JP2000209844A - 電源装置および電源システム - Google Patents

電源装置および電源システム

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JP2000209844A
JP2000209844A JP11007338A JP733899A JP2000209844A JP 2000209844 A JP2000209844 A JP 2000209844A JP 11007338 A JP11007338 A JP 11007338A JP 733899 A JP733899 A JP 733899A JP 2000209844 A JP2000209844 A JP 2000209844A
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Takashi Horie
孝志 堀江
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】過電流状態に起因する出力電流の不足状態を容
易にモニタできるようにすること。 【解決手段】入力を所定の出力に変換して負荷側に供給
出力する変換部3と、出力電流の過電流状態を検出する
過電流検出部4とを有し、出力電流が過電流になると過
電流保護動作をするように構成され、出力電流を検出す
る出力電流検出部7と、出力電流検出部7の出力により
該出力電流の状態を実時間でモニタする出力電流モニタ
8とを有し、出力電流モニタ8でモニタされる出力電流
により当該電源装置の供給出力をモニタ可能とした構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、過電流保護機能を
備えたスイッチング電源等の電源装置(以下、単に電源
という)および電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電源における過電流保護機能は、負荷側
の出力短絡等に起因して電源の出力電流が定格を越えた
大きさで負荷側に流れ込もうとするのを出力電流を小さ
く絞り込むことで電源を保護(過電流保護)してその使
用上の信頼性を高めるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、負荷の使用
によっては、出力電流の大きさが定格を越えた過電流状
態となる状況が度々発生し、その都度、過電流保護機能
が働き、負荷への供給出力が低下するような使用状況が
ある。このような使用状況では、電源は使用者により電
源の容量不足とされてしまうことがある。そのため電源
は使用者からその製造者に不良として返却された場合、
製造者にとってはその原因を調べても使用者側での電源
の使用状況の再現は困難であるので、結局、電源は正常
であるとして使用者に連絡する以外にない場合がある。
しかしながら、これでは使用者にとっては、再度、同じ
ような状況で使用すると、やはり、容量不足と判定せざ
るを得ない結果となる。
【0004】したがって、本発明においては、過電流保
護機能がある電源において出力電流の不足状態が負荷へ
の供給出力の容量不足であるか否かの確認判定を容易か
つ確実に行えるようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力を所定の
出力に変換して負荷側に供給出力する変換部と、出力電
流の過電流状態を検出する過電流検出部とを有し、出力
電流が過電流になると過電流保護動作をするように構成
された電源装置において、前記出力電流を検出する出力
電流検出手段と、前記出力電流検出手段の出力により該
出力電流の状態を実時間でモニタする出力電流モニタ手
段とで構成され、前記出力電流モニタ手段でモニタされ
る出力電流により当該電源装置の供給出力をモニタ可能
としたことによって上述の課題を解決している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。本実施の形態の電源装置は
スイッチング電源(以下、電源という)に適用して説明
されるが、他の電源装置にも同様に適用することができ
る。
【0007】図1は、本発明の実施の形態に係る電源の
回路図である。図1を参照して、この電源は、入力部1
に接続された商用交流電源等の交流入力を所定の直流出
力に変換して出力部2に接続された不図示の負荷側に供
給出力する変換部3と、出力電流の過電流状態を検出す
る過電流検出部4とを有し、出力電流が過電流になると
過電流保護動作をするように構成されている。
【0008】そして、本実施の形態の電源は、出力電圧
を検出する出力電圧検出部5と、出力電圧検出部5の出
