JPH07139989A - 電極式レベル検出装置 - Google Patents
電極式レベル検出装置Info
- Publication number
- JPH07139989A JPH07139989A JP28456893A JP28456893A JPH07139989A JP H07139989 A JPH07139989 A JP H07139989A JP 28456893 A JP28456893 A JP 28456893A JP 28456893 A JP28456893 A JP 28456893A JP H07139989 A JPH07139989 A JP H07139989A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- liquid
- adapter
- electrodes
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 電極式レベル検出装置において、電極の上部
および下部を固定し、かつ、前記電極の検出部以外を絶
縁体で被覆したことを特徴とする。 【効果】 電極棒の上部と下部が固定されているので、
液面が波打ちを起こしても電極棒間が接触して誤動作す
ることがなく、更に電極棒が繰り返し曲げ運動をしない
ので疲労による脆性破壊をしない。また、電極の検出部
以外が絶縁体で被覆されているので、高粘度の液体が電
極間にブリッジを形成しても電極間がブリッジで短絡さ
れることがない。
および下部を固定し、かつ、前記電極の検出部以外を絶
縁体で被覆したことを特徴とする。 【効果】 電極棒の上部と下部が固定されているので、
液面が波打ちを起こしても電極棒間が接触して誤動作す
ることがなく、更に電極棒が繰り返し曲げ運動をしない
ので疲労による脆性破壊をしない。また、電極の検出部
以外が絶縁体で被覆されているので、高粘度の液体が電
極間にブリッジを形成しても電極間がブリッジで短絡さ
れることがない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液面のレベルの検出、
制御を行なう際に用いる電極式レベル検出装置に関する
ものである。
制御を行なう際に用いる電極式レベル検出装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】電極式レベル計は、長さの異なる電極を
複数垂下し、その最長の電極とその他の一つの電極とが
導電性の液体を介して電気的に接続されることにより、
液面のレベルを検出するものである。
複数垂下し、その最長の電極とその他の一つの電極とが
導電性の液体を介して電気的に接続されることにより、
液面のレベルを検出するものである。
【０００３】従来、電極式レベル計は、実公平２−４９
５４７号公報にあるように、電極の上部は固定されてい
るが下部は固定されてはいない。また、各々の電極の接
液部分はむきだしになっており、特別の絶縁物で覆われ
てはいない。
５４７号公報にあるように、電極の上部は固定されてい
るが下部は固定されてはいない。また、各々の電極の接
液部分はむきだしになっており、特別の絶縁物で覆われ
てはいない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
電極式レベル計は電極の下部が固定されていない。この
ため、被レベル測定体である溶液が高粘度液である場合
には、溶液が波打ちすると電極が曲げられ金属疲労を起
こし、脆性破壊を生じることがある。また、電極が複数
本ある場合には、曲がった電極が互いに接触し、電極回
路が短絡して誤動作をすることがある。
電極式レベル計は電極の下部が固定されていない。この
ため、被レベル測定体である溶液が高粘度液である場合
には、溶液が波打ちすると電極が曲げられ金属疲労を起
こし、脆性破壊を生じることがある。また、電極が複数
本ある場合には、曲がった電極が互いに接触し、電極回
路が短絡して誤動作をすることがある。
【０００５】また、溶液が高粘度の液体である場合に
は、実際の液面が下がっても液体が電極間にブリッジを
形成して残留することがある。この場合には、電極が剥
き出しになっているために電極間が導通し、電極回路が
短絡して誤動作をするという問題点がある。
は、実際の液面が下がっても液体が電極間にブリッジを
形成して残留することがある。この場合には、電極が剥
き出しになっているために電極間が導通し、電極回路が
短絡して誤動作をするという問題点がある。
【０００６】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、高粘度の液体のレベルを測
定する場合でも、電極が破損したり、誤動作を生じるこ
とのない電極式レベル計を提供することを目的とする。
ためになされたものであり、高粘度の液体のレベルを測
定する場合でも、電極が破損したり、誤動作を生じるこ
とのない電極式レベル計を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題は、電極の上部
および下部を固定し、かつ、前記電極の検出部以外を絶
縁体で被覆した電極式レベル検出装置により解決され
る。
および下部を固定し、かつ、前記電極の検出部以外を絶
縁体で被覆した電極式レベル検出装置により解決され
る。
【０００８】
【作用】本発明においては、各電極の上部と共に下部も
固定されているので、被レベル測定体である溶液が高粘
度液であって波打ちする場合であっても、電極が曲げら
れることがない。従って、金属疲労を起こし脆性破壊を
生じることも、曲がった電極が互いに接触し電極回路が
短絡して誤動作をすることもない。
