JPH07143210A - 多重化制御システム - Google Patents

多重化制御システム

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JPH07143210A
JPH07143210A JP5289032A JP28903293A JPH07143210A JP H07143210 A JPH07143210 A JP H07143210A JP 5289032 A JP5289032 A JP 5289032A JP 28903293 A JP28903293 A JP 28903293A JP H07143210 A JPH07143210 A JP H07143210A
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JP
Japan
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controller
control system
control
controllers
host computer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5289032A
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English (en)
Inventor
Yuichi Sugai
雄一 菅井
Nobuhisa Kobayashi
延久 小林
Keisuke Totsugi
圭介 戸次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多重化制御システムにおいて、異常が発生す
るまでの制御器の経歴を制御器内部に保持することによ
り、システムの早期復旧を実現する。 【構成】 A制御器3、B制御器5、C制御器7の計算
結果照合の結果、A制御器3、B制御器5の計算結果デ
−タが一致し、C制御器7の計算結果デ−タと不一致が
生じた場合、多数決論理により、A制御器3、B制御器
5の結果が正しいデ−タと判断され、C制御器7に対す
るリモ−トリセット要求がA制御器3、B制御器5より
上位計算機11に送出され、上位計算機11よりC制御
器7にリモ−トリセットコマンドが発行され、C制御器
7はリセットされる。この機能により、上位制御出力線
10を接続したままで計算結果が不一致となる制御器の
自動切断が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重化制御システムに係
り、特に制御対象に対して複数設けられた制御器のいず
れかに異常が発生した場合、その制御器の復旧を容易に
行うことができるようにした多重化制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】多重化制御システムには、制御対象に接
続された複数の制御器と、これらの制御器を個々に制御
する上位計算機とが設けられている。そして、上位計算
機は、制御対象を制御していた制御器に異常が発生した
場合に、他の制御器のいずれかに制御を切換えるように
構成されている。
【0003】複数ある制御器のいずれかに異常が発生し
た際に、その異常な制御器からの制御出力を切断する必
要がある。従来は、故障や保守作業のために特定の制御
器の制御出力を切断する場合、特定の制御器の出力信号
線を切り離すことによって、異常な制御信号が出力され
て他の制御器に影響を及ぼすことを防いでいた。このよ
うな技術を開示したものとしては、特開昭57−363
56号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の多重化シス
テムでは、多重系を構成して制御対象を信頼性高く制御
するには申し分ないが、一旦、異常が発生したときに特
定の制御器の出力信号線を切断してしまうので、システ
ムの復旧に時間がかかるという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、異常が発生するまでの制
御器の経歴を制御器内部に保持することにより、システ
ムの早期復旧を実現することができる多重化制御システ
ムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、制御対象に接続された複数の制御器と、
前記複数の制御器を個々に制御する上位計算機とが設け
られ、制御対象を制御していた制御器に異常が発生した
場合に、他の制御器のいずれかに制御が切換えられる構
成をなした多重化制御システムにおいて、異常が発生し
た前記制御器の内部メモリの記憶状態を保持したままで
当該制御器を制御系から切り離す手段を設けたものであ
る。
【0007】また、本発明は、制御対象に接続された複
数の制御器と、前記複数の制御器を個々に制御する上位
計算機とが設けられ、制御対象を制御していた制御器に
異常が発生した場合に、他の制御器のいずれかに制御を
切換えられる構成をなした多重化制御システムにおい
て、異常が発生した前記制御器内部のオペレーションシ
ステムの稼働を待ち状態とする手段を設けたものであ
る。
【0008】
【作用】上記構成によれば、複数の制御器のうちの1つ
に異常が発生した場合、その制御器は制御系から切り離
されるので、異常デ−タのよる他の正常なオンライン制
御中の制御器への悪影響を防ぐことができる。また、内
部メモリの記憶状態を保持したままで制御系から切り離
されるので、異常が発生するまでの制御器の経歴を遠隔
操作で収集することができ、これによって、異常が発生
した制御器を早期に復旧させることが可能となる。
【0009】また、異常が発生した制御器の内部のオペ
レーションシステムの稼働を待ち状態とすることも、結
局は内部メモリの記憶状態を保持したままでその制御器
を制御系から切り離すことになり、上記と同様の作用効
果がある。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に従って説明す
る。図1は本発明の多重化制御システムの概略構成図で
ある。本実施例では3重系の場合について説明するが、
2重系または4重系以上であっても良い。
