JPH07140212A - 電子光学式モジュールを試験する自動システムとそれに対応する方法 - Google Patents

電子光学式モジュールを試験する自動システムとそれに対応する方法

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JPH07140212A
JPH07140212A JP6005592A JP559294A JPH07140212A JP H07140212 A JPH07140212 A JP H07140212A JP 6005592 A JP6005592 A JP 6005592A JP 559294 A JP559294 A JP 559294A JP H07140212 A JPH07140212 A JP H07140212A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電子光学式モデュールを試験するための自動式
のコンピュータで制御されるシステムとそれに対応する
方法を開示する。 【構成】電子コンピュータ70と前記コンピュータと通
信することができ電気パターンを発生するパターン発生
手段120と、前記コンピュータおよび前記パターン発
生手段と通信することができ、前記パターン発生手段か
らの電気パターンに応じて光パターンを発生する、電子
光学式手段とを備えるシステムで、他の電気パターンと
比較する、比較手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子光学式モジュール
を試験する自動システムとそれに対応する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信システム、たとえば音声、ビデオ、
またはデータを通信するシステムの製造および使用に携
わる人は、そのようなシステムの伝送媒体として光ケー
ブルを使用することにますます関心を深めている。光フ
ァイバ・ケーブルが関心を集めているのは、その潜在的
帯域幅(すなわち情報伝達能力)が極めて広いためであ
る。また、光ケーブルを用いる通信システムは、伝送媒
体として電気ケーブルを用いるシステムに発生する恐れ
のある電磁干渉に抵抗する。さらに、光ファイバ・ケー
ブルを使用する通信システムは、電気ケーブルを使用す
るシステムよりも安全であるとみなされている。なぜな
ら、光ファイバ・ケーブルの方が、一般に許可を受けて
いない職員が、検出されずに光ファイバ・ケーブルを盗
聴またはアクセスするのが難しいからである。
【0003】伝送媒体として光ファイバ・ケーブルを使
用する典型的な通信システムは、たとえば、隣接する各
1コンピュータ対が、2本の光ファイバ、すなわち送信
用光ファイバと受信用光ファイバを含む光ファイバ・ケ
ーブルによって相互接続された、複数のコンピュータを
含むものである。明らかに、各コンピュータは情報すな
わちデータを電気の形で生成し受信する。したがって、
各コンピュータは、通常コンピュータのプリント回路板
またはプリント回路カード上に実装された、電子光学式
モジュールをも備えている。このような電子光学式モジ
ュールは、コンピュータが生成する電気信号を光信号に
変換し、変換された光信号は、送信用光ファイバを介し
て隣接するコンピュータに送信される。また、電子光学
式モジュールは、受信用光ファイバを介してコンピュー
タに送信された光信号を、対応する電気信号に変換す
る。
【0004】前述の種類の電子光学式モジュールは、必
然的に電子光学式送信機構および電子光学式受信機構を
含む。すなわち、そのようなモジュールは通常、送信機
構光学サブアセンブリ(TOSA)と、受信機構光学サ
ブアセンブリ(ROSA)と、多数の半導体集積回路デ
バイスを担持するピン付きセラミック基板を備えてい
る。これらの集積回路デバイスには、送信機構関連機能
を実行するもの(これらを以下、送信機構ICと示す)
や、受信機構関連機能を実行するもの(これらを以下、
受信機構ICと示す)がある。TOSAは、送信機構I
Cに電気的に接続されており、半導体レーザや発光ダイ
オード(LED)などの電子光学式トランスジューサを
含む。このような電子光学式トランスジューサは、送信
機構ICで生成されたディジタル電気信号を対応するデ
ィジタル光信号に変換する働きをする。このTOSAと
送信機構ICの組合せが、モジュールの送信機構を構成
する。同様に、ROSAは、受信機構ICに電気的に接
続されており、PINフォトダイオードなどの電子光学
式トランスジューサを含む。このような電子光学式トラ
ンスジューサは、受信されたディジタル光信号を、受信
機構ICに伝送される対応するディジタル電気信号に変
換する働きをする。このROSAと受信機構ICの組合
せが、モジュールの受信機構を構成する。
【0005】コンピュータによって電子光学式モジュー
ルに伝送される電気データは通常並列形で伝送されるの
に対し、電子光学式モジュールの送信機構は電気データ
を受信し、対応する光データを直列形で生成することし
かできない。したがって、モジュールを実装したプリン
ト回路板またはプリント回路ボードは通常、いわゆるシ
リアライザ半導体集積回路デバイスを含む。このシリア
ライザ半導体集積回路デバイスは、並列電気データを直
列電気データに変換する働きをする。同様に、電子光学
式モジュールの受信機構は、光データを直列形で受信
し、それを対応する直列電気データに変換することしか
できないが、この電気データは並列形でコンピュータに
伝送される。したがって、モジュールを実装したプリン
ト回路板またはプリント回路カードは通常、いわゆるデ
シリアライザ半導体集積回路デバイスを含む。デシリア
ライザ半導体集積回路デバイスは、直列データを並列デ
ータに変換する働きをする。
【0006】光ファイバ・ケーブルおよび電子光学式モ
ジュールを使用する通信システムは、電子光学式モジュ
ールを含めてその構成要素が対応する動作指定に従って
動作する場合にかぎって効果的に動作することができ
る。したがって、電子光学式モジュールを試験して、こ
れらのモジュールがこのような指定に適合しているか否
かを確認し、モジュールの非適合性の原因となる製造工
程のエラーを検出して是正することが重要になってい
る。
【0007】前述の動作指定では通常、電子光学式モジ
ュールの送信機構および受信機構の性能を特徴付ける、
一定のパラメータに対して制限を課している。たとえ
ば、送信機構は、通常送信機構平均出力、送信機構立上
り/立下り時間、送信機構消光比、送信機構デューティ
・サイクルひずみ、送信機構データ依存ジッタなどのパ
ラメータによって特徴付けられる。これらのパラメータ
のすべてについて、以下に本発明に関連して定義する。
また、受信機構は、受信機構感度、受信機構パルス幅ひ
ずみ、受信機構信号検出しきい値、受信機構信号検出ア
サート/ディアサート時間などのパラメータによって通
常特徴付けられる。これらのパラメータも以下で定義す
る。重要なことであるが、本発明が出現するまで、これ
らのパラメータを測定するために考え出された試験はす
べて手動であり、したがって実施するのに法外な時間が
必要であった。たとえば、前記のすべてのパラメータを
手動で測定しようとすると、通常数時間かかる。そのた
め、電子光学式モジュールの製造業者が、製造した電子
光学式モジュールをすべて試験する場合はもちろんのこ
と、そのようなモジュールの統計的に有意な部分だけで
も試験して、対応する指定に適合しないものを除去する
ことは、実際的でなく、莫大なコストがかかった。。
【0008】前述の点を例証すると、たとえば、従来の
手動技法を使用して受信機構の感度を測定するには、ま
ず、対応するアイ・パターンを手動で決定する必要があ
る。すなわち、ディジタル電気直列パターン発生機構
(一種のディジタル信号生成機構)は内部クロックを有
するが、これを試験中の受信機構に光ファイバを介して
光学的に接続された半導体レーザまたはLEDに電気的
に接続する。受信機構の出力を、ディジタル・オシロス
コープに電気的に接続する。さらに、直列パターン発生
機構の内部クロックの出力を、手動で調整可能な時間遅
延装置を介して、同じディジタル・オシロスコープに電
気的に接続する。次に、直列パターン発生機構を使用し
て、対応する通信システムで使用される伝送速度(ビッ
ト伝送速度)で、擬ランダム・ディジタル電気信号を半
導体レーザまたはLEDに送る。半導体レーザまたはL
EDが、対応する擬ランダム・ディジタル光信号を生成
し、この信号が光ファイバを介して受信機構に送られ
る。さらに、受信機構によって生成される擬ランダム・
ディジタル電気信号がディジタル・オシロスコープに送
られ、ディジタル・オシロスコープが、直列パターン発
生機構の内部クロックによって生成される方形波クロッ
ク・パルスによってトリガされる。言うまでもなく、こ
れらの方形波パルスの伝送速度(ビット伝送速度)は、
擬ランダム・ディジタル電気信号の伝送速度と同じであ
る。
【0009】各クロック・パルスがディジタル・オシロ
スコープをトリガすると、擬ランダム・ディジタル電気
信号における、受信機構によって生成され、トリガ・パ
ルスの後に発生する部分が、オシロスコープ上に表示さ
れ、前に表示されていた部分に重なる。オシロスコープ
を調整して、重なったディジタル信号における、単一電
気パルスの幅に対応するセグメントだけを表示させる
と、図1に示すような電圧交差のパターンが生成され
る。このパターンは、アイ・パターンと呼ばれ、受信機
構によって生成される擬ランダム・ディジタル電気信号
に関連する電圧変化の数を示す。アイ・パターンの幅
が、受信機構によって生成される擬ランダム・ディジタ
ル信号の各パルスをエラーなしでサンプリングできる時
間間隔に関係することに留意されたい。すなわち、アイ
・パターンが広いほど、時間間隔が長くなり、逆も同様
である。これは、プリント回路板またはプリント回路ボ
ード上に実装されたデシリアライザ半導体集積回路デバ
イスでは重要である。というのは、このデバイスは通
常、特定の時間間隔にわたって受信機構で生成される電
気パルスをサンプリングすることしかできず、エラーを
避けるには、アイ・パターンの幅をこのデシリアライザ
時間間隔以上にする必要があるからである。
【0010】受信機構の感度を考慮に入れると、この項
は、受信機構が指定されたビット・エラー率(BER)
を検出し維持できる、最も弱い光信号の平均出力を示す
ことに留意されたい。したがって、原則として、受信機
構感度は、前述の装置にディジタル電気直列パターン比
較機構を追加すれば測定できる。この比較機構は、受信
機構で生成される擬ランダム・ディジタル電気信号を直
列パターン発生機構で生成される信号と比較し、光出力
を変えながらエラーのあるビット数をカウントすること
ができるものである。すなわち、受信機構の電気出力を
直列パターン比較機構に接続し、直列パターン発生機構
の内部クロックの電気出力を直列パターン比較機構に接
続し、時間遅延装置を、アイ・パターンの中心に対応す
る設定に手動で調整することが可能である。そうすれ
ば、レーザまたはLEDの指定された平均光出力におい
て、十分な数のビットを累積し、対応するエラーのビッ
ト数をカウントすることができる。希望のBERが達成
されない場合は、光出力を増減し、前述の手順を繰り返
すことが可能である。しかし、(現在、多数のコンピュ
ータ・システムで必要とされている)10-12ないし1
-15のBERを達成する必要がある場合、必然的に少
なくとも1012ないし1015ビットを累積しなければな
らず、そうすると軽く数時間ないし数日かかることにな
る。
【0011】受信機構感度を測定するのに必要な時間を
短縮するために、受信機構の雑音が、実際はガウス雑音
であり、温度が一定ならば一定であると従来から仮定さ
れている。したがって、受信機構に関連する信号対雑音
パラメータQは、受信される平均光出力P(ミリワット
単位で表す)に対して直線に増加することになる。ここ
で、以下の数式が成り立つ。
【数1】
【0012】言い換えると、図2に示すように、Qの対
数(底10)は、デシベル(dB)単位で表されたPに
正比例することになる。また、前述の仮定から、log
Q対P(dB単位で表す)の勾配は、logQの値が約
0.677ないし約0.847の範囲である場合は0.
