JPH07138556A - シール材 - Google Patents

シール材

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JPH07138556A
JPH07138556A JP29036293A JP29036293A JPH07138556A JP H07138556 A JPH07138556 A JP H07138556A JP 29036293 A JP29036293 A JP 29036293A JP 29036293 A JP29036293 A JP 29036293A JP H07138556 A JPH07138556 A JP H07138556A
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JP
Japan
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temperature
copolymer
ethylene
acrylate
temp
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Pending
Application number
JP29036293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Niwano
正廣 庭野
Kenji Manabe
健二 真鍋
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP29036293A priority Critical patent/JPH07138556A/ja
Publication of JPH07138556A publication Critical patent/JPH07138556A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2210/00Fluid
    • F04C2210/26Refrigerants with particular properties, e.g. HFC-134a

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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Other Resins Obtained By Reactions Not Involving Carbon-To-Carbon Unsaturated Bonds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】高温における優れた圧縮永久歪特性および耐油
性に優れた熱可塑性グラフト共重合体が主成分であるシ
ール材を提供する。 【構成】同一分子内にラジカル反応性を有する不飽和二
重結合とエポキシ基とを有するモノマーおよびアクリル
酸エステルを主たる構成単位とするガラス転移温度が1
0℃以下の熱可塑性ポリマーに、下記で定義された流動
温度が100℃以上の芳香族ポリエステルオリゴマーを
反応させて得られる熱可塑性グラフト共重合体が主成分
であることを特徴とするシール材。流動温度:4℃/分
の昇温速度で加熱溶融し100kg/cm2 の荷重にお
いて内径1mm長さ10mmのノズルより押出す方法に
より測定した見掛けの溶融粘度が48000ポイズを示
す温度。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明のシール材は特定の熱可塑
性グラフト共重合体を主成分とするシール材に関する。
さらに詳しくは、工業用品、自動車部品等に用いること
ができる、溶融成形が可能で生産性の良好なシール材に
関する。
【0002】
【従来の技術】シール材としては、一般的なものから、
自動車部品として使われる耐熱性と耐油性を要求される
分野に至るまで加硫ゴムが主体として用いられている。
特に近年、自動車エンジンルーム内のスペースが狭くな
る傾向にあり、以前にも増して、耐熱性、耐油性が要求
され、特定の加硫ゴムのみが用いられている。また近
年、加硫ゴムと同じようにゴム的な性質を示す材料とし
て、溶融成形が可能な各種熱可塑性エラストマーが開発
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら加硫ゴム
の場合には、その製造工程において加硫という煩雑な工
程があり、製造工程で発生したスクラップ、製品を再加
工することは困難である。一方、一般に、熱可塑性エラ
ストマーは加硫ゴムのように加硫という工程は必要とし
