JPH07141553A - チェックアウト装置 - Google Patents

チェックアウト装置

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JPH07141553A
JPH07141553A JP29088293A JP29088293A JPH07141553A JP H07141553 A JPH07141553 A JP H07141553A JP 29088293 A JP29088293 A JP 29088293A JP 29088293 A JP29088293 A JP 29088293A JP H07141553 A JPH07141553 A JP H07141553A
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check
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清 渡部
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Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 購買者が自らチェックアウトを行なう装置に
おいて、購買者が商品を投入部のコンベア51に1つず
つ置く簡単な操作だけで以後のチェックアウト処理を自
動的に行ない、かつ操作ミスによる登録ミス及び不正を
防止する。 【構成】 商品をコンベア51に載せると、商品センサ
52により検出し、商品をマウント64内部のスキャナ
の読み取り範囲に運び、商品コードの読み取りとチェッ
クを行い、対応する商品名と価格をディスプレイ55に
表示し、登録できた商品をストッカ54に搬送する。キ
ーボード56により登録終了が指示されるとプリンタ5
9よりレシートを発行し、ストッパ57を開放し、操作
者がストッカ54へ通行可能とする。コンベアに載せた
後の登録のキャンセル、及び商品のチェック用データの
自動生成が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、量販型店舗等において
利用され、商品の購買者(買物客)が自分で操作してそ
の代金等の精算をするセルフサービスタイプのチェック
アウト装置に係り、特に購買者の行なう操作を少なくし
て購買者の手間がかからないようにしたチェックアウト
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、量販店やスーパーマーケットや昼
夜営業店舗等において、早朝/深夜等の店員の少ない時
間帯でも利用でき、混雑を回避でき、購買者のプライバ
シーが保護でき、また店舗の無人化等も図ることができ
る商品販売装置として、購買者が自ら操作して購入商品
のチェックアウトを行なうセルフサービス型のチェック
アウト装置が使われるようになって来ている。このよう
な、購買者がセルフサービスで商品の登録を行うチェッ
クアウト装置では、操作者(購買者)が不慣れなことに
よる商品の二重登録や登録もれなどの誤操作や、商品の
すり替えあるいは未登録商品の持出しなどの不正操作を
検出し、防止する必要がある。
【0003】従来、この種のチェックアウト装置とし
て、例えば特開昭61−46591号公報(文献1)に
記載された装置が知られている。この装置は、購買者が
購入しようとする商品を投入する入口部と、この商品を
入口部から中間のトンネル領域(保守領域)を通って出
口に搬送する搬送用コンベアと、出口に搬送された商品
を袋詰めするストッカとを有し、購買者が、入口部にあ
る商品コード読取器(スキャナー)で、購入しようとす
る商品の商品コード等を読み取らせてからその商品を搬
送用コンベアに載せ、搬送路の途中の例えばトンネル領
域に設けた商品チェック手段により商品のチェックを行
なうようになっているシステムである。この商品チェッ
ク手段による商品のチェック方法としては、商品毎に重
量あるいは寸法等の商品特性(商品特性データ)をトン
ネル領域に設けた商品特性測定器(商品特性センサ)に
より測定し、前記入口部の商品コード読取器で読み取っ
た商品コードを用いて、予め商品コード毎に登録された
商品の特性データと前記商品特性測定器で実際に測定し
たデータとを比較し両データが一致しているか否かをチ
ェックする。そして、一致しておれば商品をストッカに
搬送するが、不一致であればコンベアを逆送して商品を
入口に戻すことで、不正を防止するようになっている。
なお、商品チェックに商品の重量チェックを用いるもの
として、ほかに、特開平4−3292号公報(文献2)
に記載された装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記文献1または文献
2に記載された従来技術は、店員に代って購買者が自身
で商品を購入しチェックアウトを行なう場合に、誤操作
や不正を防止するのに有効なシステムであるが、購買者
(操作者)が商品を購入しようとするとき各商品をいち
いち商品コード読取器にかけてその商品コードを読み取
らせてから搬送コンベアに載せる必要があるために、購
買者にとってその操作が負担になり、わずらわしく、手
間がかかり、また誤操作の原因にもなるという問題があ
った。
【0005】なお、上記文献1では、上記入口部の商品
コード読取器(第1の商品コード読取器)に加えて、ト
ンネル領域内にも第2の商品コード読取器を設け、両商
品コード読取器の出力が一致したとき誤操作がないもの
と判定するように構成することも提案しているが、入口
部の商品コード読取器で商品コードを読み取らせること
による購買者の操作負担を軽減しようとすることはなに
も考慮されていない。
【0006】従って、本発明の第1の目的は、上記従来
技術の問題点を解決し、購買者が商品の投入に先立って
予め商品コード等を読取器で読み取らせる操作を不要と
し、購買者が購入しようとする商品を単に入口部搬送コ
ンベア上に置くだけでその後に続くチェック動作をすべ
て自動的に行なって手間のかからない誤操作のないチェ
ックアウト装置を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、商品コードの自動
読み取りが不良のときに、手動読み取りも可能とするこ
とにより、再操作による処理速度の低下を防止するチェ
ックアウト装置を提供することにある。
【0008】一方、上記文献1または文献2に記載され
た従来技術では、以下の(1)〜(6)のような問題点
もあった。
【0009】(1).重量、寸法のチェックにより個々
の商品を識別するには、測定の精度が要求されるが搬送
部で測定するため、精度を確保するのが困難である。ま
た、同一重量、同一寸法の物に対しチェックできない。
【0010】(2).商品コードの読み取りを搬送中に
行う場合、読み取り失敗時のリトライが手動の場合に比
較し多くなり時間がかかる。また商品コードラベルがな
い商品の登録ができない。
【0011】(3).商品コードの読み取りを搬送中に
行う場合、商品コードを読み取ってから、そのコードに
より登録された商品の品名と単価を表示するため、操作
者が表示を確認後その登録をキャンセルできる時間を確
保する必要がある。
【0012】(4).チェック用の商品特性データを準
備するのに時間がかかり、準備できるまでチェックアウ
ト装置が使用できない。
【0013】(5).チェックを厳密に行なうと、測定
誤差の小さい商品もチェックに引掛かり再操作が必要に
なるため時間が掛かり、操作性が悪化すると共に、混雑
の原因となる。また、チェックを緩和すると、チェック
を十分行う必要のある高額商品も安価な商品も同じ精度
になってしまう。
【0014】(6).不正の防止手段として監視カメラ
によりモニタするが、台数が多いと見逃す可能性が大き
い。
【0015】従って、本発明の第3の目的は、上記
(1)〜(6)の問題点を解決し、個々の商品を高精度
で識別できると共に、商品の搬送中に読み取られた商品
コードに対応する商品の商品名や単価の表示を購買者が
見て、その登録を購買者がキャンセルすることができ、
商品チェック用の特性データが自動生成でき、商品チェ
ック測定誤差の許容度を会員(購買者)や店舗の混雑
度、商品の価格、操作の状況等に応じて変更することが
でき、また、誤操作や不正操作をモニタすることがで
き、全体の処理時間を短縮できるチェックアウト装置を
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1及び第2の目的
を達成するため、本発明は、以下の(1)〜(5)のよ
うに構成する。
【0017】(1) 商品の投入部と、商品を格納する
ストッカと、その間に位置する商品識別部と、商品を前
記投入部から前記識別部を経て前記ストッカに搬送する
搬送路と、前記搬送路の動作を制御する搬送制御手段
と、前記投入部において商品が前記搬送路に置かれたこ
とを検出する商品検出手段と、前記商品識別部において
商品の商品コードを読み取る商品コード読み取り手段と
を有するチェックアウト装置において、前記搬送制御手
段は、前記商品検出手段により前記投入部において商品
が前記搬送路に置かれたことが検出されるだけで、当該
商品の搬送を開始すると共に、前記商品識別部の識別結
果に応じて商品を前記ストッカまたは投入部に選択的に
搬送するように構成する。
【0018】(2) 商品の投入部と、商品を格納する
ストッカと、その間に位置する商品識別部と、商品を前
記投入部を経て前記ストッカに搬送する搬送路と、前記
搬送路の動作を制御する搬送制御手段と、前記投入部に
おいて商品コードを入力する商品コード入力手段と、前
記投入部において商品が前記搬送路に置かれたことを検
出する商品検出手段と、前記商品識別部において商品の
商品コードを読み取る商品コード読み取り手段とを有す
るチェックアウト装置において、前記搬送制御手段は、
前記商品検出手段により前記投入部において商品が前記
搬送路に置かれたことが検出されるだけで、当該商品の
搬送を開始すると共に、前記商品識別部の識別結果に応
じて商品を前記ストッカまたは投入部に選択的に搬送す
る第1のモードと、前記商品コード入力手段により商品
コードが入力された後に前記商品検出手段により前記投
入部において商品が前記搬送路に置かれたことが検出さ
れたとき、当該商品の搬送を開始すると共に、前記商品
識別部の識別結果に応じて商品を前記ストッカまたは投
入部に選択的に搬送する第2のモードとを有する。
【0019】(3) 前記第1のモードと前記第2のモ
ードとを予め切り替える手動モード切り替え手段を備え
る。
【0020】(4) 前記商品コード入力手段による商
品コードの入力がない状態で前記商品検出手段により商
品が投入部の搬送路に置かれたことが検出されたときに
は前記第1のモードに切り替え、前記商品コード入力手
段による商品コードの入力があった状態で前記商品検出
手段により商品が投入部の搬送路に置かれたことが検出
されたときには前記第2のモードに切り替える自動モー
ド切り替え手段を備える。
【0021】(5) 前記商品識別部は、前記第1のモ
ードでは前記商品コード読み取り手段により読み取った
商品コードを商品の識別に利用し、前記第2のモードで
は前記商品コード入力手段により入力した商品コード及
び前記商品コード読み取り手段により読み取った商品コ
ードの比較結果を商品の識別に利用するように構成す
る。
【0022】次に上記第3の目的を達成するため、本発
明は、以下の(6)〜(11)のように構成する。
【0023】(6) 前記商品識別部は、前記搬送路に
置かれた商品が1つであることをチェックする単品チェ
ック手段を備え、そのチェック結果を商品の識別に利用
するように構成する。
【0024】具体的には、この単品チェックは、商品の
特性データが登録された記憶装置を予め用意し、以下の
チェック手段により測定された商品の特性データと照合
することにより行なう。チェック手段は、単独または組
合せて使用する。第一の手段は、搬送路を横切る透過型
のセンサ、あるいは搬送路に垂直な反射型のセンサを設
け、商品の寸法を測定することにより、商品の寸法が登
録値を超えていないことをチェックする。第二の手段
は、商品コードシンボルの読み取り手段(商品コード読
み取り手段)により、認識されたシンボルが1つのみで
あることをチェックする。第三の手段は、搬送路を横切
る透過型のセンサによりあるいは搬送路に垂直な反射型
のセンサにより、商品に隙間がないことをチェックす
る。第四の手段は、重量測定手段を設け、商品の重量を
測定し、測定値が登録値を超えていないことをチェック
する。第五の手段は、色識別手段により測定された商品
の色データと、登録された商品特性データ中の該当商品
の色データが一致するかをチェックする。
【0025】なお、前記商品識別部における前記商品コ
ード読み取り手段と前記単品チェック手段の組み合わせ
は、前記第1のモードにおいて、商品の識別に利用され
ると共に、前記第2のモードにおいて、この組み合わせ
により得られるデータ(商品コード及び特性データ)
は、前記商品コード入力手段により入力された商品コー
ド及びこれに対応する特性データとの一致チェックに利
用される。
【0026】(7) 前記商品識別部により認識した商
品コードに基いて、予め商品毎に設定された商品情報か
ら該当する商品の商品名と単価を操作者に知らせる表示
手段と、その表示に対し、操作者がその商品の登録をキ
ャンセルすることを指示する項目入力手段とを有し、か
つ、前記搬送制御手段において、前記ストッカの前で商
品の搬送を一旦停止し項目入力手段によりキャンセルの
指示を検出したとき、商品を商品投入部に戻し、前記商
品検出手段により次の登録すべき商品が検出されたと
き、前記ストッカの前で止まっていた商品をストッカに
搬送する選択的動作を行なう搬送手段を有する。
【0027】(8) 商品コード入力手段と、投入部側
で操作を行なう操作部から商品を格納するストッカまで
商品を搬送する搬送手段と、商品コード入力手段により
入力された商品コードと搬送された商品が一つであるこ
とをチェックする単品チェック手段、またはこれと同様
の測定手段により測定された商品の特性データが登録さ
れた商品の特性データに対して許容誤差範囲にあるかど
うかをチェックする商品一致チェック手段と、前記操作
部に設けた項目選択入力手段あるいはIDカード入力手
段により操作者が店員であることが認識され、かつ商品
の識別部において認識した商品コードに対応する商品特
性データと前記単品チェック手段または商品一致チェッ
ク手段により測定された当該商品の特性データに不一致
が検出された場合、もしくは商品のチェック手段におい
て認識された商品コードに対応する商品特性データが登
録されていない場合、前記識別部により商品から得た測
定データを、商品チェック用の商品特性データとしてフ
ィードバックする学習機能とを具備する。
【0028】(9) 商品コード入力手段と、投入部側
で操作を行なう操作部から商品を格納するストッカまで
商品を搬送する搬送手段と、商品コード入力手段により
入力された商品コードと搬送された商品が一つであるこ