0946dB-1に等しいことになり、また実際にそのよ
うに考えられてきた。さらに、BERは付加誤差関数を
介してQに関係付けられることになる。すなわち、次の
数式が成立する。
【数2】
【0013】したがって、Pが特定の値のときにBER
を測定した場合、数式2から対応するQの値を求めるこ
とができる。さらに、この1つのデータ点と前述の勾配
を使用し、外挿によって、logQ対P(dB単位で表
す)のプロットを得ることができる。
【0014】従来、時間を節約するために、受信機構感
度の手動測定時には、前述の装置を使用して、かなり低
い平均光出力Pに対応するBERを測定している。Pが
かなり低いので、BERはかなり高い値、たとえば10
-8になり、したがって、かなり少数、たとえば108
のビットを累積するだけでよいことになる。これには、
かなり短時間しかかからない。従来は、数式2を使用し
て対応するQの値を計算し、logQ対P(dB単位)
の勾配が0.0946dB-1であるとの仮定に基づい
て、試験中の受信機構のlogQ対P(dB単位)のプ
ロットを得ていた。所望のBERを達成するのに必要な
出力レベルを求めるには、対応するQの値について数式
2を解く。従来は、このQの値を使用し、logQ対P
(dB単位)のプロットによって対応するPの値を求め
ていた。
【0015】前述の、時間を節約する手順を使用して
も、受信機構感度を手動で測定するには依然として約3
0分かかる。残念ながら、これは、各電子光学式モジュ
ールをすべて試験するにはかかりすぎである。そればか
りか、統計的に有意な数のモジュールを試験するにもか
かりすぎである。
【0016】したがって、一般に光ファイバ通信システ
ム、特に電子光学式モジュールの開発および製造に携わ
る人は、試験時間が比較的短くて済む電子光学式モジュ
ールの試験システムおよび方法を追求してきたが、現在
のところ成功していない。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子光学式モ
ジュールを試験するための自動式のコンピュータで制御
されるシステムとそれに対応する方法に関する。このシ
ステムは、電子光学式モジュールの送信機構または受信
機構、あるいはその両方に関連する様々なパラメータを
自動的に測定することができる。これらのパラメータに
は、送信機構平均出力、送信機構立上り/立下り時間、
送信機構消光比、送信機構デューティ・サイクルひず
み、および送信機構データ依存ジッタが含まれる。ま
た、受信機構感度、受信機構パルス幅ひずみ、受信機構
信号検出しきい値、および受信機構信号検出アサート・
ディアサート時間も含まれる。この自動システムは、約
3分でこれらのパラメータをすべて、容易に測定するこ
とができる。この結果、電子光学式モジュールの製造業
者が、製造したすべてのモジュール、または統計的に有
意な数のモジュールを、かなり短時間、たとえば3分
で、かつかなり低コストで試験することが可能となっ
た。
【0018】
【実施例】本発明は、電子光学式モジュールを試験する
ための自動式のコンピュータで制御されるシステムとそ
れに対応する方法に関する。重要なことであるが、本発
明のシステムおよび方法によって、かなり短時間、たと
えば3分で、かつかなり低コストで電子光学式モジュー
ルを試験することができる。
【0019】本発明の好ましい実施例である自動コンピ
ュータ制御システム10を図3に示す。自動コンピュー
タ制御システム10は、試験すべき電子光学式モジュー
ル20(自動コンピュータ制御システム10の一体部分
ではない)に関連する様々なパラメータ(以下に詳細に
説明する)を測定するのに役立つ。図3に示すように、
電子光学式モジュール20は送信機構30または受信機
構40、あるいはその両方を含むものと仮定する。
【0020】大部分のそのような電子光学式モジュール
と同様に、電子光学式モジュール20の送信機構ICお
よび受信機構ICもエミッタ結合論理回路を用いている
と仮定する。電子光学式モジュール20の送信機構IC
への入力は差分信号でなければならず、電子光学式モジ
ュール20の受信機構ICからの出力も差分出力でなけ
ればならないことに留意されたい。すなわち、送信機構
ICへの入力は、入力信号(図3ではIと示す)と、同
じ入力信号の反転形(図3ではIバーで示す)との組合
せであり、受信機構ICの出力は、出力信号(図3では
Oで示す)と、同じ出力信号の反転形(図3ではOバー
で示す)との組合せであると仮定する。しかし、本発明
の自動コンピュータ制御システム10の構成要素は、差
分入力ではなく信号入力を使用する。したがって、自動
コンピュータ制御システム10は、電子光学式モジュー
ル20の送信機構ICへの信号入力を差分入力に変換す
る働きをする信号入力差分出力エミッタ結合論理駆動機
構50(必要に応じて省略される)を含む。また、自動
コンピュータ制御システム10は、他のシステム構成要
素との通信のために電子光学式モジュール20の受信機
構ICを緩衝する働きをするエミッタ結合論理駆動機構
55を含む。1つの有用なエミッタ結合論理駆動機構5
0、55は、米国カリフォルニア州サニーベイルのシグ
ネティックス(Signetics)社から販売されているエミ
ッタ結合駆動機構モデル100114である。
【0021】重要なことであるが、図3の左下隅に示す
ように、自動コンピュータ制御システム10は、IBM
からPS/2の商標で販売されているパーソナル・コン
ピュータなどの、電子パーソナル・コンピュータ(P
C)70を含む。PC70はさらに、PS/2の80型
バージョンであることが好ましい。本発明のシステムの
動作に際しては、後述の、本発明に関連するコンピュー
タ・プログラムがPC70にロードされ、自動コンピュ
ータ制御システム10の様々な構成要素を制御する働き
をする。
【0022】PC70は、米国テキサス州オースチンの
ナショナル・インストルメンツ(National Instrument
s)社から販売されているバス・モデルMC−GPIB
などの、汎用インタフェース・バス80を介して、自動
コンピュータ制御システム10のほぼすべての構成要素
にコマンドを送り、該構成要素から情報を受け取る。た
だし、一定の制御信号が、PC70によって、ナショナ
ル・インストルメンツ社から販売されているバス・モデ
ルMC−DIDO−32Fなどの、いわゆるデータ入出
力バス90を介して、自動コンピュータ制御システム1
0の一定の構成要素に送られる。これについては、以下
でさらに詳細に説明する。
【0023】試験すべき電子光学式モジュール20に関
して、本発明の自動コンピュータ制御システム10は、
試験中の電子光学式モジュール20に電力を供給する働
きをする、米国カリフォルニア州サンタクララのヒュー
レット・パッカード(Hewlett-Packard)社から販売さ
れているプログラマブル電源モデル6624Aなどの、
プログラマブル電源60を含むことに留意されたい。こ
の電源60は、汎用インタフェース・バス80を介して
PC70と通信する。また、PC70は、データ入出力
バス90を介して、電子光学式モジュール20の送信機
構30にエネーブル制御信号(図3ではDIDO 1で
示す)を送信することに留意されたい。さらに、従来通
り、電子光学式モジュール20が送信機構ICおよび受
信機構ICを実装したピン付きセラミック基板を含む場
合、1本の基板ピンは通常、受信機構40への入力信号
が受信機構しきい値レベルを下回ることを示す電圧信号
の提供専用とする。そのような場合、受信機構信号検出
しきい値信号と呼ばれるこの電圧信号(図3ではDID
O 4と示す)は、データ入出力バス90を介してPC
70に送られる。
【0024】図3の左上隅に示すように、本発明の自動
コンピュータ制御システム10は、ヒューレット・パッ
カード社から販売されているプログラマブル電源モデル
6624Aなどの、プログラマブル電源100を含む。
この電源100は、汎用インタフェース・バス80を介
してPC70と通信し、マルチバイブレータ110に電
力を供給する働きをする。マルチバイブレータ110
は、プログラマブル電源100から電力を供給される
と、後述の直列パターン発生機構にエネーブル・クロッ
ク信号およびディスエーブル・クロック信号を送る。こ
れらのクロック信号も、やはり後述のプログラマブル・
ディジタル・オシロスコープ250に送られる。
【0025】やはり図3の左上隅に示し、かつ前述した
ように、本発明の自動コンピュータ制御システム10
は、内部クロック130を有する直列パターン発生機構
120も含む。直列パターン発生機構120は、汎用イ
ンタフェース・バス80を介してPC70と通信し、い
わゆる(27)−1擬ランダム・パターンやその他のユー
ザ定義パターンなど、均一で等間隔な方形波のディジタ
ル電気信号または擬ランダム・ディジタル電気信号を、
当該の伝送速度、たとえば毎秒200メガバイト(Mb
/s)で生成する働きをする((27)−1擬ランダム・
パターンの詳細は、たとえば、"Error Rate Measuring
Equipment, ME522A"と題する、日本のアンリツ社
発行の操作マニュアル(3−21および3−22ペー
ジ)を参照されたい)。そのような有用な直列パターン
発生機構の1つは、日本、東京のアンリツ社から販売さ
れている直列パターン発生機構モデルME522Aであ
る。直列パターン発生機構120の内部クロック130
が、均一な方形波パターンまたは擬ランダム・パターン
の伝送速度と同じ伝送速度で、等間隔な方形波クロック
・パルスを生成する働きをすることに留意されたい。
【0026】直列パターン発生機構120は、ヒューレ
ット・パッカード社から販売されているマイクロ波スイ
ッチ・モデル34530Aなどのマイクロ波スイッチ1
40に電気的に接続されている。このマイクロ波スイッ
チ140は、直列パターン発生機構120で生成された
ディジタル電気信号を、2つの出力ポート142、14
4のどちらかに出力することができる。出力ポートの選
択は、ヒューレット・パッカード社から販売されている
スイッチ制御装置モデル3488Aなどのスイッチ制御
装置150によって制御される。スイッチ制御装置15
0は、汎用インタフェース・バス80を介してPC70
によって制御される。
【0027】マイクロ波スイッチ140の出力ポート1
42は、汎用インタフェース・バス80を介してPC7
0と通信する半導体レーザやLEDなどの発光電子光学
式トランスジューサ160に電気的に接続されている。
たとえば、半導体レーザを使用する場合、そのような有
用な半導体レーザの1つとして、ヒューレット・パッカ
ード社から販売されている半導体レーザ・モデル815
5Aがある。この特定の半導体レーザは、1300nm
の波長および200Mb/sの伝送速度でディジタル光
信号を放出することができる。重要なことであるが、こ
の特定の半導体レーザの消光比(この用語については、
以下に定義する)は約9.0であるのに対し、電子光学
式モジュールで使用される大部分の半導体レーザの最小
消光比は通常約4.0である。このことの重要性につい
ては、以下で説明する。
【0028】直列パターン発生機構120で生成される
ディジタル電気信号に応答して発光電子光学式トランス
ジューサ160によって生成されるディジタル光信号
は、光ファイバ、たとえば9.0マイクロメートルの径
を有する単一モード光ファイバを介して光減衰器170
に送られる。光減衰器170は、汎用インタフェース・
バス80を介してPC70と通信する。そのような有用
な光減衰器の1つは、ヒューレット・パッカード社から
販売されている光減衰器モデル8157Aである。光減
衰器170は、減衰された光信号を、他の光ファイバを
介して、カナダ、オタワのJDSファイテル社(JDS Fi
tel,Inc.)から販売されている光スプリッタ・モデルA
CS19C−1.3−9などの光スプリッタ180に送
る。光スプリッタ180は、着信光信号を2つの信号に
分割する働きをする。すなわち、着信光信号の90%は
光ファイバを介して電子光学式モジュール20の受信機
構40に送られるが、着信光信号の10%は他の光ファ
イバを介して光スイッチ200の光入力ポート202に
送られる。そのような有用な光スイッチの1つは、JD
Sファイテル社から販売されている光スイッチ・モデル
CC−S−9−5−L−R−DO−Rである。光スイッ
チはまた、光入力ポート202と光入力ポート204を
介して光信号を受信することができる。入力ポートの選
択は、スイッチ制御装置150から受信される制御信号
によって決定される。光スイッチ200の光出力は、光
ファイバ205を介して光出力メータ210に送られ
る。そのような有用な光出力メータの1つは、ヒューレ
ット・パッカード社から販売されている光出力メータ・
モデル8152Aである。
【0029】前述のように、光スプリッタ180は、受
信した光信号の90%を電子光学式モジュール20の受
信機構40に送る働きをする。受信機構40は、対応す
る差分出力を生成する。この差分出力は、出力Oと、対
応する反転出力Oバーを含む。この差分出力は、エミッ
タ結合論理駆動機構55によって緩衝され、エミッタ結
合論理駆動機構55の反転出力は50オームの負荷で終
端する。次に、エミッタ結合論理駆動機構55のデータ
出力は直列パターン比較機構220に送られる。直列パ
ターン比較機構220は、受信機構40で生成されたデ
ィジタル電気信号を、直列パターン発生機構120で生
成された対応するディジタル電気信号と比較する働きを
する。そのような有用な直列パターン比較機構の1つ
は、アンリツ社から販売されている直列パターン比較機
構モデルME522A RXである。直列パターン比較
機構220は、信号パターン発生機構120の内部クロ
ック130から時間遅延装置230を介してクロック信
号を受信するので、直列パターン発生機構120と同期
した状態のままとなる。そのような有用な時間遅延装置
の1つとして、ヒューレット・パッカード社から販売さ
れているいわゆるメインフレーム装置モデル8080A
と、いわゆる差込み式部品モデル8092Aおよび80
93Aがある。この時間遅延装置によって実現される時
間遅延は、この装置の前部にあるボタンを押すことによ
って決定される。人間が介入しなくて済むように、時間
遅延装置上のスイッチは電子機械的継電器240によっ
て電気的に閉じられている。電子機械的継電器240
は、PC70からデータ入出力バス90を介して制御信
号(図3にDIDO 2およびDIDO 3で示す)を
受信する。
【0030】図3に示すように、受信機構40によって
生成される出力OおよびOバーはどちらも、10xオシ
ロスコープ・プローブを介してプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250に送られる。このプログラ
マブル・ディジタル・オシロスコープ250は、汎用イ
ンタフェース・バス80を介してPC70と通信し、直
列パターン発生機構120の内部クロック130からの
クロック信号と、マルチバイブレータ110からのクロ
ック信号を受信する。そのような有用なプログラマブル
・ディジタルオシロスコープの1つは、米国オレゴン州
ビーバートンのテクトロニクス(Tektronix)社から販
売されているオシロスコープ・モデルCSA 404で
ある。
【0031】前述のように、マイクロ波スイッチ140
は、直列パターン発生機構120で生成されたディジタ
ル電気信号を出力ポート142と出力ポート144のど
ちらかに切り替えることができる。図3に示すように、
出力ポート144は電気的に接続されており、したがっ
て直列パターン発生機構120で生成されたディジタル
電気信号を信号入力差分出力エミッタ結合論理駆動機構
50に送る働きをする。信号入力差分出力エミッタ結合
論理駆動機構50は、受信したディジタル電気信号を差
分形で電子光学式モジュール20の送信機構ICに送る
働きをする。
【0032】送信機構30は、ディジタル電気信号を受
信すると、対応するディジタル光信号を生成する。ディ
ジタル光信号は、光ファイバ265を介して自動コンピ
ュータ制御システム10の光スプリッタ260に送られ
る。この光スプリッタ260は光スプリッタ180と同
じである。すなわち、光スプリッタ260は入射光信号
の10%を光スイッチ200の入力ポート204に送
り、入射光信号の90%をオシロスコープ250の光入
力ポート251に送る。
【0033】本発明の自動コンピュータ制御システム1
0の動作に際しては、たとえば、電子光学式モジュール
20の送信機構40に対して試験を実行するとき、直列
パターン発生機構120は、PC70の制御下でディジ
タル電気信号を生成する。このディジタル電気信号は、
マイクロ波スイッチ140を介して電子光学式トランス
