JPS63210878A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機等の画像形成装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の電子写真複写機等の画像形成装置は予め定めた所
定の設置場所に据え置き、装置駆動電源として商用電源
を使用する、重量のある大型機や中型機が一般的であり
、それ等は手軽に持ち運んだり、商用電源のとれない例
えば屋外や車両の中等で使用することはできない。

近時は画像形成・記録技術、駆動系のＤＣ化技術、構成
部品・素子類の進歩に伴ない１画像形成機能は十分に高
レベルに保持させて、しかも装置全体を可及的に小型化
・軽量化して手軽に持ち運びｉｉＪ能なパーソナル型（
家庭用）・ポータプル４１２等のコンパクトな画像形成
装置を構成することが十分に可能となってきた。そして
その装置の駆動電源としてバッテリ（乾電池・蓄電池・
充′「π池）を使用して作像を実行させることも可能で
、この場合には商用電源のとれない屋外や車両内等でも
複写等の作業ができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

八ツテリを装置駆動電源とする場合、限りのあるバッテ
リパワーで装置を可及的長時間使用することができるよ
うに装置全体の電力消費をできるだけ押えた低電力タイ
プのものにすることが肝要である。

本発明は低電力型で長時間使用が可能な実用的なバッテ
リ駆動型画像形成装置を得ることを目的とする。

ロ、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、装置駆動電源としてバッテリを使用し１作像
機器のうちの像定着手段は圧力定着器とした、ことを特
徴とする画像形成装置を要旨とする。

〔作　用〕

画像形成装置を構成する作像機器のうち、画像記録媒体
（転写材・エレクトロファックス紙・静゛心記録紙等）
に形成担持させた未定着像を永久像として定着するため
に使用する像定着器としては加熱定着器（熱ローラ型・
熱板型Φ熱チャンバ型等）が一般的であるが、この加熱
定着器は大量の電力を消費し、装舒全体の消費電力に対
する該加熱定着器の消費電力分の占める割合がかなり大
きい。従ってバッテリを装置駆動電源とする場合におい
て像定着手段として電力を大量に消費する熱定着器を使
用することはバッテリパワーが早期に尽ることになり好
ましくない。

そこで本発明は像定着手段として、互いに圧接させ、て
回転駆動させた圧力ローラ対間に未定着像を担持させた
記録媒体を導入通過させることにより未定着像を記録媒
体面に圧力定着させる圧力定着器を使用するもので、圧
力定着器はその駆動に要する消費電力が熱定着器の消費
電力よりも大幅に少なく、而も良好な像定着を行うこと
ができる。

従って、低電力型で長時間使用が可能な実用的なバッテ
リ駆動型の画像形成装置を得ることができる。

〔実施例〕

図は一実施例としてのバッテリ駆動型・ポータプル型の
電子写真複写装置である。

第１図は机面り等の平面上に平に寝かせて横置きした状
！出の装置の縦断面図であり、装置はこの横置き姿勢状
態で使用される。第２図は縦置き姿勢にし且つバッテリ
カバーが開かれている状態の装置の縦断面図、第３図は
縦置き姿勢時の装置の外観斜面図であり、不使用時はこ
の縦置き姿勢で狭い場所等に邪魔にならないように収納
保管される。或は把手４０を握って装置をこの縦姿勢に
吊り下げてアタッシュケースのように持ち運ぶ０把手４
０は第４図のように長さｉ１ＪＭｇ可能な肩かけストラ
ップ４０ａにすることもできる。

第１図において、ｌは装置外装筐１００の上面板上に配
設した透明板製の往復動型原稿台であり、矢示ａ−ｂ方
向に往復動される。原稿Ｏはこの原稿台ｌ上に画像面を
下向きにして載置しそのにに原稿圧着板２１をかぶせて
セットされる。２は支軸２ａを中心に矢示方面に所定の
周速度で回転駆動される像担持体としての電子写真感光
ドラム、３・４・５・６は該感光ドラムの周囲に配置さ
れたコロナ放電器−現像器・転写用コロナ放電器・クリ
ーニング装置である。

７は原稿照明ランプであり、前記透明原稿台１上にセッ
トされた原稿０の下向き画像面が原稿台１の往動又は復
動過程で、装置外装筐の上面板の略中央部に設けたスリ
ット部１０において照明ランプ７の光を熱線吸収フィル
タ８＠反射板９を介して受けて順次にスリット照明され
る。その照明光の原稿面反射光が短焦点レンズアレイ１
１を介して感光ドラム２に結像され、回転感光ドラム周
面に対する原稿画像のスリット露光がなされる。

感光ドラム２は回転に伴ないコロナ放電器３によりその
周面に正又は負の一様な帯電を受け、次いで上記の原稿
画像パターンのスリット露光を受けることにより原稿画
像パターンに対応した静電潜像が順次に形成される。そ
の潜像が現像装置４によりトナー像として可視化され、
該トナー像が転写用コロナ放電器５の位置において、装
置の右端面側に配設した手差し給紙台１３から装置内へ
差し込まれ給紙ローラ１４・レジストローラ１５により
感光ドラム２の回転と同期取りされて放電器５と感光ド
ラム２との間に引き込み給送された転写用紙Ｐ面に順次
に転写されていく。

トナー像転写を受けた転写用紙Ｐは分離部材１６により
感光ドラム２面から順次に分離され、ガイＦ板１７上を
通り、中継ぎ搬送ローラ１８により圧力定着器１９の回
転駆動されている圧力定着ローラ対１９ａ・１９ａ間へ
導入されて通過することによりトナー像の圧力定着を受
け、排出ローラ２０により装置の右端面側に配設した出
Ｌｌ　２５から機外に複写物（コピー）として排出され
る。

−・方、転写用紙Ｐに対するトナー像転写後の感光ドラ
ム２面はクリーニング装置６により転写残りトナーの除
去を受けて清掃され、繰返して画像形成に供される。

３０は転写用紙Ｐが給紙台１３から装置内へ差し込まれ
たことを検知するフォトセンサ、３１は該フォトセンサ
に関係する揺動レバーである。該駆動し八−３１は軸３
２を中心に回動自由の逆り字形のレバーであり、常時は
実線示のように下向きの第１アーム３１ａの下端部が給
紙ローラ１４の手前側の用紙通路に位置し、横向きの第
２アーム３１ｂの先端がフォトセンサ３０の光路内に位
置して光路を遮断した姿勢状態に安定している。

転写用紙Ｐが給紙台１３から装置内へその先端縁が給紙
ローラ１４のニップ部に受は止められるまで十分に差し
込まれると、その差し込み途中でレバー３１の第１アー
ム３１ａの下端が差し込み用紙先端で押され、レバー３
１が全体に軸３２を中心に２点鎖線示のように時計方向
に回動される。

このレバー３１の回動により第２のアーム３１ｂがフォ
トセンサ３０の光路から逃げて光路が開放され、これに
より用紙Ｐが装置内へ差し込まれたことが検知される０
本例の装置はその検知信号を装置の複写開始信号とさせ
ている。

２２は原稿台１側と反対側の装置底面側の四隈部等に設
けた、装置横置き時用の接地座脚部である。

４０は給紙台１３を設けた側の装置右端面側に回動自由
に配設具備させた円形の装置吊り持ち用の把手である。

この把手４０を握って装置全体を縦に引き起こして第２
図９第３図示のように縦置き姿勢にすることができ、又
縦姿勢で吊り下げてアタッシュケースのように手軽に持
ち運ぶことができる。この場合図には省略したが不図示
のロック機構により、原稿台１はずり下がらないように
装置本体に不動に係止され、又原稿圧着板２１は開き止
めされる。２３は把手４０を設けた装置右端面倒とは反
対側の装置左端面側に設けた装置縦置き時用の接地座脚
部である。

５０は装置本体を縦の吊り持ち姿勢或は縦置き姿！！／
ｊ（第２〜４図）にしたとき上向きとなる装置側壁面、
即ち吊り持ち用把手４０もしくはストラップ４０ａ　（
第４図）を具備させた側の装置右端面壁の内側に該壁面
にバッテリ出し入れ目５１を聞「】させて具備させたバ
ッテリボックスとしての凹所である。Ｂはこのバッテリ
ボックス内に収納した装置駆動電源としてのバッテリで
ある。

このバッテリＢのパワーにより、原稿台ｌ、感光体２、
ランプ７、放電器３・５．現像器４、圧力定着器１９、
転写材搬送系のローラ１４・１５・１６−１８・２０、
センサ類３０、排気ファン等の各作像実行機器中制御回
路の駆動や通電がなされて作像が実行される。

５２は上記のバッテリ出し入れ目５１に対してヒンジ軸
５３を中心に開閉自由のバッテリカバーである。

バッテリボックス５０に対するバッテリＢの出し入れは
装置を縦置き姿勢（第２〜４図）にしてバッテリカバー
５２を開閉して行われる。

バッテリ出し入れ目５１に対してカバー５２を閉じ回動
すると、カバー５２の開閉ヒンジ軸５３側と反対側の辺
に内向きに突出させて具備させた弾性板腕５４の先端爪
部５５（セルフロック爪）が、バッテリ出し入れ口５１
の上辺の内側に対応させてＪｔ備させた本体側爪部５６
に干渉する。その干渉力に抗してカバー５２を更に閉じ
方向に押すとカバー５２側の上記の先端爪部５５が弾性
板腕５４の弾性たわみにより本体側爪部５６を乗り越え
て両爪部５５−５６が互いに係合状態となる。即ちカバ
ー５２がバッテリ出し入れ目５１に対してパラチン止め
式に閉じ込み状態に保持される。

閉じられているカバー５２を開くときは弾性板腕５４の
外面を指先で押圧Ｆ（第３図）して該板腕５４をりｉ性
に抗してバッテリボックス内方へ少したわめると、セル
フロック爪５５の本体側爪部５６に対する係合が外れる
ので、カバー５２を軸５３を中心に第２・４図示のよう
に起こし回動することによりバッテリ出し入れ目５１が
開かれる。

カバー５２は上記例のような回動開閉式に限らず、取り
外すことのできる着脱式等でもよく、何れにしてもプラ
スチックの可撓弾性等を利用したセルフロック式など簡
単な構成のもので足りる。

本実施例装置の場合は装置を縦の吊り持ち姿勢或は縦置
き姿勢にした状態においては、バッテリボックス５０は
そのバッテリ出し入れ目５１側がＬ向きとなり、八ツテ
リＢはその重量が上向きとなったボックス底面に受けら
れ、且つ前後左右方向への動きがボックスの四周側壁に
規制された、最も安定な凹部落し込み収納形態となるこ
と。

バッテリボックス５０は装置本体において装置吊り持ち
把手４０或はストラップ４０ａの取付は部の近傍部位に
存在し、この部位は装置本体を把手４０やストラップ４
０ａで吊り下げて持ら歩いたときのゆれや振動の振幅が
小さい部位であることから、装置を把手４０やストチー
２プ４０ａで吊り下げて持ち歩いたときなどの運搬時や
縦置き時にかなり大きな或は激しい、ゆすり、振動、他
物との衝接等の外的ショックが装置本体に作用しても、
バッテリボックス５０内のバッテリＢは該ボックス５０
内に常に安定な納まり状態に保持されるもので、ボック
ス内のバッテリが上向きのバッテリボックス開口５１か
ら該開口を閉じているカバー５２を押し開け、更には該
ボックス内から外部へ飛び出して落下するような東態は
実際上止じることがなく、カバー５２のロック手段は簡
略なもので十分に足りる。／へツテリＢを、装置の縦置
き姿勢状態において装置下部となる部位に配設した場合
にはへツテリポ−７・クスからのバッテリ飛び出し・落
下を防止するためにバー、・テリカバーの強度アップと
ロック機構の強化が不可欠となり、コストアップをまね
くことになる。

八ツテリ収納部を本実施例装置のように、装置の縦置き
姿勢状態において装置の上部となる部位に配設すること
により、バッテリＢの交換作業、外部充電器による充電
作業が容易化する。この作業時の間は当然に装置の作像
動作は不能であるので、装置の縦置き収納時にバッテリ
交換や充電が容易であることは操作性の面で大きな効果
がある。

又本実施例装置は第２図のように装置を縦置き姿勢にし
たときその下部側に圧力定着器１９が存在する。圧力定
着器は他の作像実行機器に比べてかなり重量のある機器
であるから、縦置き姿勢にした装置の据り安定性がよい
、この場合前述したように装置の上部側にバッテリＢが
存在し、該バッテリもかなりの重量物であるが、該バッ
テリＢが存在しても装置の縦置き姿勢の安定性は実際上
損なわれない。

そして装置を第１図のように使用姿勢である横置き姿勢
状態にしたときは装置の左右側に夫々重量物としての圧
力定着器１９とバッテリＢが存在し、装置左右の重量配
分がとられて横置き姿勢状態での据り安定性・操作性が
向上する。又装置を横置き姿勢状態でかかえて運搬する
ときも装置の左右の重量バランスがよいから運び易い等
の効果もある。

商用゛電源入力部を共面させて商用電源の使えるところ
ではその電力を取り込むことができるようにして、八ツ
テリ電源と商用′市原を選択的に使用する構成とするこ
ともできる。

ハ１発明の効果 以上のように本発明に依れば、低電力型で長持間使用が
可能な実用的なバッテリ駆動型の画像形成装置を実現す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例としてのバッテリ駆動型・ポータプル
型の電子写真複写装置の縦断面図、第２図は縦置き姿勢
で且つバッテリカバーが開かれている状態の装置の縦断
面図、第３図は縦置き姿勢時の装置の外観斜面図、第４
図は把手をストラップにした装置の縦置き姿勢で且つバ
ッテリカバーが開かれている状態の外観斜面図である。 ｌは往復動型原稿台、２はドラム型感光体、１９は圧力
定着器、Ｂはバッテリ、４０・４０ａは把手又はストラ
ップ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置駆動電源としてバッテリを使用し、作像機器
   のうちの像定着手段は圧力定着器とした、ことを特徴と
   する画像形成装置。