とをチェックする単品チェック手段、またはこれと同様
の測定手段により測定された商品の特性データが登録さ
れた商品の特性データに対して許容誤差範囲にあるかど
うかをチェックする商品一致チェック手段と、前記測定
された商品の特性データの前記許容誤差範囲を可変とす
る許容度可変手段とを備える。
【0029】このばらつきの許容度の可変手段として
は、次の手段を単独または組み合わせて使用することが
できる。第一の手段は、操作者が会員である場合に会員
番号を入力する入力手段を設け、その入力手段により認
識した会員番号により、予め会員毎に設定した許容度に
従い可変する。第二の手段は、商品チェック手段におい
て、商品コード入力手段により読み取られた商品コード
と商品の不一致を検出した場合に、許容度を減じる。第
三の手段は、搬送部に商品の移動監視センサを設け、搬
送部以外の外力による商品の移動を検出した場合、およ
び商品投入部以外で商品を検出した場合に、許容度を減
じる。第四の手段は、操作部から商品チェック部および
商品ストッカへの通行を遮断する通行遮断手段と操作者
の通行を検出するセンサを設け、遮断手段により遮断し
ている状態での操作者の通行を検出した場合、許容度を
減じる。第五の手段は、一人の操作が終了してから次の
人が操作するまでの操作の空き時間を監視することによ
り店舗の混雑状況を検出し、混雑度が高い場合に許容度
を増やす。第六の手段は、商品コード入力手段により入
力されたコードに対応する予め設定された商品の単価情
報を参照し、単価が高い場合に許容度を減じ、低い場合
に許容度を増やす。
【0030】(10) 操作をモニタする撮影および投
影手段と、操作の異常または不正を検出する異常または
不正検出手段と、前記操作の異常または不正が検出され
たときに、前記投影手段によりアラーム信号を出力する
手段とを備える。
【0031】この異常または不正検出手段として、以下
の手段を単独または組み合わせて使用することができ
る。第一の検出手段は、商品チェック手段において、商
品コード読み取り手段により読み取られた商品コードと
商品の不一致を検出する手段である。第二の手段は、搬
送部に商品の移動監視センサを設け、搬送部以外の外力
による商品の移動と商品投入部以外における商品検出に
より商品の移動に関する異常および不正を検出する手段
である。第三の手段は、操作部から商品チェック部およ
び商品ストッカへの通行を遮断する通行遮断手段と操作
者の通行を検出するセンサを設け、遮断手段により遮断
している状態での操作者の通行を検出することにより、
不正を検出する手段である。
【0032】(11) 前記投入部から前記ストッカに
向って、商品を順送り中に前記商品識別部における商品
コード読み取りに不良があったとき、商品を逆送し、そ
の逆送中に前記商品識別部により商品コードの再読み取
りを行なうようにする。
【0033】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0034】(1)本発明によれば、搬送制御手段は、
商品投入部において商品が搬送路に置かれたこと(投入
されたこと)が商品検出手段により検出されるだけで、
当該商品の搬送を開始し、この商品を商品識別部の識別
結果に応じてストッカまたは投入部に選択的に搬送する
ように構成されているので、操作者(購買者等)がセル
フサービス等で商品を購入する場合に、購入しようとす
る商品の商品コードを予めスキャナー等で読み取らせる
手操作は不要となり、操作者は商品を単に投入部の搬送
ベルトに置くだけでチェックアウトを完了することがで
きる。従って操作者の操作負担を軽減し、装置に不慣れ
な者でも容易にチェックアウトを遂行することができ
る。
【0035】(2)上記(1)のような、操作者が商品
を投入する前にスキャナ等(商品コード入力手段)によ
る手動の商品コードの入力を行なわない第1のモード
(すなわち、「自動読み取りモード」)に加え、操作者
が商品を投入する前にスキャナ等(商品コード入力手
段)による手動の商品コードの入力を行なう第2のモー
ド(すなわち「一致チェックモード」)を設けたので、
第1のモードで読み取り不良があり商品識別が正常でな
かったときには、第2のモードで、予め投入前に商品コ
ードの手動入力を行なうことにより、読み取り精度を上
げ、再処理を繰り返すことによる処理速度の低下を防止
できる。なお読み取りが正常かどうかを確認するため、
商品識別部を通過した商品を直接ストッカに搬送せず
に、商品名及び単価をディスプレイで表示すると共に、
ストッカの手前で商品の搬送を停止する。
【0036】(3)上記第1のモードと第2のモードと
をモード切り替えスイッチ等により、予め店員等が手動
で切り替えておくことができる。
【0037】(4)上記第1のモードと第2のモードの
一方を操作者の行為によって自動的に選択することがで
きる(自動切り替えモード)。すなわち、商品コード入
力手段により商品コードを入力してから商品を投入する
ときは第2のモードが自動的に選択され、商品コードを
入力しないで商品を投入するときは第1のモードが自動
的に選択される。これは、商品コードを入力したことを
検知する検知器の出力(またはその否定出力)と、商品
投入を検知する検知器出力の論理積をとり、その出力で
第1及び第2のモードの切り替えスイッチを切り替える
など、簡単な回路で実現できる。
【0038】(5)第2のモードでは、商品コード入力
手段で入力した商品コードと商品識別部で読み取った商
品コードとの一致チェックが行なわれるので、一致チェ
ックを行なわない場合に比べて読み取り精度が上がる。
この第2モードでは、搬送部(商品識別部)の商品コー
ド読み取り手段をチェック用とし、読まれた商品コード
と投入前に入力された商品コードと比較し、不一致の場
合に商品を投入口に戻す。
【0039】(6)商品コードを読み取ってから、商品
を搬送すると商品のすり替えが可能なため、商品コード
の読み取り手段を操作エリア(投入部)から離れた搬送
路上に設けることにより、これを防止することができる
けれども、複数の商品が同時に搬送装置に載せられてい
る場合があるため、商品が1つであることのみをチェッ
クする単品チェック手段が必要である。
【0040】この単品チェックは、商品が一致している
かのチェックに比較し、精度が要求されない。これは、
例えば寸法のチェックを単品チェックまたは商品一致チ
ェックに適用するのであれば、商品一致チェックの場合
は商品間の最小の寸法差を認識する必要があるのに対
し、商品の単品チェックの場合は最小の商品の寸法を認
識できれば良いことで判る。これは、重量のチェックで
も同じである。
【0041】同一寸法、同一重量の商品に対して本方式
では、同一商品であり、区別する必要がない。
【0042】購買者が商品を商品コードラベルが上また
は横を向くように、搬送部の商品投入口に載せると、そ
の商品を商品コード認識部に運び、商品コードを読み取
り、その商品コードに対応する特性データを呼出し、商
品のチェック手段により商品の単品チェックを行う、商
品が一つであれば商品をストッカへ、複数であれば投入
口へ戻す。商品コードが読み取れなかった場合は、商品
を投入口へ戻す。これにより、登録された商品のみをス
トッカに搬入することができる。
【0043】(7)商品チェックの済んだ商品を直接ス
トッカに搬入せず、商品の単価をディスプレイで表示す
ると共に一旦ストッカの手前で止めることにより、次に
キャンセルの指示が可能となる。
【0044】次の商品が投入される前にキャンセルが指
示されれば、ストッカの手前で停止している商品の登録
をキャンセルすると共に、商品を投入口に戻す。
【0045】(8)商品チェック用の商品の特性データ
が入力されていない場合は、識別したデータを暫定デー
タとしてフィードバックし、複数回の一致によりデータ
を確定させる学習手段を設ける。商品特性データ学習機
能は、商品の情報の自動生成を行なう。
【0046】(9)商品チェックにおける測定誤差(測
定ばらつき)の許容度の可変手段は、会員の情報、操作
の状況、店舗の混雑状況、商品の単価により、その条件
にあった効果的なチェックを可能とする。
【0047】具体的には、購買者の会員カードによる信
用度情報を持ち、その会員の操作ミスの度合いおよび不
正行為の有無によりその情報を管理する。これにより、
信用度が高ければ、商品チェックにおけるばらつきの許
容度を増やし、商品チェックにおける測定誤差による商
品の戻りを少なくし、操作性を優先させる。また、店舗
の混雑度によっても許容度を可変し、混雑時は操作性優
先とすることにより、混雑緩和を図る。また、商品の単
価によっても、許容度を可変し、高額商品ほどチェック
を厳しくする。また、操作状況によっても、許容度を可
変し、異常操作、不正操作と思われる操作を検出した場
合に許容度を厳しくする。
【0048】(10)チェックアウト装置で操作を監視
し、異常操作、不正操作と思われる操作を検出した場合
に、監視カメラにてモニタしている監視装置に対し、ア
ラーム信号を出力し、不正操作を見逃さないようにす
る。
【0049】アラーム信号出力手段は、監視カメラの監
視者に対し、複数のモニタのどれに注意すべきかを示唆
する。
【0050】(11)商品の順送り中に商品コードが読
み取れなかったときは、この商品を逆送し、その逆送中
に商品コードを再読み取りするようにしたので、このと
き正常に読み取れればコンベアを直ちに順送りに切り替
えることができ、全体のチェック処理時間と手間を少な
くすることができる。
【0051】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0052】図1及び図2は、本発明の一実施例(第1
実施例)による前面操作に合わせて構成したチェックア
ウト装置の構成図であり、図1は斜視図を示し、図2は
内部の要部を示している。同チェックアウト装置は、商
品を搬送するベルトコンベア51、商品の検出を例えば
光学的に行なう商品センサ52(前方の商品センサを5
2a,後方の商品センサを52bで示す)、内部で商品
のバーコードを読み取るスキャナ53(その1つ1つを
53a〜53gで示す)、商品を格納する二分割された
ストッカ54、操作ガイダンスおよび商品情報を表示す
るディスプレイ55、通常は購買客である操作者が処理
を指示するキーボード56、人の通行を禁止するストッ
パ57、商品を格納するストッカを切り替える切り替え
レバー58、レシートを印字するプリンタ59、磁気カ
ードリーダライタ60、正面パネルに角度可変に取り付
けられ、操作者により商品のバーコードを読み取るスキ
ャナ61、店員の呼出しを示す店員コールランプ62、
並びに、操作者の検知を行うオペレータセンサ63によ
り構成される。内部のスキャナ53は、図1に示すマウ
ント部すなわちトンネル部64のトンネル内面に設けら
れている。また、キーボード56,ディスプレイ55,
磁気カードリードライタ60のカード着脱窓,プリンタ
59のレシート取出部などは、図1に示すようにマウン
ト部64に設けた正面パネルに設けられている。店員コ
ールランプ62はマウント部64の上部前方部に、オペ
レータセンサ64は商品置台の前面に設けられている。
ベルトコンベア51の表面には、筒状の丸い商品の転が
り防止のため搬送方向に桟を設けている。
【0053】まず、オペレータセンサ63により操作者
が本装置前に立ったことを検出すると、操作可能状態と
なり、ディスプレイ55に操作方法を示す表示が示され
る。この時、ベルトコンベア51は停止状態、ストッパ
57は通行禁止状態となっている。操作者は、購入した
い商品をバーコードラベルが上、または横を向く向きで
ベルトコンベア51に載せる。すると、投入部の商品検
出センサ52aが商品を検出し、ベルトコンベア51を
順方向にストッカ54に向かって搬送し始める。商品が
スキャナ53の読み取りエリアを通過すると、商品のバ
ーコードラベルを読み取り、その商品コードを認識す
る。スキャナ53は読み取り率を上げるために、商品の
上面スキャン用53a〜53dと側面スキャン用53e
〜53fを、それぞれ読み取り範囲を広げるように複数
個配置している。商品がスキャナ53とストッカ54の
間に位置するストッカ前センサ52bにより検出される
と、商品のバーコードが読み取れた場合はベルトコンベ
ア51の搬送をそこで停止する。商品のバーコードが読
み取れなかった場合は、ベルトコンベア51を逆転し商
品を逆方向に投入部に向かって搬送する。逆送り時に商
品のバーコードが読み取れた場合は、再度ベルトコンベ
ア51を逆転し、商品をストッカ前センサ52bの位置
で止める。逆送り時にも読めなかった場合は、商品を投
入部商品センサ52aが商品を検出する位置でベルトコ
ンベア51を停止し、操作者に再操作を指示する表示を
ディスプレイ55に示す。商品のバーコードが読めた場
合は、その商品コードにより対応する商品情報をディス
プレイ55に表示し、その商品を登録する。次の商品が
投入されると、その商品の搬送と共にストッカの前で止
まっている商品をストッカ54に入れる。次の商品が投
入される代わりに、キーボード56よりストッカ54の
前で止まっている商品のキャンセルが指示された場合
は、ベルトコンベア51を逆方向に搬送することによ
り、その商品を投入部に戻して停止し、登録を取り消
す。商品の読み取りができない場合あるいは読み取りに
くい商品は、操作者が正面に設けたスキャナ61により
商品のバーコードを読み取ってから、商品をベルトコン
ベア51に載せる。また、何回も読み取りができない場
合は、店員コールランプ62を点灯することにより、店
員に操作の補助を喚起する。全ての商品を登録した時、
操作者はキーボード56により、終了を指示する。する
と、磁気カードリーダライタ60が使用可能状態にな
り、操作者が支払用のカードを挿入すると、そのカード
の情報を読み取り、支払処理を行い、終了後カードを排
出する。同時にプリンタ59により、レシートを発行す
る。また切り替えレバー58により、次の商品を格納す
るストッカを切り替える。操作者がレシートを受け取る
と、ストッパ57が通行可能状態になり、操作者がスト
ッカ54の位置まで移動すると、ストッパ57は再び通
行禁止状態となる。操作者は最後に、ストッカ54より
商品を取り出す。次の操作者が操作を始めると、商品
は、商品の取り出しが行われている片側のストッカとは
別のストッカに格納される。なお、マウント部64は、
購買者(操作者)が商品を、マウント部64を越えて出
口側のコンベア上に投げ込むことができないように十分
な高さと幅を有している。
【0054】図3は横向き操作の構成に不正防止機能を
持たせた本発明チェックアウト装置の他の実施例(第2
実施例)の斜視図を示している。本実施例が第1実施例
(図1,図2)と相違する点は、(第1実施例は、縦向
き操作型であるのに対し)操作者が横向きに対峙する横
向き型としたこと、(第1実施例ではスキャナ61が正
面パネルに回動自在に取付けられているのに対し)ハン
ドスキャナ5すなわち操作者が手に持って動かして商品
に付けられた商品コードを読み取ることができるスキャ
ナとしたこと、(第1の実施例では、キャンセルキー入