固定されているので、被レベル測定体である溶液が高粘
度液であって波打ちする場合であっても、電極が曲げら
れることがない。従って、金属疲労を起こし脆性破壊を
生じることも、曲がった電極が互いに接触し電極回路が
短絡して誤動作をすることもない。
【０００９】更に、本発明においては、電極の検出部以
外が絶縁体で被覆されている。（アース回路を形成する
共通電極の検出部とは、最低液面より下の任意の位置を
いう。）通常、電極式レベル計においては、各電極の検
出部の高さは互いに異なっている。
外が絶縁体で被覆されている。（アース回路を形成する
共通電極の検出部とは、最低液面より下の任意の位置を
いう。）通常、電極式レベル計においては、各電極の検
出部の高さは互いに異なっている。
【００１０】一方、高粘度の液体が電極間にブリッジを
形成する場合には、電極のほぼ同じ高さの位置を接続す
るようにブリッヂを形成する。よって、上記のような本
発明の構成においては、電極間がブリッジで短絡される
ことがない。
形成する場合には、電極のほぼ同じ高さの位置を接続す
るようにブリッヂを形成する。よって、上記のような本
発明の構成においては、電極間がブリッジで短絡される
ことがない。
【００１１】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を説明する。図１
は、本発明の電極式レベル検出装置の構成図である。図
１において、１は共通電極アダプタ、２は下限電極アダ
プタ、３は上限電極アダプタ、４は電極の絶縁被膜部、
５は電極取付架台である。１、２、３のアダプタは液体
と導電性を有し、かつ、絶縁被膜内の電極とも導通して
いる。また４の絶縁被覆電極棒は電極取付架台５に凹部
を設けしっかりと固定している。共通電極アダプタは１
は、想定される最低液面レベルより下に設置される。下
限電極アダプタ２、上限電極アダプタ３は、それぞれ検
出したい液面の位置に設置され、共通電極アダプタ１と
の間が液体で短絡されることにより液面が検出される。
は、本発明の電極式レベル検出装置の構成図である。図
１において、１は共通電極アダプタ、２は下限電極アダ
プタ、３は上限電極アダプタ、４は電極の絶縁被膜部、
５は電極取付架台である。１、２、３のアダプタは液体
と導電性を有し、かつ、絶縁被膜内の電極とも導通して
いる。また４の絶縁被覆電極棒は電極取付架台５に凹部
を設けしっかりと固定している。共通電極アダプタは１
は、想定される最低液面レベルより下に設置される。下
限電極アダプタ２、上限電極アダプタ３は、それぞれ検
出したい液面の位置に設置され、共通電極アダプタ１と
の間が液体で短絡されることにより液面が検出される。
【００１２】図２は、本発明の電極式レベル検出装置を
液体を入れたタンクに設置した断面図である。６は本発
明の電極式レベル検出装置、８はタンクｂ、９は送液ポ
ンプｂ、１０は送液ポンプａ、１１はタンクａである。
図２に示すタンクｂ８の液面制御は、液面が図１の下限
アダプタ２の位置になるとポンプａ１０は運転を開始
し、上限電極アダプタ３の液面に到達すると、ポンプａ
１０は運転を停止する。
液体を入れたタンクに設置した断面図である。６は本発
明の電極式レベル検出装置、８はタンクｂ、９は送液ポ
ンプｂ、１０は送液ポンプａ、１１はタンクａである。
図２に示すタンクｂ８の液面制御は、液面が図１の下限
アダプタ２の位置になるとポンプａ１０は運転を開始
し、上限電極アダプタ３の液面に到達すると、ポンプａ
１０は運転を停止する。
【００１３】図３は、上部を導電線で露出し、それ以外
は全て絶縁された電極棒の断面図である。１２は導電
線、４は絶縁被膜である。図４は、電極棒のレベル検出
位置対象となる位置の絶縁被膜を剥離した後に導電性ア
ダプタ１、２または３を装備した様子を示す断面図であ
る。図４の電極棒を集合して図１の装置を構成する。
は全て絶縁された電極棒の断面図である。１２は導電
線、４は絶縁被膜である。図４は、電極棒のレベル検出
位置対象となる位置の絶縁被膜を剥離した後に導電性ア
ダプタ１、２または３を装備した様子を示す断面図であ
る。図４の電極棒を集合して図１の装置を構成する。
【００１４】なお、図１に示す実施例では、各電極の長
さを同一にし、その下部を共通部材により固定している
が、本発明の実施例はこのようなものに限られるもので
はなく、各電極の長さが異なり、各々の下部を別の部材
により固定するものも実施例として考えられる。また、
「下部」とは、必ずしも下端を意味するものではなく、
実質的に曲げの発生が問題とならない範囲で電極下部の
任意の位置を選択することが可能である。
さを同一にし、その下部を共通部材により固定している
が、本発明の実施例はこのようなものに限られるもので
はなく、各電極の長さが異なり、各々の下部を別の部材
により固定するものも実施例として考えられる。また、
「下部」とは、必ずしも下端を意味するものではなく、
実質的に曲げの発生が問題とならない範囲で電極下部の
任意の位置を選択することが可能である。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明の電極式レベル検
出装置は、電極棒の上部と下部が固定されているので、
液面が波打ちを起こしても電極棒間が接触して誤動作す
ることがなく、更に電極棒が繰り返し曲げ運動をしない
ので疲労による脆性破壊をしない。また、電極の検出部
以外が絶縁体で被覆されているので、高粘度の液体が電
極間にブリッジを形成しても電極間がブリッジで短絡さ
れることがない。
出装置は、電極棒の上部と下部が固定されているので、
液面が波打ちを起こしても電極棒間が接触して誤動作す
ることがなく、更に電極棒が繰り返し曲げ運動をしない
ので疲労による脆性破壊をしない。また、電極の検出部
以外が絶縁体で被覆されているので、高粘度の液体が電
極間にブリッジを形成しても電極間がブリッジで短絡さ
れることがない。
【図１】本発明の１実施例である電極式レベル検出装置
の構成図である。
の構成図である。
【図２】本発明の１実施例である電極式レベル検出装置
を液体を入れたタンクに設置した断面図である。
を液体を入れたタンクに設置した断面図である。
【図３】上部を導電線で露出し、それ以外は全て絶縁さ
れた電極棒の断面図である。
れた電極棒の断面図である。
【図４】レベル検出位置対象となる位置の絶縁被膜を剥
離した後に導電性アダプタ装備した電極棒の断面図であ
る。
離した後に導電性アダプタ装備した電極棒の断面図であ
る。
１ 共通電極アダプタ ２ 下限電極アダプタ ３ 上限電極アダプタ ４ 電極の絶縁被膜部 ５ 電極取付架台 ６ 電極式レベル検出装置
Claims (1)
- 【請求項１】 電極の上部および下部を固定し、かつ、
前記電極の検出部以外を絶縁体で被覆したことを特徴と
する電極式レベル検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28456893A JPH07139989A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 電極式レベル検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28456893A JPH07139989A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 電極式レベル検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139989A true JPH07139989A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17680154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28456893A Withdrawn JPH07139989A (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 電極式レベル検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139989A (ja) |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP28456893A patent/JPH07139989A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6751086B2 (en) | Structure of surface-mounting solid electrolytic capacitor and method of making the same | |
| KR100535680B1 (ko) | 수위센서 | |
| US4660127A (en) | Fail-safe lead configuration for polar SMD components | |
| JPH05322629A (ja) | 静電容量式レベルセンサ | |
| JPS60169719A (ja) | 物理量検出装置 | |
| JP4523138B2 (ja) | 半導体装置およびそれに用いるリードフレーム | |
| JPH0766080A (ja) | 面実装型有極性電子部品の基板実装構造 | |
| KR910008814A (ko) | 산화 니켈 장벽 스트립을 가지는 rf 트랜지스터 패키지 | |
| CN1088248C (zh) | 极性电子元件及其安装结构 | |
| JPH07139989A (ja) | 電極式レベル検出装置 | |
| FI83273C (fi) | Foer ytmontering avsedd plastsnitselkondensator. | |
| US5504647A (en) | Solid electrolytic capacitor having a fuse wire partially enclosed in an elastic resin | |
| CN110411938A (zh) | 一种腐蚀传感器 | |
| JP2004333372A (ja) | 静電容量式液体センサ | |
| CN211576380U (zh) | 一种多端子的贴片式温度传感器 | |
| JPH11287776A (ja) | 液体の純度監視方法 | |
| JPS6362343A (ja) | プロ−ブ・カ−ド | |
| CN110411937A (zh) | 一种监测环境腐蚀性和材料腐蚀速率的腐蚀监测系统 | |
| CN109239421A (zh) | 导电探针及使用和制造方法、降低导电探针放电的方法 | |
| CN213368217U (zh) | 一种抗氧化腐蚀的pcba板 | |
| JP7342023B2 (ja) | 検出装置 | |
| JPS6221008Y2 (ja) | ||
| JP2970093B2 (ja) | 異常過熱検出装置 | |
| JPH07253347A (ja) | 水位検知装置の電極棒 | |
| JPH08304471A (ja) | 光計器用変圧器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |