JPH07137939A - プルーフテスタの自動線掛け制御方法 - Google Patents

プルーフテスタの自動線掛け制御方法

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JPH07137939A
JPH07137939A JP31119993A JP31119993A JPH07137939A JP H07137939 A JPH07137939 A JP H07137939A JP 31119993 A JP31119993 A JP 31119993A JP 31119993 A JP31119993 A JP 31119993A JP H07137939 A JPH07137939 A JP H07137939A
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dancer
lap belt
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Katsuo Sato
勝雄 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プルーフテスタの自動線掛け後に直ちにテス
トが開始できるように各工程を制御する。 【構成】 線条体1の端部を把持したクランプ手段15
を第1引取装置3から巻取ボビン12まで移動させなが
ら送出ボビン2から線条体1を送出ダンサプーリー17
の位置が変化しないように送り出す工程をとるために送
出ダンサプーリー17のテスト時の所定位置が確保さ
れ、また張力付与プーリー7を最大荷重状態にして固定
するために線掛け中に張力付与プーリー7がバタバタ動
く不都合がなく、第1および第2引取装置3,10のラ
ップベルトを閉じるときに線条体1を送り出しながら巻
取ダンサプーリー11の位置をテスト時の所定位置に上
げる工程を有するために、プルーフテスタは線掛け終了
時にはただちに張力テストを開始できる状態にセットさ
れる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプルーフテスタの巻取
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば光ファイバのように細くて引張
強度があまり大きくない線条体は、かなりの長さにわた
って継続的に引張試験をおこなう必要がある。一般にプ
ルーフテストと呼ばれるこの試験の概要を、本発明の説
明に使用する図1を流用して説明する。
【0003】同図中符号2は引張強度を試験すべき線条
体1の送出ボビンであって、ここから送り出される線条
体1は送出ダンサプーリー17、送出側の第1引取装置
(ベルトラップ型キャプスタン)3、揺動プーリーによ
る形式の張力付与装置8を経て巻取側の第2引取装置1
0に至り、最後に巻取ダンサプーリー11を経由して巻
取ボビン12に引き取られる経路をたどる。
【0004】巻取ダンサプーリー11はなんらかの要因
による線条体1の線速の変動の際に上昇または下降して
調節制御するものであり、また張力付与装置8は図2に
詳しく示すように所定の重量の錘84を支点81のまわ
りに回動できるアーム82の一方の端部にパルスモータ
85により回転される送りねじ軸83によって滑動調節
自在に設け、このアーム82の他端に設けられる張力プ
ーリー7にかけ回される線条体1に継続的に調節可能な
大きさの張力を付与する装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなプルーフテ
スタに張力試験すべき線条体1を掛ける作業を容易にし
て時間を短縮するための自動線掛け装置が最近開発使用
されているが、その制御方法が不完全なために線掛けの
途中で断線したりして線掛けにかえって多大の時間ロス
を起こしたり、また線掛けだけは自動的に実施できても
実際にプルーフテストを開始するまでにダンサプーリー
や張力付与装置の設定に時間がかかって折角の自動線掛
け装置の効用が失われる不都合があった。これは従来の
プルーフテスタの自動線掛けの制御方法が不完全なため
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明はこの課題を解
決するためになされたものであって、この解決のために
請求項1の発明がとる手段は、送出ボビンから送り出さ
れる線条体の端末を送出ダンサプーリーを経てラップベ
ルトの開かれた第1引取装置を通過させる工程と、可動
プーリーおよび巻取ダンサプーリーを移動させるととも
に第2引取装置のラップベルトを開いて前記第1引取装
置から巻取ボビンに至る直線状の線条体通路を確保する
工程と、線条体を把持するクランプ手段を前記第1引取
装置付近に移動して前記端末を把持させこれを巻取ボビ
ンまで移動させる工程と、張力付与プーリーを最大荷重
状態にして固定する工程と、前記可動プーリーおよび巻
取ダンサプーリーをもとの位置に戻す工程と、第1引取
装置のラップベルトを閉じるとともに張力付与プーリー
を所定のテスト荷重に戻して線条体を巻取ダンサプーリ
ーが中央位置にくるまで送り出す工程と、第2引取装置
のラップベルトを閉じる工程とを有するプルーフテスタ
の自動線掛け制御方法である。
【0007】また請求項2の発明がとる解決手段は、上
述の方法において、前記第1引取装置の上流側において
パスライン変更プーリーの作動によって送出ダンサプー
リーと前記第1引取装置との間のパスラインを広く保
ち、この位置で前記クランプ手段により前記線条体を把
持することを特徴とするプルーフテスタの自動線掛け制
御方法である。
【0008】
【作用】線条体の端部を把持したクランプ手段を第1引
取装置から巻取ボビンまで移動させながら送出ボビンか
ら線条体を送出ダンサプーリーの位置が変化しないよう
に送り出す工程をとるために送出ダンサプーリーのテス
ト時の所定位置が確保され、また張力付与プーリーを最
大荷重状態にして固定するために線掛け中に張力付与プ
ーリーがバタバタ動く不都合がなく、第1および第2引
取装置のラップベルトを閉じるときに線条体を送り出し
ながら巻取ダンサプーリーの位置をテスト時の所定位置
に上げる工程を有するために、プルーフテスタは線掛け
終了時にはただちに張力テストを開始できる状態にセッ
トされる。
【0009】
【実施例】図1および図2を参照してこの発明のプルー
フテスタの巻取制御方法を説明する。まず送出ボビン2
から送り出される線条体1の端末を送出ダンサプーリー
17を経て第1引取装置3を通過させる工程を作業者が
手作業でおこなう。このとき第1引取装置3のラップベ
ルトを移動させる。これはローラ3Aは下方位置にし、
同3Bは上方位置にしておく。またプーリー4は上方位
置にしておく。
【0010】次にパスライン変更ガイドプーリー18を
18Bの位置にもっていき、パスラインPQ間を広く保
つ。そして後述するプーリー13A付近で線条体1を把
持しやすくする。次にテスト時は上方に位置する可動プ
ーリー6,9および巻取ダンサプーリー11をテスト時
はこれらより下方に位置する固定プーリー5および張力
付与プーリー7より下方に下げるとともに第2引取装置
10のラップベルト10Aをキャプスタンホィールから
離す。
【0011】次いで例えばタイミングベルトのような搬
送ベルト13を両端のローラ13A,13Bに掛け回し
た一種のコンベア装置の直線部分に取り付けられる線条
体1を把持するためのクランプ手段15とこれに隣接し
て設けられるカッタ14とを第1引取装置3の直後にも
ってきて線条体1を把持させるとともに余分な部分を切
り落とす。この場合コンベアの直線部分は上述の直線状
の線条体通路に合致させるものとする。また第1引取装
置のローラ3Bを下げた後にプーリー4を下方位置に下
げる。
【0012】ついでこの搬送ベルト13を一定速度で走
行させて線条体1を把持したクランプ手段15およびカ
ッタ14を第1引取装置3のところから巻取ボビン12
まで移動させる。このときは送出ボビン2から必要な長
さの線条体1を送出ダンサプーリー17の位置が変化し
ないように低速で送り出す。またパスライン変更プーリ
ーを18Aの状態に戻す。
【0013】ここで変形実施例として、線条体1をクラ
ンプ手段15で把持する位置を第1引取装置3の直下の
下流側に出ている部分とし、搬送ベルト13によりこの
位置から巻取ボビン12まで移動させる工程を取ること
もできる。このときは第1引取装置3のローラ3A,3
Bを下方位置にしてプーリー3をフリーとしておく。な
おこの変形実施例の工程をとる場合は、パスライン変更
プーリー18は不要となる。
【0014】ついで図2に示した張力付与装置8におい
てパルスモータ85を回転して錘84を送りねじ軸83
によって図の右端まで移動し、張力付与プーリー7を最
大荷重状態にし、固定用シリンダ16のロッドを押し上
げて張力付与装置8のアーム82を固定する。
【0015】ついで各可動プーリー4,6,9および巻
取ダンサプーリー11をもとの上方位置に戻し、第1引
取装置3のラップベルトを閉じるとともに張力付与装置
8のアーム82を下げて張力付与プーリー7をフリーに
する。
【0016】最後に線条体1を低速で、巻取ダンサプー
リー11が中央位置にくるまで送り出し、第2引取装置
10のラップベルト10Aを閉じる。この後は巻取ボビ
ン12に線条体1を挟んで固定した後に搬送ベルト13
から離す。以上で本発明のプルーフテスタの自動線掛け
制御のすべての工程が終了する。所定の張力テストを開
始する直前に錘84を所要の位置に設定する。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、線条体の端部を把持
したクランプ手段を第1引取装置から巻取ボビンまで移
動させながら送出ボビンから線条体を送出ダンサプーリ
ーの位置が変化しないように送り出す工程をとるために
送出ダンサプーリーのテスト時の所定位置が確保され、
また張力付与プーリーを最大荷重状態にして固定するた
めに線掛け中に張力付与プーリーがバタバタ動く不都合
がなく、第1および第2引取装置のラップベルトを閉じ
るときに線条体を送り出しながら巻取ダンサプーリーの
位置をテスト時の所定位置に上げる工程を有するため
に、プルーフテスタは線掛け終了時にはただちに張力テ
ストを開始できる状態にセットされる効果があり、自動
線掛け装置を使用して能率を上げる効果が一段と発揮さ
れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプルーフテスタの自動線掛け制御を
説明する側面図である。
【図2】プルーフテスタに用いる張力付与装置を説明す
る側面図である。
【符号の説明】
1 線条体 2 送出ボビン 3 第1引取装置 4,6,9 可動プーリー 5 固定プーリー 7 張力付与プーリー 8 張力付与装置 10 第2引取装置 11 巻取ダンサプーリー 12 巻取ボビン 13 搬送ベルト 14 カッタ 15 クランプ手段 16 固定用シリンダ 17 送出ダンサプーリー 18 パスライン変更プーリー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送出ボビン(2)から送り出される線条
    体(1)の端末を送出ダンサプーリー(17)を経てラ
    ップベルトの開かれた第1引取装置(3)を通過させる
    工程と、可動プーリー(4,6,9)および巻取ダンサ
    プーリー(11)を移動させるとともに第2引取装置
    (10)のラップベルト(10A)を開いて前記第1引
    取装置(3)から巻取ボビン(12)に至る直線状の線
    条体通路を確保する工程と、線条体(1)を把持するク
    ランプ手段(15)を前記第1引取装置(3)付近に移
    動して前記端末を把持させこれを巻取ボビン(12)ま
    で移動させる工程と、張力付与プーリー(7)を最大荷
    重状態にして固定する工程と、前記可動プーリー(4,
    6,9)および巻取ダンサプーリー(11)をもとの位
    置に戻す工程と、第1引取装置(3)のラップベルトを
    閉じるとともに張力付与プーリー(7)を所定のテスト
    荷重に戻して線条体(1)を巻取ダンサプーリー(1
    1)が中央位置にくるまで送り出す工程と、第2引取装
    置(10)のラップベルト(10A)を閉じる工程とを
    有するプルーフテスタの自動線掛け制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1引取装置(3)の上流側におい
    てパスライン変更プーリー(18)の作動によって送出
    ダンサプーリー(17)と前記第1引取装置(3)との
    間のパスラインを広く保ち、この位置で前記クランプ手
    段(15)により前記線条体(1)を把持することを特
    徴とする請求項1記載のプルーフテスタの自動線掛け制
    御方法。
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Cited By (4)

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