JPH07135337A - ホトインタラプタ用光半導体装置及びホトインタラプタ - Google Patents

ホトインタラプタ用光半導体装置及びホトインタラプタ

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JPH07135337A
JPH07135337A JP28118693A JP28118693A JPH07135337A JP H07135337 A JPH07135337 A JP H07135337A JP 28118693 A JP28118693 A JP 28118693A JP 28118693 A JP28118693 A JP 28118693A JP H07135337 A JPH07135337 A JP H07135337A
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JP
Japan
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light emitting
circuit board
optical semiconductor
semiconductor device
light receiving
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JP28118693A
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Nobuyuki Yazaki
信之 矢崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立加工の工数を少なくし、テーピング包装及
び検出溝幅の任意設定を可能にし、取り替えロスが生じ
ないようにする。 【構成】回路基板10には、所定間隔をあけて第1の穴
H1,第2の穴H2が設けられている。第1位置決めピ
ン3Aを穴H1に嵌入することにより、発光装置7を回
路基板10に取り付け、第2位置決めピン3Bを穴H2
に嵌入することにより、受光装置8を回路基板10に取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホトインタラプタ用光半
導体装置及びホトインタラプタに関するものであり、例
えば、FAX(Facsimile),PPC(Plain Paper Copie
r)等においてプリント基板に取り付けて使用されるホト
インタラプタ用光半導体装置及びそれを用いて成るホト
インタラプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に、従来のホトインタラプタ19の
断面構造を示す。同図に示すように、ケース12内に
は、その底部からリード14A,14Bが導出されるよ
うに、赤外発光ダイオード17とホトトランジスタ18
が差し込まれ、それぞれ接着剤16A,16Bで固定さ
れている。なお、この固定をかしめ又はパッチンはめ込
み方式で行う場合もある。赤外発光ダイオード17及び
ホトトランジスタ18は、いずれもモールド部11A,
11Bとリード14A,14Bから成り、モールド部1
1A,11Bにはそれぞれレンズ13A,13Bが一体
成形されている。ケース12にはスリット15A,15
Bが対向するように形成されており、このスリット15
A,15Bを介してレンズ13A,13Bも対向して、
光軸AXが一致するようになっている。赤外発光ダイオ
ード17からレンズ13Aを通って発せられた光は、ス
リット15A,15Bを通過後、レンズ13Bを通って
ホトトランジスタ18に受光されることになる。
【0003】図6は、図5のホトインタラプタ19が基
板20に取り付けられた状態を示している。図6に示す
ように、前記赤外発光ダイオード17が取り付けられて
いるケース部分は発光部17aとなり、前記ホトトラン
ジスタ18が取り付けられているケース部分は受光部1
8aとなる。発光部17aと受光部18aとの間に被検
出物体が存在しなければ、発光部17aから発せられた
光は受光部18aに到達するが、発光部17aと受光部
18aとの間で被検出物体が光を遮ると、所定の受光量
が得られなくなるため、物体の存在が検出されることに
なる。この機能は、例えば、発光部17aと受光部18
aとの間を通過した物体数をカウントしたり、スリット
円板を発光部17aと受光部18aとの間で回転させ、
遮光数をカウントすることにより、スリット円板の回転
角・回転数を検出したりするのに利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、発光
