JPH07139270A - 宅配受け付きドア - Google Patents
宅配受け付きドアInfo
- Publication number
- JPH07139270A JPH07139270A JP5314480A JP31448093A JPH07139270A JP H07139270 A JPH07139270 A JP H07139270A JP 5314480 A JP5314480 A JP 5314480A JP 31448093 A JP31448093 A JP 31448093A JP H07139270 A JPH07139270 A JP H07139270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- small door
- shell member
- lock
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47G—HOUSEHOLD OR TABLE EQUIPMENT
- A47G29/00—Supports, holders, or containers for household use, not provided for in groups A47G1/00-A47G27/00 or A47G33/00
- A47G29/14—Deposit receptacles for food, e.g. breakfast, milk, or large parcels; Similar receptacles for food or large parcels with appliances for preventing unauthorised removal of the deposited articles, i.e. food or large parcels
- A47G29/20—Deposit receptacles for food, e.g. breakfast, milk, or large parcels; Similar receptacles for food or large parcels with appliances for preventing unauthorised removal of the deposited articles, i.e. food or large parcels with appliances for preventing unauthorised removal of the deposited articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別のスペースも必要とすることもなく、ま
た、既設の家屋にも適用することができる宅配受け付き
ドアを提供する。 【構成】 ドア１に小扉２が開閉可能に設けられ、背面
側には収納部５が取り付けられている。収納部５は、シ
ェル部材６〜１１で構成され、常時は、縮小されて、係
止レバー１３で係止され、小扉２は閉められている。配
達人が小扉２を開けて、係止レバーを操作すると、被係
止部６ｂがはずれて、図に示すようにクォータードーム
型に展開される。配達人が荷物を入れて、小扉２を閉め
ると、ロックピン１４により、小扉２がロックされ、開
けることができなくなる。帰宅した家人は、係止機構１
８を解除してシェル部材１１をドア１から外し、収納部
をシェル部材６側に縮小させて、配達された荷物を取り
出すことができる。
た、既設の家屋にも適用することができる宅配受け付き
ドアを提供する。 【構成】 ドア１に小扉２が開閉可能に設けられ、背面
側には収納部５が取り付けられている。収納部５は、シ
ェル部材６〜１１で構成され、常時は、縮小されて、係
止レバー１３で係止され、小扉２は閉められている。配
達人が小扉２を開けて、係止レバーを操作すると、被係
止部６ｂがはずれて、図に示すようにクォータードーム
型に展開される。配達人が荷物を入れて、小扉２を閉め
ると、ロックピン１４により、小扉２がロックされ、開
けることができなくなる。帰宅した家人は、係止機構１
８を解除してシェル部材１１をドア１から外し、収納部
をシェル部材６側に縮小させて、配達された荷物を取り
出すことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、玄関ドア等の建物の入
