JP2601807Y2 - ハードトップ車のウエザーストリップ - Google Patents
ハードトップ車のウエザーストリップInfo
- Publication number
- JP2601807Y2 JP2601807Y2 JP1991014623U JP1462391U JP2601807Y2 JP 2601807 Y2 JP2601807 Y2 JP 2601807Y2 JP 1991014623 U JP1991014623 U JP 1991014623U JP 1462391 U JP1462391 U JP 1462391U JP 2601807 Y2 JP2601807 Y2 JP 2601807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door glass
- weather strip
- rear pillar
- roof
- dead center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、乗降ドアの上半部に
サッシュを有しないハードトップ車のボディ開口縁とド
アガラスとの間をシールするウエザーストリップに関す
るものである。
サッシュを有しないハードトップ車のボディ開口縁とド
アガラスとの間をシールするウエザーストリップに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】 図3〜図5を参考にして説明する。ハ
ードトップ車のボディ開口縁とドアガラスとの間をシー
ルするウエザーストリップは、ボディ開口縁の基底面1
にリテーナー1cを介して取付けているが、従来のもの
は、図4及び図5に示すようにルーフ部1aとリヤーピ
ラー部1bとではウエザーストリップ13c,13dを
取付けるボディ開口縁のボディの基底面1を含む仮想平
面X−Xとドアガラス2全閉状態におけるドアガラス2
上部外面を含む仮想平面Z−Zのなす角度Yc,Yd及
びドアガラス2全閉状態での前記基底面1を含む仮想平
面X−Xとドアガラス2の間隔Xc,Xdが大きく異な
るため、それぞれ異なる断面のウエザーストリップを準
備し、且つルーフ部1aとリヤーピラー部1bとのコー
ナー部9に型成形品のコーナー片13bを介在させる必
要があり、そのため余分のコストが掛かり、外観・シー
ル性を損なうと言う問題点がある。なお、7はオープニ
ングシールである。
ードトップ車のボディ開口縁とドアガラスとの間をシー
ルするウエザーストリップは、ボディ開口縁の基底面1
にリテーナー1cを介して取付けているが、従来のもの
は、図4及び図5に示すようにルーフ部1aとリヤーピ
ラー部1bとではウエザーストリップ13c,13dを
取付けるボディ開口縁のボディの基底面1を含む仮想平
面X−Xとドアガラス2全閉状態におけるドアガラス2
上部外面を含む仮想平面Z−Zのなす角度Yc,Yd及
びドアガラス2全閉状態での前記基底面1を含む仮想平
面X−Xとドアガラス2の間隔Xc,Xdが大きく異な
るため、それぞれ異なる断面のウエザーストリップを準
備し、且つルーフ部1aとリヤーピラー部1bとのコー
ナー部9に型成形品のコーナー片13bを介在させる必
要があり、そのため余分のコストが掛かり、外観・シー
ル性を損なうと言う問題点がある。なお、7はオープニ
ングシールである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、ルーフ部1aとリヤーピラー部1bとで異なる断
面のウエザーストリップを必要とし、そのため余分のコ
ストが掛かり、外観・シール性を損なうと言うことであ
る。
題は、ルーフ部1aとリヤーピラー部1bとで異なる断
面のウエザーストリップを必要とし、そのため余分のコ
ストが掛かり、外観・シール性を損なうと言うことであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 図1乃至図3を参考に
して説明する。本考案は、ボディ開口縁のボディの基底
面1にリテーナー1cを介して取付ける如く構成したハ
ードトップ車のウエザーストリップであって、ルーフ部
1aとリヤーピラー部1bとで、中空シール部3aを備
えたウエザーストリップ3の断面形状を同じにし且つ型
成形コーナー片を設けることなく連続に一体化すると共
に、前記基底面1とドアガラス2となす角度Ya,Yb
を略等しくし、且つドアガラス2全閉状態での前記基底
面1を含む仮想平面X−Xとドアガラス2の間隔Xa,
Xbを略等しくし、またウエザーストリップ3の外側に
別体のモール4を配置し、且つ全閉状態におけるドアガ
ラス2上部外面を含む仮想平面Z−Zに投影したモール
4下端の位置を、ルーフ部1aではドアガラス2上死点
よりも下側に且つリヤーピラー部1bではドアガラス2