力など各種キー入力をキーボード56で行なっているの
に対し)同様な入力をタッチパネル2で入力するように
したこと、(第1実施例では商品センサ52が入口と出
口の2個所だけに設けているのに対し)2個以上商品が
投入されたときの隙間も検出できるようにするため、入
口から出口までほぼ連続的に商品センサ8を配列したこ
と、(第1実施例ではラインスキャナ等のスキャナ53
を用いるのに対し)2次元平面を撮像可能な上面撮像用
及び側面撮像用の2台のCCDカメラ7を設けたこと、
並びに、商品ストッカ10は1つとしたことである。そ
の他の構成は第1実施例と同様である。
【0055】本実施例により制御方法を説明する。本チ
ェックアウト装置は、タッチパネル2付きのディスプレ
イ1とプリンタ3、カードリーダ4、タッチスキャナ
5、およびベルトコンベア6への商品投入口を持つ商品
登録部、ベルトコンベア6の搬送路の途中に位置し、C
CDカメラ7を持つ商品の認識部、商品ストッカ10を
持つ商品の格納部により構成される。また前記ベルトコ
ンベア6の搬送路に商品検出センサ8、操作部と識別部
の間に人の通行を禁止するストッパ9を持つ。本実施例
では、商品コードシンボルの位置に対応し、商品の上面
用と奥面用に2個のCCDカメラを使用している。
【0056】商品登録部は、ストッパ9により通行が遮
断されており、商品登録及び支払い処理が終るまで、商
品ストッカ10の商品を出すことができない。これによ
り、コンベア6に載せずに、登録していない商品を直接
商品ストッカ10に入れるような不正行為を防止する。
【0057】支払いを会員カードにより行なう例を示
す。操作としては、購買者は、まずカードリーダ4によ
り会員カードの読み取りを行なう。次に、商品を商品コ
ードラベルが上または奥を向けて、商品投入口のコンベ
ア6に載せる。すると、商品が自動的に搬送され、商品
コードの読み取りとチェックが行われ、正常ならば商品
の品名と価格がディスプレイ1に表示される。操作者は
これを確認し、次の商品を投入する。異常の場合は商品
が投入口に戻されるため、商品を取り出し、確認後再操
作する。商品コードの読みにくい商品は、タッチスキャ
ナ5で商品コードの読み取りを行なうかタッチパネル2
で入力を行った後に商品を投入しても良い。商品投入後
表示を見て商品の登録をキャンセルする場合はタッチパ
ネル2によりキャンセルキーを入力する。これにより商
品が投入口に戻される。全ての商品の登録が終了した場
合、タッチパネル2により終了キーを入力すると、プリ
ンタ3によりレシートが発行され、ストッパ9が開放さ
れる。操作者はレシートを受け取り、ストッカ10に移
動し、商品を受け取る。
【0058】これを、実際の動きで説明する。カードリ
ーダ4はカードが挿入されるとカードの情報を読み取り
を行ない、カードを排出する。コンベア6は商品を商品
投入口と商品ストッカ10の間で順方向および逆方向の
両方向に搬送する。商品センサ8はコンベア6の搬送路
に沿って複数個並んでおり、商品の検出と移動の監視を
行う。商品の投入口部の商品センサにより、商品が検出
されると、コンベア6を順方向に駆動し商品を商品コー
ドの読み取りとチェックを行なうCCDカメラ7の撮像
エリアに搬送する。CCDカメラ7は、商品を検出する
とレンズの焦点を商品の上面に合わせ、商品の画像の取
り込みを行なう。この時、上面用CCDカメラ7のピン
ト位置により商品の高さデータも得る。ディスプレイ1
は操作手順、登録した商品の品名と単価およびタッチパ
ネル2の入力項目の表示を行なう。タッチパネル2はデ
ィスプレイ1に表示された項目を選択し検出する。タッ
チスキャナ3は手動で商品の商品コードラベルに近付け
ることにより商品コードの読み取りを行なう。プリンタ
3は登録した商品の品名と価格および合計金額を印字し
たレシートを発行する。ストッパ9は通路を遮るレバー
の開閉を行なう。
【0059】図4は、第1実施例(図1,2)及び第2
実施例(図3)に共通する制御部のブロック図を示す。
但し、以下では、主として第2実施例(図3)に対して
説明し、第1実施例については対応する符号を括弧内に
付記し詳細な説明は省略する。なお、図4中、画像認識
コントローラ32及びフォーカスコントローラ33から
なる部分は、第1実施例の場合スキャナコントローラと
なる。また、簡単のため、図4では、切り替えレバー5
8の制御回路や、店員コールランプ62,商品センサ5
2を動作する回路は、図示を省略している。図4で、制
御を行なうCPU21には、アドレス・データバス36
を介して、プログラムを格納しているROM22、プロ
グラムの制御データおよび商品情報を格納するRAM2
3、磁気ディスクコントローラ24、表示コントローラ
25、タッチパネルコントローラ(またはキーボードコ
ントローラ)26、スキャナコントローラ29、プリン
タコントローラ27、カードリーダコントローラ28、
センサコントローラ31、コンベアコントローラ30、
画像認識コントローラ(またはスキャナコントローラ)
32、フォーカスコントローラ33、ストッパコントロ
ーラ34、回線コントローラ35が接続されている。
【0060】前記磁気ディスクコントローラ24には、
磁気ディスク37が、前記表示コントローラ25には前
記ディスプレイ1(または55)が、前記タッチパネル
(またはキーボード)コントローラ26には前記タッチ
パネル2(またはキーボード56)が、前記スキャナコ
ントローラ29には前記タッチスキャナ5(または6
1)が、前記プリンタコントローラ27には前記プリン
タ3(または59)が、前記カードリーダコントローラ
28には前記カードリーダ4(または60)が、前記セ
ンサコントローラ31には前記商品センサ8(または5
2)が、前記コンベアコントローラ30には前記コンベ
ア6(または51)が、前記画像認識コントローラ32
および前記フォーカスコントローラ33には前記CCD
カメラ7(またはラインスキャナ53)が、前記ストッ
パコントローラ34には前記ストッパ9(または57)
が、それぞれ接続されている。また、前記回線コントロ
ーラ35には、監視装置が接続されている。
【0061】前記CPU21は、前記ROM22に格納
されたプログラムにより、前述の各コントローラを制御
する。図7〜11は、このプログラムの処理フロー(流
れ図)を示している。
【0062】図7はチェックアウト処理全体の流れ図で
ある。図8は図7におけるステップS06の詳細を示す
流れ図で、特に、本発明の特徴的な機能である、購買者
が商品を単に入口部のコンベア上に置くだけで(タッチ
スキャナやタッチパネルまたはキーボードの操作を行な
うことなしに)以後のチェックアウト完了までに必要な
処理をすべて自動的に行なう動作モード(以下「自動読
み取りモード」と称する)を含む処理の流れを説明する
ための流れ図である。図9は図8におけるステップS3
2の詳細を示す流れ図である。図10は図9におけるス
テップS50の詳細を示す流れ図である。また、図11
は、図6における処理の一部(ステップ23)を変更
し、上記の「自動読み取りモード」と、購買者がタッチ
スキャナやタッチパネルまたはキーボードの操作による
商品コード読み取りを行なってから商品を入口部のコン
ベア上に載せることで商品一致チェック(図10 S6
1)を行なうことができるようにした動作モード(以下
「一致チェックモード」という)とが切り替えられるよ
うにした実施例の処理の流れ図である。
【0063】以下に、これらの処理フロー(流れ図)に
より、動作を説明する。最初に操作者により、会員カー
ドの読み取りが行われると(図7 S02)カードリー
