JPH07137408A - インクリボン駆動装置 - Google Patents
インクリボン駆動装置Info
- Publication number
- JPH07137408A JPH07137408A JP28790793A JP28790793A JPH07137408A JP H07137408 A JPH07137408 A JP H07137408A JP 28790793 A JP28790793 A JP 28790793A JP 28790793 A JP28790793 A JP 28790793A JP H07137408 A JPH07137408 A JP H07137408A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- roller
- ribbon
- encoder
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 インクリボンを巻取る巻取りローラの近傍の
パスローラにエンコーダを設け、このエンコーダの回転
状態をフォトセンサによって検出して制御回路に送り、
制御回路においてインクリボンの走行速度を検出して巻
取りローラを駆動するリボンモータに供給する電流を制
御する。 【効果】 インクリボンの走行時の負荷が変動したとき
でも、インクリボンの走行速度を常に一定値に保つこと
が可能となり、従って印字品位の低下とインクリボンの
ジャムの発生を防止できる。
パスローラにエンコーダを設け、このエンコーダの回転
状態をフォトセンサによって検出して制御回路に送り、
制御回路においてインクリボンの走行速度を検出して巻
取りローラを駆動するリボンモータに供給する電流を制
御する。 【効果】 インクリボンの走行時の負荷が変動したとき
でも、インクリボンの走行速度を常に一定値に保つこと
が可能となり、従って印字品位の低下とインクリボンの
ジャムの発生を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置に使用さ
れるインクリボン駆動装置に関する。
れるインクリボン駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置に使用される従来のインク
リボン駆動装置は、インクリボンを巻取るための巻取り
ローラにギヤやタイミングベルトを介してリボンモータ
を連結し、リボンモータを一定速度で回転させることに
よって巻取りローラを一定速度で回転させてインクリボ
ンを巻取る方式となっている。
リボン駆動装置は、インクリボンを巻取るための巻取り
ローラにギヤやタイミングベルトを介してリボンモータ
を連結し、リボンモータを一定速度で回転させることに
よって巻取りローラを一定速度で回転させてインクリボ
ンを巻取る方式となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようの従来のイ
ンクリボン駆動装置は、インクリボンに負荷がかかった
ときや、インクリボンがジャムの起しそうになってイン
クリボンの走行速度が低くなったときでも、リボンモー
タは一定の速度で回転している。このため、ギヤやタイ
ミングベルトを介してリボンモータに連結されている巻
取りローラも一定の速度で回転するため、印字品位を低
下させたりインクリボンのジャムを発生させるという欠
点を有している。
ンクリボン駆動装置は、インクリボンに負荷がかかった
ときや、インクリボンがジャムの起しそうになってイン
クリボンの走行速度が低くなったときでも、リボンモー
タは一定の速度で回転している。このため、ギヤやタイ
ミングベルトを介してリボンモータに連結されている巻
取りローラも一定の速度で回転するため、印字品位を低
下させたりインクリボンのジャムを発生させるという欠
点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のインクリボン駆
動装置は、インクリボンを巻取る巻取りローラと、前記
巻取りローラを駆動するリボンモータと、前記インクリ
ボンの走行経路に設けたパスローラと、前記パスローラ
の回転軸に取付けたエンコーダと、前記エンコーダの回
転速度を検出するフォトセンサと、前記フォトセンサか
らの信号によって前記リボンモータに供給する電流を制
御する制御回路とを備えている。
動装置は、インクリボンを巻取る巻取りローラと、前記
巻取りローラを駆動するリボンモータと、前記インクリ
ボンの走行経路に設けたパスローラと、前記パスローラ
の回転軸に取付けたエンコーダと、前記エンコーダの回
転速度を検出するフォトセンサと、前記フォトセンサか
らの信号によって前記リボンモータに供給する電流を制
御する制御回路とを備えている。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0006】図1は本発明の一実施例を示す斜視図で、
本発明をドットインパクトラインプリンタに適用した例
を示す図である。
本発明をドットインパクトラインプリンタに適用した例
を示す図である。
【0007】図1において、インクリボン5は、矢印A
方向に往復運動を行いながら印字動作を行う印字機構部
8と、トラクタ6によって搬送されて矢印B方向に走行
する連続用紙7との間を、矢印C方向に走行する。
方向に往復運動を行いながら印字動作を行う印字機構部
8と、トラクタ6によって搬送されて矢印B方向に走行
する連続用紙7との間を、矢印C方向に走行する。
【0008】インクリボン5は、両端を接続されていわ
ゆるエンドレスとなっており、その大部分が折畳まれた
状態でリボンカセット1内に収容され、一部がリボンカ
セット1から引出されて印字機構部8と連続用紙7との
間を通過して巻取りローラ2によってリボンカセット1
内に引込まれている。
ゆるエンドレスとなっており、その大部分が折畳まれた
状態でリボンカセット1内に収容され、一部がリボンカ
セット1から引出されて印字機構部8と連続用紙7との
間を通過して巻取りローラ2によってリボンカセット1
内に引込まれている。
【0009】巻取りローラ2の直前には、インクリボン
5の走行を案内するパスローラ4が設けてあり、パスロ
ーラ4は、インクリボン5の走行によって回転する。従
ってパスローラ4の回転速度は、インクリボン5の走行
速度に依存している。
5の走行を案内するパスローラ4が設けてあり、パスロ
ーラ4は、インクリボン5の走行によって回転する。従
ってパスローラ4の回転速度は、インクリボン5の走行
速度に依存している。
【0010】パスローラ4の回転軸の下端には、多数の
スリットを等間隔に設けたエンコーダ9が取付けてあ
り、このエンコーダ9に対応してフォトセンサ10が設
けてある。従ってパスローラ4の回転状態、すなわちエ
ンコーダ9の回転状態は、フォトセンサ10からパルス
信号として制御回路(図示省略)に出力され、制御回路
は、フォトセンサ10からのパルス信号によってパスロ
ーラ4の回転速度、すなわちインクリボン5の走行速度
を検出することができる。
スリットを等間隔に設けたエンコーダ9が取付けてあ
り、このエンコーダ9に対応してフォトセンサ10が設
けてある。従ってパスローラ4の回転状態、すなわちエ
ンコーダ9の回転状態は、フォトセンサ10からパルス
信号として制御回路(図示省略)に出力され、制御回路
は、フォトセンサ10からのパルス信号によってパスロ
ーラ4の回転速度、すなわちインクリボン5の走行速度
を検出することができる。
【0011】巻取りローラ2には、巻取りローラ2を駆
動するためのリボンモータ3が接続されており、このリ
ボンモータ3を駆動するための電流は、上記の制御回路
から供給されている。
動するためのリボンモータ3が接続されており、このリ
ボンモータ3を駆動するための電流は、上記の制御回路
から供給されている。
【0012】次に、上述のように構成したインクリボン
駆動装置の動作について説明する。
駆動装置の動作について説明する。
【0013】インクリボン5が走行するときに大事なこ
とは、巻取りローラ2が、インクリボン5の走行経路上
のすべての負荷に負けないでインクリボン5を巻取るこ
とができることである。また、印字品位を低下させない
ように(特に印字のかすれが発生しないように)、また
インクリボンのジャムを発生させないように、巻取りロ
ーラ2が一定の速度で回転することである。
とは、巻取りローラ2が、インクリボン5の走行経路上
のすべての負荷に負けないでインクリボン5を巻取るこ
とができることである。また、印字品位を低下させない
ように(特に印字のかすれが発生しないように)、また
インクリボンのジャムを発生させないように、巻取りロ
ーラ2が一定の速度で回転することである。
【0014】しかし、インクリボン5の走行経路上の負
荷は絶えず変動しているため、巻取りローラ2が一定の
速度で回転してインクリボン5を一定速度で走行させる
ことができなくなる場合が発生する。このとき本実施例
は有効に作用する。
荷は絶えず変動しているため、巻取りローラ2が一定の
速度で回転してインクリボン5を一定速度で走行させる
ことができなくなる場合が発生する。このとき本実施例
は有効に作用する。
【0015】パスローラ4の回転速度は、インクリボン
5の走行速度に追従しているため、インクリボン5の走
行速度は、フォトセンサ10からのパルス信号として制
御回路に伝達される。制御回路は、このパルス信号から
インクリボン5の走行速度を検出し、指定された速度と
なるようにリボンモータ3に対して供給する電流値を加
減する。これにより、常にインクリボン5の走行速度を
一定値に保つことが可能となる。
5の走行速度に追従しているため、インクリボン5の走
行速度は、フォトセンサ10からのパルス信号として制
御回路に伝達される。制御回路は、このパルス信号から
インクリボン5の走行速度を検出し、指定された速度と
なるようにリボンモータ3に対して供給する電流値を加
減する。これにより、常にインクリボン5の走行速度を
一定値に保つことが可能となる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクリ
ボン駆動装置は、インクリボンを巻取る巻取りローラの
近傍のパスローラにエンコーダを設け、このエンコーダ
の回転状態をフォトセンサによって検出して制御回路に
送り、制御回路においてインクリボンの走行速度を検出
して巻取りローラを駆動するリボンモータに供給する電
流を制御することにより、インクリボンの走行時の負荷
が変動したときでも、インクリボンの走行速度を常に一
定値に保つことが可能となるという効果があり、従って
印字品位の低下とインクリボンのジャムの発生を防止で
きるという効果がある。
ボン駆動装置は、インクリボンを巻取る巻取りローラの
近傍のパスローラにエンコーダを設け、このエンコーダ
の回転状態をフォトセンサによって検出して制御回路に
送り、制御回路においてインクリボンの走行速度を検出
して巻取りローラを駆動するリボンモータに供給する電
流を制御することにより、インクリボンの走行時の負荷
が変動したときでも、インクリボンの走行速度を常に一
定値に保つことが可能となるという効果があり、従って
印字品位の低下とインクリボンのジャムの発生を防止で
きるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
1 リボンカセット 2 巻取りローラ 3 リボンモータ 4 パスローラ 5 インクリボン 6 トラクタ 7 連続用紙 8 印字機構部 9 エンコーダ 10 フォトセンサ
Claims (2)
- 【請求項1】 インクリボンを巻取る巻取りローラと、
前記巻取りローラを駆動するリボンモータと、前記イン
クリボンの走行経路に設けたパスローラと、前記パスロ
ーラの回転軸に取付けたエンコーダと、前記エンコーダ
の回転速度を検出するフォトセンサと、前記フォトセン
サからの信号によって前記リボンモータに供給する電流
を制御する制御回路とを備えることを特徴とするインク
リボン駆動装置。 - 【請求項2】 リボンカセットに収容されて印字機構部
と印字用紙との間を走行するインクリボンを巻取る巻取
りローラと、前記巻取りローラを駆動するリボンモータ
と、前記インクリボンの走行経路に設けたパスローラ
と、前記パスローラの回転軸に取付けたエンコーダと、
前記エンコーダの回転速度を検出するフォトセンサと、
前記フォトセンサからの信号によって前記リボンモータ
に供給する電流を制御する制御回路とを備えることを特
徴とするインクリボン駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28790793A JPH07137408A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | インクリボン駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28790793A JPH07137408A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | インクリボン駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137408A true JPH07137408A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17723274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28790793A Withdrawn JPH07137408A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | インクリボン駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07137408A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2436315A (en) * | 2006-03-20 | 2007-09-26 | Markem Tech Ltd | Printing apparatus having speed sensing means |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP28790793A patent/JPH07137408A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2436315A (en) * | 2006-03-20 | 2007-09-26 | Markem Tech Ltd | Printing apparatus having speed sensing means |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |