JPH07141853A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

Info

Publication number
JPH07141853A
JPH07141853A JP15342993A JP15342993A JPH07141853A JP H07141853 A JPH07141853 A JP H07141853A JP 15342993 A JP15342993 A JP 15342993A JP 15342993 A JP15342993 A JP 15342993A JP H07141853 A JPH07141853 A JP H07141853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pack
lock
game software
main body
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15342993A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Komuro
睦 小室
Masaki Nakagome
正樹 中込
Koichi Omokawa
浩一 面川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP15342993A priority Critical patent/JPH07141853A/ja
Publication of JPH07141853A publication Critical patent/JPH07141853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種ゲームソフトの交換及びパックの着脱を
容易に行うこと。 【構成】 電源オン/オフスイッチ203の操作に連動
して回動する回動部材270によってスライド部材22
0の移動を規制することにより、パック300,40
0,500をロック状態に保持する回動ロック部材26
0の回動を規制し、併せてパック300,400内部に
収納されているカートリッジ320及びカード410の
抜き差しを規制する回動レバー280の回動を規制する
ようにした。 【効果】 電源オフの状態、すなわちスライド部材22
0が移動自在にあるとき、パック300,400内部に
収納されているカートリッジ320及びカード410の
抜き差し及びパック300,400,500自体の抜き
差しか可能であり、電源オンの状態、すなわちすなわち
スライド部材220が移動規制されているとき、パック
300,400内部に収納されているカートリッジ32
0及びカード410の抜き差し及びパック300,40
0,500自体の抜き差しか不可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種ゲームソフト等の
再生を可能とする情報再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ファミコンと呼ばれるテレビゲー
ム用コンピュータが普及している。これは、パソコンと
似た構造だがゲーム用に単機能化し、ビデオ画像処理の
高速化を行っている。
【0003】このようなファミコンの専用のゲームソフ
トとしては、内部にROMを収納したカートリッジタイ
プと、磁気ディスク(クイックディスク)とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パソコンや
ファミコンのゲームソフトにあっては、多種のものが出
回っており、これらのゲームソフトを一台の装置で再生
する場合には、アダプタを介して装置本体に装着するこ
とにより可能とされている。
【0005】ところが、このようなテレビゲーム用コン
ピュータにあっては、ゲームソフトを交換する場合、ア
ダプタを装置本体からその都度抜き出す必要があるた
め、ゲームソフトの交換が煩わしいものとなっている。
【0006】すなわち、ゲームソフトは静電破壊の問題
があることから、電源オン時におけるゲームソフトの引
き抜き及び差し込みは禁止されており、その手段として
電源がオンされたとき、アダプタとゲームソフトとが同
時にロックされ、電源がオフされた場合には逆にアダプ
タとゲームソフトとのロックが同時に解除されるように
なっている。このため、装置本体側にアダプタを装着し
た状態で、そのアダプタからゲームソフトを抜き出そう
とした場合、アダプタとゲームソフトとが圧接状態に保
持されているので、ゲームソフトの抜き出しに併せてア
ダプタも装置本体側から抜き出されてしまうことがある
ことから、上述したように、ゲームソフトを交換する場
合、アダプタを装置本体からその都度抜き出す必要が生
じる。
【0007】しかも、アダプタは装置本体側に設けられ
ている端子部に圧入することで装置本体側に保持される
構成がとられていることから、装置本体に対するアダプ
タの着脱も煩わしいものとなっている。
【0008】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、各種ゲームソフトの交換及びパックの着脱
を容易に行うことができる情報再生装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
各種ゲームソフトを着脱自在に収容したパックを装置本
体内部に挿入することにより、前記各種ゲームソフトの
再生が可能な情報再生装置であって、前記パックを前記
装置本体内部にてロック状態に保持するロック保持手段
と、前記装置本体の電源がオンされたとき、前記パック
内に収容されている前記各種ゲームソフトの離脱を阻止
する離脱阻止手段とが具備されていることを特徴とす
る。
【0010】請求項2記載の発明は、各種ゲームソフト
を着脱自在に収容したパックを装置本体内部に挿入する
ことにより、前記各種ゲームソフトの再生が可能な情報
再生装置であって、前記装置本体内部に挿入された前記
パックをイジェクト方向に付勢する付勢手段と、前記パ
ックを前記付勢手段の付勢力に抗し前記装置本体内部に
てロック状態に保持するロック保持手段と、前記パック
の挿入方向に沿って進退自在に設けられ、前記パックの
挿入方向に向かって移動した際、前記ロック保持手段の
ロックを解除するスライドロック解除手段と、電源オン
/オフスイッチの操作に連動し、前記電源オン/オフス
イッチがオンされたとき、前記スライドロック解除手段
のスライド動作を規制する規制部材と、この規制部材の
動作に連動し、前記パック内に収容されている前記各種
ゲームソフトの離脱を阻止する離脱阻止手段とが具備さ
れていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の情報再生装置は、装置本体内部にてパ
ックがロック保持手段によりロック状態に保持されると
ともに、装置本体の電源がオンされたとき、離脱阻止手
段によってパック内に収容されている各種ゲームソフト
の離脱が阻止されるので、電源オン時における各種ゲー
ムソフトの抜き差しが阻止されることから静電破壊等が
確実に防止され、一方、装置本体の電源がオフされたと
き、離脱阻止手段によるパック内の各種ゲームソフトの
離脱阻止が解除されるので、パックを装置本体内部に残
した状態で各種ゲームソフトの抜き差しを行うことがで
きる。
【0012】また、パックを付勢手段の付勢力に抗して
装置本体内部に挿入すると、ロック保持手段が付勢手段
の付勢力に抗してパックをロック状態に保持し、装置本
体の電源が電源オン/オフスイッチの操作によってオン
されると、この操作に連動して規制部材が回動し、スラ
イドロック解除手段のスライド動作を規制することで、
ロック保持手段によるロック状態が保持される。一方、
パックをイジェクトする場合にはスライドロック解除手
段をパックの挿入方向に向かって移動させることによ
り、ロック保持手段によるロック状態が解除され、パッ
クは付勢手段による付勢力によってイジェクトされる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図1及び図2は、本発明の情報再生装置の
一実施例に係るディスクコンパチブルプレーヤを示すも
のである。これらの図に示すように、プレーヤ本体10
0の前面側に設けられているグリル部110の上段に
は、30cmLD,20cmLD等の比較的に径の大き
いディスクをローディングするためのローディングトレ
イ111が引出し自在に設けられている。ローディング
トレイ111の配設領域内には、12cmCD,8cm
CD等の比較的に径の小さいディスクをローディングす
るためのローディングトレイ112が引出し自在に設け
られている。
【0014】グリル部110の下段の左側に寄った位置
には、後述するゲームパック等が挿入される挿入孔20
1が設けられている。この挿入孔201は、回動蓋20
2によって覆われるようになっている。グリル部110
の挿入孔201の上部には、電源オン/オフスイッチ2
03、イジェクトスイッチ204、プレイスイッチ20
5が設けられている。これらの電源オン/オフスイッチ
203及びイジェクトスイッチ204は、スプリング2
10によって定位置への復帰力が与えられている。
【0015】図3及び図4は、プレーヤ本体100のシ
ャーシ101に取付けられているパック保持機構200
を示すものである。これらの図に示すように、パック保
持機構200のケーシング210には、ピン211,2
12が突設されている。これらのピン211,212に
は、上記のイジェクトスイッチ204の操作に連動して
スライドするスライド部材220の他端部側に形成され
ている係合溝221及びその一端部側に形成されている
係合溝222が係合されている。
【0016】これにより、イジェクトスイッチ204が
操作されると、スライド部材220はピン211,21
2にガイドされることによって矢印a方向に押し込まれ
る。更にこの状態において、後述の各種パック300,
400,500がケーシング210内部に挿入された際
には回動部材240の回動によって矢印b方向に押し戻
されるようになっている。これについての詳細は、後述
する。
【0017】また、スライド部材220の一端部側に
は、逆コ字状のロック溝223が形成されている。ロッ
ク溝223には、第1ロック溝部224及び第2ロック
溝部225が設けられており、後述する回動部材270
の係止ピン272が嵌り込むことで、スライド部材22
0の移動が阻止されるようになっている。
【0018】スライド部材220の他端部側には、一端
230aがケーシング210側に係止されたスプリング
230の他端230bが係止されている。これにより、
スライド部材220は、スプリング230の付勢力によ
って矢印b方向に付勢されている。
【0019】また、スライド部材220の他端部側に
は、後述する各種パック300,400,500をスプ
リング250の付勢力によって矢印b方向(イジェクト
方向)に押し出すための回動部材240の外周縁部24
0aに当接する当接片226及び後述する係止ピン24
5によって係止されるロック片227が設けられてい
る。
【0020】スライド部材220の他端部側のケーシン
グ210には、軸241が突設されている。軸241に
は、回動部材240が回動自在に取付けられている。回
動部材240は、一端250aがケーシング210側に
係止されたスプリング250の他端250bが係止され
ている。これにより、回動部材240はスプリング25
0の付勢力により軸241を支点として時計方向に付勢
力が与えられている。
【0021】また、回動部材240の下面側には、係止
ピン242,243が突設されている。これらの係止ピ
ン242,243は、ケーシング210に形成されてい
る係止溝213,214に嵌り込んでいる。これによ
り、スプリング250による付勢力は、係止ピン24
2,243がケーシング210の係止溝213,214
に係止されることで受け止められている。また、係止ピ
ン242,243の変位ストロークはそれぞれ異なって
おり、係止ピン242の変位ストロークは大きく、係止
ピン242の変位ストロークは小さくされている。
【0022】更に、回動部材240には、先端に係止ピ
ン245が突設された支持片244が設けられている。
この係止ピン245は、スライド部材220が矢印a方
向に移動した際、スライド部材220のロック片227
に係止されるようになっている。これにより、後述のロ
ック溝223の第1ロック溝部224に回動部材270
の係止ピン272が嵌り込まない場合であっても、ロッ
ク片227の係止によってスライド部材220が矢印b
方向に移動しないようになっている。これについての詳
細は、後述する。
【0023】スライド部材220の一端部側には、嵌合
ピン228が水平方向に突設されている。この嵌合ピン
228は、図5に示すように、回動ロック部材260の
カム部261のカム溝262又は263に嵌り込むよう
になっており、図5(b)に示すように、カム溝262
に嵌り込んだ場合にはロック部265が下方に変位し、
後述のパック300のロック溝304に嵌り込むことで
ロック状態となり、図5(a)に示すように、カム溝2
63に嵌り込んだ場合にはロック部265が上方に変位
してパック300のロック溝304から抜けでることで
ロック解除状態となる。
【0024】回動ロック部材260は、シャフト218
に回動自在に取付けられている。このシャフト218
は、ケーシング210に突設された支持片215に支持
されている。シャフト218には、スプリング216が
取付けられている。スプリング216の一端216aは
ケーシング210上に当接し、その他端216bは回動
ロック部材260の係止片264に係止されている。こ
れにより、回動ロック部材260には、その先端部側に
設けられているロック部265が下方(図5における時
計回り方向)に押し込まれるように付勢力が与えられて
いる。また、スライド部材220の矢印a方向へのスラ
イドによって嵌合ピン228が同方向に変位した際、嵌
合ピン228がカム部261のカム溝262からカム溝
263側に変位することにより、回動ロック部材260
のロック部265がスプリング216の付勢力に抗して
押し上げられ、これにより後述する各種パック300,
400,500のロック状態が解除され、イジェクトさ
れるようになっている。
【0025】上記のピン212には、上記の電源オン/
オフスイッチ203の操作に連動する回動部材270が
回動自在に取付けられている。ここで、この回動部材2
70の回動動作は、電源オン/オフスイッチ203との
間に介在されている図示省略のプッシュプッシュ機構に
よってもたらされるものであり、電源オン/オフスイッ
チ203がオン操作されたとき、回動部材270の一端
部271の下面側に突設されている係止ピン272が上
記のロック溝223の第1ロック溝部224又は第2ロ
ック溝部225に嵌り込むようになっている。このよう
に、係止ピン272がこれら第1ロック溝部224又は
第2ロック溝部225に嵌り込むことで、スライド部材
220の矢印a又はb方向への移動が阻止されるように
なっている。一方、電源オン/オフスイッチ203がオ
フ操作されたとき、回動部材270の係止ピン272が
ロック溝223の第1ロック溝部224又は第2ロック
溝部225から抜け出ることで、スライド部材220は
矢印a又はb方向への移動可能となる。
【0026】回動部材270の他端部273の下面側に
は、図6に示すように、傾斜部274を挟んで下段当接
辺部275及び上段当接辺部276が設けられている。
回動部材270の他端部273の下面側には、回動レバ
ー280の一端部281が当接している。
【0027】回動部材280は、ケーシング210に突
設されている支持片219に取り付けられた軸285に
回動自在に取付けられている。軸285には、スプリン
グ282が取付けられている。スプリング282の一端
部282aはケーシング210側に当接しており、その
他端部282bは回動部材280の一端部281側に係
止されている。これにより、回動部材280は、軸28
5を支点として一端部281側を上方に押し上げる側に
付勢されている。回動部材280の他端部側には、端部
に突出片284を有した回動片283が設けられてい
る。この回動片283の突出片284は、後述するパッ
ク300の挿入孔305に嵌り込むことで、パック30
0に備えられているロック部材314を回動させ、ロッ
ク部材314のロック片部315によってカートリッジ
320の離脱が阻止されるようになっている。
【0028】図7は、パック保持機構200に装着され
るパックの一例としてゲームソフト用のものを示すもの
で、パック300のパック本体301の前面側のグリル
部302には、窓303を有したカバー体308が設け
られている。グリル部302の上端部には、上記の回動
ロック部材260のロック部265が嵌り込むロック溝
304が設けられている。ロック部265がロック溝3
04に嵌り込んだ場合には、パック保持機構200から
のパック本体301の離脱が阻止されるようになってい
る。グリル部302の左側面部には、上記の回動部材2
80の突出片284が挿入される挿入孔305が設けら
れている。なお、図中符号306,307は信号入出力
コネクタを示している。
【0029】パック300の内部構成は、図8に示すよ
うになっている。すなわち、グリル部302の内部に
は、上記の窓303を有したカバー体308が回動軸3
09,310を介して回動自在に取付けられるようにな
っている。これにより、グリル部302の開口部311
が覆われるようになっている。また、回動軸310側に
は、スプリング312が取付けられており、このスプリ
ング312の付勢力によってカバー体308がグリル部
302の内壁に圧接されるようになっている。
【0030】グリル部302内部に設けられている突設
ピン313には、ロック片部315を有したロック部材
314が回動自在に取付けられている。ロック部材31
4に取付けられたスプリング316の一端316aはグ
リル部302の内壁側に係止され、その他端316bは
ロック部材314の係止突起317に係止されている。
これにより、ロック部材314は、反時計方向に付勢さ
れるようになっている。
【0031】ここで、ロック片部315の片部315a
は、上記の挿入孔305に対応する位置にあり、回動部
材280の突出片284が挿入孔305に挿入されたと
き、その突出片284によって押し付けられるようにな
っている。
【0032】図9は、パック保持機構200に装着され
るゲーム用のパックの他の例を示すものである。同図に
示すように、パック400のパック本体401の前面側
のグリル部402には、ゲームソフトの記録されたカー
ドの出し入れが行われるカード挿入孔403が設けられ
ている。グリル部402の上端部には、上記の回動ロッ
ク部材260のロック部265が嵌り込むことで、パッ
ク本体401がロック状態に保持されるロック溝404
が設けられている。グリル部402の左側面部には、上
記の回動部材280の突出片284が挿入される挿入孔
405が設けられている。
【0033】図10は、パック保持機構200に装着さ
れるパックの他の例として、カラオケ用のパックを示す
もので、カラオケパック500のパック本体501の前
面側のグリル部502には、周波数コントロール等を行
うための操作つまみ503等が設けられている。
【0034】グリル部502の上端部には、上記の回動
ロック部材260のロック部265が嵌り込むロック溝
504が設けられている。グリル部502の左側面部に
は、上記の回動部材280の突出片284が挿入される
挿入孔505が設けられている。
【0035】続いて、このような構成のパック保持機構
200の動作を、図11乃至図19を用いて説明する。
【0036】まず、パック保持機構200には、たとえ
ば図7に示したパック300が装着されるものとする。
【0037】そこで、まずスタンバイ状態では、図11
に示すように、スライド部材220が矢印b方向に移動
している。この状態では、電源オン/オフスイッチ20
3の操作に連動する回動部材270の係止ピン272が
ロック溝223の第2ロック溝部225に嵌り込むこと
ができる。すなわち、電源オン/オフスイッチ203を
押し込むと、これに連動し回動部材270がピン212
を支点として時計方向に回動することで、回動部材27
0の係止ピン272がロック溝223の第2ロック溝部
225に嵌り込む。この状態では、プレーヤ本体100
の電源がオンとなる。ちなみに、電源オン/オフスイッ
チ203を再度押し込むことにより、上述したプッシュ
プッシュ機構によって回動部材270が反時計方向に回
動されるようになっており、この状態ではプレーヤ本体
100の電源がオフとなる。
【0038】またこの状態では、係止ピン272と第2
ロック溝部225との係止によってスライド部材220
の矢印a方向への移動が阻止される。更に、この状態で
は、図12に示すように、スライド部材220の嵌合ピ
ン228がカム部261のカム溝262内に位置してお
り、図5(b)に示したと同様に、回動ロック部材26
0のロック部265が下方に変位しているため、パック
保持機構200の挿入孔201へのパック300の挿入
が阻止され、パック300の装着が不可能となる。
【0039】したがって、パック300を装着する場合
には、まず回動ロック部材260のロック部265をパ
ック300の装着に邪魔とならないように上方に変位さ
せておく必要がある。この場合、図1に示したイジェク
トスイッチ204を押し込むと、その押込み力がスライ
ド部材220の押出し片部226に作用することで、図
15に示すように、スライド部材220が矢印a方向に
押し込まれる。
【0040】これにより、図13に示すように、スライ
ド部材220の嵌合ピン228がカム部261のカム溝
262からカム溝263側に変位することで、回動ロッ
ク部材260のロック部265がスプリング216の付
勢力に抗して押し上げられる。
【0041】この状態で、挿入孔201からパック保持
機構200内部へのパック300の挿入が可能となる。
パック300をパック保持機構200の最奥部まで挿入
すると、パック300のパック本体301の後端面が回
動部材240の係止ピン242に当接し、回動部材24
0をスプリング250の付勢力に抗し軸241を支点と
して反時計方向に回動させる。また、回動部材240の
回動に伴い、パック本体301の後端面は、係止ピン2
42から離れ、係止ピン243に当接する。その後、パ
ック本体301の後端面は係止ピン243と当接した状
態でケーシングの最奥部に到達する。
【0042】回動部材240の回動に伴い、回動部材2
40の外周縁部240aがスライド部材220の当接片
226に当接し、スライド部材220を矢印b方向に押
し戻す。このとき、図12及び図13に示すように、ス
ライド部材220の嵌合ピン228がカム部261のカ
ム溝263からカム溝262側に変位することで、回動
ロック部材260がスプリング216の付勢力により回
動し、そのロック部265が下方に変位する。これによ
り、ロック部265がパック300のパック本体301
の前面側のグリル部302のロック溝304に嵌り込
み、パック300の移動が規制されることから、スプリ
ング250の付勢力が与えられている回動部材240に
よってのパック300の押出し力が阻止され、パック3
00はパック保持機構200内部にロック状態に保持さ
れる。図14にこのロック状態を示す。
【0043】この状態では、図5(b)に示したよう
に、回動部材270の係止ピン272がロック溝223
の第2ロック溝部225に嵌り込むことができ、電源オ
ン/オフスイッチ203を操作した場合には、上記同様
にして電源がオンされる。
【0044】このとき、図6に示した回動部材270の
他端部273がパック保持機構200の奥行き方向に変
位することにより、回動レバー280の一端部281が
傾斜カム面274を伝って下段当接辺部275から上段
当接辺部276に変位することで、回動レバー280が
スプリング282の付勢力に抗して回動し、その突出片
284がパック本体301の挿入孔305に嵌り込む。
【0045】ここで、回動レバー280の突出片284
がパック本体301の挿入孔305に嵌り込むことによ
る作用は図17乃至図19に示す通りである。
【0046】すなわち、カートリッジ320がパック3
00のグリル部302の開口部311から挿入された状
態にあるとき、回動レバー280の突出片284がロッ
ク部材314を時計方向に押し付けることにより、図1
9に示すように、カートリッジ320の切欠部321に
ロック部材314のロック片部315が嵌り込む。これ
により、パック300内部からのカートリッジ320の
離脱が阻止される。
【0047】但し、図14のように電源がオフ状態にあ
るとき、すなわち回動部材270の係止ピン272が第
2ロック溝部225に嵌り込んでいないとき、図6のよ
うに、回動レバー280の一端部281が下段当接辺部
275に当接しているため、回動レバー280がスプリ
ング282の付勢力に抗して回動しない状態、すなわち
回動レバー280の突出片284が挿入孔305に挿入
されない状態を保っている。よって、図17及び図18
のように、ロック部材314のロック片部315がカー
トリッジ320の切欠部321から外れているため、パ
ック300がパック保持機構200内部にロック状態に
保持された状態にあっても、パック300に対するカー
トリッジ320の抜き差しは可能となる。
【0048】一方、パック300をパック保持機構20
0から取出す場合、まずスライド部材220の矢印a方
向への移動を妨げないように、上記同様に、電源をオフ
状態にしておく必要がある。この状態で、上記のイジェ
クトスイッチ204を押し込むと、スライド部材220
は図15に示したように、矢印a方向に移動する。この