力により該出力電圧の状態を実時間でモニタするLED
等の表示素子からなる出力電圧モニタ6と、出力電流を
検出する出力電流検出部7と、出力電流検出部7の出力
により該出力電流の状態を実時間でモニタするLED等
の表示素子からなる出力電流モニタ8と、出力電圧検出
部5の出力と出力電流検出部7の出力とから実時間で不
図示の負荷への供給出力を演算し、その演算結果を保持
出力する演算部9と、演算部の出力を実時間でモニタす
るLED等の表示素子からなる供給出力モニタ10とを
有している。
【0009】上記構成において、出力電圧モニタ5でモ
ニタされる出力電圧Voにより電源の出力電圧Voはモ
ニタ可能とされ、出力電流モニタ8でモニタされる出力
電流Ioにより電源の出力電流Ioはモニタ可能とさ
れ、出力モニタ10の出力Woにより電源の供給出力W
oはモニタ可能とされている。
【0010】なお、この場合、前記モニタ6,8,10
は、例えば図2のように電源のパネル面Aに装備しても
構わない。すなわち図2で示すように出力電圧モニタ
6、出力電流モニタ8、供給出力モニタ10それぞれを
一例として横方向に6個のLEDでパネル面A上に配列
構成し、出力電圧Vo、出力電流Io、供給出力Woの
大きさに応じて例えば斜線で示されるようにLEDを点
灯させると、逆三角の表示マークの位置がそれぞれ定電
圧、定格出力電流、定格出力とすると、図2で示される
出力電流の例についてはLEDの点灯が表示マークを図
中右側に越えているので出力電流が過電流状態であるこ
とを即座に確認することができる。なお、図2において
出力電流モニタの表記されている箇所で負荷率モニタを
表記し、負荷率も同時に表示できるようにしても構わな
い。この負荷率は、例えば出力電流の定格が20Aと
し、出力電流が20Aでは負荷率を100%とした場
合、この出力電流が22Aになると負荷率は110%と
なる。この負荷率は電源の寿命に対応するものであり、
この寿命に関係する負荷率を下げることで電源の寿命を
延長できるように電源の使用を管理することができる
し、また、負荷率が高い電源についてはその交換時期の
管理も可能となる。この負荷率の演算は演算部9で行
い、演算部9はその演算結果である負荷率を出力電流モ
ニタ8に出力する。この場合、出力電流モニタ8ではそ
の表示を外部操作で出力電流の表示と負荷率の表示とに
切り替えられるようにするとよい。
【0011】図3は、図1の電源の具体例を示す回路図
であり、図3を参照して、変換部3は入力側整流平滑部
3a、トランス3b、出力側整流平滑部3c、スイッチ
ングトランジスタ3d、および制御部3eを含む。出力
電圧検出部5は、分圧抵抗5a,5bにより構成されて
いる。制御部3eは、出力電圧安定化のためにスイッチ
ングトランジスタ3dをON−OFF制御するものであ
り、そのため、出力電圧検出部5で検出された出力電圧
Voを比較部11で基準電圧V1と比較し、その比較値
をフォトカプラ12を介して入力することで、スイッチ
ングトランジスタ3dをON−OFF制御するようにな
っている。出力電流検出部7は抵抗7aにより構成さ
れ、この抵抗7a両端間電圧を出力電流として検出出力
するようになっている。過電流検出部4は比較部により
構成され出力電流検出部7により検出された出力電流対
応の電圧を基準電圧V2と比較し、その出力電流対応電
圧が基準電圧V2を越えたとする比較結果つまり過電流
検出出力をフォトカプラ13を介して制御部3eに入力
する。制御部3eは前記過電流検出出力の入力に応答し
てスイッチングトランジスタ3eをON−OFF制御し
て出力電流を小さい方向に絞り込み当該電源を過電流状
態から保護動作するようになっている。
【0012】こうした電源としての基本構成において本
実施の形態では、出力電圧、出力電流および供給出力を
数値でモニタ表示可能とするためにマイクロコンピュー
タを用いることも可能である。そのため、出力電圧検出
部5と出力電流検出部7それぞれのアナログの検出出力
をデジタルに変換するインタフェース14、15と、イ
ンタフェース14,15それぞれを介して出力電圧と出
力電流の検出出力を入力して出力電圧と出力電流の数値
表示のための処理、ならびにこの出力電圧と出力電流と
から供給出力を演算処理して供給出力の数値表示のため
の処理を行うマイクロコンピュータ等からなるモニタ制
御部16と、モニタ制御部16からの出力によって出力
電圧、出力電流および供給出力をそれぞれ数値でモニタ
表示する出力電圧モニタ6、出力電流モニタ8および供
給出力モニタ10をそれぞれ有している。
【0013】したがって、図3の場合では、図4のよう
に電源のパネル面B上に出力電圧が数値で例えば12.
00V、出力電流が数値で例えば13.00A、供給出
力が数値で例えば100.3Wとして表示され、使用者
は図2のような表示とは異なり、数値で具体的に出力電
圧、出力電流、供給出力が判明し、過電流状態における
電源の状態を正確に判定することができる。なお、出力
電流モニタと表記されている箇所に負荷率モニタを表記
し、モニタ制御部16は、不図示の使用者からの表示切
り替え入力に応答し、出力電流表示のときは出力電流を
数値表示し、負荷率表示のときは、定格の出力電流と実
際の出力電流との百分率を演算し、それを負荷率として
負荷率モニタに表示すると、上述したように電源の寿命
管理等についてのデータが即座に得られる。また、表示
させるのみでなく、何らかの信号(電流出力あるいは電
圧出力)としこれを使用して電源の管理に使用すること
も可能である。
【0014】このようにして本実施の形態の電源におい
ては、過電流が検出されて制御部3eが出力電流を絞り
込むようにスイッチングトランジスタ3dを制御する結
果、電源の使用者にとっては、出力電流が不足して所望
の電力エネルギを得られず、電源が正常に動作していな
いと感じる場合では、各モニタ6,8,10を見ること
で電源は正常であると容易確実に確認することができ
る。
【0015】なお、上述の実施の形態においては、出力
電圧検出部5、出力電圧モニタ6、出力電流検出部7、
出力電流モニタ8、演算部9、供給出力モニタ10は電
源に内蔵されているものであったが、これらすべてある
いは必要に応じて個別のユニットにあるいは全体で一つ
のユニットとして電源に外付け可能とし、電源とこれら
ユニットからなる電源システムとしても構わない。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力を所
定の出力に変換して負荷側に供給出力する変換部と、出
力電流の過電流状態を検出する過電流検出部とを有し、
出力電流が過電流になると過電流保護動作をするように
構成された電源装置において、前記出力電流を検出する
出力電流検出手段と、前記出力電流検出手段の出力によ
り該出力電流の状態を実時間でモニタする出力電流モニ
タ手段とを有しているので、前記出力電流モニタ手段で
モニタされる出力電流により当該電源装置の供給出力を
モニタ可能となり、過電流が検出されて出力電流を絞り
込むように制御される結果、電源の使用者にとっては、
出力電流が不足して所望の電力エネルギを得られず、電
源が正常に動作していないと感じる場合では、モニタ手
段を見ることで電源は正常であると容易にかつ確実に確
認することができる。また、本発明においては、前記モ
ニタにより負荷率を得ることで電源の寿命についても管
理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る電源のブロックの回路
【図2】図1のモニタの表示例を示す電源パネル面の構
成図
【図3】図1の詳細な回路図
【図4】図3のモニタの表示例を示す電源パネル面の構
成図
【符号の説明】
3 変換部 4 過電流検出部 5 出力電圧検出部 6 出力電圧モニタ 7 出力電流検出部 8 出力電流モニタ 9 演算部 10 供給出力モニタ A 電源パネル面 B 電源パネル面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力を所定の出力に変換して負荷側に供給
    出力する変換部と、出力電流の過電流状態を検出する過
    電流検出部とを有し、出力電流が過電流になると過電流
    保護動作をするように構成された電源装置において、 前記出力電流を検出する出力電流検出手段と、 前記出力電流検出手段の出力により該出力電流の状態を
    実時間でモニタする出力電流モニタ手段と、 を具備したことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電源装置において、 出力電圧を検出する出力電圧検出手段と、 前記出力電流検出手段の出力と前記出力電圧検出手段の
    出力とから実時間で負荷への供給出力を演算し、その演
    算結果を保持出力する演算手段と、 前記演算手段の出力を実時間でモニタする出力モニタ手
    段と、 をさらに具備したことを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】入力を所定の出力に変換して負荷側に供給
    出力する変換部と、出力電流の過電流状態を検出する過
    電流検出部とを有し、出力電流が過電流になると過電流
    保護動作をするように構成された電源装置と、 前記電源装置に付加されるユニットとを有し、 前記ユニットは、 少なくとも、出力電流の状態を実時間でモニタする出力
    電流モニタ手段、 を具備したことを特徴とする電源システム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電源システムにおいて、 前記ユニットは、 少なくとも、実時間で負荷への供給出力をモニタする出
    力モニタ手段、 をさらに具備したことを特徴とする電源システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002222019A (ja) * 2001-01-29 2002-08-09 Keyence Corp 電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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