ない他、スクラップおよび製品の再加工も可能である。
しかし、現在市販されている熱可塑性エラストマーにつ
いては自動車のエンジンルーム内のごとき耐熱性と耐油
性が要求される分野で使用するにはその特性(特に高温
における圧縮永久歪特性)が十分でないという問題があ
った。本発明の目的は、これらの問題点を解決し、これ
までの熱可塑性エラストマーにはない、極めて高い耐熱
性特に高温における優れた圧縮永久歪特性および耐油性
に優れたシール材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情をみて、
本発明者らは鋭意研究の結果、特定のモノマーを構成成
分とするガラス転移温度が10℃以下の熱可塑性ポリマ
ーに流動温度が100℃以上の芳香族ポリエステルオリ
ゴマーを反応させて得られる熱可塑性グラフト共重合体
からなる熱可塑性エラストマーを主成分とするシール材
を見出し、更に該シール材が極めて高い耐熱性、特に高
温における優れた圧縮永久歪特性および耐油性を有して
いることを見出し本発明を完成させるに至った。
【0005】すなわち、本発明は次に記す発明からな
る。 (1)同一分子内にラジカル反応性を有する不飽和二重
結合とエポキシ基とを有するモノマーおよびアクリル酸
エステルを主たる構成単位とするガラス転移温度が10
℃以下の熱可塑性ポリマーに、下記で定義された流動温
度が100℃以上の芳香族ポリエステルオリゴマーを反
応させて得られる熱可塑性グラフト共重合体が主成分で
あることを特徴とするシール材。 流動温度:4℃/分の昇温速度で加熱溶融し100kg
/cm2 の荷重において内径1mm長さ10mmのノズ
ルより押出す方法により測定した見掛けの溶融粘度が4
8000ポイズを示す温度。
【0006】(2)同一分子内にラジカル反応性を有す
る不飽和二重結合とエポキシ基とを有するモノマー、ア
クリル酸エステルおよびエチレンを構成単位とするガラ
ス転移温度が10℃以下の熱可塑性ポリマーに、(1)
記載の流動温度が100℃以上の芳香族ポリエステルオ
リゴマーを反応させて得られる熱可塑性グラフト共重合
体が主成分であることを特徴とするシール材。
【0007】ここで言うシール材とは、パッキン、ガス
ケットに代表される気密性が必要とされる軟質ゴム状材
料のことである。次に本発明を詳細に説明する。同一分
子内にラジカル反応性を有する不飽和二重結合とエポキ
シ基とを有するモノマーおよびアクリル酸エステルを主
たる構成単位とするガラス転移温度が10℃以下の熱可
塑性ポリマーとしては、具体的には、エチルアクリレー
ト・グリシジルメタクリレート共重合体、プロピルアク
リレート・グリシジルメタクリレート共重合体、ブチル
アクリレート・グリシジルメタクリレート共重合体、ヘ
キシルアクリレート・グリシジルメタクリレート共重合
体、ドデシルアクリレート・グリシジルメタクリレート
共重合体、エチルアクリレート・グリシジルスチレン共
重合体、プロピルアクリレート・グリシジルスチレン共
重合体、ブチルアクリレート・グリシジルスチレン共重
合体、ヘキシルアクリレート・グリシジルスチレン共重
合体、ドデシルアクリレート・グリシジルスチレン共重
合体、エチルアクリレート・N−〔4−(2,3−エポ
キシプロポキシ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリル
アミド共重合体、プロピルアクリレート・N−〔4−
(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベン
ジル〕アクリルアミド共重合体、ブチルアクリレート・
N−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジ
メチルベンジル〕アクリルアミド共重合体、ヘキシルア
クリレート・N−〔4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリルアミド共重合
体、ドデシルアクリレート・N−〔4−(2,3−エポ
キシプロポキシ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリル
アミド共重合体等の各種共重合体が挙げられる。また、
必要に応じて前記の共重合体における構成単位を3種以
上含む共重合体も挙げられる。
【0008】さらに、エチレンを構成単位として含む共
重合体としては、エチレン・メチルアクリレート・グリ
シジルメタクリレート共重合体、エチレン・エチルアク
リレート・グリシジルメタクリレート共重合体、エチレ
ン・プロピルアクリレート・グリシジルメタクリレート
共重合体、エチレン・ブチルアクリレート・グリシジル
メタクリレート共重合体、エチレン・ヘキシルアクリレ
ート・グリシジルメタクリレート共重合体、エチレン・
ドデシルアクリレート・グリシジルメタクリレート共重
合体、エチレン・メチルアクリレート・グリシジルスチ
レン共重合体、エチレン・エチルアクリレート・グリシ
ジルスチレン共重合体、エチレン・プロピルアクリレー
ト・グリシジルスチレン共重合体、エチレン・ブチルア
クリレート・グリシジルスチレン共重合体、エチレン・
ヘキシルアクリレート・グリシジルスチレン共重合体、
エチレン・ドデシルアクリレート・グリシジルスチレン
共重合体、エチレン・メチルアクリレート・N−〔4−
(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベン
ジル〕アクリルアミド共重合体、エチレン・エチルアク
リレート・N−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)
−3,5ジメチルベンジル〕アクリルアミド共重合体、
エチレン・プロピルアクリレート・N−〔4−(2,3
−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベンジル〕ア
クリルアミド共重合体、エチレンブチルアクリレート・
N−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジ
メチルベンジル〕アクリルアミド共重合体、エチレン・
ヘキシルアクリレート・N−〔4−(2,3−エポキシ
プロポキシ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリルアミ
ド共重合体、エチレン・ドデシルアクリレート・N−
〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチ
ルベンジル〕アクリルアミド共重合体等の各種共重合体
が挙げられる。また、必要に応じて前記の共重合体にお
ける構成単位を4種以上含む共重合体も挙げられる。こ
れらの中でもエチレン・メチルアクリレート・グリシジ
ルメタクリレート共重合体が好適に用いられる。これら
各種共重合体は通常よく知られたラジカル重合法により
得ることができる。
【0009】ただし、いずれの共重合体においてもその
ガラス転移温度が10℃以下となるように共重合体の組
成を制御しなければならない。該共重合体のガラス転移
温度(以下Tgと略すことがある。)が10℃を越える
と常温近傍の使用温度範囲において該共重合体さらには
後述する芳香族ポリエステルオリゴマーがグラフト共重
合されたグラフト共重合体の柔軟性および圧縮永久歪特
性が損なわれるために好ましくない。
【0010】本発明の熱可塑性グラフト共重合体を構成
する芳香族ポリエステルオリゴマーは流動温度が100
℃以上、好ましくは150℃以上の芳香族ポリエステル
オリゴマーである。この流動温度は、内径1mm、長さ
10mmのノズルをもつ毛細管レオメーターを用い、4
℃/分の昇温速度で加熱溶融体を100kg/cm2
荷重においてノズルから押し出す方法により測定した溶
融粘度が48000ポイズを示す温度である。該芳香族
ポリエステルオリゴマーの流動温度が100℃より低い
ときには、得られるグラフト共重合体においてゴム弾性
を示す温度範囲が狭くなる、すなわち該グラフト共重合
体さらには該グラフト共重合体からなるシール材の耐熱
性および高温における圧縮永久歪特性が十分でなくなる
ので好ましくない。
【0011】本発明のグラフト共重合体を構成する、流
動温度が100℃以上の芳香族ポリエステルオリゴマー
とは主としてヒドロキシアリールカルボン酸の重縮合体
からなるオリゴマーである。主としてヒドロキシアリー
ルカルボン酸の重縮合体からなるオリゴマーとは下記一
般式で表される構造単位を50重量%以上、好ましくは
60重量%以上含むオリゴマーである。
【化1】
【0012】(式中Arは
【化2】 または
【化3】 または
【化4】 であり、Rは炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル
基であり、nは0〜2の整数である。)
【0013】主としてヒドロキシアリールカルボン酸の
重縮合体からなる該オリゴマーは数平均分子量が300
〜1500の範囲であることが好ましく、更に好ましく
は400〜1000の範囲である。数平均分子量が30
0未満であると該重縮合体が熱分解され易くなり、また
流動温度が著しく低下し、得られるグラフト共重合体の
耐熱性が低下するため好ましくなく、また数平均分子量
が1500を越えると、流動温度が該オリゴマーの熱分
解温度に近くなり、得られるグラフト共重合体の成形性
が悪くなるため好ましくない。なお、主としてヒドロキ
シアリールカルボン酸の重縮合体からなる該オリゴマー
はその融点等の性質を制御するために、ヒドロキシアル
キルカルボン酸、アミノアルキルカルボン酸、アミノア
リールカルボン酸等の単量体が重縮合された構造及び単
官能のカルボン酸化合物、フェノール化合物、及びアミ
ノ化合物が縮合された構造を含んでよい。
【0014】本発明で特に好適に用いることのできる芳
香族ポリエステルオリゴマーは下記一般式で表されるも
のである。
【化5】
【0015】(式中R1 は炭素数5以上のアルキル基ま
たは炭素数6以上のアリール基であり、Arは
【化6】 または
【化7】 または
【化8】 2 は炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基であ
り、pは0〜2の整数である。)
【0016】また上記オリゴマーには炭素数2〜6のヒ
ドロキシカルボン酸を共重合して用いることも可能であ
る。上に示した片末端にカルボン酸基を有する芳香族ポ
リエステルオリゴマーの数平均分子量は300〜150
0の範囲であることが好ましく、R1 、Arの選択種に
よりnは平均値で2〜12の範囲の数である。更に好ま
しくはnは3〜8の範囲である。
【0017】主としてヒドロキシアリールカルボン酸の
重縮合体は、ヒドロキシアリールカルボン酸、および場
合によってはそれと少量の共重合可能なモノマー、例え
ば炭素数2〜6のヒドロキシアルキルカルボン酸、アミ
ノアルキルカルボン酸,、アミノアリールカルボン酸、
単官能のフェノール化合物、カルボン酸化合物、アミノ
化合物等を原料として重縮合体を生成する方法であれば
どんな方法でもよいが、次の方法により製造することが
好ましい。
【0018】即ち、ヒドロキシアリールカルボン酸に無
水酢酸、アセチルクロライド等のアセチル化剤を添加、
加熱、攪拌することによりアセトキシアリールカルボン
酸を得る。上記反応において無水酢酸でヒドロキシアリ
ールカルボン酸等をアセチル化する場合、その反応は1
00℃以上で15分以上行うことにより、またアセチル
クロライドによる反応においては室温以上で30分以上
行うことによりアセチル化が達成される。いずれの反応
においても無水酢酸、アセチルクロライドは反応させる
べき水酸基モル数に対して過剰に、好ましくは1.1倍
程度加えることが好ましい。アセチル化が終了した後、
系内を昇温、攪拌しながら脱酢酸することにより重縮合
反応を進行させる。系内の温度は好ましくは200℃以
上にする必要がある。数平均分子量は留去する酢酸の量
により制御可能であり、目的とする重合度に制御するた
めには、仕込んだヒドロキシアリールカルボン酸等のモ
ノマーの量と留去すべき酢酸量を計算することが必要で
ある。
【0019】片末端にカルボン酸基を有する芳香族ポリ
エステルオリゴマーは、炭素数5以上、好ましくは5〜
20のアルキル基または炭素数6以上、好ましくは6〜
15のアリール基を有するモノカルボン酸とヒドロキシ
アリールカルボン酸と必要に応じ炭素数2〜6のヒドロ
キシカルボン酸の混合物を、先に述べた、主としてヒド
ロキシアリールカルボン酸の重縮合体の製造方法と同様
にして、無水酢酸もしくはアセチルクロライドによりア
セチル化した後、脱酢酸することにより、重縮合体を得
ることができる。この反応ではモノカルボン酸とヒドロ
キシカルボン酸のモル比により数平均分子量が決定され
る。また得られたオリゴマーはメタノール、アセトン等
の溶媒により適宜洗浄し低分子量成分を除去することが
好ましい。
【0020】本発明を構成するグラフト共重合体は、T
gが10℃以下で、かつカルボン酸基と反応し得る官能
基を有する重合体と、流動温度が100℃以上でかつ片
末端にカルボン酸基を有する芳香族ポリエステルオリゴ
マーを反応させることにより得ることができる。反応方
法は特に限定されるものではないが、好ましくは溶融混
練により反応させる方法が好ましい。
【0021】この溶融混練は、該芳香族ポリエステルオ
リゴマーの流動温度以上で、Tgが10℃以下の該重合
体と該芳香族ポリエステルオリゴマーを通常の混練機、
例えばバンバリーミキサー、一軸押出機、二軸押出機、
ロール、ニーダー等の高温で高剪断力をかけられるもの
であればどのような装置を用いてもかまわない。
【0022】反応温度は、少なくとも用いる芳香族ポリ
エステルオリゴマーの流動温度以上であり、また用いる
Tgが10℃以下の該重合体の熱分解温度以下であるこ
とが好ましい。反応温度が、用いた芳香族ポリエステル
オリゴマーの流動温度未満では、該芳香族ポリエステル
オリゴマーのカルボン酸とTgが10℃以下の該重合体
が反応しにくく、グラフト共重合体が得られにくいので
好ましくなく、Tgが10℃以下の該重合体の熱分解温
度を超えると、混練中に該重合体の分解が著しく分子量
の低下等の悪影響があるため好ましくない。グラフト化
を促進するためには上記温度範囲内で温度が高い方が好
ましく、反応時間が長い方が好ましく、また剪断力は大
きい方が好ましい。更にグラフト化の促進のためにトリ
フェニルホスフィン等のホスフィン化合物、三級アミン
等を添加することが好ましい。
【0023】ただし、いずれの場合も、グラフト共重合
体を構成するTgが10℃以下のポリマーは全ポリマー
のうち50重量%以上99重量%以下、好ましくは65
重量%以上97重量%以下である。Tgが10℃以下の
ポリマーが全ポリマーの50重量%未満では、得られる
熱可塑性エラストマーが室温以上の温度範囲においてゴ
ム弾性を示しにくくなり、柔軟性が悪くなるため好まし
くなく、99重量%を越えると、グラフト共重合体の物
理架橋点が少なくなり得られるポリマーが室温において
すらはなはだしく塑性変形を起こすため好ましくない。
【0024】更に本発明のシール材を構成する熱可塑性
エラストマーには適宜カーボンブック、シリカ、タル
ク、ケイソウ土、二酸化チタン、ガラスビーズ、ガラス
繊維等の充填剤、可塑剤、老化防止剤、着色剤、難燃
剤、スコーチ防止剤等を任意に配合して用いることがで
きる。特に、高温で使用される場合には、その熱劣化を
防止する目的からアリールアミン化合物が好適に配合さ
れる。
【0025】本発明のシール材は、該グラフト共重合体
からなる熱可塑性エラストマーを主成分とする組成物を
通常のプレス成形機、射出成形機、押出成形機により成
形することができる。成形はシール材の形状で、あるい
はシート状に成形後打ち抜いて加工してもよい。
【0026】
【実施例】以下に実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 (物性の測定方法)初期物性として硬度(Hs (JIS
A))、引張強度、伸びをJIS K6301に準拠
して測定した。また耐油性の評価は該プレスシートより
25mm×25mmの試験片を切り取りJIS 3号オ
イルに100℃×70hr、150℃×70hrの条件
で浸漬した後、その体積増加割合を測定した。圧縮永久
歪特性はJIS K6301に準じて100℃×22h
r、120℃×22hr、140℃×22hr、160
℃×22hrの条件で測定した。耐熱性についてはプレ
スシートからJIS 3号ダンベルを打ち抜き、これを
120℃、150℃、175℃のエアーオーブン中に2
週間放置後、室温に冷却し硬度(Hs (JIS
A))、引張強度、伸びを測定した。
【0027】実施例1 特開昭61−127709号公報の実施例5に記載の方
法に準じて、エチレン・メチルアクリレート・グリシジ
ルメタクリレート三元共重合体(エチレン/メチルアク
リレート・グリシジルメタクリレート=38.7/59
/2.3(重量比)、190℃、2.16kg荷重にお
けるMI=8.7g/10分)を得た。このポリマーの
ガラス転移温度を島津製作所製スタンドアロン型示差走
査熱量計DSC−50型にて窒素雰囲気下、10℃/分
の昇温速度で測定した。得られた図から常法に従い、吸
熱開始温度を接線法により求めガラス転移温度とした。
ガラス転移温度は−31.5℃であった。またこのポリ
マーの加熱減量曲線を、島津製作所製スタンドアロン型
熱重量測定装置TGA−50にて窒素雰囲気下、10℃
/分の昇温速度で測定した。この測定により、このポリ
マーは350℃付近まで減量が見られず熱的に安定であ
ることがわかった。
【0028】次に片末端にカルボキシル基を有する芳香
族ポリエステルオリゴマーを以下のようにして合成し
た。2リットルのセパラブルフラスコにイカリ型撹拌
翼、三方コック、ジムロート冷却管を取り付け、安息香
酸1.4モル(170.8g)、パラヒドロキシ安息香
酸5.6モル(772.8g)、無水酢酸6.2モル
(633g)を仕込んだ。セパラブルフラスコの上下の
パッキンにはテフロンシートを切り抜いたものを用い
た。イカリ型撹拌翼を80rpmで回転させ、三方コッ
クより窒素を導入し系内を窒素雰囲気とし、ジムロート
冷却管に冷却水を流した状態で、セパラブルフラスコを
油浴に入れ、油浴を160℃に昇温した。油浴を160
℃に保持した状態で無水酢酸を還流させながら2時間ア
セチル化の反応を行った。アセチル化反応終了後ジムロ
ート冷却管をビグロー管にリービッヒ冷却管を取り付け
たものに素早く取り替え、油浴を280℃に昇温した。
160℃から280℃まで昇温するために要した時間は
約50分であった。その後280℃に油浴の温度を保持