ダコントローラ28の制御によりカードリーダ4(また
は60)からのカードの情報を読み取り、その中の会員
番号により前記磁気ディスク37に記憶された会員情報
を検索し(図7 S03)、対応する会員情報をRAM
23に設けられたデーブルに格納する。図13は、この
会員情報のデータ構成図を示す。これにより、読み取ら
れた会員カードに対応した商品チェックの許容度を得る
(図7 S04)。この商品チェックの許容度は本装置
の操作空き時間の監視により認識された店舗混雑度によ
り補正される(図7 S05)。会員カードの読み取り
が行なわれなかった場合は(図7 S01からS10へ
のパス)、商品チェックの許容度は店舗混雑度により決
定される。
【0064】コンベア6(または51)の商品投入部に
商品が置かれたことが商品センサ8(または52a)に
より検出されると(図8 S23)コンベアコントロー
ラ30によりコンベア6(または51)を順方向に駆動
し(図8 S24)、商品をCCDカメラ7(またはス
キャナ53)の読み取り範囲に搬送する。CCDカメラ
7(またはスキャナ53)の読み取り範囲に商品がはい
ると、フォーカスコントローラ33により、CCDカメ
ラ7のピントを商品に合わせ、画像認識コントローラ3
2(またはスキャナコントローラ32)により、商品の
画像が認識される。この時、ピントの位置あるいは認識
した商品の画像から商品の高さを認識し、また得られた
画像により商品バーコードラベルの検出と商品コードの
解読を行なう。商品が読み取りエリアを通過するまで
に、画像中の商品コードが認識され読み取られると、そ
の商品コードにより、磁気ディスク37に格納された商
品情報を検索し(図8 S31)、そのコードに対応し
た商品情報をRAM23に設けられたテーブルに格納す
る。
【0065】図12は、商品情報のデータ構成を示して
いる。商品情報は商品名と単価とチェック情報で構成さ
れ、さらにチェック情報は、確定した色データとして3
色に分解した成分毎の値および商品の高さデータをそれ
ぞれ中心値とばらつきの範囲を示す許容誤差により示し
たデータで構成されている。またチェックデータとし
て、この確定したデータの他に、暫定のデータの有無を
示すデータと、他の確定データが登録されているかどう
かを示すデータを持つ。暫定データは、後述の学習機能
により、実際の商品から測定した値で、確定データがな
い場合や不一致が発生した場合に、暫定的に登録したデ
ータであり、数が集まった時点で値を見直すことにより
確定データにする。
【0066】チェック情報は商品の測定の向きや商品そ
のものの変更やばらつきにより複数になる。この商品情
報の中のチェック情報と前述の商品の高さおよび商品の
画像より得た色成分毎のデータの平均値を比較する。こ
れにより、商品が一個であることをチェックする(図8
S32,図9〜図10)。例えば、複数の商品が並ん
でいる場合は、商品の色の違いあるいは、同色の場合で
も画像に占める商品の像の割合が変わるために、登録デ
ータと一致せず、複数商品と認識される。また複数の商
品が積まれている場合は、高さが規定値以下かのチェッ
クにより複数商品と認識される。この時の判定方法は図
5による。
【0067】前述したように、図8の処理フローは、コ
ンベア6上で自動的に商品の商品コードを読み取る「自
動読み取りモード」の場合(図11 S70から直接図
8S23へのパス)を示しているが、操作部のタッチス
キャナ5(または61)により商品のバーコードを手動
で読み取るか、あるいはタッチパネル2(またはキーボ
ード56)により商品コードを入力することにより、投
入前に商品コードの入力を可能にした場合を加えた処理
フローを図11に示す。この処理では、必ず商品コード
を入力してから商品を投入する「一致チェックモード」
(図11 S70からS71へのパス)と、商品コード
を入力してから商品を投入するか(図11 S73から
S72へのパス)、入力せずにそのまま投入するか(図
11S73から図8 S23へのパス)を自動的に判断
する「自動切り替えモード」の2つを更に持つ。以上の
3つのモードは予め使用前に設定されている。例えば店
員だけが操作できるかくしスイッチのようなモード切替
スイッチ(図示せず)を設け、予め店員がこれら3つの
モードの1つを選択的に切り替えておくようにする。商
品コードが商品投入前に入力されている場合は、コンベ
ア6上で読み取った商品コードと一致チェックを行い、
一致しなければチェックで商品チェック不良とする(図
10 S61)。自動読み取りモードでは、商品コード
の一致チェック(商品投入前にタッチパネル2等が読み
取った商品コードとコンベア6上で商品識別部(スキャ
ナ53,CCD)が読み取った商品コードとの一致性チ
ェック)は当然行なわれないが、商品識別部が単独で読
み取った商品コードは、他の商品寸法や色などの商品特
性データと共に商品の識別に利用される。
【0068】本実施例以外に、商品コードの読み取り手
段としてスキャナを使用しても良い。また商品のチェッ
ク手段として、同時に搬送された商品中の複数の商品コ
ードの検出、コンベア6の搬送路を横切る透過型のセン
サ、あるいは搬送路に垂直な反射型のセンサを設け、商
品の寸法の測定および商品の隙間の有無の検出により行
うか、あるいは重量センサをコンベア6の下に設け、重
量の測定を行っても良い。チェックの方法は、商品が一
個であることをチェックする単品チェックの場合は、測
定値が商品の特性データに許容誤差により補正した値以
下であることを、入力された商品コードと商品の一致を
チェックする一致チェックの場合は、測定した商品の特
性値が対応する特性データの許容誤差の範囲内であるこ
とをチェックする。コンベア上の商品を搬送中に商品コ
ードの読み取りを行う場合は単品チェックを、商品コー
ドを入力してから商品を搬送する場合は一致チェックを
使用する。一致チェックの場合、商品の個々の違いを認
識する必要があるため、単品チェックよりも許容誤差を
小さくする。
【0069】本実施例では、商品チェックの許容誤差
を、会員情報と店舗混雑度により補正しているが、これ
以外に商品情報中の単価により補正し(高価なもの程許
容誤差を厳しくする)、また、商品チェックでの異常の
検出、コンベア6以外の外力(例えば人手)による商品
の移動をセンサ8等により検出、商品投入口以外での商
品を商品検出センサ8により検出、あるいはストッパ9
が通路を遮っている状態でのストッパへの外力(人力な
ど)による開放の検出により、補正しても良い。(これ
らの検出があったときは、不正または異常があったもの
として許容誤差を厳しくする)。
【0070】商品がCCDカメラ7の読み取り範囲を通
過しても商品コードが読み取れなかった場合は(図8
S26からS27へのパス)、コンベア6を逆転し商品
を商品投入口まで戻す。この逆送り時にも商品コードの
読み取りを行い、商品コードが読み取れた場合はコンベ
ア6を順送りに切替える(図8 S40)。これは、自
動読み取りモードのときにも一致モード(比較モード)
のときにも適用できる。
【0071】商品コードが読み取れなかった場合(図8
S29からS37へのパス)および商品チェックで異
常を検出した場合は(図8 S32からS40へのパ
ス)、商品を商品投入口に戻してコンベア6を停止し
(図8 S38)、再操作を要求する表示をディスプレ
イ1に表示する(図8 S39)。
【0072】商品のチェックが正常の場合は登録を行
い、商品の搬送をストッカ10の手前で停止する(図8
S35)。また、この商品の商品情報内の商品名と価
格をディスプレイ1に表示する(図8 S33)。ここ
で、タッチパネル2よりキャンセルキーの入力を検出す
ると(図8 S22からS36へのパス)、登録を取り
消すと共にコンベア6を逆送りし(図8 S36)、商
品が商品投入口に戻ったところでコンベア6の駆動を停
止する(図8 S38)。
【0073】タッチパネル2により終了キーの入力を検
出すると(図8 S22)商品の登録を終え、会員の場
合は会員情報を更新する(図7 S07)。その後、プ
リンタ3によりレシートを発行し(図7 S08)、ス
トッパ9のレバーを閉じ通路をオープンにすることによ
り(図7 S09)、操作者がストッカ10へ通行する
のを可能とする。
【0074】図5は、商品のチェックとそのチェック用
のデータの学習機能を実現する登録条件を示す。商品の
チェックにおいて、商品データに特性データが登録され
ていない場合、および商品登録時にタッチパネル2によ
り店員IDコードの入力がありかつ商品チェックで不一
致が発生した場合は、認識した値を暫定データとしてフ
ィードバックし、複数回の一致が得られた時点でそのデ
ータを確定させる。また、登録されている特性データと
不一致が複数回発生した場合、不一致のデータを取得
し、定期的に見直すことにより、確定データの値を修正
する。商品登録時に、タッチパネル2により店員のID
コードの入力を検出した場合は、不一致が発生してもそ
のデータを暫定データとして登録する。これにより、導
入時の商品特性データの作成を自動的に作成する。
【0075】図6は、チェックアウト装置40aと監視
装置44の接続を示したものである。搬送部の商品セン
サ8による商品の連続投入、投入口以外での商品の検
出、コンベア6以外の外力による商品の移動を検出した
場合、およびストッパコントローラ34によりストッパ
9が通路を遮っている状態でストッパへの外力による開
放を検出した場合、および商品チェック時に不一致を検
出した場合に、監視カメラ41aによりモニタしている
監視装置44に対しアラーム信号を出力する。監視者
は、アラームランプ42aのついた監視モニタ43aを
注視することにより、異常および不正の検出を容易に行
なえる。
【0076】
【発明の効果】以上実施例により詳細に説明した本発明
の効果を列記すれば、以下のとおりである。
【0077】(1)本発明によれば、搬送制御手段は、
商品投入前に手動のスキャナ等の商品コード入力手段を
操作せずに、単に商品を投入部の搬送路に置くだけで、
当該商品の搬送を開始し、商品識別部で所定の商品識別
を行なって全自動でチェックアウトを完了することがで
きる。これにより操作者の操作負担を軽減し、装置に不
慣れな者でも容易にチェックアウトを遂行することがで
きる。
【0078】(2)操作者が商品投入前に手動の商品コ
ード入力を行なわない第1のモード(自動読み取りモー
ド)と、操作者が商品投入前に手動の商品コード入力を
行なう第2のモード(一致チェックモード)とを設けた
ので、操作者の手間を省くことを優先させるときは第1
のモードとし、読み取りの精度を上げるときは第2のモ
ードとし、使い分けができる。例えば、最初に第1のモ
ードで正常な読み取りが行なわれなかったときには、次
に第2のモードに切り替えて再処理をすることができ
る。
【0079】(3)上記第1のモードと第2のモードの
一方を店員等により予め設定しておくことができる。
【0080】(4)操作者が投入前に商品コードの入力
をするかしないかにより自動的に第1のモードまたは第
2のモードを選択することができる。
【0081】(5)第2のモードでは、商品コード入力
手段で入力した商品コードと商品識別部で読み取った商
品コードとの一致チェックが行なわれるので、読み取り
精度が向上する。
【0082】(6)登録する商品を1つずつベルトコン
ベアに載せ、搬送された商品についた商品コードを読み
取ることにより、読み取り後の商品のすり替えを防止す
る。これにより、商品のチェックを商品コード毎の個別
識別から、個数識別に簡略化し、ミスが少なくかつ有効
なチェック機構を実現できる。
【0083】操作部に商品コードの手動入力手段を設け
ることにより、商品コードが読み取りにくい場合の、再
操作による処理速度の低下を防ぐことができる。また、
水物商品を操作部で読み取ってから濡れ防止用の袋に入
れて、搬送することができる。
【0084】(7)商品を一旦ストッカの手前で止める
ため、商品の価格を確認してから登録のキャンセルが可
能である。
【0085】(8)商品チェック用の特性データを、学
習機能により自動生成することにより、データ作成の手
間を省くことができる。
【0086】(9)商品チェックにおける測定誤差の許
容度を、会員毎、店舗の混雑度、商品の価格、操作の状
況に応じて変えることにより、店舗の状況に応じた柔軟
なチェック機構を実現できる。
【0087】(10)操作の監視により、異常操作,不
正操作と思われる操作を検出した場合に、監視カメラに
より監視しているモニタに対し、アラーム信号を出力で
きる。これにより台数が増えた場合も、注意すべき装置
が判るため、監視の容易化とチェック洩れの防止が実現
できる。
【0088】(11)商品の順送り中に商品コードが読
み取れなかったときは、この商品を逆送し、その逆送中
に商品コードを再読み取りするようにしたので、このと
き正常に読み取れればコンベアを直ちに順送りに切り替
えることができ、全体のチェック処理時間と手間を少な
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のチェックアウト装置の構
成を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例のチェックアウト装置の構
成を示す斜視図である。
【図4】制御回路の実施例のブロック図である。
【図5】チェック用データの生成条件を示す図である。
【図6】チェックアウト装置と監視装置との配置及び接
続関係を示す図である。
【図7】本発明の実施例の全体の処理を示す流れ図であ
る。
【図8】本発明の実施例の商品登録処理を示す流れ図で
ある。
【図9】本発明の実施例のチェック処理を示す流れ図で
ある。
【図10】本発明の実施例の商品チェック処理を示す流
れ図である。
【図11】本発明の実施例によるモード切り替え機能を
示す流れ図である。
【図12】商品データの構成図である。
【図13】購買者である会員の会員情報の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスプレイ 2 タッチパネル 3 プリンタ 4 カードリーダ 5 タッチスキャナ 6 ベルトコンベア 7 CCDカメラ 8 商品検出センサ 9 ストッパ 10 商品ストッカ 40a,40b,40c チェックアウト装置 41a,41b,41c 監視カメラ 42a,42b,42c アラームランプ 43a,43b,43c 監視モニタ 44 監視装置 51 コンベア 52 商品センサ 53a〜53g スキャナ 54 ストッカ 55 ディスプレイ 56 キーボード 57 ストッパ 58 切替レバー 59 プリンタ 60 磁気カードリーダライタ 61 スキャナ 62 店員コールランプ 63 オペレータセンサ 64 マウント部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の投入部と、商品を格納するストッ
    カと、その間に位置する商品識別部と、商品を前記投入
    部から前記識別部を経て前記ストッカに搬送する搬送路
    と、前記搬送路の動作を制御する搬送制御手段と、前記
    投入部において商品が前記搬送路に置かれたことを検出
    する商品検出手段と、前記商品識別部において商品の商
    品コードを読み取る商品コード読み取り手段とを有する
    チェックアウト装置において、前記搬送制御手段は、前
    記商品検出手段により前記投入部において商品が前記搬
    送路に置かれたことが検出されるだけで、当該商品の搬
    送を開始すると共に、前記商品識別部の識別結果に応じ
    て商品を前記ストッカまたは投入部に選択的に搬送する
    ように構成したことを特徴とするチェックアウト装置。
  2. 【請求項2】 商品の投入部と、商品を格納するストッ
    カと、その間に位置する商品識別部と、商品を前記投入
    部を経て前記ストッカに搬送する搬送路と、前記搬送路
    の動作を制御する搬送制御手段と、前記投入部において
    商品コードを入力する商品コード入力手段と、前記投入
    部において商品が前記搬送路に置かれたことを検出する
    商品検出手段と、前記商品識別部において商品の商品コ
    ードを読み取る商品コード読み取り手段とを有するチェ
    ックアウト装置において、前記搬送制御手段は、前記商
    品検出手段により前記投入部において商品が前記搬送路
    に置かれたことが検出されるだけで、当該商品の搬送を
    開始すると共に、前記商品識別部の識別結果に応じて商
    品を前記ストッカまたは投入部に選択的に搬送する第1
    のモードと、前記商品コード入力手段により商品コード
    が入力された後に前記商品検出手段により前記投入部に
    おいて商品が前記搬送路に置かれたことが検出されたと
    き、当該商品の搬送を開始すると共に、前記商品識別部
    の識別結果に応じて商品を前記ストッカまたは投入部に
    選択的に搬送する第2のモードとを有することを特徴と
    するチェックアウト装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のモードと前記第2のモードと
    を予め切り替える手動モード切り替え手段を備えたこと
    を特徴とする請求項2記載のチェックアウト装置。
  4. 【請求項4】 前記商品コード入力手段による商品コー
    ドの入力がない状態で前記商品検出手段により商品が投
    入部の搬送路に置かれたことが検出されたときには前記
    第1のモードに切り替え、前記商品コード入力手段によ
    る商品コードの入力があった状態で前記商品検出手段に
    より商品が投入部の搬送路に置かれたことが検出された
    ときには前記第2のモードに切り替える自動モード切り
    替え手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のチェ
    ックアウト装置。
  5. 【請求項5】 前記商品識別部は、前記第1のモードで
    は前記商品コード読み取り手段により読み取った商品コ
    ードを商品の識別に利用し、前記第2のモードでは前記
    商品コード入力手段により入力した商品コード及び前記
    商品コード読み取り手段により読み取った商品コードの
    比較結果を商品の識別に利用するように構成したことを
    特徴とする請求項2ないし4のいずれか1記載のチェッ
    クアウト装置。
  6. 【請求項6】 前記商品識別部は、前記搬送路に置かれ
    た商品が1つであることをチェックする単品チェック手
    段を備え、そのチェック結果を商品の識別に利用するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1記載のチェックアウト装置。
  7. 【請求項7】 前記商品識別部により認識した商品コー
    ドに基いて、予め商品毎に設定された商品情報から該当
    する商品の商品名と単価を操作者に知らせる表示手段
    と、その表示に対し、操作者がその商品の登録をキャン
    セルすることを指示する項目入力手段とを有し、かつ、
    前記搬送制御手段において、前記ストッカの前で商品の
    搬送を一旦停止し項目入力手段によりキャンセルの指示
    を検出したとき、商品を商品投入部に戻し、前記商品検
    出手段により次の登録すべき商品が検出されたとき、前
    記ストッカの前で止まっていた商品をストッカに搬送す
    る選択的動作を行なう搬送手段を有することを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれか1記載のチェックアウト
    装置。
  8. 【請求項8】 商品コード入力手段と、投入部側で操作
    を行なう操作部から商品を格納するストッカまで商品を
    搬送する搬送手段と、商品コード入力手段により入力さ
    れた商品コードと搬送された商品が一つであることをチ
    ェックする単品チェック手段、またはこれと同様の測定
    手段により測定された商品の特性データが登録された商
    品の特性データに対して許容誤差範囲にあるかどうかを
    チェックする商品一致チェック手段と、前記操作部に設
    けた項目選択入力手段あるいはIDカード入力手段によ
    り操作者が店員であることが認識され、かつ商品の識別
    部において認識した商品コードに対応する商品特性デー
    タと前記単品チェック手段または商品一致チェック手段
    により測定された当該商品の特性データに不一致が検出
    された場合、もしくは商品のチェック手段において認識
    された商品コードに対応する商品特性データが登録され
    ていない場合、前記識別部により商品から得た測定デー
    タを、商品チェック用の商品特性データとしてフィード
    バックする学習機能とを具備したことを特徴とするチェ
    ックアウト装置。
  9. 【請求項9】 商品コード入力手段と、投入部側で操作
    を行なう操作部から商品を格納するストッカまで商品を
    搬送する搬送手段と、商品コード入力手段により入力さ
    れた商品コードと搬送された商品が一つであることをチ
    ェックする単品チェック手段、またはこれと同様の測定
    手段により測定された商品の特性データが登録された商
    品の特性データに対して許容誤差範囲にあるかどうかを
    チェックする商品一致チェック手段と、前記測定された
    商品の特性データの前記許容誤差範囲を可変とする許容
    度可変手段とを備えたことを特徴とするチェックアウト
    装置。
  10. 【請求項10】 操作をモニタする撮影および投影手段
    と、操作の異常または不正を検出する異常または不正検
    出手段と、前記操作の異常または不正が検出されたとき
    に、前記投影手段によりアラーム信号を出力する手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1記
    載のチェックアウト装置。
  11. 【請求項11】 前記投入部から前記ストッカに向って
    商品を順送り中に前記商品識別部における商品コード読
    み取りに不良があったとき、商品を逆送し、その逆送中
    に前記商品識別部により商品コードの再読み取りを行な
    うようにしたことを特徴とする請求項1ないし9のいず
    れか1記載のチェックアウト装置。
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