JPH0713524Y2 - 靴中敷き - Google Patents

靴中敷き

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Publication number
JPH0713524Y2
JPH0713524Y2 JP1992055438U JP5543892U JPH0713524Y2 JP H0713524 Y2 JPH0713524 Y2 JP H0713524Y2 JP 1992055438 U JP1992055438 U JP 1992055438U JP 5543892 U JP5543892 U JP 5543892U JP H0713524 Y2 JPH0713524 Y2 JP H0713524Y2
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JP
Japan
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plate
magnet
solid
back plate
insole
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Application number
JP1992055438U
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English (en)
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JPH065507U (ja
Inventor
隆和 挾本
Original Assignee
マルエ有限会社
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、靴中敷きに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の靴中敷きは、ゴムや熱可塑性合成
樹脂製の足型上に無数の無垢突起を一体成形にて配列
し、所要部分に磁石を埋め込んでなるものが知られてい
る(実公平3−27443号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来技術による靴
中敷きは、使用の際、人の体重によって無垢突起が足裏
を刺激し、感覚器に作用を及ぼすことによって血液の循
環を良好ならしめるように物理的に足裏を押圧して刺激
するとともに、磁石が科学的作用を行う構成を結合する
ことにより、これらが相俟ってより効果的に足裏のツボ
を刺激することにある。しかし、この従来技術にあって
は、個々の磁石がそれぞれ単に足型に埋め込んで保持さ
れているだけなので、使用中に前記磁石が足型から脱落
しやすく、前記目的を全うできない場合があった。この
考案は、個々の磁石を磁石板を介して一連にし、該磁石
板を上下方向から拘束して磁石の脱落をなくすることに
より、無垢突起による物理的作用並びに磁石による科学
的作用を損ねることのない靴中敷きを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、前記目的を
以って開発したものであり、次に本案構成を実施例に対
応する図面の符号に基づいて説明する。すなわち、この
考案は、足型1の表面に、屋根2に穴3を穿った凹形突
面4、5を土踏まず部及び爪先立つ部に、また、無垢突
面6を甲部に、さらに、縁部を除く全面に無数の無垢突
起7をそれぞれ熱可塑性合成樹脂で一体成形した表板8
と、砂鉄板9に複数個の磁石10を一連固定した磁石板
12と、クッション材13並びに裏板14からなり、表
板8の凹形突面4、5に、磁石板11、12並びにクッ
ション材13を順次埋設するとともに、表板8と裏板1
4間に接着剤15を介して固定した靴中敷きである。な
お、表板8に塩化ビニルを、裏板14にE.V.A.
(エチレン酢酸ビニル)を適用し、磁石板11、12の
表面を塗料でコーテングすると好都合である。
【0005】
【作用】この考案による靴中敷きを靴底内に設定し使用
に供すると、使用者自身の体重によって無数の無垢突起
7が足裏を刺激し血行を促す。このとき、体重が余りに
重いと無垢突起7は斜向して程良く足裏に接するようク
ッションとしての機能もはたす。また、同時に土踏まず
部と五指の付け根付近、つまり、爪先立つ部には凹形突
面4、5の屋根2に穿った穴3から磁石10が突出して
いるから、これらと足裏の土踏まず部並びに爪先立つ部
が接圧し、前記無垢突起7によって刺激された血行を更
に円滑性を以って促進させ、健康維持を保全する。ま
た、この磁石10においても体重がかかりすぎると、磁
石10を支える砂鉄板9とクッション材13とが相俟っ
て凹み、その衝撃を吸収する。そして、前記のように穴
3から突出した複数個の磁石10は、その底部が砂鉄板
9に一連固定された磁石板12から成っており、該磁石
板12の上面は屋根2に、また、下面は裏板14に拘束
されたクッション材13でそれぞれ拘束保持されている
ので、磁石10が穴3から脱落することはない。このよ
うに、無垢突起7並びに磁石10がばね作用を行うの
で、常に程良く足裏に接触して血行促進作用を機能す
る。なお、甲部に設けた無垢突面6は、足裏との接面安
定化に役立ち、また、足裏甲部は皮膚が硬いので、無垢
突起6や磁石10を足型1の甲部に設ける必要性はな
い。
【0006】
【実施例】雌形金型に塩化ビニル樹脂を流し込み、雄形
金型を嵌め込んで前記構成による表板8を得た。また、
砂鉄板9に磁石10を埋設固定した磁石板11、12の
表面をアクリル系ウレタン塗料(ポリフレン3000
番)によってコーテングして強化し、これをクッション
材13である発泡ウレタン板とともに、それぞれの凹形
突面4、5と同様の平面形状に成した。また、磁石10
の配列は、穴3の配列に相応して磁石板11、12に設
定した。さらに、裏板14にはE.V.A.製を用い、
表板8と同大同形に切断して成した。なお、裏板14に
は他の熱可塑性合成樹脂、ゴム、厚紙等が適用され得
る。前記表板8の凹形突面4、5に磁石板11、12と
クッション材13を順次嵌め込み、接着剤15を介して
表板8と裏板14を固定して靴中敷きを得た。このよう
にして構成した靴中敷きを靴の中に入れて使用したとこ
ろ、歩行するたびに無垢突起7並びに磁石10が相俟っ
て足裏を刺激し、また、無垢突起7同士間で形成する隙
間によって靴中は常に新鮮な空気が出入りし、汚臭は生
じなかった。
【0007】
【考案の効果】本考案によると、磁石板が屋根によって
その上面が、また、クッション材並びに裏板によってそ
の下面がそれぞれ拘束されているので、磁石の脱落はな
い。従って、足裏に対して無垢突起と磁石の物理的並び
に科学的の刺激が相俟った相乗作用によって血行を極め
て円滑、かつ、良好にし、常に安定した健康の維持を図
ることができる。なお、磁石は弾力性を有する構成によ
って、程良く爪先立つ部と土踏まず部に接するので、こ
れが科学的刺激を起こさせる。また、足裏との接面にお
いては、空気流通機能がはたらき、発汗蒸発作用によっ
て常に衛生的に維持でき皮膚病防止にも役立つ。そし
て、全ての部材は金型によって成形でき、組み立ても簡
便であるので、生産性が向上し安価に提供できる。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示した簡略的斜視図であ
る。
【図2】本考案の一実施例の図1におけるA−A断面図
である。
【図3】本考案の一実施例のを示した表板の裏面斜視図
である。
【図4】本考案の一実施例の図2におけるB−B断面図
である。
【図5】本考案の一実施例の磁石板の斜視図である。
【図6】本考案の一実施例の磁石板の斜視図である。
【符号の説明】
1 足型 2 屋根 3 穴 4 凹形突面 5 凹形突面 6 無垢突面 7 無垢突起 8 表板 9 砂鉄板 10 磁石 11 磁石板 12 磁石板 13 クッション材 14 裏板 15 接着剤

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足型(1)の表面に、屋根(2)に穴
    (3)を穿った凹形突面(4)、(5)を土踏まず部及
    び爪先立つ部に、また、無垢突面(6)を甲部に、さら
    に、縁部を除く全面に無数の無垢突起(7)をそれぞれ
    熱可塑性合成樹脂で一体成形した表板(8)と、砂鉄板
    (9)に複数個の磁石(10)を一連固定した磁石板
    (11)、(12)と、クッション材(13)並びに裏
    板(14)からなり、表板(8)の凹形突面(4)、
    (5)に、磁石板(11)、(12)並びにクッション
    材(13)を順次埋設するとともに、表板(8)と裏板
    (14)間に接着剤(15)を介して固定した靴中敷
    き。
  2. 【請求項2】 表板(8)が塩化ビニル製である請求項
    1記載の靴中敷き。
  3. 【請求項3】 裏板(14)がE.V.A.(エチレン
    酢酸ビニル)製である請求項1又は2記載の靴中敷き。
  4. 【請求項4】 磁石板(11)、(12)の表面に塗料
    をコーテングした請求項1又は2又は3記載の靴中敷
    き。
JP1992055438U 1992-06-29 1992-06-29 靴中敷き Expired - Lifetime JPH0713524Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH065507U JPH065507U (ja) 1994-01-25
JPH0713524Y2 true JPH0713524Y2 (ja) 1995-04-05

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ID=12998603

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0535826Y2 (ja) * 1989-07-26 1993-09-10
JPH0523910U (ja) * 1991-09-11 1993-03-30 株式会社クミアイゴム 中 敷

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Publication number Publication date
JPH065507U (ja) 1994-01-25

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