JPH07135734A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JPH07135734A
JPH07135734A JP5278228A JP27822893A JPH07135734A JP H07135734 A JPH07135734 A JP H07135734A JP 5278228 A JP5278228 A JP 5278228A JP 27822893 A JP27822893 A JP 27822893A JP H07135734 A JPH07135734 A JP H07135734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
current
load
power supply
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5278228A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Nozawa
正次 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5278228A priority Critical patent/JPH07135734A/ja
Publication of JPH07135734A publication Critical patent/JPH07135734A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム全体の安全性を向上する。 【構成】この電源装置は、レギュレータ部4に接続され
負荷装置や中央演算システムなどの使用DC電圧および
使用DC電流などを検知する監視回路7と、この監視回
路7に接続され監視回路7が検知したDC電圧およびD
C電流に応じた負荷電流容量値をセレクトするマルチプ
レクサ(MPX)8と、このMPX8に接続されMPX
8からの負荷電流容量値を認識し過電流検出などの制御
を行うマイクロコンピュータ9と、このマイクロコンピ
ュータ9により過電流検出したデータが記憶されるメモ
リ10とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば中央演算装置や
記憶装置などに電源を供給する電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から電源装置には電源異常時の対策
が施されているが、例えば大容量の電源装置で小規模な
システムを動作させる場合、電源異常の検出に不安が有
り安全性の面で改善が望まれている。
【0003】従来の電源装置は、図3に示すように、大
別して、整流回路31、レギュレータ部32およびアラ
ーム制御回路33などから構成されており、レギュレー
タ部32には電源を使用するシステム、例えば中央演算
装置や記憶装置などを含めた負荷装置34が接続されて
いる。この電源装置の過電流検出機能はレギュレータ部
32がもっており、その過電流検出値は一定の値に設定
されている。
【0004】この場合、システムが動作中、レギュレー
タ部32がシステム全体の使用電流を監視しておりその
値を越えたか否かで電源異常を検出し、アラーム制御部
33が図示しないアラームを検出するようになってい
る。
【0005】ところで、電源が供給される側のシステム
は、近年、拡張性を考慮して大容量の電源装置を用いる
ことが多く、標準構成で既に電源定格に対してかなりの
マージンをもっているものがある。例えば最大システム
構成時、+5V、500Aなどを供給可能な電源装置
を、100A以下、例えば定格50A程度で使用するシ
ステムもある。
【0006】しかしながら、電源装置のレギュレータ部
32は、最大構成に合わせて電流検出値が600A程度
に設定されているため、システムが動作中に、システム
内の一部の素子故障や部分短絡事故などが起こった場
合、例えば50Aなどの過電流が流れても、それを異常
とは判定せず(正常判定のまま)電源を供給し続ける。
このため、警報あるいは電源遮断動作などが行われず電
源装置の一部または負荷装置34などが発煙および発火
などを起こすことがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の電源装置では、システムに構成されるとき拡張性を
考慮して大容量のものが使用されるが、この電源装置に
接続された負荷装置の使用電流値が少ないときは、その
負荷装置に電源異常が生じて過電流が流れても電源装置
からしてみれば、異常検出値以下であるため警報あるい
は電源遮断動作などが行われなく安全性を欠くという問
題があった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、システム全体の安全性を向上すること
のできる電源装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電源装置は上記
