JPH07138131A - 水性マニキュア剤用粘度調節剤 - Google Patents

水性マニキュア剤用粘度調節剤

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JPH07138131A
JPH07138131A JP30989393A JP30989393A JPH07138131A JP H07138131 A JPH07138131 A JP H07138131A JP 30989393 A JP30989393 A JP 30989393A JP 30989393 A JP30989393 A JP 30989393A JP H07138131 A JPH07138131 A JP H07138131A
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正 五味
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シリカ微粒子または下記一般式: 〔Si8 (Mga Lib )O20OHC 4-C -XNa+X (式中、0<a≦6、0<b≦6、4<a+b<8、0
≦c<4、X=12-2a-bである)で示されるスメクタイ
ト系粘土鉱物(例えばラポナイト)からなる群から選ば
れる水性マニキュア剤用粘度調節剤。 【効果】 コアシェル型エマルジョン粒子、例えばコア
部としてコロイダルシリカを有し外層としてアクリル樹
脂を有するエマルジョン粒子を含む水性マニキュア剤に
用いた場合に粘度を容易に増粘することができ、かつ、
長期にわたり粘度を維持するので、優れた製品安定性を
有するマニキュア剤を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性マニキュア剤用粘
度調節剤および該粘度調節剤を含む水性マニキュア剤に
関する。
【従来の技術】爪の美観を高めるために使用されるマニ
キュア剤は、一般には有機溶剤にニトロセルロース系の
ラッカーを溶解させ、さらに種々の色調の顔料または色
素を加えて製造されたものである。しかし、このような
マニキュア剤は本質的に有機溶剤を含むため、使用に際
して揮発する有機溶剤を使用者が吸入するという問題が
あった。また、有機溶剤によって爪や皮膚の生理機能が
低下するという問題も有していた。このため、有機溶剤
の代わりに溶剤として水を用いた水性のマニキュアの開
発が望まれている。
【0002】特開昭54-28836号公報及び特開昭54-52736
号公報には、水性のマニキュア剤としてアクリル系ポリ
マーエマルジョンからなるマニキュア剤が開示されてい
る。また、特開昭56-131513 号公報および特開昭57-564
10号公報にはアクリル系ポリマーマイクロエマルジョン
からなるマニキュア剤が開示されている。しかしなら
が、これらのマニキュア剤は、皮膜形成性が劣ったり、
得られる塗膜が機械的摩擦に対して脆いという問題を有
していた。また、特開昭56-131513 号公報および特開昭
62-63507号公報には剥離型の水性マニキュア剤が開示さ
れているが、日常の使用で簡単に剥離してしまうので、
実用的ではなかった。
【0003】水性のマニキュア剤が有する上記の問題点
を解決するために、実質的に二層構造からなる粒子エマ
ルジョンを含む水性マニキュア剤が開発されている。た
とえば、特開平3-133916号公報および特開平4-297408号
公報には、ポリマーエマルジョンを構成するポリマー粒
子が化学組成の異なる少なくとも二層からなる多層構造
を有する水性マニキュア剤が開示されている。また、特
開平5-41953 号公報には、コロイダルシリカの存在下に
エチレン性不飽和モノマーを水分散系で重合することに
製造されるマニキュア剤が開示されている。このマニキ
ュア剤に含まれるエマルジョン粒子はコアとなるコロイ
ダルシリカと外層となるポリマー層とを含み、実質的に
2層の構造を有するものである。これらのエマルジョン
粒子は、コアとなる硬質のポリマーまたは無機質の外側
に比較的軟質のポリマー層を設けたものであり、一般に
コアシェル型のエマルジョン粒子と呼ばれる。このよう
なコアシェル型のエマルジョン粒子を含む水性マニキュ
ア剤を塗布することにより得られる皮膜は耐久性や耐水
性に優れており、容易に剥離することがないという優れ
た性質を有している。
【0004】他方、マニキュア剤には塗布により均一な
皮膜を容易に与える良好な塗布性が要求される。マニキ
ュア剤の塗布性は主としてエマルジョンの粘度により決
定されるのであり、好ましい塗布性を得るためには、マ
ニキュア剤は約 400-600センチポイズ程度の粘度分布を
有するように調製されるべきである。しかしながら、上
記のようなコアシェル型の粒子を含む水性エマルジョン
を製造するにあたりエマルジョンの粘度を上記所定の範
囲に収めることは非常に困難であり、粘度調節剤あるい
は希釈剤等の粘度調節剤を用いずに水性エマルジョンを
製造した場合には、粘度が10〜1,000 センチポイズとい
う広い範囲に分布してしまうという問題があった。そこ
で、狭い粘度分布を有する低粘度の水性エマルジョンを
製造した後、適当な粘度調節剤を添加混合することによ
り水性マニキュア剤を所定の粘度に調整する方法が採用
されている。
【0005】しかしながら、従来公知の粘度調節剤を上
記のようなコアシェル型の粒子を含む水性エマルジョン
に添加すると、添加直後には所定の粘度を与えるものの
経時的に粘度の増加や低下が生じてしまい、最終製品の
安定性に欠けるという問題があった。例えば、特開平4-
112812号公報には化粧料に用いる粘度調節剤が開示され
ているが、この粘度調節剤を二層のポリマーからなるコ
アシェル型粒子(例えば、特開平3-133916号公報に開示
されたエマルジョン粒子)を含む水性マニキュア剤に添
加した場合には、マニキュア剤が二層に分離してしまう
こともあった。このため、上記のようなコアシェル型
(二層構造)の粒子を含む水性エマルジョンに添加して
もエマルジョンに経時的な粘度の変化が生じることのな
い粘度調節剤の開発が望まれていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、水性マニキュア剤に好適に使用される粘度調節剤を
提供することにある。さらに具体的にいえば、本発明
は、コアとなる硬質のポリマーまたは無機質の外側に比
較的軟質のポリマー層を設けた、いわゆるコアシェル型
のエマルジョン粒子を含む水性マニキュア剤に使用した
場合にも、該水性マニキュア剤に経時的な粘度変化を惹
起させない優れた粘度調節剤を提供することを目的とし
ている。本発明の粘度調節剤は、上記のようなコアシェ
ル型のエマルジョン粒子を含む水性マニキュア剤に使用
した場合に、増粘剤および粘度維持剤として作用するも
のである。
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決すべく鋭意努力した結果、シリカ微粒子またはスメ
クタイト系粘土鉱物からなる群から選ばれる粘度調節剤
を上記のようなコアシェル型のエマルジョン粒子を含む
水性マニキュア剤に使用した場合には、水性マニキュア
剤の経時的な粘度変化が生じないことを見出し、本発明
を完成するに至った。すなわち本発明は、シリカ微粒子
またはスメクタイト系粘土鉱物からなる群から選ばれる
水性マニキュア剤用粘度調節剤を提供するものである。
【0007】本発明の好ましい態様によれば、コアシェ
ル型エマルジョン粒子を含む水性マニキュア剤の粘度調
節剤として用いる上記の粘度調節剤;コア部としてコロ
イダルシリカを有するエマルジョン粒子を含む水性マニ
キュア剤の粘度調節剤として用いる上記の粘度調節剤;
スメクタイト系粘土鉱物の一次粒子の組成が下記の式:
〔Mg5.34Li0.66Si8 20(OH)4 〕Na+ 0.66
で示されるラポナイトである上記の粘度調節剤が提供さ
れる。また、本発明により、コロイダルシリカまたはス
メクタイト系粘土鉱物からなる群から選ばれる粘度調節
剤を含む水性マニキュア剤が提供され、その好ましい態
様として、コアシェル型エマルジョン粒子を含む上記の
水性マニキュア剤およびコア部としてコロイダルシリカ
を有するエマルジョン粒子を含む上記の水性マニキュア
剤が提供される。
【0008】本明細書において、水性マニキュア剤とは
エマルジョン粒子が実質的に水に分散されたマニキュア
剤をいう。水性マニキュア剤には、エマルジョン粒子の
製造工程やマニキュア剤の諸特性の改善のために少量の
有機溶剤が含まれていてもよい。エマルジョン粒子の製
造工程に使用される有機溶剤としては、アセトンおよび
メチルエチルケトン等を例示することができる。また、
水性マニキュア剤の樹脂被膜の乾燥を促進する目的や殺
菌の目的で含有される揮発性水性有機溶剤としては、エ
タノールやイソプロパノールを例示することができる。
これらの有機溶剤は、通常水性マニキュア剤の総重量に
対して10重量%以下で使用される。
【0009】また、本明細書において水性マニキュア剤
に含有されるコアシェル型のエマルジョン粒子とは、実
質的に二層構造からなるエマルジョン粒子であり、比較
的硬質のポリマーまたは無機質のコアの外側に比較的軟
