JPH07137961A - エレベーターのかご室 - Google Patents
エレベーターのかご室Info
- Publication number
- JPH07137961A JPH07137961A JP5289188A JP28918893A JPH07137961A JP H07137961 A JPH07137961 A JP H07137961A JP 5289188 A JP5289188 A JP 5289188A JP 28918893 A JP28918893 A JP 28918893A JP H07137961 A JPH07137961 A JP H07137961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- double
- work
- car room
- cab
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、天井部に対する作業の安全性及び
作業性を向上させ、作業時間を短縮することを目的とす
るものである。 【構成】 内側に照明器具７が配設された二重天井１３
を、ウインチ１１及びチェン１２により上部天井３の下
方に上下動可能に吊り下げ、照明器具７の交換等の作業
を行う場合、二重天井１３を作業し易い高さまでかご室
内に降ろすことができるようにした。
作業性を向上させ、作業時間を短縮することを目的とす
るものである。 【構成】 内側に照明器具７が配設された二重天井１３
を、ウインチ１１及びチェン１２により上部天井３の下
方に上下動可能に吊り下げ、照明器具７の交換等の作業
を行う場合、二重天井１３を作業し易い高さまでかご室
内に降ろすことができるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベーターのかご
室に関し、特にその天井部に対する作業の安全性及び作
業性の改善に関するものである。
室に関し、特にその天井部に対する作業の安全性及び作
業性の改善に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のエレベーターのかご室の一
例を示す概略の構成図である。図において、１はかご室
壁、２はかご室床、３はかご室壁１の上部に固定されて
いる上部天井、４は上部天井３に開閉可能に設けられて
いる救出口蓋、５は上部天井３の下部にボルト等により
取り付けられている吊り天井であり、この吊り天井５に
は、複数の照明板６が取り付けられている。７は照明板
６に対向して上部天井３に取り付けられている例えば蛍
光灯等の照明器具である。
例を示す概略の構成図である。図において、１はかご室
壁、２はかご室床、３はかご室壁１の上部に固定されて
いる上部天井、４は上部天井３に開閉可能に設けられて
いる救出口蓋、５は上部天井３の下部にボルト等により
取り付けられている吊り天井であり、この吊り天井５に
は、複数の照明板６が取り付けられている。７は照明板
６に対向して上部天井３に取り付けられている例えば蛍
光灯等の照明器具である。
【０００３】上記のような従来のかご室では、例えば照
明器具７の交換作業を行う場合、作業者が上部天井３上
に乗り、救出口蓋４を開いて作業を行う。また、照明板
６の交換を行う場合、かご室床２上に脚立等の足場を設
置し、その上に作業者が乗って作業を行う。
明器具７の交換作業を行う場合、作業者が上部天井３上
に乗り、救出口蓋４を開いて作業を行う。また、照明板
６の交換を行う場合、かご室床２上に脚立等の足場を設
置し、その上に作業者が乗って作業を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のエレベーターのかご室においては、照明器具７
及び照明板６の交換作業を上部天井３上や足場上に乗っ
て行う必要があるため、不安定な状態での作業となり、
安全性及び作業性が低いという問題点があった。また、
吊り天井５の意匠変更を行う場合には、かご室壁１，上
部天井３及び吊り天井５を解体した後、吊り天井５を新
しいものと交換して、これらを再度組み立てる必要があ
り、作業性が低く、作業時間が大幅に長くなるという問
題点があった。
た従来のエレベーターのかご室においては、照明器具７
及び照明板６の交換作業を上部天井３上や足場上に乗っ
て行う必要があるため、不安定な状態での作業となり、
安全性及び作業性が低いという問題点があった。また、
吊り天井５の意匠変更を行う場合には、かご室壁１，上
部天井３及び吊り天井５を解体した後、吊り天井５を新
しいものと交換して、これらを再度組み立てる必要があ
り、作業性が低く、作業時間が大幅に長くなるという問
題点があった。
【０００５】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、天井部に対す
る作業を短時間で安全に行うことができるエレベーター
のかご室を得ることを目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、天井部に対す
る作業を短時間で安全に行うことができるエレベーター
のかご室を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターのかご室は、内側に照明器具が配設された二重天井
を、上部天井の下方に上下動可能に設けたものである。
ターのかご室は、内側に照明器具が配設された二重天井
を、上部天井の下方に上下動可能に設けたものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、照明器具の交換等の天井
部に対する作業を行う場合、二重天井を作業し易い高さ
までかご室内に降ろし、かご室内の作業者が安定した状
態で作業を行う。
部に対する作業を行う場合、二重天井を作業し易い高さ
までかご室内に降ろし、かご室内の作業者が安定した状
態で作業を行う。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図１はこの発明の一実施例によるエレベーターのか
ご室を示す概略の構成図であり、図２と同一又は相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
る。図１はこの発明の一実施例によるエレベーターのか
ご室を示す概略の構成図であり、図２と同一又は相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【０００９】図において、１１は上部天井３上に複数台
固定されているウインチ、１２は各ウインチ１１にそれ
ぞれ巻き付けられているチェン、１３はチェン１２の先
端部に吊り下げられている箱状の二重天井であり、この
二重天井１３の下面には、複数の照明板６が設けられて
いる。また、二重天井１３の内側には、複数の照明器具
７が配設されている。さらに、二重天井１３のかご室壁
１に対向する面には、複数のガイドローラ１４が取り付
けられており、かご室壁１には、これらのガイドローラ
１４を案内するガイド目地１５が設けられている。
固定されているウインチ、１２は各ウインチ１１にそれ
ぞれ巻き付けられているチェン、１３はチェン１２の先
端部に吊り下げられている箱状の二重天井であり、この
二重天井１３の下面には、複数の照明板６が設けられて
いる。また、二重天井１３の内側には、複数の照明器具
７が配設されている。さらに、二重天井１３のかご室壁
１に対向する面には、複数のガイドローラ１４が取り付
けられており、かご室壁１には、これらのガイドローラ
１４を案内するガイド目地１５が設けられている。
【００１０】次に、動作について説明する。照明器具７
や照明板６の交換を行う場合、また二重天井１３の意匠
変更を行う場合、ウインチ１１を回転させて二重天井１
３全体を作業し易い位置まで下降させる。二重天井１３
は、ガイドローラ１４がガイド目地１５に案内されるこ
とにより垂直に下降する。
や照明板６の交換を行う場合、また二重天井１３の意匠
変更を行う場合、ウインチ１１を回転させて二重天井１
３全体を作業し易い位置まで下降させる。二重天井１３
は、ガイドローラ１４がガイド目地１５に案内されるこ
とにより垂直に下降する。
【００１１】このように、二重天井１３を下降させるこ
とにより、上記の二重天井１３に対する作業は、足場等
を用いることなく、かご室内から安全に短時間で行うこ
とができる。また、天井意匠に応じて二重天井１３の高
さを自由に変更することができ、かご室内の空間を有効
に利用できる。
とにより、上記の二重天井１３に対する作業は、足場等
を用いることなく、かご室内から安全に短時間で行うこ
とができる。また、天井意匠に応じて二重天井１３の高
さを自由に変更することができ、かご室内の空間を有効
に利用できる。
【００１２】なお、上記実施例ではウインチ１１及びチ
ェン１２を用いて二重天井１３を上下動させる構造のも
のを示したが、これに限定されるものではなく、他の構
造により上下動させてもよい。また、二重天井１３の万
一の落下を防止するため、かご室壁１の所定の高さの位
置にストッパを設けるなどしてもよい。
ェン１２を用いて二重天井１３を上下動させる構造のも
のを示したが、これに限定されるものではなく、他の構
造により上下動させてもよい。また、二重天井１３の万
一の落下を防止するため、かご室壁１の所定の高さの位
置にストッパを設けるなどしてもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のエレベ
ーターのかご室は、内側に照明器具が配設された二重天
井を、上部天井の下方に上下動可能に設けたので、照明
器具の交換等の作業を行う場合、二重天井を作業し易い
高さまでかご室内に降ろすことができ、これにより天井
部に対する作業の安全性及び作業性を向上させることが
でき、作業時間を短縮することができるなどの効果を奏
する。また、天井意匠に応じて二重天井の高さを変更す
ることにより、かご室内の空間を有効に利用できるとい
う効果も奏する。
ーターのかご室は、内側に照明器具が配設された二重天
井を、上部天井の下方に上下動可能に設けたので、照明
器具の交換等の作業を行う場合、二重天井を作業し易い
高さまでかご室内に降ろすことができ、これにより天井
部に対する作業の安全性及び作業性を向上させることが
でき、作業時間を短縮することができるなどの効果を奏
する。また、天井意匠に応じて二重天井の高さを変更す
ることにより、かご室内の空間を有効に利用できるとい
う効果も奏する。
【図１】この発明の一実施例によるエレベーターのかご
室を示す概略の構成図である。
室を示す概略の構成図である。
【図２】従来のエレベーターのかご室の一例を示す概略
の構成図である。
の構成図である。
１ かご室壁 ３ 上部天井 ７ 照明器具 １３ 二重天井
Claims (1)
- 【請求項１】 かご室壁の上部に設けられている上部天
井と、この上部天井の下方に上下動可能に設けられ、内
側に照明器具が配設されている二重天井とを備えている
ことを特徴とするエレベーターのかご室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289188A JPH07137961A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | エレベーターのかご室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289188A JPH07137961A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | エレベーターのかご室 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137961A true JPH07137961A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17739920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5289188A Pending JPH07137961A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | エレベーターのかご室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07137961A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1179399A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | デパレタイズにおけるビジョン認識システム |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5289188A patent/JPH07137961A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1179399A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | デパレタイズにおけるビジョン認識システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |