JPH07140398A - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

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JPH07140398A
JPH07140398A JP5284954A JP28495493A JPH07140398A JP H07140398 A JPH07140398 A JP H07140398A JP 5284954 A JP5284954 A JP 5284954A JP 28495493 A JP28495493 A JP 28495493A JP H07140398 A JPH07140398 A JP H07140398A
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hand
endoscope
handed
angle knob
knobs
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JP5284954A
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Masaaki Morizumi
雅明 森住
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手元操作部本体の両側に設けられた左右アング
ルツマミと上下アングルツマミのうちいずれか一方のア
ングルツマミに、先端が他方のアングルツマミの近傍に
延出されたレバーを設け、このレバーを利用してツマミ
を操作することにより、右利き、左利きの術者にも片手
で操作可能とする。 【構成】右利きの術者が操作する場合は、手元操作部本
体１０を術者の左手Ｌで支持し、上下アングルツマミ２
４を直接右手Ｒで操作すると共に、左右アングルツマミ
２２は前記レバー４０Ｂを利用して右手Ｒの親指で操作
する。左利きの術者が操作する場合は、手元操作部本体
１０を反転させて、手元操作部本体１０を右手Ｒで支持
し、上下アングルツマミ２４を直接左手Ｌで操作すると
共に、左右アングルツマミ２２を前記レバー４０Ａを利
用して左手Ｌの親指で操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡の湾曲操作装置に
係り、特に内視鏡の手元操作部本体に取り付けられた左
右アングルツマミと上下アングルツマミを操作して内視
鏡挿入先端の湾曲部を所望の方向に湾曲する内視鏡の湾
曲操作装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示すように、内視鏡の手元操作部
本体１に接続された挿入部２には、湾曲部３が連結され
ており、この湾曲部３は手元操作部本体１に設けられた
左右アングルツマミ４、上下アングルツマミ５を操作す
ることにより湾曲されて、湾曲部３の先端硬質部６を所
望の方向に向ける。
【０００３】前記左右アングルツマミ４と上下アングル
ツマミ５は、手元操作部本体１の片側面に同軸上で２段
重ねに配置され、例えば、図に示した内視鏡は右利き用
のもので、左手で手元操作部本体１を支持して右手で左
右アングルツマミ４と上下アングルツマミ５を操作でき
るように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡の湾曲操作装置は、左右アングルツマミ４と上下
アングルツマミ５を同軸上で２段重ねに配置しているの
で、多種類の構成部品が必要となることから組み立てに
手間がかかり、また、前記ツマミ４、５の位置は通常右
利きように設定されているので、左利きの術者には使用
し難いという欠点がある。
【０００５】このような不具合を解消するために、手元
操作部本体の一方側に左右アングルツマミを配置し、他
方側に上下アングルツマミを配置して、各々のツマミの
構成部品を共通化することにより簡単に組み立てできる
と共に、左利きの術者にも使用できるようにした湾曲操
作装置が提案されている。しかし、この湾曲操作装置で
は、前記ツマミを手元操作部本体の両側に配置している
ので、手元操作部本体を支持する手でもツマミを操作し
なければならないので、操作し難いという欠点がある。
【０００６】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、右利き、左利きの術者にも片手で簡単に操作で
きる内視鏡の湾曲操作装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、内視鏡の手元操作部本体の両側面に取り
付けられた左右アングルツマミと上下アングルツマミを
操作して湾曲操作用の牽引部材を牽引し、内視鏡挿入部
先端の湾曲部を所望の方向に湾曲する内視鏡の湾曲操作
装置に於いて、前記左右アングルツマミと上下アングル
ツマミのうちいずれか一方のアングルツマミにレバーが
形成されると共に、該レバーは片手でレバーと他方のア
ングルツマミとを操作可能なように、他方のアングルツ
マミ側に延出されていることを特徴としている。
【０００８】
【作用】本発明によれば、例えば、左右アングルツマミ
にレバーを設けた湾曲操作装置を右利きの術者が操作す
る場合は、手元操作部本体は左手で支持し、上下アング
ルツマミは直接右手で操作すると共に、左右アングルツ
マミは前記レバーを利用して右手で操作する。
【０００９】次に、前記湾曲操作装置を左利きの術者が
操作する場合は、前記手元操作部本体を反転させて、手
元操作部本体は右手で支持し、上下アングルツマミは直
接左手で操作すると共に、左右アングルツマミは前記レ
バーを利用して左手で操作すれば良い。これにより、右
利き、左利きの術者にも片手で簡単に操作できる。
【００１０】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡の
湾曲操作装置の好ましい実施例について詳説する。図１
は、本発明に係る内視鏡の湾曲操作装置が適用された内
視鏡の全体図である。
【００１１】内視鏡の手元操作部本体１０には挿入部１
２の基端部が接続され、この挿入部１２の先端部には湾
曲部１４を介して先端硬質部１６が接続されている。ま
た、手元操作部本体１０には、ライトガイド１８が手元
操作部本体１０に対して回動自在に接続される。ライト
ガイド１８の先端部は、手元操作部本体１０から挿入部
１２、及び湾曲部１４を介して先端硬質部１６の先端部
に挿通配置され、先端硬質部１６の先端部から患部等を
照明する。更に、手元操作部本体１０の後端部には接眼
部２０が形成されている。
【００１２】前記手元操作部本体１０の両側面には図２
に示すように、左右アングルツマミ２２と上下アングル
ツマミ２４が配置される。前記左右アングルツマミ２２
と上下アングルツマミ２４は、回転軸２６、２８に固着
されており、これらの回転軸２６、２８は手元操作部本
体１０内に設けられた支持板３０に軸支されている。ま
た、前記回転軸２６、２８には、プーリ３２、３４が固
着されている。これらのプーリ３２、３４には、先端が
前記湾曲部１４に接続された湾曲操作用の牽引ワイヤ３
６、３８が巻回されている。
【００１３】従って、左右アングルツマミ２２と上下ア
ングルツマミ２４を回動すると、前記牽引ワイヤ３６、
３８がプーリ３２、３４により牽引されるので、湾曲部
１４を所望の方向に湾曲させることができる。一方、前
記左右アングルツマミ２２には、上下一対のレバー４０
Ａ、４０Ｂが対称位置に形成されている。これらのレバ
ー４０Ａ、４０Ｂは、手元操作部本体１０を挟むように
Ｕ字状に形成されると共に、各々の先端が上下アングル
ツマミ２４の近傍に位置して上下アングルツマミ２４を
操作する手で操作可能となっている。
【００１４】次に、前記の如く構成された内視鏡の湾曲
操作装置の作用について説明する。例えば、本実施例の
湾曲操作装置を右利きの術者が操作する場合は、図１に
示すように、手元操作部本体１０を術者の左手Ｌで支持
し、上下アングルツマミ２４を直接右手Ｒで操作すると
共に、左右アングルツマミ２２は前記レバー４０Ｂを利
用して右手Ｒの親指で操作する。
【００１５】また、前記湾曲操作装置を、左利きの術者
が操作する場合は、図３に示すように、前記手元操作部
本体１０を反転させて、手元操作部本体１０を右手Ｒで
支持し、上下アングルツマミ２４を直接左手Ｌで操作す
ると共に、左右アングルツマミ２２を前記レバー４０Ａ
を利用して左手Ｌの親指で操作すれば良い。これによ
り、本実施例の湾曲操作装置によれば、右利き、左利き
の術者にも片手で簡単に操作することができる。
【００１６】尚、本実施例では、左右アングルツマミ２
２にレバー４０Ａ、４０Ｂを設けるようにしたが、上下
アングルツマミ２４にレバー４０Ａ、４０Ｂを設けても
良い。また、本実施例では、レバー４０Ａ、４０Ｂを対
称位置に２箇所形成するとしたが、これに限られるもの
ではなく、図４に示すように１本のレバー４０を形成
し、手元操作部本体１０を支持した手で左右アングルツ
マミ２６とレバー４０を操作するようにしても良い。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
の湾曲操作装置によれば、手元操作部本体の両側面に左
右アングルツマミと上下アングルツマミを配置すると共
に、左右アングルツマミ、上下アングルツマミのうちい
ずれか一方にレバーを設け、このレバーを利用すること
により、一方のアングルツマミを他方のアングルツマミ
を操作する手で操作可能としたので、右利きの術者で
も、左利きの術者でも片手で簡単に操作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る内視鏡の湾曲操作装置が右利きの
術者に操作されている状態を示す斜視図
【図２】本発明に係る内視鏡の湾曲操作装置の要部断面
図
【図３】本発明に係る内視鏡の湾曲操作装置が左利きの
術者に操作されている状態を示す斜視図
【図４】本発明に係る内視鏡の湾曲操作装置が片手で操
作されている状態を示す図
【図５】従来の内視鏡の実施例を示す全体図
【符号の説明】
１０…手元操作部本体 １４…湾曲部 ２２…左右アングルツマミ ２４…上下アングルツマミ ４０、４０Ａ、４０Ｂ…レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 内視鏡の手元操作部本体の両側面に取り
    付けられた左右アングルツマミと上下アングルツマミを
    操作して湾曲操作用の牽引部材を牽引し、内視鏡挿入部
    先端の湾曲部を所望の方向に湾曲する内視鏡の湾曲操作
    装置に於いて、 前記左右アングルツマミと上下アングルツマミのうちい
    ずれか一方のアングルツマミにレバーが形成されると共
    に、該レバーは片手でレバーと他方のアングルツマミと
    を操作可能なように、他方のアングルツマミ側に延出さ
    れていることを特徴とする内視鏡の湾曲操作装置。
JP28495493A 1993-11-15 1993-11-15 内視鏡の湾曲操作装置 Expired - Lifetime JP3387178B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5238102B1 (ja) * 2011-07-28 2013-07-17 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡
US11243741B2 (en) 2018-02-21 2022-02-08 Mitsubishi Electric Corporation Display control device and display control method
WO2022163713A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 朝日インテック株式会社 鉗子装置

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