上死点よりも上側に設定したものである。
して説明する。本考案は、ボディ開口縁のボディの基底
面1にリテーナー1cを介して取付ける如く構成したハ
ードトップ車のウエザーストリップであって、ルーフ部
1aとリヤーピラー部1bとで、中空シール部3aを備
えたウエザーストリップ3の断面形状を同じにし且つ型
成形コーナー片を設けることなく連続に一体化すると共
に、前記基底面1とドアガラス2となす角度Ya,Yb
を略等しくし、且つドアガラス2全閉状態での前記基底
面1を含む仮想平面X−Xとドアガラス2の間隔Xa,
Xbを略等しくし、またウエザーストリップ3の外側に
別体のモール4を配置し、且つ全閉状態におけるドアガ
ラス2上部外面を含む仮想平面Z−Zに投影したモール
4下端の位置を、ルーフ部1aではドアガラス2上死点
よりも下側に且つリヤーピラー部1bではドアガラス2
上死点よりも上側に設定したものである。
【0005】
【作用】 全閉状態におけるドアガラス2上部外面を含
む仮想平面Z−Zに投影したモール4下端の位置をルー
フ部1aではドアガラス2上死点よりも下側に且つリヤ
ーピラー部1bではドアガラス2上死点よりも上側にな
る如く構成したところのモール4を存在させることによ
って、ルーフ部1aとリヤーピラー部1bとに同一断面
形状のウエザーストリップが使用出来、型成形コーナー
片13bを廃止することが出来る。
む仮想平面Z−Zに投影したモール4下端の位置をルー
フ部1aではドアガラス2上死点よりも下側に且つリヤ
ーピラー部1bではドアガラス2上死点よりも上側にな
る如く構成したところのモール4を存在させることによ
って、ルーフ部1aとリヤーピラー部1bとに同一断面
形状のウエザーストリップが使用出来、型成形コーナー
片13bを廃止することが出来る。
【0006】
【実施例】 実施例について図1〜3を参考にして説明
すると、1はハードトップ車のボディ開口縁のボディの
基底面、1a,1bはそれぞれボディ開口縁のルーフ
部、リヤーピラー部、2はドアガラス、3はボディ開口
縁とドアガラス2との間をシールするウエザーストリッ
プであって、ゴム様弾性体よりなる中空シール部3aを
備え、前記基底面1にリテーナー1cを介して取付けて
ある。ウエザーストリップを取付ける前記基底面1とド
アガラス2との位置関係は、ルーフ部1aとリヤーピラ
ー部1bとで前記基底面1とドアガラス2となす角度Y
a,Ybを略等しくし、且つドアガラス2全閉状態での
前記基底面1を含む仮想平面X−Xとドアガラス2の間
隔Xa,Xbを略等しくしてある。
すると、1はハードトップ車のボディ開口縁のボディの
基底面、1a,1bはそれぞれボディ開口縁のルーフ
部、リヤーピラー部、2はドアガラス、3はボディ開口
縁とドアガラス2との間をシールするウエザーストリッ
プであって、ゴム様弾性体よりなる中空シール部3aを
備え、前記基底面1にリテーナー1cを介して取付けて
ある。ウエザーストリップを取付ける前記基底面1とド
アガラス2との位置関係は、ルーフ部1aとリヤーピラ
ー部1bとで前記基底面1とドアガラス2となす角度Y
a,Ybを略等しくし、且つドアガラス2全閉状態での
前記基底面1を含む仮想平面X−Xとドアガラス2の間
隔Xa,Xbを略等しくしてある。
【0007】なお、4,5はそれぞれウエザーストリッ
プ3の車外側P・室内側Qに弾設するモール及びガーニ
ッシュであって、全閉状態におけるドアガラス2上部外
面を含む仮想平面Z−Zに投影したモール4下端の位置
をルーフ部1aではドアガラス2上死点より5mm程度
下側に、且つリヤーピラー部1bではドアガラス2上死
点より5mm程度上側にしてある。また、ルーフ部1a
とリヤーピラー部1bとのコーナー部9にはカーブ追随
性を高めるため、パッド6をウエザーストリップ3の中
空シール部内に挿入してもよい。
プ3の車外側P・室内側Qに弾設するモール及びガーニ
ッシュであって、全閉状態におけるドアガラス2上部外
面を含む仮想平面Z−Zに投影したモール4下端の位置
をルーフ部1aではドアガラス2上死点より5mm程度
下側に、且つリヤーピラー部1bではドアガラス2上死
点より5mm程度上側にしてある。また、ルーフ部1a
とリヤーピラー部1bとのコーナー部9にはカーブ追随
性を高めるため、パッド6をウエザーストリップ3の中
空シール部内に挿入してもよい。
【0008】
【考案の効果】 本考案は以上のように構成され、全閉
状態におけるドアガラス2上部外面を含む仮想平面Z−
Zに投影したモール4下端の位置をルーフ部1aではド
アガラス2上死点よりも下側に且つリヤーピラー部1b
ではドアガラス2上死点よりも上側になる如く構成し、
モール4を存在によってウエザーストリップの断面形状
をルーフ部1aとリヤーピラー部1bとで、同一にし、
一体化することが可能となり、型成形コーナー片を廃止
