JPH0646844Y2 - チューブ容器 - Google Patents

チューブ容器

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Publication number
JPH0646844Y2
JPH0646844Y2 JP15161288U JP15161288U JPH0646844Y2 JP H0646844 Y2 JPH0646844 Y2 JP H0646844Y2 JP 15161288 U JP15161288 U JP 15161288U JP 15161288 U JP15161288 U JP 15161288U JP H0646844 Y2 JPH0646844 Y2 JP H0646844Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouth
inner lid
container
diameter
neck portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15161288U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0273152U (ja
Inventor
孝光 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はクリーム状物や練状物を収納するチューブ容器
に関する。
「従来の技術」 チューブ容器はいうまでもなく絞り可能な軟性の胴部を
有し、この胴部を絞って収納物を口部から絞り出すもの
であり、クリームやジャム等のペースト状食品、クリー
ム状化粧品、練歯磨き剤の収納等多方面で広く用いられ
ている。
「考案が解決しようとする課題」 チューブ容器の場合、絞り出し量の調整がむずかしく、
このため絞り過ぎると容器に戻せないので無駄が生じ
る。また容器口部の口径が一定なので、口部から棒状に
注出される収納物の太さサイズが調整できず、このため
例えばケーキ等の上面にチューブ容器からクリームを絞
り出して文字や絵を画くのに線の太さサイズが異なる場
合には、数種の口径のチューブ容器を具えておきこれら
を使い分けねばならない。
本考案は収納物を注出する注出孔の孔径が簡単に調節で
きる構造とし、棒状に注出される収納物の太さサイズ、
従ってまた絞り出し量が調整できるようにしたチューブ
容器を得るにある。
「課題を解決するための手段」 本考案のチューブ容器は、絞り可能な軟性の胴部5を有
し、かつ口頚部6の上部内面に内向きフランジ7を設
け、このフランジ7の上面にピン8を立設したチューブ
容器体1と、キャップ状であって、頂壁9中央部をノズ
ル10状に開孔し、かつ頂壁9裏面からピン11を垂設して
前記口頚部6に螺合装着された中蓋2と、一部を切断し
た弾性変形可能なリング状であって、両側に設けた係止
孔12,13を前記ピン8,11に嵌めて容器注出孔14を形成す
るよう前記内向きフランジ7上面にセットされ、中蓋2
の回動操作で縮、拡されて注出孔14径を調整する調整リ
ング3と、前記口頚部6に外嵌されたキャップ4とで構
成している。
「作用」 上記において、常時はキャップ4が装着されてノズル10
を閉塞しており、胴部5を絞っても収納物は外部に注出
されない。
収納物注出時にはキャップ4を外し、胴部5を絞ればよ
い。すると、収納物は内向きフランジ7が形成した容器
体開口15から調整リング3の注出孔14、中蓋2のノズル
10を経て外部に注出される。
調整リング3は、両側の一方は係止孔12を介し固定し、
他方を係止孔13を介し中蓋2に結合してあるので、この
中蓋2を回動すれば調整リング3の孔径、つまり注出孔
14径が、縮、拡でき、棒状に注出される収納物の太さサ
イズ、従って絞り出し量が調整できる。
「実施例」 以下図面を参照して一実施例を説明するに、本考案は容
器体1の口部にリング状の調整リング3をセットし、こ
のリング3の孔径、つまり注出孔14径を口部に螺合した
中蓋2の回動で調整し、棒状に注出される収納物の太さ
サイズ、従って絞り出し量を加減調整できるようにした
点に特徴を有する。
容器体1は、図では示してないが底部を一文字状に圧潰
閉塞した円筒状の軟性の胴部5を有し、この胴部5の上
端に肉厚な剛性の口頚部6を立設しており、この口頚部
6は上半部外径を下半部外径より縮径し、それぞれ外面
にねじを形成し、また口頚部近くの上部内面に内向きフ
ランジ7を形成し、このフランジ7上面の内縁寄り一部
に係止用のピン8を立設している。
中蓋2は浅いキャップ状のもので、頂壁9の中央部をノ
ズル10状に開孔し、また頂壁9裏面周辺部に係止用のピ
ン11を垂設しており、前記口頚部6の上半部の縮径外面
に螺合装着される。
調整リング3は、一部を切断した弾性変形可能なリング
体の両側に係止孔12,13形成用の筒部16,17を一体に形成
した形状のもので、前記内向きフランジ7上面に、一方
の係止孔12をピン8に、他方の係止孔13をピン11に嵌
め、リング体の孔が注出孔14となるようセットされる。
従って、中蓋2を回動すれば調整リング3の孔径、つま
り注出孔14径が縮、拡でき、棒状に注出される収納物の
太さサイズ、従ってまた絞り出し量が調整できる。
この中蓋2の回動による注出孔14径の調整は適宜な整定
にすればよい。例えば、調整リング3を、常態において
その注出孔14径が容器体開口部15、ノズル10の孔径と同
じ程度のものとし、そして中蓋2が一杯に締めた状態の
とき注出孔14が常態で最も大径であり、中蓋2を緩め操
作すると次第に注出孔14が縮径されるようにしておくの
も1例である。
キャップ4は、前記口頚部6の下半拡径部外面に螺合装
着されるが、頂壁18が幾分下方に凹陥してあり、装着時
には、この頂壁18がノズル10を閉塞し、仮に胴部5を絞
っても収納物が注出されないようにしてある。この例で
は、螺合装着しているが、係合突条の係合により装着さ
せてもよい。
上記各部は合成樹脂材で成形製作する。
「考案の効果」 上記したように本考案では、容器体口頚部6に、一部を
切断した弾性変形可能で孔が注出孔14となる調整リング
3を内装し、このリング3を、口頚部6外面に螺合した
ノズル10付き中蓋2の回動で注出孔14径を調整できるよ
うにしたので、中蓋2の回動操作で棒状に注出される収
納物のサイズ、従って、絞り出し量が調整できて便利で
ある。また操作は中蓋3を回動するのみなので簡便であ
り、構造的にも単純な調整リング3と中蓋2を付設すれ
ばよく、簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案チューブ容器の一実施例の分解斜視図、
第2図a,bは同実施例の作用を説明するための調整リン
グの上面図である。 1……容器体、2……中蓋 3……調整リング、4……キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞り可能な軟性の胴部5を有し、かつ口頚
    部6の上部内面に内向きフランジ7を設け、このフラン
    ジ7の上面にピン8を立設したチューブ容器体1と、キ
    ャップ状であって、頂壁9中央部をノズル10状に開孔
    し、かつ頂壁9裏面からピン11を垂設して前記口頚部6
    に螺合装着された中蓋2と、一部を切断した弾性変形可
    能なリング状であって、両側に設けた係止孔12,13を前
    記ピン8,11に嵌めて容器注出孔14を形成するよう前記内
    向きフランジ7上面にセットされ、中蓋2の回動操作で
    縮、拡されて注出孔14径を調整する調整リング3と、前
    記口頚部6に外嵌されたキャップ4とからなるチューブ
    容器。
JP15161288U 1988-11-21 1988-11-21 チューブ容器 Expired - Lifetime JPH0646844Y2 (ja)

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JP15161288U JPH0646844Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21 チューブ容器

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JP15161288U JPH0646844Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21 チューブ容器

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JPH0273152U JPH0273152U (ja) 1990-06-04
JPH0646844Y2 true JPH0646844Y2 (ja) 1994-11-30

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