JPH0713849A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0713849A
JPH0713849A JP15064793A JP15064793A JPH0713849A JP H0713849 A JPH0713849 A JP H0713849A JP 15064793 A JP15064793 A JP 15064793A JP 15064793 A JP15064793 A JP 15064793A JP H0713849 A JPH0713849 A JP H0713849A
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JP15064793A
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Kenji Aiyama
健司 相山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラインがメモリ境界に跨がらずに、且つ、書
込み読出しアドレスが連続するようにする。 【構成】 画像メモリ28と同30には連続するアドレ
スを割り付けてある。CPU20は、画像メモリ28の
みで憶可能な場合、記憶アドレスのオフセット値を0と
し、画像メモリ28,30に分割記憶する場合、(画像
メモリ28の記憶容量)÷(画像データの幅)の剰余を
オフセット値とする。このオフセット値のアドレスから
画像データが画像メモリ28,30に連続的に記憶され
る。また、アドレス発生回路38は、画像形成装置14
からの同期信号に従い、このオフセット値のアドレスか
らスタートする連続するアドレス信号を発生する。セレ
クタ36は、ラインの切換えに同期して、画像メモリ2
8の出力から画像メモリ30の出力に切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に関し、
より具体的には、プリンタなどの画像形成装置のための
画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のプリンタ、特に、ページ・プリン
タは、ホスト・コンピュータから出力される画像データ
を少なくとも1画面記憶する画像メモリを具備する。例
えば、A3対応のページ・プリンタはA3の画素数に相
当するメモリ容量の画像メモリを具備する。勿論、印刷
しようとする画像データがページ記述言語により表現さ
れている場合、それをビットマップに展開するメモリも
必要になる。
【0003】A3対応のプリンタでA4の大きさの画像
を出力する場合、当該画像メモリには2枚分の画像デー
タを記憶できることになり、半分をホストコンピュータ
からの画像データの書込み用、残り半分を画像形成装置
への読出し用とし、これらを交互に切り換えることによ
り印刷速度を上げることができる。この目的で、例えば
A3対応のページ・プリンタで、A4サイズの2つの画
像メモリを設け、その2つの画像メモリのアドレスを連
続とした構成が知られている。
【0004】図2は、従来例のメモリ・マップを示す。
記憶容量が16MBの2つの画像メモリを用意し、一方
にアドレス000000〜FFFFFF、他方に画像メ
モリにアドレス1000000以上を割り当てる。1画
素が1バイトであるとして、この2つの画像メモリを一
緒に使用して、横4,000画素、縦8,000画素の
A3画像を記憶できる。
【0005】1つの画像メモリの記憶容量が16MBで
あるので、16,777,216÷4,000=4,1
94.3となり、4,194ライン分を記憶できる。し
かし、1ラインの信号が2つの画像メモリにまたがる
と、画像形成装置への出力途中で画像メモリを切り換え
なければならないので、1つのラインの信号が2つの画
像メモリの境界に跨がることのないように管理される。
【0006】即ち、図2の例では、第1の画像メモリの
アドレス000000〜000F9Fにライン#1のデ
ータ、アドレス000FA0〜001F3Fにライン#
2のデータ、アドレスFFDC00〜FFEB9Fにラ
イン#4,193のデータ、アドレスFFEBA0〜F
FFB3Fにライン#4,194のデータを記憶する。
アドレスFFFB40〜FFFFFFは、1ラインのデ
ータを記憶するのには不十分なので、使用しない。
【0007】第2の画像メモリのアドレス100000
0〜1000F9Fにライン#4,195のデータ、ア
ドレス1000FA0〜1001F3Fにライン#4,
196のデータ、アドレス1E828C0〜1E838
5Fにライン#7,999のデータ、アドレス1E83
860〜1E847FFにライン#8,000のデータ
を記憶する。アドレス1E84800以上(斜線部分)
は未使用となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、2つの画
像メモリを一体に利用する場合でも、1つのラインのデ
ータがメモリ境界に跨がらないようにするためにメモリ
境界付近に空き領域又は未使用領域が発生し、この結
果、アドレスの途中にデータの無い領域が存在し、画像
形成装置への転送出力時にその無データ領域を考慮した
アドレスを発生しなければならない。即ち、アドレスの
飛びが生じることになり、ホストコンピュータからの画
像データを第1及び第2の画像メモリに書き込むのにD
MA転送を利用するのが難しくなる。例えばホスト・コ
ンピュータからのデータを受信するインターフェースに
DMA転送回路を設けようとしても、複雑な回路になっ
てしまう。
【0009】本発明は、このような不都合の生じない画
像処理装置を提示することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、連続するアドレスを割り当てられた第1及び第2
の画像メモリ手段を具備し、入力画像データを1ライン
のデータが当該第1及び第2の画像メモリ手段の境界を
跨がらないように記憶し、当該第1及び第2の画像メモ
リ手段に記憶される画像データを、外部制御信号に従い
順次出力する画像処理装置であって、入力画像データを
記憶するのに当該第1及び第2の画像メモリ手段の両方
を必要とするとき、入力画像データのライン終端のデー
タが当該第1の画像メモリ手段の終端アドレスに位置す
るように、当該第1の画像メモリ手段の先頭記憶領域に
未使用領域を設けて当該入力画像データを当該第1の画
像メモリ手段に記憶し、当該第1の画像メモリ手段に記
憶し切れない入力画像データを当該第2の画像メモリ手
段に順に記憶し、当該第1及び第2の画像メモリ手段に
記憶される画像データを上記外部制御信号に従い読み出
す書込み読出し制御手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記手段により、1ラインの画像データが、第
1の画像メモリと第2の画像メモリとの境界に配置され
るので、読出しデータの切換えをラインに同期して行な
えばよくなる。また、第1及び第2の画像メモリのメモ
リ空間で画像データが連続して配置されるので、書込み
及び読出しのアドレス発生が簡単になる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。図1において、10は印刷しようとする
画像データを出力するホストコンピュータ、12は本発
明の一実施例である画像処理装置、14は、画像処理装
置12により処理された画像データを印刷出力する画像
形成装置である。ホストコンピュータ10が出力する画
像データは、生データのみならず、圧縮データ、又は所
定のページ記述言語で表現されたデータの場合がある。
【0014】画像処理装置12において、20は全体を
制御するCPU、22はCPU20の動作プログラムや
定数を固定記憶するROM、24はCPU20の作業用
に使用するRAM、26はホストコンピュータ10と接
続し、ホストコンピュータ10からのデータを受信する
インターフェース、28,30はホストコンピュータ1
0からの画像データを一時記憶する画像メモリ、32,
34はそれぞれ画像メモリ28,30の書込み及び読出
しを制御するメモリ制御回路である。
【0015】36は画像メモリ28又は同30から読み
出された画像データを選択して、画像形成装置14に出
力するセレクタ、38は、画像形成装置14からの同期
信号に従い、画像メモリ28,30から画像データを読
み出すアドレスを発生するアドレス発生回路である。ア
ドレス発生回路38はまた、画像形成装置14からの主
走査方向同期信号をカウントして、その値を保持する。
40は、CPU20、ROM22、RAM24、インタ
ーフェース26、画像メモリ28,30、メモリ制御回
路32,34、セレクタ36及びアドレス発生回路38
を相互接続し、データ、アドレス及び制御信号を転送す
るシステム・バスである。
【0016】本実施例でも、画像メモリ28,30には
図2に示すように、連続したアドレスが割り当てられて
いるものとする。
【0017】本実施例の動作を説明する。
【0018】ホストコンピュータ10は、先ず、印刷し
ようとする画像のサイズ情報(幅と高さなど)を画像処
理装置12に出力し、その後、画像データを画像処理装
置12に出力する。サイズ情報は、インターフェース2
6及びシステム・バス40を介してCPU20に転送さ
れる。CPU20は、このサイズ情報と画像メモリ2
8,30の記憶容量から、画像データを画像メモリ2
8,30に分割記憶する必要があるか否かを判断する。
【0019】そして、一方の画像メモリ28又は同30
のみで記憶可能な場合、画像データの記憶アドレスのオ
フセット値を0とし、画像メモリ28,30に分割記憶
する場合、(画像メモリ28の記憶容量)÷(画像デー
タの幅)の剰余を、画像メモリ28のアドレスのオフセ
ット値とする。このオフセット値が、画像メモリ28で
ホストコンピュータ10からの画像データを記憶開始す
るアドレスとなる。
【0020】ホストコンピュータ10から印刷しようと
する画像データが供給されると、CPU20は、システ
ム・バス40を介してメモリ制御回路32,34に書き
込みアドレスと、書き込み制御信号を供給する。書き込
みアドレスは、先に算出したオフセット値から始まる。
即ち、先に算出したオフセット値が、印刷しようとする
画像データの記憶開始アドレスになる。ホストコンピュ
ータ10からの画像データはインターフェース26及び
システム・バス40を介してCPU20に転送され、こ
こで伸長又はページ記述言語を展開されて生画像データ
に変換され、システム・バス40を介して画像メモリ2
8,30に印加される。
【0021】メモリ制御回路32,34は、CPU20
からの書き込みアドレス信号から画像メモリ28,30
に記憶すべき画像データか否かを判断し、自己の管理領
域であるとき、書き込みアドレス信号及び書き込み制御
信号を、それぞれ画像メモリ28,30に印加する。こ
れにより、画像データは、画像メモリ28のオフセット
・アドレスから記憶開始されて、画像メモリ28が一杯
になると、後続の画像データは画像メモリ30に記憶さ
れる。
【0022】本実施例では、従来例で画像メモリ28の
終端で未使用部分となった記憶容量だけ、画像データの
記憶開始位置をずらしたので、画像メモリ28は画像メ
モリ30との境界まで一杯に画像データが格納される。
【0023】印刷しようとする画像が画像メモリ28又
は同30に入り切る場合、画像メモリ28又は同30の
一方のみ、例えば画像メモリ28のみを使用する。ま
た、先に説明したように、画像メモリ28,30の一方
を書き込み用、他方を画像形成装置14への出力用とし
て交互に切り換える場合もある。この動作又は処理は周
知であるので、詳細な説明は省略する。
【0024】図3は、1画素のデータ量が1バイトで、
幅4,000画素、縦4,000画素の画像に対する画
像メモリ28,30の記憶領域図を示す。画像メモリ2
8のアドレス000000〜000F9Fにライン#1
の画像データ、アドレス000FA0〜001F3Fに
ライン#2の画像データ、アドレスF404C0〜F4
145Fにライン#3,999の画像データ、アドレス
F41460〜F423FFにライン#4,000の画
像データが記憶される。アドレスF42400以降は未
使用となる。即ち、画像メモリ28で、アドレスF42
400〜FFFFFFが未使用になり、画像メモリ30
の全部が未使用になる。未使用領域を斜線で示す。
【0025】図4は、1画素のデータ量が1バイトで、
幅4,000画素、縦8,000画素の画像に対する画
像メモリ28,30の記憶領域図を示す。このサイズの
画像データでは、画像メモリ28と同30の両方を使用
する必要があり、先に説明したように、16,777,
216(画像メモリ28の記憶容量)÷4000(1ラ
インの画素数)の剰余が1,216であるから、画像メ
モリ28の記憶開始アドレスを1216(16進数では
0004C0)とする。
【0026】これにより、画像メモリ28では、アドレ
ス0004C0〜00145Fにライン#1の画像デー
タ、アドレス001460〜0023FFにライン#2
の画像データ、アドレスFFE0C0〜FFF05Fに
ライン#4,193の画像データ、アドレスFFF06
0〜FFFFFFにライン#4,194の画像データが
記憶される。
【0027】他方、画像メモリ30では、アドレス10
00000〜1000F9Fにライン#4,195の画
像データ、アドレス1000FA0〜1001F3Fに
ライン#4,196の画像データ、アドレス1E828
C0〜1E8385Fにライン#7,999の画像デー
タ、アドレス1E83860〜1E847FFにライン
#8,000の画像データが記憶される。アドレス1E
84800以降は未使用となる。
【0028】図4から分かるように、本実施例では、画
像メモリ28,30に分割記憶する場合でも、画像デー
タは連続した記憶空間に配置され、且つ、1ラインがメ
モリ28,30の境界に跨がらない。
【0029】印刷しようとする画像データが画像メモリ
28,30に記憶されると、CPU20は、先ず、セレ
クタ36を画像メモリ28の出力側に切り換えると共
に、アドレス発生回路38に画像出力開始アドレス及び
画像幅を設定する。この画像出力開始アドレスは、画像
メモリ28,30への記憶時に算出したオフセット値を
画像メモリ28の先頭アドレスに加算したものである。
【0030】アドレス発生回路38は、CPU20によ
り設定された画像出力開始アドレスから、画像形成装置
14からの同期信号に従いライン幅分のアドレスを順次
発生する。メモリ制御回路32,34はアドレス発生回
路38からのアドレスから、それぞれ画像メモリ28,
30からの読出しか否かを判断し、メモリ制御回路32
又は同34が、当該アドレスの画像データを画像メモリ
28又は同30から読み出す。
【0031】なお、アドレス発生回路38は画像形成装
置14からの主走査方向同期信号をカウントする手段を
具備し、その値をCPU20はシステム・バス40を介
して読み出すことができる。これにより、CPU20は
画像データを読み出すのが画像メモリ28から画像メモ
リ30へ切り換わるタイミングを知ることができ、この
切り換えに合わせてセレクタ36を画像メモリ30の出
力側に切り換える。
【0032】セレクタ36は画像メモリ28,30から
順に出力される画像データを、順次、画像形成装置14
に印加する。画像形成装置14はセレクタ36からの画
像データを用紙上に印刷出力する。
【0033】本実施例では、ハードウエアを変更するこ
となしに、上述のオフセットを算出し考慮するようにC
PU20のソフトウエアを変更するだけで対処できるの
で、非常に簡単に機能改良できる。
【0034】次に、画像形成装置14への読出し時に、
2つの画像メモリへの画像データ記憶位置を意識しない
で済むようにした本発明の第2実施例を説明する。図5
はその概略構成ブロック図を示す、図1と同じ要素には
同じ符号を付してある。16は本発明の第2実施例であ
る画像処理装置であり、画像処理装置12と同様に、ホ
ストコンピュータ10からの画像データを処理して画像
形成装置12に供給する。
【0035】画像処理装置16において、50は全体を
制御するCPU、52はCPU50の動作プログラムや
定数を固定記憶するROM、54はCPU50の作業用
に使用するRAM、56はホストコンピュータ10と接
続し、ホストコンピュータ10からのデータを受信する
インターフェース、58,60はホストコンピュータ1
0からの画像データを一時記憶する画像メモリ、62,
64はそれぞれ画像メモリ58,60の書込み及び読出
しを制御するメモリ制御回路である。
【0036】66は画像メモリ28又は同30から読み
出された画像データを選択して、画像形成装置14に出
力するセレクタ、68は画像形成装置14からの同期信
号に従い、画像メモリ58,60から画像データを読み
出すべきアドレスを発生するアドレス発生回路である。
アドレス発生回路68はアドレス発生回路38と同様
に、画像形成装置14からの主走査方向同期信号をカウ
ントして、その値を保持する。
【0037】70は、画像メモリ58,60の記憶空間
のアドレス・オフセット値を記憶するオフセット・レジ
スタ、72はCPU50からのアドレス又はアドレス発
生回路68からのアドレスを選択するアドレス・セレク
タ、74はオフセット・レジスタ70の出力にアドレス
・セレクタ72の出力を加算する加算器である。加算器
74の出力は、画像メモリ58,60の書込み・読出し
アドレスとしてメモリ制御回路62,64に印加され
る。
【0038】76は、CPU50、ROM52、RAM
54、インターフェース56、画像メモリ58,60、
メモリ制御回路62,64、セレクタ66、アドレス発
生回路68、オフセット・レジスタ70、アドレス・セ
レクタ72を相互接続し、データ、アドレス及び制御信
号を転送するシステム・バスである。
【0039】本実施例でも、画像メモリ58,60には
画像メモリ28,30と同様に、図2に示すように、連
続したアドレスが割り当てられているものとする。
【0040】図5に示す実施例の動作を説明する。ホス
トコンピュータ10は、先ず、印刷しようとする画像の
サイズ情報(幅と高さなど)を画像処理装置16に出力
し、その後、画像データを画像処理装置16に出力す
る。サイズ情報は、インターフェース56及びシステム
・バス76を介してCPU50に転送される。CPU5
0は、このサイズ情報と画像メモリ58,60の記憶容
量から、画像データを画像メモリ58,60に分割記憶
する必要があるか否かを判断する。
【0041】そして、画像メモリ58のみで記憶可能な
場合、画像データの記憶アドレスのオフセット値を0と
して、オフセット・レジスタ70にセットし、画像メモ
リ28,30に分割記憶する場合、(画像メモリ28の
記憶容量)÷(画像データの幅)の剰余を、画像メモリ
28のアドレスのオフセット値として、オフセット・レ
ジスタ70にセットする。図1に示す第1の実施例で
は、算出したオフセット値をCPU20内に記憶した
が、図5に示す第2実施例では、専用のオフセット・レ
ジスタ70に記憶する。CPU50はアドレス・セレク
タ72をCPU50からのアドレスを選択するように設
定する。
【0042】ホストコンピュータ10から印刷しようと
する画像データが供給されると、CPU20は、システ
ム・バス40を介してアドレス・セレクタ72に書込み
アドレスを、メモリ制御回路32,34に書き込み制御
信号を供給する。この書き込みアドレスは、画像メモリ
28の先頭アドレスからスタートする。CPU50の発
生する書込みアドレスはアドレス・セレクタ72を介し
て加算器74に印加され、オフセット・レジスタ70に
記憶されるオフセット値が加算される。即ち、加算器7
4が出力するアドレスは、第1実施例のCPU20が画
像データの記憶時に発生するアドレスに一致する。
【0043】メモリ制御回路62,64は加算器74か
らのアドレスを書込みアドレスとして画像メモリ58,
60のものか否かを確認して画像メモリ58,60に印
加する。これにより、メモリ制御回路62,64はホス
トコンピュータ10からの画像データを、メモリ制御回
路32,34による画像メモリ28,30の画像データ
記憶と同様に画像メモリ58,60に格納する。例え
ば、横4,000画素、縦8,000画素の画像では、
第1の実施例と全く同じに、画像データが画像メモリ5
8,60に分割記憶される。即ち、図4に示すように記
憶される。
【0044】画像メモリ58,60に記憶される画像デ
ータを画像形成装置14に読み出す場合の動作を説明す
る。このとき、CPU50はアドレス・セレクタ72を
アドレス発生回路68の出力側に切り換える。
【0045】メモリ制御回路62,64には、アドレス
発生回路68の発生するアドレスにオフセット・レジス
タ70の記憶するオフセットを加算したアドレスが、読
出しアドレスとして印加される。即ち、アドレス発生回
路68の発生するアドレスは、オフセット・レジスタ7
0に記憶されるオフセットだけシフトされて、メモリ制
御回路62,64に印加されることになる。アドレス発
生回路68の発生するアドレスから見た画像メモリ5
8,60の記憶領域図を図6に示す。図6から分かるよ
うに、アドレス発生回路68は、0から始まって連続的
に変化するアドレスを発生すればよい。
【0046】画像メモリ58,60に記憶される画像デ
ータを画像形成装置14に読み出すとき、CPU50
は、先ず、セレクタ66を画像メモリ58の出力側に切
り換えると共に、アドレス発生回路68に画像幅を設定
する。
【0047】アドレス発生回路68は、ゼロ・アドレス
から始まって、画像形成装置14からの同期信号に従い
ライン幅分のアドレスを順次発生する。このアドレス
は、先に説明したように、オフセット・レジスタ70に
記憶されるオフセット値を加算されて、メモリ制御回路
62,64に印加される。メモリ制御回路62,64に
はCPU50から読出し制御信号が印加される。メモリ
制御回路62,64は、加算器74からのアドレス信号
から、それぞれ画像メモリ58,60からの読出しか否
かを判断し、メモリ制御回路62又は同64が、当該ア
ドレスの画像データを画像メモリ58又は同60から読
み出す。
【0048】アドレス発生回路68は画像形成装置14
からの主走査方向同期信号をカウントする手段を具備
し、その値をCPU50はシステム・バス76を介して
読み出すことができる。このカウント値により、CPU
50は画像データを読み出すのが画像メモリ58から画
像メモリ60へ切り換わるタイミングを知ることがで
き、この切り換えに合わせてセレクタ66を画像メモリ
60の出力側に切り換える。
【0049】セレクタ66は画像メモリ58,60から
順に出力される画像データを、順次、画像形成装置14
に印加する。画像形成装置14はセレクタ66からの画
像データを用紙上に印刷出力する。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、画像データが2つの画像メモリの
連続したアドレスに記憶されると共に、1ラインの画像
データが2つの画像メモリ手段の境界を跨がって記憶さ
れることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 従来例の記憶領域図である。
【図3】 第1実施例で画像メモリ28のみを使用する
ときの記憶領域図である。
【図4】 第1実施例で画像メモリ28,30を使用す
るときの記憶領域図である。
【図5】 本発明の第2実施例の記憶領域図である。
【図6】 第2実施例での記憶画像データの読出し時の
アドレス図である。
【符号の説明】
10:ホストコンピュータ 12:画像処理装置 1
4:画像形成装置 16:画像処理装置 20:CPU
22:ROM 24:RAM 26:インターフェー
ス 28,30:画像メモリ 32,34:メモリ制御
回路 3:セレクタ38:アドレス発生回路 40:シ
ステム・バス 50:CPU 52:ROM 54:R
AM 56:インターフェース 58,60:画像メモ
リ 62,64:メモリ制御回路 66:セレクタ 6
8:アドレス発生回路 70:オフセット・レジスタ
72:アドレス・セレクタ 74:加算器 76:シス
テム・バス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続するアドレスを割り当てられた第1
    及び第2の画像メモリ手段を具備し、入力画像データを
    1ラインのデータが当該第1及び第2の画像メモリ手段
    の境界を跨がらないように記憶し、当該第1及び第2の
    画像メモリ手段に記憶される画像データを、外部制御信
    号に従い順次出力する画像処理装置であって、入力画像
    データを記憶するのに当該第1及び第2の画像メモリ手
    段の両方を必要とするとき、入力画像データのライン終
    端のデータが当該第1の画像メモリ手段の終端アドレス
    に位置するように、当該第1の画像メモリ手段の先頭記
    憶領域に未使用領域を設けて当該入力画像データを当該
    第1の画像メモリ手段に記憶し、当該第1の画像メモリ
    手段に記憶し切れない入力画像データを当該第2の画像
    メモリ手段に順に記憶し、当該第1及び第2の画像メモ
    リ手段に記憶される画像データを上記外部制御信号に従
    い読み出す書込み読出し制御手段を設けたことを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記書込み読出し制御手段が、上記入力
    画像データを記憶するのに上記第1及び第2の画像メモ
    リ手段の両方を必要とするとき、入力画像データのライ
    ン終端のデータが当該第1の画像メモリ手段の終端アド
    レスに位置するように、当該第1の画像メモリ手段の先
    頭記憶領域に未使用領域を設けて当該入力画像データを
    当該第1の画像メモリ手段に記憶し、当該第1の画像メ
    モリ手段に記憶し切れない入力画像データを当該第2の
    画像メモリ手段に順に記憶する書込み制御手段と、上記
    外部制御信号に従い、当該未使用領域をスキップしたア
    ドレスからスタートする、当該第1及び第2の画像メモ
    リ手段の連続する読出しアドレスを発生する読出し制御
    手段とからなる請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記書込み制御手段が、入力画像の幅と
    当該第1の画像メモリ手段の記憶容量から、当該第1の
    画像メモリ手段の終端アドレスにラインの終端データが
    位置するように、当該第1の画像メモリ手段の上記未使
    用領域のオフセット・アドレスを算出するオフセット算
    出手段と、当該第1及び第2の画像メモリ手段の書込み
    アドレスとして、当該オフセット・アドレスからスター
    トするアドレス信号を連続的に発生する書込みアドレス
    発生手段とからなる請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記読出し制御手段が、上記外部制御信
    号に従って、上記第1及び第2の画像メモリ手段の読出
    しアドレスとして、当該オフセット・アドレスからスタ
    ートするアドレス信号を連続的に発生する読出しアドレ
    ス発生手段である請求項2又は3に記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記書込み制御手段が、入力画像の幅と
    当該第1の画像メモリ手段の記憶容量から、当該第1の
    画像メモリ手段の終端アドレスにラインの終端データが
    位置するように、当該第1の画像メモリ手段の上記未使
    用領域のオフセット・アドレスを算出するオフセット算
    出手段と、当該オフセット・アドレスを記憶するオフセ
    ット記憶手段と、当該第1の画像メモリ手段の開始アド
    レスからスタートするアドレス信号を連続的に発生する
    書込みアドレス発生手段と、当該書込みアドレス発生手
    段の発生するアドレスに当該オフセット記憶手段に記憶
    されるオフセットを加算し、当該第1及び第2の画像メ
    モリ手段に書込みアドレスとして印加する加算手段とか
    らなる請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 上記読出し制御手段が、上記外部制御信
    号に従って、上記第1及び第2の画像メモリ手段の読出
    しアドレスとして、当該オフセット・アドレスからスタ
    ートするアドレス信号を連続的に発生する読出しアドレ
    ス発生手段である請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記書込み読出し制御手段が、入力画像
    の幅と当該第1の画像メモリ手段の記憶容量から、当該
    第1の画像メモリ手段の終端アドレスにラインの終端デ
    ータが位置するように、当該第1の画像メモリ手段の上
    記未使用領域のオフセット・アドレスを算出するオフセ
    ット算出手段と、当該オフセット・アドレスを記憶する
    オフセット記憶手段と、当該第1の画像メモリ手段の開
    始アドレスからスタートするアドレス信号を連続的に発
    生する書込みアドレス発生手段と、上記外部制御信号に
    従って、上記第1の画像メモリ手段の開始アドレスから
    スタートするアドレスを連続的に発生する読出しアドレ
    ス発生手段と、当該書込みアドレス発生手段及び当該読
    出しアドレス発生手段の一方の発生するアドレスを選択
    するアドレス選択手段と、当該アドレス選択手段により
    選択されたアドレスに当該オフセット記憶手段に記憶さ
    れるオフセットを加算し、当該第1及び第2の画像メモ
    リ手段に書込み読出しアドレスとして印加する加算手段
    とからなる請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記外部制御信号が、画像出力手段から
    の同期信号である請求項1乃至7の何れか1項に記載の
    画像処理装置。
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