し系内より留出する酢酸および無水酢酸をリービッヒ冷
却管より回収した。酢酸等の回収はビグロー管にリービ
ッヒ冷却管に取り替えた後より行い、約3時間で731
gの酢酸等が回収され重縮合が完結した。重縮合終了後
芳香族オリゴマーを取り出し、粉砕機により1mm以下
の粒子径に粉砕した。
【0029】この芳香族ポリエステルオリゴマーの流動
温度を測定したところ192℃であった。次にこの芳香
族ポリエステルオリゴマーの加熱減量を先のTGA−5
0型の装置を用い窒素雰囲気下にて10℃/分の昇温速
度で測定した。これからこの芳香族ポリエステルオリゴ
マーは280℃付近まで安定であることがわかった。ま
た、該芳香族ポリエステルオリゴマーは溶融時に光学異
方性を示した。次にこの芳香族ポリエステルオリゴマー
の数平均重合度を特開平4−11657号公報の実施例
1に記載の化学分解法に準じて分析測定したところ下記
一般式化9でn=4.9であった。
【0030】
【化9】
【0031】以上述べてきたエチレン・メチルアクリレ
ート・グリシジルメタクリレート3元共重合体、片末端
にカルボン酸を有する上記一般式で表される数平均重合
度4.9の芳香族オリゴマー、およびトリパラトリルホ
スフィン(北興化学工業製)およびユニロイヤル製アリ
ールアミン化合物ナウガード445を、エチレン・メチ
ルアクリレート・グリシジルメタクリレート3元共重合
体/上記芳香族オリゴマー/トリパラトリルホスフィン
/ナウガード445=80/20/0.40/2.0
(=320g/80g/1.6g/8.0g)の重量比
で東洋精機製作所製ラボプラストミル100R−100
型にB−600形のミキサーとR−500形用のローラ
ー形ブレードを装着し設定温度120℃、ブレード回転
数50rpmにて2分間プリブレンドを行い、これをと
り出し10mm角程度に裁断したものを準備した。次に
このプリブレンドしたものを日本製鋼所製2軸押出機T
EX30XSST−42BW−4Vにシリンダー温度2
60℃、スクリュー回転数200rpmの条件下10〜
11kg/時間の供給速度で供給し2軸押出機内でグラ
フト反応を行った。この時、2軸押出機内の滞留時間は
約90秒であった。得られたグラフト共重合体のメルト
インデックス(260℃、10kg荷重)は4.50g
/10分であった。また得られたグラフト共重合体のグ
ラフト効率(=エポキシ基の反応度)を特開平4−11
657号公報の実施例1に記載の方法に準じて化学分解
し高速液体クロマトグラフィーにより分析、計算したと
ころ83%であった。
【0032】次に得られたグラフト共重合体を280℃
にて2mmの厚さのプレスシートを成形し、測定した物
性を表1に示す。
【0033】比較例1 東洋紡績(株)製のポリエステルエラストマー、ペルプ
レンP−30Bを実施例1と同様にしてプレスシートを
作成(ただし成形温度は200℃)した。また、このプ
レスシートについても測定した物性を表1に併せて示
す。
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明のシール材は特定のグラフト共重
合体からなる熱可塑性エラストマーを主成分としたもの
であり、これまでの熱可塑性エラストマーにはない、極
めて高い耐熱性特に高温における優れた圧縮永久歪特性
および耐油性に優れたものが得られる。また通常のプレ
ス成形機、押出成形機、射出成形機等により加工が可能
である他、スクラップ、製品の再利用も可能であり、生
産性の点からも優れており、その利用範囲は極めて広く
有用である。
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】ここで言うシール材とは、パッキン、ガス
ケットに代表される気密性が必要とされる軟質ゴム状材
料のことである。次に本発明を詳細に説明する。同一分
子内にラジカル反応性を有する不飽和二重結合とエポキ
シ基とを有するモノマーおよびアクリル酸エステルを主
たる構成単位とするガラス転移温度が10℃以下の熱可
塑性ポリマーとしては、具体的には、エチルアクリレー
ト・グリシジルメタクリレート共重合体、プロピルアク
リレート・グリシジルメタクリレート共重合体、ブチル
アクリレート・グリシジルメタクリレート共重合体、ヘ
キシルアクリレート・グリシジルメタクリレート共重合
体、ドデシルアクリレート・グリシジルメタクリレート
共重合体、エチルアクリレート・グリシジルスチレン共
重合体、プロピルアクリレート・グリシジルスチレン共
重合体、ブチルアクリレート・グリシジルスチレン共重
合体、ヘキシルアクリレート・グリシジルスチレン共重
合体、ドデシルアクリレート・グリシジルスチレン共重
合体、エチルアクリレート・N−〔4−(2,3−エポ
キシプロポキシ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリ
ルアミド共重合体、プロピルアクリレート・N−〔4−
(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベ
ンジル〕アクリルアミド共重合体、ブチルアクリレート
・N−〔4−(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5
ジメチルベンジル〕アクリルアミド共重合体、ヘキシ
ルアクリレート・N−〔4−(2,3−エポキシプロポ
キシ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリルアミド共
重合体、ドデシルアクリレート・N−〔4−(2,3−
エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベンジル〕ア
クリルアミド共重合体等の各種共重合体が挙げられる。
また、必要に応じて前記の共重合体における構成単位を
3種以上含む共重合体も挙げられる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】さらに、エチレンを構成単位として含む共
重合体としては、エチレン・メチルアクリレート・グリ
シジルメタクリレート共重合体、エチレン・エチルアク
リレート・グリシジルメタクリレート共重合体、エチレ
ン・プロピルアクリレート・グリシジルメタクリレート
共重合体、エチレン・ブチルアクリレート・グリシジル
メタクリレート共重合体、エチレン・ヘキシルアクリレ
ート・グリシジルメタクリレート共重合体、エチレン・
ドデシルアクリレート・グリシジルメタクリレート共重
合体、エチレン・メチルアクリレート・グリシジルスチ
レン共重合体、エチレン・エチルアクリレート・グリシ
ジルスチレン共重合体、エチレン・プロピルアクリレー
ト・グリシジルスチレン共重合体、エチレン・ブチルア
クリレート・グリシジルスチレン共重合体、エチレン・
ヘキシルアクリレート・グリシジルスチレン共重合体、
エチレン・ドデシルアクリレート・グリシジルスチレン
共重合体、エチレン・メチルアクリレート・N−〔4−
(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベ
ンジル〕アクリルアミド共重合体、エチレン・エチルア
クリレート・N−〔4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリルアミド共重
合体、エチレン・プロピルアクリレート・N−〔4−
(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベ
ンジル〕アクリルアミド共重合体、エチレン・ブチルア
クリレート・N−〔4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリルアミド共重
合体、エチレン・ヘキシルアクリレート・N−〔4−
(2,3−エポキシプロポキシ)−3,5ジメチルベ
ンジル〕アクリルアミド共重合体、エチレン・ドデシル
アクリレート・N−〔4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)−3,5ジメチルベンジル〕アクリルアミド共重
合体等の各種共重合体が挙げられる。また、必要に応じ
て前記の共重合体における構成単位を4種以上含む共重
合体も挙げられる。これらの中でもエチレン・メチルア
クリレート・グリシジルメタクリレート共重合体が好適
に用いられる。これら各種共重合体は通常よく知られた
ラジカル重合法により得ることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】主としてヒドロキシアリールカルボン酸の
重縮合体は、ヒドロキシアリールカルボン酸、および場
合によってはそれと少量の共重合可能なモノマー、例え
ば炭素数2〜6のヒドロキシアルキルカルボン酸、アミ
ノアルキルカルボン酸、アミノアリールカルボン酸、単
官能のフェノール化合物、カルボン酸化合物、アミノ化
合物等を原料として重縮合体を生成する方法であればど
んな方法でもよいが、次の方法により製造することが好
ましい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】更に本発明のシール材を構成する熱可塑性
エラストマーには適宜カーボンブック、シリカ、タル
ク、ケイソウ土、二酸化チタン、ガラスビーズ、ガラス
繊維等の充填剤、可塑剤、老化防止剤、着色剤、難燃
剤、スコーチ防止剤等を任意に配合して用いることがで
きる。特に、高温で使用される場合には、その熱劣化を
防止する目的からアリールアミン化合物が好適に配合さ
れる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例1 特開昭61−127709号公報の実施例5に記載の方
法に準じて、エチレン・メチルアクリレート・グリシジ
ルメタクリレート三元共重合体(エチレン/メチルアク
リレートグリシジルメタクリレート=38.7/59
/2.3(重量比)、190℃、2.16kg荷重にお
けるMI=8.7g/10分)を得た。このポリマーの
ガラス転移温度を島津製作所製スタンドアロン型示差走
査熱量計DSC−50型にて窒素雰囲気下、10℃/分
の昇温速度で測定した。得られた図から常法に従い、吸
熱開始温度を接線法により求めガラス転移温度とした。
ガラス転移温度は−31.5℃であった。またこのポリ
マーの加熱減量曲線を、島津製作所製スタンドアロン型
熱重量測定装置TGA−50にて窒素雰囲気下、10℃
/分の昇温速度で測定した。この測定により、このポリ
マーは350℃付近まで減量が見られず熱的に安定であ
ることがわかった。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】次に片末端にカルボキシル基を有する芳香
族ポリエステルオリゴマーを以下のようにして合成し
た。2リットルのセパラブルフラスコにイカリ型撹拌
翼、三方コック、ジムロート冷却管を取り付け、安息香
酸1.4モル(170.8g)、パラヒドロキシ安息香
酸5.6モル(772.8g)、無水酢酸6.2モル
(633g)を仕込んだ。セパラブルフラスコの上下の
パッキンにはテフロンシートを切り抜いたものを用い
た。イカリ型撹拌翼を80rpmで回転させ、三方コッ
クより窒素を導入し系内を窒素雰囲気とし、ジムロート
冷却管に冷却水を流した状態で、セパラブルフラスコを
油浴に入れ、油浴を160℃に昇温した。油浴を160
℃に保持した状態で無水酢酸を還流させながら2時間ア
セチル化の反応を行った。アセチル化反応終了後ジムロ
ート冷却管をビグロー管にリービッヒ冷却管を取り付け
たものに素早く取り替え、油浴を280℃に昇温した。
160℃から280℃まで昇温するために要した時間は
約50分であった。その後280℃に油浴の温度を保持
し系内より留出する酢酸および無水酢酸をリービッヒ冷
却管より回収した。酢酸等の回収はビグロー管付きリー
ビッヒ冷却管に取り替えた後より行い、約3時間で73
1gの酢酸等が回収され重縮合が完結した。重縮合終了
後芳香族オリゴマーを取り出し、粉砕機により1mm以
下の粒子径に粉砕した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/00 LSZ F16J 15/00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一分子内にラジカル反応性を有する不飽
    和二重結合とエポキシ基とを有するモノマーおよびアク
    リル酸エステルを主たる構成単位とするガラス転移温度
    が10℃以下の熱可塑性ポリマーに、下記で定義された
    流動温度が100℃以上の芳香族ポリエステルオリゴマ
    ーを反応させて得られる熱可塑性グラフト共重合体が主
    成分であることを特徴とするシール材。 流動温度:4℃/分の昇温速度で加熱溶融し100kg
    /cm2 の荷重において内径1mm長さ10mmのノズ
    ルより押出す方法により測定した見掛けの溶融粘度が4
    8000ポイズを示す温度。
  2. 【請求項2】同一分子内にラジカル反応性を有する不飽
    和二重結合とエポキシ基とを有するモノマー、アクリル
    酸エステルおよびエチレンを構成単位とするガラス転移
    温度が10℃以下の熱可塑性ポリマーに、請求項1記載
    の流動温度が100℃以上の芳香族ポリエステルオリゴ
    マーを反応させて得られる熱可塑性グラフト共重合体が
    主成分であることを特徴とするシール材。
JP29036293A 1993-11-19 1993-11-19 シール材 Pending JPH07138556A (ja)

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JP29036293A JPH07138556A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 シール材

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