JPH071414Y2 - 目地装置 - Google Patents

目地装置

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JPH071414Y2
JPH071414Y2 JP12985789U JP12985789U JPH071414Y2 JP H071414 Y2 JPH071414 Y2 JP H071414Y2 JP 12985789 U JP12985789 U JP 12985789U JP 12985789 U JP12985789 U JP 12985789U JP H071414 Y2 JPH071414 Y2 JP H071414Y2
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JP
Japan
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plate
tile
joint
shaped body
groove
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JP12985789U
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JPH0368243U (ja
Inventor
義憲 大澤
Original Assignee
株式会社ダイエツ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、目地装置に関するものである。
〔従来の技術〕
施工面に支持具を介しタイルを張付ける従来技術として
は、実開昭60−102340号公報に示されたものがある。
この既知の工法は、まず施工面に釘止め等で板状体を取
付けたのち、把持したタイルの裏面に設けてある溝を上
記板状体に設けてある係合片に嵌め合わせ、然るのち、
下方にタイルを少し移動させながら溝と係合片との係合
により上記タイルを支持させるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
タイル間の目地は、主にセメントモルタルを用いるた
め、目地詰め及び仕上げに高度な熟練を必要とすると共
に、手間がかかって施工費の上昇原因となる問題があっ
た。
また、セメントモルタルの充填にともないタイルを汚す
と共に、汚れたタイルを洗うとき塩酸などの薬品や多量
の水を使用しなければならない問題があった。
さらに、セメントモルタルを完全に充填しても乾燥にと
もない空隙やクラックが発生する。
その結果、空隙やクラックに侵入した雨水によりセメン
トのあくがタイルの表面に流出する問題もあった。
そこで、この考案はセメントモルタルを充填しないで目
地を得るようにした目地装置に関するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案は施工面に板状
体を張付けて、この板状体の表面に適宜の配列で突出さ
せてあるL形の係合片と裏面の溝との嵌め込み係合によ
りタイルを支持させるものにおいて、係合片と同配列に
設けてあるスリットに上記係合片と貫通させて板状体の
表面少なくとも目地線上に目地シートを重ね合わせて構
成したものである。
〔作用〕
まず、施工面に板状体を張付ける。
次いで、各スリットに係合片を貫通させながら、板状体
の表面に目地シートを重ね合わせる。
しかして把持したタイルの裏面の溝を係合片に嵌め合わ
せたのち、下方にタイルを少し移動させて、上記溝と係
合片との係合によりタイルを支持させる。
〔実施例〕
以下、この考案に係る目地装置を添付図面に基づいて説
明する。
図において、1は施工面2に張付ける金属製の方形状板
状体である。
上記の板状体1の取付け方法は、図示の場合板状体1に
設けてある透孔3に挿通した釘4を施工面2に打ち込ん
で取付けるようにしたが、スポット溶接により施工面2
のチャンネルにより成る縦柱(図示省略)に取付けても
よい。
また、板状体1には、上記板状体1の表面に並べる各タ
イル5の溝6と嵌め込み係合する係合片7が設けられて
いる。
上記係合片7は、板状体1に切り込み8を入れて、この
切り込み8の内側をプレスにより前方に突出する水平片
9と、この水平片9から連ねて上方に突出する垂直片10
とを略L字状に屈曲させて形成してある。
上記施工面2に取付けてある板状体1にタイル5を張付
けるには、まず係合片7に把持したタイル5の溝6を嵌
め合わせたのち、下方に少しタイル5を移動させながら
第3図に示すように上記係合片7の垂直片10を上記溝6
に嵌入係止させる。
以上の繰り返しにより順次タイル5を張付ける。
なお、図示の場合は、上下二段の四個の係合片7により
一枚のタイル5を支持させたが、溝6に係合させる係合
片7の数は任意である。
11は係合片7と同配列に設けてあるスリット12に上記係
合片7を貫通させて板状体1の表面少なくとも目地線上
に重ね合わせる目地シートである。
上記のスリット12は、図示の線状にかえて長孔に打ち抜
いてもよい。
また、目地シート11の材料は、表面に所望の目地色を有
する金属薄板、プラスチックシート、ゴムシート、厚紙
などを用い、かつ図示の場合板状体1の全面に重なる大
きさとしたが、目地線上の部分のみに重なるようにして
もよい。
さらに、上記の目地シート11はタイル5の張付け以前に
板状体1に重ね合わせておく。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る目地装置によれば、目地
シートの使用によって手間のかかるセメントモルタルの
充填や仕上げ作業が不要になって施工が容易になると共
に、タイルが汚れない。
また、簡単に目地シートを交換することができるので、
おもむきがかわる。
さらに、タイルの色にマッチした多くのシートを準備す
ることができるので、タイルとのコントラストを多く組
み合わせ、その中から選ぶことができ、かつタイルと目
地との調和具合を目でたしかめることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る目地装置の分解斜視図、第2図
は目地シートの使用状態を示す正面図、第3図は同縦断
側面図である。 1……板状体、2……施工面、3……透孔、4……釘、
5……タイル、6……溝、7……係合片、8……切込
み、9……水平片、10……垂直片、11……目地シート、
12……スリット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】施工面に板状体を張付けて、この板状体の
    表面に適宜の配列で突出させてあるL形の係合片と裏面
    の溝との嵌め込み係合によりタイルを支持させるものに
    おいて、係合片と同配列に設けてあるスリットに上記係
    合片を貫通させて板状体の表面少なくとも目地線上に目
    地シートを重ね合わせたことを特徴とする目地装置。
JP12985789U 1989-11-07 1989-11-07 目地装置 Expired - Lifetime JPH071414Y2 (ja)

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JP12985789U JPH071414Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 目地装置

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JP12985789U JPH071414Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 目地装置

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JPH0368243U JPH0368243U (ja) 1991-07-04
JPH071414Y2 true JPH071414Y2 (ja) 1995-01-18

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ID=31677457

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JP12985789U Expired - Lifetime JPH071414Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 目地装置

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JP4410706B2 (ja) * 2005-03-07 2010-02-03 永大産業株式会社 建材の組み合わせ

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JPH0368243U (ja) 1991-07-04

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