JPH0714293Y2 - 長尺転写材の排紙トレイ - Google Patents
長尺転写材の排紙トレイInfo
- Publication number
- JPH0714293Y2 JPH0714293Y2 JP1988042194U JP4219488U JPH0714293Y2 JP H0714293 Y2 JPH0714293 Y2 JP H0714293Y2 JP 1988042194 U JP1988042194 U JP 1988042194U JP 4219488 U JP4219488 U JP 4219488U JP H0714293 Y2 JPH0714293 Y2 JP H0714293Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- transfer material
- document
- discharge
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電子写真装置における転写材の排出トレイに関
し、特に、長尺の転写材をも有効に収容し得る排出トレ
イに関する。
し、特に、長尺の転写材をも有効に収容し得る排出トレ
イに関する。
[従来の技術] 電子写真装置における転写材の排出トレイとして、例え
ば実開昭62−79740号公報に示されるように、装置の前
面側に設けられた排出口から排出された転写材をほぼ重
力方向に自然落下した状態で受け取るように上方が開放
した断面略U字状の形状のものが知られる。かかる形状
のトレイは、転写材を斜め下方に寝かせた状態で受け取
る皿状のトレイに対し、装置の前後方向の設置スペース
をかなり小さくすることができるという利点を有する。
ば実開昭62−79740号公報に示されるように、装置の前
面側に設けられた排出口から排出された転写材をほぼ重
力方向に自然落下した状態で受け取るように上方が開放
した断面略U字状の形状のものが知られる。かかる形状
のトレイは、転写材を斜め下方に寝かせた状態で受け取
る皿状のトレイに対し、装置の前後方向の設置スペース
をかなり小さくすることができるという利点を有する。
一方、近年においては再生すべき原稿の長さを規制せず
に任意の長尺の原稿をも再生し得るようにした電子写真
装置が要求されている。かかる装置においては原稿の長
さを原稿の搬送時に自動的に検出し、この値に従ってロ
ール状転写材を裁断して原稿に応じた任意の長さの転写
材を作製している。
に任意の長尺の原稿をも再生し得るようにした電子写真
装置が要求されている。かかる装置においては原稿の長
さを原稿の搬送時に自動的に検出し、この値に従ってロ
ール状転写材を裁断して原稿に応じた任意の長さの転写
材を作製している。
[考案が解決しようとする課題] ところで、排出された転写材をしわなくトレイ内に立た
せた状態で保持するためには、トレイ内の幅を比較的狭
く形成することが要求され、またトレイの長さは装置本
体の高さに応じて規制されるためトレイ内に収容し得る
転写材の長さは制限される。例えば、トレイに収容し得
ない程のかなり長尺の転写材を用いる場合においては、
排出された転写材の後端側がトレイ入口からはみでて垂
れ下がり、甚だしくは床面について転写材を汚すという
問題を有する。
せた状態で保持するためには、トレイ内の幅を比較的狭
く形成することが要求され、またトレイの長さは装置本
体の高さに応じて規制されるためトレイ内に収容し得る
転写材の長さは制限される。例えば、トレイに収容し得
ない程のかなり長尺の転写材を用いる場合においては、
排出された転写材の後端側がトレイ入口からはみでて垂
れ下がり、甚だしくは床面について転写材を汚すという
問題を有する。
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、長尺の
転写材であっても、有効にしわ無く収容可能な排出トレ
イを簡単な構成により提供することを課題とする。
転写材であっても、有効にしわ無く収容可能な排出トレ
イを簡単な構成により提供することを課題とする。
[課題を解決するための手段] かかる課題を解決するために、本考案による排出トレイ
は、排出口から排出された転写材の前方部分をほぼ重力
方向に落下した状態で受ける第1のトレイと、第1のト
レイの外方に並列して設けられ第1のトレイよりはみで
た転写材の後方部分に形成したループを受ける第2のト
レイと、前記ループを第2のトレイ内へと案内する手段
とを有することを特徴とする。
は、排出口から排出された転写材の前方部分をほぼ重力
方向に落下した状態で受ける第1のトレイと、第1のト
レイの外方に並列して設けられ第1のトレイよりはみで
た転写材の後方部分に形成したループを受ける第2のト
レイと、前記ループを第2のトレイ内へと案内する手段
とを有することを特徴とする。
[作用] 上記手段により、長尺の転写材をトレイに受ける場合、
先ず排出された転写材の前方部分が第1のトレイに収納
され、その後第1のトレイに収容しきれない転写材の後
方部分は第1図に示すように装置からの排出に従ってル
ープを形成し、このループが第2のトレイ内に収容され
る。
先ず排出された転写材の前方部分が第1のトレイに収納
され、その後第1のトレイに収容しきれない転写材の後
方部分は第1図に示すように装置からの排出に従ってル
ープを形成し、このループが第2のトレイ内に収容され
る。
[実施例] 以下、図面について本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案による排出トレイを装着した電子写真装
置の一例を示し、装置本体1内に配設した感光ドラム2
の周辺には、コロナ放電器3、露光装置4、現像器5、
転写コロナ放電器6、分離コロナ放電器7及びクリーナ
ー8がそれぞれ作動可能に配設されている。
置の一例を示し、装置本体1内に配設した感光ドラム2
の周辺には、コロナ放電器3、露光装置4、現像器5、
転写コロナ放電器6、分離コロナ放電器7及びクリーナ
ー8がそれぞれ作動可能に配設されている。
感光ドラム2の上方にはその上に原稿を搬送する原稿ガ
ラス9が配置され、露光装置4により原稿の光像が感光
体上に投影されて原稿像に応じた潜像がその表面に形成
される。この潜像は現像器5により現像されてトナー像
を形成し、トナー像は転写コロナ放電器6の作用により
ロール紙11(または12)から適当な長さに切断されて搬
送される転写紙上に転写され、次いで定着器13によって
定着される。定着像を担持した転写紙は次いで排出ロー
ラ14により排出口12を通って排出トレイ20に排出され
る。
ラス9が配置され、露光装置4により原稿の光像が感光
体上に投影されて原稿像に応じた潜像がその表面に形成
される。この潜像は現像器5により現像されてトナー像
を形成し、トナー像は転写コロナ放電器6の作用により
ロール紙11(または12)から適当な長さに切断されて搬
送される転写紙上に転写され、次いで定着器13によって
定着される。定着像を担持した転写紙は次いで排出ロー
ラ14により排出口12を通って排出トレイ20に排出され
る。
再生すべき原稿は装置本体上部の前方側に設けられた原
稿挿入テーブル30に沿って挿入口31に手差し供給され
る。原稿の挿入を検知器32が検知すると、搬送ローラ33
が感光ドラムの回転とタイミングを一致して駆動し原稿
を所定の速度で搬送する。この原稿は露光部(原稿ガラ
ス9)の通過時に前述したように画像走査され、感光ド
ラム上にその光画像が投影される。画像走査後の原稿は
原稿排出ローラ34により排出される。排出ローラ34の後
方には排出ローラ側に向かって凹曲面を形成する反転部
材35が装置全体1の上面に立脚するように設けられてお
り、排出ローラ34によって強制的に送り出される原稿を
その曲面によって反転し、装置本体1の上面36に沿って
装置本体の前方側に送り出す。
稿挿入テーブル30に沿って挿入口31に手差し供給され
る。原稿の挿入を検知器32が検知すると、搬送ローラ33
が感光ドラムの回転とタイミングを一致して駆動し原稿
を所定の速度で搬送する。この原稿は露光部(原稿ガラ
ス9)の通過時に前述したように画像走査され、感光ド
ラム上にその光画像が投影される。画像走査後の原稿は
原稿排出ローラ34により排出される。排出ローラ34の後
方には排出ローラ側に向かって凹曲面を形成する反転部
材35が装置全体1の上面に立脚するように設けられてお
り、排出ローラ34によって強制的に送り出される原稿を
その曲面によって反転し、装置本体1の上面36に沿って
装置本体の前方側に送り出す。
一方、反転して送り出される原稿の先端と当接してその
進行を阻止するように反転部材35から所定距離離れた位
置で補助部材37が装置本体1に立脚するように装置本体
に対して着脱自在に設けられている。補助部材37は反転
部材側に向かって斜め上方に延びる面を形成し、反転部
材35、補助部材37及び装置本体の上面36とによって原稿
受けトレイとして空間を画成し、これにより画像走査を
終えて反転された原稿はこの空間内に収容される。
進行を阻止するように反転部材35から所定距離離れた位
置で補助部材37が装置本体1に立脚するように装置本体
に対して着脱自在に設けられている。補助部材37は反転
部材側に向かって斜め上方に延びる面を形成し、反転部
材35、補助部材37及び装置本体の上面36とによって原稿
受けトレイとして空間を画成し、これにより画像走査を
終えて反転された原稿はこの空間内に収容される。
図示例では、補助部材37はその下端に設けられた磁石等
の磁力手段38を装置本体に設けた磁性体に磁気吸着する
ことにより着脱自在な構成となっており、仮に使用後の
原稿をこの空間に収容しておく必要がない場合にはそれ
を装置本体から取り外すことができる。
の磁力手段38を装置本体に設けた磁性体に磁気吸着する
ことにより着脱自在な構成となっており、仮に使用後の
原稿をこの空間に収容しておく必要がない場合にはそれ
を装置本体から取り外すことができる。
符号40は原稿挿入テーブル30の下方位置に設けられた原
稿置き台であり、図示のようにロール状態に巻いた原稿
(例えば設計図等)をテーブル30の前縁部を利用して巻
き解きながら供給するのに適する。尚、この置き台40は
排出口15の上方に近接して配置することにより、後述す
るようにその下面を、転写材の後方部分に形成されたル
ープを第2のトレイに案内するためのガイドとして使用
することができる。
稿置き台であり、図示のようにロール状態に巻いた原稿
(例えば設計図等)をテーブル30の前縁部を利用して巻
き解きながら供給するのに適する。尚、この置き台40は
排出口15の上方に近接して配置することにより、後述す
るようにその下面を、転写材の後方部分に形成されたル
ープを第2のトレイに案内するためのガイドとして使用
することができる。
一方、装置本体から排出された転写材を受ける排出トレ
イ20は第1のトレイ21と第2のトレイ22とを有する。第
1のトレイ21は格子状の枠体よりなり、上方が開放した
断面U字形状をなす。その一側部は軸24(第3図)を介
して装置本体に枢着されている枢動部材23に着脱自在に
設けられている。装置の使用状態においては枢動部材23
は装置本体の前面と平行にほぼ接触して位置しており、
第1のトレイはその入口を排出口15の下方に位置してい
る。また第1のトレイ21は部材23の上縁から斜め上方に
突出して排出口15に向かって延び、転写材の前方部分を
第1のトレイ21内に案内するための案内部21aを有して
いる。一方、第2のトレイ22は、第1のトレイに比べて
かなり幅の広い断面U字形状の枠体22aを用いることに
より形成される。枠体22aはその一端22bを第1のトレイ
の案内部21aに吊り下げることにより第1のトレイ21に
対して着脱自在に設けられおり、枠体21aの装着により
第1のトレイの外側枠を共用して第1のトレイの外方に
並列して第2のトレイ22を形成する。
イ20は第1のトレイ21と第2のトレイ22とを有する。第
1のトレイ21は格子状の枠体よりなり、上方が開放した
断面U字形状をなす。その一側部は軸24(第3図)を介
して装置本体に枢着されている枢動部材23に着脱自在に
設けられている。装置の使用状態においては枢動部材23
は装置本体の前面と平行にほぼ接触して位置しており、
第1のトレイはその入口を排出口15の下方に位置してい
る。また第1のトレイ21は部材23の上縁から斜め上方に
突出して排出口15に向かって延び、転写材の前方部分を
第1のトレイ21内に案内するための案内部21aを有して
いる。一方、第2のトレイ22は、第1のトレイに比べて
かなり幅の広い断面U字形状の枠体22aを用いることに
より形成される。枠体22aはその一端22bを第1のトレイ
の案内部21aに吊り下げることにより第1のトレイ21に
対して着脱自在に設けられおり、枠体21aの装着により
第1のトレイの外側枠を共用して第1のトレイの外方に
並列して第2のトレイ22を形成する。
尚、この例では枠体21aを着脱自在として第2のトレイ
を任意に形成可能としたが、第1および第2のトレイを
一体的の構造としても良い。
を任意に形成可能としたが、第1および第2のトレイを
一体的の構造としても良い。
[考案の効果] このような構成により、仮に第1のトレイのみでは収容
しきれないほどの長尺の転写材を用いる場合には、転写
材後方部分に次第に形成されるループは第2のトレイに
収容され、転写材を床などとの接触による汚損から防止
する。このとき、置き台40の下面は排出に伴って次第に
増大するループを上方より規制して第2のトレイへと補
助的に導く働きをする。
しきれないほどの長尺の転写材を用いる場合には、転写
材後方部分に次第に形成されるループは第2のトレイに
収容され、転写材を床などとの接触による汚損から防止
する。このとき、置き台40の下面は排出に伴って次第に
増大するループを上方より規制して第2のトレイへと補
助的に導く働きをする。
また、枠体22aを第1のトレイに装着することにより第
2のトレイを画成する構成とした場合、不要時には枠体
を外しておくことにより、装置をコンパクトに使用する
ことができる。
2のトレイを画成する構成とした場合、不要時には枠体
を外しておくことにより、装置をコンパクトに使用する
ことができる。
第1図は本考案による排出トレイを備えた電子写真装置
の一例の内部構造を示す概略断面図であり、第2図は第
1図の装置の外観を示す斜視図、第3図は第2図の装置
の分解斜視図である。 1…電子写真装置本体、20…排出トレイ、21…第1のト
レイ、22…第2のトレイ、30…原稿挿入テーブル、35…
反転部材、36…上面、37…補助部材。
の一例の内部構造を示す概略断面図であり、第2図は第
1図の装置の外観を示す斜視図、第3図は第2図の装置
の分解斜視図である。 1…電子写真装置本体、20…排出トレイ、21…第1のト
レイ、22…第2のトレイ、30…原稿挿入テーブル、35…
反転部材、36…上面、37…補助部材。
Claims (1)
- 【請求項1】排出口(15)から排出された転写材の前方
部分をほぼ重力方向に落下した状態で受ける第1のトレ
イ(21)と、第1のトレイ(21)の外方に並列して設け
られ第1のトレイ(21)よりはみでた転写材の後方部分
に形成したループを受ける第2のトレイ(22)と、前記
ループを第2のトレイ(22)内へと案内する手段(40)
とを有することを特徴とする長尺転写材の排出トレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988042194U JPH0714293Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 長尺転写材の排紙トレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988042194U JPH0714293Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 長尺転写材の排紙トレイ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147349U JPH01147349U (ja) | 1989-10-12 |
JPH0714293Y2 true JPH0714293Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31268613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988042194U Expired - Lifetime JPH0714293Y2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | 長尺転写材の排紙トレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0714293Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59177250A (ja) * | 1983-03-28 | 1984-10-06 | Canon Inc | 紙収納装置 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP1988042194U patent/JPH0714293Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01147349U (ja) | 1989-10-12 |
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