部17aと受光部18aとが一体に構成されているた
め、次のような問題がある。
【0005】第1に、上記従来例はケース12に赤外発
光ダイオード17及びホトトランジスタ18を固定する
ケース挿入タイプであるため、組立加工の工数が多いと
いう問題がある。これがコストアップの原因の一つとな
っている。
【0006】第2に、上記従来例ではテーピング包装が
難しいという問題がある。ホトインタラプタ19がテー
ピング包装されていれば、自動挿入機のガイドでリード
14A,14Bを基板20の穴hに合わせて、効率良く
自動挿入することが可能である。しかし、ケース12は
立体的であるためテーピング化は困難である。そこで、
従来より、ケース12をつかんで基板20の穴hにリー
ド14A,14Bを手差しで挿入する方法が採られてい
る。ところが、ケース12とリード14A,14Bとの
間には公差があるため、基板20に対するリード14
A,14Bの位置精度を高くするのは困難である。従っ
て、リード14A,14Bがわずかに曲がっていても、
基板20の穴hにリード14A,14Bを挿入すること
はできない。これがコストアップの原因の一つとなって
いる。なお、スティック包装によれば、ある程度の効率
で基板20の穴hにリード14A,14Bを挿入するこ
とは可能であるが、種々のサイズに応じたスティックが
必要となるため、やはりコストが高くなってしまう。
【0007】第3に、発光部17aと受光部18aとが
一体となっているため、発光部17aと受光部18aと
の間隔(即ち、検出溝幅)d(図6)を変えることができな
いという問題がある。検出溝幅dは、被検出物体の厚み
に応じた大きさでなければならないので、同一セットに
異なる検出溝幅(例えば、3mmギャップ,5mmギャ
ップ等)のホトインタラプタが必要とされる場合、多種
類のホトインタラプタを用意する必要がある。これがコ
ストアップの原因の一つとなっている。
【0008】なお、上記第3の問題を解決するために、
発光素子を内蔵した発光側本体と受光素子を内蔵した受
光側本体とをレールに組み付けることによって、光軸方
向に互いに接近・離隔可能としたフォトカプラが提案さ
れている(実開昭63−55452号)。しかし、構成が
複雑であるため、コストが高くなってしまうという問題
がある。
【0009】第4に、発光部17aと受光部18aとが
ケース一体となっているため、もし発光側(赤外発光ダ
イオード17),受光側(ホトトランジスタ18)のいず
れか一方に不具合があった場合、他方の良品もあわせて
ケース12ごと取り替えなければならないので、取り替
えロスが発生するという問題がある。
【0010】本発明は上記のような点に鑑みてなされた
ものであって、組立加工の工数が少なく、テーピング包
装及び検出溝幅の任意設定が可能で、取り替えロスが生
じないホトインタラプタ用光半導体装置及びホトインタ
ラプタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のホトインタラプタ用光半導体装置は、1つの光
半導体素子をその接続端子の一部を露出させてモールド
した第1樹脂体と,前記接続端子を露出させた状態で前
記第1樹脂体をモールドし、かつ、前記光半導体素子に
関する光軸に対し所定の位置関係を有するとともに、基
板との結合を行う位置決め部を具備する第2樹脂体と,
から成っている。
【0012】また、本発明のホトインタラプタは、所定
間隔をあけて設けられた第1の穴及び第2の穴を有する
回路基板と,発光素子を内蔵し、該発光素子の光軸に対
し所定の位置関係を有し、かつ、前記回路基板との位置
決めを行うために前記第1の穴に嵌入する第1位置決め
部を具備した第1光半導体装置と,受光素子を内蔵し、
該受光素子の光軸に対し所定の位置関係を有し、かつ、
前記回路基板との位置決めを行うために前記第2の穴に
嵌入する第2位置決め部を具備した第2光半導体装置
と,から成っている。
【0013】
【作用】上記ホトインタラプタ用光半導体装置の構成に
よると、第2樹脂体によりモールドされた第1樹脂体に
は光半導体素子がモールドされており、第2樹脂体の位
置決め部は光半導体素子に関する光軸に対し所定の位置
関係を有しているため、位置決め部を基板に結合させる
と、基板に取り付けられている他方の光半導体装置に対
し、光軸を一致させた状態で検出溝幅の設定が可能とな
る。
【0014】また、上記ホトインタラプタの構成による
と、第1位置決め部は発光素子の光軸と所定の位置関係
にあり、第2位置決め部は受光素子の光軸と所定の位置
関係にあるので、第1の穴に第1位置決め部を嵌入させ