り口に設けられるドア、特に、宅配便を受け付けること
ができる宅配受け付きドアに関するものである。
り口に設けられるドア、特に、宅配便を受け付けること
ができる宅配受け付きドアに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】宅配便は、通常は配達された際に手渡し
で受け取るのが普通である。家人が留守の場合には、宅
配便を受け取ることができないため、再度の配達を待つ
か、あるいは、留守のため配達ができなかったというメ
モなどをみて、家人が受け取りに出向いていた。
で受け取るのが普通である。家人が留守の場合には、宅
配便を受け取ることができないため、再度の配達を待つ
か、あるいは、留守のため配達ができなかったというメ
モなどをみて、家人が受け取りに出向いていた。
【０００３】宅配便が増加しつつある現在、家人が留守
の場合でも、宅配便を受け取ることができることが望ま
れている。この要望に応えるため、宅配受けのボックス
が開発されている。これは、荷物の出し入れが可能な出
入口を備えたボックスであり、暗証番号や鍵を利用し
て、荷物の出入口の扉を開けて、宅配された荷物を納め
て、ロックする方式のものである。このボックスを建物
の入り口の近くに設置したり、あるいは、新築時に壁面
に埋め込んだりして、宅配便を受け取ることができるも
のである。
の場合でも、宅配便を受け取ることができることが望ま
れている。この要望に応えるため、宅配受けのボックス
が開発されている。これは、荷物の出し入れが可能な出
入口を備えたボックスであり、暗証番号や鍵を利用し
て、荷物の出入口の扉を開けて、宅配された荷物を納め
て、ロックする方式のものである。このボックスを建物
の入り口の近くに設置したり、あるいは、新築時に壁面
に埋め込んだりして、宅配便を受け取ることができるも
のである。
【０００４】このような従来のボックス方式のものは、
設置スペースが問題であり、特に、玄関等の入り口の近
くに大きいボックスを設置しておくことは、好ましいこ
とではない。壁面に埋め込むには、新築時とはいえ、間
取りに制約を与えることにもなり、問題がある。
設置スペースが問題であり、特に、玄関等の入り口の近
くに大きいボックスを設置しておくことは、好ましいこ
とではない。壁面に埋め込むには、新築時とはいえ、間
取りに制約を与えることにもなり、問題がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題点を解決するためになされたもので、特別のスペース
も必要とすることもなく、また、既設の家屋にも適用す
ることができる宅配受け付きドアを提供することを目的
とするものである。
題点を解決するためになされたもので、特別のスペース
も必要とすることもなく、また、既設の家屋にも適用す
ることができる宅配受け付きドアを提供することを目的
とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、宅配受け付き
ドアにおいて、ドアの一部に設けられた開口部と、該開
口部を開閉するロック可能な小扉と、前記開口部に対応
して前記ドアの内側に取り付けられクォータードーム型
に展開可能に形成された収納部を有することを特徴とす
るものである。
ドアにおいて、ドアの一部に設けられた開口部と、該開
口部を開閉するロック可能な小扉と、前記開口部に対応
して前記ドアの内側に取り付けられクォータードーム型
に展開可能に形成された収納部を有することを特徴とす
るものである。
【０００７】
【作用】本発明によれば、宅配受付機構がドアに設けら
れているから、特別の設置スペースを必要としない。ま
た、収納部がクォータードーム型に展開可能に折り畳み
可能に形成されていることにより、宅配便の受付状態と
なっていない場合は、収納部を縮小しておけば、出入に
邪魔となることはない。
れているから、特別の設置スペースを必要としない。ま
た、収納部がクォータードーム型に展開可能に折り畳み
可能に形成されていることにより、宅配便の受付状態と
なっていない場合は、収納部を縮小しておけば、出入に
邪魔となることはない。
【０００８】
【実施例】図１乃至図３は、本発明の宅配受け付きドア
の一実施例を説明するためのものであり、図１（Ａ）は
水平面で切った断面図、図１（Ｂ）は正面図、図２
（Ａ）は収納部を縮小した状態の説明図、図２（Ｂ）は
シェル部材の概略図、図３は収納部を展開した状態の説
明図である。図中、１はドア、２は小扉、２ａは蝶番、
２ｂはロック孔、３は取っ手、４はドアノブ、５は収納
部、５ａは側板、５ｂは周面板、５ｃは取り付け孔、５
ｄ，５ｅは係合突起、６，７，８，９，１０，１１はシ
ェル部材、６ａは底板、６ｂは被係止部、６ｃは底板の
延長部、１０ａは押し棒、１２は支持軸部、１３は係止
レバー、１４はロックピン、１５はリンク部材、１６は
アーム部材である。
の一実施例を説明するためのものであり、図１（Ａ）は
水平面で切った断面図、図１（Ｂ）は正面図、図２
（Ａ）は収納部を縮小した状態の説明図、図２（Ｂ）は
シェル部材の概略図、図３は収納部を展開した状態の説
明図である。図中、１はドア、２は小扉、２ａは蝶番、
２ｂはロック孔、３は取っ手、４はドアノブ、５は収納
部、５ａは側板、５ｂは周面板、５ｃは取り付け孔、５
ｄ，５ｅは係合突起、６，７，８，９，１０，１１はシ
ェル部材、６ａは底板、６ｂは被係止部、６ｃは底板の
延長部、１０ａは押し棒、１２は支持軸部、１３は係止
レバー、１４はロックピン、１５はリンク部材、１６は
アーム部材である。
【０００９】小扉２は、ドア１に設けられた開口部に設
けられている。小扉２は、下部に蝶番２ａ（図２）で取
り付けた縦開きに構成されており、取っ手３を引くこと
によって、前側に倒れるようにして開けることができる
ようにした。チェーンやアーム部材を設けて吊り手と
し、開けた小扉２を補強するようにしてもよい。また、
蝶番を小扉２の左側部または右側部に設けて、左側また
は右側に小扉２を横開きで開けるようにすることもでき
る。その場合には、取っ手３は、開閉方向に応じた位置
に設けられる。
けられている。小扉２は、下部に蝶番２ａ（図２）で取
り付けた縦開きに構成されており、取っ手３を引くこと
によって、前側に倒れるようにして開けることができる
ようにした。チェーンやアーム部材を設けて吊り手と
し、開けた小扉２を補強するようにしてもよい。また、
蝶番を小扉２の左側部または右側部に設けて、左側また
は右側に小扉２を横開きで開けるようにすることもでき
る。その場合には、取っ手３は、開閉方向に応じた位置
に設けられる。
【００１０】図２（Ａ）は、シェル部材６〜１１を集合
するようにして、収納部を縮小した状態を示している。
シェル部材が縮小され、薄型となって、ドア１の室内側
に位置されている。したがって、収納部５が、ドア１の
開閉や、人の出入に邪魔になることはない。
するようにして、収納部を縮小した状態を示している。
シェル部材が縮小され、薄型となって、ドア１の室内側
に位置されている。したがって、収納部５が、ドア１の
開閉や、人の出入に邪魔になることはない。
【００１１】シェル部材６〜１１は、図２（Ｂ）に示す
ように、ほぼ扇形の２枚の側板５ａの外周を曲面状の周
面板５ｂで連結した形状であり、側板５ａの基部に取り
付け孔５ｃが形成されている。また、隣接するシェル部
材と係合するように、周面板５ｂの一端側に外向きの係
合突起５ｄを、他端側に内向きの係合突起５ｅが形成さ
れている。この実施例では、６個のシェル部材で収納部
を構成したが、シェル部材の数は、これに限定されるも
のではない。各シェル部材の大きさは、先頭のシェル部
材６が最も小さく、最後に位置するシェル部材１１が最
も大きく、入れ子式に納められて、縮小状態をとるよう
構成されている。各シェル部材の大きさの順序も、上述
した順序に限定されるものではない。
ように、ほぼ扇形の２枚の側板５ａの外周を曲面状の周
面板５ｂで連結した形状であり、側板５ａの基部に取り
付け孔５ｃが形成されている。また、隣接するシェル部
材と係合するように、周面板５ｂの一端側に外向きの係
合突起５ｄを、他端側に内向きの係合突起５ｅが形成さ
れている。この実施例では、６個のシェル部材で収納部
を構成したが、シェル部材の数は、これに限定されるも
のではない。各シェル部材の大きさは、先頭のシェル部
材６が最も小さく、最後に位置するシェル部材１１が最
も大きく、入れ子式に納められて、縮小状態をとるよう
構成されている。各シェル部材の大きさの順序も、上述
した順序に限定されるものではない。
【００１２】先頭のシェル部材６には、底板６ａが設け
られ、底板６ａの延長部６ｃが、縮小状態において、他
のシェル部材を保持するようになっている。また、先頭