質のポリマー層を設けたものをいう。コアシェル型のエ
マルジョン粒子として、例えば、化学組成の異なる少な
くとも二層からなる多層構造を有するエマルジョン粒子
(例えば、特開平3-133916号公報および特開平4-297408
号公報参照)、あるいは、コロイダルシリカの存在下に
エチレン性不飽和モノマーを水分散系で重合することに
より製造され、コアとなるコロイダルシリカと外層とな
るポリマー層とを含むエマルジョン粒子(特開平5-4195
3 号公報参照)等を挙げることができる。
【0010】もっとも、本明細書にいうコアシェル型の
エマルジョン粒子は上記の例に限定されることはなく、
上記の刊行物に記載された方法を当業者が修飾ないし改
変することにより製造され、実質的に同様な特性を示す
エマルジョン粒子も全て本明細書にいうコアシェル型の
エマルジョン粒子である。また、コアシェル型のエマル
ジョン粒子は、必ずしも構造的に明確なコア部分と外層
部分を有しているものに限定されることはなく、エマル
ジョン粒子中に実質的に性質の異なる二種あるいはそれ
以上のポリマー、または一種以上の無機質と一種以上の
ポリマーを含むものであってもよい。例えば、親水性の
高いポリマーと疎水性の高いポリマーからなるエマルジ
ョン粒子等も本明細書にいうコアシェル型のエマルジョ
ン粒子である。
【0011】本発明の粘度調節剤は、上記のようなコア
シェル型のエマルジョン粒子を含む低粘度のマニキュア
剤に配合した場合に、増粘されたマニキュア剤の粘度が
経時的に変化することがないので好適である。従って、
本発明の粘度調節剤は、粘度維持剤としても作用するも
のである。本発明の粘度調節剤であるシリカ微粒子とし
ては、例えば粒子径が1〜100 μm のものを用いること
ができる。たとえば、デグサ(Degussa) 社から市販され
ているシリカ微粒子として、TS 100, TK 900,HK 125, H
K 400, OK 412, OK 500, EXTRUSIL, Aluminium Silicat
e P 820, TRANSPAFILL, SIPERNAT 44, PASILEX 等、好
ましくはAluminium Silicate P 820を挙げることができ
る。
【0012】また、本発明の粘度調節剤として用いられ
るスメクタイト系粘土鉱物とは、以下の一般式: 〔Si8 (Mga Lib )O20OHC 4-C -XNa+X (0<a≦6、0<b≦6、4<a+b<8、0≦c<
4、X=12-2a-b ) を有する粘土鉱物である。この粘土鉱物は、天然にも産
するが合成品でも得られる。スメクタイト系粘土鉱物の
粒子は一般に小さいために透明性にすぐれるという特徴
がある。特に、水性マニキュア剤に添加した際に透明性
が優れているという観点からは、粒子径が非常に小さい
合成品を用いることが好ましい。スメクタイト系粘土鉱
物としては、例えばモンモリロナイト、ソーコナイト、
バイデライト、ヘクトライト等を挙げることができる
が、粒子径が小さく合成が容易であるという観点からヘ
クトライトが好ましい。
【0013】スメクタイト系粘土鉱物の層状構造におけ
る結晶構造各層は、厚さ約1mμの2次元小板状を形成
しており、この小板ユニットに存在するマグネシウム原
子やアルミニウム原子は、より低原子価陽イオンの原子
と同型置換して小板ユニットは負に帯電している。乾燥
状態においては、この負電荷はプレート面の格子構造外
側にある置換可能陽イオン(通常ナトリウムイオン)と
釣り合っており、固相ではこれらの粒子はファンデルワ
ールス力により、互いに結合し平板の束になっている。
いかなる特定の理論に拘泥するわけではないが、このよ
うなスメクタイト系粘土鉱物を水性マニキュア剤に分散
した場合には、スメクタイト系粘土鉱物の置換可能な陽
イオンが水和されて粒子が膨潤を起こすので、小板が分
離して小板の表面が負電荷となり、互いに反発しあって
安定なゾル状態を与える。
【0014】本発明に特に好適に使用されるスメクタイ
ト系粘土鉱物物としては、ラポナイト(日本シリカ工業
株式会社製)を挙げることができる。ラポナイトは天然
ヘクトライトに類似した構造の高純度合成品であり、一
次粒子の組成は 〔Mg5.34Li0.66Si8 20(OH)4 〕Na+ 0.66 で示される。ラポナイトとしては、ラポナイトB、ラポ
ナイトS、ラポナイトRD、ラポナイトRDS、ラポナ
イトXLG、およびラポナイトXLS(いずれも日本シ
リカ工業株式会社製)を挙げることができる。ラポナイ
トは厚さ約1nm、直径約20〜40nm程度の微小円板状の一
次粒子を含むものであり、水に懸濁されれることによ
り、凝集した一次粒子の層間に水が侵入し、ナトリウム
イオンが水和されて板状粒子の層間が広がり、ナトリウ
ムイオンが解離する。このため、一次粒子の板面は負に
帯電することなり一次粒子は相互に反発しあって水中に
分散するが、分散した一次粒子は面部が負に帯電し端部
が正に帯電するため、面部と端部が吸引しあって、水中
で一次粒子により構造体(カードハウス)を形成するこ
とになる。
【0015】本発明の粘度調節剤を上記の水性マニキュ
ア剤に添加するにあたっては、粘度調節剤の使用方法と
して当業者に公知のいかなる方法によってもよいが、好
ましくは、本発明の粘度調節剤を直接水性マニキュア剤
に添加混合するか、あるいは、水に均一に分散した分散
液を製造した後、該分散液を水性マニキュア剤に添加混
合すればよい。本発明の粘度調節剤の使用量は、一般に
は、コアシェル型エマルジョン中の樹脂の重量 100部に
対して、0.5 〜 12.5 程度であるが、増粘の対象となる
水性マニキュア剤の種類やマニキュア剤に含まれる顔料
や塩類等の種類や配合量に応じて、適宜増減すべきであ
る。一般には、樹脂分40%程度のコアシェル型のエマル
ジョン(100-300 センチポイズ程度の粘度を有するエマ
ルジョン組成物)に対し、エマルジョン樹脂の100 重量
部に対して本発明の粘度調節剤が0.5-2.0 重量部程度と
なるように添加し、最終の水性マニキュア剤が400-800
センチポイズ程度の粘度を有するように調整することが
好ましい。また、本発明の粘度調節剤は目的に応じて2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0016】本発明の別の態様によれば、上記の粘度調
節剤を含有する水性マニキュア剤が提供される。このよ
うな水性マニキュア剤の好ましい態様としては、コロイ
ダルシリカの存在下にエチレン性不飽和モノマーを水分
散系で重合することに製造され、上記の粘度調節剤によ
り増粘されたマニキュア剤を挙げることができる。この
マニキュア剤に含まれるエマルジョン粒子は、コアとな
るコロイダルシリカと外層となるポリマー層とを含み、
実質的に2層の構造を有するものである。以下、本発明
のマニキュア剤の製造を上記の水性マニキュア剤につい
て詳細に説明するが、本発明のマニキュア剤はこの態様
に限定されることはない。
【0017】重合に用いる分子内に水酸基を有するエチ
レン性不飽和単量体としては、例えば、2-ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3-ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、2-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、
3-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4-ヒドロキ
シブチル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート等を挙げることができ、こ
れらは単独あるいは組み合わせて用いることができる。
また、上記のエチレン性不飽和単量体の重合にあたり、
上記のエチレン性不飽和単量体と共重合可能な単量体を
用いることができが、そのような単量体としては、例え
ば、水酸基を有しないエチレン性不飽和単量体を挙げる
ことができる。
【0018】このようなエチレン性不飽和単量体として
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、n−ブ
チル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリ
レート、n−アミル(メタ)アクリレート、イソアミル
(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレ
ート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチ
ル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレー
ト、ドデシル(メタ)アクリレート、オクタデシル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)
アクリレート、2-ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリル酸エステル類;酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル等のビニルエステル類;(メタ)アクリロニトリ
ル;スチレン、2-メチルスチレン、ビニルトルエン、t-
ブチルスチレン、クロルスチレン、ビニルアニソール、
ビニルナフタレン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル
類;(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)
アクリルアミド、ジアセトンアクリルアミド等のアミド
類;塩化ビニリデン、フッ化ビニリデン等のハロゲン化
ビニデリン類;エチレン、プロピレン、イソプレン、ブ
タジエン、ビニルピロリドン、塩化ビニル、ビニルアミ
ド、クロロプレン等を用いることができる。
【0019】これらのエチレン性不飽和単量体は単独
で、あるいは2種以上を混合して使用してもよい。ま
た、アルケニルベンゼンと共重合可能な単量体である
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸、クロトン酸、イタコン酸等のエチレン性不飽和
カルボン酸類も使用できる。尚、上記のうち、(メタ)
アクリレート、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリロ
ニトリル及び(メタ)アクリルアミドは、メタクリレー
ト、アクリレート;メタクリル酸、アクリル酸;メタク
リロニトリル、アクリロニトリル;メタクリルアミド、
アクリルアミドを意味する。
【0020】コアとなるコロイダルシリカの量は、上記
のエチレン性不飽和単量体を含有する単量体混合液100
重量部に対して、固形分換算で0.5 〜100 重量部とする
ことが好ましい。コロイダルシリカの量が0.5 重量部未
満では、得られる塗膜の耐久性、耐溶剤性、透湿性、耐
ブロッキング性等が不十分になる場合がある。また、コ
ロイダルシリカの量が100 重量部を超えると、コロイダ
ルシリカの影響によって被膜の透明性が損なわれる場合
がある。また、硬度は高くなるが、被膜が脆くなり、機
械的強度が低下して剥離しやすくなってしまう等の弊害
が生じる場合がある。好ましくは、コロイダルシリカを
上記混合液100 重量部に対して固形分換算で2 〜50重量
部の範囲で用いればよい。
【0021】重合反応は、反応容器内にコロイダルシリ
カ及び純水を所定量充填し、界面活性剤を全固形分100
重量部に対して0.1 〜10重量部、好ましくは0.5 〜3 重
量部の割合で添加した後、分子内に水酸基を有するエチ
レン性不飽和単量体の所定量を含有する単量体混合液を
一時に、または連続で滴下することにより行われる。予
め単量体混合液を水及び界面活性剤と混合して乳化物と
しておいてもよい。界面活性剤としては、例えば、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナト
リウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナト
リウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ジ
アルキルスルホコハク酸ナトリウム、ステアリン酸ナト
リウム、オレイン酸カリウム、ナトリウムジオクチルス
ルホサクシネート、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤を
用いることができる。
【0022】また、その他の界面活性剤としては、ジア
ルキルスルホコハク酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリ
ウム、オレイン酸ナトリウム等のアニオン性界面活性
剤;ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンオレイルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテル、オキシエチレン・オキシプロピレ
ンブロックコポリマー等の非イオン性界面活性剤;ラウ
リルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルト
リメチルアンモニウムクロリド等のカチオン性界面活性
剤等を用いればよい。界面活性剤の量が0.1 重量部未満
では、生成物の重合安定性が低下してしまう傾向があ
り、また、10重量部を超えると、塗膜としての耐水性等
が低下してしまう場合がある。
【0023】重合温度は、使用する単量体や重合開始剤
の種類等によって異なるが、通常は30〜90℃の範囲とす