ることにより回路基板に第1光半導体装置を取り付け、
第2の穴に第2位置決め部を嵌入させることにより回路
基板に第2光半導体装置を取り付けると、基板に形成さ
れている穴の位置に応じた検出溝幅で、第1光半導体装
置と第2光半導体装置とが軸合わせされ、発光素子から
の光を受光素子に導くことが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3はホトインタラプタ用の発光装置7を
示しており、図4は発光装置7及び受光装置8から成る
ホトインタラプタを示している。図4に示すホトインタ
ラプタは、発光装置7(図1〜図3)及び受光装置8を回
路基板10に取り付けた構成となっている。
【0016】図3に示すように、発光装置7には赤外発
光ダイオード7aが内蔵されている。赤外発光ダイオー
ド7aは、1つの発光チップ6Aと接続するリード4A
の一部を露出させてモールドした構成となっている。リ
ードフレーム状態のリード4Aに対し、エポキシ樹脂等
を用いたトランスファー成形で1次モールド部1Aを形
成することによって、かかる構成とする。このモールド
により、1次モールド部1Aにレンズ9Aが一体的に形
成される。
【0017】図1〜図3に示す発光装置7は、リード4
Aを露出させた状態で、前記レンズ9Aの全部又は一部
分だけを残してモールドした構成となっている。赤外発
光ダイオード7aに対し、ポリフェニレンサルファイド
(PPS),ポリカーボネート,ノリル等の熱可塑性樹脂
を用いた射出成形で2次モールド部2Aを形成すること
によって、かかる構成とする。図1〜図3に示すよう
に、2次モールド部2Aには、レンズ9Aが露出してい
る部分に光検出用のスリット5が一体的に形成されてい
る。また、2次モールド部2の底面には、発光チップ6
Aに関する光軸AXに対し所定の位置関係を有し、か
つ、回路基板10との位置決めを行うために後述の第1
の穴H1に嵌入する第1位置決めピン3Aが一体的に形
成されている。
【0018】図4に示す受光装置8は、前記発光装置が
内蔵している赤外発光ダイオード7aの代わりにホトト
ランジスタ8a(又は受光チップ)を内蔵しているほか
は、発光装置7と同様に構成されている。ホトトランジ
スタ8aは受光チップ6Bを内蔵し、受光チップ6Bに
関する光軸AXに対し所定の位置関係を有し、かつ、回
路基板10との位置決めを行うために後述の第2の穴H
2に嵌入する第2位置決めピン3Bを底面に具備してい
る。なお、図4中、1Bは1次モールド部、2Bは2次
モールド部、4Bはリード、5Bはスリット、9Bはレ
ンズを示している。
【0019】回路基板10には、所定間隔をあけて第1
の穴H1及び第2の穴H2が設けられている。前記第1
位置決めピン3Aは、赤外発光ダイオード7aの光軸A
X(発光チップ6Aに関する光軸)に対し所定の位置関係
を有しており、前記第2位置決めピン3Bは、ホトトラ
ンジスタ8aの光軸AX(受光チップ6Bに関する光軸)
に対し所定の位置関係を有しているので、図4に示すよ
うに前記回路基板10の第1の穴H1に第1位置決めピ
ン3Aを嵌入し、第2の穴H2に第2位置決めピン3B
を嵌入することによって発光装置7及び受光装置8と回
路基板10との結合を行うと、それぞれ回路基板10に
対して位置決めされるとともに、スリット5aとスリッ
ト5Bとが対向し、互いに光軸AXが一致する(即ち、
軸合わせが完了する)。
【0020】2次モールド部2A,2Bに形成するスリ
ット5A,5Bの大きさによって分解能の調整が可能で
ある。例えば、スリット5A,5Bで光を絞り込めば、
発光装置7と受光装置8との間を通過する物体が微小で
あっても検出することが可能となる。発光装置7からの
赤外線を選択的に受光しうるようにするためには、1次
モールド部1Bを赤外線以外の光をカットする樹脂で構
成するのが好ましい。また、スリット幅については、発
光装置7からの光を選択的に受光させるために、スリッ
ト5Aよりもスリット5Bの方を狭くするのが好まし
い。
【0021】図4に示すホトインタラプタにより、発光
装置7と受光装置8との間を通過した物体数をカウント
したり、スリット円板(例えば、スリット幅0.2〜
0.3mm)を発光装置7と受光装置8との間で回転さ
せ、遮光数をカウントすることにより、スリット円板の
回転角・回転数を検出したりすることができる。スリッ
ト幅を狭くすれば、スリット円板のスリット間隔を狭く
することができるので、微小の回転を制御するにはスリ
ット幅を狭くする方が好ましい。
【0022】従来のホトインタラプタ19(図5,図6)
では、発光部17aと受光部18aとの間の基板20上
に、検出溝幅dを構成しているケース12の一部分が位
置しているので、ここに他の部品を実装することはでき
ない。しかし、図4に示すように、本実施例では、発光
装置7と受光装置8との間の基板20上に被検出物体が
通過しうるだけの空間をあけておけば、基板20上に他
の部品DVを実装することが可能である。このように発
光装置7と受光装置8との間の隙間(その間隔は検出溝
幅Dである)を他の部品DVの取付けに利用すれば、ホ
トインタラプタの実質的なコンパクト化を図ることがで
きる。
【0023】従来のホトインタラプタ19(図5)では、
前述したようにケース12が必要であり、また、接着剤
16A,16Bの塗布,乾燥,リードカット等の組立加
工が必要であるが、本実施例ではそれらが不要であり、
しかもテーピング状態で2次モールドしたり、測定を行
ったりすることも可能であるため、大幅なコストダウン
を図ることができる。
【0024】本実施例では、発光装置7及び受光装置8
は回路基板10に対する取付け前にはそれぞれ別体とな
っており、また、検出溝幅D(図4)の設定が穴H1,H
2の位置により決まるため、基板10に対し必要な検出
溝幅Dに応じた位置に穴H1,H2を形成すれば、自由
に検出溝幅Dを決定・変更することができる。従って、
同一セットに異なる検出溝幅Dのホトインタラプタが必
要とされる場合であっても、多種類のホトインタラプタ
を用意する必要はなく、それに伴うコストアップも生じ
ない。
【0025】また、発光装置7及び受光装置8は回路基
板10に対する取付け前にはそれぞれ別体となっている
ため、フラットな電子部品と同様にテーピング包装が可
能である。従って、回路基板10への取付けもフラット
な電子部品と同様に効率良く自動挿入で行うことがで
き、結果的に、ホトインタラプタの低コスト化が図られ
る。テーピング包装された発光装置7及び受光装置8を
自動挿入機で回路基板10に実装する際には、リード4
A,4Bは自動挿入機のガイドで回路基板10の穴h
A,hBに挿入される。このとき、発光装置7及び受光
装置8の位置は、穴H1,H2にそれぞれ嵌入された第
1位置決めピン3A,第2位置決めピン3Bによって正
確に決まり、発光装置7と受光装置8との光軸AXも一
致する。
【0026】発光装置7及び受光装置8は、回路基板1
0との取り付け状態において独立しているため、もし発
光側(赤外発光ダイオード7a),受光側(ホトトランジ
スタ8a)のいずれか一方に不具合があった場合でも、
他方の良品はそのまま使用し、不具合になった方のみ交
換すればよい。従って、取り替えロスが生じないという
効果がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明した通り本発明のホトインタラ
プタ用光半導体装置によれば、第2樹脂体が第1樹脂体
をモールドした構成となっているので、基板取り付け前
の組立が不要となる結果、少ない工数で組立加工を行う
ことが可能である。これにより、低コストでホトインタ
ラプタ用光半導体装置を実現することができる。
【0028】そして、前記第2樹脂体は基板との結合前
においてホトインタラプタの発光側又は受光側と一体化
されていないので、薄く構成することができる。そのた
め、テーピング包装が可能なホトインタラプタ用光半導
体装置を実現することができる。テーピング包装によ
り、ホトインタラプタの組立を容易、かつ、低コストで
行うことができる。
【0029】また、第1樹脂体は1つの光半導体素子を
その接続端子の一部を露出させてモールドしており、第
2樹脂体は前記光半導体素子に関する光軸に対し所定の
位置関係を有するとともに、基板との結合を行う位置決
め部を具備しているので、基板に対する取り付け位置に
応じて、検出溝幅の任意設定が可能である。検出溝幅を
ユーザーが自由に変えることができるため、複数種類の
ホトインタラプタを用意する必要がなくなり、結果とし
て、低コストでホトインタラプタ用光半導体装置を実現
することができる。
【0030】前記第2樹脂体は基板との結合状態でもホ
トインタラプタの発光側と受光側とが独立するので、も
し発光側,受光側のいずれか一方に不具合があった場合
でも、他方の良品はそのまま使用し、不具合になった方
のみ交換すればよい。従って、取り替えロスが生じない
という効果がある。
【0031】また、前記第2樹脂体が基板と結合してい
る状態で、ホトインタラプタの発光側と受光側との間に
被検出物体が通過しうるだけの空間があくようにすれ
ば、基板に他の部品を実装することができる。発光側と
受光側との間の基板上に他の部品を実装すれば、ホトイ
ンタラプタの実質的なコンパクト化を図ることが可能で
ある。
【0032】本発明のホトインタラプタによれば、第1
光半導体装置の第1位置決め部を回路基板の第1の穴に
嵌入し、第2光半導体装置の第2位置決め部を回路基板
の第2の穴に嵌入することによって、ホトインタラプタ
が構成され、それとともに回路基板に対する取り付けも
完了するので、組立加工を少ない工数で行うことができ
る。
【0033】そして、第1光半導体装置と第2光半導体
装置とは、回路基板に取り付けられる前においては一体
化されていないので、それぞれ薄く構成することができ
る。そのため、第1光半導体装置と第2光半導体装置と
をそれぞれテーピング包装することが可能である。従っ
て、それぞれテーピング包装された状態で回路基板に対
する取り付けを行うことができるので、組立が容易とな
り、低コストでホトインタラプタを実現することができ
る。
【0034】また、第1光半導体装置は、発光素子を内
蔵し、発光素子の光軸に対し所定の位置関係を有し、か
つ、回路基板との位置決めを行うために第1の穴に嵌入
する第1位置決め部を具備しており、第2光半導体装置
は、受光素子を内蔵し、受光素子の光軸に対し所定の位
置関係を有し、かつ、回路基板との位置決めを行うため
に第2の穴に嵌入する第2位置決め部を具備しているの
で、回路基板に所定間隔をあけて設けられた第1の穴及
び第2の穴の位置に応じて、検出溝幅の任意設定・変更
が可能である。検出溝幅をユーザーが自由に変えること
ができるため、複数種類のホトインタラプタを用意する
必要がなくなり、結果として、低コストでホトインタラ
プタを実現することができる。
【0035】第1光半導体装置と第2光半導体装置と
は、回路基板に取り付けられた状態で独立しているた
め、もし第1光半導体装置,第2光半導体装置のいずれ
か一方に不具合があった場合でも、他方の良品はそのま
ま使用し、不具合になった方のみ交換すればよい。従っ
て、取り替えロスが生じないという効果がある。
【0036】また、回路基板に取り付けられた第1光半
導体装置と第2光半導体装置と間に、被検出物体が通過
しうるだけの空間があくようにすれば、回路基板に他の
部品を実装することができる。第1光半導体装置と第2
光半導体装置と間の回路基板上に他の部品を実装すれ
ば、ホトインタラプタの実質的なコンパクト化を図るこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した発光装置の外観を示す斜視
図。
【図2】本発明を実施した発光装置の外観を示す正面
図。
【図3】本発明を実施した発光装置の内部構造を示す断
面図。
【図4】本発明を実施したホトインタラプタの取付け状
態を示す側面図。
【図5】従来例のホトインタラプタの内部構造を示す断
面図。
【図6】従来例のホトインタラプタの取付け状態を示す
側面図。
【符号の説明】
1A,1B …1次モールド部 2A,2B …2次モールド部 3A …第1位置決めピン 3B …第2位置決めピン 4A,4B …リード 5A,5B …スリット 6A …発光チップ 6B …受光チップ 7 …発光装置 7a …赤外発光ダイオード 8 …受光装置 8a …ホトトランジスタ 9A,9B …レンズ 10 …基板 H1,H2 …穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの光半導体素子をその接続端子の一部
    を露出させてモールドした第1樹脂体と,前記接続端子
    を露出させた状態で前記第1樹脂体をモールドし、か
    つ、前記光半導体素子に関する光軸に対し所定の位置関
    係を有するとともに、基板との結合を行う位置決め部を
    具備する第2樹脂体と,から成るホトインタラプタ用光
    半導体装置。
  2. 【請求項2】所定間隔をあけて設けられた第1の穴及び
    第2の穴を有する回路基板と,発光素子を内蔵し、該発
    光素子の光軸に対し所定の位置関係を有し、かつ、前記
    回路基板との位置決めを行うために前記第1の穴に嵌入
    する第1位置決め部を具備した第1光半導体装置と,受
    光素子を内蔵し、該受光素子の光軸に対し所定の位置関
    係を有し、かつ、前記回路基板との位置決めを行うため
    に前記第2の穴に嵌入する第2位置決め部を具備した第
    2光半導体装置と,から成るホトインタラプタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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