JPH07142379A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH07142379A JPH07142379A JP5312724A JP31272493A JPH07142379A JP H07142379 A JPH07142379 A JP H07142379A JP 5312724 A JP5312724 A JP 5312724A JP 31272493 A JP31272493 A JP 31272493A JP H07142379 A JPH07142379 A JP H07142379A
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- H01L2224/02—Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/04—Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process
- H01L2224/06—Structure, shape, material or disposition of the bonding areas prior to the connecting process of a plurality of bonding areas
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- Power Engineering (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アライメント精度の向上。
【構成】 アライメントマークを構成する回折格子は、
レーザ光走査方向の長さd1 が4μm、それと直角方向
の長さLが4μmの基本格子1を、主回折格子ピッチP
を8μmとして複数個配置したものである。基本格子1
は、0.8μm×0.8μmのセグメント1aの3×3
個の集合体として構成される。半導体基板上において
は、セグメント1aの平面形状の開口が形成され、これ
がアライメントマークとして用いられる。
レーザ光走査方向の長さd1 が4μm、それと直角方向
の長さLが4μmの基本格子1を、主回折格子ピッチP
を8μmとして複数個配置したものである。基本格子1
は、0.8μm×0.8μmのセグメント1aの3×3
個の集合体として構成される。半導体基板上において
は、セグメント1aの平面形状の開口が形成され、これ
がアライメントマークとして用いられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アライメントマークを
備える半導体装置およびその製造方法に関し、特に、半
導体装置の回路パターン形成工程において同時に形成さ
れるアライメントマークを有する半導体装置およびその
製造方法に関する。
備える半導体装置およびその製造方法に関し、特に、半
導体装置の回路パターン形成工程において同時に形成さ
れるアライメントマークを有する半導体装置およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程で用いられる露光
装置として現在主流となっているのは縮小投影型露光装
置であるが、そのアライメント方法には、大別してテレ
ビ画像を利用するものと回折光を利用するものととの2
種類がある。そのうち、本発明は後者のものに関する。
この回折光を利用したアライメント方法の従来技術につ
いては、例えばProc.SPIE,vol.538,pp.9-16(1985) で発
表されているが、これについて図6を参照して説明す
る。
装置として現在主流となっているのは縮小投影型露光装
置であるが、そのアライメント方法には、大別してテレ
ビ画像を利用するものと回折光を利用するものととの2
種類がある。そのうち、本発明は後者のものに関する。
この回折光を利用したアライメント方法の従来技術につ
いては、例えばProc.SPIE,vol.538,pp.9-16(1985) で発
表されているが、これについて図6を参照して説明す
る。
【0003】図6(a)は、この種アライメント装置の
光学系を示す概略構成図である。同図に示されるよう
に、ウェハ10上にはアライメントマーク11が形成さ
れており、またウェハ10真上にはレティクル12が配
置されている。レティクル12の側方にはHe−Neレ
ーザ13が配置されており、このレーザ13から出射さ
れたレーザ光はレンズ系14により長楕円形状に加工さ
れた後、ビームスプリッタ15、ミラー16、投影レン
ズ17を介してウェハ10上に投射される。
光学系を示す概略構成図である。同図に示されるよう
に、ウェハ10上にはアライメントマーク11が形成さ
れており、またウェハ10真上にはレティクル12が配
置されている。レティクル12の側方にはHe−Neレ
ーザ13が配置されており、このレーザ13から出射さ
れたレーザ光はレンズ系14により長楕円形状に加工さ
れた後、ビームスプリッタ15、ミラー16、投影レン
ズ17を介してウェハ10上に投射される。
【0004】ウェハ上に形成されたアライメントマーク
11は、図6(b)に示すように、正方形形状の基本格
子1をピッチPにて1列に配列したものである。ウェハ
は位置が知られたステージ(図示なし)上に固定されて
おり、ステージを移動させることによりアライメントマ
ーク11をレーザビーム21下を通過させる。このとき
アライメントマークより回折光が得られ、これが先のレ
ーザビームの行路の逆を辿りビームスプリッタ15を介
して空間フィルタ18を通過し、ここで0次の回折光が
除去された後、フォトセンサ19に入射する。このフォ
トセンサ19において光電変換により生成されたされた
信号は信号処理装置20において処理される。
11は、図6(b)に示すように、正方形形状の基本格
子1をピッチPにて1列に配列したものである。ウェハ
は位置が知られたステージ(図示なし)上に固定されて
おり、ステージを移動させることによりアライメントマ
ーク11をレーザビーム21下を通過させる。このとき
アライメントマークより回折光が得られ、これが先のレ
ーザビームの行路の逆を辿りビームスプリッタ15を介
して空間フィルタ18を通過し、ここで0次の回折光が
除去された後、フォトセンサ19に入射する。このフォ
トセンサ19において光電変換により生成されたされた
信号は信号処理装置20において処理される。
【0005】このようにして、アライメントマーク11
がレーザビーム21下を通過する点を検出することによ
りウェハ10のステージ上でのステージの移動方向の位
置を知ることができる。同様に、このアライメントマー
クと直角方向にアライメントマークを設け、ステージを
先の移動方向と直角の方向に移動させてアライメントマ
ークをレーザビーム下を通過させることにより先の場合
の直角方向の位置を検出することができる。
がレーザビーム21下を通過する点を検出することによ
りウェハ10のステージ上でのステージの移動方向の位
置を知ることができる。同様に、このアライメントマー
クと直角方向にアライメントマークを設け、ステージを
先の移動方向と直角の方向に移動させてアライメントマ
ークをレーザビーム下を通過させることにより先の場合
の直角方向の位置を検出することができる。
【0006】次に、図7を参照してこの種縮小投影露光
装置に用いられるアライメントマークの従来のパターン
について説明する。図7(a)は、前掲のProc.SPIE,vo
l.538,pp.9-16(1985) に掲載されたもので図6(b)を
書き直したものである[基本格子1の数は実際には7個
であるが、図7(a)では5個に省略されている]。こ
の例では、4μm×4μmの基本格子1がP=8μmの
ピッチで配列されている。ここで、回折格子は、レーザ
光を照射したときの±1次の回折光の強度をできるだけ
高めるために、基本格子1のピッチ方向の長さLは主回
折格子のピッチPの半分の長さP/2になるように形成
されている。
装置に用いられるアライメントマークの従来のパターン
について説明する。図7(a)は、前掲のProc.SPIE,vo
l.538,pp.9-16(1985) に掲載されたもので図6(b)を
書き直したものである[基本格子1の数は実際には7個
であるが、図7(a)では5個に省略されている]。こ
の例では、4μm×4μmの基本格子1がP=8μmの
ピッチで配列されている。ここで、回折格子は、レーザ
光を照射したときの±1次の回折光の強度をできるだけ
高めるために、基本格子1のピッチ方向の長さLは主回
折格子のピッチPの半分の長さP/2になるように形成
されている。
【0007】図7(b)は、Proc.SPIE,vol.1088, pp.2
38-247(1989)にて発表された回折格子であって、先の
例では、レーザ光走査方向の長さd1 がピッチ方向の長
さLと等しく4μmであったのに対し、この例では走査
方向の長さd2 が2μmとLの1/2になされている。
すなわち、この例では2μm×4μmの基本格子1が8
μmのピッチで配列されている。上記文献によれば、走
査方向の長さd2 を2μmにすることにより、より精度
の高い測定が可能であるとされている。また、前掲のPr
oc.SPIE,vol.538,pp.9-16(1985) には、図7(c)に示
すように、図7(a)で示された、回折格子をレーザ光
走査方向に複数個(例えば7個)配置することが記載さ
れている。このアライメントマークを適用する場合に
は、各回折格子を順次走査して各回折格子のそれぞれの
位置をすべて計測し、その平均値をウェハ位置として算
出するものである。
38-247(1989)にて発表された回折格子であって、先の
例では、レーザ光走査方向の長さd1 がピッチ方向の長
さLと等しく4μmであったのに対し、この例では走査
方向の長さd2 が2μmとLの1/2になされている。
すなわち、この例では2μm×4μmの基本格子1が8
μmのピッチで配列されている。上記文献によれば、走
査方向の長さd2 を2μmにすることにより、より精度
の高い測定が可能であるとされている。また、前掲のPr
oc.SPIE,vol.538,pp.9-16(1985) には、図7(c)に示
すように、図7(a)で示された、回折格子をレーザ光
走査方向に複数個(例えば7個)配置することが記載さ
れている。このアライメントマークを適用する場合に
は、各回折格子を順次走査して各回折格子のそれぞれの
位置をすべて計測し、その平均値をウェハ位置として算
出するものである。
【0008】次に、半導体装置の配線パターン形成工程
における従来のアライメントマークの形成方法について
説明する。この例は、能動素子領域において、層間絶縁
膜にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホール
内にタングステンプラグを形成した後、その上に配線を
形成する工程中において、能動素子領域外において同時
にアライメントマークを形成する場合に関するものであ
る。図8は、図7の(a)に示したアライメントマーク
の1つの基本格子(4μm×4μm)のB−B′線での
工程断面図である。
における従来のアライメントマークの形成方法について
説明する。この例は、能動素子領域において、層間絶縁
膜にコンタクトホールを形成し、このコンタクトホール
内にタングステンプラグを形成した後、その上に配線を
形成する工程中において、能動素子領域外において同時
にアライメントマークを形成する場合に関するものであ
る。図8は、図7の(a)に示したアライメントマーク
の1つの基本格子(4μm×4μm)のB−B′線での
工程断面図である。
【0009】まず、図8(a)に示すように、半導体基
板2上の層間絶縁膜3上にフォトレジスト4を塗付し、
アライメントマークの基本格子形成個所に開口を形成す
る。このとき能動素子領域では、コンタクトホール形成
領域上に同時に開口が形成される。次に、このフォトレ
ジスト4をマスク材として層間絶縁膜3を、CF4 とC
HF3 を含む混合ガスを用いたRIE(Reactive Ion E
tching)法によりエッチングして、基本格子を構成する
開口を形成する[図8(b)](このとき、能動素子領
域においては同時にコンタクトホールが形成される)。
板2上の層間絶縁膜3上にフォトレジスト4を塗付し、
アライメントマークの基本格子形成個所に開口を形成す
る。このとき能動素子領域では、コンタクトホール形成
領域上に同時に開口が形成される。次に、このフォトレ
ジスト4をマスク材として層間絶縁膜3を、CF4 とC
HF3 を含む混合ガスを用いたRIE(Reactive Ion E
tching)法によりエッチングして、基本格子を構成する
開口を形成する[図8(b)](このとき、能動素子領
域においては同時にコンタクトホールが形成される)。
【0010】その後、図8(c)に示すように、窒化チ
タン膜5をスパッタリング法により約500Åの膜厚に
成膜し、さらにCVD法によりタングステン膜6を全面
に約5000Åの膜厚に成膜する。次に、SF6 とN2
を含む混合ガス中で全面をエッチバックすると、図8の
(d)に示すように、アライメントマーク部の開口部は
面積が広いために、側壁部にはタングステン膜6がサイ
ドウォール状に残存するが、開口部の中央部分ではタン
グステン膜は完全に除去されて、下層の窒化チタン膜5
が露出した状態になる。その後配線材料となるアルミニ
ウム合金膜7をスパッタリング法で数1000Åから1
μm程度の膜厚に成膜すると、図8(e)に示すような
形状となる。この時、アルミニウム合金膜7はステップ
カバレッジが良好ではないので、同図に示されるよう
に、開口部を非対称な形状に被覆する。そして、開口部
におけるアルミニウム合金膜7の被覆形状には規則性は
なく、各基本格子毎に異なる形状の被膜が形成される。
タン膜5をスパッタリング法により約500Åの膜厚に
成膜し、さらにCVD法によりタングステン膜6を全面
に約5000Åの膜厚に成膜する。次に、SF6 とN2
を含む混合ガス中で全面をエッチバックすると、図8の
(d)に示すように、アライメントマーク部の開口部は
面積が広いために、側壁部にはタングステン膜6がサイ
ドウォール状に残存するが、開口部の中央部分ではタン
グステン膜は完全に除去されて、下層の窒化チタン膜5
が露出した状態になる。その後配線材料となるアルミニ
ウム合金膜7をスパッタリング法で数1000Åから1
μm程度の膜厚に成膜すると、図8(e)に示すような
形状となる。この時、アルミニウム合金膜7はステップ
カバレッジが良好ではないので、同図に示されるよう
に、開口部を非対称な形状に被覆する。そして、開口部
におけるアルミニウム合金膜7の被覆形状には規則性は
なく、各基本格子毎に異なる形状の被膜が形成される。
【0011】次に、アルミニウム合金膜7上にフォトレ
ジストが塗付され、このアライメントマークを使用して
の位置合わせが行われ、フォトレジストの露光・現像が
行われる。次いで、BCl3 とCl2 を含む混合ガスで
アルミニウム合金膜7がエッチングされ、配線パターン
が形成される。このとき、アライメントマーク部では、
アルミニウム合金膜7がエッチング除去されるが、開口
部側壁の窒化チタン膜5も幾分エッチングされて図8
(f)に示す状態となる。
ジストが塗付され、このアライメントマークを使用して
の位置合わせが行われ、フォトレジストの露光・現像が
行われる。次いで、BCl3 とCl2 を含む混合ガスで
アルミニウム合金膜7がエッチングされ、配線パターン
が形成される。このとき、アライメントマーク部では、
アルミニウム合金膜7がエッチング除去されるが、開口
部側壁の窒化チタン膜5も幾分エッチングされて図8
(f)に示す状態となる。
【0012】上述の従来例はタングステン膜の下層に窒
化チタン膜をバリア層として使用した例であるが、次
に、バリア層として白金シリサイド膜を使用した場合の
従来例について説明する。図9は、図8の場合と同様
に、図7(a)に示す回折格子を製造する際のB−B′
線での工程断面図である。この例では、図8(a)、
(b)に示すように、半導体基板2上の層間絶縁膜3に
基本格子となる開口部を形成した後、図9(a)に示す
ように、全面にスパッタリング法で白金膜8を被着す
る。続いて、数百度の温度で熱処理を施してSi基板と
直接接している部分の白金をシリコンと反応させて白金
シリサイド層9を形成する。その後、王水に浸漬して未
反応の白金を除去する[図9(b)]。
化チタン膜をバリア層として使用した例であるが、次
に、バリア層として白金シリサイド膜を使用した場合の
従来例について説明する。図9は、図8の場合と同様
に、図7(a)に示す回折格子を製造する際のB−B′
線での工程断面図である。この例では、図8(a)、
(b)に示すように、半導体基板2上の層間絶縁膜3に
基本格子となる開口部を形成した後、図9(a)に示す
ように、全面にスパッタリング法で白金膜8を被着す
る。続いて、数百度の温度で熱処理を施してSi基板と
直接接している部分の白金をシリコンと反応させて白金
シリサイド層9を形成する。その後、王水に浸漬して未
反応の白金を除去する[図9(b)]。
【0013】次に、図9(c)に示すように、CVD法
によりタングステン膜6を全面に約5000Åの膜厚に
成膜し、続いて、SF6 とN2 を含む混合ガス中で全面
をエッチバックする。このとき、アライメントマーク開
口部の面積が広いために、図9(d)に示されるよう
に、開口部底面中央に白金シリサイド膜9が露出してし
まう。その後、図8の従来例の場合と同様にアルミニウ
ム合金膜層を被着し、形成したアライメントマークを利
用してアルミニウム合金膜のパターニングを行う。
によりタングステン膜6を全面に約5000Åの膜厚に
成膜し、続いて、SF6 とN2 を含む混合ガス中で全面
をエッチバックする。このとき、アライメントマーク開
口部の面積が広いために、図9(d)に示されるよう
に、開口部底面中央に白金シリサイド膜9が露出してし
まう。その後、図8の従来例の場合と同様にアルミニウ
ム合金膜層を被着し、形成したアライメントマークを利
用してアルミニウム合金膜のパターニングを行う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のアライメ
ントマークでは、回折格子を構成する基本格子のパター
ンが図7に示すように4×4μmもしくは4×2μmと
面積が大きいため、コンタクトホールをタングステン等
のプラグ形成材料にて埋め込むとき、プラグ状に埋め込
むことができず、開口がそのまま残る。この状態で配線
を形成するアルミニウム合金膜を被着すると、アルミニ
ウムのカバレッジ性が良くないため、図8(d)に示す
ように、開口部に非対称に成膜されてしまう。そして、
開口部でのアルミニウム合金被膜は各基本格子毎に異な
る形状に成膜されるため、フォトレジストを塗付し縮小
投影露光装置でアライメントする際に、アライメント光
であるHe−Neレーザ光のアライメントマークでの反
射光の規則性が乱される。そのため、回折光の空間分布
形状がランダムに変化してしまい、露光装置にあらかじ
め設置されている検出器が回折光を検出した時のステー
ジ位置が、本来の回折格子の位置からずれ、アライメン
ト誤差が生じてしまう。この問題点は、Proc.SPIE,vol.
1088,pp.238〜247(1989) によれば、アライメントに使
用する回折格子の基本格子を図7(b)に示すように4
×4μmから4×2μmに変更することで多少軽減され
るがそれでも十分ではない。上記工程で図7(a)のア
ライメントマークを適用した場合のアライメント精度
は、図3(b)に示すように、3σでおよそ0.7μm
であった。
ントマークでは、回折格子を構成する基本格子のパター
ンが図7に示すように4×4μmもしくは4×2μmと
面積が大きいため、コンタクトホールをタングステン等
のプラグ形成材料にて埋め込むとき、プラグ状に埋め込
むことができず、開口がそのまま残る。この状態で配線
を形成するアルミニウム合金膜を被着すると、アルミニ
ウムのカバレッジ性が良くないため、図8(d)に示す
ように、開口部に非対称に成膜されてしまう。そして、
開口部でのアルミニウム合金被膜は各基本格子毎に異な
る形状に成膜されるため、フォトレジストを塗付し縮小
投影露光装置でアライメントする際に、アライメント光
であるHe−Neレーザ光のアライメントマークでの反
射光の規則性が乱される。そのため、回折光の空間分布
形状がランダムに変化してしまい、露光装置にあらかじ
め設置されている検出器が回折光を検出した時のステー
ジ位置が、本来の回折格子の位置からずれ、アライメン
ト誤差が生じてしまう。この問題点は、Proc.SPIE,vol.
1088,pp.238〜247(1989) によれば、アライメントに使
用する回折格子の基本格子を図7(b)に示すように4
×4μmから4×2μmに変更することで多少軽減され
るがそれでも十分ではない。上記工程で図7(a)のア
ライメントマークを適用した場合のアライメント精度
は、図3(b)に示すように、3σでおよそ0.7μm
であった。
【0015】また、窒化チタン膜をバリア層として用い
た図8に示す従来例では、アルミニウム合金膜をエッチ
ング除去する際に窒化チタン膜も一部除去されてしまう
ため、側壁部に残存するタングステン膜が後工程で側壁
から剥離し、能動素子領域内に再付着して回路パターン
のショートを引き起こし、製造歩留りを低下させる。さ
らに、白金シリサイド膜をバリア層として用いる従来例
では、アライメントマークの開口部底面に白金シリサイ
ド膜が露出してしまうため、ブラケットタングステンを
エッチバックするエッチングチャンバーおよびエッチバ
ック後の工程でのプロセス装置が露出した白金シリサイ
ドにより汚染されてしまうという問題点があった。
た図8に示す従来例では、アルミニウム合金膜をエッチ
ング除去する際に窒化チタン膜も一部除去されてしまう
ため、側壁部に残存するタングステン膜が後工程で側壁
から剥離し、能動素子領域内に再付着して回路パターン
のショートを引き起こし、製造歩留りを低下させる。さ
らに、白金シリサイド膜をバリア層として用いる従来例
では、アライメントマークの開口部底面に白金シリサイ
ド膜が露出してしまうため、ブラケットタングステンを
エッチバックするエッチングチャンバーおよびエッチバ
ック後の工程でのプロセス装置が露出した白金シリサイ
ドにより汚染されてしまうという問題点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明によれば、一定寸法の正方形または長方形の
基本格子が所定のピッチで一列または複数列に配列され
てなる回折格子を備えるものであって、前記基本格子
は、半導体基板上に所定の寸法およびピッチで設けられ
た複数の微小開口の集合体で構成されていることを特徴
とする半導体装置が提供される。その際に、前記微小開
口の少なくとも一辺の寸法は1μm以下であるようにな
される。
め、本発明によれば、一定寸法の正方形または長方形の
基本格子が所定のピッチで一列または複数列に配列され
てなる回折格子を備えるものであって、前記基本格子
は、半導体基板上に所定の寸法およびピッチで設けられ
た複数の微小開口の集合体で構成されていることを特徴
とする半導体装置が提供される。その際に、前記微小開
口の少なくとも一辺の寸法は1μm以下であるようにな
される。
【0017】また、本発明によれば、半導体基板表面の
拡散層または半導体基板上の導電層上に絶縁膜を形成す
る工程と、フォトリソグラフィ技法により、前記拡散層
または前記導電層上を露出させるコンタクトホールと、
回折格子の基本格子を構成する複数の微小開口とを同時
に開孔する工程と、前記コンタクトホールおよび前記微
小開口とを導電体により埋め込む工程と、全面に金属膜
およびフォトレジストを被着する工程と、前記回折格子
に基づいて位置決めを行って前記フォトレジストを露光
する工程と、を備える半導体装置の製造方法が提供され
る。
拡散層または半導体基板上の導電層上に絶縁膜を形成す
る工程と、フォトリソグラフィ技法により、前記拡散層
または前記導電層上を露出させるコンタクトホールと、
回折格子の基本格子を構成する複数の微小開口とを同時
に開孔する工程と、前記コンタクトホールおよび前記微
小開口とを導電体により埋め込む工程と、全面に金属膜
およびフォトレジストを被着する工程と、前記回折格子
に基づいて位置決めを行って前記フォトレジストを露光
する工程と、を備える半導体装置の製造方法が提供され
る。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例のアライメ
ントマークの平面図である。本実施例のアライメントマ
ークは、図7(a)に示した従来の回折格子と同様に、
レーザ光走査方向の長さd1 が4μm、ピッチ方向の長
さLが4μmの基本格子1を、P=8μmのピッチで配
列したものである。本実施例のアライメントマークで