ることが適当である。重合開始剤としては、例えば、過
酸化水素、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等の過
硫酸塩;アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系開始
剤;クメンハイドロパーオキシド、t-ブチルハイドロパ
ーオキシド等の有機過酸化物;これらの過硫酸塩又は過
酸化物と、鉄イオン等の金属イオン、ナトリウムスルホ
キシレート、ピロ亜硫酸ナトリウム、L−アスコルビン
酸等の還元剤との組合せによるレドックス開始剤等を用
いればよい。これらの開始剤は、全固形分100 重量部に
対して例えば0.1 〜4 重量部の割合で使用すればよい。
重合により得られるコアシェル型のエマルジョン粒子を
含む水性エマルジョンは、100〜300センチポイズ
程度の粘度を有していることが好ましい。このような低
粘度の水性エマルジョンは、粘度の分布が狭く均質であ
り、増粘により所望の粘度に容易に調整できるものであ
る。上記の水性エマルジョンは、例えば、固形分が5〜
50重量%程度になるように調製されることが好まし
い。もっとも、固形分含有量は、上記単量体及びコロイ
ダルシリカの種類や量、並びにマニキュア剤の乾燥性や
耐久性等の特性に応じて適宜変更することができる。
【0024】また、粘度を調整するに先立って、上記の
水性エマルジョンを塩基物質で中和し、エマルジョンの
pHを7.5 以上にすることが好ましい。エマルジョンのpH
を7.5 以上とすることにより、本発明の水性マニキュア
剤の貯蔵安定性等を高めることができる。塩基物質とし
ては、例えば、アンモニア、水酸化カリウム、水酸化ナ
トリウム、モノメチルアミン、モノエチルアミン、ジメ
チルアミン、ジエチルアミン、モノエタノールアミン、
トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルエタノ
ールアミン、ジエチルエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等を挙げることができるが、塩基物質の選択に
当たっては、中和後の水性マニキュア剤の貯蔵安定性等
がより高くなるように考慮することが好ましい。その
後、この水性エマルジョンに上記の粘度調節剤を添加混
合して、最終的に400〜800センチポイズ程度の粘
度となるように調整することにより本発明のマニキュア
剤を製造することができる。粘度調節剤としてラポナイ
トを用いる場合には、コアシェル型エマルジョンに含ま
れる樹脂100重量部に対して0.5〜2.0程度の量を用
いればよい。
【0025】本発明の水性マニキュア剤は、パール顔
料、顔料ペースト等の顔料;有機染料等の染料;ベント
ナイト、モンモリロナイト等の分散助剤(沈降防止
剤);ビタミンE等の薬剤;紫外線吸収剤;殺菌剤;防
腐剤;香料;例えばフタル酸系やリン酸系の可塑剤;例
えばグリコール系の被覆形成剤;例えばシリコン系の被
覆平滑剤;又は例えばアクリル系の合成粘度調節剤や例
えばキサンダンガム等の天然系粘度調節剤等を含んでも
よい。これらの添加剤は、通常のマニキュア剤に使用さ
れる割合で添加することができ、例えば0.001〜10
重量%、好ましくは0.1〜3重量%の範囲で使用され
る。
【0026】さらに、本発明の水性マニキュア剤は、上
記の水性エマルジョン以外に、水性樹脂として、カルボ
キシル基等を有するアニオン系のポリウレタン及びこれ
らの塩基付加塩であるポリウレタン;第一級、第二級、
第三級アミン等のカチオン基を有するポリウレタン及び
これらの酸付加塩や第四級アンモニウム塩であるカチオ
ン性ポリウレタン;アミノ酸型若しくはベタイン型等の
両性ポリウレタン;ポリエチレングリコールや多価アル
コール等をモノマー成分として製造されるノニオン性ポ
リウレタン;汎用の乳化重合法で製造された水性アクリ
ル樹脂、水性スチレン樹脂、水性アクリル−スチレン樹
脂;天然ワックス乳化物、ポリエチレン乳化物;または
アルカリ可溶性樹脂等の水性樹脂組成物をさらに含んで
もよい。これらの水性樹脂は、硬度、光沢、耐候性、密
着性の改善、あるいはレベリング性または静電防止等の
特性を付与する目的で、マニキュア剤の総重量に対し
て、30重量%以下、好ましくは15重量%以下、特に
好ましくは10重量%以下で使用される。
【0027】本発明のマニキュア剤の使用に際しては、
爪にハケ塗りすればよく、塗布後のマニキュア剤は短時
間で乾燥硬化して強靱な被膜を与える。爪に0.04ミ
リ程度の厚さで本発明のマニキュア剤を塗布した場合、
被膜の硬化時間は、一般に室温で約30〜80秒であ
る。本発明のマニキュア剤を塗布して形成される被膜
は、従来より除光液として使用されているトルエン、キ
シレン、アセトン、酢酸エチル、エタノール等の有機溶
剤により容易に除去することができる。また、硬化後の
被膜は、上記の有機溶剤を単独で使用することなく、
水、界面活性剤、アルカリ剤等を混合した水溶液、及び
有機溶剤の均一混合物、このましくは70%程度の水分
を含む水性エタノールによっても除去可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明の粘度調節剤は、上記のようなコ
アシェル型のエマルジョン粒子を含む水性マニキュア剤
に用いた場合にも、水性エマルジョンを容易に増粘する
ことができ、かつ、粘度維持剤として作用するので、経
時的に最終製品の粘度が低下することがないので有用で
ある。また、上記の粘度調節剤を含む本発明の水性マニ
キュア剤は長期にわたって保存しても粘度の変化がほと
んどなく、良好な保存安定性を有するという特徴があ
る。
【実施例】以下に、実施例により本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるこ
とはない。
【0029】(1) 水性アクリル樹脂エマルジョンの製造 以下のモノマー組成:メタアクリル酸3%、エチルアク
リレート40%、メチルメタクリレート37%、スチレ
ン20%を用いて、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムを用いる常法の乳化重合法を行った。中和剤として
アンモニア水を添加してpHを7.5に調整し、酸価2
0、有効成分40%のスチレン−アクリル樹脂エマルジ
ョンを製造した。
【0030】(2) コアシェル型水性エマルジョンの製造
(アクリル樹脂・コア+アクリル樹脂外層) 特開平3-133916号公報(110頁) に記載された方法に準じ
てコアシェル型水性エマルジョンを製造した。攪拌機、
還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素導入管のついた
反応器にメチルエチルケトン50部を仕込み、窒素ガス
を流して溶存酸素を除去した。一方、滴下ロートにメチ
ルエルケトン35部、メチルメタクリレート56部、n
−ブチルアクリレート40部、アクリル酸4部およびア
ゾビスイソブチロニトリル0.2部を仕込んだ。攪拌下に
反応器内を80℃まで昇温し、滴下ロートより上記モノ
マーおよびラジカル開始剤のメチルエチルケトン溶液を
2.5時間かけて滴下した。モノマーを滴下終了2時間
後、アゾビスイソブチロニトリル0.2部をメチルエチル
ケトン10部に溶解した溶液を加えた。3時間同じ温度
で熟成させた後、再びアゾビスイソブチロニトリル0.1
部をメチルエチルケトン5部に溶解したものを加え、さ
らに5時間反応を続けて共重合体を得た。反応終了後の
共重合体溶液を室温まで冷却し、トリエチルアミン5.6
部を加えて中和し、さらに300rpmで攪拌しつつイ
オン交換水400部を加え、減圧下40℃でメチルエチ
ルケトンを留去した。さらに50℃で水を留去すること
により反応液を濃縮し、固形分25%の水性ビニル樹脂
を得た。
【0031】攪拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度
計、窒素導入管のついた反応器に上記水性ビニル樹脂2
00部と水100部を仕込み、窒素ガスを導入して溶存
酸素を除去した。一方、滴下ロートにイソブチルメタク
リレート50部、メタノール75部を仕込み、攪拌下に
滴下ロートにより上記モノマーのメタノール溶液を1時
間かけて上記反応器内に滴下した。反応器内を70℃ま
で昇温した後、過硫酸カリウム0.2部を水10部に溶解
した溶液を加えた。6時間同じ温度で熟成して重合反応
を終了した。反応器内を50℃まで冷却した後、減圧下
50℃でメタノールおよび水を留去することにより濃縮
した。中和剤としてアンモニア水を添加してpHを7.3 に
調整し、固形分35%のコアシェル型水性エマルジョン
を得た。
【0032】(3) コアシェル型水性エマルジョンの製造
(コロイダルシリカ・コア+アクリル樹脂外層) 攪拌機、還流冷却器、滴下ロート、温度計の付いた反応
容器に、純水85.8部、エマールO(株式会社花王製)
0.5部、スノーテックスO(日産化学工業株式会社製)
5.0部(固形分換算)を仕込み、窒素雰囲気中で攪拌
し、温度を72℃として過硫酸アンモン0.5部を添加し
た。次にスチレン22.2部、メチルメタクリレート33.
0部、ノルマルブチルアクリレート39.8部、メタクリ
ン酸2.0部、メタクリン酸ヒドロキシエチルエステル2.
0部、アクリルアミド1.0部を3時間にわたって連続的
に反応容器中に滴下した。滴下終了後3時間熟成を行っ
た。その後、常温まで冷却し、中和剤としてアンモニア
水を添加してpHを8.0に調整し、固形分50%のコアシ
ェル型水性エマルジョンを得た。
【0033】実施例1〜6 ホモミキサー付のビーカーに、下記の組成になるように
水、融合剤、可塑剤、界面活性剤等を入れ、攪拌しなが
ら上記の水性エマルジョン組成物を少しずづ加え、1時
間攪拌した。その後さらに攪拌を続け、顔料又は染料等
を少しずつ加えて完全に分散させた後、pHを調節した。
攪拌による溶液の起泡が消えたことを確認したのち、エ
マルジョンの粘度を塗布時の適正な粘度に高めるために
粘度調節剤を加えて、水性マニキュア剤組成物を得た。
マニキュア剤組成物の増粘性、得られたマニキュア剤の
経時的粘度安定性、および皮膜の透明性を試験した。マ
ニキュア剤の組成および評価結果を以下の表に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】表中、 注1:ケルザン(ケルコ社) 注2:メトローズ60SH-4000 (信越化学工業株式会社) 注3:ジュリマ-AC-10SHN (日本純薬株式会社) 注4:レオジック250H(日本純薬株式会社) 注5:ジュンロンPW-110(日本純薬株式会社) 注6:アロンビスS(日本純薬株式会社) 注7:ラポナイトXLS(日本シリカ工業株式会社) 注8:P-820 (ドイツデグサ社) 注9:TS-100(ドイツデグサ社) 注10:SEESORB101S (シプロ化成株式会社)
【0038】以上のマニキュア剤組成物についての粘度
測定の結果を以下の表4および図1に示す。
【表4】
【0039】これらの結果から、本発明の粘度調節剤を
コアシェル型水性エマルジョンを含むマニキュア剤に配
合した場合には、マニキュア剤の粘度調節が容易であ
り、かつ調整後の粘度が長期にわたって維持されている
ことが明らかである。従って、本発明の水性マニキュア
剤が製品安定性に優れていることが明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の粘度調節剤を含むコアシェル型水性
エマルジョンの経時的粘度変化を示す図である。粘度
は、株式会社トキメック製B型粘度計(ローター:No.
3;60 rpm;温度25℃)を用いて測定したものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカ微粉末または下記一般式: 〔Si8 (Mga Lib )O20OHC 4-C -XNa+X (式中、0<a≦6、0<b≦6、4<a+b<8、0
    ≦c<4、X=12-2a-bである)で示されるスメクタイ
    ト系粘土鉱物からなる群から選ばれる水性マニキュア剤
    用粘度調節剤。
  2. 【請求項2】 2層以上のコアシェル型エマルジョン粒
    子を含む水性マニキュア剤の粘度調節剤として用いる請
    求項1記載の粘度調節剤。
  3. 【請求項3】 コア部としてコロイダルシリカを有する
    エマルジョン粒子を含む水性マニキュア剤の粘度調節剤
    として用いる請求項1記載の粘度調節剤。
  4. 【請求項4】 スメクタイト系粘土鉱物の一次粒子の組
    成が下記の式: 〔Mg5.34Li0.66Si8 20(OH)4 〕Na+ 0.66 で示されるラポナイトである請求項2または3に記載の
    粘度調節剤。
  5. 【請求項5】 シリカ微粒子またはスメクタイト系粘土
    鉱物からなる群から選ばれる粘度調節剤を含む水性マニ
    キュア剤。
  6. 【請求項6】 コアシェル型エマルジョン粒子を含む請
    求項5記載の水性マニキュア剤。
  7. 【請求項7】 コア部としてコロイダルシリカを有する
    エマルジョン粒子を含む請求項5記載の水性マニキュア
    剤。
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