した目的を達成するために、電流を流す負荷を接続して
なる電源装置において、前記負荷が使用する電流を検知
する電流検知手段と、この電流検知手段により検知され
た電流に応じて前記負荷に対する電流の供給量を選定す
る電流供給量選定手段と、この電流供給量選定手段によ
り選定された電流供給量に応じて前記負荷の異常電流値
を設定する異常電流値設定手段と、前記使用電流検知手
段により前記異常電流値設定手段が設定した異常電流値
を超える電流が検知された場合、その超過量に応じて前
記負荷を制御する手段とを具備している。
【0010】またこの電源装置の電流供給量選定手段
は、複数の電流供給回路を有し、前記電流検知手段によ
り検知された電流に応じてその中の1つを選定する。
【0011】
【作用】本発明では、負荷が使用する電流を電流検知手
段が検知しこの検知した電流に応じて電流供給量選定手
段が負荷に対する電流の供給量を選定する。
【0012】したがって、使用電流の少ない負荷装置に
大容量の電源装置を接続した場合でも負荷装置の電源異
常(過電流)を的確に検出できるようになる。
【0013】この結果、システム全体の安全性を向上す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0015】図1は本発明に係る一実施例の電源装置の
構成を示す図である。
【0016】同図において、1は電源装置本体である。
この電源装置本体1には、入力された交流電源(AC)
を整流し直流電源(DC)に変換する整流回路2が設け
られている。この整流回路2には、変圧トランス3を介
してレギュレータ部4が接続されている。このレギュレ
ータ部4は整流回路2からの変圧された直流電源(D
C)を安定化する。このレギュレータ部4内には、電源
装置本体1内で検知した外部装置、例えばこの電源装置
からの出力電圧を利用する負荷装置5や中央演算システ
ム6などの電源供給異常を知らせるアラーム部が設けら
れている。またこのレギュレータ部4には、A/D コンバ
ータを内蔵した監視回路7が接続されている。この監視
回路7は負荷装置や中央演算システムなどの使用DC電
圧および使用DC電流などを検知するための回路であ
る。この監視回路7には、マルチプレクサ(MPX)8
が接続されている。このMPX8は監視回路7が検知し
たDC電圧およびDC電流に応じた負荷電流容量値をセ
レクトし出力する。このMPX8にはマイクロコンピュ
ータ(マイコン)9が接続されている。このマイコン9
はMPX8がセレクトした負荷電流容量値を認識し過電
流検出などの制御を行う。このマイコン9にはメモリ1
0が接続されている。このメモリ10には、マイコン9
が過電流検出したデータが記憶される。
【0017】次に、この電源装置の動作を説明する。
【0018】この電源装置では、中央演算システム6の
電源が投入されると、監視回路7が現行のシステム使用
電流値、例えば20A などを検出する。このシステム使用
電流値はシステム電源投入から数分後の電流値を基に得
る。
【0019】上記監視回路7によってシステム使用電流
値(20A )が決定されると、MPX8がそのシステム使
用電流値に対応した負荷電流容量値、例えば30A などを
セレクトしそのデータを出力する。このデータを受け取
ったマイコン9は、その値(30A )の、例えば110%
の値(33A )を警報値、120%を越える値(36A)を
異常値などに過電流検出値を設定してメモリ10に記憶
する。
【0020】過電流検出値設定後、マイコン9は、常
時、所定時間間隔、例えば1msec 間隔などで監視回路7
に対してポーリング(問い合わせ)を行い、例えば1秒
間などの電流容量が上記警報値および異常値などの過電
流検出値を越えたか否かをメモリ10の内容とコンペア
する。
【0021】そして、1秒間の電流容量が、過電流検出
値の110%を越えている場合、中央演算システム6に
対して警報通知を行い警報を促す。また過電流検出値の
120%を越えている場合、レギュレータ部4に対して
異常通知を行い強制的に電源を遮断する。これと同時
に、マイコン9はメモリ10にその異常状態、例えば電
源異常発生時間や過電流の値などを記憶させ、中央演算
システム6の異常状態をデータとして保存する。このデ
ータは後にデバックするときの解析データとして使用可
能になる。
【0022】またシステム拡張時には、システム全体の
過電流検出値を現状よりも高めに設定する必要がある。
この場合、システム拡張後に電源を再投入することによ
って、メモリの内容(過電流設定値)がクリアされるの
で、新たに過電流検出値の設定が可能になる。
【0023】このようにこの実施例の電源装置によれ
ば、電源装置本体1の電源供給容量が大きい反面、電源
装置に接続された負荷装置5および中央演算システム6
などの定格使用電流値が小さいときでも、その使用電流
値に対応した小さな過電流検出値が電源装置本体1内で
設定されるので、負荷装置5および中央演算システム6
などに異常が発生すると、その異常にマイコン9が的確
に反応して負荷装置5および中央演算システム6などに
警報あるいは電源遮断動作などを行わせるので、システ
ム全体の安全性を向上することができる。
【0024】また、メモリ10に異常状態発生時のデー
タが記憶されておりそれを基にシステムの復旧作業が行
えるので、異常発生から復旧までの時間を短縮ることが
できる。
【0025】次に図2を参照して本発明に係る他の実施
例の電源装置について説明する。
【0026】図2はこの実施例の電源装置の構成を示す
図である。この実施例は、上記実施例の監視回路7およ
びMPX8を完全なハードウェアで構成したものであ
り、他の構成は上記同様のため同一の符号を付しその説
明は省略する。
【0027】同図において、レギュレータ部4には、複
数の異なる定数の抵抗a〜eが並設され、それぞれの回
路が途中で分断され、その中の1つの回路を選択的にス
トラップすることによりその回路のみが導通する電流検
出値設定回路20が接続されている。この電流検出値設
定回路20は負荷装置や中央演算システムなどの使用D
C電圧および使用DC電流などに応じて所望の抵抗、例
えば抵抗aなどをストラップすることにより、その抵抗
aを通じてレギュレータ部4からの電流がマイクロコン
ピュータ(マイコン)9に流れるようになり、上記同
様、マイコン9が負荷電流容量値を認識し過電流検出な
どの制御を行うものである。
【0028】この電源装置の場合、中央演算システム6
の電源が投入され、それから数分後に付加装置5側へ流
れる電流値を測定することにより現行のシステム使用電
流値、例えば20A などが判る。このシステム使用電流値
(20A )に応じて負荷電流容量値、例えば30A などを決
めれば、その負荷電流容量値を基に電流検出値設定回路
20内の複数の抵抗a〜eの中からストラップする抵
抗、例えば抵抗aなどに決定できる。
【0029】したがって、決定した抵抗aに電流を流す
ようにその回路をストラップすると、その抵抗aを通じ
てマイコン9に電流が供給される。マイコン9では供給
された電流値の、例えば110%の値を警報値、120
%を越える値を異常値などに過電流検出値を設定してメ
モリ10に記憶する。
【0030】そして過電流検出値設定後、マイコン9
は、常時、所定時間間隔、例えば1msec 間隔などで監視
回路7のポーリングを行い、1秒間の電流容量が上記警
報値および異常値などの過電流検出値を越えたか否かを
メモリ10の内容とコンペアする。そして、例えば過電
流検出値の110%を越えた場合、中央演算システム6
に対して警報通知を行い警報を促す。また過電流検出値
の120%を越えた場合、レギュレータ部4に対して異
常通知を行い強制的に電源を遮断する。これと同時に、
マイコン9はメモリ10にその異常状態、例えば電源異
常発生時間や過電流の値などを記憶させ、中央演算シス
テム6の異常状態をデータとして保存する。このデータ
は後にデバックするときの解析データとして使用する。
【0031】またシステム拡張時には、システム全体の
過電流検出値を現状よりも高める必要がある。この場
合、システム拡張後に電源を再投入しその電流値を測定
しそれに応じた抵抗を有する回路をストラップすること
により、過電流検出値を高めた過電流検出が可能にな
る。なお、この場合、キーボード操作あるいはシステム
拡張後の電源再投入の信号をマイコン9に入力すること
によってメモリ10の内容をクリアすることができる。
【0032】このようにこの実施例の電源装置によれ
ば、抵抗a〜eを並設した電流検出値設定回路20の中
の一つを、システム使用電流値(20A )に応じてストラ
ップすることにより負荷電流容量値を細かに設定できる
ようになり、それを基にマイコン9に過電流検出させた
ので大容量の電源装置でもこれに接続された小さなシス
テムの異常を的確に検出できるようになり、この結果、
システム全体の安全性を向上することができる。
【0033】なお上記実施例は、過電流の検出について
記述したが、過電圧を検出する場合も同様に適応が可能
である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電源装置に
よれば、負荷が使用する電流に応じて電流の供給量を選
定するので、使用電流の少ない負荷に大容量のものを接
続した場合でも負荷の電源異常を的確に検出できるよう
になる。
【0035】この結果、システム全体の安全性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の電源装置の構成を示す
図である。
【図2】本発明に係る他の実施例の電源装置の構成を示
す図である。
【図3】従来の電源装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…電源装置本体、2…整流回路、3…変圧トランス、
4…レギュレータ部、5…負荷装置、6…中央演算シス
テム、7…監視回路、8…マルチプレクサ(MPX)、
9…マイクロコンピュータ、10…メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流を流す負荷を接続してなる電源装置
    において、 前記負荷が使用する電流を検知する電流検知手段と、 この電流検知手段により検知された電流に応じて前記負
    荷に対する電流の供給量を選定する電流供給量選定手段
    と、 この電流供給量選定手段により選定された電流供給量に
    応じて前記負荷の異常電流値を設定する異常電流値設定
    手段と、 前記使用電流検知手段により前記異常電流値設定手段が
    設定した異常電流値を超える電流が検知された場合、そ
    の超過量に応じて前記負荷を制御する手段とを具備した
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電源装置において、 前記電流供給量選定手段が、 複数の電流供給回路を有し、前記電流検知手段により検
    知された電流に応じてその中の1つを選定することを特
    徴とする電源装置。
JP5278228A 1993-11-08 1993-11-08 電源装置 Withdrawn JPH07135734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278228A JPH07135734A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278228A JPH07135734A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 電源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07135734A true JPH07135734A (ja) 1995-05-23

Family

ID=17594408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5278228A Withdrawn JPH07135734A (ja) 1993-11-08 1993-11-08 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07135734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000099170A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Toshiba Corp 電源装置の出力電圧調整方式
CN110366765A (zh) * 2017-02-16 2019-10-22 海格电气有限公司 断路器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000099170A (ja) * 1998-09-25 2000-04-07 Toshiba Corp 電源装置の出力電圧調整方式
CN110366765A (zh) * 2017-02-16 2019-10-22 海格电气有限公司 断路器
JP2020508445A (ja) * 2017-02-16 2020-03-19 アジェ−エレクトロ エスアーエスHager−Electro Sas 遮断器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2695941B2 (ja) 無停電電源装置
JPH07135734A (ja) 電源装置
JPH11215689A (ja) 過電流保護装置
JPH0226267A (ja) 並列運転保護回路
JPH01222635A (ja) 無停電電源装置
JPH07108061B2 (ja) 故障許容/危険防止電流制限システム
JPH05189065A (ja) 並列運転時の過電圧検出方式
JPH02301812A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH07184316A (ja) 欠相検出回路
JPH08331862A (ja) 無停電電源装置
JPH0520973B2 (ja)
JPH06335179A (ja) 無停電電源装置
JP3187856B2 (ja) 微地絡配電線認識装置
JPH05199679A (ja) 無停電電源装置
JPH11187570A (ja) 電源装置
JPH0250694B2 (ja)
JPH0362107A (ja) 過負荷検出機能付電源装置
JPH08149688A (ja) 高調波電流・電圧監視警報装置
JPH01270716A (ja) 電源制御装置
JPH05127787A (ja) 電池電圧監視回路および電池電圧監視方法
JPH03284132A (ja) 電源装置
JPH08149686A (ja) 直流電源の停電検出出力回路
JP2000209844A (ja) 電源装置および電源システム
JPS5947527B2 (ja) 電源装置の異常検出方式
JPS6310650B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130