とき、上述したように、スライド部材220の嵌合ピン
228がカム部261のカム溝262からカム溝263
側に変位することで、回動ロック部材260のロック部
265がスプリング216の付勢力に抗して押し上げら
れる。
【0049】これにより、ロック状態は解除されスプリ
ング250の付勢力が与えられている回動部材240の
回動によってのパック300の排出が行われる。ここ
で、図14に示されるように、パック本体301の後端
面は、まず変位ストロークの小さい係止ピン243によ
って押し出され、続いて変位ストロークの大きい係止ピ
ン242によって押し出される。すなわち、最初に変位
ストロークの小さい係止ピン243によっての押出し力
は弱めであり、次いで作用する変位ストロークの大きい
係止ピン242によっての押出し力は強めとされること
から、パック保持機構200からのパック300の無用
な飛び出しが防止されるようになっている。
【0050】パック保持機構200からのパック300
のイジェクトが完了した状態は、図16に示す通りであ
る。この状態では、回動部材240が時計方向に回動し
ており、回動部材240の支持片244に突設されてい
る係止ピン245がスライド部材220のロック片22
7に係止されることにより、スライド部材220の矢印
b方向への移動が阻止されている。
【0051】したがって、この状態では、回動ロック部
材260のロック部265がスプリング216の付勢力
に抗して押し上げられた状態が維持されるため、パック
300の再装着が可能とされる。
【0052】すなわち、図16に示されるロック部26
5の押し上げ状態は、パック300のイジェクト完了毎
に繰り返されるものであり、この状態をスタンバイ状態
としてパック300の再装着が可能となる。つまり、上
記の図11に示されるスタンバイ状態をなすことなくパ
ック300の挿入/排出動作が行える。また、パック3
00の再装着に際しては、パック300の挿入による係
止ピン242の押し付によって回動部材240が反時計
方向に回動するとき、係止ピン245がスライド部材2
20のロック片227から容易に外れることで、回動部
材240の外周縁部240aのスライド部材220の当
接片226への押し付けにより、スライド部材220を
矢印b方向(パック300をロックする側)に押し戻す
ことができる。
【0053】このように、本実施例では、電源オン/オ
フスイッチ203の操作に連動して回動する回動部材2
70によってスライド部材220の移動を規制すること
により、パック300をロック状態に保持する回動ロッ
ク部材260の回動を規制し、併せてパック300内部
に収納されているカートリッジ320の抜き差しを規制
する回動レバー280の回動を規制するようにした。
【0054】したがって、電源オフの状態、すなわちス
ライド部材220が移動自在にあるとき、パック300
内部に収納されているカートリッジ320の抜き差し及
びパック300自体の抜き差しが可能であり、電源オン
の状態、すなわちスライド部材220が移動規制されて
いるとき、パック300内部に収納されているカートリ
ッジ320の抜き差し及びパック300自体の抜き差し
が不可能とされる。
【0055】なお、上記実施例では、パック300の装
着及びイジェクト動作について説明したが、パック40
0,500についても上記同様に、装着及びイジェクト
動作を行うことができる。
【0056】すなわち、パック400,500にあって
は、パック300と同寸法とされており、しかもそれぞ
れのパック400,500のロック溝404,504及
び挿入孔405,505の形成位置はパック300と同
一とされている。
【0057】したがって、図9のパック400を、上記
同様にしてパック保持機構200の最奥部まで挿入する
と、回動部材240の回動によりスライド部材220が
矢印b方向に押し戻されることで、回動ロック部材26
0のロック部265が下方に変位し、ロック部265が
パック本体401のグリル部402のロック溝404に
嵌り込み、パック400をロック状態とする。
【0058】この状態で、電源オン/オフスイッチ20
3の操作により回動部材270の回動に連動する回動レ
バー280が回動すると、突出片284がパック本体4
01の挿入孔405に嵌り込む。ここで、パック400
内部には、図20乃至図22に示すゲームソフトの記録
されているカード410が収容されており、挿入孔40
5に嵌り込んだ突出片284がロックプレート407の
回動片408に当接し、ロック片409をカード410
の前端縁411の直前位置まで回動させることにより、
パック400内部からのカード410の離脱が阻止され
る。
【0059】但し、電源がオフ状態にあるとき、すなわ
ち上記の回動部材270が時計方向に回動していないと
き、図21のように、ロック片409がカード410の
前端縁411の直前位置から外されるため、パック40
0がパック保持機構200内部にロック状態に保持され
た状態にあっても、パック400に対するカード410
の抜き差しは可能となる。ちなみに、カード410を抜
き出す場合には、パック本体401のグリル部402に
形成されている窪み420に指を差し込むことで、その
