JPH07125396A - 熱転写プリンタの駆動制御方法 - Google Patents

熱転写プリンタの駆動制御方法

Info

Publication number
JPH07125396A
JPH07125396A JP29749093A JP29749093A JPH07125396A JP H07125396 A JPH07125396 A JP H07125396A JP 29749093 A JP29749093 A JP 29749093A JP 29749093 A JP29749093 A JP 29749093A JP H07125396 A JPH07125396 A JP H07125396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
color
ink
thermal transfer
transfer printer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29749093A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2963610B2 (ja
Inventor
Masashi Ogasawara
政司 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP29749093A priority Critical patent/JP2963610B2/ja
Publication of JPH07125396A publication Critical patent/JPH07125396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2963610B2 publication Critical patent/JP2963610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱転写プリンタにカラーインクリボンを使用
したときの色検出時間を短縮する。 【構成】 キャリッジ6の移動を停止し、その後サーマ
ルヘッド7をプラテン2からアップ(位置イ)させこの
アップ動作が終わってから再度リボン巻取り用モータを
駆動し、高速でリボン巻取りボビン12を回動してイン
クリボン20を搬送し、マーカ部20cをフォトセンサ
で検出し(位置ロ)、所定の量(Aステップ)だけイン
クリボン20を搬送した後、低速でリボン巻取りボビン
12を回動してインクリボンを搬送し、ブラックからイ
エローへの境界部(位置ハ)を検出した後、徐々に回転
速度を遅くし(スローダウン)ブラックのインク層が印
字位置に対向した時点でリボン巻取り動作を停止するよ
うに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンに沿って移動
可能なサーマルヘッドによりインクリボンの熱溶融性イ
ンクを溶かし、印字用紙にそれを転写させて印字を行な
う熱転写プリンタの駆動制御方法に関し、特にマルチカ
ラーリボンと呼ばれる複数色のインク層が形成されたカ
ラーインクリボンを使用する熱転写プリンタの駆動制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】第4図は一般的な熱転写プリンタを示し
たもので、フレーム1のほぼ中央部には平板状のプラテ
ン2がその印字面がほぼ垂直となるように配設されてお
り、このプラテン2の前側下方には、シャフト3がプラ
テン2と平行に配設されている。またフレーム1の前端
縁には、フランジ状のガイド部4が形成されており、こ
のガイド部4の内側縁には、ラック5が形成されてい
る。シャフト3およびガイド部4にはキャリッジ6が取
り付けられておりこのキャリッジ6はラック5に噛合す
る歯車をモータによって駆動することにより、シャフト
3およびガイド部4に沿って往復動自在とされている。
キャリッジ6の先端部には、プラテン2に対向するよう
にサーマルヘッド7が取り付けられており、キャリッジ
6の側部には、キャリッジ6の上面に装着されるインク
リボンカセット(図示せず)に収納されたインクリボン
の終端部のマーカ部やカラーインクリボンの各色を表示
するマーカ部を検出するためのフォトセンサ8が設置さ
れている。
【0003】またプラテン2の後方には印字用紙をプラ
テン2の前方に送る用紙挿入口9が形成されており、こ
の用紙挿入口9の部分には所定速度で印字用紙を搬送す
る紙送りローラ10が設けられている。この紙送りロー
ラの下方には、この紙送りローラに圧接される圧接ロー
ラ11が回転自在に配設されており紙送りローラ10と
で用紙挿入口9から挿入される用紙を挟持して搬送する
ようになされている。
【0004】このような熱転写プリンタにおける駆動制
御は以下の如くなされている。
【0005】用紙挿入口9から印字用紙を挿入し、この
印字用紙を紙送りローラ10と圧接ローラ11とで挟持
し、紙送りローラ10を回転駆動させることにより、印
字用紙をキャリッジ6の移動方向と直交方向に所定量搬
送する。そしてインクリボン巻取り用モータを駆動し、
所望の色のインク層が印字位置にくるまでインクリボン
の巻取りを行なう。そのサーマルヘッド7をプラテン2
に対して圧接した状態でキャリッジ6を移動させるとと
もにリボン巻取りモータを駆動して巻取りボビン12を
回転させてインクリボンを巻取りながらサーマルヘッド
7を所望の記録信号に基づいて駆動することにより、記
録用紙に所望の印字を行なうものである。
【0006】ところで、1行の印字の途中から異なった
色で印字をおこなう場合、その時点でキャリッジ6の移
動を停止し、その後サーマルヘッド7をプラテン2から
アップさせこのアップ動作が終わってから再度リボン巻
取り用モータを駆動し、リボン巻取りボビン12を回動
してインクリボンを搬送し、所望の色のマーカ部をフォ
トセンサ8で検出し、所望の色のインク層が印字位置に
対向した時点でリボン巻取り動作を停止し、サーマルヘ
ッド7を再度プラテン2へ圧接した後キャリッジ6を移
動させて次の記録をおこなうようにしてある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の熱転写
プリンタの駆動制御方法においては、1行の印字の途中
から異なった色で印字をおこなう場合の検出動作が必要
であり、この検出動作にかかる時間が長く結果として1
ページあたりの印字時間が長くなってしまうとい課題が
あった。この課題を解決する方法としてはリボン巻取り
用モータの速度を上げリボン巻取りボビンの回転を速く
するということが考えられるが、あまり回転速度を上げ
るとリボン巻取り動作を停止したときに供給側のインク
リボンがリボン巻取り動作を停止したにもかかわらず慣
性によりさらに回転してしまいリボンにたるみが生じ次
の印字に支障が生じるという問題があった。
【0008】そこで本発明はこの点に鑑みてなされたも
ので、本発明の熱転写プリンタの駆動制御方法は、色の
検出動作時間を短くし、リボン巻取り動作停止後のリボ
ンのたるみを生じないようにすることを目的としたもの
である
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の熱転写プリンタの駆動制御方法は、カラ
ーインクリボンを用いる熱転写プリンタにおいて、前記
リボン巻取り機構を駆動し、所望の色を印字位置に搬送
するリボン巻取り動作中であって、前記所望の色が現在
使用中の色の2色目以降であるときには所定の長さ分だ
け高速でリボン巻取りを行ない、その後低速でリボン巻
取りを行なうことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記手段は以下のように作用する。
【0011】カラーインクリボンを用いての印字中で所
望の色が現在印字中の色の2色目以降である場合、高速
でリボン巻取りをおこない、順次低速巻取り、巻取り停
止とするように駆動制御することによって色の検出動作
時間を短縮できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の熱転写プリンタの駆動制御方
法について、図1、図2、図3の動作タイミング図を用
いて説明する。なお本発明の熱転写プリンタの構成につ
いては従来例で説明した構成と同じであるものには同一
の番号を付与し詳細な説明は省略する。
【0013】カラー印字に使用されるカラーインクリボ
ン20は図示のように長尺のインクリボンにその長さ方
向に沿ってマゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(B)、イエロー(Y)のインク層が連続して繰り返し
単位で配列されており各色の境界部には光を透過しない
マーカ部20a〜20dが配置されておりこの部分がフ
ォトセンサ8を通過することによって出力されるRE出
力信号により色を区別している。
【0014】図1は所望の色が次区分の色であるときの
動作タイミングを示す例で例えばマゼンタで終了し次の
印字がシアンの場合、その時点でキャリッジ6の移動を
停止し、その後サーマルヘッド7をプラテン2からアッ
プ(位置イ)させこのアップ動作が終わってから再度リ
ボン巻取り用モータを駆動し、低速でリボン巻取りボビ
ン12を回動してインクリボン20を搬送し、マーカ部
20cをフォトセンサ8で検出し(位置ロ)、徐々に回
転速度を遅くし(スローダウン)シアンのインク層が印
字位置に対向した時点でリボン巻取り動作を停止するよ
うに制御し、サーマルヘッド7を再度プラテン2へ圧接
した後キャリッジ6を移動させて次の記録をおこなうよ
うにしてある。本実施例ではマゼンタ→シアンの場合を
説明したが、シアン→ブラック、ブラック→イエロー、
イエロー→マゼンタも同様な方法で制御をおこなうこと
ができる。
【0015】図2は所望の色が現在使用中の色の2色目
であるときの動作タイミングを示す例で例えばマゼンタ
で終了し次の印字がブラックの場合、その時点でキャリ
ッジ6の移動を停止し、その後サーマルヘッド7をプラ
テン2からアップ(位置イ)させこのアップ動作が終わ
ってから再度リボン巻取り用モータを駆動し、高速でリ
ボン巻取りボビン12を回動してインクリボン20を搬
送し、マーカ部20cをフォトセンサで検出し(位置
ロ)、所定の量(Aステップ)だけインクリボン20を
搬送した後、低速でリボン巻取りボビン12を回動して
インクリボンを搬送し、ブラックからイエローへの境界
部(位置ハ)を検出した後、徐々に回転速度を遅くし
(スローダウン)ブラックのインク層が印字位置に対向
した時点でリボン巻取り動作を停止するように制御し、
サーマルヘッド7を再度プラテン2へ圧接した後キャリ
ッジ6を移動させて次の記録をおこなうようにしてあ
る。本実施例ではマゼンタ→ブラックの場合を説明した
が、シアン→イエロー、ブラック→マゼンタ、イエロー
→シアンも同様な方法で制御をおこなうことができる。
【0016】図3は所望の色が現在使用中の色の3色目
であるときの動作タイミングを示す例で例えばマゼンタ
で終了し次の印字がイエローの場合、その時点でキャリ
ッジ6の移動を停止し、その後サーマルヘッド7をプラ
テン2からアップ(位置イ)させこのアップ動作が終わ
ってから再度リボン巻取り用モータを駆動し、高速でリ
ボン巻取りボビン12を回動してインクリボンを搬送
し、ブラックからイエローへの境界部(位置ハ)をフォ
トセンサ8で検出し、所定の量(Aステップ)だけイン
クリボン20を搬送した後、マーカ部20dをフォトセ
ンサ8で検出し(位置ニ)、徐々に回転速度を遅くし
(スローダウン)イエローのインク層が印字位置に対向
した時点でリボン巻取り動作を停止するように制御し、
サーマルヘッド7を再度プラテン2へ圧接した後キャリ
ッジ6を移動させて次の記録をおこなうようにしてあ
る。本実施例ではマゼンタ→イエローの場合を説明した
が、シアン→マゼンタ、ブラック→シアン、イエロー→
ブラックも同様な方法で制御をおこなうことができる。
【0017】
【効果】以上説明したように本発明においては、カラー
インクリボンの色検出の際、高速で所定量リボン巻取り
をおこない、その後低速でリボン巻取りをおこなうとい
う駆動制御方法によってリボンのたるみを生じさせるこ
となく、カラーインクリボンの色検出時間を短縮できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】所望の色が次区分の色であるときの動作タイミ
ングを示す例である。
【図2】所望の色が現在使用中の色の2色目であるとき
の動作タイミングを示す例である。
【図3】所望の色が現在使用中の色の3色目であるとき
の動作タイミングを示す例である。
【図4】一般的な熱転写プリンタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 プラテン 3 シャフト 4 ガイド部 5 ラック 6 キャリッジ 7 サーマルヘッド 8 フォトセンサ 9 用紙挿入口 10 紙送りローラ 11 圧接ローラ 12 巻取りボビン 20 インクリボン 20a〜20d マーカ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンの巻取り動作を行なうリボ
    ン巻取り機構を備え、長尺なインクリボンにその長さ方
    向に沿って3色以上のインク層が連続する繰り返し単位
    で配列されるとともに、各色区分毎に各色を表わすマー
    カ部が形成されたカラーインクリボンを用いる熱転写プ
    リンタにおいて、前記リボン巻取り機構を駆動し、所望
    の色を印字位置に搬送するリボン巻取り動作中であっ
    て、前記所望の色が現在使用中の色の2色目以降である
    ときには所定の長さ分だけ高速でリボン巻取りを行な
    い、その後低速でリボン巻取りを行なうことを特徴とす
    る熱転写プリンタの駆動制御方法。
JP29749093A 1993-11-02 1993-11-02 熱転写プリンタの駆動制御方法 Expired - Fee Related JP2963610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29749093A JP2963610B2 (ja) 1993-11-02 1993-11-02 熱転写プリンタの駆動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29749093A JP2963610B2 (ja) 1993-11-02 1993-11-02 熱転写プリンタの駆動制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07125396A true JPH07125396A (ja) 1995-05-16
JP2963610B2 JP2963610B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=17847185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29749093A Expired - Fee Related JP2963610B2 (ja) 1993-11-02 1993-11-02 熱転写プリンタの駆動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2963610B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8139095B2 (en) 2006-08-28 2012-03-20 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and conveyance method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8139095B2 (en) 2006-08-28 2012-03-20 Canon Kabushiki Kaisha Recording apparatus and conveyance method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2963610B2 (ja) 1999-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5677722A (en) Thermal transfer printer for printing on both sides of a paper sheet
US4594597A (en) Thermal printer
JPS61108588A (ja) 記録紙送り制御方式
JPH04101853A (ja) 熱転写プリンタの駆動制御方法
JPH07125396A (ja) 熱転写プリンタの駆動制御方法
JPH085235B2 (ja) 熱転写記録装置
JPH0357680A (ja) 熱転写プリンタのカラーリボン頭出し方法
US5274544A (en) Single-pass multicolor thermal transfer
JP2617121B2 (ja) 熱転写型プリンタにおける印刷用紙送り機構
JP3701697B2 (ja) プリンタの紙送り装置およびその制御方法
US4687357A (en) Ink ribbon cassette for use in printer
JPH0664266A (ja) 熱転写型印字装置
JP3089936B2 (ja) インクリボンの巻取制御装置
JPH0789172A (ja) インクリボン搬送機構
JPS60224572A (ja) 転写記録装置
JP3352339B2 (ja) 熱転写記録方法
EP0841183A1 (en) Recording apparatus
JPS60224571A (ja) 転写記録装置
JPS6350126Y2 (ja)
JP2902425B2 (ja) 熱転写プリンタの駆動制御方法
JP2663183B2 (ja) 熱転写プリンタの駆動制御方法
JP2859778B2 (ja) 熱転写プリンタの記録方法
JP2655712B2 (ja) インクリボンの色検出方法
JPS6063187A (ja) 熱転写形プリンタ
JP3464594B2 (ja) 記録方法および記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990727

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees