JP2603271Y2 - 圧力測定表示装置 - Google Patents

圧力測定表示装置

Info

Publication number
JP2603271Y2
JP2603271Y2 JP1993045783U JP4578393U JP2603271Y2 JP 2603271 Y2 JP2603271 Y2 JP 2603271Y2 JP 1993045783 U JP1993045783 U JP 1993045783U JP 4578393 U JP4578393 U JP 4578393U JP 2603271 Y2 JP2603271 Y2 JP 2603271Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
pressure measurement
display device
measurement display
arithmetic processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993045783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0714346U (ja
Inventor
徳秀 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP1993045783U priority Critical patent/JP2603271Y2/ja
Publication of JPH0714346U publication Critical patent/JPH0714346U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2603271Y2 publication Critical patent/JP2603271Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は圧力センサから出力され
る検出信号に基づいて演算処理を行い、その処理した圧
力を表示する圧力測定表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力測定表示装置として、図10
に示すようなものが提案されている。即ち、圧力測定表
示装置81の内部に設けられた圧力センサ82に例えば
圧力を測定したい配管と接続する。すると、圧力センサ
82は配管内の圧力を検出する。圧力センサ82は圧力
に基づいた検出信号を回路基板83a〜83cに搭載さ
れた回路素子により構成されるコントローラ84に出力
する。
【0003】そして、コントローラ84は圧力センサ8
2から出力されるそのときどきの検出信号に基づいて演
算処理をして配管内の圧力を演算する。又、コントロー
ラ84はそのときどきに演算処理した圧力を回路基板8
3aに搭載された表示器85に表示するようになってい
る。従って、表示器85を視認すればそのときの配管の
圧力を確認することができる。
【0004】又、圧力測定表示装置81には予め設定圧
力を記憶させることができ、設定圧力と一致しているか
否かを比較したり、設定圧力と測定した圧力との差圧を
求めたりすることができるようになっている。その結果
を、コントローラ84は図示しない出力回路を介して外
部に出力する。
【0005】この設定圧力の設定は回路基板83aに搭
載された数値変更スイッチ86a,86bとモード切換
スイッチ87の操作によって行われる。つまり、モード
切換スイッチ87の操作により、設定圧力変更可能なモ
ードにする。その状態で、数値変更スイッチ86a,8
6bの操作を行って設定圧力の数値を変更する。
【0006】ところで、圧力測定表示装置81は実際に
コンパクト化が図られており、1辺が約3cm程度の大
きさとなる箱形状となっている。そのため、数値変更ス
イッチ86a,86b及びモード切換スイッチ87はと
ても小さい形状となっている。従って、モード切換スイ
ッチ87や数値変更スイッチ86a,86bを指等で直
接操作することは困難で、実際にはシャープペンの先等
でモード切換スイッチ87や数値変更スイッチ86a,
86bを操作し、設定圧力を変更している。
【0007】しかしながら、圧力測定表示装置81がコ
ンパクト化されることにより、設置する場所の範囲も広
くなる。その分、使用環境の悪い場所で使用されること
もある。すると、圧力測定表示装置81にはモード切換
スイッチ87や数値変更スイッチ86a,86bを操作
するための操作孔88a〜88cが形成されている。こ
の結果、この操作孔88a〜88cを介して圧力測定表
示装置81内に水分やほこり等が入り、圧力測定表示装
置81が壊れたり、誤動作をしたりして信頼性が低下す
るという問題がある。
【0008】この対策として、シートスイッチを使用し
て操作孔88a〜88cが外部に露出しないようにする
ことも考えられている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】ところが、圧力測定表
示装置81がコンパクト化されていることから、シート
スイッチを使用した場合においても、上記と同様にシー
トスイッチにおけるスイッチ部の操作面積が小さい。
【0010】従って、上記のようにシャープペン等の先
でスイッチ部を操作することも考えられるが、シートが
破れやすいことから使用できないという問題がある。そ
のため、直接シートスイッチを指で操作しなければなら
ず、操作が行いにくいという問題がある。
【0011】又、操作面積が小さいことから柔軟性のあ
るシートを使用しなければならないが、その分、シート
が破れやすいという問題がある。更に、モード切換スイ
ッチ87数値変更スイッチ86a,86b備えた圧
力測定表示装置81においては、誰でもスイッチを操作
すれば設定圧力を容易に変更することができる。従っ
て、不用意に設定圧力が変更されてしまうといった問題
もある。
【0012】本考案は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は水分やほこり等が入らな
いようにして信頼性を向上させるとともに、操作性を向
上させ、更には不用意に設定値等が変更されないように
することができる圧力測定表示装置を提供することにあ
る。
【0013】
【0014】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め、本考案は、 圧力を検出する圧力センサと、同圧力セ
ンサから出力される検出信号に基づいて圧力の演算処理
を行うとともに各種情報データを記憶した演算処理回路
と、この演算処理回路が演算処理した圧力を表示する表
示部とを本体ケース内に設けた圧力測定表示装置におい
て、前記本体ケース内には外部から送信される少なくと
も設定値を含む各種情報データを非接触式に受信するた
めの受信手段を設け、この受信手段に対して外部から各
種情報を非接触式に送信する情報送信装置を設け、前記
受信手段で受信した各種情報データをもとに前記演算処
理回路が記憶及び演算を行うようにし、更に、前記本体
ケース内には前記情報送信装置が近接したことを検出す
る近接検出手段を設け、近接検出手段により前記情報送
信装置が近接したことが検出されたときにのみ前記情報
送信装置から送信される各種情報を前記演算処理回路に
記憶するようにした。
【0015】
【作用】上記手段により、考案によれば、圧力センサ
が圧力を検出し、その検出信号を演算処理回路に出力す
る。演算処理回路は圧力センサからの検出信号に基づい
て圧力の演算処理を行う。そして、演算処理回路は演算
処理した圧力を表示部に表示する。又、受信手段は外部
の情報送信装置等から送信される各種情報を受信し、演
算処理回路に出力する。演算処理回路は受信手段が受信
した各種情報を記憶する。ここで、圧力センサ、演算処
理回路、表示部及び受信手段を全て本体ケース内に収容
しており、受信手段は非接触式に外部からの各種情報を
受信可能であるため、本体ケースに圧力設定等のための
操作部を設ける必要がなくなる。その結果、本体ケース
に操作孔等を設ける必要がなくなって特別な防塵防止滴
対策を施さなくとも水分やほこり等が入りにくく、しか
も、圧力設定等は外部の情報送信装置等で行われること
から圧力測定表示装置が小型化されていても情報送信装
置側の操作部を大きくすることができて操作性が向上す
る。
【0016】又、本体ケース内に設けられた近接検出手
段により情報送信装置が近接したことが検出されたとき
にのみ情報送信装置から送信される各種情報を演算処理
回路に記憶するようにしたことから、隣接する他の圧力
測定表示装置に誤って情報送信してしまうおそれがな
【0017】
【実施例】[第1実施例] 以下、本考案の基本的構成を具体化した第1実施例を図
1〜図3に基づいて説明する。
【0018】図1,図2に示すように、圧力測定表示装
置1の取付ベース2には入力ポート3が形成されてい
る。取付ベース2の上面における入力ポート3には収納
凹部4が形成されている。そして、収納凹部4にはOリ
ング5が配設されている。
【0019】取付ベース2の上面には圧力測定表示装置
1の四角箱形状を成す本体ケース6が取付固定されてい
る。本体ケース6は下部本体7と、該下部本体7の上面
から覆われる上部本体8とから構成されている。下部本
体7の左右両側には弾性を有する係合爪9が一体形成さ
れている。この係合爪9は上部本体8の内面に形成され
た係合部10に係合されて上部本体8が下部本体7に取
付固定されている。
【0020】下部本体7の底面には収納部11が穿設さ
れ、この収納部11には歪みゲージや半導体を使用して
構成された公知の圧力センサ12が配設されている。圧
力センサ12は下部本体7に形成された挿通孔13を介
して取付ベース2の入力ポート3に挿入され、Oリング
5と摺接した状態となっている。従って、圧力センサ1
2は入力ポート3と接続された状態となっている。又、
圧力測定表示装置1の圧力センサ12は例えばエアを供
給する供給管13a内の圧力を検出するようになってい
る。
【0021】本体ケース6内には回路素子を搭載した3
枚の回路基板14a〜14cが一対のスペーサ15によ
って間隙を有するように並設されている。そして、回路
基板14cが下部本体7の内側側面に形成された係止段
部16に係合して支持されることにより、これらの回路
基板14a〜14cが本体ケース6内に配設されてい
る。この回路基板14a〜14cに前記圧力センサ12
の検出信号が出力されるようになっている。
【0022】又、回路基板14aの上面には表示部とし
ての表示器17が取り付けられている。表示器17は4
桁の7セグメント18a〜18dが設けられている。そ
して、表示器17の左右両側にはモード表示を行う6つ
のモード表示部19a〜19fが設けられている。更
に、上部本体8の上面略全体には窓部20が形成され、
この窓部20には光を透過することができるアクリル板
21が嵌め込まれ、表示器17の7セグメント18a〜
18dに表示される数値や、モード表示部19a〜19
fの点灯表示が外部から視認することができるようにな
っている。
【0023】又、表示器17の下側における回路基板1
4aには外部から送信される各種情報や設定値を受信す
る受信手段としてのフォトトランジスタ22と、圧力測
定表示装置1からの各種情報や設定値を光にて出力する
発光ダイオード23がそれぞれ設けられている。
【0024】次に、上記のように構成された圧力測定表
示装置1の電気的構成について説明する。図3に示すよ
うに、圧力測定表示装置1は内部に配設された電源25
と、回路基板14a〜14cに搭載される回路素子によ
り構成される演算処理回路としてのコントローラ26
と、該回路基板14a〜14cに搭載される回路素子に
より構成される駆動回路27と、出力回路28と、圧力
センサ12と、表示器17と、フォトトランジスタ22
と、発光ダイオード23とから構成されている。
【0025】コントローラ26は電源25に基づいて駆
動回路27を介して表示器17を動作させるようになっ
ている。又、コントローラ26は圧力センサ12から出
力されるそのときどきの検出信号に基づいて供給管13
a内の圧力を演算処理し、その演算処理した圧力を駆動
回路27を介して表示器17に表示するようになってい
る。
【0026】又、コントローラ26はフォトトランジス
タ22が受信した各種情報や設定値等を記憶し、その情
報に基づいて各種演算を行うようになっている。そし
て、各種情報や設定値等に基づいた各種演算処理等をコ
ントローラ26は発光ダイオード23を介して外部に出
力したり、出力回路28を介して外部に出力したりする
ようになっている。
【0027】圧力測定表示装置1に対して各種情報や設
定値を外部から送信する情報送信装置としてのリモコン
装置30が備えられている。このリモコン装置30には
各種情報や設定値等を指定して送信するための10キー
等を備えたスイッチ群31が設けられている。そして、
スイッチ群31の10キーを操作すると、リモコン装置
30の制御回路32は該リモコン装置30に設けられた
デジタル表示器33にその数値を表示するようになって
いる。
【0028】そして、スイッチ群31の転送スイッチを
操作すると、デジタル表示器33に表示された数値が制
御回路32の制御により発光ダイオード34を介して圧
力測定表示装置1のフォトトランジスタ22に出力され
るようになっている。すると、圧力測定表示装置1のコ
ントローラ26はフォトトランジスタ22が受信した各
種情報や設定値等を記憶するようになっている。
【0029】例えば、圧力センサ12から出力される検
出信号に基づいてコントローラ26が演算処理した圧力
と、リモコン装置30から送信されて記憶された設定値
との差の比較を行い、その結果をコントローラ26は駆
動回路27を介して表示器17の7セグメント18a〜
18dに表示したり、出力回路28を介して外部に出力
することができるようになっている。
【0030】又、リモコン装置30のスイッチ群31の
表示切換スイッチを操作すると、制御回路32は駆動回
路27を介してフォトトランジスタ22にその指令信号
を出力するようになっている。
【0031】そして、コントローラ26はフォトトラン
ジスタ22が受信した指令信号に基づいて駆動回路27
を介してモード表示部19a〜19fの表示を順次切り
換え、そのモード表示部19a〜19fに対応した数値
を7セグメント18a〜18dに表示させるようになっ
ている。例えば、モード表示部19a〜19fの表示切
換に基づいて圧力センサ12が検出した供給管13a内
の圧力を表示したり、設定値の表示をしたり、設定値を
基準として供給管13a内の圧力がどれだけ高いか又は
低いかを表示させたりすることができるようになってい
る。
【0032】更に、リモコン装置30におけるスイッチ
群31の要求スイッチを操作すると、制御回路32は発
光ダイオード34を介して圧力測定表示装置1のフォト
トランジスタ22に要求信号を出力するようになってい
る。コントローラ26はフォトトランジスタ22が受信
した要求信号に基づいて要求信号に対応した各種情報や
設定値等を発光ダイオード23を介してリモコン装置3
0のフォトトランジスタ35に送信するようになってい
る。リモコン装置30の制御回路32はフォトトランジ
スタ35が受信した各種情報や設定値等を記憶したりデ
ジタル表示器33に表示したりするようになっている。
【0033】次に、上記のように構成された圧力測定表
示装置1の作用について説明する。圧力測定表示装置1
が電源25により動作した状態で、圧力センサ12が供
給管13aの圧力を検出する。そして、圧力センサ12
から出力される検出信号に基づいてコントローラ26は
そのときどきの供給管13a内の圧力を演算処理する。
又、コントローラ26は駆動回路27を介して表示器1
7に演算処理した圧力を表示する。そのため、圧力測定
表示装置1のアクリル板21を介して表示器17の7セ
グメント18a〜18dに表示される数値を視認すれば
供給管13a内の圧力を容易に知ることができる。
【0034】ここで、例えば供給管13a内の圧力に対
する設定値を圧力測定表示装置1に設定する場合、リモ
コン装置30におけるスイッチ群31の10キーを操作
して所望の設定値を入力する。すると、制御回路32は
スイッチ群31の10キー操作に基づいた設定値をデジ
タル表示器33に表示する。
【0035】そして、デジタル表示器33に表示された
設定値が正しければ、スイッチ群31の転送スイッチを
操作すると、デジタル表示器33に表示された数値が制
御回路32の制御により発光ダイオード34を介して圧
力測定表示装置1のフォトトランジスタ22に送信され
る。すると、圧力測定表示装置1のコントローラ26は
フォトトランジスタ22が受信した設定値等を記憶す
る。
【0036】コントローラ26は圧力センサ12から出
力される検出信号に基づいてそのときどきに演算処理さ
れた圧力が設定値よりどれだけ高いか又はどれだけ低い
かを演算し、その比較結果を出力回路28を介して外部
に出力する。
【0037】又、リモコン装置30におけるモード切換
スイッチの操作により、制御回路32は発光ダイオード
34を介して圧力測定表示装置1のフォトトランジスタ
22にモード切換信号を送信する。すると、コントロー
ラ26はフォトトランジスタ22が受信したモード切換
信号に基づいてモード表示部19a〜19fの点灯表示
を切り換えるとともに、そのモード表示部19a〜19
fの点灯に対応した数値を表示器17に表示する。
【0038】更に、リモコン装置30におけるスイッチ
群31の要求スイッチを操作すれば、制御回路32は発
光ダイオード34を介して圧力測定表示装置1のフォト
トランジスタ22に要求信号を送信する。そして、圧力
測定表示装置1のコントローラ26はフォトトランジス
タ22が受信した要求信号に基づく情報を発光ダイオー
ド23を介してリモコン装置30のフォトトランジスタ
35に送信する。
【0039】リモコン装置30の制御回路32はフォト
トランジスタ35が受信した各種情報や設定値を記憶し
たりデジタル表示器33に表示したりする。従って、設
定値等の変更を行う際、変更したい圧力測定表示装置1
のフォトトランジスタ22及び発光ダイオード23に対
しリモコン装置30の発光ダイオード34及びフォトト
ランジスタ35を対向させた状態でスイッチ群31を操
作すれば容易に行うことができる。
【0040】このため、圧力測定表示装置1に数値変更
スイッチを設ける必要が無くなる。その結果、従来とは
異なりスイッチを操作する操作孔を形成する必要が無く
なるため、圧力測定表示装置1内に水やほこり等が入り
込まないようにすることができるので圧力測定表示装置
1の信頼性を向上させることができる。
【0041】又、リモコン装置30は別体とすることが
できるので、該リモコン装置30を大きく設計すること
ができる。この結果、スイッチ群31等を指で直接操作
することができる大きさに設計することができ、操作性
を向上させることができる。
【0042】更に、リモコン装置30を持った人しか圧
力測定表示装置1の設定値を変更することができない。
この結果、圧力測定表示装置1の設定値が不用意に変更
されることを確実に防止することができる。
【0043】本実施例においては、圧力測定表示装置1
から発光ダイオード23を介してリモコン装置30に送
信するように構成したが、必ずしも設ける必要がなく、
要はリモコン装置30によって圧力測定表示装置1に各
種のデータや設定値を送信したとき、それらを受信して
くれるフォトトランジスタ22があればよい。
【0044】本実施例においては、供給管13a内の圧
力を検出する圧力測定表示装置1としたが、この他にシ
リンダ等のピストン室の圧力を検出する圧力測定表示装
置1としてもよい。[第2実施例]以下、本考案を具体
化した第2実施例を図4〜図7に基づいて説明する。
尚、上記第1実施例と同様の部分に付いては同一番号を
付してその詳細な説明を省略する。
【0045】図4〜図6に示すように、この第2実施例
の圧力測定表示装置1は、回路基板14aの上面に磁気
を検出するホール素子等で構成された近接検出手段とし
ての磁気センサ41が設けられ、この磁気センサ41が
コントローラ26に接続されている。
【0046】又、リモコン装置30には磁石42が配設
されている。そして、リモコン装置30の発光ダイオー
ド34を圧力測定表示装置1のフォトトランジスタ22
に対向させ、リモコン装置30のフォトトランジスタ3
5を圧力測定表示装置1の発光ダイオード23に対向さ
せたとき、磁石42が磁気センサ41に対向するように
なっている。
【0047】そして、磁気センサ41は磁石42の磁気
を検出した検出信号をコントローラ26に出力するよう
になっている。従って、圧力測定表示装置1のコントロ
ーラ26は磁石42の磁気検出に基づく磁気センサ41
から検出信号が出力されたときのみ、リモコン装置30
の発光ダイオード34から送信される設定値や各種情報
を記憶又は処理したり、発光ダイオード23によってリ
モコン装置30に各種情報や設定値を送信するようにな
っている。
【0048】従って、実際には、図7に示すように取付
ベース2に圧力測定表示装置1が隣接配置される場合が
多い。そのため、単にリモコン装置30により変更した
い設定値を送信する場合、変更してはいけない圧力測定
表示装置1のフォトトランジスタ22が送信された設定
値を受信した場合、そのコントローラ26は設定値を記
憶してしまう場合がある。
【0049】この第2実施例においては、磁気センサ4
1及び磁石42との構成により、磁気センサ41がリモ
コン装置30における磁石42の磁気を検出したときの
み、磁気センサ41から出力される検出信号に基づきコ
ントローラ26がリモコン装置30から送信される各種
情報や設定値等を記憶するようにしている。
【0050】この結果、複数の圧力測定表示装置1が隣
接していても、磁気センサ41が磁石42の磁気を検出
しない限り動作しないようにしているため、設定値の変
更をしたくない圧力測定表示装置1が誤動作しないよう
に防止することができる。[第3実施例]以下、本考案
を具体化した第3実施例を図8,図9に基づいて説明す
る。尚、前記第1及び第2実施例と同一となる部材につ
いては同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0051】図8に示すように、上部本体8の左右両側
上部には係合凹部51が形成されている。又、窓部20
に嵌め込められたアクリル板21は本体ケース6内に窪
むように折曲形成されている。更に、アクリル板21の
幅方向中央より若干右側に移動した位置には円弧状の突
出部52が上方へ突出するように形成されている。
【0052】又、図9に示すように、リモコン装置30
には延長コード53を介してカップリング器54が取り
付けられている。このカップリング器54には窓部55
が形成され、この窓部55にはアクリル板56が嵌め込
まれている。アクリル板56は圧力測定表示装置1のア
クリル板21に沿うように突出形成されるとともに、ア
クリル板21の突出部52が入り込む凹部57が形成さ
れている。従って、カップリング器54は圧力測定表示
装置1の上面に隙間なく対向させることができるように
なっている。
【0053】又、カップリング器54の左右両側には圧
力測定表示装置1の上部本体8に形成された係合凹部5
1に係合する係合片58が一体形成されている。そのた
め、カップリング器54の係合片58を圧力測定表示装
置1の係合凹部51に係合させれば、カップリング器5
4は圧力測定表示装置1の上面に隙間なく安定した状態
で対向させることができる。なお、前記係合凹部51、
突出部52、凹部57及び係合片58により、係合部が
構成されている。
【0054】更に、カップリング器54内には回路基板
59が嵌め込まれ、この回路基板59には圧力測定表示
装置1のフォトトランジスタ22、発光ダイオード23
及び磁気センサ41と対向する発光ダイオード34、フ
ォトトランジスタ35及び磁石42が搭載されている。
そして、発光ダイオード34及びフォトトランジスタ3
5は延長コード53を介してリモコン装置30の制御回
路32に接続されている。
【0055】従って、この第3実施例においては、突出
部52に対して凹部57を対向させた状態で、設定値を
変更したい圧力測定表示装置1の係合凹部51に対して
リモコン装置30に接続されたカップリング器54の係
合片58を嵌め込む。この結果、カップリング器54は
隙間なく圧力測定表示装置1の上面に安定した状態で対
向させることができる。
【0056】又、発光ダイオード34はフォトトランジ
スタ22に対向し、フォトトランジスタ35は発光ダイ
オード23に対向する。更には、磁石42は磁気センサ
41と対向する。そして、磁気センサ41は磁石42に
磁気を検出する。従って、リモコン装置30から圧力測
定表示装置1に設定値や各種情報を送信したり、圧力測
定表示装置1からリモコン装置30に情報や設定値を送
信したりすることができるスタンバイ状態にすることが
できる。
【0057】この結果、カップリング器54が取り付け
られた圧力測定表示装置1のみに設定値や各種情報を送
信したりすることができる。更に、アクリル板21に突
出部52を形成し、アクリル板56に突出部52が入り
込む凹部57を形成している。これらは、圧力測定表示
装置1の幅方向中央より右側に形成したので、発光ダイ
オード34をフォトトランジスタ22に、フォトトラン
ジスタ35を発光ダイオード23に、磁石42を磁気セ
ンサ41にそれぞれ確実に対向させることができる。
【0058】この第3実施例においては、アクリル板2
1の突出部52及びアクリル板56に突出部52が入り
込む凹部57を圧力測定表示装置1の幅方向中央より右
側に形成した。これ以外の部分、つまり、これらを圧力
測定表示装置1の幅方向中央に位置しないところに突出
部52及び凹部57を形成すれば、発光ダイオード34
をフォトトランジスタ22に、フォトトランジスタ35
を発光ダイオード23に、磁石42を磁気センサ41に
それぞれ確実に対向させることができる。
【0059】又、第3実施例においては、カップリング
器54を圧力測定表示装置1に取り付けるように構成し
たので、送受信時にカップリング器54が取り付けられ
ていない圧力表示装置1には各種の設定値や各種情報が
送信されないようになっている。そのため、必要に応じ
ては磁石42及び磁気センサ41を省略することも可能
である。
【0060】この第3実施例においては、リモコン装置
30のカップリング器54を取り付けた圧力測定表示装
置1のみの設定値を確実に変更することができ、カップ
リング器54が取り付けられていない圧力表示測定装置
1がそれらの設定値を受信するといった影響を与えない
ようにすることができる。
【0061】更に、第1〜第3実施例は受信手段として
フォトトランジスタ22を使用したが、これ以外にフォ
トダイオード等を使用してもよい。
【0062】以上詳述したように、考案によれば、圧
力センサ、演算処理回路、表示部及び受信手段を全て本
体ケース内に収容しており、受信手段は非接触式に外部
からの各種情報を受信可能であるため、本体ケースに圧
力設定等のための操作部を設ける必要がなくなる。その
結果、本体ケースに操作孔等を設ける必要がなくなって
特別な防塵防止滴対策を施さなくとも水分やほこり等が
入りにくく、しかも、圧力設定等は外部の情報送信装置
等で行われることから圧力測定表示装置が小型化されて
いても情報送信装置側の操作部を大きくすることができ
て操作性が向上する。又、本体ケース内に設けられた近
接検出手段により情報送信装置が近接したことが検出さ
れたときにのみ情報送信装置から送信される各種情報を
演算処理回路に記憶するようにしたことから、隣接する
他の圧力測定表示装置に誤って情報送信してしまうおそ
れがない
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係る圧力測定表示装置の
概略構成を示す断面図である。
【図2】第1実施例に係る圧力測定表示装置の正面図で
ある。
【図3】第1実施例に係る圧力測定表示装置の電気的構
成を示す電気ブロック図である。
【図4】本考案の第2実施例に係る圧力測定表示装置の
概略構成を示す断面図である。
【図5】第2実施例に係る圧力測定表示装置の正面図で
ある。
【図6】第2実施例に係る圧力測定表示装置の電気的構
成を示す電気ブロック図である。
【図7】第2実施例に係る圧力測定表示装置を隣接配置
したことを示す説明図である。
【図8】本考案の第3実施例に係る圧力測定表示装置の
概略構成を示す断面図である。
【図9】第3実施例に係る圧力測定表示装置にリモコン
装置のカップリング器を取り付けたことを示す使用説明
図である。
【図10】従来の圧力測定表示装置の概略構成を示す断
面図である。
【符号の説明】
1…圧力測定表示装置、12…圧力センサ、17…表示
部としての表示器、22…受信手段としてのフォトトラ
ンジスタ、26…演算処理回路としてのコントローラ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力を検出する圧力センサと、同圧力セ
    ンサから出力される検出信号に基づいて圧力の演算処理
    を行うとともに各種情報データを記憶した演算処理回路
    と、この演算処理回路が演算処理した圧力を表示する表
    示部とを本体ケース内に設けた圧力測定表示装置におい
    て、 前記本体ケース内には外部から送信される少なくとも設
    定値を含む各種情報データを非接触式に受信するための
    受信手段を設け、この受信手段に対して外部から各種情
    報を非接触式に送信する情報送信装置を設け、前記受信
    手段で受信した各種情報データをもとに前記演算処理回
    路が記憶及び演算を行うようにし、更に、前記本体ケー
    ス内には前記情報送信装置が近接したことを検出する近
    接検出手段を設け、近接検出手段により前記情報送信装
    置が近接したことが検出されたときにのみ前記情報送信
    装置から送信される各種情報を前記演算処理回路に記憶
    するようにした圧力測定表示装置。
JP1993045783U 1993-08-23 1993-08-23 圧力測定表示装置 Expired - Fee Related JP2603271Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993045783U JP2603271Y2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 圧力測定表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993045783U JP2603271Y2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 圧力測定表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0714346U JPH0714346U (ja) 1995-03-10
JP2603271Y2 true JP2603271Y2 (ja) 2000-03-06

Family

ID=12728885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993045783U Expired - Fee Related JP2603271Y2 (ja) 1993-08-23 1993-08-23 圧力測定表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2603271Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3506865B2 (ja) * 1997-01-07 2004-03-15 株式会社日立ビルシステム 移送体の走行特性測定装置
JP2006053009A (ja) * 2004-08-11 2006-02-23 Saginomiya Seisakusho Inc 圧力スイッチ
US10584309B2 (en) * 2017-02-06 2020-03-10 Rosemount Inc. Pressure transducer for single-use containers

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272399A (ja) * 1986-05-21 1987-11-26 株式会社日立製作所 差圧・圧力伝送器
JP2931399B2 (ja) * 1990-11-30 1999-08-09 エスエムシー株式会社 圧力検出器
JPH04342100A (ja) * 1991-05-18 1992-11-27 Fuji Electric Co Ltd データまたはエネルギーの伝送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0714346U (ja) 1995-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2321487C2 (ru) Система робота, способная определить область перемещения
US5422565A (en) Method and system for sensing removal of a utility meter from its socket
US10432195B2 (en) Power outlet socket sensor switch
US8724331B2 (en) Intelligent wall-mounted switch module
AU2016201849B2 (en) Improvements in Switches
JP2603271Y2 (ja) 圧力測定表示装置
EP0868077A2 (en) Television camera
KR100440210B1 (ko) 온도 감지 및 감응형 전원접속구 및 스위치
CN211236650U (zh) 一种非接触式控制面板
JP4018371B2 (ja) 省電力表示モード付きセンサ装置
JP2014182912A (ja) 差込プラグ抜け検出装置
KR200443917Y1 (ko) 와이드 디스플레이 타입 가연성 가스 탐지기
GB2569384A (en) A fishing appliance with a port
CN216389113U (zh) 一种开关面板
JP4953721B2 (ja) 操作スイッチ
JP3613130B2 (ja) 遠隔監視制御システムの操作用端末器
JP2548895Y2 (ja) 圧力測定表示装置
JP4688154B2 (ja) センサシステムおよびセンサユニット
CN114110937A (zh) 遥控装置
KR101713898B1 (ko) 공작기계의 터치 조작반용 개선형 통합피씨비어셈블리
CN106531514A (zh) 一种防水遥控器
KR0152311B1 (ko) 다채널 리모콘
KR19980036033A (ko) 광버튼 채용 스위치
KR0113500Y1 (ko) 전자제품용 리모콘
KR950002586B1 (ko) 원터치 다이얼링키의 증대방법 및 증대장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees