JPH07134933A - プリント板用電磁接触器の充電部保護カバー - Google Patents
プリント板用電磁接触器の充電部保護カバーInfo
- Publication number
- JPH07134933A JPH07134933A JP27873993A JP27873993A JPH07134933A JP H07134933 A JPH07134933 A JP H07134933A JP 27873993 A JP27873993 A JP 27873993A JP 27873993 A JP27873993 A JP 27873993A JP H07134933 A JPH07134933 A JP H07134933A
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- Japan
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- cover
- printed board
- protective cover
- electromagnetic contactor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】方形筐体の1つの面にプリント板への全ての充
電部接続部を備えるプリント板用電磁接触器の筐体外部
に位置する充電部部分を覆う充電部保護カバーを、プリ
ント板への電磁接触器本体の実装作業が容易になるとと
もに密閉度が高く、かつ異物が充電部に侵入することが
あっても容易に除去できる,電磁接触器本体への着脱が
容易な構造とする。 【構成】充電部部分を主回路導体の電源側または負荷側
から覆うことができるようなコ字状に形成し、電磁接触
器本体実装状態での着脱を可能にする。コ字3面14
a,14b,14bの内側に筐体の凹凸部と係合する凸
凹部15,16を設け、ワンタッチの着脱を可能にす
る。コ字状カバー14の後部側に第4の面として後側面
14dを設け、カバーの密閉度を高くする。
電部接続部を備えるプリント板用電磁接触器の筐体外部
に位置する充電部部分を覆う充電部保護カバーを、プリ
ント板への電磁接触器本体の実装作業が容易になるとと
もに密閉度が高く、かつ異物が充電部に侵入することが
あっても容易に除去できる,電磁接触器本体への着脱が
容易な構造とする。 【構成】充電部部分を主回路導体の電源側または負荷側
から覆うことができるようなコ字状に形成し、電磁接触
器本体実装状態での着脱を可能にする。コ字3面14
a,14b,14bの内側に筐体の凹凸部と係合する凸
凹部15,16を設け、ワンタッチの着脱を可能にす
る。コ字状カバー14の後部側に第4の面として後側面
14dを設け、カバーの密閉度を高くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ほぼ方形に形成され
た筐体の1つの面にプリント板に接続される電磁コイル
への給電端子、入力側,出力側の各外部端子など、充電
部をプリント板に接続するための接続部を全て備えるプ
リント板用電磁接触器に代表されるプリント板用電気機
器の筐体外部に位置した充電部部分を覆って該充電部部
分を保護する充電部保護カバーの構造に関する。
た筐体の1つの面にプリント板に接続される電磁コイル
への給電端子、入力側,出力側の各外部端子など、充電
部をプリント板に接続するための接続部を全て備えるプ
リント板用電磁接触器に代表されるプリント板用電気機
器の筐体外部に位置した充電部部分を覆って該充電部部
分を保護する充電部保護カバーの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、本発明が対象とする外部構造をも
ったプリント板用電気機器を代表するプリント板用電磁
接触器の構造例を図6に示す。主接触子,主接触子の可
動側を投入駆動する電磁石,遮断駆動するスプリング等
の開閉機能部材を収容する,ほぼ方形に形成された筐体
(以下固定フレームまたはフレームともいう)の平坦な
上面には、電源側固定端子2,負荷側固定端子3の各外
部端子、筐体内部の電磁石の電磁コイルへ給電するため
のコイル端子4の図示されないプリント板との接続部
が、接続面が同一平面内に位置するように配置され、こ
れらの接続面とプリント板とを当接させてプリント板導
体との直接接続を可能にしている。なお、図において、
符号5は電源側固定端子2,負荷側固定端子3の各接続
部とコイル端子4の接続部との間に形成されている,接
