JPH0713668Y2 - 物干装置 - Google Patents

物干装置

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JPH0713668Y2
JPH0713668Y2 JP1990105515U JP10551590U JPH0713668Y2 JP H0713668 Y2 JPH0713668 Y2 JP H0713668Y2 JP 1990105515 U JP1990105515 U JP 1990105515U JP 10551590 U JP10551590 U JP 10551590U JP H0713668 Y2 JPH0713668 Y2 JP H0713668Y2
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JP
Japan
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arm rod
pin
rod
engages
engagement
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990105515U
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English (en)
Other versions
JPH0464393U (ja
Inventor
昭二 納口
Original Assignee
株式会社川口技研
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、建物の壁面やベランダの手摺り等に2つの一
組として取り付け物干竿を掛け渡して使用する物干装置
であって、竿受部を有する腕杆の傾斜角度を変更して使
用できる物干装置に関するものである。
【従来の技術】
従来より、実公昭36-4177号考案に示すように、竿受具
を有する支持杆を斜め下向きに保持することができる物
干装置は提案されている。これは、支持杆に装着した係
止片を、円弧状の腕杆に設けた複数の係止凹部のいずれ
かに係止させて、支持杆を水平や斜め下向きに設定する
ことができるようにしたものである。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来例においては、支持杆の傾斜角度を変更するに
は、支持杆を持って係止片を係止凹部から外し、支持杆
を回動して係止片を別の係止凹部に係止させるという操
作が必要であり面倒であるという問題や、係止片が露出
しているため外観が不体裁となってしまうという問題が
ある。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、竿受部を有する
腕杆と、該腕杆を支持する支持体とから成る物干装置に
おいて、支持体は、前面が開口する筐体の内部に第一掛
止部と第二掛止部を設けると共に、筐体の両側板間に2
本のピンを設けて成り、腕杆の基端部には、後方に突出
して前記第一掛止部と第二掛止部のいずれかと選択的に
掛合する掛合部を設けると共に、一方のピンが挿入され
る規制孔と他方のピンが挿入される案内孔を穿設し、案
内孔には、掛合部が第一掛止部に掛合した時ピンに係合
する第一受止部と掛合部が第二掛止部に掛合した時ピン
に係合する第二受止部を設けて、腕杆を少なくとも略水
平と斜め下向きの2つの傾斜角度に設定することができ
るように成し、腕杆を略水平に設定した時、掛合部と第
一掛止部との掛合及び他方のピンと案内孔の第一受止部
との係合を、腕杆が単に水平移動して解除されることを
不能にすると共に、上方へ回動してから水平移動して解
除されることを可能にして成るものである。あるいはま
た、上記のものとは逆に、2本のピンを腕杆に設け、規
制孔と案内孔を支持体に設けて成るものである。
【作用】
本考案は上記のように構成されているので、腕杆の傾斜
角度を変更するための機構を、支持体の筐体の中に収め
ることができるものである。 腕杆に力がかかると、腕杆の掛合部が第一掛止部又は第
二掛止部と掛合している点、規制孔が一方のピンに当接
している点及び第一受止部又は第二受止部が他方のピン
に係合している点の3点でその力を受ける。 腕杆の傾斜角度を変更する操作は、腕杆を持って動かせ
るのはもちろん、竿受部に挿通された物干竿を持って動
かすだけで行なうことができる。また、その時の腕杆の
動きは、それぞれピンが挿入された規制孔と案内孔で規
制・案内される。
【実施例】
まず、第1図〜第5図に示す本考案の第1実施例につい
て説明する。 支持体(1)は、一対の側板(4)(4)を対設した筐
体(3)の後部の上下両端に取付片(5)(5)を設け
て成り、筐体(3)の前面及び上下面の一部は開口して
いる。筐体(3)の内部後方には、中央に第一掛止部
(6)、上部に第二掛止部(7)、下部に第三掛止部
(8)が設けられている。側板(4)(4)には、ピン
(9)(10)が挿通軸止される2つの軸孔(符号なし)
が斜め位置に穿設されている。 腕杆(2)は、略細長方形状で丸い竿受部(11)・・・
(11)が設けられており、基端部には、第一〜第三掛止
部(6)(7)(8)のいずれかと選択的に掛合する掛
合部(12)を、後方に突出するように設けると共に、基
端寄りのピン(9)が挿通されてその動きを規制される
規制孔(13)及び先端寄りのピン(10)が挿通されて案
内される案内孔(14)が穿設されている。 規制孔(13)は、やや斜めになった横長の略長円形状
で、案内孔(14)は、規制孔(13)の先端の円弧の中心
から等距離にある第一〜第三の受止部(15)(16)(1
7)を連通させて形成してある。第一受止部(15)は、
規制孔(13)の先端の円弧の中心に対して約45度斜めの
位置にあり、第二受止部(16)は約90度上の位置、第三
受止部(17)は約0度横の位置にある。 腕杆(2)を操作して、規制孔(13)の先端部をピン
(9)に当接させ、案内孔(14)の第一受止部(15)を
ピン(10)に係合させ、腕杆(2)の掛合部(12)を支
持体(1)の第一掛止部(6)に掛止させると、第2図
に示すように、腕杆(2)が水平な状態となる。この状
態から、腕杆(2)を少し上方へ回動して前方へ水平移
動させて、規制孔(13)の後端部をピン(9)に当接さ
せ、案内孔(14)の第一受止部(15)をピン(10)から
外すと、掛合部(12)が第一掛止部(6)から外れ、腕
杆(2)は上下両方に回動可能な状態となる。 そして、この状態から腕杆(2)を下方へ回動すれば、
第3図に示すように、規制孔(13)の先端部がピン
(9)に当接し、案内孔(14)の第二受止部(16)がピ
ン(10)に係合し、掛合部(12)が第二掛止部(7)に
掛止され、腕杆(2)は斜め下向きの状態になる。ま
た、腕杆(2)を上方に回動してから斜め下に下ろせ
ば、第4図に示すように、規制孔(13)の先端部がピン
(9)に当接し、案内孔(14)の第三受止部(17)がピ
ン(10)に係合し、掛合部(12)が第三掛止部(8)に
掛止され、腕杆(2)は斜め上向きの状態になる。 次に、第6図〜第8図に示す本考案の第2実施例につい
て説明する。 本実施例では、ピン(9)(10)が横に並んで設けられ
て、それに伴い、規制孔(13)と案内孔(14)の形状が
第1実施例を相違している。また、規制孔(13)と案内
孔(14)は連通している。その他の構成及び腕杆(2)
の動きは、第1実施例とほぼ同じである。 最後に、第9図〜第12図に示す本考案の第3実施例につ
いて説明する。 本実施例では、腕杆(2)の基端部に、両側面に突出す
る2本のピン(9)(10)を斜め位置に設け、支持体
(1)の筐体(3)の両側板(4)(4)内面に、規制
孔(13)と案内孔(14)を設けたものである。この実施
例でも腕杆(2)の動きは、第1実施例とほぼ同じであ
る。なお、本実施例では、規制孔(13)と案内孔(14)
は、筐体(3)の両側板(4)内面に、外側まで貫通さ
せないで設けてあるが、両側板(4)を貫通させて設け
てもよい。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、腕杆の傾斜角度を変更
するための機構を、支持体の中に収めることができるの
で、外観が不体裁となることがないと共に、腕杆にかか
る力は3点で受けるので、強度上有利であり、外観を損
なうことなく十分な強度が得られるという優れた効果が
ある。 さらに、腕杆の傾斜角度を変更する操作は、竿受部に挿
通した物干竿を持って行なうことができるので、操作が
簡単である。また、その動きは、それぞれピンが挿入さ
れた規制孔と案内孔で規制・案内されるので、スムーズ
かつ確実に腕杆の傾斜角度を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の第1実施例であって、第1図
は動きを示す全体側面図、第2図は腕杆が水平状態の要
部断面図、第3図は腕杆が斜め下状態の要部断面図、第
4図は腕杆が斜め上状態の要部断面図、第5図は第1図
A-A′線拡大断面図、第6図〜第8図は本考案の第2実
施例であって、第6図は腕杆が水平状態の要部断面図、
第7図は腕杆が斜め下状態の要部断面図、第8図は腕杆
が斜め上状態の要部断面図、第9図〜第12図は本考案の
第2実施例であって、第9図は腕杆が水平状態の要部断
面図、第10図は腕杆が斜め下状態の要部断面図、第11図
は腕杆が斜め上状態の要部断面図、第12図は本実施例の
第5図と同様な断面図である。 符号(1)は支持体、(2)は腕杆、(3)は筐体、
(4)は側板、(6)は第一掛止部、(7)は第二掛止
部、(9)・(10)はピン、(11)は竿受部、(12)は
掛合部、(13)は規制孔、(14)は案内孔、(15)は第
一受止部、(16)は第二受止部である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】竿受部を有する腕杆と、該腕杆を支持する
    支持体とから成る物干装置において、支持体は、前面が
    開口する筐体の内部に第一掛止部と第二掛止部を設ける
    と共に、筐体の両側板間に2本のピンを設けて成り、腕
    杆の基端部には、後方に突出して前記第一掛止部と第二
    掛止部のいずれかと選択的に掛合する掛合部を設けると
    共に、一方のピンが挿入される規制孔と他方のピンが挿
    入される案内孔を穿設し、案内孔には、掛合部が第一掛
    止部に掛合した時ピンに係合する第一受止部と掛合部が
    第二掛止部に掛合した時ピンに係合する第二受止部を設
    けて、腕杆を少なくとも略水平と斜め下向きの2つの傾
    斜角度に設定することができるように成し、腕杆を略水
    平に設定した時、掛合部と第一掛止部との掛合及び他方
    のピンと案内孔の第一受止部との係合を、腕杆が単に水
    平移動して解除されることを不能にすると共に、上方へ
    回動してから水平移動して解除されることを可能にした
    ことを特徴とする物干装置。
  2. 【請求項2】竿受部を有する腕杆と、該腕杆を支持する
    支持体とから成る物干装置において、腕杆の基端部に
    は、後方に突出する掛合部を設けると共に、両側面に突
    出する2本のピンを設け、支持体は、前面が開口する筐
    体の内部に、前記掛合部と掛合する第一掛止部と第二掛
    止部を設けると共に、筐体の両側板には、一方のピンが
    挿入される規制孔と他方のピンが挿入される案内孔を穿
    設し、案内孔には、掛合部が第一掛止部に掛合した時ピ
    ンに係合する第一受止部と掛合部が第二掛止部に掛合し
    た時ピンに係合する第二受止部を設けて、腕杆を少なく
    とも略水平と斜め下向きの2つの傾斜角度に設定するこ
    とができるように成し、腕杆を略水平に設定した時、掛
    合部と第一掛止部との掛合及び他方のピンと案内孔の第
    一受止部との係合を、腕杆が単に水平移動して解除され
    ることを不能にすると共に、上方へ回動してから水平移
    動して解除されることを可能にしたことを特徴とする物
    干装置。
JP1990105515U 1990-10-05 1990-10-05 物干装置 Expired - Lifetime JPH0713668Y2 (ja)

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JPH0464393U JPH0464393U (ja) 1992-06-02
JPH0713668Y2 true JPH0713668Y2 (ja) 1995-04-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013063188A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Frontier:Kk 物干し竿掛け具

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JP2673419B2 (ja) * 1994-10-07 1997-11-05 株式会社川口技研 物干装置
JP4580311B2 (ja) * 2005-08-25 2010-11-10 鳥居金属興業株式会社 竿受け装置
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