JPH0713543A - 表示位置更新方式 - Google Patents
表示位置更新方式Info
- Publication number
- JPH0713543A JPH0713543A JP5155748A JP15574893A JPH0713543A JP H0713543 A JPH0713543 A JP H0713543A JP 5155748 A JP5155748 A JP 5155748A JP 15574893 A JP15574893 A JP 15574893A JP H0713543 A JPH0713543 A JP H0713543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- cursor
- display
- field
- odd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インターレーススキャン方式のディスプレイ上
で表示しているカーソル等の表示のスクロール方向が上
下どちらの方向であっても、滑らかなスクロールを実現
できる表示位置更新方式を提供する。 【構成】インターレーススキャン方式のディスプレイに
おいて、上方向スクロール時と下方向スクロール時につ
いて、奇数フィールドから偶数フィールドに切り替わる
ときに表示位置を更新するか、偶数フィールドから奇数
フィールドに切り替わるときに表示位置を更新するか
を、各フィールド間の表示位置の変化が少なくなるよう
に選択する手段を設けた。
で表示しているカーソル等の表示のスクロール方向が上
下どちらの方向であっても、滑らかなスクロールを実現
できる表示位置更新方式を提供する。 【構成】インターレーススキャン方式のディスプレイに
おいて、上方向スクロール時と下方向スクロール時につ
いて、奇数フィールドから偶数フィールドに切り替わる
ときに表示位置を更新するか、偶数フィールドから奇数
フィールドに切り替わるときに表示位置を更新するか
を、各フィールド間の表示位置の変化が少なくなるよう
に選択する手段を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、インターレーススキャ
ン方式のディスプレイ上でカーソル等の表示をスムーズ
にスクロールさせるための表示位置更新方式に関するも
のである。
ン方式のディスプレイ上でカーソル等の表示をスムーズ
にスクロールさせるための表示位置更新方式に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】図３はインターレーススキャン方式のデ
ィスプレイＤ上で、ボックス状のカーソルＣが移動する
様子を示している。図４及び図５は、図３のカーソルＣ
の横線を拡大したものであり、従来方式のカーソルスク
ロールの様子を示している。実線は現在のフィールドで
走査中のカーソルを、破線は前フィールドで走査された
カーソルの残像を示している。図４はカーソルが画面下
方向へ移動するときに、カーソルの位置が徐々に変化す
る様子を示している。また、図５はカーソルが画面上方
向へ移動するときに、カーソルの位置が徐々に変化する
様子を示している。ここで、図４と図５は共に奇数フィ
ールド（ＯＤＤ）から偶数フィールド（ＥＶＥＮ）に変
化するときにカーソル位置を更新している。
ィスプレイＤ上で、ボックス状のカーソルＣが移動する
様子を示している。図４及び図５は、図３のカーソルＣ
の横線を拡大したものであり、従来方式のカーソルスク
ロールの様子を示している。実線は現在のフィールドで
走査中のカーソルを、破線は前フィールドで走査された
カーソルの残像を示している。図４はカーソルが画面下
方向へ移動するときに、カーソルの位置が徐々に変化す
る様子を示している。また、図５はカーソルが画面上方
向へ移動するときに、カーソルの位置が徐々に変化する
様子を示している。ここで、図４と図５は共に奇数フィ
ールド（ＯＤＤ）から偶数フィールド（ＥＶＥＮ）に変
化するときにカーソル位置を更新している。
【０００３】従来の表示位置更新方式では、インターレ
ーススキャン方式のディスプレイ上で、カーソル等の表
示をフレーム（２フィールドで１フレーム）毎に徐々に
移動させようとするとき、特に上下方向に移動させる場
合に滑らかなスクロールを行えないことがあった。例え
ば、図４と図５のようにフィールド毎に１ラインの太さ
を持つカーソルを上下方向に動かすことを考えた場合、
奇数フィールドから偶数フィールドの切り替わりで１ラ
イン分カーソルを移動させようとすると、図５に示した
上方向のカーソル移動時には、常に奇数フィールドのカ
ーソルと偶数フィールドのカーソルとは隣接したままス
クロールするが、図４に示した下方向のスクロール時に
は、偶数フィールドのカーソルと奇数フィールドのカー
ソルとは、２ライン分離れてしまうことがある。これ
が、表示のスクロールが不自然に見える原因となってい
る。反対に、偶数フィールドから奇数フィールドの切り
替わりでカーソル表示位置の更新を行った場合には、画
面上方向へのスクロールが滑らかに行われない。つま
り、従来の方法では、カーソルの移動方向によっては、
スクロールが滑らかに行えない場合があるという問題が
あった。
ーススキャン方式のディスプレイ上で、カーソル等の表
示をフレーム（２フィールドで１フレーム）毎に徐々に
移動させようとするとき、特に上下方向に移動させる場
合に滑らかなスクロールを行えないことがあった。例え
ば、図４と図５のようにフィールド毎に１ラインの太さ
を持つカーソルを上下方向に動かすことを考えた場合、
奇数フィールドから偶数フィールドの切り替わりで１ラ
イン分カーソルを移動させようとすると、図５に示した
上方向のカーソル移動時には、常に奇数フィールドのカ
ーソルと偶数フィールドのカーソルとは隣接したままス
クロールするが、図４に示した下方向のスクロール時に
は、偶数フィールドのカーソルと奇数フィールドのカー
ソルとは、２ライン分離れてしまうことがある。これ
が、表示のスクロールが不自然に見える原因となってい
る。反対に、偶数フィールドから奇数フィールドの切り
替わりでカーソル表示位置の更新を行った場合には、画
面上方向へのスクロールが滑らかに行われない。つま
り、従来の方法では、カーソルの移動方向によっては、
スクロールが滑らかに行えない場合があるという問題が
あった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、インターレーススキャン方式のディスプレイ上で表
示しているカーソル等の表示のスクロール方向が上下ど
ちらの方向であっても、滑らかなスクロールを実現でき
る表示位置更新方式を提供することにある。
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、インターレーススキャン方式のディスプレイ上で表
示しているカーソル等の表示のスクロール方向が上下ど
ちらの方向であっても、滑らかなスクロールを実現でき
る表示位置更新方式を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の表示位置更新方
式にあっては、上記の課題を解決するために、インター
レーススキャン方式のディスプレイにおいて、上方向ス
クロール時と下方向スクロール時について、奇数フィー
ルドから偶数フィールドに切り替わるときに表示位置を
更新するか、偶数フィールドから奇数フィールドに切り
替わるときに表示位置を更新するかを、各フィールド間
の表示位置の変化が少なくなるように選択する手段を設
けたことを特徴とするものである。
式にあっては、上記の課題を解決するために、インター
レーススキャン方式のディスプレイにおいて、上方向ス
クロール時と下方向スクロール時について、奇数フィー
ルドから偶数フィールドに切り替わるときに表示位置を
更新するか、偶数フィールドから奇数フィールドに切り
替わるときに表示位置を更新するかを、各フィールド間
の表示位置の変化が少なくなるように選択する手段を設
けたことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】本発明では、インターレーススキャン方式のデ
ィスプレイ上で表示しているカーソル等の表示物のスク
ロールを行う場合に、滑らかにスクロールできない方向
に対して、表示位置の更新時期を変更するものである。
例えば、図４の例では、奇数フィールドから偶数フィー
ルドの切り替わりで表示位置の更新を行うとき、下方向
へのスクロールで不具合を生じていたため、この場合に
は、偶数フィールドから奇数フィールドの切り替わりで
表示位置の更新を行うことにより、滑らかなスクロール
を実現するものである。これにより、インターレースス
キャン方式のディスプレイにおいて、カーソル等の表示
物をスクロール方向によらず滑らかにスクロールさせる
ことができるものである。
ィスプレイ上で表示しているカーソル等の表示物のスク
ロールを行う場合に、滑らかにスクロールできない方向
に対して、表示位置の更新時期を変更するものである。
例えば、図４の例では、奇数フィールドから偶数フィー
ルドの切り替わりで表示位置の更新を行うとき、下方向
へのスクロールで不具合を生じていたため、この場合に
は、偶数フィールドから奇数フィールドの切り替わりで
表示位置の更新を行うことにより、滑らかなスクロール
を実現するものである。これにより、インターレースス
キャン方式のディスプレイにおいて、カーソル等の表示
物をスクロール方向によらず滑らかにスクロールさせる
ことができるものである。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１及び図２に基づ
いて説明する。図１及び図２はインターレーススキャン
方式のディスプレイ上に表示されたカーソルのスクロー
ル動作を示している。ここで、図１は画面下方向へのカ
ーソルスクロール動作を示しており、図２は画面上方向
へカーソルスクロール動作を示している。そして、カー
ソルはそれぞれのフィールド毎に１ラインの太さを有し
ており、実線が現在走査中のカーソルラインで、破線が
前フィールドで走査したカーソルラインの残像を示して
いる。Ｏ０，Ｏ１，Ｏ２，Ｏ３，…は奇数フィールド
（ＯＤＤ）での走査線、Ｅ０，Ｅ１，Ｅ２，Ｅ３，…は
偶数フィールド（ＥＶＥＮ）での走査線であり、Ｙはス
クロール位置を示している。本実施例において、カーソ
ルが画面下方向に移動するときの図２の動作は従来の図
５と同じであるが、従来と異なるのは図１のようにカー
ソルが画面下方向に移動するときのカーソル位置の更新
時期を、偶数フィールドから奇数フィールドに変更した
ことである。
いて説明する。図１及び図２はインターレーススキャン
方式のディスプレイ上に表示されたカーソルのスクロー
ル動作を示している。ここで、図１は画面下方向へのカ
ーソルスクロール動作を示しており、図２は画面上方向
へカーソルスクロール動作を示している。そして、カー
ソルはそれぞれのフィールド毎に１ラインの太さを有し
ており、実線が現在走査中のカーソルラインで、破線が
前フィールドで走査したカーソルラインの残像を示して
いる。Ｏ０，Ｏ１，Ｏ２，Ｏ３，…は奇数フィールド
（ＯＤＤ）での走査線、Ｅ０，Ｅ１，Ｅ２，Ｅ３，…は
偶数フィールド（ＥＶＥＮ）での走査線であり、Ｙはス
クロール位置を示している。本実施例において、カーソ
ルが画面下方向に移動するときの図２の動作は従来の図
５と同じであるが、従来と異なるのは図１のようにカー
ソルが画面下方向に移動するときのカーソル位置の更新
時期を、偶数フィールドから奇数フィールドに変更した
ことである。
【０００８】本発明では、図１及び図２の２つの図より
分かるように、上下のスクロール方向によってカーソル
位置更新時期を変更している。つまり、上方向へのスク
ロールでは、奇数フィールド（ＯＤＤ）から偶数フィー
ルド（ＥＶＥＮ）への切り替わりでカーソル位置を更新
しているが、下方向へのスクロールでは、偶数フィール
ドから奇数フィールドの切り替わりでカーソル位置を更
新している。このように、スクロール方向によってカー
ソル位置更新時期を変更すれば、現フィールドのカーソ
ル（実線）は１フィールド前のカーソル（破線）に隣接
してスクロールすることができ、従来より滑らかなスク
ロールを実現できる。
分かるように、上下のスクロール方向によってカーソル
位置更新時期を変更している。つまり、上方向へのスク
ロールでは、奇数フィールド（ＯＤＤ）から偶数フィー
ルド（ＥＶＥＮ）への切り替わりでカーソル位置を更新
しているが、下方向へのスクロールでは、偶数フィール
ドから奇数フィールドの切り替わりでカーソル位置を更
新している。このように、スクロール方向によってカー
ソル位置更新時期を変更すれば、現フィールドのカーソ
ル（実線）は１フィールド前のカーソル（破線）に隣接
してスクロールすることができ、従来より滑らかなスク
ロールを実現できる。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、インターレーススキャ
ン方式のディスプレイにおいて、上方向スクロール時と
下方向スクロール時について、奇数フィールドから偶数
フィールドに切り替わるときに表示位置を更新するか、
偶数フィールドから奇数フィールドに切り替わるときに
表示位置を更新するかを、各フィールド間の表示位置の
変化が少なくなるように選択するようにしたことによ
り、カーソル等の表示のスクロールをスクロール方向に
よらず滑らかに行えるようになるという効果がある。
ン方式のディスプレイにおいて、上方向スクロール時と
下方向スクロール時について、奇数フィールドから偶数
フィールドに切り替わるときに表示位置を更新するか、
偶数フィールドから奇数フィールドに切り替わるときに
表示位置を更新するかを、各フィールド間の表示位置の
変化が少なくなるように選択するようにしたことによ
り、カーソル等の表示のスクロールをスクロール方向に
よらず滑らかに行えるようになるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の下方向スクロール時の動作
説明図である。
説明図である。
【図２】本発明の一実施例の上方向スクロール時の動作
説明図である。
説明図である。
【図３】従来例の問題点を説明するための説明図であ
る。
る。
【図４】従来例の下方向スクロール時の動作説明図であ
る。
る。
【図５】従来例の上方向スクロール時の動作説明図であ
る。
る。
ＯＤＤ 奇数フィールド ＥＶＥＮ 偶数フィールド Ｏ０，Ｏ１，Ｏ２，Ｏ３，… 奇数フィールドの走
査線 Ｅ０，Ｅ１，Ｅ２，Ｅ３，… 偶数フィールドの走
査線
査線 Ｅ０，Ｅ１，Ｅ２，Ｅ３，… 偶数フィールドの走
査線
Claims (1)
- 【請求項１】 インターレーススキャン方式のディス
プレイにおいて、上方向スクロール時と下方向スクロー
ル時について、奇数フィールドから偶数フィールドに切
り替わるときに表示位置を更新するか、偶数フィールド
から奇数フィールドに切り替わるときに表示位置を更新
するかを、各フィールド間の表示位置の変化が少なくな
るように選択する手段を設けたことを特徴とする表示位
置更新方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155748A JPH0713543A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 表示位置更新方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155748A JPH0713543A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 表示位置更新方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713543A true JPH0713543A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15612563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155748A Pending JPH0713543A (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 表示位置更新方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713543A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9575580B2 (en) | 2009-11-30 | 2017-02-21 | Nokia Technologies Oy | Matrix sensor network and method for selecting a group of rows and reading columns of the matrix sensor network |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP5155748A patent/JPH0713543A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9575580B2 (en) | 2009-11-30 | 2017-02-21 | Nokia Technologies Oy | Matrix sensor network and method for selecting a group of rows and reading columns of the matrix sensor network |
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