続部間沿面絶縁距離を長くして端子間所要絶縁強度を確
保するためのフレーム凹部、6aおよび6bは台取付け
用耳部である。
ったプリント板用電気機器を代表するプリント板用電磁
接触器の構造例を図6に示す。主接触子,主接触子の可
動側を投入駆動する電磁石,遮断駆動するスプリング等
の開閉機能部材を収容する,ほぼ方形に形成された筐体
(以下固定フレームまたはフレームともいう)の平坦な
上面には、電源側固定端子2,負荷側固定端子3の各外
部端子、筐体内部の電磁石の電磁コイルへ給電するため
のコイル端子4の図示されないプリント板との接続部
が、接続面が同一平面内に位置するように配置され、こ
れらの接続面とプリント板とを当接させてプリント板導
体との直接接続を可能にしている。なお、図において、
符号5は電源側固定端子2,負荷側固定端子3の各接続
部とコイル端子4の接続部との間に形成されている,接
続部間沿面絶縁距離を長くして端子間所要絶縁強度を確
保するためのフレーム凹部、6aおよび6bは台取付け
用耳部である。
【0003】このような外部構造を有する電磁接触器を
プリント板に実装したときの状態を図7に示す。プリン
ト板10の基板には主回路導体11が添設され、この主
回路導体11に図6に示した各外部端子の接続面を当接
させた後、プリント板10の背面からねじを各端子のね
じ孔にねじ込むことによりプリント板10に電磁接触器
を実装する。このようにして筐体の充電部接続部配設面
側にプリント板10を搭載した電磁接触器は取付け台1
2にねじ9と,図示されないナットとを用いて固定され
る。取付け台12には、ここには図示しないが、さら
に、例えば、リアクトル,制御用変圧器,ダイオードブ
リッジを構成するダイオードモジュール,トランジスタ
インバータを構成するトランジスタモジュール等の制御
部品が固定され、プリント板導体と接続されて制御盤が
構成される。
プリント板に実装したときの状態を図7に示す。プリン
ト板10の基板には主回路導体11が添設され、この主
回路導体11に図6に示した各外部端子の接続面を当接
させた後、プリント板10の背面からねじを各端子のね
じ孔にねじ込むことによりプリント板10に電磁接触器
を実装する。このようにして筐体の充電部接続部配設面
側にプリント板10を搭載した電磁接触器は取付け台1
2にねじ9と,図示されないナットとを用いて固定され
る。取付け台12には、ここには図示しないが、さら
に、例えば、リアクトル,制御用変圧器,ダイオードブ
リッジを構成するダイオードモジュール,トランジスタ
インバータを構成するトランジスタモジュール等の制御
部品が固定され、プリント板導体と接続されて制御盤が
構成される。
【0004】このようにプリント板に実装される電磁接
触器の筐体外部に位置した充電部部分を保護する保護カ
バーには、従来は、図8に示すように、方形の筒状のも
のが用いられ、電磁接触器をプリント板に実装するのに
先立ってこの保護カバー13を矢印Cの方向に嵌め込
み、しかる後電磁接触器の各端子の接続面をプリント板
に当接させてプリント板の背面側からねじを各端子にね
じ込み、電磁接触器をプリント板に実装していた。実装
状態では保護カバー13は図9に示すように台取付け用
耳部6aで手前側への移動を抑えられ、充電部部分は保
護カバー13により全周を囲まれ、これにより感電が防
止され、また保護カバー13の防塵効果により相間短絡
も防止される。
触器の筐体外部に位置した充電部部分を保護する保護カ
バーには、従来は、図8に示すように、方形の筒状のも
のが用いられ、電磁接触器をプリント板に実装するのに
先立ってこの保護カバー13を矢印Cの方向に嵌め込
み、しかる後電磁接触器の各端子の接続面をプリント板
に当接させてプリント板の背面側からねじを各端子にね
じ込み、電磁接触器をプリント板に実装していた。実装
状態では保護カバー13は図9に示すように台取付け用
耳部6aで手前側への移動を抑えられ、充電部部分は保
護カバー13により全周を囲まれ、これにより感電が防
止され、また保護カバー13の防塵効果により相間短絡
も防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の保
護カバーでは、電磁接触器をプリント板に実装する前に
電磁接触器に嵌め込まなければならず、このために接触
器側の各端子とプリント板導体との位置合わせを手探り
で行う必要があり、実装作業が必ずしも容易でない面が
あった。さらに、図9のように、電磁接触器をプリント
板に実装した状態で密閉度が低いため、異物が筐体との
隙間から侵入しやすく、しかも実装状態では保護カバー
のみを取り外すことができないので、異物侵入の有無を
随時点検することができず、また保護カバーを透明な絶
縁材で作って異物の存在が確認できても異物が保護カバ
ーの内側に位置する筐体のアーク噴出口から筐体内部へ
落ちる前に除去することができず、接触器の動作不良が
生じやすいという問題があった。
護カバーでは、電磁接触器をプリント板に実装する前に
電磁接触器に嵌め込まなければならず、このために接触
器側の各端子とプリント板導体との位置合わせを手探り
で行う必要があり、実装作業が必ずしも容易でない面が
あった。さらに、図9のように、電磁接触器をプリント
板に実装した状態で密閉度が低いため、異物が筐体との
隙間から侵入しやすく、しかも実装状態では保護カバー
のみを取り外すことができないので、異物侵入の有無を
随時点検することができず、また保護カバーを透明な絶
縁材で作って異物の存在が確認できても異物が保護カバ
ーの内側に位置する筐体のアーク噴出口から筐体内部へ
落ちる前に除去することができず、接触器の動作不良が
生じやすいという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解決して
電磁接触器の実装作業を容易に行わせるとともに、密閉
度が高くて異物の侵入が起こりにくく、仮に侵入しても
容易にこれを除去することのできる,電磁接触器筐体へ
の着脱容易な保護カバーの構造を提供することである。
電磁接触器の実装作業を容易に行わせるとともに、密閉
度が高くて異物の侵入が起こりにくく、仮に侵入しても
容易にこれを除去することのできる,電磁接触器筐体へ
の着脱容易な保護カバーの構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、ほぼ方形に形成された筐体の1
つの面にプリント板に接続される電磁コイルへの給電端
子、入力側,出力側の各外部端子など、充電部をプリン
ト板に接続するための接続部を全て備えるプリント板用
電磁接触器の筐体外部に位置する充電部部分を覆って該
充電部部分を保護する充電部保護カバーを、充電部部分
を主回路導体の電源側または負荷側から覆うようなコ字
状に形成され、該コ字3面の内側に筐体の凹凸部と係合
する凸凹部を備えるとともに、プリント板側を前方側と
したコ字状カバーの後方側にコ字3面の内壁面を3つの
端縁とし残りの端縁が保護カバーの取付け時に前記充電
部の接続部を備えた面に接続する,外部端子配列方向を
面の方向とする筐体の面にほぼ密に当接する第4の面を
備えた構造のものとし、電磁接触器をプリント板に実装
した状態で前記充電部部分をほぼ閉鎖状態に覆うととも
に筐体へのワンタッチの着脱を可能とする。
に、本発明においては、ほぼ方形に形成された筐体の1
つの面にプリント板に接続される電磁コイルへの給電端
子、入力側,出力側の各外部端子など、充電部をプリン
ト板に接続するための接続部を全て備えるプリント板用
電磁接触器の筐体外部に位置する充電部部分を覆って該
充電部部分を保護する充電部保護カバーを、充電部部分
を主回路導体の電源側または負荷側から覆うようなコ字
状に形成され、該コ字3面の内側に筐体の凹凸部と係合
する凸凹部を備えるとともに、プリント板側を前方側と
したコ字状カバーの後方側にコ字3面の内壁面を3つの
端縁とし残りの端縁が保護カバーの取付け時に前記充電
部の接続部を備えた面に接続する,外部端子配列方向を
面の方向とする筐体の面にほぼ密に当接する第4の面を
備えた構造のものとし、電磁接触器をプリント板に実装
した状態で前記充電部部分をほぼ閉鎖状態に覆うととも
に筐体へのワンタッチの着脱を可能とする。
【0008】ここで、保護カバーを透明な合成樹脂から
なる絶縁材で形成するようにすれば極めて好適である。
また、コ字状保護カバーをコ字状カバーの前方端縁部に
少なくともプリント板の主回路導体が密に嵌め込まれる
凹部が形成されたものとすれば極めて好適である。
なる絶縁材で形成するようにすれば極めて好適である。
また、コ字状保護カバーをコ字状カバーの前方端縁部に
少なくともプリント板の主回路導体が密に嵌め込まれる
凹部が形成されたものとすれば極めて好適である。
【0009】また、コ字状カバー中央面の前方端縁部
は、端縁部全長にわたり外方へ傾く傾斜面に形成するの
がよい。さらに、コ字状カバー3面中の少なくとも1面
にアーク熱噴出用の孔もしくはスリットを設けるように
すればさらに好適である。
は、端縁部全長にわたり外方へ傾く傾斜面に形成するの
がよい。さらに、コ字状カバー3面中の少なくとも1面
にアーク熱噴出用の孔もしくはスリットを設けるように
すればさらに好適である。
【0010】
【作用】充電部保護カバーをこのように形成すると、電
磁接触器本体をプリント板に実装した状態でカバーの着
脱が可能になるので、電磁接触器の実装時に充電部部分
を露出した状態で電磁接触器本体の実装を先行させるこ
とができ、実装作業が著しく容易になる。しかも、カバ
ーのコ字3面の内側には電磁接触器筐体の凹凸部と係合
する凸凹部が設けられてあるので、ワンタッチの装着が
可能になる。従って、この構造の保護カバーを2個用い
るようにすると、充電部部分を全周にわたり容易に保護
することができる。しかも、カバーの後部側には第4の
面が設けられ、カバー取付け時に、この面が筐体の面に
垂直に、かつその端縁が筐体の面にほぼ密に当接するの
で、仮に筐体の相間バリアが筐体の平坦な面よりも高く
形成されていてもカバーの密閉度か高くなり、異物の侵
入が困難になる。また異物侵入の有無の点検や、侵入し
た異物の除去も容易になり、電磁接触器の動作不良が起
こりにくくなる。
磁接触器本体をプリント板に実装した状態でカバーの着
脱が可能になるので、電磁接触器の実装時に充電部部分
を露出した状態で電磁接触器本体の実装を先行させるこ
とができ、実装作業が著しく容易になる。しかも、カバ
ーのコ字3面の内側には電磁接触器筐体の凹凸部と係合
する凸凹部が設けられてあるので、ワンタッチの装着が
可能になる。従って、この構造の保護カバーを2個用い
るようにすると、充電部部分を全周にわたり容易に保護
することができる。しかも、カバーの後部側には第4の
面が設けられ、カバー取付け時に、この面が筐体の面に
垂直に、かつその端縁が筐体の面にほぼ密に当接するの
で、仮に筐体の相間バリアが筐体の平坦な面よりも高く
形成されていてもカバーの密閉度か高くなり、異物の侵
入が困難になる。また異物侵入の有無の点検や、侵入し
た異物の除去も容易になり、電磁接触器の動作不良が起
こりにくくなる。
【0011】また、充電部保護カバーを透明な合成樹脂
からなる絶縁材で形成するようにすると、異物が侵入し
たときの異物の発見が容易になるとともに、プリント板
と充電部との接続状態や筐体側面の銘板の目視が可能に
なり、より高い安全性,信頼性を得ることができる。ま
た、コ字状カバーの前方端縁部に少なくともプリント板
の主回路導体が密に嵌め込まれる凹部を設けるようにす
ると、カバーの密閉度がさらに高くなって相間短絡の発
生からさらに困難になり、高い安全性を確保することが
できる。
からなる絶縁材で形成するようにすると、異物が侵入し
たときの異物の発見が容易になるとともに、プリント板
と充電部との接続状態や筐体側面の銘板の目視が可能に
なり、より高い安全性,信頼性を得ることができる。ま
た、コ字状カバーの前方端縁部に少なくともプリント板
の主回路導体が密に嵌め込まれる凹部を設けるようにす
ると、カバーの密閉度がさらに高くなって相間短絡の発
生からさらに困難になり、高い安全性を確保することが
できる。
【0012】また、コ字状カバー中央面の前方側端縁部
をその全長にわたり外方へ、すなわち主回路導体の電源
側方向または負荷側方向へ傾く傾斜面とすれば、プリン
ト板近傍でカバー中央面に乗った異物が傾斜面を滑って
プリント板から離れ、相間短絡防止がより確実となり、
安全性が向上する。また、コ字状カバー3面中の少なく
とも1面にアーク熱噴出用の孔もしくはスリットを設け
るようにすると、電流遮断時に電磁接触器筐体のアーク
噴出孔から噴出したアーク熱が孔またはスリットから外
部へ出て内側に籠らないので、コ字状カバー3面のう
ち、異物の侵入が起こりにくい面を選んで孔またはスリ
ットを設けることにより、熱による充電部保護カバーの
低寿命化が防止される。
をその全長にわたり外方へ、すなわち主回路導体の電源
側方向または負荷側方向へ傾く傾斜面とすれば、プリン
ト板近傍でカバー中央面に乗った異物が傾斜面を滑って
プリント板から離れ、相間短絡防止がより確実となり、
安全性が向上する。また、コ字状カバー3面中の少なく
とも1面にアーク熱噴出用の孔もしくはスリットを設け
るようにすると、電流遮断時に電磁接触器筐体のアーク
噴出孔から噴出したアーク熱が孔またはスリットから外
部へ出て内側に籠らないので、コ字状カバー3面のう
ち、異物の侵入が起こりにくい面を選んで孔またはスリ
ットを設けることにより、熱による充電部保護カバーの
低寿命化が防止される。
【0013】
【実施例】図1に本発明による充電部保護カバー構造の
第1の実施例を示す。カバーは全体としてコ字状に形成
され、上面14aと両側面14b,14bと後側面14
dとからなる。上面14aの前方側すなわちプリント板
側の端縁部14cは全長にわたり傾斜面に形成され、プ
リント板近傍で上面に乗った異物が傾斜面を滑ってプリ
ント板から離れるようにして、相間短絡を起こりにくく
している。またカバー14の両側面14b,14bには
前方側に凸部15が形成され、この凸部がフレームの凹
部5(図6)と係合する。また、カバーの両側面14
b,14bの後方側には引掛け用の凸部16が形成さ
れ、この引掛け用凸部が電磁接触器筐体側面の引掛け面
8b(図6)に引掛かる。この引掛け面8bは、図6
(a)において、コイル端子4の下方に底の浅い幅広の
溝状に形成されている凹部の面を構成しているものであ
る。この充電部保護カバーを用いる電磁接触器をプリン
ト板に実装する場合には、まず保護カバーなしで電磁接
触器本体を図7に示す従来例と同様にプリント板10に
取り付け,次に上記保護カバー14を図1の上下方向を
保って上方から押し込み、保護カバー14の各凸部を電
磁接触器筐体の各凹部と係合させる。このときの状態を
図2に示す。ここで、X方向のがたをなくするため、保
護カバーの前後方向の高さは、フレームの主回路導体1
1と筐体の取付け用耳部6aとの間に静合状態に嵌め込
まれる高さとしている。
第1の実施例を示す。カバーは全体としてコ字状に形成
され、上面14aと両側面14b,14bと後側面14
dとからなる。上面14aの前方側すなわちプリント板
側の端縁部14cは全長にわたり傾斜面に形成され、プ
リント板近傍で上面に乗った異物が傾斜面を滑ってプリ
ント板から離れるようにして、相間短絡を起こりにくく
している。またカバー14の両側面14b,14bには
前方側に凸部15が形成され、この凸部がフレームの凹
部5(図6)と係合する。また、カバーの両側面14
b,14bの後方側には引掛け用の凸部16が形成さ
れ、この引掛け用凸部が電磁接触器筐体側面の引掛け面
8b(図6)に引掛かる。この引掛け面8bは、図6
(a)において、コイル端子4の下方に底の浅い幅広の
溝状に形成されている凹部の面を構成しているものであ
る。この充電部保護カバーを用いる電磁接触器をプリン
ト板に実装する場合には、まず保護カバーなしで電磁接
触器本体を図7に示す従来例と同様にプリント板10に
取り付け,次に上記保護カバー14を図1の上下方向を
保って上方から押し込み、保護カバー14の各凸部を電
磁接触器筐体の各凹部と係合させる。このときの状態を
図2に示す。ここで、X方向のがたをなくするため、保
護カバーの前後方向の高さは、フレームの主回路導体1
1と筐体の取付け用耳部6aとの間に静合状態に嵌め込
まれる高さとしている。
【0014】図3に本発明による充電部保護カバーの使
用方法例を示す。従来の保護カバー13(図8)のよう
に、充電部部分を全周にわたり保護したいときには、本
図のように本発明による保護カバーを2個用い、電源側
から矢印A方向に、また負荷側から矢印B方向にそれぞ
れ押し込むことにより全周を簡易に覆うことができる。
図では、下方(負荷側)の保護カバーが後側面を備えて
いないが、これは電磁接触器筐体の下面側に平坦な下面
より下方へ突き出た部分がなく、このため後側面の高さ
をほぼ零にすることができたカバーと考えればよい。
用方法例を示す。従来の保護カバー13(図8)のよう
に、充電部部分を全周にわたり保護したいときには、本
図のように本発明による保護カバーを2個用い、電源側
から矢印A方向に、また負荷側から矢印B方向にそれぞ
れ押し込むことにより全周を簡易に覆うことができる。
図では、下方(負荷側)の保護カバーが後側面を備えて
いないが、これは電磁接触器筐体の下面側に平坦な下面
より下方へ突き出た部分がなく、このため後側面の高さ
をほぼ零にすることができたカバーと考えればよい。
【0015】図4に本発明による充電部保護カバー構造
の第2の実施例を示す。この構造が第1の実施例と異な
る所は、コ字状の充電部保護カバー17の上面前方側の
端縁部に凹部17aを形成し、この凹部17aにプリン
ト板10の主回路導体11が密に嵌め込まれるようにし
た点である。こうすることにより、電磁接触器側充電部
部分の電源側は密閉状態に覆われ、異物侵入による相間
短絡の発生はほぼ完全に防止される。
の第2の実施例を示す。この構造が第1の実施例と異な
る所は、コ字状の充電部保護カバー17の上面前方側の
端縁部に凹部17aを形成し、この凹部17aにプリン
ト板10の主回路導体11が密に嵌め込まれるようにし
た点である。こうすることにより、電磁接触器側充電部
部分の電源側は密閉状態に覆われ、異物侵入による相間
短絡の発生はほぼ完全に防止される。
【0016】図5に本発明による充電部保護カバー構造
の第3の実施例を示す。この実施例のようにコ字状保護
カバーの上面14aにアーク熱噴出用のスリット18を
設けると、電流遮断時に電磁接触器筐体のアーク噴出口
から噴出するアーク熱がスリット18から外部へ噴出さ
れ、保護カバー14の内側に籠らないので、カバーの低
寿命化を防止することができる。この実施例ではスリッ
ト18をカバー14の上面14aに設けているので、清
浄な使用環境の場合を除き、充電部部分の負荷側に用い
るようにして電源側にはスリットのないカバーを用いる
ようにすれば、相間短絡ならびに感電を防止した長寿命
の保護カバーを構成することができる。
の第3の実施例を示す。この実施例のようにコ字状保護
カバーの上面14aにアーク熱噴出用のスリット18を
設けると、電流遮断時に電磁接触器筐体のアーク噴出口
から噴出するアーク熱がスリット18から外部へ噴出さ
れ、保護カバー14の内側に籠らないので、カバーの低
寿命化を防止することができる。この実施例ではスリッ
ト18をカバー14の上面14aに設けているので、清
浄な使用環境の場合を除き、充電部部分の負荷側に用い
るようにして電源側にはスリットのないカバーを用いる
ようにすれば、相間短絡ならびに感電を防止した長寿命
の保護カバーを構成することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、プリント板用電気機
器を代表するプリント板用電磁接触器の充電部保護カバ
ーを以上のような構造としたので、以下に記載する効果
が得られる。請求項1の保護カバーでは、 (1)保護カバーをコ字状に形成したので電磁接触器本
体をプリント板に実装した状態でカバーの着脱が可能と
なり、実装時に充電部部分を露出した状態で電磁接触器
本体のみの実装を先行させることができ、実装作業が著
しく容易となる。
器を代表するプリント板用電磁接触器の充電部保護カバ
ーを以上のような構造としたので、以下に記載する効果
が得られる。請求項1の保護カバーでは、 (1)保護カバーをコ字状に形成したので電磁接触器本
体をプリント板に実装した状態でカバーの着脱が可能と
なり、実装時に充電部部分を露出した状態で電磁接触器
本体のみの実装を先行させることができ、実装作業が著
しく容易となる。
【0018】(2)コ字状カバーのコ字3面の内側に電
磁接触器筐体の凹凸部と係合する凸凹部を設けたので、
ワンタッチの着脱が可能となった。加えて、構造的に密
閉度が高いので、カバー内部への異物の侵入が困難とな
り、また異物の侵入があっても、カバーを電磁接触器本
体の実装状態で着脱することが可能であるため、異物侵
入の確認,除去作業が容易となり、電磁接触器主回路の
相間短絡発生防止が容易となって、電磁接触器を備えた
制御系の運転信頼性が向上する。
磁接触器筐体の凹凸部と係合する凸凹部を設けたので、
ワンタッチの着脱が可能となった。加えて、構造的に密
閉度が高いので、カバー内部への異物の侵入が困難とな
り、また異物の侵入があっても、カバーを電磁接触器本
体の実装状態で着脱することが可能であるため、異物侵
入の確認,除去作業が容易となり、電磁接触器主回路の
相間短絡発生防止が容易となって、電磁接触器を備えた
制御系の運転信頼性が向上する。
【0019】(3)本構造の保護カバーは一見、従来の
保護カバー(図8,符号13)と比べて構造が複雑で高
価に見えるが、いずれも金型を用いる合成樹脂成成型に
よる量産品であり、金型代がカバー単体に占めるコスト
の割合は極めて小さく、単体コストはほとんど材料費で
占められるため、単体同志で比較すれば、本発明のカバ
ーが材料費が少ない分低コストで製作可能であり、これ
を2個使用して充電部部分全周を覆うようにして感電防
止と相間短絡防止との両機能をもたせて従来と同一機能
を志向する場合に初めてほぼ同コストとなる。実際の使
用面では必ずしも両機能を必要としない場合も多いの
で、保護カバーを本発明の構造とすることにより、全体
としてカバー自体のコスト低減が可能になる。
保護カバー(図8,符号13)と比べて構造が複雑で高
価に見えるが、いずれも金型を用いる合成樹脂成成型に
よる量産品であり、金型代がカバー単体に占めるコスト
の割合は極めて小さく、単体コストはほとんど材料費で
占められるため、単体同志で比較すれば、本発明のカバ
ーが材料費が少ない分低コストで製作可能であり、これ
を2個使用して充電部部分全周を覆うようにして感電防
止と相間短絡防止との両機能をもたせて従来と同一機能
を志向する場合に初めてほぼ同コストとなる。実際の使
用面では必ずしも両機能を必要としない場合も多いの
で、保護カバーを本発明の構造とすることにより、全体
としてカバー自体のコスト低減が可能になる。
【0020】請求項2の保護カバーでは、保護カバーが
透明であるので、充電部に異物が侵入したときの発見が
容易になるとともに、充電部の接続状態や電磁接触器筐
体側面の銘板の目視が可能になり、安全性が向上する。
請求項3の保護カバーでは、密閉度がさらに高くなり、
相間短絡の発生がさらに困難となり、安全性が向上す
る。
透明であるので、充電部に異物が侵入したときの発見が
容易になるとともに、充電部の接続状態や電磁接触器筐
体側面の銘板の目視が可能になり、安全性が向上する。
請求項3の保護カバーでは、密閉度がさらに高くなり、
相間短絡の発生がさらに困難となり、安全性が向上す
る。
【0021】請求項4の保護カバーでは、異物侵入の機
会か減り、安全性が向上する。請求項5の保護カバーで
は、カバー自体の寿命低下が防止され、経済面のメリッ
トが生じる。
会か減り、安全性が向上する。請求項5の保護カバーで
は、カバー自体の寿命低下が防止され、経済面のメリッ
トが生じる。
【図1】本発明による充電部保護カバー構造の第1の実
施例を示す図であって、同図(a)は前面斜視図、同図
(b)は後面斜視図
施例を示す図であって、同図(a)は前面斜視図、同図
(b)は後面斜視図
【図2】図1に示した充電部保護カバーを、先行してプ
リント板に実装された電磁接触器本体に装着した状態を
示すプリント板電磁接触器実装斜視図
リント板に実装された電磁接触器本体に装着した状態を
示すプリント板電磁接触器実装斜視図
【図3】本発明による充電部保護カバー使用方法の一例
を示す斜視図
を示す斜視図
【図4】本発明による充電部保護カバー構造の第2の実
施例をプリント板に実装された電磁接触器本体に装着し
た状態で示す斜視図
施例をプリント板に実装された電磁接触器本体に装着し
た状態で示す斜視図
【図5】本発明による充電部保護カバー構造の第3の実
施例を示す図であって、同図(a)は前面斜視図、同図
(b)は後面斜視図
施例を示す図であって、同図(a)は前面斜視図、同図
(b)は後面斜視図
【図6】本発明が対象とするプリント板電磁接触器の外
部構造例を示す図であって、同図(a)は斜視図、同図
(b)は側面図
部構造例を示す図であって、同図(a)は斜視図、同図
(b)は側面図
【図7】図6に示した電磁接触器をプリント板に実装し
た状態を示す斜視図
た状態を示す斜視図
【図8】従来の充電部保護カバーの構造と、この保護カ
バーの電磁接触器への装着方法とを示す図であって、同
図(a)は保護カバーの斜視図、同図(b)は電磁接触
器の外部構造を示す斜視図
バーの電磁接触器への装着方法とを示す図であって、同
図(a)は保護カバーの斜視図、同図(b)は電磁接触
器の外部構造を示す斜視図
【図9】図8(a)に示した保護カバーを図8(b)に
示す電磁接触器に嵌め込んだ後両者をプリント板に実装
した状態を示す斜視図
示す電磁接触器に嵌め込んだ後両者をプリント板に実装
した状態を示す斜視図
2 電源側固定端子(外部端子) 3 負荷側固定端子(外部端子) 4 コイル端子(給電端子) 5 凹部(筐体の凹部) 8b 引掛け面(筐体の凹部) 10 プリント板 11 主回路導体 13 充電部保護カバー 14 充電部保護カバー 14a 上面 14b 側面 14c 傾斜面 15 凸部 16 凸部 18 スリット
Claims (5)
- 【請求項1】ほぼ方形に形成された筐体の1つの面にプ
リント板に接続される電磁コイルへの給電端子、入力
側,出力側の各外部端子などの接続部を備えるプリント
板用電磁接触器の筐体外部に位置する充電部部分を覆っ
て該充電部部分を保護する充電部保護カバーにおいて、
充電部部分を主回路導体の電源側または負荷側から覆う
ようなコ字状に形成され、該コ字3面の内側に筐体の凹
凸部と係合する凸凹部を備えるとともに、プリント板側
を前方側としたコ字状カバーの後方側にコ字3面の内壁
面を3つの端縁とし残りの端縁が保護カバーの取付け時
に前記充電部の接続部を備えた面に接続する,外部端子
配列方向を面の方向とする筐体の面にほぼ密に当接する
第4の面を備えてなり、電磁接触器をプリント板に実装
した状態で前記充電部部分をほぼ閉鎖状態に覆うととも
に筐体へのワンタッチの着脱を可能としたことを特徴と
するプリント板用電磁接触器の充電部保護カバー。 - 【請求項2】請求項第1項に記載の保護カバーにおい
て、材質を透明な合成樹脂からなる絶縁材とすることを
特徴とするプリント板用電磁接触器の充電部保護カバ
ー。 - 【請求項3】請求項第1項に記載の保護カバーにおい
て、コ字状カバーの前方端縁部に少なくともプリント板
の主回路導体が密に嵌め込まれる凹部が形成さされてい
ることを特徴とするプリント板用電磁接触器の充電部保
護カバー。 - 【請求項4】請求項第1項に記載の保護カバーにおい
て、コ字状カバー中央面の前方側端縁部が該端縁部全長
にわたり外方へ傾く傾斜面に形成されていることを特徴
とするプリント板用電磁接触器の充電保護カバー。 - 【請求項5】請求項第1項に記載の保護カバーにおい
て、コ字状カバー3面中の少なくとも1面にアーク熱噴
出用の孔もしくはスリットを設けたことを特徴とするプ
リント板用電磁接触器の充電部保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27873993A JP3267012B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | プリント板用電磁接触器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27873993A JP3267012B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | プリント板用電磁接触器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134933A true JPH07134933A (ja) | 1995-05-23 |
JP3267012B2 JP3267012B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=17601537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27873993A Expired - Fee Related JP3267012B2 (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | プリント板用電磁接触器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3267012B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014056768A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 電磁接触器 |
CN109494123A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-19 | 深圳供电局有限公司 | 密度继电器保护罩 |
CN110660614A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-01-07 | 浙江美硕电气科技股份有限公司 | 一种永磁式接触器密封壳体 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27873993A patent/JP3267012B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014056768A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 電磁接触器 |
CN109494123A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-03-19 | 深圳供电局有限公司 | 密度继电器保护罩 |
CN110660614A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-01-07 | 浙江美硕电气科技股份有限公司 | 一种永磁式接触器密封壳体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3267012B2 (ja) | 2002-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |