JPH0713574Y2 - 調味料収容容器 - Google Patents

調味料収容容器

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JPH0713574Y2
JPH0713574Y2 JP1137891U JP1137891U JPH0713574Y2 JP H0713574 Y2 JPH0713574 Y2 JP H0713574Y2 JP 1137891 U JP1137891 U JP 1137891U JP 1137891 U JP1137891 U JP 1137891U JP H0713574 Y2 JPH0713574 Y2 JP H0713574Y2
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JP
Japan
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container
seasoning
container body
opening
conduit
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JP1137891U
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JPH0664582U (ja
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良夫 長倉
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Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd
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Hiroshima Aluminum Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、調味料収容容器の改良
に関し、特に振出量の調整対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、家庭やレストランのテーブル
には、食塩、七味唐辛子および胡椒等の調味料を収容し
た調味料収容容器が用意されている。そして、一般に
は、この調味料収容容器は、調味料を収容する容器本体
の開口部に蓋体が着脱可能に取り付けられており、使用
時、上記容器本体を上下逆にして蓋体に形成された振出
孔から調味料を振り出すようになされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
の調味料収容容器では、蓋体の振出孔から振り出される
調味料の振出量は使用者によって区々であり、しかも本
人でさえも振出量を自在に調整することが非常に難しい
のが現状である。また、振出孔を覆うキャップがないタ
イプのものでは、容器本体内の調味料が常に大気に晒さ
れ、調味料が食塩等の粉状物である場合には湿気を帯び
て固まったり、振出孔が目詰まりするという問題があっ
た。
【0004】本考案はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、調味料を蓋体の振出孔
に導く導管を容器本体内に高さ位置調整可能に設けるこ
とにより、調味料を要求に応じて常に一定量だけ振り出
さんとすることにある。また、不使用時には、容器本体
内を外部と遮断して調味料の固形化や振出孔の目詰まり
を確実に防止せんとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の解決手段は、調味料を振り出す振出孔を有
する蓋体を、調味料を収容する容器本体の開口部に着脱
可能に設ける。さらに、収容された調味料を上記蓋体の
振出孔に導く細筒状の導管を、上記容器本体の開口部側
に容器本体内への突出量を可変可能に設ける。また、移
動体を上記導管の容器本体開口部側基端に移動可能に設
け、容器本体開口部を上に向けた不使用時には、上記移
動体を基端開口側に移動させて該基端開口を閉塞し容器
本体内を外部と遮断する一方、容器本体を下に向けた使
用時には、移動体を上記蓋体の振出孔側に移動させて基
端開口を開放し容器本体内を外部と連通させるようにし
たことである。
【0006】
【作用】上記の構成により、本考案では、容器本体内に
収容された調味料を蓋体の振出孔に導く細筒状の導管
が、上記容器本体の開口部側に容器本体内への突出量を
可変可能に設けられている。
【0007】このことから、予め上記導管の容器本体内
への突出量を調整しておけば、調味料の振出量が導管の
先端と容器本体の底面との距離に応じて自動的に設定さ
れ、つまり導管の先端と容器本体底面との距離が短い場
合にはその間の容積が小さくなって調味料の振出量が少
なくなる一方、導管の先端と容器本体底面との距離が長
い場合にはその間の容積が大きくなって調味料の振出量
が多くなり、よって調味料が要求に応じて常に一定量だ
け振り出される。
【0008】また、移動体が導管の容器本体開口部側基
端に移動可能に設けられ、容器本体開口部を上に向けた
不使用時には、上記移動体が基端開口側に移動し、該基
端開口が閉塞されて容器本体内が外部と遮断される一
方、容器本体を下に向けた使用時には、移動体が蓋体の
振出孔側に移動し、基端開口が開放されて容器本体内が
外部と連通されることから、不使用時に、容器本体内の
調味料が大気に晒されることがなくなり、食塩等の粉状
物からなる調味料の湿気による固形化や振出孔の目詰ま
りが確実に防止させる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1および図2は本考案の一実施例に係る
調味料収容容器Aを示す。同図において、1は、食塩、
砂糖、胡椒、七味唐辛子およびチーズ粉等の粉状物から
なる調味料Bを収容する例えばガラス製の容器本体であ
って、該容器本体1の上端には開口部3が形成され、該
開口部3には、樹脂製の蓋体5が着脱可能に取り付けら
れている。また、該蓋体5の中央には、調味料Bを振り
出す複数(図1に2つのみ表われる)の振出孔7,7,
…が形成され、かつ蓋体5裏面には、筒状の支持部9が
上記振出孔7,7,…を取り囲むように一体に形成され
ている。
【0011】さらに、本考案の特徴の1つとして、上記
容器本体1の開口部3側詳しくは上記蓋体5の支持部9
には、収容された調味料Bを蓋体5の各振出孔7に導く
細筒状の樹脂製の導管11が、図1実線および図1仮想
線にて示すように、容器本体1内への突出量を可変可能
に螺合連結されている。該導管11は、上記蓋体5の支
持部9に螺合連結される容器本体1開口部側基端(図1
上端)から容器本体1底面側先端(図1下端)に行くに
従って細くなるように先細形状に形成され、かつ先端は
ラッパ状に拡張されている。そして、図1仮想線の状態
では、導管11の先端と容器本体1底面との距離が短く
なってその間の容積が小さくなり調味料Bの振出量が少
なくなる一方、図1実線の状態では、導管11の先端と
容器本体1底面との距離が長くなってその間の容積が大
きくなり調味料Bの振出量が多くなるようになされてい
る。
【0012】また、本考案のいま1つの特徴として、上
記導管11の容器本体1開口部側基端には、樹脂製の球
形の移動体13が移動可能に配置され、該移動体13
は、図1に示すように、容器本体1の開口部3を上に向
けた不使用時には、自重により上記基端開口側に移動し
て該基端開口を閉塞し容器本体1内を外部と遮断する一
方、図2に示すように、容器本体1を下に向けた使用時
には、自重により上記蓋体5の各振出孔7側に移動して
基端開口を開放し容器本体1内を外部と連通させるよう
になされている。
【0013】このように、本実施例では、導管11を蓋
体5の支持部9に容器本体1への突出量を可変可能に螺
合連結していることから、予め上記導管11の容器本体
1内への突出量を調整しておくだけで、調味料Bの振出
量を導管11の先端と容器本体1の底面との距離に応じ
て自動的に設定し得、これにより調味料Bを要求に応じ
て常に一定量だけ振り出すことができる。つまり図1仮
想線の状態では、導管11の先端と容器本体1底面との
距離が短い分だけその間の容積が小さくなり調味料Bの
振出量が少なくなる一方、図1実線の状態では、導管1
1の先端と容器本体1底面との距離が長い分だけその間
の容積が大きくなり調味料Bの振出量が多くなる。
【0014】また、上記実施例では、移動体13を導管
11の容器本体1開口部側基端に移動可能に配置し、図
1に示すように、容器本体1の開口部3を上に向けた不
使用時には、上記移動体13を基端開口側に移動させ、
該基端開口を閉塞して容器本体1内を外部と遮断する一
方、図2に示すように、容器本体1を下に向けた使用時
には、移動体13を蓋体5の各振出孔7側に移動させ、
基端開口を開放して容器本体1内を外部と連通させるこ
とから、不使用時に、容器本体1内の調味料Bを大気に
晒さずに済み、調味料Bの湿気による固形化や各振出孔
7の目詰まりを確実に防止することができる。
【0015】次に、図3に変形例を示す。この変形例で
は、導管11を上記実施例のようには蓋体5の支持部9
に螺合連結させずに、導管11の容器本体1開口部側基
端(図4上端)を上記実施例よりも大径に形成してその
外周面を容器本体1の開口部3内周面に圧接させ、上下
方向にずらせることによって容器本体1内への突出量を
可変可能にしたものであり、その他の部分は上記実施例
と同一に構成されているので、同一の構成部分について
は同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0016】したがって、この変形例には、上記実施例
と同様の作用効果を奏することができるものである。加
えて、本実施例では、既存の調味料収容容器を用いるこ
とができて至便である。つまり既存の調味料収容容器の
容器本体内に導管11を挿入し、該導管11の基端外周
面を容器本体の開口部内周面に圧接させるだけでよい。
【0017】なお、上記実施例では、移動体13として
球形のものを用いたが、これに限らず、例えば円錐形の
ものであってもよい。また、導管11の形状も上記2例
に限らないことは勿論である。さらには、図1および図
2にそれぞれ仮想線にて示すように、移動体13に細長
い針状体15を一体に取り付け、導管11内が調味料B
で閉塞されるのを防止するようにしてもよい。
【0018】また、上記実施例では、調味料Bが食塩等
の粉状物である場合を示したが、これに限らず、例えば
醤油およびソース等の液状物である場合にも適用可能で
ある。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
調味料を振り出す振出孔を有する蓋体を、調味料を収容
する容器本体の開口部に着脱可能に設け、収容された調
味料を上記蓋体の振出孔に導く細筒状の導管を、上記容
器本体の開口部側に容器本体内への突出量を可変可能に
設けたので、予め上記導管の容器本体内への突出量を調
整するだけで、調味料の振出量を導管の先端と容器本体
の底面との距離に応じて自動的に設定することができ、
調味料を要求に応じて常に一定量だけ振り出すことがで
きる。また、移動体を導管の容器本体開口部側基端に移
動可能に設け、容器本体開口部を上に向けた不使用時に
は、上記移動体を基端開口側に移動させて該基端開口を
閉塞し容器本体内を外部と遮断する一方、容器本体を下
に向けた使用時には、移動体を上記蓋体の振出孔側に移
動させて基端開口を開放し容器本体内を外部と連通させ
るようにしたので、不使用時に容器本体内の調味料が大
気に晒されず、食塩等の粉状物からなる調味料の湿気に
よる固形化や振出孔の目詰まりを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調味料収容容器の縦断面図である。
【図2】使用時における調味料収容容器の振出孔部分を
示す要部拡大縦断面図である。
【図3】変形例における調味料収容容器の振出孔部分を
示す要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1…容器本体 3…開口部 5…蓋体 7…振出孔 11…導管 13…移動体 A…調味料収容容器 B…調味料

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調味料を収容する容器本体と、該容器本
    体の開口部に着脱可能に設けられ、調味料を振り出す振
    出孔を有する蓋体と、上記容器本体の開口部側に容器本
    体内への突出量を可変可能に設けられ、収容された調味
    料を上記蓋体の振出孔に導く細筒状の導管と、該導管の
    容器本体開口部側基端に移動可能に設けられ、容器本体
    開口部を上に向けた不使用時には、上記基端開口側に移
    動して該基端開口を閉塞し容器本体内を外部と遮断する
    一方、容器本体を下に向けた使用時には、上記蓋体の振
    出孔側に移動して基端開口を開放し容器本体内を外部と
    連通させる移動体とを備えたことを特徴とする調味料収
    容容器。
JP1137891U 1991-03-05 1991-03-05 調味料収容容器 Expired - Lifetime JPH0713574Y2 (ja)

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JP1137891U JPH0713574Y2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 調味料収容容器

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Publication Number Publication Date
JPH0664582U JPH0664582U (ja) 1994-09-13
JPH0713574Y2 true JPH0713574Y2 (ja) 1995-04-05

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ID=11776353

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JP1137891U Expired - Lifetime JPH0713574Y2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 調味料収容容器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1233253A1 (en) 2001-02-14 2002-08-21 Yanagiya Co., Ltd. Constant-quality powder dispenser including a ball movable toward and away from valve seat

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1233253A1 (en) 2001-02-14 2002-08-21 Yanagiya Co., Ltd. Constant-quality powder dispenser including a ball movable toward and away from valve seat

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