図7に示すように取付ベース2に圧力測定表示装置1が隣 接配置される場合が多い。そのため、単にリモコン装置30により変更したい設 定値を送信する場合、変更してはいけない圧力測定表示装置1のフォトトランジ スタ22が送信された設定値を受信した場合、そのコントローラ26は設定値を 記憶してしまう場合がある。
【0049】 この第2実施例においては、磁気センサ41及び磁石42との構成により、磁 気センサ41がリモコン装置30における磁石42の磁気を検出したときのみ、 磁気センサ41から出力される検出信号に基づきコントローラ26がリモコン装 置30から送信される各種情報や設定値等を記憶するようにしている。
【0050】 この結果、複数の圧力測定表示装置1が隣接していても、磁気センサ41が磁 石42の磁気を検出しない限り動作しないようにしているため、設定値の変更を したくない圧力測定表示装置1が誤動作しないように防止することができる。 [第3実施例] 以下、本考案を具体化した第3実施例を図8,図9に基づいて説明する。尚、 前記第1及び第2実施例と同一となる部材については同一番号を付してその詳細 な説明を省略する。
【0051】 図8に示すように、上部本体8の左右両側上部には係合凹部51が形成されて いる。又、窓部20に嵌め込められたアクリル板21は本体ケース6内に窪むよ うに折曲形成されている。更に、アクリル板21の幅方向中央より若干右側に移 動した位置には円弧状の突出部52が上方へ突出するように形成されている。
【0052】 又、図9に示すように、リモコン装置30には延長コード53を介してカップ リング器54が取り付けられている。このカップリング器54には窓部55が形 成され、この窓部55にはアクリル板56が嵌め込まれている。アクリル板56 は圧力測定表示装置1のアクリル板21に沿うように突出形成されるとともに、 アクリル板21の突出部52が入り込む凹部57が形成されている。従って、カ ップリング器54は圧力測定表示装置1の上面に隙間なく対向させることができ るようになっている。
【0053】 又、カップリング器54の左右両側には圧力測定表示装置1の上部本体8に形 成された係合凹部51に係合する係合片58が一体形成されている。そのため、 カップリング器54の係合片58を圧力測定表示装置1の係合凹部51に係合さ せれば、カップリング器54は圧力測定表示装置1の上面に隙間なく安定した状 態で対向させることができる。
【0054】 更に、カップリング器54内には回路基板59が嵌め込まれ、この回路基板5 9には圧力測定表示装置1のフォトトランジスタ22、発光ダイオード23及び 磁気センサ41と対向する発光ダイオード34、フォトトランジスタ35及び磁 石42が搭載されている。そして、発光ダイオード34及びフォトトランジスタ 35は延長コード53を介してリモコン装置30の制御回路32に接続されてい る。
【0055】 従って、この第3実施例においては、突出部52に対して凹部57を対向させ た状態で、設定値を変更したい圧力測定表示装置1の係合凹部51に対してリモ コン装置30に接続されたカップリング器54の係合片58を嵌め込む。この結 果、カップリング器54は隙間なく圧力測定表示装置1の上面に安定した状態で 対向させることができる。
【0056】 又、発光ダイオード34はフォトトランジスタ22に対向し、フォトトランジ スタ35は発光ダイオード23に対向する。更には、磁石42は磁気センサ41 と対向する。そして、磁気センサ41は磁石42に磁気を検出する。従って、リ モコン装置30から圧力測定表示装置1に設定値や各種情報を送信したり、圧力 測定表示装置1からリモコン装置30に情報や設定値を送信したりすることがで きるスタンバイ状態にすることができる。
【0057】 この結果、カップリング器54が取り付けられた圧力測定表示装置1のみに設 定値や各種情報を送信したりすることができる。 更に、アクリル板21に突出部52を形成し、アクリル板56に突出部52が 入り込む凹部57を形成している。これらは、圧力測定表示装置1の幅方向中央 より右側に形成したので、発光ダイオード34をフォトトランジスタ22に、フ ォトトランジスタ35を発光ダイオード23に、磁石42を磁気センサ41にそ れぞれ確実に対向させることができる。
【0058】 この第3実施例においては、アクリル板21の突出部52及びアクリル板56 に突出部52が入り込む凹部57を圧力測定表示装置1の幅方向中央より右側に 形成した。これ以外の部分、つまり、これらを圧力測定表示装置1の幅方向中央 に位置しないところに突出部52及び凹部57を形成すれば、発光ダイオード3 4をフォトトランジスタ22に、フォトトランジスタ35を発光ダイオード23 に、磁石42を磁気センサ41にそれぞれ確実に対向させることができる。
【0059】 又、第3実施例においては、カップリング器54を圧力測定表示装置1に取り 付けるように構成したので、送受信時にカップリング器54が取り付けられてい ない圧力表示装置1には各種の設定値や各種情報が送信されないようになってい る。そのため、必要に応じては磁石42及び磁気センサ41を省略することも可 能である。
【0060】 この第3実施例においては、リモコン装置30のカップリング器54を取り付 けた圧力測定表示装置1のみの設定値を確実に変更することができ、カップリン グ器54が取り付けられていない圧力表示測定装置1がそれらの設定値を受信す るといった影響を与えないようにすることができる。
【0061】 更に、第1〜第3実施例は受信手段としてフォトトランジスタ22を使用した が、これ以外にフォトダイオード等を使用してもよい。
【0062】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、圧力測定表示装置内に受信手段を設けた ので、外部から送信される各種情報は操作孔等を形成せずして受信することがで きる。この結果、圧力測定表示装置内に水分やほこり等が入らないようにして信 頼性を向上させるとともに、操作性を向上させ、更には不用意に設定値等が変更 されないようにすることができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る圧力測定表示装置の
概略構成を示す断面図である。
【図2】第1実施例に係る圧力測定表示装置の正面図で
ある。
【図3】第1実施例に係る圧力測定表示装置の電気的構
成を示す電気ブロック図である。
【図4】本考案の第2実施例に係る圧力測定表示装置の
概略構成を示す断面図である。
【図5】第2実施例に係る圧力測定表示装置の正面図で
ある。
【図6】第2実施例に係る圧力測定表示装置の電気的構
成を示す電気ブロック図である。
【図7】第2実施例に係る圧力測定表示装置を隣接配置
したことを示す説明図である。
【図8】本考案の第3実施例に係る圧力測定表示装置の
概略構成を示す断面図である。
【図9】第3実施例に係る圧力測定表示装置にリモコン
装置のカップリング器を取り付けたことを示す使用説明
図である。
【図10】従来の圧力測定表示装置の概略構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1…圧力測定表示装置、12…圧力センサ、17…表示
部としての表示器、22…受信手段としてのフォトトラ
ンジスタ、26…演算処理回路としてのコントローラ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力を検出する圧力センサから出力され
    る検出信号に基づいて圧力の演算処理を行う演算処理回
    路を設け、この演算処理回路が演算処理した圧力を表示
    する表示部を設けた圧力測定表示装置において、 前記圧力測定表示装置には外部から送信される各種情報
    データを受信するための受信手段を設けたことを特徴と
    する圧力測定表示装置。
  2. 【請求項2】 圧力を検出する圧力センサから出力され
    る検出信号に基づいて圧力の演算処理を行う演算処理回
    路を設け、この演算処理回路が演算処理した圧力を表示
    する表示部を設けた圧力測定表示装置において、 前記圧力測定表示装置には各種情報を受信するための受
    信手段を設け、この受信手段に対して外部から各種情報
    を送信する情報送信装置を備えたことを特徴とする圧力
    測定表示装置。
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