JPH0714027Y2 - 自動車のモールディング - Google Patents

自動車のモールディング

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JPH0714027Y2
JPH0714027Y2 JP1988003103U JP310388U JPH0714027Y2 JP H0714027 Y2 JPH0714027 Y2 JP H0714027Y2 JP 1988003103 U JP1988003103 U JP 1988003103U JP 310388 U JP310388 U JP 310388U JP H0714027 Y2 JPH0714027 Y2 JP H0714027Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
windshield
automobile
window
wind
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988003103U
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English (en)
Other versions
JPH01107616U (ja
Inventor
康司 望月
正一 辻口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は自動車のモールディングに関する。
b.従来の技術 従来、自動車においては、ウインドガラス等の周囲を密
封するためにモールディングが設けられている。
例えば第1図に示すように、固定式サンルーフ1をフロ
ント・ウインド2に隣接して設けた自動車3では、上記
フロント・ウインド2,固定式サンルーフ1に各々個別の
サイド・モールディングが設けられていた。
ここで、従来のモールディングは、第4図に示されるよ
うな構造を有していた。すなわち、従来のモールディン
グ41はウインドガラス42等を挟持するための凹部43を備
え、ここにウインドガラス42等を材質(合成樹脂製ゴム
等)の有する弾発力によって密着させることとしてい
た。
c.考案が解決しようとする問題点 しかし、上記従来のモールディング41はウインドガラス
の厚みに応じてサイド・モールディングを個別に構成し
ていた。したがって、例えば第1図のような自動車3で
は、フロント・ウインド2と固定式サンルーフ1の厚み
が異なり、上記したように、個別のサイド・モールディ
ングとして設けていた。このため、各モールディングが
連続してない場合には、ルーフ側からフロント・ウイン
ド側へ雨水がスムースに誘導できない、あるいは各サイ
ド・モールディングが連続している場合でも、継ぎ目の
各モールディングの形状が異なるためその継ぎ目から水
漏れが発生し易いとの問題があった。さらに、サイド・
モールディングの一体感を損ない、部品点数,組付け工
数が過大となるなどの不都合を生じていた。
d.問題点を解決するための手段 本考案は上記不都合を解消するためになされたもので、
自動車のウインドガラス等をシールするための断面略T
字状のモールディングにおいて、該モールディングの頭
部にその中央部よりウインドガラスを挟持する側に向け
て隆起したひさし部を形成し、かつ、該ひさし部の下部
に雨水誘導用凹溝を形成し、また該凹溝の下部にウイン
ドガラスを挟持するためのリップ部を、ウインドガラス
面に対し幅方向かつ斜め下に向けて突設し、挟持時に該
リップ部がウインドガラス面に略垂直状に密接するよう
に構成すると共に、前記自動車の固定式サンルーフをフ
ロントまたはリア・ウインドのウインドガラスに隣接し
て設け、該各ウインドガラスのサイドを単一の上記モー
ルディングによりシールした自動車のモールディングを
提供するものである。
e.実施例 以下添付図面に示した実施例を参照しながら、本考案を
説明する。
第1図は本考案にかかる断面略T字状のモールディング
を使用した自動車3を示し、固定式サンルーフ1をフロ
ント・ウインドガラス2に隣接して設け、固定式サンル
ーフ1およびフロント・ウインドガラス2のサイドを単
一のモールディング4によりルーフ側からフロント・ウ
インド側まで連続してシールしている。第2図は本考案
にかかるサイド・モールディング4にウインドガラス5
(固定式サンルーフ1)およびウィンドガラス6(フロ
ント・ウインド2)を隣接してはめ込む状態を詳細に示
したものである。
第3図は本考案にかかる断面略T字状のサイド・モール
ディング4を詳細に示し、図において、7はウインドガ
ラス5,6を挟持するための凹部、8は本考案の特徴部分
を構成するリップ部である。上記モールディング4の頭
部には、その中央部よりウインドガラス5,6を挟持する
側に向けて隆起したひさし部9を形成すると供に、該ひ
さし部9の下部に雨水誘導用凹溝10が形成されている。
上記リップ部8は、上記雨水誘導用凹溝10の下部かつ上
記ウインドガラス5,6の上面側において、ウインドガラ
ス5,6面に対しその幅方向斜め下に向けて突設され、ウ
インドガラス5,6の挟持時に該リップ部8がウインドガ
ラス5,6面に略垂直状に密接するように構成されてい
る。
f.作用 第1図の自動車3では、固定式サンルーフ1のウインド
ガラス5よりもフロント・ウインド2のウインドガラス
6のほうが厚みが厚い。しかし、本実施例のモールディ
ング4は上記リップ部8があるため、厚さの厚いウイン
ドガラス6がはめ込まれた場合でも、サイド・モールデ
ィング4が変形して厚さの違いを吸収し、ウインドガラ
ス5と同様にウインドガラス6も同時に挟持することが
できる。したがって、単一のサイド・モールディング4
のみを使用してウインドガラス5,6をを連続してシール
可能で、固定式サンルーフ1のウインドガラス5とフロ
ント・ウインド2のウインドガラス6を隣接して配置す
ることができる(第2図)。
この際、リップ部8は、ウインドガラス5,6面に対しガ
ラス5,6の幅方向かつ斜め下に向けて突設され、該リッ
プ部8がウインドガラス5,6面に略垂直状に密接する。
したがって、ウインドガラス5,6を強固に挟持すること
ができる。
また、モールディング4の頭部がその中央部よりウイン
ドガラスを挟持する側に向けて隆起しており、肉厚が厚
くなっているために、さらにウインドガラス5,6を強固
に挟持することができる。
一方ひさし部9は、装飾的効果も持つと共に、その下部
に形成された雨水誘導用凹溝10により、ルーフ側からフ
ロン・トウインド側への水をスムースに誘導することが
できる。
なお、本考案のモールディングは上記フロント・ウイン
ド2と固定式サンルーフ(ルーフウインド)1のサイド
・モールディング4のみでなく、勿論他の個所(リア・
ウインドとルーフ・ウインド等)のモールディングに応
用できる。
g.効果 上記のように本考案に係る自動車のモールディングは、
雨水誘導用凹溝の下部にウインドガラスを挟持するため
のリップ部を、ウインドガラス面に対し幅方向かつ斜め
下に向けて突設し、挟持時に該リップ部がウインドガラ
ス面に略垂直状に密接するよう形成したので、挟持され
るウインドガラス等の厚みの相違にかかわりなく、複数
のウインドガラスに対してルーフ側からフロントまたは
リア・ウインド側まで連続して単一のモールディングを
使用することができると共に、固定式サンルーフのレイ
アウトにおいて、フロントまたはリアのウインドガラス
に対して隣接して配置可能になりレイアウトの自由度が
増大する。また、ルーフ側からフロントまたはリア・ウ
インド側へ雨水がスムースに誘導でき、モールディング
に継ぎ目がないので、継ぎ目からの水漏れも解消でき
る。さらに、モールディングの外観上の一体感が向上
し、部品点数,組付け工数も削減され製造工程上の負担
も軽減されるなどその効果は大きい。
のみならず、リップ部は、上記した構成により、ウイン
ドガラスを強固に挟持することができる。モールディン
グの頭部の肉厚が厚くなっているために、さらにウイン
ドガラスを強固に挟持することができる。
加えて、ひさし部は、装飾的効果も持つとともに、雨水
誘導用凹溝により、ルーフ側からフロントまたはリア・
ウインド側への水をスムースに誘導することができるな
ど多くの効果を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るモールディングを備えた自動車の
斜視図図、第2図本考案にかかるモールディングを使用
する状態を説明する斜視図、第3図は第2図のA−A線
による断面図、第4図は従来のモールディングの断面図
である。 1……固定式サンルーフ、2……フロント・ウインド、
3……自動車、4……サイド・モールディング、5,6,42
……ウインドガラス、8……リップ部、9……ひさし
部、10……雨水誘導用凹溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−214012(JP,A) 特開 昭62−178421(JP,A) 特開 昭61−30416(JP,A) 実開 昭62−192913(JP,U) 実開 昭63−4818(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のウインドガラス等をシールするた
    めの断面略T字状のモールディングにおいて、該モール
    ディングの頭部にその中央部よりウインドガラスを挟持
    する側に向けて隆起したひさし部を形成し、かつ、該ひ
    さし部の下部に雨水誘導用凹溝を形成し、また該凹溝の
    下部にウインドガラスを挟持するためのリップ部を、ウ
    インドガラス面に対し幅方向かつ斜め下に向けて突設
    し、挟持時に該リップ部がウインドガラス面に略垂直状
    に密接するように構成すると共に、前記自動車の固定式
    サンルーフをフロントまたはリアのウインドガラスに隣
    接して設け、該各ウインドガラスのサイドを単一の上記
    モールディングによりシールしたことを特徴とする自動
    車のモールディング。
JP1988003103U 1988-01-14 1988-01-14 自動車のモールディング Expired - Lifetime JPH0714027Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988003103U JPH0714027Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 自動車のモールディング

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01107616U JPH01107616U (ja) 1989-07-20
JPH0714027Y2 true JPH0714027Y2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=31204442

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6130416A (ja) * 1984-07-23 1986-02-12 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 車両用ウインドガラスの周縁モ−ル
JPS62178421A (ja) * 1986-01-31 1987-08-05 Nifco Inc 自動車の窓ガラス用周縁モ−ル
JPH0626922B2 (ja) * 1986-03-15 1994-04-13 株式会社ニフコ 自動車の窓ガラス用周縁モ−ル
JPH0517290Y2 (ja) * 1986-05-30 1993-05-10
JPS634818U (ja) * 1986-06-30 1988-01-13

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JPH01107616U (ja) 1989-07-20

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