【0011】図1において、多重化制御装置9は、複数
の制御器をその制御対象(制御対象1、上位計算機1
1)に対する周期的な制御サイクル毎に同期させつつ動
作させる。多重化制御装置9内にはA制御器3、B制御
器5、C制御器7が設けられ、各制御器3,5,7は制
御サイクルの周期化により並行して制御対象1とのデ−
タ入力を行う。
【0012】一方、A制御器3、B制御器5、C制御器
7には、それぞれの内部の制御状態を上位計算機11と
交換するために伝送制御部4,6,8が設けられてい
る。これらの伝送制御部4,6,8により、各制御器
3,5,7は入力デ−タを交換し、多数決論理に基づき
デ−タの一致化を図る。入力デ−タの一致化が行われる
とその入力デ−タに従って制御が行われ、制御出力デ−
タが作成される。この制御出力デ−タも各制御器3,
5,7間で交換され、多数決論理に基づきデ−タの一致
化が図られる。これら制御サイクルを通じ、各制御器
3,5,7の制御状態に従って、各制御器の共通な論理
により、制御出力を行う制御器(主系制御器)も決定さ
れる。このような制御システムは、同一出願人による特
願平3−72774号によって開示されている。
【0013】以上のような多重化制御装置9において、
A制御器3、B制御器5、C制御器7の計算結果照合の
結果、A制御器3、B制御器5の計算結果デ−タが一致
し、C制御器7の計算結果デ−タと不一致が生じた場
合、多数決論理によりA制御器3、B制御器5の結果が
正しいデ−タと判断される。A制御器3、B制御器5は
上位計算機11に対しリモ−トリセットコマンド発行要
求を出力し、上位計算機11では、そのリモ−トリセッ
トコマンド発行要求の多数決をとり、C制御器7に上位
制御出力線10を介してリモ−トリセットコマンドが送
出される。この機能により、異常が生じて計算結果が不
一致となる制御器の制御停止が可能となる。 ここで、
異常が発生した制御器を検出する方法としては、上記の
ように各制御器3,5,7からの計算結果を照合する以
外に、上位計算機11がA制御器3、B制御器5、C制
御器7に対して監視信号を定期的に送信し、その応答信
号に基づいて、異常が発生している制御器を決定するよ
うにしても良い。
【0014】異常が発生して制御が停止された制御器に
は上位制御出力線10が接続されているので、上位計算
機11または中央計算機13より、当該制御器の内部の
状態を遠隔操作で観測することができる。
【0015】次に、図2を用いて本発明の多重化制御シ
ステムの詳細な構成を説明する。ここでは便宜上、A制
御器3に異常が発生したものとして説明する。
【0016】A制御器3に異常が発生した場合、上位計
算機11より上位制御出力線10を介してリモ−トリセ
ットコマンド30が入力され、以下の手順によりリモ−
トリセットされる。 (1)伝送制御部4はCPU部21のRF/F23(リ
モ−トウェイトフリップフロップ)をセットする。この
時、CPU部21はウェイト状態になる。 (2)伝送制御部4はCPU部21にリモ−トリセット
リクエスト31(CPU部21のGRRQレジスタ24
に任意デ−タライト)を行う。 (3)CPU部21はウェイトがかかっている状態でリ
モ−トリセットが要求されると、A制御器3内のすべて
のハ−ドウェアに対してハ−ドウェアリセットをかけ
る。 (4)CPU部21からハ−ドウェアリセットが要求さ
れると、CPU部21自身も含めA制御器3のバス上の
すべてのハ−ドウェアの状態がイニシャライズされる。
この時、伝送制御部4のみはハ−ドウェアリセット信号
がマスクされるため、ハ−ドウェアリセットがかからな
い。
【0017】以上により、A制御器3にリモ−トリセッ
トが要求されると、A制御器3内のCPU部21以外の
すべてのハ−ドウェアはリセットされる。この時、CP
U部21も、もちろんリセットされる。しかし、CPU
部21はRF/F23がセットされているので、リセッ
トされた状態のままウェイト状態に入り、内部メモリ2
1Aの記憶状態もそのまま保存される。この状態にある
とき、CPU部21はオンラインモ−ドで立ち上がるこ
とができないため、外部からみるとCPU部21が完全
に停止した状態にあるものと考えることができる。した
がって、伝送制御部4が正常に動作していれば、リモ−
トリセットを使用することにより、異常の発生したA制
御器3を完全に制御停止させることができる。
【0018】次に、図3を用いて本発明の多重化性御シ
ステムにおけるリモ−トリセットコマンドの発行手順に
ついて説明する。
【0019】ある制御器で発生した異常は、制御器間の
デ−タの比較照合によって検出され、異常が検出される
と系構成制御処理により系構成の切換えが実行される。
例えば、3重系の主系制御器で異常が発生すると、多重
化制御装置は2重系運転となり主系の切換えが実行され
る。この構成制御処理において、異常な制御器が検出さ
れ系構成の切換えが完了すると、多重化制御装置の正常
な2つの制御器は上位制御出力線10を介し、上位計算
機11に対し異常な制御器を停止させるためのリモ−ト
リセットコマンドの発行を要求33する。上位計算機1
1は2つの制御器からのリモ−トリセットコマンド発行
要求33を受け、多数決をとった上で異常な制御器に対
しリモ−トリセットコマンド発行32を行い、異常な制
御器の制御を停止させる。
【0020】リモ−トリセットコマンドは、図4に示す
ように、リモ−トリセット要求フラグ34とリモ−トリ
セット先アドレス35からなり、このリモ−トリセット
コマンドを受信した伝送制御部4は、C制御器7の動作
モ−ドをオフラインモ−ドとする。
【0021】また、主系制御器は、リモ−トリセットコ
マンドの発行状況を監視し、上位計算機11がリモ−ト
リセットコマンドを発行しない場合は、自らリモ−トリ
セットコマンドを発行する。
【0022】一旦、リモ−トリセットコマンドが発行さ
れると、制御器はリモ−トスタ−トコマンドが発行され
るまでオンライン制御を停止する。但し、制御器がリモ
−トリセット期間中であっても、上位制御出力線10を
介して制御器内部のデ−タを遠隔から収集することがで
きる。したがって、本実施例によれば、伝送制御部4が
正常に動作している限り、システムの保守性を損なうこ
となく異常の発生した制御器のオンライン制御を停止す
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多重化された制御装置において、異常が発生した制御器
の動作を自動的に中止させ、異常な制御デ−タが出力さ
れてしまうことを防止できるとともに、異常が発生して
制御停止した制御器の内部メモリを他の正常な計算機か
らの遠隔操作により、容易に収集・観測できるため、異
常原因の究明作業が迅速化され、早期復旧が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重化制御システムの概略構成図であ
る。
【図2】本発明の多重化制御システムの要部詳細図であ
る。
【図3】リモ−トリセットコマンド発行手順を示した図
である。
【図4】リモ−トリセットコマンドの構成図である。
【符号の説明】
1 制御対象 2 下位制御出力線 3 A制御器 5 B制御器 7 C制御器 4,6,8 伝送制御部 9 多重化制御装置 10 上位制御出力線 11 上位計算機 12 ネットワ−ク 13 中央計算機 20 リセット線 21 CPU部 21A 内部メモリ 22 その他ハ−ドウェア 23 RF/F 24 GRRQレジスタ 30 リモ−トリセットコマンド 31 リモ−トリセットリクエスト 32 リモ−トリセットコマンド発行 33 リモ−トリセットコマンド発行要求 34 リモ−トリセット要求フラグ 35 リモ−トリセット先アドレス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象に接続された複数の制御器と、
    前記複数の制御器を個々に制御する上位計算機とが設け
    られ、制御対象を制御していた制御器に異常が発生した
    場合に、他の制御器のいずれかに制御が切換えられる構
    成をなした多重化制御システムにおいて、 異常が発生した前記制御器の内部メモリの状態を保持し
    たままで当該制御器を制御系から切り離す手段を設けた
    ことを特徴とする多重化制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多重化制御システムにお
    いて、 前記上位計算機は、制御系から切り離された前記制御器
    の内部メモリを遠隔操作で観測することを特徴とする多
    重化制御システム。
  3. 【請求項3】 制御対象に接続された複数の制御器と、
    前記複数の制御器を個々に制御する上位計算機とが設け
    られ、制御対象を制御していた制御器に異常が発生した
    場合に、他の制御器のいずれかに制御を切換えられる構
    成をなした多重化制御システムにおいて、 異常が発生した前記制御器内部のオペレーションシステ
    ムの稼働を待ち状態とする手段を設けたことを特徴とす
    る多重化制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は3記載の多重化制御システ
    ムにおいて、 前記上位計算機は、前記複数の制御器から送られてくる
    データを収集するとともに、収集したデータに対して多
    数決をとることによって、異常が発生している制御器を
    決定する機能を有することを特徴とする多重化制御シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は3記載の多重化制御システ
    ムにおいて、 前記上位計算機は、前記制御器の状態を監視するための
    信号を制御器に対して定期的に送信し、その応答信号に
    基づいて、異常が発生している制御器を決定する機能を
    有することを特徴とする多重化制御システム。
JP5289032A 1993-11-18 1993-11-18 多重化制御システム Pending JPH07143210A (ja)

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JP5289032A JPH07143210A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 多重化制御システム

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JP5289032A JPH07143210A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 多重化制御システム

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JPH07143210A true JPH07143210A (ja) 1995-06-02

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ID=17737949

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JP5289032A Pending JPH07143210A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 多重化制御システム

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JP (1) JPH07143210A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1143314A1 (en) * 2000-04-03 2001-10-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Technique of monitoring abnormality in plurality of CPUs or controllers
JP2002247142A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 East Japan Railway Co 多重系伝送システム

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