することが出来、外観・シール性が向上し、コストが低
減され、コーナー部の組付け保持力が向上する。
状態におけるドアガラス2上部外面を含む仮想平面Z−
Zに投影したモール4下端の位置をルーフ部1aではド
アガラス2上死点よりも下側に且つリヤーピラー部1b
ではドアガラス2上死点よりも上側になる如く構成し、
モール4を存在によってウエザーストリップの断面形状
をルーフ部1aとリヤーピラー部1bとで、同一にし、
一体化することが可能となり、型成形コーナー片を廃止
することが出来、外観・シール性が向上し、コストが低
減され、コーナー部の組付け保持力が向上する。
【図1】 本考案の実施例のルーフ部分を示す図3の
A−A断面図である。
A−A断面図である。
【図2】 本考案の実施例のリヤーピラー部分を示す
図3のB−B断面図である。
図3のB−B断面図である。
【図3】 ハードトップ車のボディ開口縁に取付ける
ウエザーストリップのみの側面図である。
ウエザーストリップのみの側面図である。
【図4】 従来例のルーフ部分を示す図3のA−A断
面図である。
面図である。
【図5】 従来例のリヤーピラー部分を示す図3のB−
B断面図である。
B断面図である。
1 基底面 1a ルーフ部 1b リヤーピラー部 1c リテーナー 2 ドアガラス 3 ウエザーストリップ 3a 中空シール部 4 モール 5 ガーニッシュ 6 パッド 7 オープニングシール 9 コーナー部 13b コーナー片 13c,13d ウエザーストリップ
Claims (1)
- 【請求項1】 ボディ開口縁のボディの基底面(1)に
リテーナー(1c)を介して取付ける如く構成したハー
ドトップ車のウエザーストリップであって、ルーフ部
(1a)とリヤーピラー部(1b)とで、中空シール部
(3a)を備えたウエザーストリップ(3)の断面形状
を同じにし且つ型成形コーナー片を設けることなく連続
に一体化すると共に、前記基底面(1)とドアガラス
(2)となす角度(Ya,Yb)を略等しくし、且つド
アガラス(2)全閉状態での前記基底面(1)を含む仮
想平面(X−X)とドアガラス(2)の間隔(Xa,X
b)を略等しくし、またウエザーストリップ(3)の外
側に別体のモール(4)を配置し且つ、全閉状態におけ
るドアガラス(2)上部外面を含む仮想平面(Z−Z)
に投影したモール(4)下端の位置を、ルーフ部(1
a)ではドアガラス(2)上死点よりも下側に且つリヤ
ーピラー部(1b)ではドアガラス(2)上死点よりも
上側に設定したことを特徴とするハードトップ車のウエ
ザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014623U JP2601807Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ハードトップ車のウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014623U JP2601807Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ハードトップ車のウエザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104719U JPH04104719U (ja) | 1992-09-09 |
JP2601807Y2 true JP2601807Y2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=31749320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991014623U Expired - Lifetime JP2601807Y2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | ハードトップ車のウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601807Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62111212U (ja) * | 1985-12-30 | 1987-07-15 | ||
JPH02110555U (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP1991014623U patent/JP2601807Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04104719U (ja) | 1992-09-09 |
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