ジューサ160に送られる。電子光学式トランスジュー
サ160は、対応するディジタル光信号を生成する。こ
のディジタル光信号は、光減衰器170を介して光スプ
リッタ180に送られる。光スプリッタ180は、入射
ディジタル光信号の10%を、光スイッチ200に送
り、次いで光出力メータ210に送る。これと同時に、
光スプリッタ180は、入射ディジタル光信号の90%
を光ファイバ45を介して受信機構40に送る。する
と、受信機構40は対応するディジタル電気信号を生成
する。このディジタル電気信号は、エミッタ結合論理駆
動機構55を介して直列パターン比較機構220に送ら
れる。
【0034】電子光学式モジュール20の送信機構30
に対して試験を実行する場合、直列パターン発生機構1
20は、PC70の制御下でディジタル電気信号を生成
する。このディジタル電気信号は、マイクロ波スイッチ
140を介して信号入力差分出力エミッタ結合論理駆動
機構50に送られる。送信機構30は、対応するディジ
タル光信号を生成し、このディジタル光信号は光スプリ
ッタ260に送られる。光スプリッタ260は、入射デ
ィジタル光信号の10%を光スイッチ200に送り、つ
いで光出力メータ210に送る。光スプリッタ260は
また、入射ディジタル光信号の90%をプログラマブル
・ディジタル・オシロスコープ250の光入力ポート2
51に送る。
【0035】前述のように、本発明の自動コンピュータ
制御システム10は、PC70によって制御される。こ
の点に関して、本発明は、PC70にロードされるコン
ピュータ・プログラムも含む。このコンピュータ・プロ
グラムは、本発明に関連する試験方法を実施する働きを
する。このコンピュータ・プログラムは多数のサブルー
チンを含み、その各々が、特定の受信機構パラメータま
たは特定の送信機構パラメータを測定する際に使用され
る。個々に有用なこれらのサブルーチンの各々につい
て、以下に、サブルーチンA、サブルーチンBなどと題
する添付のリストを参照して説明する。ただし、これら
のリストは、対応するソース・コード行を含んでいな
い。読者が理解するのは非常に難しいと思われるからで
ある。その代わりに、これらのリストは、対応するソー
ス・コードについて説明するコメント行を含んでおり、
これらのコメント行が一種の擬似コードの働きをする。
【0036】添付のサブルーチンAは、本発明に関連す
る、受信機構感度を測定する方法を実施するために使用
される。このサブルーチンについて説明する前に、従来
のこのような方法と異なり、このサブルーチンの基礎と
なる測定方法では、Q対P(ミリワット単位で表す)の
勾配が、従来の方法のように理論上予測される勾配であ
ると仮定していないことに留意されたい。この仮定を行
わないのは、電子光学式モジュールの製造に使用される
工程の誤差などの様々な因子によって、理論的に予測さ
れる勾配と異なる勾配がしばしば発生するからである。
したがって、光出力の3つの異なる値に対応するビット
・エラー率(BER)を測定する。次に、数式2の積分
をこの積分の整級数表記の最初の3つの項によって近似
する、数式2のあるバージョンを使用して、3つの対応
するQの値を算出する。この計算では、Qは大きい値で
あると仮定する(この点に関しては、アブラモヴィッツ
(Abramowitz)およびステグン(Stegun)編の、"Handb
ook of Mathematical Functions"と題する数学ハンドブ
ック中の式26.2.12を参照されたい)。すなわ
ち、以下の式を使用して3つのQの値を算出する。
【数3】
【0037】すると、これらの3つのQの計算値および
対応するPの値が3つのデータ点を表し、これらのデー
タ点に対して、線形最小二乗近似を適用する。したがっ
て、Q対Pの勾配は、実際には、理論から導くのではな
く経験によって求める。次に、数式3を使用して、所望
のBERに対応するQの値を計算する。次に、このQの
計算値に線形最小二乗近似を外挿して、対応するPの値
を求める。
【0038】重要なことであるが、サブルーチンAは、
受信機構感度を、対応するアイ・パターンのちょうど中
心で決定することはない。その代わりに、アイ・パター
ンの中心を定め、アイ・パターンの幅が十分大きいと仮
定した後、受信機構感度も、たとえばアイ・パターンの
中心から−0.7ナノ秒および+0.7ナノ秒の所で測
定する。アイ・パターンの中心からのこのような変位
は、試験中のモジュールと共に使用するデシリアライザ
集積回路デバイスが、モジュールの受信機構によって生
成される電気パルスをサンプリングできる時間間隔に適
合するように選択する。
【0039】次に、サブルーチンAを参照すると、ステ
ップ(1)は、試験中の装置(DUT)に適切な電圧、
たとえば5.0Vで電力を供給するように指示する、P
C70から電源60へのコマンドである。
【0040】ステップ(2)は、直列パターン発生機構
120の出力が出力ポート142に伝られるようにマイ
クロ波スイッチ140をセットし、光スイッチ200へ
の入力が入力ポート202を介して行われるように光ス
イッチ200をセットするよう指示する、PC70から
スイッチ制御装置150へのコマンドである。
【0041】ステップ(3)は、当該の伝送速度、たと
えば200Mb/s(メガバイト/秒)で、等間隔な方
形波を生成するよう指示する、PC70から直列パター
ン発生機構120へのコマンドである。このコマンドの
結果、発光電子光学式トランスジューサ160が、対応
する等間隔な光方形波を生成し、この方形波が、試験中
の電子光学式モジュール20の受信機構40によって受
信される。
【0042】ステップ(4)は、電子光学式モジュール
20の受信機構40からの入力を搬送する入力チャネル
に切り替えるよう指示する、PC70からプログラマブ
ル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドで
ある。
【0043】ステップ(5)は、受信機構チャネル範囲
(ボルト/ディビジョン単位、たとえば0.2ボルト/
ディビジョン)およびオフセット(オシロスコープのセ
ンター・グラティキュールに対応する電圧、たとえば
0.335ボルト)を指定する、PC70からプログラ
マブル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマン
ドである。
【0044】ステップ(6)は、入力波形の前縁をトリ
ガ・オンするよう、すなわち波形の前縁に応答して波形
を表示するよう指示する、PC70からプログラマブル
・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドであ
る。
【0045】ステップ(7)は、オシロスコープ・タイ
ム・ベース、すなわちナノ秒/ディビジョン(たとえば
1.0ナノ秒/ディビジョン)および遅延、すなわちオ
シロスコープが波形トレースを開始する前に遅延すべき
時間の長さ(たとえば、0.0ナノ秒遅延)を定義する
よう指示する、PC70からプログラマブル・ディジタ
ル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0046】ステップ(8)は、平均モードを使用する
よう指示する、PC70からプログラマブル・ディジタ
ル・オシロスコープ250へのコマンドである。平均モ
ードとは、比較的平滑な波形を生成するために、それぞ
れ現在の点とそれに対応する前の点との平均である点か
ら成る波形をオシロスコープで表示することである。
【0047】ステップ(9)は、受信機構40の電気出
力が、発光電子光学式トランスジューサ160で生成さ
れる方形波光パルスに応答して切り替えられるように、
受信機構波形に対応する上部電圧および下部電圧を決定
するよう指示する、PC70からオシロスコープ250
へのコマンドである。
【0048】ステップ(10)は、直列パターン発生機
構120の内部クロック130からクロック・パルスを
受信するよう指示する、PC70からオシロスコープ2
50へのコマンドである。
【0049】ステップ(11)は、(27)−1擬ラン
ダム・パターンを生成するよう指示する、PC70から
直列パターン発生機構120へのコマンドである。
【0050】ステップ(12)は、着信信号を(27
−1擬ランダム・パターンと比較するよう指示する、P
C70から直列パターン比較機構220へのコマンドで
ある。
【0051】ステップ(13)は、通常モード、すなわ
ち持続モードを使用するよう指示する、PC70からプ
ログラマブル・ディジタル・オシロスコープ250への
コマンドである。持続モードでは、古い波形の上に新し
い波形が重ねられてアイ・パターンを生成する。
【0052】ステップ(14)は、直列パターン発生機
構120の内部クロック130からのクロック・パルス
に応答してトリガするよう指示する、PC70からプロ
グラマブル・ディジタル・オシロスコープ250へのコ
マンドである。
【0053】ステップ(15)は、直列パターン比較機
構220のしきい電圧を0.0ボルトに定義する、PC
70から直列パターン比較機構220へのコマンドであ
る。
【0054】ステップ(16)は、受信した光出力を
(たとえば、ワットの代わりに)dB単位で送るよう指
示する、PC70から光出力メータ210へのコマンド
である。
【0055】ステップ(17)は、光出力メータが、受
信機構40で受信した出力をPC70に自動的に送るよ
うに、受信機構40に送られた光出力と光出力メータ2
10の差に関する基準出力レベルを定義する、PC70
から光出力メータ210へのコマンドである。この基準
出力レベルは、後述の較正手順に従って決定される。
【0056】ステップ(18)は、光出力メータ210
に、PC70からコマンドを受信した際にトリガするよ
う、すなわち光出力読取り値を得て、この読取り値をP
C70に送るよう指令する、PC70から光出力メータ
210へのコマンドである。
【0057】ステップ(19)は、電子光学式モジュー
ル20の受信機構40に対応するアイ・パターンの幅を
求め、アイ・パターンの中心における受信機構しきい値
出力を求めるよう指示する、PC70から複数のシステ
ム構成要素への一連のコマンドを含む。すなわち、ステ
ップ(19a)は、たとえば1.0秒の期間にわたって
受信機構40からのすべての着信ビットをサンプリング
するよう指示する、直列パターン比較機構220へのコ
マンドである。ステップ(19b)は、アイ・パターン
の(以前の経験に基づく)推定中心に対応して、たとえ
ば−3.8ナノ秒の時間遅延を生成するように時間遅延
装置230を調整するよう指示する、電子機械式継電器
装置240への制御信号を含む。ステップ(19c)
は、オシロスコープ・スクリーン上にアイ・パターン全
体が表示される入力光出力、たとえば−32dBで受信
機構しきい値出力が測定されるように、受信機構40に
送られる光出力を減衰するよう指示する、光減衰器17
0へのコマンドである。ステップ(19d)は、直列パ
ターン比較機構220がアイ・パターンの中心のエラー
を検出するまで、たとえば0.2dB刻みで受信機構4
0への出力を減分するよう指示する、PC70から光減
衰器170へのコマンドである。エラーが検出される
と、光減衰器170は、受信機構40への光出力を0.
3dBだけ増加して、アイ・パターンの中心のあらゆる
エラーが除去され、その結果得られる出力がアイ・パタ
ーンの中心における受信機構しきい値出力を構成するよ
うにする。これは、アイ・パターンの中心が、受信され
た光出力の関数になるという点で重要である。したがっ
て、アイ・パターンの中心は、後述のBER測定点に十
分近い受信機構しきい値出力で測定される。ステップ
(19e)は、アイ・パターンの幅を得るための一連の
コマンドを含む。すなわち、ステップ(19e−1)
は、たとえば1.0秒の期間にわたって受信機構40か
らのすべての着信ビットをサンプリングするよう指示す
る、PC70から直列パターン比較機構220へのコマ
ンドである。ステップ(19e−2)は、アイ・パター
ンの右縁にほぼ対応する時間遅延を生成するように時間
遅延装置230を調整するよう指示する、PC70から
電子機械式継電器240へのコマンドである。アイ・パ
ターンの幅は通常1.4ナノ秒であり、この右縁はアイ
・パターンの中心から約0.7ナノ秒の所にある。ステ
ップ(19e−3)は、アイ・パターンの右側縁が見つ
かるまで、すなわち直列パターン比較機構220が最初
にエラーを検出するまで、たとえば0.1ナノ秒刻みで
時間遅延を増分または減分し続けるように時間遅延装置
230を調整するよう指示する、PC70から電子機械
式継電器240へのコマンドである。ステップ(19e
−4)および(19e−5)は、アイ・パターンの左縁
を求める働きをする。ステップ(19e−6)では、ア
イ・パターンの右縁および左縁に対応する時間遅延がセ
ーブされる。ステップ(19f)は説明不要である。
【0058】ステップ(20)は、アイ・パターンの中
心から−0.7ナノ秒の時間遅延を達成するように時間
遅延装置230を調整するよう指示する、PC70から
電子機械式継電器240へのコマンドである。
【0059】ステップ(21)は、直列パターン比較機
構220がBERを10-7ないし10-8の範囲内で測定
する出力レベルを得るための一連のコマンドを含む。す
なわち、ステップ(21a)は、たとえば1.0秒の期
間にわたって受信機構40からのすべてのビットをサン
プリングするよう指示する、PC70から直列パターン
比較機構220へのコマンドである。ステップ(21
b)は、直列パターン比較機構220がたとえば10-2
未満のBERを測定するまで、受信機構40への光出力
を増分または減分し続けるよう指示する、PC70から
光減衰器170へのコマンドである。ステップ(21
c)では、BERが10-7ないし10-8の範囲内である
かどうか検査する。この範囲内でなく、たとえば最初の
BERが5x10-4より大きい場合は、ステップ(21
d)で、受信機構40への光出力をたとえば0.4dB
だけ増加させる。ステップ(21e)では、再びBER
が10-7ないし10-8の範囲内であるかどうか検査す
る。範囲内でない場合は、ステップ(21f)で、最初
の2つのBER測定値に対応するQの値を、数式3を使
って算出する。この計算では、Qの値を推定し、数式3
の左辺と右辺の差がゼロ、または実質的にゼロになるま
で左辺から右辺を減算し続ける。次に、対応するPの値
に関して2つのQの計算値に直線を適合させる。次に、
数式3を使って、たとえば10-8のBERに対応するQ
の値を算出する。前述の、QとPの直線関係を外挿し、
最後のQの計算値に対応するPの値を求める。この最後
のPの値が、BERが10-8の時の受信機構感度とな
る。ステップ(21g)では、必要に応じて、前記の手
順を微調整する。
【0060】ステップ(22)では、ステップ(21)
で求めた10-8のBERに対応する出力レベルを0.4
dBずつ2回減分して、以後のステップで使用する、3
つの出力レベルの合計を得る。
【0061】ステップ(23)では、ステップ(22)
で求めた3つの出力レベルをセーブする。
【0062】ステップ(24)は、2.0秒の期間にわ
たって受信機構40からのすべてのビットをサンプリン
グするよう指示する、PC70から直列パターン比較機
構220へのコマンドである。
【0063】ステップ(25)では、ステップ(22)
の3つの出力レベルに対応するBERを測定する。
【0064】ステップ(26)では、数式3を使って、
BERの3つの測定値に対応するQの値を計算する。こ
れらの3つのQの値および対応する3つのPの値が、3
つのデータ点を定義し、これに線形最小二乗近似を適用
する。次に、数式3を使って、所望のBERの値、たと
えば10-15に対応するQの値を算出する。次に、この
Qの値に線形最小二乗近似を外挿して、対応するPの値
を求める。
【0065】ステップ(27)に取り入れられた本発明
の重要な態様は、受信機構感度が、その測定に使用され
る電子光学式トランスジューサ160に関連する消光比
の関数であることの認識である。本発明のもう1つの重
要な態様は、第1の消光比を使用して行った受信機構感
度測定に補正係数(CR)を加えることにより、第2の
消光比に対応する受信機構感度の値が容易に求められる
ことの発見である。さらに、前記のCRが次式で与えら
れることも分かった。
【数4】 CR=10*log((LSER2+1)/(LSER2−1))−10*log((L SER1+1)/(LSER1−1)), ( 4)
【0066】上式で、LSER1は受信機構感度の測定
に使用する消光比であり、LSER2は、受信機構感度
が望まれる消光比である。この点に関して、たとえば電
子光学式トランスジューサ160が、従来のような4.
0ではなく9.0の消光比を示す半導体レーザである場
合、ステップ(27)において、ステップ(26)で測
定した受信機構感度にCRを加える。この場合、CRは
次式で与えられる。
【数5】 CR=10*log((4+1)/(4−1))−10*log((9+1)/(9−1)) (5 )
【0067】CRはdB単位であり、やはりdB単位で
表される受信機構感度測定値に加えらることに留意され
たい。また、受信機構感度の測定に使用する消光比の値
自体は、後述の対応する較正手順を使用して測定される
ことにも留意されたい。
【0068】ステップ(28)では、ステップ(26)
の3つのデータ点と線形最小二乗近似の相関を計算す
る。たとえば、3つのデータ点がすべて線形最小二乗近
似に該当する場合、相関は1.0になる。相関は少なく
とも0.98であることが好ましい。さらに、線形最小
二乗近似の勾配を求める。
【0069】ステップ(29)では、上で求めた受信機
構感度を、対応する指定と比較する。
【0070】ステップ(30)ないし(38)はステッ
プ(20)ないし(29)と同じである。ただし、時間
遅延は+0.7ナノ秒に相当する。
【0071】添付のサブルーチンBは、本発明に関連す
る、受信機構パルス幅ひずみ(RPWD)を測定する方
法を実施するのに使用される。この受信機構パラメータ
は以下のように定義される。
【数6】 RPWD=((Tp−Tn)/(Tp+Tn))×100, (6)
【0072】上式で、Tpは受信機構40で生成される
正のパルスの幅を示し、Tnは受信機構40で生成され
る負のパルスの幅を示す。この場合、受信機構40が、
均一で等間隔な方形波によって当該伝送速度で光学的に
駆動されている間に、各パルスの幅を、パルスの上端と
下端のちょうど中間に当たる電圧レベルで測定する。
【0073】サブルーチンBを参照すると、ステップ
(1)および(2)は説明不要である。
【0074】ステップ(3)は、当該の伝送速度、たと
えば200Mb/sで、均一で等間隔な方形波を生成す
るよう指示する、PC70から直列パターン発生機構1
20へのコマンドである。その結果、発光電子光学式ト
ランスジューサ160が、対応する均一で等間隔な方形
波を生成し、この方形波が、試験中の電子光学式モジュ
ール20の受信機構40によって受信される。
【0075】ステップ(4)は説明不要である。
【0076】ステップ(5)は、たとえば0.2ボルト
/ディビジョンなどの受信機構チャネル範囲を指定す
る、PC70からプログラマブル・ディジタル・オシロ
スコープ250へのコマンドであ。さらに、プログラマ
ブル・ディジタル・オシロスコープ250の中央グラテ
ィキュールに対応する電圧として、たとえば0.335
ボルトのオフセットが指定される。
【0077】ステップ(6)は説明不要である。
【0078】ステップ(7)は、たとえば2.0ナノ秒
/ディビジョンなどのタイム・ベースと、たとえば0.
0ナノ秒などの遅延を指定する、PC70からプログラ
マブル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマン
ドである。
【0079】ステップ(8)、(9)、(10)は説明
不要である。
【0080】ステップ(11)は、所望の光出力、たと
えば−23dBで試験が実施されるように、受信機構4
0に送られる光出力を減衰するよう指示する、PC70
から光減衰器170へのコマンドである。
【0081】ステップ(12)および(13)は説明不
要である。
【0082】ステップ(14)は、波形の上端と下端の
電圧差が十分である、たとえば少なくとも0.08ボル
トであるかどうかをプログラマブル・ディジタル・オシ
ロスコープ250に検査するよう指令する、PC70か
らプログラマブル・ディジタル・オシロスコープ250
へのコマンドである。
【0083】ステップ(15)では、TpおよびTnを
測定する。すなわち、ステップ(15a)ないし(15
e)では、隣接する受信機構パルスを検査して、正のパ
ルス(すなわち、上向きの前縁をもつパルス)と、負の
パルス(すなわち、下向きの前縁をもつパルス)を区別
する。この区別に基づき、正のパルスの幅を測定してT
pを求め、負のパルスの幅を測定してTnをめる。
【0084】ステップ(16)では、数式5を使ってR
PWDを算出する。
【0085】添付のサブルーチンCは、本発明に関連す
る、受信機構信号検出しきい値(RSDT)を測定する
方法を実施するために使用される。
【0086】ステップ(1)ないし(6)は説明不要で
ある。
【0087】ステップ(7)は、RSDT電圧信号(D
IDO4)が検出されるまで、受信機構40への光出力
を、たとえば0.2dB刻みで減分し続けるよう指示す
る、PC70から光減衰器170へのコマンドである。
受信機構40に結合される光出力の対応する値がRSD
Tを構成する。
【0088】ステップ(9)では、RSDTにCRを加
え、ステップ(10)では合格/不合格の判定を下す。
【0089】添付のサブルーチンDは、本発明に関連す
る、受信機構信号検出アサート時間(Ta)および受信
機構信号検出ディアサート時間(Td)を測定する方法
を実施するために使用される。すなわち、この方法によ
れば、直列パターン発生機構120を使用して、当該の
伝送速度、たとえば200Mb/sで(27)−1擬ラ
ンダム・パターンを生成する。この擬ランダム・パター
ンを電子光学式トランスジューサ160に送り、電子光
学式トランスジューサ160は、対応する擬ランダム光
パターンを生成して受信機構40に送る。直列パターン
発生機構120が動作している間は、プログラマブル電
源100を使用して、マルチバイブレータ110に電力
が供給される。マルチバイブレータ110は、エネーブ
ル・クロック信号およびディスエーブル・クロック信号
を、たとえば200ヘルツの周波数で直列パターン発生
機構120に送信する。これらのクロック信号を、擬ラ
ンダム・パターンと共に図4に示す。図4では、クロッ
ク信号を文字Aで示し、擬ランダム・パターンを文字B
で示してある。図のように、マルチバイブレータ110
が正のパルス(必然的に、直列パターン発生機構120
で生成されるどのパルスよりもはるかに長い)を生成す
ると、直列パターン発生機構120が使用可能になる。
同様に、マルチバイブレータ110が負のパルスを生成
すると、直列パターン発生機構120は使用不能にな
る。
【0090】図4は、マルチバイブレータ110で生成
されるエネーブル・クロック信号およびディスエーブル
・クロック信号と、直列パターン発生機構120で生成
される擬ランダム・パターンを示すだけでなく、RSD
T電圧の生成専用のモジュール・ピンによって生成され
る電圧信号も示している。この電圧信号は文字Cで示し
てある。図4に示すように、マルチバイブレータ110
からのディスエーブル・クロック・パルスによって直列
パターン発生機構120が使用不能になると、RSDT
電圧信号の対応する応答に遅れが発生する。この遅れを
Tdと定義する。同様に、図4に示すように、マルチバ
イブレータ110からのエネーブル・クロック・パルス
によって直列パターン発生機構120が使用可能になる
ときも、RSDT電圧信号の対応する応答に遅れが発生
する。この遅れをTaと定義する。
【0091】サブルーチンDを参照すると、ステップ
(1)は説明不要である。
【0092】ステップ(2)は説明不要である。ただ
し、「ゲート同期」とは、マルチバイブレータ110で
生成されたクロック・パルスがプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250をトリガすることを意味す
る。
【0093】ステップ(3)は、プログラマブル電源1
00をオンにし、それによってマルチバイブレータ11
0に電力を供給するよう指示する、PC70からのコマ
ンドである。
【0094】ステップ(4)では、「ゲート」とはマル
チバイブレータ110を指し、対応する「ゲート」入力
チャネル252の範囲は、たとえば0.05ボルト/デ
ィビジョン、対応するオフセットは、たとえば0.0ボ
ルトである。
【0095】ステップ(5)ではステップ(13)用の
チャネル範囲およびオフセット、すなわちRSDT電圧
信号が送られる、プログラマブル・ディジタル・オシロ
スコープ250の上部「ゲート」入力チャネル252と
下部「ゲート」入力チャネル252の差を指定する。こ
のチャネル範囲は、たとえば0.2ボルト/ディビジョ
ンであり、対応するオフセットはたとえば3.45ボル
トである。
【0096】ステップ(6)では、オシロスコープ25
0に、「ゲート」波形に応答しててトリガするよう指令
する。
【0097】ステップ(7)では、プログラマブル・デ
ィジタル・オシロスコープ250のタイム・ベースおよ
び遅延を指定する。これらはそれぞれ、たとえば100
マイクロ秒/ディビジョンおよび−500マイクロ秒で
あり、このような値の場合、「ゲート」波形とRSDT
波形の両方を同時に表示することができる。
【0098】ステップ(8)ないし(10)は説明不要
である。
【0099】ステップ(11)では、試験中に受信機構
40に結合される、たとえば−27dBの光出力を指定
する。
【0100】ステップ(12)は説明不要である。
【0101】ステップ(13)では、プログラマブル・
ディジタル・オシロスコープ250によって上部「ゲー
ト」波形電圧と下部「ゲート」波形電圧の差を求め、こ
の差が、たとえば0.04ボルトより大きいことを確認
する。
【0102】ステップ(14)では、プログラマブル・
ディジタル・オシロスコープ250によって上部RSD
T波形電圧と下部RSDT波形電圧の差を求め、この差
が、たとえば0.15ボルトより大きいことを確認す
る。
【0103】ステップ(15)では、「ゲート」波形お
よびRSDT波形の正の(上向きの)前縁を識別する。
【0104】ステップ(16)では、ステップ(15)
で得た結果をマイクロ秒単位に変換し、セーブする。
【0105】ステップ(17)では、Taを算出し、対
応する指定に適合しているかどうか検査する。
【0106】ステップ(18)では、「ゲート」波形お
よびRSDT波形の負の(下向きの)前縁を識別する。
【0107】ステップ(19)では、ステップ(18)
で得た結果をマイクロ秒単位に変換し、セーブする。
【0108】ステップ(20)では、Tdを算出し、対
応する指定に適合しているかどうか検査する。
【0109】添付のサブルーチンEは、本発明に関連す
る、送信機構平均出力を測定する方法を実施するために
使用される。この点に関して、電子光学式モジュール2
0の送信機構30がディジタル光信号を生成していると
き、送信機構30が比較的高い光出力と比較的低い出力
の間で切り替わり、送信機構平均出力がこの2つの光出
力の平均を示すことに留意されたい。
【0110】サブルーチンEを参照すると、ステップ
(1)は説明不要である。
【0111】ステップ(2)は、直列パターン発生機構
120の出力が出力ポート144に送られるようにマイ
クロ波スイッチ140をセットし、光スイッチへの入力
が入力ポート204を介して行われるように光スイッチ
200をセットするよう指示する、PC70からスイッ
チ制御装置150へのコマンドである。
【0112】ステップ(3)は、(27)−1擬ランダ
ム・パターンを生成するよう指示する、PC70から直
列パターン発生機構120へのコマンドである。その結
果、電子光学式モジュール20の送信機構30が、対応
する擬ランダム光パターンを生成し、その光パターン
が、光スイッチ200を介して光出力メータ210に送
られる。
【0113】ステップ(4)は説明不要である。
【0114】ステップ(5)は、光出力メータ210が
送信機構30で生成された平均光出力をPC70に送る
ように、送信機構30で生成される平均光出力と、光出
力メータ210に送られる平均光出力の差に関する基準
平均出力レベルを定義する、PC70から光出力メータ
210へのコマンドである。
【0115】ステップ(6)は、連続的にトリガするよ
う、すなわち平均光出力を常に監視するよう指示する、
PC70から光出力メータ210へのコマンドである。
【0116】ステップ(7)は、送信機構30で生成さ
れた平均光出力の最新の値を要求する、PC70から光
出力メータ210へのコマンドである。
【0117】ステップ(8)は、送信機構が実際に動か
ないかどうかについての検査である。すなわち、平均光
出力の最新値がたとえば−50dB未満である場合、送
信機構は実際に動かないと見なされる。
【0118】ステップ(9)では、平均光出力の最も新
しい測定値と対応する指定を比較する。
【0119】添付のサブルーチンFは、本発明に関連す
る、送信機構立上り時間および立下り時間を測定する方
法を実施するために使用される。この点に関して、送信
機構立上り時間とは、送信機構が均一で等間隔な方形波
電気パルスによって当該の伝送速度で駆動されるとき、
送信機構光パルスの上向きの部分がパルス基線に対して
パルス頂部線の20%から80%まで立ち上がるのに要
する時間の長さを示すことに留意されたい。同様に、送
信機構立下り時間とは、送信機構が前述のように駆動さ
れるとき、送信機構光パルスの下向きの部分がパルス基
線に対してパルス頂部線の80%から20%まで立ち下
がるのに要する時間の長さを示すことに留意されたい。
【0120】サブルーチンFを参照すると、ステップ
(1)ないし(3)は説明不要である。
【0121】ステップ(4)では、送信機構波形がスク
リーンに適合するように、送信機構チャネル範囲および
オフセットがプログラマブル・ディジタル・オシロスコ
ープ250によって自動的に選択されることに留意され
たい。ただし、送信機構チャネル範囲は通常0.000
1ボルト/ディビジョンになるように選択され、オフセ
ットが0.0ボルトであることにも留意されたい。さら
に、ステップ(4)に示すように、結合は交流式なの
で、この波形は0.0ボルトの周りでスイングする。
【0122】ステップ(5)は説明不要である。
【0123】ステップ(6)では、タイム・ベースはた
とえば2.0ナノ秒/ディビジョンであり、遅延はたと
えば0.0ナノ秒である。
【0124】ステップ(7)および(8)は説明不要で
ある。
【0125】ステップ(9)では、十分な振幅とはたと
えば0.00001ボルトである。
【0126】ステップ(10)ないし(14)は説明不
要である。
【0127】添付のサブルーチンGは、本発明に関連す
る、送信機構消光比を測定する方法を実施するために使
用される。この点に関して、前述のように、送信機構3
0は光パルスを生成するとき、比較的高い光出力レベル
と比較的低い光出力レベルの間で切り替わる。また、送
信機構消光比とは、当該伝送速度で送られる均一で等間
隔な方形波パルスによって送信機構が電気的に駆動され
るときの、これらの出力レベルの比率を示すことに留意
されたい。
【0128】サブルーチンGを参照すると、ステップ
(1)および(2)は説明不要である。
【0129】ステップ(3)では、方形波の伝送速度は
たとえば40Mb/sである。
【0130】ステップ(4)では、送信機構波形がスク
リーンに適合するように、送信機構チャネル範囲および
オフセットがプログラマブル・ディジタル・オシロスコ
ープ250によって自動的に選択される。また結合は直
流式である。
【0131】ステップ(5)は説明不要である。
【0132】ステップ(6)では、タイム・ベースはた
とえば10ナノ秒/ディビジョンであり、遅延はたとえ
ば0.0ナノ秒である。
【0133】ステップ(7)および(8)は説明不要で
ある。
【0134】ステップ(9)では、十分な振幅とはたと
えば0.00001ボルトである。
【0135】ステップ(10)ないし(12)は説明不
要である。
【0136】添付のサブルーチンHは、本発明に関連す
る、送信機構デューティ・サイクルひずみ(TDCD)
を測定する方法を実施するために使用される。この送信
機構パラメータは以下のように定義される。
【数7】 TDCD=(Tp'−Tn')/2, (6)
【0137】上式で、Tp'は送信機構30で生成され
る正のパルスの幅を示し、Tn'は送信機構30で生成
される負のパルスを示す。各パルスの幅は、送信機構3
0が均一で等間隔な方形波によって当該の伝送速度で電
気的に駆動されている間に、パルスの上端と下端のちょ
うど中間の電圧レベルで測定される。
【0138】サブルーチンHを参照すると、ステップ
(1)および(2)は説明不要である。
【0139】ステップ(3)では、伝送速度は、たとえ
ば200Mb/sである。
【0140】ステップ(4)では、送信機構波形がスク
リーンに適合するように、送信機構チャネル範囲および
オフセットがプログラマブル・ディジタル・オシロスコ
ープ250によって自動的に選択される。また結合は交
流式である。
【0141】ステップ(5)は説明不要である。
【0142】ステップ(6)では、タイム・ベースはた
とえば2ナノ秒/ディビジョンであり、遅延はたとえば
0.0ナノ秒である。
【0143】ステップ(7)および(8)は説明不要で
ある。
【0144】ステップ(9)では、十分な振幅とはたと
えば0.00001ボルトである。
【0145】ステップ(10)では、プログラマブル・
ディジタル・オシロスコープ250の基準電圧を0.0
ボルトに設定する。
【0146】ステップ(11)および(12)は説明不
要である。
【0147】添付のサブルーチンIは、本発明に関連す
る、二乗平均平方根送信機構データ依存ジッタ(TDD
J)を測定する方法を実施するために使用される。この
点に関しては、図5に示すように、この送信機構パラメ
ータでは、送信機構30がK28.5パターンと呼ばれ
るディジタル・パターンで電気的に駆動されるとき、送
信機構30に関連するアイ・パターンが形成されること
に留意されたい(K28.5パターンに関しては、たと
えばA.X.ウィドマー(Widmer)らの論文、"A DC-Ba
lance, Partitioned-Block, 8B/10B Transmission Cod
e"(IBM Journalof Research and Development、第27
巻、第5号、1983年9月)を参照されたい)。ま
た、やはり図5に示すように、このパラメータではさら
に、送信機構アイ・パターンの一端にあるX字形電圧交
差の中心の周囲にボックスが形成され、Xの中心を横切
る電圧交差の数に関するヒストグラムが形成される。T
DDJは、このヒストグラムに関連する標準偏差であ
る。
【0148】サブルーチンIを参照すると、ステップ
(1)および(2)は説明不要である。
【0149】ステップ(3)では、方形波パターンの伝
送速度はたとえば200Mb/sである。
【0150】ステップ(4)では、タイム・ベースはた
とえば2ナノ秒/ディビジョンであり、遅延はたとえば
0.0ナノ秒である。
【0151】ステップ(5)では、送信機構波形がスク
リーンに適合するように、チャネル範囲およびオフセッ
トがプログラマブル・ディジタル・オシロスコープ25
0によって自動的に選択される。また結合は交流式であ
る。
【0152】ステップ(6)ないし(8)は説明不要で
ある。
【0153】ステップ(9)では、十分な振幅とはたと
えば0.00001ボルトである。
【0154】ステップ(10)は、K28.5パターン
を生成するよう指示する、PC70から直列パターン発
生機構120へのコマンドである。
【0155】ステップ(11)は、アイ・パターンを生
成するために、通常獲得モードすなわち持続モードに切
り替えるよう指示する、PC70からプログラマブル・
ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドであ
る。
【0156】ステップ(12)は、直列パターン発生機
構120の内部クロック130で生成されたクロック・
パルスをトリガ・オフし、特に、負のクロック・パルス
遷移をトリガ・オフするよう指示する、PC70からプ
ログラマブル・ディジタル・オシロスコープ250への
コマンドである。
【0157】ステップ(13)では、オシロスコープ・
スクリーン上のアイ・パターンの一端にあるX字形電圧
交差の中心の周囲にボックスを形成する。すなわち、ス
テップ(13a)では、画素が照明された回数を示す色
を各画素に割り当てる。ステップ(13b)では、垂直
電圧スケールを、電圧の相対電圧値ではなく絶対電圧値
に設定する。ステップ(13c)では、ボックスの右辺
および左辺を定義し、スクリーン上の水平タイム・スケ
ールを0%から100%に延ばして、スクリーン・ディ
スプレイ全体を包含する。ステップ(13d)では、送
信機構波形の上端および下端を測定し、遠端パラメータ
を波形の高さの68%に設定し、近端パラメータを波形
の15%に設定し、半値パラメータを波形の高さの50
%に設定する。ステップ(13e)では、プログラマブ
ル・ディジタル・オシロスコープ250がループする。
すなわち、たとえばボックス内の点が少なくとも50個
見つかるまで、点の数をカウントし続ける。ステップ
(13f)では、プログラマブル・ディジタル・オシロ
スコープ250が内部プログラムを使用してTDDJ測
定を実行する。すなわち、プログラマブル・ディジタル
・オシロスコープ250が、前述のヒストグラムに関連
する標準偏差を測定する。ステップ(13f)では、ス
テップ(13e)のTDDJ測定の結果をピコ秒単位に
変換する。
【0158】ステップ(14)は説明不要である。
【0159】本発明の自動コンピュータ制御システム1
0に関連する重要な利点は、該システム10に関連する
光ファイバがモジュールの試験中に物理的に移動される
ことがないことである。その結果、本発明の自動コンピ
ュータ制御システム10は、1日に約1回較正するだけ
でよい。これは従来の手動システムとは対象的である。
手動システムでは、光ファイバが繰り返し移動されるの
で、各試験の間にシステムを較正しなければならない。
この違いは、本発明の自動コンピュータ制御システム1
0を使用すると電子光学式モジュール20がはるかに迅
速に試験できる理由の1つである。
【0160】本開示の最後に、本発明の自動コンピュー
タ制御システム10に関連して使用する較正手順につい
て、以下に、対応する較正サブルーチンを参照しながら
説明する。
【0161】光出力メータ較正手順に関するサブルーチ
ンJを参照すると、ステップ(1)は、較正手順の準備
として、光出力メータ較正値および光出力メータ基準値
を0.0dBに設定するよう指示する、PC70から光
出力メータ210へのコマンドである。
【0162】ステップ(2)は、較正係数をたとえば−
0.09dBの光ヘッド・レンズ損失の値に設定するよ
う指示する、PC70から光出力メータ210へのコマ
ンドである。
【0163】ステップ(3)は、たとえば1309ナノ
メートルなど、較正測定を行う波長を設定するよう指示
する、PC70から光出力メータ210へのコマンドで
ある。
【0164】ステップ(4)では、以下フロア・レーザ
源と呼ぶ安定したレーザ源に接続された、以下フロア光
ファイバと呼ぶ3メートルの光ファイバの出力として、
たとえば−5.0dBの光出力をタイプ入力するようオ
ペレータに要求するメッセージを、PC70ディスプレ
イ上に表示する。光出力測定は、以下フロア出力メータ
と呼ぶ精密出力メータを使用して行うものとする。
【0165】ステップ(5)では、フロア・レーザの光
ファイバを光出力メータ210に接続するようオペレー
タに要求するメッセージをPC70ディスプレイ上に表
示する。次に、PC70は、光出力メータ210に、現
光出力メータ読取り値をPC70に送るよう指令する。
【0166】ステップ(6)では、フロア・レーザ源光
出力と、ステップ(5)で得られた光出力メータ210
読取り値の差を算出し、この差に光ヘッド・レンズ損失
を加算する。
【0167】ステップ(7)は、ステップ6で算出され
た値を較正値として記憶するよう指示する、PC70か
ら光出力メータ210へのコマンドである。
【0168】ステップ(8)は、現光出力をPC70に
送るよう指示する、PC70から光出力メータ210へ
のコマンドである。
【0169】ステップ(9)では、フロア・レーザ出力
と、光出力メータ210から受け取った出力との差を算
出する。次に、この差を対応する指定と比較して、値を
セーブすべきかどうか判定する。
【0170】送信機構フィクスチャ較正手順に関するサ
ブルーチンKを参照すると、ステップ(1)は、較正手
順の準備として、光出力メータ較正値および光出力メー
タ基準値を0.0dBに設定するよう指示する、PC7
0から光出力メータ210へのコマンドである。
【0171】ステップ(2)は、光出力メータ210
に、その表示を連続的に更新し、PC70から要求があ
ったとき現表示値を返すよう指令する、PC70から光
出力メータ210へのコマンドである。
【0172】ステップ(3)は、基準出力レベルを0.
0dBに設定するよう指示する、PC70から光出力メ
ータ210へのコマンドである。
【0173】ステップ(4)は、たとえば1309ナノ
メートルなど、較正測定を行う波長を設定するよう指示
する、PC70から光出力メータ210へのコマンドで
ある。
【0174】ステップ(5)では、フロア光ファイバ
を、たとえば一端にFCコネクタを備え、他端に二重レ
セプタクルを備えた二重ファイバである較正ファイバの
FC端に接続し、較正ファイバの二重レセプタクルをシ
ステムの二重コネクタに接続して、送信機構ファイバ2
65を光出力メータ210に接続するようオペレータに
要求するメッセージを、PC70ディスプレイ上に表示
する。次に、PC70は、光出力メータ210に、現行
光出力読取り値をPC70に送るよう指令する。
【0175】ステップ(6)では、フロア・レーザ源光
出力と光出力メータ210読取り値との光出力の差を算
出する。これは、送信機構ファイバ/フィクスチャ損失
として知られている。
【0176】ステップ(7)では、計算の結果を対応す
る指定と比較して、値をセーブすべきかどうか判定し、
結果を表示する。
【0177】送信機構リンク較正手順に関するサブルー
チンLを参照すると、ステップ(1)は、光スイッチ2
00への入力が入力ポート204を介して行われるよう
に光スイッチ200をセットするよう指示する、PC7
0からスイッチ制御装置150へのコマンドである。
【0178】ステップ(2)は、較正手順の準備とし
て、光出力メータ較正値および光出力メータ基準値を
0.0dBに設定するよう指示する、PC70から光出
力メータ210へのコマンドである。
【0179】ステップ(3)は、光出力メータ210
に、その表示を連続的に更新し、PC70から要求があ
ったとき現表示値を返すよう指令する、PC70から光
出力メータ210へのコマンドである。
【0180】ステップ(4)は、基準出力レベルを0.
0dBに設定するよう指示する、PC70から光出力メ
ータ210へのコマンドである。
【0181】ステップ(5)は、たとえば1309ナノ
メートルなど、較正測定を行う波長を設定するよう指示
する、PC70から光出力メータ210へのコマンドで
ある。
【0182】ステップ(6)では、送信機構ファイバ2
65を光スプリッタ260に接続し、光出力メータ・フ
ァイバ205を光出力メータ210に接続するようオペ
レータに要求するメッセージをPC70ディスプレイ上
に表示する。次に、PC70は、光出力メータ210
に、現光出力メータ読取り値をPC70に送るよう指令
する。
【0183】ステップ(7)では、フロア・レーザ源か
らファイバ/フィクスチャ損失を引いた値と、ステップ
(6)で得られた光出力との、光出力の差を算出する。
これは、送信機構リンク損失として知られている。
【0184】ステップ(8)は、基準値をステップ
(7)で得られた値に設定するよう指示する、PC70
から光出力メータ210へのコマンドである。
【0185】ステップ(9)は、現光出力読取り値をP
C70に送るよう指示する、PC70から光出力メータ
210へのコマンドである。
【0186】ステップ(10)では、計算結果を対応す
る指定と比較して、値をセーブすべきかどうか判定し、
結果を表示する。
【0187】受信機構リンク較正手順に関するサブルー
チンMを参照すると、ステップ(1)は、直列パターン
発生機構120の出力が出力ポート142に送られるよ
うにマイクロ波スイッチ140をセットし、光スイッチ
200への入力が入力ポート202を介して行われるよ
うに光スイッチ200をセットするよう指示する、PC
70からスイッチ制御装置150へのコマンドを示す。
【0188】ステップ(2)は、較正手順の準備とし
て、光出力メータ較正値および光出力メータ基準値を
0.0dBに設定するよう指示する、PC70から光出
力メータ210へのコマンドである。
【0189】ステップ(3)は、光出力メータ210
に、その表示を連続的に更新し、PC70から要求があ
ったとき現表示値を返すよう指令する、PC70から光
出力メータ210へのコマンドである。
【0190】ステップ(4)は、基準出力レベルを0.
0dBに設定するよう指示する、PC70から光出力メ
ータ210へのコマンドである。
【0191】ステップ(5)は、たとえば1300ナノ
メートルなど、較正測定を行う波長を設定するよう指示
する、PC70から光出力メータ210へのコマンドで
ある。
【0192】ステップ(6)は、減衰を0.0dBに設
定するよう指示する、PC70から光減衰器170への
コマンドである。
【0193】ステップ(7)では、二重コネクタ45の
受信側を光出力メータ210に接続するようオペレータ
に要求するメッセージをPC70ディスプレイ上に表示
する。次に、PC70は、光出力メータ210に、現光
出力メータ読取り値をPC70に送るよう指令する。
【0194】ステップ(8)では、光出力メータ・ファ
イバ205を光出力メータ210に接続するようオペレ
ータに要求するメッセージをPC70ディスプレイ上に
表示する。次に、PC70は、光出力メータ210に、
現光出力メータ読取り値をPC70に送るよう指令す
る。
【0195】ステップ(9)では、ステップ(7)およ
び(8)で得られた読取り値の間の光出力の差を算出す
る。これは、受信機構リンク損失として知られている。
【0196】ステップ(10)は、基準値を、ステップ
(9)で得た値に設定するよう指示する、PC70から
光出力メータ210へのコマンドである。
【0197】ステップ(11)は、現光出力読取り値を
PC70に送るよう指示する、PC70から光出力メー
タ210へのコマンドである。
【0198】ステップ(12)では、計算結果を対応す
る指定と比較して、値をセーブすべきかどうか判定し、
結果を表示する。
【0199】周波数生成機構較正手順に関するサブルー
チンNを参照すると、ステップ(1)では、たとえば、
所望の周波数100MHz±1%、所望の電圧振幅1.
0ボルト±10%、所望の電圧オフセット0.0ボルト
±10%など、結果を比較する際の限界を決定する。
【0200】ステップ(2)は、直列パターン発生機構
120の出力が出力ポート144に送られるようにマイ
クロ波スイッチ140をセットし、光スイッチ200へ
の入力が入力ポート204を介して行われるように光ス
イッチ200をセットするよう指示する、PC70から
スイッチ制御装置150へのコマンドを示す。
【0201】ステップ(3)は、通常モードすなわち持
続モードを使用するよう指示する、PC70からオシロ
スコープ250へのコマンドを示す。このモードでは、
古い波形の上に新しい波形を重ねて、アイ・パターンを
生成する。
【0202】ステップ(4)は、受信機構チャネル範囲
(ボルト/ディビジョン単位、たとえば0.2ボルト/
ディビジョン)およびオフセット(オシロスコープ25
0の中央グラティキュールに対応する電圧、たとえば
0.0ボルト)を指定する、PC70からプログラマブ
ル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドで
ある。
【0203】ステップ(5)は、入力波形の前縁をトリ
ガ・オンするよう、すなわち波形の前縁に応答して波形
を表示するよう指示する、PC70からプログラマブル
・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドであ
る。
【0204】ステップ(6)は、オシロスコープ・タイ
ム・ベース、すなわちナノ秒/ディビジョン(たとえば
3.0ナノ秒/ディビジョン)および遅延、すなわち波
形トレースを開始する前にオシロスコープ250が遅延
すべき時間の長さ(たとえば0.0ナノ秒遅延)を定義
するよう指示する、PC70からプログラマブル・ディ
ジタル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0205】ステップ(7)は、平均モードを使用する
よう指示する、PC70からプログラマブル・ディジタ
ル・オシロスコープ250へのコマンドである。平均モ
ードとは、波形を平滑化するために、それぞれ現在の点
およびそれと対応する前の点の平均である点から構成さ
れる波形をプログラマブル・ディジタル・オシロスコー
プ250が表示することである。
【0206】ステップ(8)では、周波数生成機構15
0の出力をプログラマブル・ディジタル・オシロスコー
プ250のチャネルに接続するようオペレータに要求す
るメッセージをPC70ディスプレイ上に表示する。
【0207】ステップ(9)は、波形の周波数(ステッ
プ9a)、波形の電圧振幅(ステップ9b)、および波
形の電圧オフセット(9c)を要求する、PC70から
オシロスコープ250への複数のコマンドから構成され
る。この時点で、オペレータは、すべてのパラメータが
ステップ1で算出した指定内に収まるまで、周波数生成
機構150を調整する必要がある。パラメータが満足に
調整されると、オペレータはキーボードの終了キー、た
とえばEnterキーを押し(ステップ9d)、値をセーブ
する。
【0208】オシロスコープ較正手順に関するサブルー
チンOを参照すると、ステップ(1)では、チャネル2
51の入力から光ファイバを取り外し、その入力を保護
キャップで覆うようオペレータに要求するメッセージを
PC70ディスプレイ上に表示する。次に、チャネル2
51を較正するよう指示するコマンドが、PC70から
プログラマブル・ディジタル・オシロスコープ250に
送られる。
【0209】ステップ(2)では、プログラマブル・デ
ィジタル・オシロスコープ250のチャネル256から
ケーブルを取り外し、チャネル256からオシロスコー
プ較正出力にスペア・ケーブルを接続するようオペレー
タに要求するメッセージをPC70ディスプレイ上に表
示する。次に、チャネル256を較正するよう指示する
コマンドが、PC70からプログラマブル・ディジタル
・オシロスコープ250に送られる。
【0210】ステップ(3)では、ステップ(2)の方
法を使用してチャネル255を較正する。
【0211】ステップ(4)では、ステップ(2)の方
法を使用してチャネル253を較正する。
【0212】ステップ(5)では、ステップ(2)の方
法を使用してチャネル254を較正する。
【0213】ステップ(6)では、較正の結果を表示す
る。
【0214】レーザ源消光比較正手順に関するサブルー
チンPを参照すると、ステップ(1)は、光スイッチ2
00への入力が入力ポート204を介して行われるよう
に光スイッチ200をセットするよう指示する、PC7
0からスイッチ制御装置150へのコマンドを示す。
【0215】ステップ(2)は、直列パターン発生機構
120の出力が出力ポート142に送られるようにマイ
クロ波スイッチ140をセットするよう指示する、PC
70からスイッチ制御装置150へのコマンドである。
【0216】ステップ(3)は、当該の伝送速度、たと
えば200Mb/sで、等間隔な方形波を生成するよう
指示する、PC70から直列パターン発生機構120へ
のコマンドである。その結果、発光電子光学式トランス
ジューサ160は、対応する等間隔な光方形波を生成す
る。
【0217】ステップ(4)は、通常モードすなわち持
続モードを使用するよう指示する、PC70からオシロ
スコープ250へのコマンドを示す。このモードでは、
古い波形の上に新しい波形を重ねて、アイ・パターンを
生成する。
【0218】ステップ(5)は、受信機構チャネル範囲
(ボルト/ディビジョン単位、たとえば0.00005
ボルト/ディビジョン)およびオフセット(オシロスコ
ープ250の中央グラティキュールに対応する電圧、た
とえば0.00015ボルト)を指定する、PC70か
らプログラマブル・ディジタル・オシロスコープ250
へのコマンドである。
【0219】ステップ(6)は、入力波形の前縁をトリ
ガ・オンするよう、すなわち波形の前縁に応答して波形
を表示するよう指示する、PC70からプログラマブル
・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドであ
る。
【0220】ステップ(7)は、オシロスコープ・タイ
ム・ベース、すなわちナノ秒/ディビジョン(たとえば
5.0ナノ秒/ディビジョン)および遅延、すなわち波
形トレースを開始する前にオシロスコープ250が遅延
すべき時間の長さ(たとえば−5.0ナノ秒遅延)を定
義するよう指示する、PC70からプログラマブル・デ
ィジタル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0221】ステップ(8)は、受信した光出力を(た
とえば、ワット単位の代わりに)dB単位で送るよう指
示する、PC70から光出力メータ210へのコマンド
である。
【0222】ステップ(9)は、受信機構40で受信し
た出力を光出力メータ210がPC70に自動的に送る
ように、受信機構40に送られた光出力と光出力メータ
210の差に関する基準出力レベルを定義するよう指示
する、PC70から光出力メータ210へのコマンドで
ある。
【0223】ステップ(10)は、光出力メータ210
に、PC70からコマンドを受け取ったときトリガする
よう、すなわち光出力読取り値を得てこの読取り値をP
C70に送るよう指令する、PC70から光出力メータ
210へのコマンドである。
【0224】ステップ(11)は、次のステップを実行
するために発光電子光学式トランスジューサ160の出
力を使用不能にするよう指示する、PC70から発光電
子光学式トランスジューサ160へのコマンドである。
【0225】ステップ(12)では、発光電子光学式ト
ランスジューサ160を光スプリッタ260の入力に接
続するようオペレータに要求するメッセージをPC70
ディスプレイ上に表示する。
【0226】ステップ(13)は、発光電子光学式トラ
ンスジューサ160の出力を使用可能にするよう指示す
る、PC70から発光電子光学式トランスジューサ16
0へのコマンドである。
【0227】ステップ(14)は、平均モードを使用す
るよう指示する、PC70からプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250へのコマンドである。平均
モードとは、波形を平滑化するために、それぞれ現在の
点およびそれと対応する前の点の平均である点から構成
される波形をオシロスコープ250が表示することであ
る。
【0228】ステップ(15)は、発光電子光学式トラ
ンスジューサ160の上部電圧および下部電圧を決定す
るよう指示する、PC70からプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0229】ステップ(16)では、波形の振幅を求
め、対応する指定、たとえば「0.00001ボルトよ
り大」と比較する。
【0230】ステップ(17)では、以下の式を使用し
て発光電子光学式トランスジューサ160の消光比を算
出する。
【数8】 ER=(上端レベル電圧)/(下端レベル電圧)
【0231】ステップ(18)では、計算結果を対応す
る指定と比較して、値をセーブすべきかどうか判定し、
結果を表示する。
【0232】データ依存ジッタ較正手順に関するサブル
ーチンQを参照すると、ステップ(1)は、手順のこの
部分がオシロスコープ・チャネル256に関し、2つの
部分のうち最初のものであることを示す。
【0233】ステップ(2)は、直列パターン発生機構
120の出力が出力ポート144に送られるようにマイ
クロ波スイッチ140をセットし、光スイッチ200へ
の入力が入力ポート204を介して行われるように光ス
イッチ200をセットするよう指示する、PC70から
スイッチ制御装置150へのコマンドを示す。
【0234】ステップ(3)は、当該の伝送速度、たと
えば200Mb/sで等間隔な方形波を生成するよう指
示する、PC70から直列パターン発生機構120への
コマンドを示す。
【0235】ステップ(4)は、通常モードすなわち持
続モードを使用するよう指示する、PC70からプログ
ラマブル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマ
ンドを示す。このモードでは、古い波形の上に新しい波
形を重ねて、アイ・パターンを生成する。
【0236】ステップ(5)は、受信機構チャネル範囲
(ボルト/ディビジョン単位、たとえば0.02ボルト
/ディビジョン)およびオフセット(プログラマブル・
ディジタル・オシロスコープ250の中央グラティキュ
ールに対応する電圧、たとえば0.0ボルト)を指定す
る、PC70からプログラマブル・ディジタル・オシロ
スコープ250へのコマンドである。
【0237】ステップ(6)は、入力波形の前縁をトリ
ガ・オンするよう、すなわち波形の前縁に応答して波形
を表示するよう指示する、PC70からプログラマブル
・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドであ
る。
【0238】ステップ(7)は、オシロスコープ・タイ
ム・ベース、すなわちナノ秒/ディビジョン(たとえば
10.0ナノ秒/ディビジョン)および遅延、すなわち
波形トレースを開始する前にプログラマブル・ディジタ
ル・オシロスコープ250が遅延すべき時間の長さ(た
とえば0.0ナノ秒遅延)を定義する、PC70からプ
ログラマブル・ディジタル・オシロスコープ250への
コマンドである。
【0239】ステップ(8)では、オシロスコープ・チ
ャネル256から、送信機構非反転入力(I)に対応す
るモジュール・ソケット20上のピンまで10Xプロー
ブを接続し、かつオシロスコープ・チャネル255か
ら、送信機構反転入力(Iバー)に対応するモジュール
・ソケット20上のピンまで10Xプローブを接続する
ようオペレータに要求するメッセージをPC70ディス
プレイ上に表示する。
【0240】ステップ(9)は、平均モードを使用する
よう指示する、PC70からプログラマブル・ディジタ
ル・オシロスコープ250へのコマンドである。平均モ
ードとは、波形を平滑化するために、それぞれ現在の点
とそれに対応する前の点との平均である点から構成され
る波形をプログラマブル・ディジタル・オシロスコープ
250が表示することである。
【0241】ステップ(10)は、発光電子光学式トラ
ンスジューサ160の上部電圧および下部電圧を決定す
るよう指示する、PC70からプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0242】ステップ(11)では、波形の振幅を求
め、対応する指定、たとえば「0.04ボルトより大」
と比較する。
【0243】ステップ(12)は、直列パターン発生機
構120の出力が出力ポート144に送られるようにマ
イクロ波スイッチ140をセットし、光スイッチ200
への入力が入力ポート204を介して行われるように光
スイッチ200をセットするよう指示する、PC70か
らスイッチ制御装置150へのコマンドを示す。
【0244】ステップ(13)は、K28.5パターン
を生成するよう指示する、PC70から直列パターン発
生機構120へのコマンドである。
【0245】ステップ(14)は、通常モードを使用す
るよう指示する、PC70からプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0246】ステップ(15)は、直列パターン発生機
構120の内部クロック130からのクロック応答に応
答してトリガするよう指示する、PC70からプログラ
マブル・・ディジタル・オシロスコープ250へのコマ
ンドである。
【0247】ステップ(16)は、オシロスコープ・タ
イム・ベース、すなわちナノ秒/ディビジョン(たとえ
ば0.5ナノ秒/ディビジョン)および遅延、すなわち
波形トレースを開始する前にプログラマブル・ディジタ
ル・オシロスコープ250が遅延すべき時間の長さ(た
とえば0.0ナノ秒遅延)を定義する、PC70からプ
ログラマブルディジタル・オシロスコープ250へのコ
マンドである。
【0248】ステップ(17)は、プログラマブル・デ
ィジタル・オシロスコープ250が組込みプログラムを