取出しを行うことができるようになっている。
【0060】一方、パック400をパック保持機構20
0から取出す場合、上記同様に、電源をオフ状態として
おき、イジェクトスイッチ204の押し込みにより、ス
ライド部材220を矢印a方向に移動させ、回動ロック
部材260のロック部265をスプリング216の付勢
力に抗して押し上げることで、回動部材240の回動力
によりイジェクトされる。
【0061】また、図10に示したカラオケパック50
0の場合では、主に周波数コントロールを行う機能を有
している関係上、上述したカートリッジ320やカード
410等のゲームソフトの収納が不要となっているが、
上述したように、ロック溝504及び挿入孔505の形
成位置がパック300と同一とされていることから、回
動ロック部材260のロック部265によるロック及び
電源オン/オフスイッチ203に連動して回動する回動
部材270の突出片284が挿入孔505に嵌り込むた
め、回動部材270の回動動作に何等支障を与えること
がないため、上記のパック300と同様にパック保持機
構200への装着及びイジェクトを行うことができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報再生
装置によれば、装置本体内部にてパックがロック保持手
段によりロック状態に保持されるとともに、装置本体の
電源がオンされたとき、離脱阻止手段によってパック内
に収容されている各種ゲームソフトの離脱が阻止される
ので、電源オン時における各種ゲームソフトの抜き差し
が阻止されることから静電破壊等が確実に防止され、一
方、装置本体の電源がオフされたとき、離脱阻止手段に
よるパック内の各種ゲームソフトの離脱阻止を解除し、
パックを装置本体内部に残した状態で各種ゲームソフト
の抜き差しを行うようにしたので、各種ゲームソフトの
交換を容易に行うことができる。
【0063】また、パックを付勢手段の付勢力に抗して
装置本体内部に挿入すると、ロック保持手段が付勢手段
の付勢力に抗してパックをロック状態に保持し、装置本
体の電源が電源オン/オフスイッチの操作によってオン
されると、この操作に連動して規制部材が回動し、スラ
イドロック解除手段のスライド動作を規制することで、
ロック保持手段によるロック状態が保持され、一方、パ
ックをイジェクトする場合にはスライドロック解除手段
をパックの挿入方向に向かって移動させることにより、
ロック保持手段によるロック状態を解除し、パックを付
勢手段による付勢力によってイジェクトさせるようにし
たので、パックの着脱を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報再生装置の一実施例に係るディス
クコンパチブルプレーヤを示す斜視図である。
【図2】図1のプレーヤ本体のグリル部を分解して示す
斜視図である。
【図3】図1のパック保持機構を示す斜視図である。
【図4】図3のパック保持機構を示す平面図である。
【図5】図4のスライド部材の嵌合ピンと回動ロック部
材のカム部との係合関係を示す図である。
【図6】図4の回動部材と回動レバーとの係合関係を示
す図である。
【図7】図3のパック保持機構に保持されるゲーム用の
パックを示す斜視図である。
【図8】図7のパックを分解して示す斜視図である。
【図9】図3のパック保持機構に保持される他のゲーム
用のパックを示す斜視図である。
【図10】図3のパック保持機構に保持されるカラオケ
パックを示す斜視図である。
【図11】図3のパック保持機構の動作を説明するため
の図である。
【図12】図3のパック保持機構の動作を説明するため
の図である。
【図13】図3のパック保持機構の動作を説明するため
の図である。
【図14】図3のパック保持機構の動作を説明するため
の図である。
【図15】図3のパック保持機構の動作を説明するため
の図である。
【図16】図3のパック保持機構の動作を説明するため
の図である。
【図17】図3のパック保持機構に図7のパックを装着
した場合の動作を説明するための図である。
【図18】図3のパック保持機構に図7のパックを装着
した場合の動作を説明するための図である。
【図19】図3のパック保持機構に図7のパックを装着
した場合の動作を説明するための図である。
【図20】図3のパック保持機構に図9のパックを装着
した場合の動作を説明するための図である。
【図21】図3のパック保持機構に図9のパックを装着
した場合の動作を説明するための図である。
【図22】図3のパック保持機構に図9のパックを装着
した場合の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
100 プレーヤ本体 110 グリル部 200 パック保持機構 201 挿入孔 203 電源オン/オフスイッチ 204 イジェクトスイッチ 210 ケーシング 220 スライド部材 240 回動部材 260 回動ロック部材 265 ロック部 270 回動部材 280 回動レバー 300,400,500 パック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種ゲームソフトを着脱自在に収容した
    パックを装置本体内部に挿入することにより、前記各種
    ゲームソフトの再生が可能な情報再生装置であって、 前記パックを前記装置本体内部にてロック状態に保持す
    るロック保持手段と、 前記装置本体の電源がオンされたとき、前記パック内に
    収容されている前記各種ゲームソフトの離脱を阻止する
    離脱阻止手段とが具備されていることを特徴とする情報
    再生装置。
  2. 【請求項2】 各種ゲームソフトを着脱自在に収容した
    パックを装置本体内部に挿入することにより、前記各種
    ゲームソフトの再生が可能な情報再生装置であって、 前記装置本体内部に挿入された前記パックをイジェクト
    方向に付勢する付勢手段と、 前記パックを前記付勢手段の付勢力に抗し前記装置本体
    内部にてロック状態に保持するロック保持手段と、 前記パックの挿入方向に沿って進退自在に設けられ、前
    記パックの挿入方向に向かって移動した際、前記ロック
    保持手段のロックを解除するスライドロック解除手段
    と、 電源オン/オフスイッチの操作に連動し、前記電源オン
    /オフスイッチがオンされたとき、前記スライドロック
    解除手段のスライド動作を規制する規制部材と、 この規制部材の動作に連動し、前記パック内に収容され
    ている前記各種ゲームソフトの離脱を阻止する離脱阻止
    手段とが具備されていることを特徴とする情報再生装
    置。
JP15342993A 1993-06-24 1993-06-24 情報再生装置 Pending JPH07141853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15342993A JPH07141853A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 情報再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15342993A JPH07141853A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 情報再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07141853A true JPH07141853A (ja) 1995-06-02

Family

ID=15562327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15342993A Pending JPH07141853A (ja) 1993-06-24 1993-06-24 情報再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07141853A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187595A (ja) * 2004-12-30 2006-07-20 Microsoft Corp 変更可能なコンソール面板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187595A (ja) * 2004-12-30 2006-07-20 Microsoft Corp 変更可能なコンソール面板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001203034A (ja) Icカード用コネクタ
US4727444A (en) Loading device for a cartridge
JPS59177760A (ja) 磁気デイスク装置
JPH03209662A (ja) カートリッジテープドライブ
JPH07141853A (ja) 情報再生装置
EP0492764A1 (en) Magazine disk player
JP2663758B2 (ja) カセットローディング装置
JPH09251766A (ja) 車載用電子機器
JP2597283Y2 (ja) 離脱機構付きコネクタ
JPH026525Y2 (ja)
JP2504296B2 (ja) カセット収納装置
JPH097359A (ja) 記録媒体駆動装置
JPS6158903B2 (ja)
JP2526420B2 (ja) カセットロ―ディング装置
JP3887153B2 (ja) カード用コネクタ装置
JPH0723264A (ja) 記録媒体の誤取出し防止機構
JP3829222B2 (ja) カートリッジおよび情報ディスク装置
US7023654B2 (en) Disk cartridge ejection mechanism and method
JPH026531Y2 (ja)
JP3591008B2 (ja) カートリッジ排出装置及び記録及び/又は再生装置
JPH05282762A (ja) カートリッジ挿入口のドア開閉装置
JPH07320369A (ja) ディスク装置
JP3829154B2 (ja) 情報ディスク装置
JPH059869B2 (ja)
JPS6315649B2 (ja)