は、基本格子1は、走査方向の長さmが0.8μm、ピ
ッチ方向の長さlが0.8μmのセグメント1aを、s
=0.8μmの間隔をおいて3×3個配列した集合体と
して形成されている。セグメント1aは、半導体基板上
において微小開口として形成されるものであり、その平
面上の大きさは、金属膜の堆積とそのエッチバックによ
りその内部をほぼ完全に埋め込むことができる程度に選
定されている。
て説明する。図1は、本発明の第1の実施例のアライメ
ントマークの平面図である。本実施例のアライメントマ
ークは、図7(a)に示した従来の回折格子と同様に、
レーザ光走査方向の長さd1 が4μm、ピッチ方向の長
さLが4μmの基本格子1を、P=8μmのピッチで配
列したものである。本実施例のアライメントマークで
は、基本格子1は、走査方向の長さmが0.8μm、ピ
ッチ方向の長さlが0.8μmのセグメント1aを、s
=0.8μmの間隔をおいて3×3個配列した集合体と
して形成されている。セグメント1aは、半導体基板上
において微小開口として形成されるものであり、その平
面上の大きさは、金属膜の堆積とそのエッチバックによ
りその内部をほぼ完全に埋め込むことができる程度に選
定されている。
【0019】次に、図1に示すアライメントマークを半
導体装置製造工程中において半導体基板上に形成する例
を、従来例と対比しつつ説明する。図2は、バリア層に
窒化チタンを使用してタングステンプラグを形成する場
合の図1のA−A′線での工程断面図であって、図2
(a)〜図2(f)は、図8(a)〜図8(f)の工程
に対応している。まず、半導体基板2上の層間絶縁膜3
上に形成すべき微小開口のパターン状の開口を有するフ
ォトレジスト4を形成し[図2(a)]、フォトレジス
ト4をマスクに層間絶縁膜3をエッチングして基本格子
を構成する微小開口を形成する[図2(b)]。次に、
窒化チタン膜5をスパッタリング法で約500Åの膜厚
に成膜し、さらにCVD法によりタングステン膜6を全
面に約5000Åの膜厚に成膜し[図2(c)]、タン
グステン膜6をエッチバックする。このとき、開口内の
タングステン膜の表面を1000〜2000Å程度オー
バエッチする[図2(d)]。次に、アルミニウム合金
膜7を被着し[図2(e)]、これをパターニングして
能動素子領域に配線を形成する[図2(f)]。
導体装置製造工程中において半導体基板上に形成する例
を、従来例と対比しつつ説明する。図2は、バリア層に
窒化チタンを使用してタングステンプラグを形成する場
合の図1のA−A′線での工程断面図であって、図2
(a)〜図2(f)は、図8(a)〜図8(f)の工程
に対応している。まず、半導体基板2上の層間絶縁膜3
上に形成すべき微小開口のパターン状の開口を有するフ
ォトレジスト4を形成し[図2(a)]、フォトレジス
ト4をマスクに層間絶縁膜3をエッチングして基本格子
を構成する微小開口を形成する[図2(b)]。次に、
窒化チタン膜5をスパッタリング法で約500Åの膜厚
に成膜し、さらにCVD法によりタングステン膜6を全
面に約5000Åの膜厚に成膜し[図2(c)]、タン
グステン膜6をエッチバックする。このとき、開口内の
タングステン膜の表面を1000〜2000Å程度オー
バエッチする[図2(d)]。次に、アルミニウム合金
膜7を被着し[図2(e)]、これをパターニングして
能動素子領域に配線を形成する[図2(f)]。
【0020】図8に示した従来例ではアライメントマー
クの開口部の面積が広かったため、図8(d)に示すよ
うに、タングステンにより平滑に埋め込むことができな
かったが、本実施例では、基本格子が小平面面積の微小
開口の集合体によって構成されているので、図2(d)
に示されるように、開口内をほぼ完全にタングステン膜
6によって埋め込むことができる。開口部表面にはタン
グステンのオーバエッチにより1000〜2000Åの
凹部形成されるがこの程度の凹部であれば、その上に形
成されるアルミニウム合金膜は凹部を完全に埋めその表
面は滑らかに形成されるため、図2(e)に示すよう
に、表面に対称性のよい凹凸を形成することができる。
また、アライメントマークに含まれる各基本格子に対し
てほぼ同一形状の凹凸を形成することができる。そのた
め、その上にフォトレジストを塗付して露光装置でアラ
イメントする際に、回折光の空間分布形状が理想位置か
ら対称に分布するようになり、回折格子の位置を正確に
測定することができるようになる。このときのアライメ
ント誤差の分布を図3(a)に示す。同図に示されるよ
うに、本実施例では、アライメント精度は3σで0.3
μmと従来例の0.7μmから大幅に改善されている。
クの開口部の面積が広かったため、図8(d)に示すよ
うに、タングステンにより平滑に埋め込むことができな
かったが、本実施例では、基本格子が小平面面積の微小
開口の集合体によって構成されているので、図2(d)
に示されるように、開口内をほぼ完全にタングステン膜
6によって埋め込むことができる。開口部表面にはタン
グステンのオーバエッチにより1000〜2000Åの
凹部形成されるがこの程度の凹部であれば、その上に形
成されるアルミニウム合金膜は凹部を完全に埋めその表
面は滑らかに形成されるため、図2(e)に示すよう
に、表面に対称性のよい凹凸を形成することができる。
また、アライメントマークに含まれる各基本格子に対し
てほぼ同一形状の凹凸を形成することができる。そのた
め、その上にフォトレジストを塗付して露光装置でアラ
イメントする際に、回折光の空間分布形状が理想位置か
ら対称に分布するようになり、回折格子の位置を正確に
測定することができるようになる。このときのアライメ
ント誤差の分布を図3(a)に示す。同図に示されるよ
うに、本実施例では、アライメント精度は3σで0.3
μmと従来例の0.7μmから大幅に改善されている。
【0021】また、アルミニウム合金膜をパターニング
して能動素子領域において配線を形成し、能動素子領域
外でアルミニウム合金膜を除去するとき、下層の窒化チ
タン膜も多少エッチングされるが、本実施例の場合、図
2(f)に示されるように、タングステン膜は両側から
窒化チタン膜に挟まれているため、タングステン膜が剥
離することはなくなり、タングステン膜による回路ショ
ート不良の発生は抑制される。
して能動素子領域において配線を形成し、能動素子領域
外でアルミニウム合金膜を除去するとき、下層の窒化チ
タン膜も多少エッチングされるが、本実施例の場合、図
2(f)に示されるように、タングステン膜は両側から
窒化チタン膜に挟まれているため、タングステン膜が剥
離することはなくなり、タングステン膜による回路ショ
ート不良の発生は抑制される。
【0022】次に、図1に示すアライメントマークの回
折格子を半導体基板上に形成する際に、タングステン膜
の下層にバリア層として白金シリサイド膜を形成した場
合の例を、図1のA−A′線の工程断面図である図4を
参照して説明する。図4(a)、(b)は、従来例の図
9(c)、(d)の工程に対応している。半導体基板2
上の層間絶縁膜3に基本格子を構成する微細開口を形成
し、微細開口の底面に白金シリサイド膜9を形成した
後、全面にタングステン膜6を被着し[図4(a)]、
これをエッチバックする。このとき開口部表面のタング
ステン膜6の表面を1000〜2000Å程度オーバエ
ッチする[図4(b)]。この後の工程は、図2
(e)、図2(f)に示される先の実施例の製造工程と
同様である。この製造工程において、白金シリサイド膜
9は図4(b)に示すように表面に露出されることがな
いので、エッチバック装置やその他のプロセス装置が白
金シリサイドによって汚染されることはなくなる。
折格子を半導体基板上に形成する際に、タングステン膜
の下層にバリア層として白金シリサイド膜を形成した場
合の例を、図1のA−A′線の工程断面図である図4を
参照して説明する。図4(a)、(b)は、従来例の図
9(c)、(d)の工程に対応している。半導体基板2
上の層間絶縁膜3に基本格子を構成する微細開口を形成
し、微細開口の底面に白金シリサイド膜9を形成した
後、全面にタングステン膜6を被着し[図4(a)]、
これをエッチバックする。このとき開口部表面のタング
ステン膜6の表面を1000〜2000Å程度オーバエ
ッチする[図4(b)]。この後の工程は、図2
(e)、図2(f)に示される先の実施例の製造工程と
同様である。この製造工程において、白金シリサイド膜
9は図4(b)に示すように表面に露出されることがな
いので、エッチバック装置やその他のプロセス装置が白
金シリサイドによって汚染されることはなくなる。
【0023】次に、図5(a)、(b)、(c)を参照
して、アライメントマークについての他の実施例につい
て説明する。図5(a)は、本発明のアライメントマー
クの第2の実施例を示す平面図である。この実施例で
は、4μm×4μmの基本格子1が、主回折格子ピッチ
Pを8μmとして配列されている。基本格子1は、走査
方向の長さd1 が4μm、ピッチ方向の長さlが0.8
μmのセグメント1aを、s=0.8μmのスペースを
おいて、ピッチ方向に3本並べることにより構成された
ものである。本実施例のアライメントマークを半導体基
板上に形成した場合、微細開口の平面形状は、先の実施
例の場合と相違して長方形となるが、その幅が0.8μ
mと狭いため、プラグ形成材料によって完全に埋め込む
ことが可能であり、先の実施例の場合と同様の効果を奏
することができる。
して、アライメントマークについての他の実施例につい
て説明する。図5(a)は、本発明のアライメントマー
クの第2の実施例を示す平面図である。この実施例で
は、4μm×4μmの基本格子1が、主回折格子ピッチ
Pを8μmとして配列されている。基本格子1は、走査
方向の長さd1 が4μm、ピッチ方向の長さlが0.8
μmのセグメント1aを、s=0.8μmのスペースを
おいて、ピッチ方向に3本並べることにより構成された
ものである。本実施例のアライメントマークを半導体基
板上に形成した場合、微細開口の平面形状は、先の実施
例の場合と相違して長方形となるが、その幅が0.8μ
mと狭いため、プラグ形成材料によって完全に埋め込む
ことが可能であり、先の実施例の場合と同様の効果を奏
することができる。
【0024】図5(b)は、本発明のアライメントマー
クの第3の実施例を示す平面図である。この実施例も、
4μm×4μmの基本格子1が、主回折格子ピッチPを
8μmとして配列されたものである。基本格子1は、走
査方向の長さmが0.8μm、ピッチ方向の長さLが4
μmのセグメント1aを、s=0.8μmのスペースを
おいて、走査方向に3本並べることにより構成されたも
のである。
クの第3の実施例を示す平面図である。この実施例も、
4μm×4μmの基本格子1が、主回折格子ピッチPを
8μmとして配列されたものである。基本格子1は、走
査方向の長さmが0.8μm、ピッチ方向の長さLが4
μmのセグメント1aを、s=0.8μmのスペースを
おいて、走査方向に3本並べることにより構成されたも
のである。
【0025】図5(c)は、本発明のアライメントマー
クの第4の実施例を示す平面図である。この実施例で
は、走査方向の長さd2 が2μm、ピッチ方向の長さL
が4μmの基本格子1が、主回折格子ピッチPを8μm
として配列されている。基本格子1は、走査方向の長さ
が2μm、ピッチ方向の長さlが0.8μmのセグメン
ト1aを、s=0.8μmのスペースをおいて、ピッチ
方向に3本並べることにより構成されたものである。第
1乃至第3の実施例のアライメントマークが図7(a)
に示す従来例に対応していたのに対し、本実施例のアラ
イメントマークは図7(b)に示す従来例に対応するも
のであるが、先の実施例と同様の効果を奏することがで
きる。
クの第4の実施例を示す平面図である。この実施例で
は、走査方向の長さd2 が2μm、ピッチ方向の長さL
が4μmの基本格子1が、主回折格子ピッチPを8μm
として配列されている。基本格子1は、走査方向の長さ
が2μm、ピッチ方向の長さlが0.8μmのセグメン
ト1aを、s=0.8μmのスペースをおいて、ピッチ
方向に3本並べることにより構成されたものである。第
1乃至第3の実施例のアライメントマークが図7(a)
に示す従来例に対応していたのに対し、本実施例のアラ
イメントマークは図7(b)に示す従来例に対応するも
のであるが、先の実施例と同様の効果を奏することがで
きる。
【0026】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載された本願発明の要旨内において各種
の変更が可能である。例えば、実施例では、アライメン
トマークは1列の回折格子によって構成されていたが、
図7(c)に示すようにレーザ光走査方向に複数列配置
し、各回折格子の検出値から当該ウェハの位置を検出す
る場合にも本発明の適用は可能である。また、基本格子
の寸法やそのピッチ、あるいは基本格子を構成するセグ
メント(微小開口)の個数、寸法、形状等についても半
導体装置の製造プロセスに応じて適宜変更が可能であ
る。
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載された本願発明の要旨内において各種
の変更が可能である。例えば、実施例では、アライメン
トマークは1列の回折格子によって構成されていたが、
図7(c)に示すようにレーザ光走査方向に複数列配置
し、各回折格子の検出値から当該ウェハの位置を検出す
る場合にも本発明の適用は可能である。また、基本格子
の寸法やそのピッチ、あるいは基本格子を構成するセグ
メント(微小開口)の個数、寸法、形状等についても半
導体装置の製造プロセスに応じて適宜変更が可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、アライ
メントマークとなる回折格子の基本格子を複数個の微小
開口の集合体によって構成したものであるので、本発明
によれば、基本格子が大き過ぎるために基本格子を埋め
込むことができず、その上に形成される被膜が非対称に
なるのを防止することができる。したがって、本発明に
よれば、基本格子の非対称性に起因する回折光の乱れを
抑制することができるようになり、このアライメントマ
ークを用いた位置検出精度を格段に向上させることがで
きる。
メントマークとなる回折格子の基本格子を複数個の微小
開口の集合体によって構成したものであるので、本発明
によれば、基本格子が大き過ぎるために基本格子を埋め
込むことができず、その上に形成される被膜が非対称に
なるのを防止することができる。したがって、本発明に
よれば、基本格子の非対称性に起因する回折光の乱れを
抑制することができるようになり、このアライメントマ
ークを用いた位置検出精度を格段に向上させることがで
きる。
【0028】また、本発明によれば、開口の面積が狭く
なったことにより、開口内においてプラグ形成材料が側
壁にサイドウォール状に付着することがなくなり、バリ
ア層のエッチングによりプラグ形成材料が剥離するのを
防止することができるため、回路ショートの発生を防止
して歩留りを向上させることができる。さらに、本発明
によれば、開口の面積が狭くなったことにより、開口底
面にバリア層である白金シリサイドを露出させないよう
にすることができるため、装置類を白金シリサイドの汚
染から保護することができる。
なったことにより、開口内においてプラグ形成材料が側
壁にサイドウォール状に付着することがなくなり、バリ
ア層のエッチングによりプラグ形成材料が剥離するのを
防止することができるため、回路ショートの発生を防止
して歩留りを向上させることができる。さらに、本発明
によれば、開口の面積が狭くなったことにより、開口底
面にバリア層である白金シリサイドを露出させないよう
にすることができるため、装置類を白金シリサイドの汚
染から保護することができる。
【図1】 本発明の第1の実施例におけるアライメント
マークの平面図。
マークの平面図。
【図2】 図1に示すアライメントマークを有する半導
体装置の製造方法の第1の実施例を説明するための工程
断面図。
体装置の製造方法の第1の実施例を説明するための工程
断面図。
【図3】 本発明の実施例のアライメント精度を示すグ
ラフと従来例のアライメント精度を示すグラフ。
ラフと従来例のアライメント精度を示すグラフ。
【図4】 図1に示すアライメントマークを有する半導
体装置の製造方法の第2の実施例を説明するための工程
断面図。
体装置の製造方法の第2の実施例を説明するための工程
断面図。
【図5】 本発明の第2、第3および第4の実施例にお
けるアライメントマークの平面図。
けるアライメントマークの平面図。
【図6】 縮小投影露光装置におけるアライメント装置
の概略構成図とそこにおいて用いられるアライメントマ
ークの平面図。
の概略構成図とそこにおいて用いられるアライメントマ
ークの平面図。
【図7】 従来のアライメントマークの平面図。
【図8】 従来のアライメントマークを有する半導体装
置の製造方法を説明するための工程断面図。
置の製造方法を説明するための工程断面図。
【図9】 従来のアライメントマークを有する半導体装
置の他の製造方法を説明するための工程断面図。
置の他の製造方法を説明するための工程断面図。
1 基本格子 1a セグメント 2 半導体基板 3 層間絶縁膜 4 フォトレジスト 5 窒化チタン膜 6 タングステン膜 7 アルミニウム合金膜 8 白金膜 9 白金シリサイド膜 10 ウェハ 11 アライメントマーク 12 レティクル 13 He−Neレーザ 14 レンズ系 15 ビームスプリッタ 16 ミラー 17 投影レンズ 18 空間フィルタ 19 フォトセンサ 20 信号処理装置 21 レーザビーム
Claims (9)
- 【請求項1】 一定寸法の基本格子が所定のピッチで一
列または複数列に配列されてなる回折格子を備える半導
体装置であって、前記基本格子は、半導体基板上に所定
の寸法およびピッチで設けられた複数の微小開口の集合
体で構成されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記基本格子の平面形状は正方形または
長方形であり、その2辺は前記基本格子列の並び方向と
平行であることを特徴とする請求項1記載の半導体装
置。 - 【請求項3】 前記微小開口の平面形状は正方形または
長方形であり、その少なくとも一辺の寸法は1μm以下
であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記微小開口は、金属膜の堆積とそのエ
ッチバックによりその内部をほぼ完全に埋め込むことの
できる大きさであることを特徴とする請求項1記載の半
導体装置。 - 【請求項5】 前記基本格子の平面形状は正方形または
基本格子列の並び方向を長辺とする長方形であり、か
つ、前記微小開口の平面形状が正方形であることを特徴
とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項6】 前記基本格子の平面形状は正方形であ
り、かつ、前記微小開口の平面形状は基本格子列の並び
方向を長辺または短辺とする長方形であることを特徴と
する請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項7】 前記基本格子の平面形状は基本格子列の
並び方向を長辺とする長方形であり、かつ、前記微小開
口の平面形状は基本格子列の並び方向を短辺とする長方
形であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項8】 半導体基板表面の拡散層または半導体基
板上の導電層上に絶縁膜を形成する工程と、フォトリソ
グラフィ技法により、前記拡散層または前記導電層上を
露出させるコンタクトホールと、回折格子の基本格子を
構成する複数の微小開口とを同時に開孔する工程と、コ
ンタクトプラグを形成するための導電体を被着する工程
と、前記導電体をエッチバックして前記コンタクトホー
ル内および前記微細開口内以外の前記導電体を除去する
工程と、全面に金属膜およびフォトレジストを被着する
工程と、前記回折格子に基づいて位置決めを行って前記
フォトレジストを露光する工程と、を備える半導体装置
の製造方法。 - 【請求項9】 前記導電体をエッチバックして前記コン
タクトホール内および前記微細開口内以外の前記導電体
を除去する工程において、前記微細開口内の導電体の表
面を1000〜2000Åの厚さ分エッチバックするこ
とを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312724A JP2595885B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
US08/338,207 US5525840A (en) | 1993-11-18 | 1994-11-09 | Semiconductor device having an alignment mark |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312724A JP2595885B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142379A true JPH07142379A (ja) | 1995-06-02 |
JP2595885B2 JP2595885B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=18032661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5312724A Expired - Fee Related JP2595885B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5525840A (ja) |
JP (1) | JP2595885B2 (ja) |
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CN112510017A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-03-16 | 武汉新芯集成电路制造有限公司 | 半导体器件及其制造方法 |
Families Citing this family (43)
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