実行して、チャネル256の波形に存在するジッタを求
めるよう指示する、PC70からオシロスコープ250
へのコマンドであり、次に、測定されたジッタの値を返
すよう指示するコマンドが、PC70からプログラマブ
ル・ディジタル・オシロスコープ250に送信される。
【0249】ステップ(18)では、測定されたジッタ
を対応する指定と比較し、結果を表示する。
【0250】ステップ(19)では、オシロスコープ・
チャネル255を使用してステップ(2)ないし(1
7)を繰り返す。
【0251】ステップ(20)では、チャネル255の
測定されたジッタ結果を対応する指定と比較して、値を
セーブすべきかどうか判定し、結果を表示する。最終的
なデータ依存ジッタ測定値は、2つのチャネルの平均ジ
ッタを得ることによって決定する。
【0252】デューティ・サイクルひずみ較正手順に関
するサブルーチンRを参照すると、。ステップ(1)
は、直列パターン発生機構120の出力が出力ポート1
44に送られるようにマイクロ波スイッチ140をセッ
トし、光スイッチ200への入力が入力ポート204を
介して行われるように光スイッチ200をセットするよ
う指示する、PC70からスイッチ制御装置150への
コマンドを示す。
【0253】ステップ(2)は、当該の伝送速度、たと
えば200Mb/sで等間隔な方形波を生成するよう指
示する、PC70から直列パターン発生機構120への
コマンドを示す。
【0254】ステップ(3)は、通常モードすなわち持
続モードを使用するよう指示する、PC70からプログ
ラマブル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマ
ンドを示す。このモードでは、古い波形の上に新しい波
形を重ねて、アイ・パターンを生成する、。
【0255】ステップ(4)は、受信機構チャネル範囲
(ボルト/ディビジョン単位、たとえば0.02ボルト
/ディビジョン)およびオフセット(プログラマブル・
ディジタル・オシロスコープ250の中央グラティキュ
ールに対応する電圧、たとえば0.0ボルト)を指定す
る、PC70からプログラマブル・ディジタル・オシロ
スコープ250へのコマンドである。
【0256】ステップ(5)は、入力波形の前縁をトリ
ガ・オンするよう、すなわち波形の前縁に応答して波形
を表示するよう指示する、PC70からプログラマブル
・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンドであ
る。
【0257】ステップ(6)は、オシロスコープ・タイ
ム・ベース、すなわちナノ秒/ディビジョン(たとえば
2.0ナノ秒/ディビジョン)および遅延、すなわち波
形トレースを開始する前にプログラマブル・ディジタル
・オシロスコープ250が遅延すべき時間の長さ(たと
えば−4.4ナノ秒遅延)を定義する、PC70からプ
ログラマブル・ディジタル・オシロスコープ250への
コマンドである。
【0258】ステップ(7)では、オシロスコープ・チ
ャネル256から、送信機構非反転入力(I)に対応す
るモジュール・ソケット20上のピンまで10Xプロー
ブを接続し、かつオシロスコープ・チャネル255か
ら、送信機構反転入力(Iバー)に対応するモジュール
・ソケット20上のピンまで10Xプローブを接続する
ようオペレータに要求するメッセージをPC70ディス
プレイ上に表示する。
【0259】ステップ(8)は、平均モードを使用する
よう指示する、PC70からオシロスコープ250への
コマンドである。平均モードとは、波形を平滑化するた
めに、それぞれ現在の点とそれに対応する前の点との平
均である点から構成される波形をオシロスコープ250
が表示することである。
【0260】ステップ(9)は、送信機構入力信号Iの
上部電圧および下部電圧を決定するよう指示する、PC
70からプログラマブル・ディジタル・オシロスコープ
250へのコマンドである。
【0261】ステップ(10)では、波形の振幅を求
め、対応する指定、たとえば「0.04ボルトより大」
と比較する。
【0262】ステップ(11)は、平均モードを使用す
るよう指示する、PC70からプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0263】ステップ(12)は、入力波形の前縁をト
リガ・オンするよう指示する、PC70からプログラマ
ブル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマンド
である。
【0264】ステップ(13)は、送信機構入力信号I
バーの上部電圧および下部電圧を決定するよう指示す
る、PC70からプログラマブル・ディジタル・オシロ
スコープ250へのコマンドである。
【0265】ステップ(14)では、波形の振幅を求
め、対応する指定、たとえば「0.04ボルトより大」
と比較する。
【0266】ステップ(15)は、2つのチャネルIか
らIバーを減算するよう指示する、PC70からプログ
ラマブル・ディジタル・オシロスコープ250へのコマ
ンドである。
【0267】ステップ(16)は、受信機構チャネル範
囲(ボルト/ディビジョン単位、たとえば0.05ボル
ト/ディビジョン)およびオフセット(プログラマブル
・ディジタル・オシロスコープ250の中央グラティキ
ュールに対応する電圧、たとえば0.0ボルト)を指定
する、PC70からプログラマブル・ディジタル・オシ
ロスコープ250へのコマンドである。
【0268】ステップ(17)は、平均モードを使用す
るよう指示する、PC70からプログラマブル・ディジ
タル・オシロスコープ250へのコマンドである。
【0269】ステップ(18)は、波形の正および負の
幅を測定するよう指示する、PC70からプログラマブ
ル・ディジタル・オシロスコープ250への一連のコマ
ンドを含む。ステップ(18a)は、波形の第1の立上
りと第1の立下りの間の時間を測定するよう指示する、
PC70からプログラマブル・ディジタル・オシロスコ
ープ250へのコマンドである。この測定の結果が正の
値である場合(ステップ18b)、第1の立下りと第2
の立上りの間の時間を測定して(ステップ18c)、負
の幅を求める。ステップ(18a)の結果が負の値であ
る場合(ステップ18d)は、第1の立上りと第2の立
下りの間の時間を測定して(ステップ18e)、正の幅
を求める。
【0270】ステップ(19)では、次式からデューテ
ィ・サイクルひずみを算出する。
【数9】デューティ・サイクルひずみ=((正の幅)−
(負の幅))/2.0
【0271】デューティ・サイクルひずみの値を対応す
る指定と比較して、値をセーブすべきかどうかを判定
し、結果を表示する。
【0272】以下、実施例を整理して記載する。 (1)電子コンピュータと、前記コンピュータと通信す
ることができ、電気パターンを発生する、パターン発生
手段と、前記コンピュータおよび前記パターン発生手段
と通信することができ、前記パターン発生手段からの電
気パターンに応じて光パターンを発生する、電子光学式
手段とを備えるシステムである。 (2)さらに、前記コンピュータおよび前記パターン発
生手段と通信することができ、前記パターン発生手段で
生成された電気パターンを他の電気パターンと比較す
る、比較手段を備えることを特徴とする、(1)に記載
のシステムである。 (3)電子光学式受信機構に関連する受信機構感度を自
動的に測定するステップを含む、前記受信機構を含む電
子光学式モジュールを試験する方法である。 (4)電子光学式受信機構に関連する受信機構パルス幅
ひずみを自動的に測定するステップを含む、前記受信機
構を含む電子光学式モジュールを試験する方法である。 (5)電子光学式受信機構および電子光学式モジュール
に関連する受信機構信号検出しきい値を自動的に測定す
るステップを含む、前記受信機構を含む電子光学式モジ
ュールを試験する方法である。 (6)電子光学式受信機構に関連する受信機構信号検出
のアサート時間およびディアサート時間を自動的に測定
するステップを含む、前記受信機構を含む電子光学式モ
ジュールを試験する方法である。 (7)電子光学式送信機構に関連する送信機構平均出力
を自動的に測定するステップを含む、前記送信機構を含
む電子光学式モジュールを試験する方法である。 (8)電子光学式送信機構に関連する送信機構の立上り
時間および立下り時間を自動的に測定するステップを含
む、前記送信機構を含む電子光学式モジュールを試験す
る方法である。 (9)電子光学式送信機構に関連する送信機構消光比を
自動的に測定するステップを含む、前記送信機構を含む
電子光学式モジュールを試験する方法である。 (10)電子光学式送信機構に関連する送信機構デュー
ティ・サイクルひずみを自動的に測定するステップを含
む、前記送信機構を含む電子光学式モジュールを試験す
る方法である。 (11)電子光学式送信機構に関連する送信機構データ
依存ジッタを自動的に測定するステップを含む、前記送
信機構を含む電子光学式モジュールを試験する方法であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子光学式モジュールの受信機構に関連するア
イ・パターンを示すオシロスコープ・スクリーンの写真
である。
【図2】(左側の垂直スケール上の)logQと(右側
の垂直スケール上の)BERをP(dB単位)に対して
プロットしたグラフである。このプロットの勾配は理論
に基づいている。
【図3】本発明の自動コンピュータ制御システムの好ま
しい実施例の概略図である。
【図4】受信機構信号検出アサート時間およびディアサ
ート時間を定義する働きをするある信号波形の概略図で
ある。
【図5】本発明に関連する、送信機構のデータ依存ジッ
タを測定する方法を示す、電子光学式モジュールの送信
機構に関連するアイ・パターンの一端の概略図である。
【符号の説明】
10 自動コンピュータ制御システム 20 電子光学式モジュール 30 送信機構 40 受信機構 50 信号入力差分出力エミッタ結合論理駆動機構 60 プログラマブル電源 70 パーソナル・コンピュータ(PC) 80 汎用インタフェース・バス 90 データ入出力バス 110 マルチバイブレータ 120 直列パターン発生機構 130 内部クロック 140 マイクロ波スイッチ 150 スイッチ制御装置 160 発光電子光学式トランスジューサ 170 光減衰器 180 光スプリッタ 200 光スイッチ 210 光出力メータ 220 直列パターン比較機構 サブルーチンA 受信機構感度 1)DUT電圧を測定用に設定する。 2)スイッチを受信機構測定用にセットする。 3)BER送信機構を方形波用にセットする。 4)オシロスコープを受信機構チャネルにセットする。 5)受信機構チャネル範囲およびオフセットを設定す
る。 6)波形をトリガ・オンする。 7)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 8)平均モード−2平均が得られるように、オシロスコ
ープをセットする。 9)上部および下部受信機構波形電圧を得る。 10)スイッチをCLOCK1同期化による受信機構測定用に
セットする。 11)BER送信機構を擬ランダム・パターン用にセッ
トする。 12)BER受信機構を擬ランダム・パターン用にセッ
トする。 13)通常モードが得られるように、オシロスコープを
セットする。 14)BERクロックをトリガ・オンする。 15)受信機構しきい値を0.0ボルトに設定する。 16)出力メータ単位をdBに設定する。 17)出力メータ基準値を受信機構測定用に設定する。 18)出力メータ・トリガをトリガ・モード用にセット
する。 19)ウィンドウ幅および出力設定を測定する−中心は
RxWindowCen 19a)測定期間を設定する。 19b)遅延生成機構をセットする。 19c)受信機構推定レーザ出力レベルを設定する。 19d)受信機構しきい値が見つかるまで出力を減分し
続ける。 19e)ウィンドウのサイズを得る。 19e−1)測定期間を設定する。 19e−2)遅延生成機構をウィンドウの推定上縁に設
定する。 19e−3)エラーが発生するまで遅延を増分し続け
る。 19e−4)遅延生成機構をウィンドウの推定下縁に設
定する。 19e−5)エラーが発生するまで遅延を減分し続け
る。 19e−6)遅延時間をセーブする。 19f)ウィンドウのサイズおよびウィンドウの中心を
算出してセーブする。 20)遅延をウィンドウの中心から−0.7ナノ秒に設
定する。 21)BERの出力レベルを1×10-7ないし1×10
-8の範囲内で調整する。 21a)測定期間を1秒に設定する。 21b)荒調整を施す。 21c)ビット・エラー率を検査する。 21d)第2のビット・エラー率を得る。 21e)ビット・エラー率を検査する。 21f)所望のビット・エラー率の出力レベルを推定す
る。 21g)微調整を施す。 22)使用する3つの出力レベルを決定する。 23)±0.7ナノ秒試験の出力レベルをセーブする。 24)測定期間を2秒に設定する。 25)3つの出力レベルのすべてについてビット・エラ
ー率を測定する。 26)最適値を算出し、BER1×10-15に外挿す
る。 27)4:1消光比を使用しないことに対する補正係数
を加える。 28)補正および勾配の値を得る。 29)感度が合格か不合格か検査する。 30)遅延をウィンドウの中心から+0.7ナノ秒に設
定する。 31)BERの出力レベルを1×10-7ないし1×10
-8の範囲内で調整する。 31a)測定期間を1秒に設定する。 31b)荒調整を施す。 31c)ビット・エラー率を検査する。 31d)第2のビット・エラー率を得る。 31e)ビット・エラー率を検査する。 31f)所望のビット・エラー率の出力レベルを推定す
る。 31g)微調整を施す。 32)使用する3つの出力レベルを決定する。 33)測定期間を2秒に設定する。 34)3つの出力レベルのすべてについてビット・エラ
ー率を測定する。 35)最適値を算出し、BER1×10-15に外挿す
る。 36)4:1消光比を使用しないことに対する補正係数
を加える。 37)補正および勾配の値を得る。 38)感度が合格か不合格か検査する。 サブルーチンB 受信機構パルス幅ひずみ 1)DUT電圧をPWD測定用に設定する。 2)スイッチを受信機構測定用にセットする。 3)BER送信機構を方形波パターンに切り替える。 4)オシロスコープを受信機構チャネルにセットする。 5)受信機構チャネル範囲およびオフセットを設定する
(直流結合) 6)波形をトリガ・オンする。 7)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 8)出力メータ単位をdBに設定する。 9)出力メータ基準値を受信機構測定用に設定する。 10)出力メータ・トリガをトリガ・モード用にセット
する。 11)受信機構出力レベルを設定する。 12)平均モード−16平均が得られるように、オシロ
スコープをセットする。 13)波形の上端および下端を測定する。 14)振幅が十分であるかどうか検査する。 15)波形の正および負の幅をナノ秒単位で得る。 15a)第1のパルスを得る。 15b)正の幅か否かを検査する。 15c)負の幅を得る。 15d)負の幅か否かを検査する。 15e)正の幅を得る。 16)パルス幅ひずみの割合(パーセント)を算出す
る。 サブルーチンC 受信機構信号検出しきい値 1)DUT供給電圧を設定する。 2)スイッチを受信機構測定用にセットする。 3)BER送信機構を擬ランダム・パターン用にセット
する。 4)出力メータ単位をdBに設定する。 5)出力メータ基準値を受信機構測定用に設定する。 6)出力メータ・トリガをトリガ・モード用にセットす
る。 7)受信機構信号検出しきい値を見つける。 7a)信号がまったく検出されないことをSignal Detec
t(信号検出)が示すまで出力を減分し続ける。 8)受信機構信号検出しきい値をセーブする。 9)4:1消光比を使用しないことに対する補正係数を
加える。 10)受信機構信号検出しきい値出力が合格か不合格か
検査する。 サブルーチンD 受信機構信号検出アサート/ディアサート時間 1)DUT供給電圧を設定する。 2)スイッチをゲート同期による受信機構測定用にセッ
トする。 3)BERTゲート入力をオンにする。 4)ゲート入力チャネル範囲、オフセット、および結合
を設定する。 5)信号検出チャネル範囲、オフセット、および結合を
設定する。 6)オシロスコープ・トリガをゲート・チャネル用にセ
ットする。 7)オシロスコープのターム・ベースおよび遅延を設定
する。 8)出力メータ単位をdBに設定する。 9)受信機構の光出力メータ基準値を設定する。 10)出力メータ・トリガをトリガ・モード用にセット
する。 11)出力レベルを設定する。 12)2チャネルによる平均モード−32平均が得られ
るように、オシロスコープをセットする。 13)上部および下部ゲート入力波形電圧を得る。 14)上部および下部信号検出波形電圧を得る。 15)第1の正の縁部の時間を得る。 16)マイクロ秒に変換し、セーブする。 17)受信機構信号検出アサート時間が合格か不合格か
検査する。 18)第1の負の縁部の時間を得る。 19)マイクロ秒に変換し、セーブする。 20)受信機構信号検出ディアサート時間が合格か不合
格か検査する。 サブルーチンE 送信機構平均出力 1)DUT供給電圧を設定する。 2)スイッチをCLOCK1同期による送信機構測定用
にセットする。 3)BER送信機構を擬ランダム・パターン用にセット
する。 4)出力メータ単位をdBに設定する。 5)出力メータ参照を送信機構測定用にセットする。 6)出力メータ・トリガを連続用にセットする。 7)平均出力を測定する。 8)送信機構が動かないか検査する。 9)平均出力が合格か不合格か検査する。 サブルーチンF 送信機構立上り/立下り時間 1)DUT供給電圧を設定する。 2)スイッチを送信機構測定用にセットする。 3)直列試験パターン発生機構を方形波に切り替える。 4)送信機構チャネル範囲、オフセット、および結合を
設定する。 5)波形をトリガ・オンする。 6)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 7)平均モード−4平均が得られるように、オシロスコ
ープをセットする。 8)波形のピーク振幅を測定する。 9)振幅が十分であるか否かを検査する。 10)波形の頂部線および基線を測定する。 11)20%ないし30%の値の範囲内の立上り時間を
測定する。 12)立上り時間が合格か不合格か検査する。 13)立上り時間電圧値を使用して立下り時間を測定す
る。 14)立下り時間が合格か不合格か検査する。 サブルーチンG 送信機構消光比 1)DUT供給電圧を設定する。 2)スイッチを送信機構測定用にセットする。 3)BER送信機構を方形波パターン用にセットする。 4)送信機構チャネル範囲、オフセット、および結合を
設定する。 5)波形をトリガ・オンする。 6)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 7)平均モード−4平均が得られるように、オシロスコ
ープをセットする。 8)波形のピーク振幅を測定する。 9)振幅が十分であるか否かを検査する。 10)波形の基線および頂部線を測定する。 11)消光比を算出する。 12)消光比が合格か不合格か検査する。 サブルーチンH 送信機構デューティ・サイクルひずみ 1)DUT供給電圧を設定する。 2)スイッチを送信機構測定用にセットする。 3)BER送信機構を方形波パターン用にセットする。 4)送信機構チャネル範囲、オフセット、および結合を
設定する。 5)波形をトリガ・オンする。 6)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 7)平均モード−8平均が得られるように、オシロスコ
ープをセットする。 8)波形の上端および下端を測定する。 9)振幅が十分であるかどうか検査する。 10)結合された交流0.0Vの50%点を使用する。 11)波形の正および負の幅をナノ秒単位で得る。 11a)第1のパルス幅を得る。 11b)正の幅の場合 11b−1)負の幅を得る。 11c)負の幅の場合 11c−1)正の幅を得る。 12)デューティ・サイクルひずみを算出し、結果を検
査する。 サブルーチンI 送信機構データ依存ジッタ 1)DUT供給電圧を設定する。 2)スイッチを送信機構測定用にセットする。 3)BER送信機構を方形波パターン用にセットする。 4)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 5)送信機構チャネル範囲、オフセット、および結合を
設定する。 6)波形をトリガ・オンする。 7)平均モード−2平均が得られるように、オシロスコ
ープをセットする。 8)波形の上端および下端を測定する。 9)振幅が十分であるかどうか検査する。 10)直列試験パターンをK28.5(データ依存ジッ
タ・パターン))に切り替える。 11)オシロスコープを通常獲得モードにセットする。 12)オシロスコープ・トリガ・オフセットおよび勾配
を設定する。 13)オシロスコープ・ジッタ・ルーチンを使用してジ
ッタを得る。 13a)色階調付きで表示されるように、オシロスコー
プをセットする。 13b)絶対範囲を設定する。 13c)左右のゾーンを設定する。 13d)波形の上端および下端を測定する。 13e)点の数が所望の値以上になるまでループする。 13f)ジッタ測定値を得る。 13g)ピコ秒単位に変換する。 14)ジッタの結果を検査する。 サブルーチンJ 光出力メータ較正 1)光出力メータを較正用に初期設定する。 2)光ヘッド較正係数だけを挿入する。 3)出力メータ波長を設定する。 4)フロア基準出力メータ読取り値を得る。 5)フロア基準出力の出力メータ読取り値を得る。 6)出力デルタを算出する。 7)新しいメータ較正係数を挿入する。 8)出力メータ上の基準出力を再測定する。 9)測定値が合格である場合、新しいメータ補正係数を
セーブする。 サブルーチンK 送信機構フィクスチャ較正 1)メータを較正係数で初期設定する。 2)出力メータ・トリガを連続モードにセットする。 3)メータ参照を0.0に設定する。 4)出力メータ波長を設定する。 5)送信機構参照ケーブルを介してフロア基準出力を測
定する。 6)送信機構フィクスチャ/ファイバ損失を算出する。 7)結果を表示する。 サブルーチンL 送信機構リンク較正 1)光スイッチを、送信機構リンク出力を読み取るよう
にセットする。 2)メータを較正係数で初期設定する。 3)出力メータ・トリガを連続用にセットする。 4)メータ基準値を0.0に設定する。 5)出力メータ波長を設定する。 6)送信機構フィクスチャ/ファイバおよびリンクを介
してフロア基準出力を測定する。 7)送信機構リンク・デルタおよび損失を算出する。 8)新しい送信機構基準値を設定する。 9)送信機構参照ケーブルおよび送信機構リンクを介
し、設定された基準値を使用して、フロア基準出力を測
定する。 10)測定値が合格である場合、新しい送信機構リンク
損失値をセーブする。 サブルーチンM 受信機構リンク較正 1)スイッチを受信機構測定用にセットする。 2)メータを較正係数で初期設定する。 3)出力メータ・トリガを連続モードにセットする。 4)メータ基準を0.0に設定する。 5)出力メータ波長を設定する。 6)減衰器を0.0に設定する。 7)受信機構二重コネクタからレーザ出力を測定する。 8)スプリッタの10%レッグのレーザ出力を測定す
る。 9)差を算出する。 10)出力メータ基準値を、9)で得た差に設定する。 11)スプリッタを介し、設定された基準値を使用し
て、DUT受信機構へのレーザ出力を測定する。 12)測定値が合格である場合、新しい受信機構リンク
損失値をセーブする。 サブルーチンN 周波数生成機構較正 1)最小および最大限界を求める。 2)スイッチを送信機構測定用にセットする。 3)初期設定の通常モードが得られるように、オシロス
コープをセットする。 4)チャネル範囲、オフセット、および結合を設定す
る。 5)チャネルをトリガ・オンする。 6)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 7)平均モード−4平均が得られるように、オシロスコ
ープをセットする。 8)オペレータに、周波数生成機構をオシロスコープに
接続するよう求めるプロンプトを出す。 9)較正情報に関してループする。 9a)周波数を検査する。 9b)振幅を検査する。 9c)オフセットを検査する。 9d)キーボード終了文字を検査する。 サブルーチンO オシロスコープ較正 1)チャネルL1 O/E変換器を較正する。 2)チャネルC1を較正する。 3)チャネルC2を較正する。 4)チャネルR1を較正する。 5)チャネルR2を較正する。 6)較正結果を表示する。 サブルーチンP レーザ源消光比較正 1)スイッチを送信機構測定用にセットする。 2)レーザ源を駆動するように、Anristuをセットす
る。 3)BER送信機構を100MHz方形波用にセットす
る。 4)標準モードが得られるように、オシロスコープをセ
ットする。 5)送信機構チャネル範囲およびオフセットを設定す
る。 6)波形をトリガ・オンする。 7)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 8)出力メータ単位をdBに設定する。 9)出力メータ基準値を受信機構測定用に設定する。 10)出力メータ・トリガを連続モードにセットする。 11)レーザをオフにする。 12)オペレータに、ファイバ接続を確立するよう求め
るプロンプトを出す。 13)レーザ源をオンにする。 14)平均モード−32平均が得られるように、オシロ
スコープをセットする。 15)波形の振幅を測定する。 16)振幅が十分であるかどうか検査する。 17)消光比を算出する。 18)消光比の結果を表示する。 サブルーチンQ データ依存ジッタ較正 1)チャネルC1を使用するDDJ Calの第1の部分 2)スイッチを送信機構測定用にセットする。 3)BER送信機構を方形波パターンに切り替える。 4)オシロスコープを、初期設定中に、通常獲得モード
にセットする。 5)チャネル範囲、オフセット、および結合を設定す
る。 6)BERクロックをトリガ・オンする。 7)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 8)オペレータに、プローブ接続を確立するよう求める
プロンプトを出す。 9)平均モード−4平均が得られるように、オシロスコ
ープをセットする。 10)波形の上端および下端を測定する。 11)振幅が十分であるかどうか検査する。 12)スイッチをCLOCK1同期による送信機構測定
用にセットする。 13)直列試験パターンをK28.5(データ依存ジッ
タ・パターン)に切り替える。 14)オシロスコープを通常獲得モードにセットする。 15)オシロスコープのトリガ・オフセットおよび勾配
をCLOCK1同期化用に設定する。 16)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設
定する。 17)オシロスコープのジッタ・ルーチンを使用してジ
ッタを得る。 18)ジッタの結果を検査する。 19)チャネルC2を使用して手順を繰り返す。 20)リターン・コードを検査し、結果を表示する。 サブルーチンR デューティ・サイクルひずみ較正 1)スイッチを送信機構測定用にセットする。 2)BER送信機構を方形波パターンに切り替える。 3)オシロスコープを、初期設定中に、通常獲得モード
にセットする。 4)チャネル範囲、オフセット、および結合を設定す
る。 5)波形をトリガ・オンする。 6)オシロスコープのタイム・ベースおよび遅延を設定
する。 7)オペレータに、プローブ接続を確立するよう求める
プロンプトを出す。 8)振幅−4平均を試験するように、チャネルをセット
する。 9)波形の上端および下端を測定する。 10)振幅が十分であるかどうか検査する。 11)振幅−4平均を試験するように、チャネルをセッ
トする。 12)波形をトリガ・オンする。 13)波形の上端および下端を測定する。 14)振幅が十分であるかどうか検査する。 15)オシロスコープ減算関数をセットする。 16)チャネル範囲、オフセット、および結合を設定す
る。 17)平均モード−16平均が得られるように、オシロ
スコープをセットする。 18)波形の正および負の幅をナノ秒単位で得る。 18a)第1のパルスを得る。 18b)正の幅であるかどうか検査する。 18c)負の幅を得る。 18d)負の幅であるかどうか検査する。 18e)正の幅を得る。 19)デューティ・サイクルひずみをピコ秒単位で算出
し、結果を検査する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・リン・パール アメリカ合衆国13760、ニューヨーク州エ ンドウェル、アイアンウッド・ドライブ 2949 (72)発明者 ディーヴィド・トッド・プリブラ アメリカ合衆国13833、ニューヨーク州ポ ート・クレーン、クイン・ヒル・ロード 21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子コンピュータと、 前記コンピュータと通信することができ、電気パターン
    を発生する、パターン発生手段と、 前記コンピュータおよび前記パターン発生手段と通信す
    ることができ、前記パターン発生手段からの電気パター
    ンに応じて光パターンを発生する、電子光学式手段とを
    備えるシステム。
  2. 【請求項2】さらに、前記コンピュータおよび前記パタ
    ーン発生手段と通信することができ、前記パターン発生
    手段で生成された電気パターンを他の電気パターンと比
    較する、比較手段を備えることを特徴とする、請求項1
    に記載のシステム。
  3. 【請求項3】電子光学式受信機構に関連する受信機構感
    度を自動的に測定するステップを含む、前記受信機構を
    含む電子光学式モジュールを試験する方法。
  4. 【請求項4】電子光学式受信機構に関連する受信機構パ
    ルス幅ひずみを自動的に測定するステップを含む、前記
    受信機構を含む電子光学式モジュールを試験する方法。
  5. 【請求項5】電子光学式受信機構および電子光学式モジ
    ュールに関連する受信機構信号検出しきい値を自動的に
    測定するステップを含む、前記受信機構を含む電子光学
    式モジュールを試験する方法。
  6. 【請求項6】電子光学式受信機構に関連する受信機構信
    号検出のアサート時間およびディアサート時間を自動的
    に測定するステップを含む、前記受信機構を含む電子光
    学式モジュールを試験する方法。
  7. 【請求項7】電子光学式送信機構に関連する送信機構平
    均出力を自動的に測定するステップを含む、前記送信機
    構を含む電子光学式モジュールを試験する方法。
  8. 【請求項8】電子光学式送信機構に関連する送信機構の
    立上り時間および立下り時間を自動的に測定するステッ
    プを含む、前記送信機構を含む電子光学式モジュールを
    試験する方法。
  9. 【請求項9】電子光学式送信機構に関連する送信機構消
    光比を自動的に測定するステップを含む、前記送信機構
    を含む電子光学式モジュールを試験する方法。
  10. 【請求項10】電子光学式送信機構に関連する送信機構
    デューティ・サイクルひずみを自動的に測定するステッ
    プを含む、前記送信機構を含む電子光学式モジュールを
    試験する方法。
  11. 【請求項11】電子光学式送信機構に関連する送信機構
    データ依存ジッタを自動的に測定するステップを含む、
    前記送信機構を含む電子光学式モジュールを試験する方
    法。
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