のシェル部材６に、被係止部６ｂが取り付けられてお
り、縮小状態において、係止レバー１３によって係止さ
れ、全てのシェル部材を縮小状態に係止している。最後
のシェル部材１１のドア側は、ドア１に取り付けられ、
展開状態においても移動することはない。
られ、底板６ａの延長部６ｃが、縮小状態において、他
のシェル部材を保持するようになっている。また、先頭
のシェル部材６に、被係止部６ｂが取り付けられてお
り、縮小状態において、係止レバー１３によって係止さ
れ、全てのシェル部材を縮小状態に係止している。最後
のシェル部材１１のドア側は、ドア１に取り付けられ、
展開状態においても移動することはない。
【００１３】最後のシェル部材１１のドア１への取り付
けは、固定してもよいが、この実施例では、適当な係止
機構を用いて、係止した。係止を解除することによっ
て、最後のシェル部材１１をドア１から外すことができ
る。
けは、固定してもよいが、この実施例では、適当な係止
機構を用いて、係止した。係止を解除することによっ
て、最後のシェル部材１１をドア１から外すことができ
る。
【００１４】最後のシェル部材１１より１つ手前のシェ
ル部材１０には、リンク部材１５を駆動するための押し
棒１０ａが取り付けられている。押し棒１０ａを取り付
けるシェル部材も、最後のシェル部材１１より１つ手前
のシェル部材１０に限られるものではない。後述する
が、押し棒１０ａが後退することによって、小扉２のロ
ック状態を実現できるから、シェル部材１０が移動しな
いような収納部の展開が充分でない状態で、軽量の荷物
が納められると、小扉２がロックできないことになる。
これを避けるには、シェル部材１０より前のシェル部材
に押し棒１０ａを取り付けるようにすればよい。
ル部材１０には、リンク部材１５を駆動するための押し
棒１０ａが取り付けられている。押し棒１０ａを取り付
けるシェル部材も、最後のシェル部材１１より１つ手前
のシェル部材１０に限られるものではない。後述する
が、押し棒１０ａが後退することによって、小扉２のロ
ック状態を実現できるから、シェル部材１０が移動しな
いような収納部の展開が充分でない状態で、軽量の荷物
が納められると、小扉２がロックできないことになる。
これを避けるには、シェル部材１０より前のシェル部材
に押し棒１０ａを取り付けるようにすればよい。
【００１５】収納部の縮小状態においては、押し棒１０
ａによってリンク部材１５が押され、ロックピン１４が
上昇した位置をとるから、ロックピン１４は、小扉２に
係合することはなく、小扉を開けることができる。な
お、小扉２は、図示しないマグネットキャッチャーなど
により、ドア１側に保持され、振動等でむやみに小扉２
が開かないように配慮されている。
ａによってリンク部材１５が押され、ロックピン１４が
上昇した位置をとるから、ロックピン１４は、小扉２に
係合することはなく、小扉を開けることができる。な
お、小扉２は、図示しないマグネットキャッチャーなど
により、ドア１側に保持され、振動等でむやみに小扉２
が開かないように配慮されている。
【００１６】図２（Ａ）は、宅配便の受付の待機状態で
ある。家人が留守で、配達人が、宅配便を配達するに
は、小扉２を開ける。それによって、操作可能となっ
た、係止レバー１３の先端を持ち上げて、係止レバー１
３を図の反時計方向に回動させる。被係止部６ｂが、係
止レバー１３から外れ、シェル部材の自重によって、ま
たは、配達人が、底板６ａを手で押すことによって、収
納部が展開し、図３の状態となる。なお、図３では、小
扉２が閉まった状態を図示したが、この状態では、小扉
２は開いた状態である。
ある。家人が留守で、配達人が、宅配便を配達するに
は、小扉２を開ける。それによって、操作可能となっ
た、係止レバー１３の先端を持ち上げて、係止レバー１
３を図の反時計方向に回動させる。被係止部６ｂが、係
止レバー１３から外れ、シェル部材の自重によって、ま
たは、配達人が、底板６ａを手で押すことによって、収
納部が展開し、図３の状態となる。なお、図３では、小
扉２が閉まった状態を図示したが、この状態では、小扉
２は開いた状態である。
【００１７】展開状態においては、各シェル部材は、図
２（Ｂ）で説明した係合突起によって係合し、１／４円
状のクォータードーム型に展開される。先頭のシェル部
材６は、アーム部材１６を吊り手として補強される。押
し棒１０ａの後退により、ロックピン１４が下降し、小
扉２のロック孔２ｂに入り込む位置となる。荷物を収納
部５に納めた後、配達人が小扉２を閉めると、小扉２の
上端が、ロックピンの斜面に沿ってロックピンを押し上
げながら移動し、閉鎖位置において、ロックピンが下降
して、小扉２のロック孔２ｂに入り込み、小扉２をロッ
クする。その後は、小扉２を外部から開けることはでき
ない。
２（Ｂ）で説明した係合突起によって係合し、１／４円
状のクォータードーム型に展開される。先頭のシェル部
材６は、アーム部材１６を吊り手として補強される。押
し棒１０ａの後退により、ロックピン１４が下降し、小
扉２のロック孔２ｂに入り込む位置となる。荷物を収納
部５に納めた後、配達人が小扉２を閉めると、小扉２の
上端が、ロックピンの斜面に沿ってロックピンを押し上
げながら移動し、閉鎖位置において、ロックピンが下降
して、小扉２のロック孔２ｂに入り込み、小扉２をロッ
クする。その後は、小扉２を外部から開けることはでき
ない。
【００１８】小扉から荷物を取り出すには、最後のシェ
ル部材１１がドア１へ取り付けられている係止機構１８
を解除する。それによって、最後のシェル部材１１をド
ア１から外すことができ、シェル部材７〜１１をシェル
部材６に向けて縮小することができる。収納部をこのよ
うにして下方に縮小すれば、縮小された収納部の上方か
ら、荷物を取り出すことができる。荷物を取り出した
後、縮小された収納部をドア１に向けて回動させ、縮小
された収納部を係止レバー１３で係止して図２の状態と
し、宅配便の受付状態とすることができる。
ル部材１１がドア１へ取り付けられている係止機構１８
を解除する。それによって、最後のシェル部材１１をド
ア１から外すことができ、シェル部材７〜１１をシェル
部材６に向けて縮小することができる。収納部をこのよ
うにして下方に縮小すれば、縮小された収納部の上方か
ら、荷物を取り出すことができる。荷物を取り出した
後、縮小された収納部をドア１に向けて回動させ、縮小
された収納部を係止レバー１３で係止して図２の状態と
し、宅配便の受付状態とすることができる。
【００１９】ロックピン１４を上昇させる機構を付加し
て、小扉２のロックを解除できるようにすれば、小扉２
を開けて配達された荷物を取り出すようにすることがで
きる。ロックピン１４の上昇機構は、室内側から操作で
きるようにするか、室外側から、キー等を用いて操作で
きるようにするのがよい。
て、小扉２のロックを解除できるようにすれば、小扉２
を開けて配達された荷物を取り出すようにすることがで
きる。ロックピン１４の上昇機構は、室内側から操作で
きるようにするか、室外側から、キー等を用いて操作で
きるようにするのがよい。
【００２０】図２の状態で、ロックピン１４を下げる機
構を付加するか、ロックピン１４とは別に室内側から操
作できる小扉のロック機構を付加することによって、家
人が在宅の場合に、小扉２をロックし、小扉２からの宅
配便の受付ができないようにすることもできる。
構を付加するか、ロックピン１４とは別に室内側から操
作できる小扉のロック機構を付加することによって、家
人が在宅の場合に、小扉２をロックし、小扉２からの宅
配便の受付ができないようにすることもできる。
【００２１】図４は、小扉のロック機構の説明図であ
り、図４（Ａ）は解除状態、図４（Ｂ）はロック状態を
示す。図中、図１乃至図３と同様な部分には同じ符号を
付して説明を省略する。１３ａは軸、１５ａはピン部
材、１５ｂはカムピン、１７はカム溝、１８は係止機構
である。
り、図４（Ａ）は解除状態、図４（Ｂ）はロック状態を
示す。図中、図１乃至図３と同様な部分には同じ符号を
付して説明を省略する。１３ａは軸、１５ａはピン部
材、１５ｂはカムピン、１７はカム溝、１８は係止機構
である。
【００２２】リンク部材１５は、ロックピン１４の両側
に平行して設けられ、その一端側には、ロックピン１４
を貫通するピン部材１５ａが固定されている。ピン部材
１５ａは、ロックピン１４に対して回動自在に設けられ
ている。リンク部材１５の他端側には、カムピン１５ｂ
が取り付けられ、カムピン１５ｂは、カム溝１７に案内
され、カムピン１５ｂが右方に移動することによりロッ
クピン１４を上動させることができる。カムピン１５ｂ
が左方に移動した場合は、ロックピン１４の自重によっ
て、または、ロックピン１４を下方に向けて付勢するバ
ネ部材を設けておくことによって、ロックピン１４を下
方に移動させることができる。
に平行して設けられ、その一端側には、ロックピン１４
を貫通するピン部材１５ａが固定されている。ピン部材
１５ａは、ロックピン１４に対して回動自在に設けられ
ている。リンク部材１５の他端側には、カムピン１５ｂ
が取り付けられ、カムピン１５ｂは、カム溝１７に案内
され、カムピン１５ｂが右方に移動することによりロッ
クピン１４を上動させることができる。カムピン１５ｂ
が左方に移動した場合は、ロックピン１４の自重によっ
て、または、ロックピン１４を下方に向けて付勢するバ
ネ部材を設けておくことによって、ロックピン１４を下
方に移動させることができる。
【００２３】図４（Ａ）は、小扉のロック解除状態であ
る。収納部５が縮小された状態では、押し棒１０ａがカ
ムピン１５ｂを押し、ロックピン１４が上に上げられる
から、ロックピン１４は、小扉２のロック孔２ｂに係合
することはなく、小扉２の開閉は可能である。
る。収納部５が縮小された状態では、押し棒１０ａがカ
ムピン１５ｂを押し、ロックピン１４が上に上げられる
から、ロックピン１４は、小扉２のロック孔２ｂに係合
することはなく、小扉２の開閉は可能である。
【００２４】図４（Ｂ）は、小扉のロック状態である。
収納部５が展開され、押し棒がカムピン１４から離れる
ので、ロックピン１４が下降し、小扉２のロック孔２ｂ
に係合する位置をとる。小扉２が閉められると、ロック
ピン１４の下方の斜面に沿ってロックピン１４を押し上
げながら、図の位置において、ロックピン１４が小扉２
のロック孔２ｂに進入し、小扉２をロックする。
収納部５が展開され、押し棒がカムピン１４から離れる
ので、ロックピン１４が下降し、小扉２のロック孔２ｂ
に係合する位置をとる。小扉２が閉められると、ロック
ピン１４の下方の斜面に沿ってロックピン１４を押し上
げながら、図の位置において、ロックピン１４が小扉２
のロック孔２ｂに進入し、小扉２をロックする。
【００２５】なお、係止機構１８は、例えば、回動する
アーム部材で構成され、シェル部材１１をドア１に係止
するものである。アーム部材を回動させるなどにより、
係止を解除することによって、シェル部材１１をドア１
から外し、図３で説明したように、展開された収納部５
をシェル部材６側に縮小させることができる。
アーム部材で構成され、シェル部材１１をドア１に係止
するものである。アーム部材を回動させるなどにより、
係止を解除することによって、シェル部材１１をドア１
から外し、図３で説明したように、展開された収納部５
をシェル部材６側に縮小させることができる。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば、ドアに宅配の受付機構を設けたことにより、従
来のように、宅配受け付けのための別個のスペースを必
要とすることもなく、また、既設の建物にも設置するこ
とができるという効果がある。収納部をクォータードー
ム型に展開可能に構成したことによって、宅配便を受け
取らない状態ではコンパクトになり、収納部が邪魔にな
らないという効果もある。
よれば、ドアに宅配の受付機構を設けたことにより、従
来のように、宅配受け付けのための別個のスペースを必
要とすることもなく、また、既設の建物にも設置するこ
とができるという効果がある。収納部をクォータードー
ム型に展開可能に構成したことによって、宅配便を受け
取らない状態ではコンパクトになり、収納部が邪魔にな
らないという効果もある。
【図１】本発明の宅配受け付きドアの一実施例を説明す
るためのものであり、図１（Ａ）は水平面で切った断面
図、図１（Ｂ）は正面図である。
るためのものであり、図１（Ａ）は水平面で切った断面
図、図１（Ｂ）は正面図である。
【図２】収納部を縮小した状態の説明図である。
【図３】収納部を展開した状態の説明図である。
【図４】小扉のロック機構の説明図である。
１ ドア ２ 小扉 ２ｂ ロック孔 ５ 収納部 ６，７，８，９，１０，１１ シェル部材 １２ 支持軸部 １３ 係止レバー １４ ロックピン １５ リンク部材 １５ｂ カムピン １７ カム溝 １８ 係止機構
Claims (1)
- 【請求項１】 ドアの一部に設けられた開口部と、該開
口部を開閉するロック可能な小扉と、前記開口部に対応
して前記ドアの内側に取り付けられクォータードーム型
に展開可能に形成された収納部を有することを特徴とす
る宅配受け付きドア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5314480A JPH07139270A (ja) | 1993-11-20 | 1993-11-20 | 宅配受け付きドア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5314480A JPH07139270A (ja) | 1993-11-20 | 1993-11-20 | 宅配受け付きドア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139270A true JPH07139270A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=18053823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5314480A Pending JPH07139270A (ja) | 1993-11-20 | 1993-11-20 | 宅配受け付きドア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139270A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100343312B1 (ko) * | 1999-10-05 | 2002-07-10 | 이진국 | 방범 출입문 |
| US7246562B2 (en) | 2000-12-01 | 2007-07-24 | Jin-Kook Lee | Structure of delivery door having anti-theft security means |
| WO2016182595A1 (en) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | Enchantin Inc. | Package receiving systems and methods |
| CN107067573A (zh) * | 2017-01-22 | 2017-08-18 | 潘小永 | 一种家庭智能物品存取箱和物品存放接收系统 |
| JP2019136467A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | ソフトバンク株式会社 | 収納装置 |
-
1993
- 1993-11-20 JP JP5314480A patent/JPH07139270A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100343312B1 (ko) * | 1999-10-05 | 2002-07-10 | 이진국 | 방범 출입문 |
| US7246562B2 (en) | 2000-12-01 | 2007-07-24 | Jin-Kook Lee | Structure of delivery door having anti-theft security means |
| WO2016182595A1 (en) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | Enchantin Inc. | Package receiving systems and methods |
| US9861221B2 (en) | 2015-05-11 | 2018-01-09 | Shuai Jiang | Package receiving systems and methods |
| CN107735001A (zh) * | 2015-05-11 | 2018-02-23 | 蒋帅 | 包裹接收系统和方法 |
| CN107067573A (zh) * | 2017-01-22 | 2017-08-18 | 潘小永 | 一种家庭智能物品存取箱和物品存放接收系统 |
| JP2019136467A (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | ソフトバンク株式会社 | 収納装置 |
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